一度執筆を始めた以上は、最後まで書き切りたいという意欲は全くもって失われてはおりませんので、これからも亀更新でも見捨てないでいただけると嬉しいです。。
新しい年が明け、すでに一月以上の日々が過ぎたこの日。
男子学生達が浮かれ、女子学生も心をときめかせる。
そう。聖バレンタインデーの朝。
この五十嵐家の台所でも、今日という日を胸に冷蔵庫の中を確認していた。
「よかった。ちゃんと固まってる」
昨日のうちに冷やしておいたチョコレートを確認し、この家の次女である五十嵐カエデは丁寧に袋詰めにする。
桜才学園の制服の上にチェック柄のエプロンという格好は、なんとも同年代の男子の心を射止めかねない姿だ。しかし、今ここにはカエデともう1人しかいなかった。
「・・・・・・ちょっと、姉さん。なによその笑い顔は」
「いや、べっつに。姉として微笑ましくなっちゃってさ」
リビングのソファからこちらを見ている姉――五十嵐ヤヨイは、口元を猫のようにしてこちらを見ている。
まあ、理由は分かっているので、カエデもできる限り視界に入れないようにしていた。というか、相手にするとドツボにはまりそうなので。
「型を取って、冷やすだけじゃない。ずいぶんと楽しそうにやるのね」
「ほっといてよ。そういう姉さんこそ、恋人に作ってあげなくていいの?」
「ああ、その事。大学に行く途中で、適当にコンビニで買うから」
「あ、そう」
いい加減な返事に、カエデはつい肩を落とす。なんだか、それを渡される男性が気の毒に思えたのだ。
「っと、これでいいかな」
袋に入れ、小さなリボンで口をまとめる。中には、星やハートの形をしたチョコが数個。もちろん、本命だ。
食事はすでに済ませてある。後は、これと学生鞄を持って学園へ向かうだけ。
「カエデ。それって、いつ渡すつもりなの?」
「え? それは朝のうちにタカトシの下駄箱に入れておこうと」
「それじゃあ、インパクトが薄いわよ」
いつになく、ヤヨイはキッパリと言った。
「せっかく、愛しの津田君と恋人になったんでしょう?」
「そ、それは、まあ・・・・・・」
しどろもどろになりながらも、カエデは首肯する。お互いに気持ちを確かめ合っている仲だが、いまだに他人に言われるのはどうにも気恥ずかしい。
「だったら、直接渡してあげなさい。昼休みか放課後に時間を空けてもらって、その時に渡せば。その方が、気持ちも伝わるわよ」
「でも、大丈夫かな・・・・・・タカトシって凄くモテるから、時間があるかどうか」
去年、女子生徒にチョコをもらっている彼の姿を思い出すカエデ。分かってない、とヤヨイは頭を抱える仕草をする。
「だったらなおさら、恋人としての威厳を見せなきゃあ駄目よ。付き合っているからこれくらいするんだぞ、ってところを見せるの。ただでさえ、周りにはあんた達の関係を内緒にしてるんでしょ」
「・・・・・・う、うん」
姉に押されるような形になり、カエデはタカトシのスマホにモーニングコールをすることになった。
「・・・・・・ふっ」
少し顔を赤くして通話をするカエデには、すぐ後ろで姉がどんな顔をしているのか気づくことはなかった。
――そして、もう1つ。
ソファに座っている弥生のポケットに、小さな瓶が入っていたことも。
津田タカトシが屋上へ来たのは、昼休みの最中であった。
朝、カエデから連絡が入り、待ち合わせをすることにしていた場所。今日は風が若干強いものの、日差しは比較的温かい。
目当ての彼女は、すぐに見つかった。広い吹き抜けの空間にたった1人、フェンスに手を当ててグラウンドの風景を見つめている。
「カエデさ・・・・・・」
声をかけようとした矢先、悪戯な風が吹いた。彼女の見慣れた三つ編みと、スカートの裾がフワリと靡いたのだ。
ほんの一秒にも満たない時間。それでも、見えた。
カエデのプリンとしたお尻。そして、柔肉に食い込む純白のパンティ。シミ一つない彼女の臀部は、タカトシの視線を独り占めにする。
思わず、ドキリとしてしまったのは彼もまた健康的な男子であったが故に。
「きゃっ・・・・・・!」
