※この作品はR-18です。

淫魔王のいる学園【完結】   作:ドン・ドナシアン

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 63話 遮断した視線

 個室にウェイターが入って来ると、すかさず股間のクリバイブが静かな振動を開始した。

 ここで食事をしているあいだ、ずっと続いている真夫の悪戯だ。

 玲子は必死に歯を食い縛って漏れ出そうになる声を我慢した。

 

 とにかく、身体は燃えあがるまで燃えあがってしまっている。

 なにしろ、ここは玲子が普段世話をしているホテルなのだが、そこにいつもの玲子では考えられないような、乳首まで透けるような薄着で、しかも、座れば股間が見えそうなくらいに短いスカートでやってきたのだ。

 さらに、両手はそのスカートの裾に密着されて、少しでも動かせばノーパンの股間がさらけ出るように仕掛けをされている。

 

 密室とはいえ、やって来る従業員はそれとなく、こっちを観察して食事の様子を観察しているはずである。

 それなのに、真夫は素知らぬ顔で掻痒剤に苦しむ玲子を愛撫しつつ、クリバイブで刺激を受けたままで、玲子に真夫の手で食事をすることを求めるのだ。

 もっとも、玲子もこの状況に酔ったようになってしまい、真夫に甘えるような気分になってしまっている。

 

 いずれにしても、従業員たちに奇異の目で見られることは、もうすっかりと諦めてしまったものの、とにかく、責められ続けながら食事をするのは堪らなかった。しかも、そんな姿も見られていると思う。さもないと、ウェイターはタイミングよく、コース料理を運んでこれない。

 

 とても味などしないが、これも「罰」だと言われれば、従うしかない。

 いまや、玲子にとっては、真夫のことが最優先であり、それに比べれば、明日からの自分の評判など守るに値しないものだからだ。

 

「失礼します。食後のコーヒーです」

 

 ウェイターがまずは真夫の前にコーヒーを置いて、次いで玲子の前にカップを置く。

 そのときだった。

 横に並んで座っている真夫の手が後ろからスカートの下に入り、お尻の下に潜り込むとアヌスにすっと指を入れたのだ。

 なにかを塗っていたのか、つるりとお尻の穴に真夫の指が入り込んでしまった。

 

「んっ、あっ」

 

 思わず声が出そうになり、必死で口をつぐむと、愕然として真夫を見た。

 

(……じっとして)

 

 真夫の口がそう動いた。

 だが、そんなの不可能だ。

 お尻だけでなく、玲子の股間ではクリバイブが静かな振動を継続している。

 玲子は腰がぶるぶると動いてしまうのを防ぐことができなかった。

 

「し、失礼しました」

 

 カップを置こうとしたウェイターの手元が動いて、がちゃりと音が鳴ったのだ。

 ウェイターが大きく動顛した結果であることは間違いない。

 玲子の痴態に気がつかれてしまったのだ。

 もはや、生きた心地もしなかった。

 

 だが、もっと玲子に動揺を誘ったのは、玲子自身の気持ちだった。

 玲子は、真夫にこんな風に辱められて、その羞恥と緊張感の極限に陥り、一方で、それによってどうしようもなく興奮していたのだ。

 玲子の胸には、もっと真夫に苛められたいという願望がどんどんと大きくなっている。

 

 やっぱり、自分はすっかりと真夫に参っているのだ。

 

 そう思った。

 同じことを秀也にやられたときには、心が冷えるような嫌悪感しか覚えなかった。

 だが、いまや欲情による興奮は、玲子の鼓動をその音が感じるくらいに激しくしている。

 

「玲子さん、コーヒーを飲みましょうよ」

 

 赤ら顔になったウェイターが個室の外に向かいかけると、やっと真夫が玲子のお尻から指を出した。

 

