ソフィーのアトリエ~不思議な貞操観念の錬金術士~ 作:伊倉米磁
ソフィーに押し切られて子作りセックスをした翌日。
珍しく日の出と共に目を覚ましたプラフタは、右側にとても柔らかく暖かい感触を感じた。それだけでなく全身が暖かく、感覚を取り戻したのだと思い至る。布団に包まれるこの安心感もまた、500年ぶりの快感だ。
「むにゃ……ぷらふたぁ……」
そして右腕にしがみつき、柔らかくも重量感のある胸を押し付けてくるソフィーの格別の暖かさに、目を細めた。
ソフィーも自分も全裸だ。弟子であり娘のように思っていたソフィーに、性感を蘇らせられ、肉棒を生やされ、巧みな性技で主導権を握られ……流されるままにソフィーを受精させる射精を、何回も、奥深くで放ってしまった。
その快感がフラッシュバックしそうになり、プラフタは目を瞑って深呼吸した。一晩たってようやく馴染んできた感覚は、こうして収める事も出来るようになり始めている。
(もう少し早く、この制御を身に付けていれば……)
と思いかけるが、やはり無駄だろう。ソフィーの、別の生き物のようにうねる腰使いと、まるで口内のように自由自在に肉棒を刺激し、搾り取るような極上の膣穴の相乗効果は、多少感覚になれたところでどうなるものでもない。
(それに……)
心から安心しきって自分に抱きついてくるソフィーが、プラフタは愛おしかった。道ならぬ恋といえば、そうなのかもしれない。若き少女の今後の人生に影を落とす判断かもしれない。それでも、ソフィーが自分とずっと一緒に居たいとはっきり示してくれた事がプラフタには嬉しかった。
(人間の身体を棄てた後で、お母さんどころかお父さんになるなんて、不思議なものですね)
裸身のソフィーを抱き寄せる。その柔らかな全身の感触が、プラフタに幸せを実感させる。間近で見るとシミひとつ無い木目細やかな肌は触った感触も柔らかく、いつまでも抱き締めていたいくらいだ。乳首同士がこすれ、寝起きから艶めいたため息を漏らしてしまう。自分に比べてかなりボリュームの出たソフィーの胸からは昨夜母乳まで飛び出した。思わず夢中になってすいつき、仄かに甘い500年ぶりの味覚を楽しんだのだが……
(妊娠が原因……ではありませんね。さすがに早すぎます)
他にも色々と気になることを言っていたし、いずれ何か説明があるだろう。そう気を取り直して、もう少し深くソフィーを抱き締めなおす。肌と肌を合わせるたびに、無いはずのプラフタの心臓が高鳴る。昨晩のソフィーの痴態を思い出し、下腹部が熱を持ち始める。もし肉棒が生えていたら、眠ったままのソフィーに挿入してしまっていただろう。
プラフタは、もはやソフィーを性的な対象として見ずには居られなかった。人形の手が受胎した乙女の背中を、尻を、なでさすり始める。
ぱちり、とようやくソフィーも目が覚めた。
「おはよ、プラフタ」
ほんの少し進めば唇が触れ合う距離で、ソフィーは笑った。自分が無意識にしようとしていた事に慌てるプラフタを見て、
「朝からしたいの? いいよ、一回抜いちゃお♥」
「あ、いや、これは……んむぅっ」
ソフィーはキスでプラフタの言い訳を塞ぎ、熟練のキステクでプラフタを虜にしながら、股間に手を伸ばし肉棒を解放させた。プラフタの身体の機能とはいえ、性欲に対応して常に勃起などしたら、覚えたてのサル状態のプラフタが子供達の目の前にとんでもないものを突きつけることになるかも知れないからだ。
その他にも目論見はあるが、プラフタの肉棒はソフィーだけが出したりしまったり出来るような機構にしておいた。十分なれた後に、プラフタが自分で出し入れできるように改造していくつもりだ。
昨日と変わらない極悪な自分好みの巨根を優しくしごき上げて勃起を促しながら、ソフィーはプラフタの上を取り全身をその人形の身体にこすり付け始めた。脚を絡め胸同士をむにゅむにゅとこすりつけ、肉棒を大陰唇で撫でるように腰を振る。
「うふふ……プラフタ、気持ち良さそう……これからは何時でもシてあげるからね」
普段の甘えるソフィーとは一転、セックスの時にはどこまでもプラフタを甘やかすように優しく囁いて、そっと口付ける。
「あぁぁ……♥」
ソフィーの磨き上げたテクニックの前に、プラフタは夢見心地でなすがままになるしかない。十分膣が濡れそぼったところで、ソフィーは腰を上げてプラフタの凶悪な肉棒を半分くらい咥え込んだ。
「はあぁあ……♥ やっぱりこのおちんちん、一番良いよぉ♥」
そのまま、一番奥へは飲み込まずに先端と半ばを往復する滑らかな腰使いで、プラフタの亀頭を膣肉で蹂躙する。がぽっ、じゅぽっ、と豊富な蜜を凶悪に張り出した亀頭が掻き分ける水音が、早朝のアトリエに響き渡り、ソフィーの愛液の臭いが部屋に立ちこめ始める。
「ソフィー、ああっ、ソフィー♥ もう、もう、私はっ♥」
「うん、出して……♥ プラフタの精液、私の中、だしてっ♥」
ものの数分で切なげな顔をするプラフタをソフィーは優しく抱き締め、唇に吸い付くキスをして射精を促した。
どぷ、どぷ、と大きく肉棒が跳ねるのと同時に、ソフィーの膣内をプラフタの精液が満たしていく。二人ともが恍惚の表情で、じっと注ぎ注がれる感覚を味わった。