慌てて気づき、捲れ上がったスカートを抑えるカエデ。そこで背後を向いたことで、タカトシが立っていることに気づいた。視線が合い、お互いに赤面する。
「あ、どうも・・・・・・」
「いえ。もしかして、待たせてしまいましたか?」
「い、いえ。私も、ちょうど今来たところですから」
社交辞令的なやりとりを済ませると、カエデは給水塔の影に行きませんかと誘う。タカトシも同意した。とりあえず、冷たい風の少ないところに移動したい。
不思議と、動悸がする。カエデも、タカトシも。
恋人同士。そう。2人は今、恋人同士なのだ。
肩を抱き寄せても、咎められない。タカトシの厚い胸板に飛び込んでも、優しく抱きしめてくれる。カエデの柔らかい唇にキスをしても、抵抗されない。
――な、何を考えているんだろう。私はただ、タカトシにチョコを渡したいだけなのに。
――最近、ちょっとどうかしているかもしれない。2人きりになっただけで、こんなことを考えてばかりだ・・・・・・
「た、タカトシ。実は、ちょっと渡したいものがあるんです」
「は、はいっ」
声がうわずる。それでも、半ば押しつけられるように渡された袋には、不思議と安心する気持ちが湧いてきた。
よかった。今年も、ちゃんとカエデさんに貰えた。
「ば、バレンタインチョコです。去年は色々とあって、もう少しで渡しそびれてしまいそうでしたので。それで、僭越ながらここまでご足労願いましたっ」
「あ、ありがとうございます。本当に、凄く嬉しいです」
思わず、破顔するタカトシ。そんな反応に、カエデは安堵の気持ちが湧き上がる。
「嬉しい。喜んでもらえて」
「当たり前ですよ。カエデさんのチョコが一番ですから」
「ふうん・・・・・・つまり、ほかの女の子からも貰っていたんだ?」
あ、とタカトシが硬直する。カエデの自分を見る目が、少しずつ半眼に近づいていることに気づいたからだ。
「すみません・・・・・・でも、渡されたものを受け取らないわけにはいかなくって」
「ふふ。そんなに畏まらないでください。別に怒っているわけじゃありませんよ?」
コロッと笑顔になるカエデ。
「私たちの関係は秘密にしているんですし。それに、タカトシは元々モテるんです。好意を寄せる人に私がいちいち怒るのも理不尽でしょう」
それに、とカエデは続ける。
「タカトシが他の人に目移りをするような人じゃあないって、信じていますから」
「カエデさん・・・・・・」
タカトシはそっと恋人を抱き寄せ、優しく唇を重ねる。突然の行為にも、カエデは無抵抗のまま目を閉じた。
しばらく、2人だけの時間が流れる。今日は、このまま放課後まで2人きりでいようかと、2人は半ば真剣に考えていた。
そこで、ふと手に持っている袋を見つめるタカトシ。彼はためらうことなく、貰ったチョコの入った袋を開ける。
そうだ。どうせなら、一口食べてみようか。
「一口、いいよね?」
「ええ。もちろん」
ハート型の一口サイズのチョコ。それを口に咥え、咀嚼する。甘い香りと、適度な柔らかな歯ごたえ。市販のものより、一層おいしく感じる。
ただ、頭の片隅で副会長は思う。
――あれ? なにか違和感があるような・・・・・・
「?」
目の前のカエデは、特に疑問を感じてはいないらしい。純粋にチョコの感想が聞きたいという期待の眼差しでこっちを見ている。
うん。気のせいだ。タカトシは1秒でそう思い直した。
「カエデさんのチョコ、本当においしいです」
「そう。よかった」
カエデは思う。なんだか、こんな光景をどこかで見たような気がするが、よく思い出せない。そんな僅かな疑問も、目の前の幸福には些細なことであった。
給水塔の影に座り込み、肩が触れそうな距離で語り合う今の一時。そして、チョコ特有の甘い味。バレンタインに相応しい、本当の大人の時間であった。
だが。
大人の時間を知ることになるのは、もしかしたらこれからだったのかもしれない。
「はあ、はあ・・・・・・ふう・・・・・・」
「んむ・・・・・・んふ・・・・・・ふうう・・・・・・」
ピチャピチャ、と水の音が聞こえる。互いの舌を絡め合い、争うように互いの唾液を飲み続けているのだから当然だろう。
息が荒い。みっともなく鼻息の音が出ているのに、タカトシはそんなことを気にもしなかった。
