ずいぶんと、長い事話していたような気がする。けれど、針が蓄光塗料で光る時計は未だ日付さえ変わっていなかった。
「ま・す・たぁ❤️ どうします? 何からしましょうか!」
肩越しに振り返った満面の笑顔で、ジャンヌが言った。背面座位で挿入している膣が、うねうねと歓喜に蠢き、自分が腕の中に抱きしめているジャンヌに、全身を包まれているような温かさだ。
「うん、まずは……電気を付けよう」
月明りでそこそこ明るいとはいえ、色彩はどうしたってモノクロに寄るし、細部は見づらい。ジャンヌを神秘的に見せてくれる効果はあるが、しかし今は、はっきりと身体の隅々まで目に焼き付けなければ気が済まない。
「はい、分かりました。えっと、ベッドのサイドボードに電灯のリモコンが……」
ジャンヌが身をよじって確認すると、膣もねじれて自分のチンコがざらざらと無数のヒダで撫でまわされる。
「あうっ!」
不意打ちの快感に声が出てしまったが、ジャンヌはそれに構わず、しかしチンコは抜かずにリモコンを取った。
「じゃあ付けますよー」
ぴ、と軽い電子音と共に電灯が付き、オレンジがかった暖かそうな光が部屋を満たす。ジャンヌの光輝くような金髪が、エメラルドのリボンが、真珠のように美しい、しかし胸と股間がめくれ上がった天使の水着が、はっきりと見えるようになる。自分に向けて上半身を捻ったジャンヌを改めて見ると、全身が汗でぬめり、勃起した乳首も、自分のチンコを咥えこんだ膣も、それを艶やかに飾る大陰唇も、可愛らしく結ったツーサイドアップも、全てが溜息が出るほど美しく、卑猥だった。
「綺麗だ……ジャンヌ」
思わず、何のひねりもない感嘆の言葉がついて出た。
「貴方にそう言ってもらうのが、何より嬉しいです、マスター」
顔を赤らめて、ジャンヌがそう言った。照れている、そして、発情しているのだ。これからする自由なセックスに対して、お互いに期待を募らせていた。いつまでも見つめ合ってこの甘い空気に浸っていたいという気持ちを脇に置き、一歩目を踏み出した。
「……よし。じゃあ、まずは……」
ジャンヌの形のいい耳に触れるようなキスをして、お願いをした。
「分かりました。水着は、どうしますか?」
「そのままで。その水着、凄く可愛くて、もっと見ていたいから」
むにゃむにゃと、緩んだ笑顔を見せてジャンヌは頷いた。そしてゆっくりと、チンコになごりを惜しむように立ち上がる。自分もそれを追ってベッドを降りた。ジャンヌはベッドに手をついて、がに股になって自分に尻を向けた。そう、ジャンヌが処女を失う直前、フェルグスが目にしていたであろう光景、それをまずは見てみたかったのだ。
フェルグスを憎んでいるという事はないが、率直に言って嫉妬している。……そんな感情には、慣れたはずだった。英霊のほうが凄い、強い、賢い。そんなものは、初めてレイシフトをしたあの日から、何度となく聞いたし、言ったし、思って、思い知らされてきた。それなのに、まるで何も知らない小僧のように、英霊たちのチンコに劣り、セックステクに劣る自分を恥じ、嫉妬している。同じ土俵に立てるはずも無いと、これほど言い聞かせてきたのに。
ああ、もう認めよう。自分は、ジャンヌに恋焦がれている。心を奪われている。だって、当たり前じゃないか。腕の中に居ながら、もっと近寄れると思えば男の影をちらつかせ、夜空の星のように手が届かないと思わせる。そうかと思えば愛を囁き、いつの間にか可愛らしく腕の中に収まっている。天使のように美しい、ジャンヌが。