「はーっ、はーっ、はーっ♥」
射精の余韻で動けないで居るプラフタにソフィーがもう一度優しく口付けをして、切り替えるようにパッと明るい口調で言った。
「おはよ、プラフタ♥ 今日は私が朝ごはん作ってあげるね♥」
新妻そのものの甘く蕩ける笑顔にプラフタがどぎまぎしているうちに、ソフィーはベッドを離れ、裸にエプロンで、股間からほんの少しの精液を滴らせながら朝食を作り始めた。
しばらくすると、卵とバターの混じったものが焼けるかぐわしい匂いが漂ってきてセックスの残り香を薄めていった。
「でーきたっ。プラフター! ごはんだよー」
裸にエプロンのまま、ソフィーがトーストしたパンと、スクランブルエッグと牛乳を二人分テーブルに並べていく。そのままそそくさと衝立の向こうに歩いて行き、すぐ戻ってきた。
まだまだ気恥ずかしいプラフタが、服を着てソフィーの対面に座る。
「い、いただきます……」
「いただきまーす!」
朝勃ちをソフィーに膣内射精して処理したプラフタだけが気まずい顔をしている。だが、そんな気まずさなど食事を口にした途端に吹き飛んだ。
「おいしい……!」
500年ぶりの味覚に目を見開くプラフタを、ソフィーがニコニコ笑顔で見つめる。その無邪気さに、プラフタもようやく苦笑を一つして、いつものように和やかな食事
が始まった。
「……そういえば、ソフィー、さっきのその、出したあれは、大丈夫なのですか?」
あらかた食べ終わったところで、プラフタが切り出した。
「ん? 大丈夫って、なにが?」
きょとんと目を丸くして、ソフィーが答える。
「えっと、その、垂れたりとか、そういう……」
「ああ! それならへーきだよ。今栓してるから」
「せ、ん……? え? それはあの……あの穴に……」
「うん。見る?」
見るとも言っていないのにソフィーは立ち上がり、エプロンの裾をつまんで持ち上げた。ソフィーの赤ん坊のような割れ目が水色の棒を飲み込んでいるのが清らかな朝日に照らし出され、その美しい光景にまたプラフタの股間がうずき始める。
「み、見せなくていいです!」
顔を赤くして俯いてしまうプラフタをけらけら笑って、ソフィーは二人分の食器を流しにもって行くと、ようやく着替え始めた。ソフィーの傍にいるとまた我慢が効かなくなりそうなプラフタは、洗い物を始める。
すぐに終わってしまい、プラフタもソフィーとは離れた場所で着替える。セックス用にパーツ単位で脱ぐことが出来る破廉恥なプラフタの服は、ドールメイクではなく単純に用意されたブライトソウルの服を着込む事で表面上はまともになった。
「行ってらっしゃい、あなた♥」
「からかわないでください、もう……」
新妻気分を出してもじもじと言うソフィーに、起きてから散々振り回されたプラフタがつんと横を向いた。
「ごめんごめん。じゃあ、行ってらっしゃいのちゅー♥」
目の前に来たプラフタの頬にソフィーがキスすると、むぅと文句を言いたげな表情をしながら、顔を赤くして口元を緩めた。
「ふぅ……行ってきます、ソフィー」
苦笑を一つしてから、今度はプラフタからソフィーの唇にキスをする。目を丸くして呆けているソフィーの様子にようやく溜飲を下げたプラフタは、町へ続く坂道を下っていった。曲がり角でちらりと後ろを伺うと、家の前ではソフィーが満面の笑みで手を大きく振っていた。
「いいものですね……家族というものは」
少し前まで娘のように感じていた相手が、今は愛しの妻というのが少し複雑ではあるが、プラフタは胸に満ちる暖かな感慨にしたがって、柔らかな笑みを浮かべた。
一週間ほど、そんな新婚生活を楽しんだ後のこと。
「おかえりープラフタ! セックスしよ♥」
いくら何でも帰宅一番これは無いだろう、と白い目をソフィーに向ける。アンブロシアの花冠とエンゼルリボンをつけ、薄手の、下着のようなワンピース姿だ。
少し前までのソフィーなら天使のような可憐さというところだが……乳房の下の胴回りを一周するフリルのラインに付いている二つの三角の布で胸を覆い、その三角の頂点から肩紐が伸びるという大胆に肌を露出している服装は、母乳が溜まって巨乳と化した胸を惜しみなく強調し、ぽっちりと乳首まで浮かび上がらせ、放埓な性欲と淫靡さを醸し出してしまっている。
ソフィーはまったく悪びれずにプラフタに体当たりのように抱きついてきて、まだまだ敏感な頬に頬ずりした。
「ちょっとソフィー、貴女は母親になる身なんですから、もう少し慎ましさをですね……きゃっ!?」
抗議するひょいとプラフタを抱き上げて、ベッドに押し倒す。
「ですから、これから二人で生活していくのならちゃんと食事もとらないといけないのであって、こんな事ばかりしているのは……」
「ご飯はちゃんと用意したよー。今日は久々にシチュー!」
下から見上げるソフィーの顔は、嬉しくて嬉しくてたまらない子犬のような笑顔だったが、四つんばいになった姿勢だと形良く真下にぶら下がるソフィーの胸の圧倒的な質感に目を奪われてしまう。