絡めているのは舌だけではなく、互いの指。そして、制服の上からでも分かる鍛えられた胸筋と、ブレザーを押し上げている女性らしい豊かな胸。
欲しい。欲しい。これでは足りない。そんな求め合う声ではなく、淫らな動きによって心を伝え合う。
――おかしい。どうしてしまったんだろうか。カエデは頭の中に空白の靄がかかった思考のまま、彼の舌責めに耐えかねていた。
事実、タカトシと2人きりという今、胸が高鳴ったのは確かだ。そっと寄り添い、バレンタインの日に人目のない場所で、少しだけ大胆になってみようと考えてしまったことも否定できない。
でも、いくら何でもこれは――
実際、本当にキスをするだけのつもりだった。ほんの少し、そういう空気になりたいと思っていたのに。
顔が熱い。タカトシもそうだ。いつもの真摯な目ではなく、ただ雄の本能を思わせるような・・・・・・
「んんっ・・・・・・も、もふ、やめへ・・・・・・」
もうやめてと身をくねらせ、どうにかこのディープキスを止めようと抵抗するカエデ。しかし、タカトシはどういうわけか止めようとはしない。それどころか、いっそう舌の動きが激しくなってしまう。
そして、カエデ自身も――はあっと、熱い吐息を漏らす。
間違いない。カエデは今、自分と同じように昂ぶっている。その確信を得たタカトシは、ついに理性の全てが自分の中で粉々に砕けていく音を聞いた。
身体に押しつけられているカエデの胸の感触を感じる。ブラウス越しに高く張った胸元をつかみ、こねるように揉んでいく。
と同時に、勃起した男根をカエデのミニスカートから生えるスラリとした脚に擦りつけた。彼女のブレザーのボタンに手をかけ、ひとつずつ外していく。
ブレザーがはだけると、続けてブラウスのボタンとリボン。何の抵抗もなく、肌が晒されることを受け入れる風紀委員長。
ぷはっと、互いの口が離れる。カエデは夢心地のまま、タカトシの歪んだ口元を目に映していた。
ブラカップをずらされると、風紀委員長の乳房があらわになった。僅かに乱暴な手つきで、ブラジャーをむしり取る。
「あっ」
カエデが両腕で剥き出しとなった乳房を抱く。二の腕で乳首こそ隠れているが、豊満な柔肉の殆どは隠しきれていない。
視線が突き刺さる。彼女の怯えた瞳にも、腕に抱かれている乳房にも。
「は、ああっ」
獣のような声を出し、タカトシは乳房を隠しているカエデの手首を掴み、ぐっとバンザイをするように上げた。
「っ!」
形の良い乳房が上向きに反り、プクリと突き出ている桜色の乳首が彼女の興奮を表わしている。あらわになったおっぱいを正面から鷲掴みにしつつ、ふたつの綺麗な膨らみをこねるように揉んでいく。
「ああっ・・・・・・タカ、トシ。手つき、淫猥・・・・・・」
「ああ、くそっ・・・・・・なんて、なんて・・・・・・いいおっぱいなんだ・・・・・・!」
口調まで、どこか乱暴になっていく。そんな疑問も、今の興奮の前には些細なことだった。
むしろ、そんな粗野になっていく変化こそが、むしろ今の状況には相応しいとさえ思ってしまう。
屋上に吹く風の影響が少ない給水塔の影。人目に付きにくい場所とはいえ、真っ昼間の学園内。
2人は、このスリルと背徳感に酔いしれてしまったのだろうか。徐々に、タカトシとカエデはお互いの若い肌をより強く求め合っていった。
タカトシはカエデのスカートをスルリと捲り上げる。と同時に、ストッキングもない生のパンティがあらわれた。
色は先ほど確認したとおりに、純白。しかし、フロントが華の刺繍が入ったシースルーになっていた。
「凄い・・・・・・」
これにはタカトシはあまり回っていない頭でも驚いた。規律に厳しい五十嵐カエデが、学園でこんなパンティを穿いてきたとは。
「やん・・・・・・そんなに、覗かないでっ」
カエデが品のいい美貌を真っ赤に染めて、スカートの裾で隠そうとする。そのせいで乳房が丸出しになってしまったが、今はシースルーの股間を見られることの方がたまらなく恥ずかしいようであった。
「俺に見せるために穿いてくれていたんだな。もしかして、こうなることも期待していたんじゃないのか?」