サーヴァントは、人理を救うために、カルデアの目的のために、力を貸してくれている。だから、自分個人の恋愛感情など向けてはならない。そう自分に言い聞かせ、これまで溜まった性欲をこっそり処理してきたというのに。ジャンヌのセックスに、屈託のない笑顔に、まっすぐな愛の告白に、良いように心を揺さぶられ、たったの数時間でもう渇望を抑えられなくなってしまった。この道は人類を滅ぼす道かもしれない、と恐れていても、もう引き返す気など無くしてしまった。
「はい、どうぞ、マスター。私のおまんこも、お尻の穴も、全部貴方のものですよ❤️」
ちらりと肩越しの視線を向けて、お姫様みたいな恰好のジャンヌが性器と肛門丸出しの尻をくい、とこちらに突き出して、発情した猿のように自分を誘ってくれる。神に祈るように跪き、明かりを受けてぬめるように輝く秘部を、まずは網膜に焼き付ける。この一週間で何人もの巨根を咥えこんできたとはいえ、まだまだ可愛らしい佇まいを見せるジャンヌのマンコは、さっきまでのセックスの名残で小陰唇を赤く充血させ、見られて恥じるように膣口をパクパクと開閉している。控えめな大きさのクリトリスは、勃起して包皮からわずかに先端をのぞかせている。もう少しかがみこんで見ると、マンコとクリトリスの延長線上に、少しだけ金の陰毛が残っていた。恐る恐る手を伸ばして、指の腹で撫でるように触ると、陰毛のくすぐったさと同時に味わう、暖かで柔らかな恥丘の肉の感触に驚く。赤ん坊の肌のようにモチモチときめ細やかで、いつまでも触っていたい位だ。
「はんっ……❤️」
ジャンヌも甘い声を上げてくれるが、しかしまだまだこんな所で止まっているわけにはいかない。もわりと性臭の漂う膣口を覗き込むと、そのすぐ上の肛門も目に入る。綺麗なピンク色のそこも、期待するようにヒクついている。順番に頂くことを決意しつつ、まずは恭しく膣口と口づけを交わした。
「あっ❤️ ふっ❤️」
ぴくん、とジャンヌの腰が跳ねた。そのことに喜びを感じつつ、性器に満遍なくキスをしていく。ヒダの一つまでしっかりと覚えておくために。
ふにゃりと耳たぶよりもさらに柔らかいジャンヌの陰唇は、奥底に舌を入れて舐めるたびに自分の舌に愛おしげに絡みついてくるようだった。ちゅ、と吸い付いて音を立てるたび、ジャンヌは軽く痙攣する。そして膣の奥からとろりとろりと蜜を吐き出し、マンコをよりいやらしくデコレーションしていく。癖のない塩味にチーズのような風味が付いたそれを、べろりと舌で掬って飲み下すと、腹の底から熱を感じて何度かの射精で失われた体力さえ戻っていくように感じた。
「ふーっ、ふーっ❤️」
ジャンヌの脚が、最初より少し外に開いているのに達成感を感じる。左の太ももに巻いたエメラルドに白のレースのガーターリングが煌めいて、ひどく興奮を煽った。
指で大陰唇を開いて、よりじっくりと観察する。ぱっくりと口を開けた膣口を覗き込むと、ピンク色のヒダが幾重にも存在することが見て取れる。チンコを咥えこんで気持ちよくするための穴だと主張しているかのようだ。その下に目を移すと、小さく穴が開いているのが確認できる。ジャンヌの尿道だ。さらにその横に、ぽつりとほんの小さな穴もある。
これはおそらく、スキーン線と呼ばれる分泌液の出てくる穴だ。男性で言うと前立腺に当たる器官であり、ジャンヌも大好きなGスポットとはこれを膣側から刺激した快感とされる。人によっては存在しない事もあり、それがGスポットの存在が疑われたりする原因ではないかとされている。自分もやってみた通り、ジャンヌにはGスポットがあるのでスキーン線も良く発達しているのだろう。小さな小さな穴をちゅうちゅう吸い立てると、愛液とも少し違う塩味が口に広がった。
ジャンヌも自覚していない身体の秘密を知り、さらに興奮した自分は舌先をとがらせて尿道をくすぐった。