「あっ、今私の胸みたでしょ♪ 触りたい? 触っていいんだよー? うりうり♪」
ほんの少しソフィーの身体が左右に揺れるだけで、二つの水蜜桃がゆっさゆっさと重量を感じさせる揺れ方をする。ジワジワとプラフタの手が持ち上がっていき、ついにその二つの胸を掴んだ。
「あっ……♥ 触って♥ いっぱい揉んで、プラフタぁ♥」
娘のように、新妻のように、商売女のようにソフィーに甘い声で囁かれ、誘われるがままに優しく胸をもみしだく。どんどん熱っぽくなっていくソフィーの視線に魅入られ、どちらからともなく唇を重ねた。
プラフタが熱く絡みつく吐息にうっとりとキスに浸っていると、ソフィーの手が股間に伸び、待ちわびていた解放が訪れた。ソフィーの性欲をそのまま形にした、女を泣かせる以外に使い道の無い肉の棒がギンギンに勃起してソフィーの腹をぺチンと叩いた。キスをしたままのソフィーが目だけで笑って、器用に腰を使って挿入する。まだまだ慣れない挿入の際の快感に震えるプラフタを、ソフィーが抱き締めた。
そっと銀の糸を引いて唇を離した時にはもう嗜めようという雰囲気はどこにもなく腰を振りたくてたまらなくなっている。
「プラフタが上になってみる?」
優しげ声で瞳を覗き込んでくるソフィーに、気恥ずかしげにプラフタが頷く。ごろんとつながったまま転がって半回転した。
ぎこちなく脚をぴったり閉じたままプラフタが腰を使い始める。
「んっ、あぁっ♥」
腰を振るたびにソフィーの膣のヒダが絡みつき、プラフタの先端近くに生えた肉ブラシと淫らに擦れ合う。背筋に上ってくる快感の痺れに、いちいち引っかかりながらそれでも腰を止めようとしない肉欲に取り付かれたようなプラフタの姿を、ソフィーはうっとりと観察し続けた。
しばらくすると、荒い息をついてメロメロになってしまったプラフタがソフィーの胸に突っ伏してくる。ソフィーの膣に肉棒をしごかれる快楽に腰砕けになってしまっていた。
「プラフタってば、きもちよさそー♪ そんなに私の中におちんちん出し入れするの気持ちいい?」
「恥ずかしい事を、言わないでください……」
経験豊富な商売女に翻弄される少年のように、プラフタはソフィーの豊かな胸に顔をうずめて楽しげな視線から逃れた。
「ふふっ、でもプラフタ、そんな腰の使い方じゃなかなか射精できないよ?」
「うっ、射精って……」
「射精、したいでしょ? 私の中にびゅうぅー♥ って、精液注ぎ込むの、とっても気持ち良いよ……?」
プロポーズしてから毎日たっぷりとしている、頭が真っ白になるような快楽を思い出させるように、ソフィーはプラフタの耳に口を寄せて、熱く甘く囁いた。
「どうしろって言うんですか……」
ソフィーに弄ばれっぱなしでプライドを傷つけながらも、プラフタが尋ねる。
「こう、するのっ」
ソフィーはプラフタの腰に絡めていた脚を伸ばし、かかとでプラフタの両膝の間に割り込んだ。そのまま引っ掛けるように両脚を開かせ自分もM字に股を開いていく。
「こ、こんなはしたない格好……!」
今更過ぎるその言葉にくすりと微笑み、ソフィーがキス一つで文句を封じた。「いーのいーの。気持ちよくなるのが大事なんだから。もっと腰を使って、ガンガン
私を突いてみて♥」
だんだん興が乗ってきて、セックスの快楽にキラキラと目が輝きだしたソフィーに言われるがまま、膝を支点にして腰の入ったピストンでプラフタが動き始めた。
プラフタは肉棒の快感に飲まれてしまって気付いていないが、ピストンのために開いた股には桜貝のごときひっそりとした女性器が愛液を滴らせていた。ソフィーのむっちりとしたそれと比べて薄く、スラリとした大陰唇の狭間から、プラフタが大股を開いてようやくチラリと見える程度の、人形師フリッツの手による究極に整った小陰唇が宝石のように艶やかにプラフタの股間を彩っている。
そんな美しい割れ目のすぐ下、クリトリスがあるべき場所からプラフタの腕ほどもありそうな醜悪な巨根が生えている様は、歪で甘すぎる性感に振り回されるプラフタを象徴するような光景だった。
「あっ、ああっ! ソフィー、ソフィーっ♥ もう、私はっ♥」
「うんっ、いいよっ、いいよっ♥ 射精して、プラフタっ♥」
お互いにただ名前を連呼して愛を確かめ合いながら、二人して絶頂に上り詰めていき、プラフタが射精した。
「あっ、あ゛あ──ーっ……♥」
体中から肉欲が漏れ出て行くような声を絞り出し、ぐったりとソフィーに突っ伏しながら生膣射精を行うプラフタは、とても幸せそうだった。
息を何とか整えさせようとしているプラフタに、ソフィーが腰と膣を使って二度目の催促をする。
「ちょ、ちょっと……まっへ……」
ろれつの回らないプラフタに配慮しているのかいないのか、優しく腰をグラインドして硬度を取り戻させ、なし崩しで腰を使わせ、息も絶え絶えのままに射精させる。
全身全霊を振り絞ったようにソフィーにしがみつき、射精するだけの置物になってしまったプラフタの背を優しくなでさすり、ソフィーは声を上げた。
「みんなー! そろそろ入ってきてー!」
射精快楽で頭が茹ってしまってまともにものを考えられないプラフタは、ドアが開いて誰かが入ってきても反応できなかった。