「違います・・・・・・本当に、偶然なんです・・・・・・あっ」
乱暴な口調のままのタカトシは剥き出しになった乳首を責め、もう片方の手でパンティの中に手をスルリと入れた。薄い陰毛の中で尖っている小さな豆をぐりぐりと押していく。
「濡らしている、じゃないか」
「し、知りません・・・・・・んあっ、そ、そこ・・・・・・そんな、乱暴に、はあっ」
と、風紀委員長は甘ったるい喘ぎを漏らしはじめる。間違いない。カエデは今、完全にイヤらしい気分に目覚めてしまったのだ。
ならば、もう手加減はしない。副会長は乳首とクリトリスの両方をしつこい程に弄び続けた。時折、指で割れ目の入り口を微妙に動かしながら。
「だ、駄目・・・・・・許し、て・・・・・・はあ、ああ・・・・・・」
カエデが濡れた瞳で、もうやめてと訴えてくる。だが、タカトシの目にはもっといじめてくださいと言っているようにしか見えなかった。
クリトリスを弄りつつ、中指を割れ目にズボリと突き入れた。先ほどまでよりも、もっと深く。
「ああっ・・・・・・」
カエデの中はキツかった。と同時に、しっとりと潤んでいる。
タカトシは激しく指を出し入れした。すると、恥部からピチャピチャと蜜の音が聞こえ始める。
「何の音か、分かるな。嬉しそうにしやがって」
「い、いやぁ・・・・・・聞かないで・・・・・・やんっ」
かぶりを振りつつも、膣内でタカトシの指をギュッと締め付けてくる。そのまま指を上下に動かすと、とうとう立っていられなくなったのか、屋上の冷たい足下にしゃがみ込んだ。
すると、ちょうどカエデの鼻先にタカトシの股間があった。制服のスラックスを押し上げるように自己主張している男根が、まるで姿を見せるのを待ち望むようにいきり立っている。
大丈夫。すぐ、解放してあげますからね・・・・・・
カエデは愛おしそうに、そっとピアニストのような指でタカトシの怒張をなぞる。制服越しに感じるタカトシの睾丸は、じっとりと温かい。
今度は自分の番と言わんばかりに、カエデは目の前のファスナーを下ろす。無地のトランクスが姿を見せるが、彼女はその隙間に指を入れ、赤黒い凶器を目の前に取り出した。
「ああ・・・・・・」
感嘆の声を上げるカエデ。やはり、タカトシのイチモツは何度見ても素晴らしいと思う。いきり立っているモノの裏筋を、指先でついとなぞった。
「う・・・・・・っ」
「かわいいです・・・・・・タカトシ」
顔を歪ませるタカトシの反応に、カエデはトロンとした目で笑う。そのまま唇を開くと、パクリと亀頭を咥えてきた。じゅるっと唾液を塗しつつ、亀頭を吸ってくる。
「うお・・・・・・」
タカトシは腰をくねらせる。彼女の口の中で動く舌が、睾丸越しに伝わってくるのだ。負けじと、彼も突き出すように胴体を反らせる。
「うぐ、うう・・・・・・」
さすがに苦しいのかカエデは咽せつつも、吐き出すことはしない。恋人のペニスを口で受け止めていく。根元まで咥えこんだまま、カエデが涙目でタカトシを見上げた。
ああ、なんて愛らしい瞳なんだろう。カエデの口の中で、さらに一回り睾丸が大きくなった。
タカトシはペニスを抜くと、制服のブレザーを脱ぐ。それをシート代わりに足下へ敷くと、その上にゆっくりとカエデを押し倒した。
スルリと、カエデのシースルーのパンティを脚から脱がす。抵抗などしない。僅かな不安と隠しきれない期待を向けて、仰向けになったままタカトシを見ている。
タカトシはカエデの太ももをぐっと開き、股間に腰を進めた。
「いくぞ」
「ま、待っ・・・・・・あううっ!」
カエデの返事を待たず、タカトシは彼女と正常位で繋がっていった。カエデの割れ目に、ズボズボとペニスが入っていく。
「んぐうっ、はあ・・・・・・」
カエデの燃えるような膣内が、副会長のペニスを受け入れていく。侵入するたびに、ぎゅうぎゅうと肉壁が締め付けてくる。
「おおっ・・・・・・!」
タカトシは深々と埋め込むと、カエデの唇を奪う。ぬらりと舌を入れると、それに応えるように彼女もからめてくる。続けて、腰を動かし始めた。
「あっ、ああ・・・・・・あんっ、あっ!」