「あっ、そこっ、そこ違います、マスター❤️ そこはぁ、お、おしっこの出る穴でっ❤️」
「ちゅるっ。うん、知ってるよ。そうだ、じゃあ次のリクエストだ。今すぐおしっこして、ジャンヌ」
「えっ!?」
くぱ、くぱ、と膣口が激しく開閉し、こぽりと膣口辺りから粘液が溢れ出てくる。興奮しているのだ。目の前で小便を漏らせと言われて。
「で、でも、お部屋を汚してしまうのは……」
「もちろん、自分が一滴残さずジャンヌのおしっこを飲むよ」
ぶるりと尻全体を痙攣させ、膣口から白く粘つく粘液を垂らす。どうやら、自分の提案はお気に召したらしい。
「わ、ワイン、飲んだから……たくさん、出ますよ?」
「うん。喉も乾いたし、美味しく飲ませてもらう」
「マスター……あの、あとで、マスターのおしっこ、私に飲ませてもらえますか? 私も、いっぱいお話して、喉、乾いてますから」
「ああ。自分のおしっこ、ジャンヌに呑んで欲しい」
ぽたり、ぽたりと、蛇口が壊れたようにジャンヌの愛液が滴るのを、舌を広げて受ける。そして、尿道に噛みつくように口を開け、出てくる液体を逃さないよう蓋をする。
「で、でます❤️ 私のお小水、マスターに、飲ませちゃう……❤️」
じょろ、じょおおおおっ。勢いよく、温かい液体が自分の口内を満たす。出る端から飲み下していかないとあっという間に溢れてしまうそれを、ごくごく飲んでいく。バカンス中のジャンヌの尿は、夕飯に呑んだのだろうマンゴージュースの風味、尿の酸味、そして隠し切れないほどの塩味がまざっている。放尿しながら潮を噴いているのだ。やがて尿が収まった頃、ジャンヌは太ももと膝を震わせて絶頂の余韻に浸っていた。
「へ、変態です❤️マスターの、どへんたいっ❤️」
「こういうのは嫌?」
「好きです❤️私の尿が、マスターの身体に吸収されていくって思うだけで、興奮して、アクメしちゃいました❤️私も、マスターと同じくらいの変態なんです❤️」
完全にスイッチが入ってきたのか、ジャンヌが饒舌にそう言った。
「良かった。じゃあ次は、後ろの穴だ」
ちろっと膣と肛門の間の肉を舐め上げると、律儀にジャンヌは痙攣を返してくれる。
「マスター、さっきから私のお尻の穴、気にしてましたものね。好きなだけどうぞ❤️」
むりゅ、とわざわざ開き気味にしてくれた。しかし、その前に気になることがある。
「どうしてお尻の穴だけそのままお尻の穴って呼んでるんだ? ねえジャンヌ、この穴の事は『ケツ穴』って言ってくれないかな」
「はひっ❤️ケツ穴、マスターに弄られたがってるジャンヌのはしたないケツ穴、好きにほじくってください❤️」
「それにね、アクメって言い方もいやらしいジャンヌには合ってるけど、やっぱり俺としては『イく』のほうがしっくりくるかな。例えば……ほら、ここでイッてみて」
目の前のクリトリスをつまんで、上下にシコシコとしごいてみる。
「はい、イきます❤️クリアクメ、いいえ、ジャンヌ、クリイキします❤️」
ぶるぶるっ、と軽めの絶頂痙攣をするジャンヌの尻たぶに、お疲れ様のキスをした。
「うん、さすがジャンヌは飲み込みが早いね。クリでイくことをクリイキ、ちゃんと日本語の活用ができてる。それじゃあ、物欲しそうなケツ穴に行くね」
不浄の穴、といっても念入りに綺麗にしたのか、それともサーヴァントは常に綺麗なのか、ピンク色の菊のような美しいすぼまりは、今はジャンヌの意思によって指一本分ほどに開き、直腸粘膜を自分の目に晒している。
たっぷりとしたジャンヌの尻肉を掴む。表面は脂肪で柔らかく、その下に強靭でしなやかな筋肉を秘めた、戦う聖女の美しい尻。指を食いこませて感触を楽しみつつ、尻肉を左右に分けて、そっとアナルに口づけた。