「うおっ、本当に生えてる……」
「いいのか、これ……」
「でもソフィーと別れるのは嫌だしな」
「だなぁ」
4人の筋骨隆々の男達がソフィーのアトリエに気まずそうな顔で入ってきた。
「いらっしゃい♥ プラフタは今トロトロになってるから、今のうちに入れちゃっていーよ♥」
あっけらかんとプラフタの下から肩越しに男を見やって言うソフィーに、さすがの男達も呆れを隠し切れなかった。
とは言え、ここまで来ておいて何もせずに帰るなどありえない。それにプラフタの可憐な少女という言葉をそのまま形にしたかのような完璧な身体を見て、反応しないわけもなかった。
「ふーっ、じゃあ覚悟決めて、やりますか」
男達は頷きあって服を脱ぎ、あらかじめじゃんけんで決めておいた順番に従い一番手の肉棒がプラフタの、500年前からも男を知らぬ膣口に突きつけられる。
くに、と無骨な指でプラフタの尻を掴んで片側だけ性器を広げてやると、てらてらと愛液に濡れた鮮やかな小陰唇の色が目に飛び込んでくる。
汚いことなど何も知らぬ少女という風情のその性器のすぐ傍からは凶悪に野太い肉棒が飛び出しており、プラフタの身体の下で目いっぱい股を広げているソフィーの膣を貫いている。見た目だけは赤ん坊のように無垢なソフィーの性器が大きく丸く口を開き、肉棒の太さにあわせた綺麗な円を描いている。秘薬によって体を手入れしているソフィーの股間は、シミなど一つもなく艶やかな肌色だった。膣口のすぐ下に、男達が散々開発してきたケツ穴がパクパクと物欲しげに開閉しているが、これも茶色どころか鮮やかな赤ピンク色だ。
上も下も可憐な少女にしか見えないのに、まるで男に犯されるためだけに変わり果ててしまったような、そんな背徳感を感じて男はさらに剛直を硬くした。
「じゃあ、初物……いただきますっと!」
プラフタの薄い尻に手を乗せて、ソフィーを犯すために開いていた股に後ろからペニスを挿入する。
「ふぇっ? ふああああああっ!?」
そこでようやく意識を取り戻したプラフタが驚きの声を上げた。
「あ、おはよ、プラフタ♥」
ソフィーが新婚の夫を起こすように屈託無く微笑みかけた。
「えっ、えっ?」
混乱するプラフタに、
(やっぱり止めといた方が)
という視線を男が送るも、
(だーめ♥ プラフタを気持ちよくしてあげて♥)
目を細めて笑うソフィーに、無言で続行指示を出されて男がプラフタの窮屈な膣から腰を引き、もう一度力強く挿入する。
「んいぃいいっ♥ そふぃっ、ソフィー♥ たひゅ、けふぇ♥」
それだけで快楽に蕩けた顔を晒しながら、ソフィーに知らない人に犯される自分を助けて欲しいと懇願した。
「大丈夫だよ、プラフタ。この人たちは私とずーっとセックスしてくれてる、優しい人たちだから。プラフタのことも、ちゃーんと気持ちよくしてくれるよ♥」
男は苦笑と共に、だんだんスムーズになるピストンを繰り返す。
混乱のさなかにあるプラフタには意味不明でしかなかったが、とりあえず膣の中を前後する肉棒が止まらない事は理解した。肉棒の快楽より後に味わう女性の快感は、もともと女性であるプラフタの魂に抵抗無く染み込んでいく。激しい波のような肉棒快楽と、大きなうねりのように抗いがたい膣穴快楽を一度に受けるプラフタはもはや理性を維持する事もできず、快楽を受け止め喘ぐ事しかできない、性欲処理人形と化した。
そのままソフィーと男でプラフタをサンドイッチにし、馴染ませるように穏やかに腰を使って、気絶しない程度の快感を与え続ける。
「あ゛ーっ♥ んっ、ういいぃいぃぃっ♥」
言葉を忘れたように、快感の発露としてうめき声を上げるプラフタは普段の知的な様からは想像もつかないほど快楽の虜になっている。ソフィーはそのいやらしい表情を間近で見つめ、プラフタの負担にならないように小さく絶頂した。男が突くたびにプラフタの肉棒がソフィーの一番いい所をえぐって、かなりキてしまっているので、絶頂間近の身体を何とかなだめながらプラフタが性感に慣れるのを待っている。
プラフタの小さい膣が男の巨根でかき回される淫らな水音がアトリエの中に響く。男の方も、ソフィーとは違う、本物の清らかな少女のようにこなれていない窮屈なプラフタの膣に射精寸前だった。しかも、今日はいつもと違って避妊具をつけていないため、柔らかな膣肉の感触がいつもよりはっきりと感じられる。
溜まらず男がうめき声を上げる。
「おおっ……ソフィー、もうそろそろ、出ちまうっ」
「うんっ♥ もう、私も、イキそう♥ プラフタの奥に、精液出してっ♥」
ガンガンと腰を使われてプラフタのよがり声が高くなり、男がぴっとりと腰を密着させる。プラフタが生まれてきて始めて経験する、膣内射精を決めた。
「あああああ──ーっ♥」
のけぞって叫び声を上げるプラフタの肉棒からさらに射精を受けて、ソフィーも絶頂する。
男と女の膣内射精を同時に味わったプラフタは、糸の切れた人形のようにソフィーに突っ伏して、しばらくピクリとも動けなかった。
それから10分ほどもしただろうか、ようやく失神から戻ってきたプラフタは、さすがに怒気を滲ませてソフィーを睨んだ。