 しかし、そのときあることに気がついた。

 玲子の痴態に、どんな侮蔑と軽蔑の表情をするのだろうかと思って、さっとウェイターの顔を覗いたのだが、赤い顔だったウェイターがすっと能面になって表情が消えたようになったのだ。

 そういえば、この部屋から出ていくとき、このウェイターはずっと同じように反応していたと思う。

 

「やっと気がつきましたね……。問題ありません。ここを覗いている不特定多数の視線はすべて部屋のことを認識できないようにしています。さっきのウェイターさんについても、玲子さんのことは、すべて記憶を消してしまっていますから……。大丈夫です。なにも覚えていませんよ。ホテルの従業員の方々もね」

 

 ウェイターがいなくなると、真夫が笑って言った。

 玲子は驚愕してしまった。

 

「そ、そんなことができるのですか?」

 

 実のところ、操心術でなにができるのかということは、玲子はほとんど知らない。

 だが、真夫は操心術を開眼したのは、数日前のはずだ。

 それにも関わらず、そんな大それたことができるというのは信じられない。

 

「やってみたらできたんです。できたというのも感覚でわかります。さもなければ、玲子さんが後で困るようなことを俺がやるわけないじゃないですか。だから、俺を信じて、この場を愉しんでください。露出狂の玲子さんは、こんな風に恥ずかしいのが大好きですよね?」

 

 真夫が玲子の服に手をかけてすべてのボタンを外して、乳房を露出した。

 

「あっ、ボ、ボタンをかけて」

 

 痛いくらいに勃起している乳首まで露出して、乳房が完全に剥き出しになる。

 

「大丈夫と言ったでしょう。それよりも、コーヒーですよ」

 

 真夫が玲子のコーヒーを手に取ると、皿を取って床に置いた。そして、その皿にこぼれない程度のコーヒーを垂らす。

 玲子はびっくりした。

 

「今日は骨の髄まで、玲子さんが俺の物だということを教え込むと言ったでしょう。さあ、飲んでください。これも調教ですよ」

 

 真夫が言った。

 その瞬間に、クリバイブが静かな振動から、かなりの激しいものに変化した。

 

「あうっ」

 

 玲子は思わず上体をのけ反らせた。

 

「止めて欲しければ、コーヒーを飲むんです。飲み終わったら、部屋に行きますよ。明日の朝までたっぷりと可愛がってあげます。覚悟してください」

 

 女の敏感な蕾をその内側から刺激されるのだ。とてもまともに立ちあがることもできずに、玲子は崩れるように椅子の下にしゃがみ込んだ。

 

「気持ちよさそうですね。さっきも言いましたが、俺の操心術で視線は遮断しています。安心して、羞恥責めを愉しんでください」

 

 真夫が笑った。

 仕方なく、玲子は真夫の足元にある皿に這いつくばって、舌でコーヒーを舐めて始める。

 すると、ぞくぞくと全身が震えたのがわかった。

 果てしなく興奮したのだ。

 なにもかも真夫の言う通りだと思った。

 自分は羞恥責めや露出責めが好きな破廉恥な女のようだ。

 そんな自分の隠れた性癖など、真夫と出逢うまでまったく気がつかなかった。

 そんな風に調教されながらも、自分は秀也たちのいう「奴婢」などというものとは程遠いものと思っていたのだ。

 だが、自分は真夫の奴婢だ。

 それに途方もない悦びを覚えてしまっている。

 

 コーヒーがなくなると、すぐに真夫はそれを注ぎ足していく。床にこぼれることもあったが、それも舐めさせられた。

 

「うう、うううっ、んんんっ」

 

 それを続けるうちに、ついに玲子は気をやってしまった。

 

「じゃあ、行きましょうか、玲子さん」

 

 すると、真夫が玲子の腕を取って立ちあがらせた。

 しかし、捲くれたスカートは直してくれたが、乳房を晒したブラウスは元に戻してくれない。

 

「そ、そんな、真夫様……。ふ、服を直してください」

 