「はんっ❤️」
甘い声と共に、きゅん、と括約筋がすぼまる。ここからさらに、舌を潜り込ませた。アナルとのディープキスだ。口内よりもさらに熱くぬめり、腸液がピリピリと舌に刺激的だ。ジャンヌの一番恥ずかしい所を、思う様舌で味わい、感触を覚えていく。
「ああっ! マスターの、マスターの舌がっ、私のお尻味わってるっ❤️私の腸液の味覚えらえちゃう❤️」
なごりを惜しまれながら舌を抜き、今度は肛門のしわに舌を這わせる。しわの数を数えながら、くるくると円に沿って舌先でくすぐり、しわを伸ばしてやる。ジャンヌは何度も痙攣しながら肛門を充血させて、ぷっくりと美しく照り輝く肛門を晒してくれた。指を入れて括約筋に引っかけ、くにゅ、と開いてみると驚くほど柔軟に応えてくれる。二本、三本、四本。四方からの指のフックで、ぽっかりとジャンヌのケツ穴が開いた。光が当たった直腸粘膜の、ぬらぬらとした質感が良く分かる。すう、と鼻で吸ってみると、先ほどよりもきつい便臭がした。
「あっ❤️く、は、あああっ❤️」
突然カタカタと全身を痙攣させて、ジャンヌがぷしゃあと潮を噴いた。顔面と言わず、首から額にかけてびしゃびしゃと濡らしていく。
「ごめ、なさ❤️マスター、もう、私、我慢できなくて、ペニス、ペニス入れてほしい❤️」
「そうだな……じゃあ、今後ペニスじゃなくてチンポって言ってくれ」
「チンポ❤️チンポ❤️マスターのチンポ❤️ずぼずぼハメてチンポでイかせてくださいぃ❤️」
即座にこれまでの語彙を捨てて、ジャンヌが雌として自分に媚びてくる。立ち上がって、トロトロに解れている膣口に自分のチンコを押し当てた。散々観察したから、もう戸惑う事はない。そのまま、一息に腰を突き出す。
「はっ、んひぃぃいぃいいいっ❤️」
はちみつのように甘く粘つくジャンヌの声が、心地よく耳朶を震わせる。じっとしているチンコに甘えん坊のようにヒダがじゃれついて、歯を食いしばって射精感に耐えた。改めて見下ろしてみると、丸く白い尻、先ほど舐ったピンク色のぽっかり開いたケツ穴、ドレスの真っ白のスカートは腰のあたりに折り返されていて、あるべき水着の下部分は、ベッドの脇に脱ぎ捨てられていた。上下お揃いだった白にエメラルドの縁取りのそれから目を移して、腰から上には半透明の外套が大きくめくり上げられて、金糸のようなジャンヌの髪を白く透かしている。ベッドに手をついている姿勢で肩の部分のドレスも少し上にずれて、水着の上部分、胸を覆うべき布の紐が見当たらない美しい背中を晒していた。ジャンヌの顔はまっすぐ前を見て、自分を振り返る余裕もなさそうだった。
突く。目の前のこの女性を征服するという欲望をむき出しにして、がむしゃらにチンコを突き込んでいく。肉のぶつかる音を部屋中に響かせ、ジャンヌの声が一突きごとに高く低く、生殖本能をむき出しにした動物のように変貌していくのを興奮剤にして、無我夢中でピストンを続ける。一番奥の子宮口、その手前にも良い所があるのを探りあて、そことGスポットを交互に突き刺すようにしてさらに反応を探る。
「んぐっ、おうっ、ほおっ❤️」
どれぐらい突き込んだか、じゅぶ、じゅぶと愛液が泡立ち、自分の内ももはジャンヌの愛液でべとべと、股間の下には水たまりを作っていた。ジャンヌの脚は震えが止まらず、それ以上に膣の中のうねりも一秒ごとに変化していく。射精感に耐えかねて、もう限界だった。
「出すよ、ジャンヌの、一番奥にっ!」
「出してっ、マスターの精液、私の子宮に流し込んで❤️」
ぐりぐりと、一番奥に亀頭をこすりつける。快感の強さに、ツンと涙が浮かんでくるのに合わせて、激しく射精した。