「ソフィー……どういうことか、説明してもらいましょうか」
そう言って肉棒を抜こうとするプラフタの腰にソフィーが脚を絡めようとするが、ぎろりと睨まれてすごすごと解放した。
そのまま立ち上がろうとしたが絶頂しっぱなしで腰が抜けていたのか、ぺたんと尻餅をついてしまう。何とか片膝を立てて格好をつけ、後ろで直立不動になっている男達を見やり、赤くなって目を逸らした。筋骨隆々の男達が野太い巨根を晒しながら立っているのをみて恥らう程度には、プラフタも乙女の部分を残していた。
男達にとってはそんなプラフタの反応が新鮮で、叱られると判っていても勃起を収める事ができない。
プラフタは見ていないので分からなかったが、男達は竿が濡れそぼっており、気絶しているプラフタの膣穴をひとしきり楽しみ、他の男達はソフィーに口と手で相手をしてもらって勃起を維持していたのだった。
「あなっ、あなた達は、うちのソフィーになんてことをしてくれるんですか!」
赤くなりながらも怒りで睨みつけ、男達がたじろぐ。
「いや、あの、それは私からね?」
「ソフィーはだまってなさい」
「ひえぇ……」
ようやく少女の股間から生える肉棒の勃起がベッドに伏せる程度に収まってきて、理性を取り戻しつつあるプラフタの怒りにソフィーは首をすくめた。
「え、ええと……自分達はそ、ソフィー……嬢、に、錬金術の素材を提供する約束をしていまして、ですね……」
ソフィーの師匠だというこの少女に、先ほど犯しておきながらどういう距離感で接していいのか分からず男は言葉を選びながらつっかえつっかえ答えた。
「素材……」
ギロリと今度はソフィーに視線が戻ってくる。
そしてようやく、プラフタに事の起こりから今までのいきさつが語られた。
始めは酒の上の勢いで肉体関係を持ってしまったこと。
精液が錬金術の材料になる事を思いついて、自分から頼んで男に抱かれた事。
一人では足りないので、他の男を紹介してもらって、毎日のようにセックスを楽しんでいたこと。
最近ではヤリ部屋まで自作して、そこで何日もセックスしっぱなしの日々を送っていた事。
500年前から清い身体を保ってきたプラフタには想像もできない、肉欲に爛れきった毎日を赤裸々に、楽しげに語られて、胸ならぬ魂の裡にぐつぐつと黒い感情が沸き起こってきた。
「ソフィー……貴女という人は……! 私というものがありながら! この男達とも楽しんでいたということですか!」
そういいながらムクムクと勃起と取り戻すプラフタは、もう肉棒の快楽に染まってしまっていたのだろう。ソフィーを抱く対象として見ている事が丸分かりな、嫉妬の発露であった。
「で、でもでも、この人たちとしないとプラフタと子供を作る方法が見つからなかったわけだし!」
「だからって、私と子供まで作っておいて、こんな関係……裏切られたと思って当然じゃないですか!」
ごくごく全うな論理にソフィーは口ごもるが、将来設計としてここで引いてしまうわけには行かない。がばっとプラフタを押し倒し、嫉妬で勃起したそれを素早く膣に収めてしまう。
「ああっ♥ ちょっと♥ ソフィー、こんなことで誤魔化されるなんて、思わないでくらひゃい♥」
上下左右前後に複雑にうねるソフィーの腰にすぐに蕩けだすプラフタは、もう押しのける事ができない。
「ほらほら、皆も今のうちにプラフタに入れちゃって!」
「おいおい……」
冷や汗をたらしながら自分でしごいて何とか勃起を回復し、男達がベッドに上がりこんでくる。
「あっ、あなた達、だめっ、だめですよっ♥」
完全にレイプとしか思えない言葉だが、その声はソフィーの膣に包まれる快感に蕩け、自分から腰を使って突き上げ始めてしまっている。だらしなく開いた股間にある女の方の性器からはトロトロと愛液が滲んでいて、完全に出来上がっていた。
「ええい、ままよっ!」
2番手になっていた男が覚悟を決めてプラフタに挿入する。
「んいひぃいいぃ♥ らめっ、これらめなんですぅ♥」
何度も絶頂してほぐれてきた狭い膣穴に思い切り突っ込むと、プラフタが全身を痙攣させてあっけなく絶頂した。
「ね、ね? セックスって気持ちいいでしょ? プラフタにも分かってほしーな♥」
腰を上下させてプラフタの思考を快感で麻痺させながら、ソフィーは猫なで声でプラフタにおねだりした。
「らめっ、らめにゃあぁああああぁああぁ♥」
膣を犯し、膣を犯され、頭の中がグチャグチャのプラフタに対する説得セックスは何時間も続いた。
「いぐっ♥ いぐいぐぅ──ー♥」
絶頂人形と化したプラフタの股間は、いつの間にか肉棒が仕舞われて少女のつるりとした股間になっていた。今は後ろから腕を掴まれて上体を無理やり起こされて、後背位セックスで絶頂しているところだ。その正面ではソフィーがプラフタと同じような格好で後ろの男を咥え込んでいる。
錬金術で妊娠したか確かめる道具を使って、既にきっちり着床した事を調べていたので、どちらも避妊具を使わない生のセックスだ。ついにソフィーと生膣セックスをする事ができた男は、あまり激しくしすぎて流れてしまわないように気を使いながら夢にまで見た愛するソフィーの生膣を思う存分に蹂躙する。