ひと突きごとに、カエデは甘い声で反応する。タカトシはカエデの太ももを掴むと、腕で膝の裏を押すようにして、カエデの半裸の身体を折っていく。
それにつれ、肉の結合がより深くなっていった。
「はあっ、あああっ! そ、それ、凄いっ。さっきより、凄いっ!!」
反応が強くなってきた。快楽の波に溺れるかのように、ぜいぜいと喘ぐ。そして耐えられなくなったように、タカトシの首に腕を回した。感じていることが、女穴や絶え絶えになっている息づかいからも感じ取れる。
まだ終わらない。タカトシは意識して腰のスピードを上げ、子宮を突いていく。彼女の膝小僧で、乳房が押しつぶされていった。
最奥がざわついて、溶けただれた恥肉が年下の少年に絡みついていくのが分かる。根元まで沈んだ剛直がなおも動きを緩めずに責め立てると、カエデは四肢の先まで悦楽に痺れきった。
灼熱のストロークに、歓喜の火柱が幾度も肉の芯を貫き、頭の中で火花がスパークする。誰もが知る生真面目な風紀委員長は今、副会長の凄まじいピストンを貪るように受け入れ続けた。
「いいっ、あぁん、気持ち、いいっ! 凄っ、いいっ!!」
タカトシの抜き差しに合わせて、カエデも夢中になって腰を使う。ブレザーとブラウスが意味を成していないほど開いている上半身に、タカトシは手を伸ばした。たわわな白い膨らみに指を食い込ませ、強く絞りあげる。
そんな手荒な愛撫にも、燃えさかる少女の女体には狂おしい反応を示した。
「ああっ、感じちゃうっ! 胸が感じるうっ!!」
ピンクの乳首を固く尖らせ、ますます膣肉を甘美に蕩けさせて少年の剛直を締め付けるのだ。
「どうだ! どうだっ!!」
「気持ちいいっ! そこ、ダメええっ!! タカトシのこれ、凄すぎるっ!!」
「チンポだっ! 俺のチンポが最高だと言うんだっ!!」
「は、はいいっ! タカトシの、あんっ!! お、おチンポっ、さい、こうですうっ!!」
「認めたなっ! そらっ、ご褒美をやるぞっ!!」
最奥にねじ込まれる巨大な肉杭。あまりにも強靱な副会長の責めに、悶え狂う風紀委員長は、もう満足に息すらできない。官能を暴走させ、ヘソの奥から何かが脳天に向かってこみ上げていく。
エクスタシー。肉欲の最果てに達する前兆だ。
「いく、イク・・・・・・! あああっ、もうっ!!」
「いいぞ・・・・・・このまま、よがり狂うんだっ!!」
とどめとばかりに深く突き上げるような一撃を子宮で喰らったカエデ。一瞬、全ての息が肺から吐き出された。
「――ひいっ! イクううううっ!!」
激しく痙攣すると、カエデは総身を収縮させて果てた。
この姿を見れば、誰が普段の生真面目な姿の五十嵐カエデと同一人物と思うのだろうか。
がっくりと弛緩し、四肢を震わせている彼女は、もう視線の焦点すら定まっていない。虚脱して冷たい風が吹く中で、汗と喘ぎにまみれている風紀委員長が、今の彼女の姿であった。
「カエデさん・・・・・・」
タカトシは、カエデの分泌液をしたたらせる怒張を頬に突きつける。
「俺、まだイッていないんです。先に達した罰として、綺麗にしてくれますよね」
年上の美人委員長を虜にしておきながら、少年自身はまだ射精していない。
カエデはむしろ夢遊病者のトロンとした眼差しを男性のシンボルに向ける。軟らかい舌を伸ばして裏筋を舐め、それから深く咥えこんでスロートし始めた。
「うっんんっ、うむんっ・・・・・・」
汗ばんだ頬をへこませたり膨らませたりしながらも、頭をせわしなく前後に動かして無我夢中で吸い立てる。くぐもった呻き声にかつての処女だった頃の躊躇いなどない。もうすっかりセックスの味を覚えてしまったカエデは、もう初心な殻を脱ぎさった立派な大人の女であった。
「前よりも上手になりましたね、カエデさん。そこで一つ、お願いがあるんですが。きいて貰えますよね」
全身から匂い立つ濃厚な牝の匂いを嗅ぎながら、少年はフェラチオに没頭する恋人の頭を優しく撫でてやった。
フェラチオを止めないまま、カエデは上目遣いに少年を見上げた。卑猥な粘膜の音を高ぶらせたまま、彼のお願いを待っている。
「まずは・・・・・・これからの予定を教えておきます」
予定? カエデは舌を動かしたまま疑問を瞳に浮かべた。