「お゛っ、ひいいいいいっ❤️イっくぅぅぅぅぅ❤️」
とうとう腕を屈し、ベッドに突っ伏しながらジャンヌがイッた。余裕なく、動物のようにわめきながら。その光景をおかずに、出るだけ射精していく。
長く、重い射精が終わると、思わず天井を仰いでしまった。ついに自分は、寝物語に聞いたようなジャンヌの痴態を、自分から引き出したのだ。ジャンヌを、満足させることができたのだ。
「はあ、はあ……すごく良かったよ、ジャンヌ」
「ふっ、ふっ……マスターのセックス、頭がおかしくなっちゃうくらい、良かったです❤️」
繋がったままお互いを労って、力の入らないジャンヌの腰を抱えたままベッドに二人で寝そべる。
「少し惜しいけど、水着を脱いでくれる? あ、でも髪型はそのままでいいから」
「これ、気に入りました? ちょっと可愛すぎるかなって思いましたけど……マスターが好きなら、二人きりの時はこれにしようかな……」
嬉しい事を言ってくれながら、ジャンヌが脱衣していった。額当てを含めた水着はベッドの脇に脱ぎ散らかされ、一糸まとわぬ裸のジャンヌが目の前に現れた。
「それじゃあ、まずはお掃除しますね」
当然のようにそう言って、笑顔でフェラを始める。明かりに照らされたジャンヌのフェラ顔は、真っ赤に上気し、うっとりと浸りきって緩んだ目元がとてもいやらしい。目は爛々と輝き、瞳を覗き込めばハートマークでも浮かんでいそうだ。そんなジャンヌの頭を、ゆっくりと撫でると嬉しそうに眼を細め、頬をすぼませてひょっとこ顔になり、ちゅぱ、ちゅぱと気持ちいい吸い上げが始まった。気持ちよさに顎が上がると、先ほどはベールに覆われて触れなかった白い背中があった。滑らかにシミ一つないそれに見惚れていると、不意にぞくりと背筋を這い上るくすぐったさを感じる。ジャンヌが、金玉と尻の穴を指でくすぐり始めたのだ。不思議な快感に、射精したばかりのチンコがもうガチガチに硬くなる。
「ちゅぷ、マスター。さっきの約束です。このままおしっこ、飲ませてください」
そう言えばそうだった。ずっと勃起していたから出なかったが、先ほどワインを飲んでひと眠りしているので、意識してみれば尿意はある。ジャンヌの頭を撫でて了承の意を示すと、これから起こる事を想像したのかうっとりと目を細め、亀頭だけを口に含み、その時を待った。勃起しているとちょっとやりづらかったが、ほどなく放尿が始まる。圧力で勢いよく噴き出す自分の小便を、ジャンヌは歓喜と共に喉を鳴らして嚥下していった。背徳感が背筋を震わせる。
「ぷはっ❤️」
けぷ、とげっぷが出てしまい、それに照れるジャンヌが無性に可愛かった。
このまますぐに挿入したくなるが、それではあっという間に力尽きてしまいそうだ。それに、もっともっとジャンヌの身体を知りたい。
「ありがとう、ジャンヌ。もう大丈夫」
そう言うと、口を離してくれたジャンヌに脇から手を入れて起き上がらせ、抱きしめる。まずは形のいい耳にキスした。
「ひゃん❤️く、くすぐったいです、マスター」
首筋、肩、そして腋。
「腕上げて、ジャンヌ」
「えっ、は、はい、どうぞ」
何をするのか理解できていないジャンヌの蒸れた腋に顔を突っ込んで、ベロベロ嘗め回すと、汗の塩味と、濃いジャンヌの臭いがした。
「んひっ❤️そ、そんなとこ、舐めるなんてぇ❤️マスターの変態っ❤️」
そう言いつつさせるがままにしてくれて、ぴくん、ぴくんと快感の痙攣で気持ち良くなっている事を教えてくれた。
二の腕、肘。手首。そして指。ほっそりとしたジャンヌの指、戦場で旗を握ってきた