プラフタと違って腕をつかまれずとも自分で体を起こしているソフィーは、正面のプラフタに抱きついて汗をかかないその身体をぎゅっと抱き締めた。男に貫かれてあられもなく乱れるプラフタの姿に、これまで感じたことの無い焦燥感にも似た不思議な高揚を感じて、きゅうきゅうと膣をうねらせた。
「あぁ……プラフタがセックスしてる所見るの、すっごくドキドキするよ……♥」
男達にとってはおなじみの、性欲でタガの外れたソフィーの発言だったが、実際にプラフタにいとおしげにキスしながら言われると、その淫靡さは普段の比ではなかった。
ソフィーのむっちりとした尻を掴んで腰を使う男が耐えかねたように声を上げる。
「くうぅ……ソフィー、もう、出していいか? 中、中にっ……!」
「うん♥ いいよ♥ 赤ちゃんできないけど、私の中に精液出して、いいよ♥」
愛する女の、既に他の……女の精子で受胎済みの子宮に、初めて許されて精液を浴びせかけた。記念すべき男の大量の精液が、細く空いたソフィーの子宮口を通じてトロリトロリと子宮に侵入する。
「おおっ、ほおぉおぉ……」
何ヶ月も夢見てきた、ソフィーへの膣内射精が叶い、男は達成感に天を仰いだ。
「おらっ、次俺な!」
出し切ったところで即座に次の男がソフィーに覆いかぶさり、ぶじゅっ、と収まりきっていなかった精液を掻き出しながら鼻息も荒く犯し始める。
「はぁ……♥ 子宮に精液入れるのって、すっごく気持ちいい♥ プラフタもそう思うでしょ?」
至近距離からプラフタの瞳を覗き込みながらソフィーが問いかけると、ほんの少しだけプラフタが瞳を逸らした。
「ふふっ、やーっぱり♪ プラフタ、もうとっくに正気に戻ってるでしょ♥」
「……っ! あっ、ああっ♥」
明らかに身体を硬直させて動揺し、男に貫かれて快感に身もだえする……振りをするプラフタに、ソフィーは指をフェザータッチで這わせ始めた。
「良いんだよ、プラフタ♥ 私がプラフタのこと、エッチな身体にしちゃったから、プラフタがセックスに夢中になっちゃうのは、仕方ない事なんだよ♥」
ソフィーの甘い甘い声に耳元で囁かれ、プラフタは反射的にヒクヒクと自分から膣を痙攣させ、肉棒を味わってしまう。
「私と、プラフタと、皆で、家族になりたいんだ♥ だから、プラフタも私と一緒にセックス大好きになろ?」
正面には優しく微笑むソフィー、後ろからは抗えない快感を叩き込んでくる肉棒に挟まれ、プラフタはついに陥落した。
「私……私も、これ、このおチンポ好きぃ♥ セックス、すごいのぉ♥」
その台詞に興奮した男が思い切り腰を降り始め、今度こそプラフタが振りでなく正気を失って迎え腰で男と息を合わせてセックスを始める。その淫靡な姿にソフィーは全身を震わせ、後ろの男に流し目を送って続きを要求した。
それから底なしの性欲を持つ女二人が男四人を絞りつくし、最後には男達が町の宿屋に帰って行った後、精液を膣や尻穴から垂れ流してまだ肉棒を硬くさせたプラフタが男顔負けの力強い腰使いでソフィーを犯し続けていた。
翌朝に精液の臭いに包まれて目覚めた時には、プラフタは両手で顔を覆ってすすり泣いてしまっていたが、ソフィーに優しく抱き締められて全身を撫で回されながら、甘い言葉で延々と説得された末に男達とこれからもセックスする約束に同意してしまっていた。
それからの日々は、穏やかに流れていく。
何ヶ月かしてソフィーの妊娠した腹が目立ち始めると、ヤリ部屋を使ったハードすぎるセックスは控えるようにプラフタが言った。
「だから、その……私が代わりに行って、精液を採取してきますから」
その顔は赤く、どこか後ろめたいようにソフィーから目を逸らしている。すっかりセックスが好きになったくせに、まだどこかで照れを残すプラフタの姿は、ソフィーにとって特別に肉欲をそそるものでもある。
普段の明るい笑顔からさっと淫らな女の顔に切り替わり、
「いっぱい、楽しんできてね……♥ 帰ってきたら、どんな風に気持ちよかったか、プラフタに説明してもらうから♥」
真っ赤な顔をして頷くプラフタに、また無垢な少女の笑顔に戻る。
「じゃあ、いってらっしゃい!」
手を振って送り出した。
アトリエの中に戻ると、そこには掃除をしていたり本を読んでいたり洗濯をしていたりする男達が居た。
「おう、お疲れさん。……プラフタは、今度は何日で帰ってくるかねえ?」
一度、男の当番が切れないように頑張ってみた結果、二週間はぶっ通しで腰を振っていたことがある。しかも膣内射精の場合は生でセックスしているのだ。プラフタの子宮は実はカートリッジ式になっており、男の精液を袋ですすり上げて保存する事ができるようにもなっている。その機能で、10人以上の精液のカクテルを子宮で作り、何袋もバックパックにしまいこんで何時までも男を求めるプラフタは、ソフィーとはまた一味違った魅力で男達を虜にした。
「ほらっ♥ 精液っ、出しなさい♥ ソフィーにはもっと出したんでしょう♥」