 玲子の腕をとって、そのまま出ていきそうな真夫に、玲子は驚愕した。

 

「大丈夫と言ったでしょう。俺を信じて……」

 

 真夫はにやりと笑って、そのまま強引に個室から玲子を出してしまった。

 

「あっ、いやっ」

 

 流石に思わず声をあげてしまった。

 乳房を露出して歩くなど、想像もできないほどの恥ずかしさだ。

 そもそも、レストランだって、ホテルにだって不特定多数の人間がいる。その全員の視線を操心術で遮断するなどできるものなのだろうか。

 

「ありがとうございました」

 

 個室を出ると、店長らしき年配の男が待ち構えていて深々とお辞儀をした。

 だが、玲子は生きた心地がしなかった。

 ふたつの乳房は完全に剥き出しだ。

 それが真夫に腕を取られて歩くたびに、ゆさゆさと触れたりもする。

 とにかく、異様な光景だろう。

 しかし、店長だけでなく、周りの客も従業員も表情を変化させる様子はない。どうやら、真夫の言葉のとおり、全員が操心術で視界をカモフラージュされているらしい。

 玲子は度肝を抜かれてしまった。

 

 いずれにしても、これが周りに認識できないとしても、玲子が乳房を露出して歩いているということには変わりない。

 だが、一方で玲子の身体は、この羞恥の中で極限にまでに欲情もしていた。

 実際に、ひどく息苦しいし、胸は熱い。痺れるような酔いのような感覚が頭の上から足先まで包んでいる。

 

「大声をあげたり、不自然な態度を取らない限り、俺の術は解けません……。周りに不審の感情を抱いている者はいません。ほら、俺に身体を預けて……」

 

 真夫が右手首を解放させて、真夫の腕と組むようにさせてくれた。

 玲子はぐったりと身体を預けてしまった。

 あまりのことに、足元がふらついてまともに歩くこともできなかったのだ。

 そして、どうしようもなく股間を濡らしてしまってもいた。

 

 結局、店を出るまでに、玲子に特別な視線を向けた者は皆無だった。

 ほっとすると、緊張で感じなかった媚薬の痒みが襲いかかってきた。乳首とクリトリスだけじゃなく、お尻も痒い。

 どうやら、さっきお尻を悪戯されたときに、塗り足されたらしい。

 

 だめ……。

 こんなの興奮しすぎる……。

 ともかく、まともに歩けない……。

 

 玲子は、さらに真夫にもたれかかった。

 

 


 

 

 最上階の特別室に、玲子さんと一緒に到着したときには、玲子さんはすっかりと興奮しきった状態だった。

 

 部屋に入るや否や、真夫は玲子さんの身につけているものを全て剥ぎ取り、さらに、玲子さんの両手首に背中側で手錠をかけた。

 驚くことに、玲子さんは真夫が裸体を抱き締めてキスをしただけで、呆気なく達してしまった。

 これには真夫もびっくりした。

 

 真夫は、隠し扉の奥に玲子さんを連れていき、さらに最奥のジャグジールームに向かった。そこには、こんこんと温かい湯が満たされているジャグジー付きの大きな浴槽があるのだ。

 

 真夫は自分も裸になると、玲子さんと一緒に湯舟に浸かる。

 おそらく、掻痒効果のある媚薬は、玲子さんを限界まで追い詰めてしまっているだろう。

 真夫は、玲子さんの身体を慰めるように、玲子さんの身体を手でマッサージした。

 

「んん……あ、あん……んんっ」

 

 すぐに玲子さんは切なそうな声をあげて、真夫にもたれかかってくる。

 

「頑張りましたね、玲子さん。恥ずかしかったでしょう? でも、これで終わりです。その代わり、二度と、俺と別れてもいいということを口にしないでください。俺は玲子さんのことは家族だと思っています。俺と一生一緒にいること。それを玲子さんの罰にします。玲子さんの意思に関わらず、俺はそうしますから」