力を秘めたジャンヌの指を、口に入れて舌で愛撫する。それを見ているジャンヌは、声こそ荒げないもののうっとりと笑顔で浸っていた。ちゅぱ、と口を離すと、今度は背中、肩甲骨辺りから口づけた。ジャンヌが気を利かせて、身体を捻って後ろに向いてくれる。さらりと輝く金髪をかき分け、滑らかな背中をつうと舐め上げると、
「んっ、んっ」
少し恥ずかしそうにジャンヌが身もだえする。ついでに大きな胸を揉みながら、腹の横を通って、前へ。ジャンヌは、正常位のように寝そべって脚を広げた。ドレスを着ている時から見えていた、綺麗なおへそに舌を突っ込んでぐりぐりとこね回す。ちゅ、ちゅ、とキスして吸い立てて、同時に胸を揉んで指先で硬く勃起した乳首をはじく。
「あっ、それ、変になる❤️乳首とおへそ、どっちが気持ちいいのかわからなくなっちゃう❤️」
するするとジャンヌの膝がベッドに近づき、ぱっかりと限界まで開いた。結構気に入ってくれたらしい。それに悦びを感じながら、下腹部に唇を滑らせていき、性器をさけて太ももの内側にキスした。ジャンヌの鍛えられた太ももの筋肉、開脚で浮きあがった脚の腱がよく見て取れる。反対側の太ももに指先を掠らせるように優しく滑らすと、ぴくん、ぴくんとジャンヌの腰が震えた。指はそのままに、キスしている方の太ももを持ち上げ、膝裏にキスをする。ふくらはぎを唇で滑っていき、ついに足にたどり着いた。手と同じように口に含む。
「ああっ❤️足の指だなんて、そんな、そんなところを、マスターの口に含ませてるなんてっ❤️」
リラックスして足を自分の好きなようにさせてくれつつ、ジャンヌは自分が足を舐めているのを見て興奮していた。もう片方の脚も持ち上げて、O字にさせて、両方の足指をベロベロとしゃぶる。ジャンヌのマンコがひくひくと物欲しげによだれを垂らしているのがよく見えた。
「ふ──っ。堪能した。ジャンヌの全身を味わわせてもらったよ」
「へんたいっ❤️マスターほどの変態が居るなんて、想像もしませんでした❤️」
「ジャンヌにはお似合いのカップルだろう?」
「……! はいっ❤️」
餌を与えられた犬のように喜んで、満面の笑みを浮かべるジャンヌ。そろそろ、お互い焦れてきてセックスを再開したくてたまらなくなってきた。
「ジャンヌ、腰を浮かせて、ケツ穴を広げて」
「はい。貴方がトロトロにほぐしてくれた私のケツ穴で、気持ちよくなってください❤️」
仰向けのジャンヌは膝裏に腕を入れ、背中を丸めるように腰を上げる。むっちりとした尻が眼前に突き出され、ぽっかりとケツ穴が広がった。
ガチガチになったチンコをそこに宛がうと、膣よりさらに熱い穴が待ちきれないようにパクパク開閉し、ずるんと一気に侵入した。直腸だから、膣のように締まったりはしないが、十分に窮屈で、ざらざらとしている。根元をぴったりと括約筋が締め付け、まるで手コキのように射精を促してくる。
「くうっ、おっ、ほっ❤️」
アナルセックスの快感に、ジャンヌの唇が蛸のように突き出され、だらしなく鼻の下が伸びる。見たくて見たくて仕方がなかった、ジャンヌのセックス顔。可愛らしい顔立ちが淫欲を求めて歪むその表情がなにより愛おしくて、自然とキスをしていた。アナルとディープキスをした自分の口と、精液と愛液を掃除したジャンヌの口が、触れ合う傍からお互いを貪りあう。べちゃべちゃ、口元をよだれまみれにして舌を絡ませ、愛情を昂らせていく。思い切り突き、ゆっくり引き抜く、それを繰り返して慣れたころ、腹の側に、臓器があることに気づいた。膣と子宮だ。外側から挨拶するように、突き入れるのに合わせて子宮を揺らす。ジャンヌの鼻息がどんどん荒くなり、腰のうねりが激しくなる。絶頂が近いのを悟ったので、自分もそれに合わせて腰の力を強く、下腹部全体に響く位にジャンヌの尻を打ち鳴らす。