小柄な少女ながら中身は500歳を超える錬金術士であるため、年上として振舞うプラフタは、ソフィーの居ない場所ではその傾向が顕著になった。ソフィーよりもさらに騎乗位を好み、女教師のように命令口調で、事あるごとにソフィーを引き合いに出し自分の興奮を煽る。
プラフタ自身にも生えているからだろうか、口淫や手淫での肉棒の扱いはあっという間にソフィーと遜色無いレベルまで達していた。慈しむように優しいソフィーとは違い、少し乱暴なくらいの刺激はまるで自慰のときのように丁度良く、ツボを心得ている。
「どうですっ♥ ソフィーのフェラと、どっちがいいですか♥」
少しイジワルで悪戯な、小さい年上の女性という新鮮味に、何人かプラフタで抜いた方が多いような男さえ現れているのだった。
そういうプラフタの乱れぶりを男に聞いて全部知っているソフィーは、夢見るような視線を窓の外に向ける。
「はぁ……♥ 見てみたいな、私が居ないところのプラフタのセックス♥」
「へいへい……映像を記録できるような道具でも作ったらどうだ?」
「それだっ!」
こうして、日々は穏やかに、優しく過ぎて行った。
さらに何ヶ月も過ぎて、ついにソフィーの腹は丸く膨らみ、出産間近になった。ゆったりとした枕に背を預け、穏やかに寝そべっている。
「はぁ……ついに、ソフィーに子供が産まれるのですね」
前と代わらぬあどけない顔には蕩けるような笑みが浮かび、ベッドの脇から上半身だけを乗せ床に膝を着いているプラフタに微笑みかけていた。
プラフタのじぃっと見つめるその先には大きくなったお腹がある。
服装は以前着ていたのと同じ、下着として使っている肩紐のワンピースだ。
妊娠前から母乳が溢れていた胸は、それでもさらに一回りほど大きくなり、胸を覆うための三角の布はほとんど足りなくなって、ソフィーの乳輪をぎりぎり隠す程度しか無い。胸の下からすぐに始まっている腹のふくらみは、少女趣味なフリルのワンピースに強烈な性のスパイスを効かせてしまっている。
ソフィーの清らかな笑顔とのギャップも相まって、今のプラフタには興奮を煽るような淫らな美しさだ。
そっと壊れ物を扱うように、ソフィーの体温を感じる腹を手で撫でた。
「うん。プラフタと私の、初めての子供だよ」
そして何より、
「次は俺たちの子供を産んでもらいたいもんだぜ」
淫らな身体を清らかな笑顔とワンピースで包んだソフィーは、ベッドに穏やかに横たわったまま、男に股を開いているのだった。
「むー、それは……あっ♥」
唇を尖らせて嫉妬しようとしたプラフタもまた、後ろから挿入している男の動きに嬌声を上げてしまう。
「プラフタはいいよなー、ソフィーに真っ先に子供を仕込めてさ」
ねちねちと、慣れた動きでプラフタの大好きなGスポットをこねくり回してくる。
「だ、だぁって♥ それはぁ♥ ソフィーが私をぉ♥」
声が艶がかり、先ほどまでの穏やかな空気はあっという間に肉欲に染まった。
「んー、それもそうだね。
じゃあ次からは、皆の子供を順番に産んでいくってことで♥」
プラフタの子供を孕んだ子宮を違う男の肉棒で優しく突かれながら、ソフィーは気楽に宣言した。
「おっ、マジ!? やったぜ!」
ソフィーとプラフタは、男の勃起が強くなったのを同時に感じる。
「でも、16人も居るから……最後の人の子供を産む頃には、プラフタとの子供は今の私と同い年くらいになっちゃうよ? それまで皆、ずーっと付き合ってくれる?」
「へっ! 今更だぜ。もう俺たち全員、この町の、ソフィーの家の墓に骨をうずめる気だよ」
「ああ。とっくに話し合ったさ。誰も降りやしねえから順番争いも大変だ」
その言葉に、ソフィーとプラフタは顔を見合わせて、クスリと笑った。
「本当? 私、もうおばちゃんになってるかもよ?」
からかうようなソフィーの返しにも、男達はまったく動じない。
「何言ってんだか……秘薬を使えば何時までも若いままで居られるんだろ?」
「えへへ、ばれたか」
照れ隠しにむにゅむにゅと膣をうねらせてくるソフィーに微笑みかけて、男も大きなお腹を撫でた。
「あっ、今お腹けった♥」
ソフィーはそっと両手で腹を抱えて、赤ん坊に思いを馳せる。
「こんなに大きな腹してまだセックスしたいってんだから、産まれて来る子供も大変だな……ソフィー、この子はお前みたいにセックス狂いにするんじゃねーぞ? ソフィーとプラフタの子供なら凄い美人が産まれて来るに違いないんだからな」
今や女二人よりよほど常識的な男達がお小言を口にすると、ソフィーは唇を尖らせた。
「むー、失礼しちゃう! 私はただ気持ちいいの好きなだけだもん」
「そういうのをセックス狂いっていうんだよ。プラフタみたいにな」
ふと脇を見てみると、さっきまでソフィーの腹を撫でて父親になる感慨にふけっていたプラフタはもう男のピストンに夢中になっていた。
「はぁっ、はぁっ♥ ちんぽっ、もっとGスポこりこりってしてぇ♥」
くすくすとその様子を微笑ましく見守る男とソフィーも、自分の子供を孕んだ女の前で他の男とのセックスに夢中になるプラフタも、全員色欲におかしくなっているのかもしれない。だが、プラフタとソフィーの二人で秘密のうちに教会で結婚式を済ませ、親友はじめとした知り合いたちにプラフタとの結婚そして男達との同居を包み隠さず話し、呆れられながらも持ち前の明るさでなし崩しに現状を容認させてきた。