「これから、カエデさんを駅弁ファックしたまま、屋上の周囲をゆっくりと10周します」
唐突にハードな内容を告げられる。しかし、彼の話はまだまだ続く。
「その後は、この屋上で鬼ごっこです。俺が鬼ですので、捕まえたら即レイプします。せいぜいうまく逃げ回って、緊張感を高ぶらせておいてくださいね。必ず捕まえて、骨の髄まで快楽付けにさせてあげますので。その頃には夕暮れになっているでしょうからフェンスに捕まってもらって、下校する生徒達を見下ろしながら立ちバックで日が沈むまで突きまくってあげます。夜になったら流石に冷えるので屋上にはいられないでしょうから、校舎の中でカエデさんを裸にします。ああ、上履きとソックスだけは残しますのでご安心を。一緒に散歩プレイです。宿直の先生くらいは居るでしょうから、そこだけは注意しましょう。校舎内を何周かする頃には気絶しそうなくらい緊張と背徳感と羞恥でたまらなくなるはずですよ。最後は、パンティ以外の制服は全て返してあげますから、一緒に帰りましょう。ああ、帰ると言っても俺の家ですよ。電車内では帰宅ラッシュのはずですから、状況次第では痴漢プレイも覚悟しておいてください。今日はコトミも友達の家に泊まりますし、両親は例によって居ません。食事は俺が精力を養うモノをたくさん作りますので、体力を温存しておいてください。食欲と性欲は両立し得ませんからね。そして、次は一緒にお風呂に入ってソーププレイを楽しみましょう。責めるのは俺ですけれど。その後は、気分を出して俺の部屋でイチャラブセックスを朝になるまで強制するつもりですので。今夜は寝かせませんよ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・んむ?」
フェラチオをしたまま、カエデが首をかしげた。
チンポが少しだけ痛かったが、ちょっぴり快感だった。
そして、その日の夜。
五十嵐カエデのスマホに残された、留守電の記録。
――もしもし、カエデ? あなたのかわいいヤヨイお姉ちゃんなんだけどさあ。あんた今、どこに居るのよ。今日は泊まりがけの連絡なんか無かったじゃない。お父さんは朝帰りを期待しているような様子だったけどさあ、お母さんがもう心不全寸前でね。適当にごまかしておいたけれど、帰れるんだったら早めに帰ってきてよ。それとさ、ちょっとやっぱり謝っておこうと思っている事があって。いや、あの時は津田君との仲を心配して、よかれと思ってやったんだけどさ。実は今日の朝に、ちょっとカエデが津田君に渡そうとしていたあのチョコに、ちょっと混ぜておいたものがあるのよ。あのね、先週にネットで見つけた海外のあの媚薬を見つけてさ。面白そうだからちょっとだけ買ってみたの。でも自分で試すのもちょっと怖いじゃない。それで、朝にカエデが起きる前にちょろっと。いやあ、ごめんね。後になってからだんだん気になってきちゃって。でも、媚薬なんてそう大したことないわよね。大体インチキなんだし、本物だったとしてもほんのちょっと興奮するくらいでしょ? まあ、そんなわけだから。後で感想とか聞かせてね。一応強力な精力剤としても効果があるとか説明書に書いてあったけれど、いくらなんでもそんな都合のいい効果があるわけがないでしょう、あっはっは。しかも微量でも効果があって、投与した人間とキスをする程度の唾液の交換でも、相手に効果を与えることができるなんて都合のいい薬なんかないに決まっているじゃない。エロ同人誌じゃあるまいし。まあ、それはさておき、カエデも早く帰ってきてよね。泊まるんだったら、せめて今からでも連絡をするように。まさかさっきの媚薬の効果で津田君に家までお持ち帰りされて、朝まで色々なプレイをしながらズッコンバッコンしているわけじゃあないんでしょう。もしそんなことがあるようなら、私は一日中石抱きの刑に処されてもいいわ。そう思われたくなかったら、大至急家に電話を入れること。お姉ちゃんとの約束よ?」
そして、次の日。
地球が一周するまで、五十嵐家の庭で正座をしたまま膝に何重にも石を積まれた女性と少年が、妹の監視下の元で固まり続けていたという。
終