 

 真夫ははっきりと言った。

 すると、またもや玲子さんは感極まったように、ぶるぶると震えた。

 

「あ、ああ……う、嬉しいです……。一生懸命に仕えます。本当です。心の底から嬉しいです」

 

 玲子さんが完全に真夫の胸に身体を預けてきた。

 真夫は湯の中の玲子さんの乳頭をそっと摘まむ。

 

「ああっ、あああっ」

 

 その途端に、まるで電撃でも流されたかのように、玲子さんは艶めかしい声をあげて、裸身を身悶えさせた。

 

「大袈裟ですねえ。それとも、こんなに玲子さんって、敏感でした?」

 

 あまりにも激しい反応に、真夫は苦笑して、そっと玲子さんの無毛の股間に手を伸ばす。

 

「ま、真夫様だからです──。ああっ、あああっ、ま、また、いっちゃいます。だ、だめえっ」

 

 再び玲子さんがぶるぶると身体を震わせた。

 

「何度でもいってください。今夜は玲子さんだけを相手にしますから。骨の髄まで俺のことを玲子さんに染みつかせるつもりです」

 

「あ、あふうっ、ふううっ」

 

 玲子さんは完全に真夫に身を委ねるようにして、全身を弓なりにした。

 本当に達したようだ。

 今夜の玲子さんは、本当に反応が激しい。

 羞恥責めが効いたのだろうか。

 

「可愛いですね。玲子さん……。でも、玲子さんばかりずるいですね」

 

「ご、ごめんなさい……。で、でも、今夜は本当に身体がおかしいくらいに敏感になってしまって……」

 

 玲子さんが言い訳めいた口調で言い、顔を恥ずかしそうに真っ赤にした。

 真夫は玲子さんを抱え直すと、真夫に跨らせ、玲子さんの股間をそそり勃っている真夫の怒張にゆっくりと挿入させていく。

 

「あっ、ああっ、ああ……」

 

 すると、またもや玲子さんの身体が脱力したようになり、ぐったりとしてしまう。

 顔もいつものきりりとした玲子さんの顔じゃなく、完全に快感に身を任せた感じで、目つきもとろんとなった。

 真夫は完全に玲子さんの股間に怒張を埋めてしまうと、玲子さんの腰を真夫の股間に押しつけるようにして、ゆっくりと揺すりはじめた。

 すっかりと勃起して大きくなっている玲子さんのクリトリスを押し揉むようにしたのだ。

 ついでに、湯舟の外に置いているスマホに搭載している操作具で玲子さんのクリリングを作動させた。

 さらに、アヌスに指も入れて、くちゃくちゃと動かす。

 

「ああっ、だ、だめええっ」

 

 玲子さんは見事なまでに反応し、背中を弓なりにして甘い嬌声をあげた。

 

「可愛いですね、玲子さん」

 

 真夫は倒れそうになる玲子さんの裸体を支えながら、口づけをした。

 玲子さんがむさぼるように真夫の舌を吸ってくる。

 

「んんっ、んくう、あんんっ、んああっ」

 

 舌を絡ませながら、玲子さんはますます激しく身悶えを始めだす。

 

「ま、またいきます。んあああっ」

 

 玲子さんは呆気なく昇天した。

 もちろん、まだまだ真夫は満足していない。

 さらに続けて玲子さんを乗せていたぶり続ける。

 

 真夫が玲子さんに射精をしたのは、玲子さんがさらに二度の絶頂をしてからだ。

 

 まだまだ元気だったが、真夫はそれで自重した。

 夜はまだ終わらない。

 ベッドの上でも、もっと玲子さんを愉しみたいと思ったからだ。

 前の穴だけじゃなく、もちろん後ろの穴もだ。

 

 


 

 

 そして、たっぷりとこの夜は玲子さんをなぶり尽くした。

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