ソフィーはソフィーとして、プラフタはプラフタとして、一番大事なところをしっかりと保ったままに、今の穏やかで淫らでたくさんの家族に囲まれた生活を手に入れたのだ。
そろそろイキそうだったので、ソフィーはぺロリとワンピースの裾をあげる。空気に晒されたその大きなお腹は、妊娠線などといった生理現象とは無縁の、宝玉のように滑らかで一点のシミも無い美しいものだった。秘薬の調合を研究し、美容とともに母体の健康を保つという効果を持たせたのだ。
くっちゅ、くっちゅと男が気を使って浅いところでピストンを繰り返すのに集中しジワジワせり上がってくる快感に逆らわずソフィーは絶頂した。
「くぅっ!」
びゅるっ、びゅるっとソフィーの孕んだ腹に精液が降りかかる。寝そべったままのソフィーの口元に男が股間を差し出すと、ゆったりと時間をかけてお掃除フェラをしてくれる。
「ふうぅー……」
気だるい中でソフィーの腹に掛かった精液を、錬金術で暖められていた蒸しタオルで優しく拭ってやり、股間も綺麗に拭いたあとソフィーのワンピースを元に戻した。
「ありがと♥」
童女の笑みで手を差し伸べてくるソフィーの手を握り、その額にキスをして男は部屋から出て行った。
その頃には、プラフタも大きく痙攣して絶頂し、照れくさそうに身体を痙攣させながら後始末をし、出て行く男を愛情たっぷりのディープキスで見送って、ソフィーの待つベッドに帰ってくる。
時間は夜、もう寝る時間だった。
「良かった? プラフタ」
「はい、とっても♥」
隣り合って仰向けに寝る二人の手は、自然に絡み合い握られていた。
「……ソフィー、その……本当に、皆の子供を産んでいくつもりなのですか?」
「ん? 本気だよ。プラフタも……その方が興奮するでしょ?」
「そ、ソフィーじゃあるまいし、そんな事は」
「えー、うっそだー。私が皆とセックスしてるって言った時、おちんちん大きくしてたでしょー♥」
プラフタが四六時中股を開く女にされる寸前のことを蒸し返され、むくれた。
「それは、その、ソフィーを取られたくない一心でですね……」
「プラフタも、もう皆とのセックス大好きになったしそんな事無いってわかるよね」
「いや、でも……」
「大丈夫だよ、これから先プラフタの子供、何十人だって産んであげるから」
「そんなに寿命がもたないでしょう」
「んー? ホムンクルスの身体を作って、そっちに魂を移せば大丈夫でしょ」
しばし、沈黙が流れる。
「……本気、ですか?」
「うん。錬金術が使えて子供を産めるホムンクルスを頑張って開発してみるつもり。まあできなくても、普通のホムンクルスに魂を移すけどね」
「どうして、そんな……」
「私は、プラフタとずーっと一緒に居たいから。だから、この先500年でも、1000年でも……プラフタの終わりまで、付き合うよ」
「ソフィー……貴女はどこまでも、突拍子もないことばかり言いますね……」
そう言いながら、プラフタの声は震えていた。
「そういう所、ルアードを思い出しますよ。私よりよっぽど似ていますね」
「あははっ、それ褒めてないでしょ」
「褒めてますよ」
「ほんとー? ……でも、たとえ錬金術が使えなくてもプラフタと二人なら何時まででも楽しいと思うんだ」
「またそんな楽観的な……500年という歳月はそんなに軽くありませんよ」
「えー、私にもプラフタ好みのおちんちんをつけて、プラフタのホムンクルスの身体にもおちんちんつけたら、二人でずーっと楽しめるよ?」
シモに偏りきった思考に、プラフタは眉をひそめた。
「すぐそういうことを言う……」
「それでさ、マンネリになったら人の居るところに言って、いい感じの、セックス上手そうな男の人を探して、一緒に誘惑して……そんな感じで、楽しくやってけると思うんだよね」
「あの、ソフィー? 一応私には破滅の錬金術が世に広まるのを防いで、正しい錬金術を後世に伝えていくという役目がですね」
「大丈夫大丈夫、私とプラフタの子供をたくさん作って、その子達に錬金術を広めていけば、きっと悪いようにはならないよ」
明かりを消した部屋の中で穏やかに微笑むソフィーはどこまでも朗らかで、プラフタはいつものように苦笑した。
「ふふっ。ソフィーがそういうと、本当にそうなりそうですね」
「なるよ、きっと。だから今は、お腹の中のプラフタの子供を頑張って産むね」
透き通ったその笑みは、もしかしたらソフィーが初めて見せる母親の笑みかもしれなかった。
「……ええ」
良く分からない感情で胸がいっぱいになったプラフタは、短く答えた。
「……ソフィー」
「うん」
「愛しています、ソフィー」
「うん、私も。プラフタ、愛してる」
ソフィーの腹はプラフタの精子で孕んだ子で膨らんでおり、プラフタの子宮には男達何人もの精液をすすってカクテルしたものがなみなみと満たされている。
それでも、愛する二人は無垢な寝顔で寄り添って眠りにつくのだった。