「あっ、マスター、も、私、イきます、マスターに、ケツ穴犯されて、イきますっ❤️」
歯を食いしばって宣言してくれたジャンヌに笑みで返して、タンタンタン、と腰を早める。
「ジャンヌ、でるっ!」
「んああああーっっ❤️」
唱和しながら、同時に絶頂を迎えた。
「ふっ、く、ちょ、ジャンヌっ」
その隙をついたか、ジャンヌの両の人差し指が自分の両乳首を捉え、くにくにと揉むように転がされる。未知の乳首快楽を射精に重ねられ、頭の中に火花が散った。
「マスターも、乳首気持ちいいですか? もっともっと、私で気持ちよくなってくださいね……❤️」
自分も絶頂で首元まで赤く上気しながら、それでもこちらを気持ちよくさせる事を忘れず、慈愛の笑みさえ浮かべて見せる。お言葉に甘えて、乳首をこねて射精を長引かせてもらった。おかげで、激しすぎて脱力を起こし、ジャンヌの身体に突っ伏してしまう。柔らかだが弾力のあるジャンヌの胸の谷間に顔をうずめると、汗で増幅されたジャンヌの優しい匂いが胸いっぱいに広がった。聖母のように自分の頭を抱きかかえて、よしよしと頭を撫でてくれるジャンヌ。しばらくその暖かく柔らかな至福の時を過ごしていると、不意に思いつくことがあった。
「そうだ、ジャンヌ。授乳手コキしてほしいな」
「じゅにゅう、てこき?」
こてん、と首を傾げたジャンヌに、詳しく説明する。くすくすと笑って、ジャンヌは受け入れてくれた。のろのろと身体を起こし、女の子すわりしたジャンヌに膝枕してもらう。
「うふふっ! 仕方のないマスターでちゅねー❤️さあ、ママのおっぱい、ここでちゅよー❤️射精したのに勃起したままのチンポ、シコシコしてあげまちょうねー❤️」
頼んでも居ない赤ちゃん言葉まで使って、自分の頭をよいしょと腕に抱え大層楽しそうに乳首を吸わせ、片方の手でシコシコと自分のチンコをしごき始めた。ジャンヌの匂いに包まれ、太もものむっちりした柔らかさとたぷっと顔に圧し掛かるおっぱいの柔らかさ、二種類を同時に味わい、カチカチに勃起した乳首をおしゃぶりのように気楽に口の中で転がしつつ、全身の力を抜いてジャンヌがチンコをしごいてくれる気持ちよさに身を任せていると、ストレスなんて無限に虚数空間の彼方に消え去っていってしまう。
「うっ、くっ」
そこに、ジャンヌがアクセントを加えてきた。頭を支えてくれている腕から、指を乳首に滑らせ、こしょこしょと優しく愛撫し始めたのだ。びくん、びくんと抑えきれない快感の痙攣が走り、かぽかぽとカリを激しく上下するジャンヌの指のリングが急激に射精感を高めていく。目の前に火花が散り、頭が真っ白になっていくに任せて、勢いよく射精した。
「あはっ❤️マスター、まだこんなに射精できるなんて、凄いです❤️」
チンコを自分のほうに向けていたのか、胸や顔に付いた精液を舐めとりながら、こちらの頭を優しく頭をベッドに下ろし、その上にまたがって四つん這いの恰好で、ジャンヌは射精直後のチンコを口に含む。返礼にジャンヌのマンコをクンニしながら、残りの精液を吸い出してもらった。もう、見なくてもジャンヌが思い切り頬をへこませているのが分かる。頬の裏側の粘膜がチンコにぴったりと張り付いていた。
さすがに射精のし過ぎで、全身がだるくなってきた。もうあと一回くらいだろう。ジャンヌのお掃除が終わるのを待って、自分は口を開いた。
「ジャンヌ。エンジェル・ハイロウの、ジャンヌの一番気持ちいいのを、やって欲しい」
「はい。気絶しちゃわないよう、注意してくださいね」
ジャンヌは四つん這いでベッドの枕のほうまで行くと、こちらに向けて仰向けで股を開いた。
「どうぞ、マスター❤️」
常と変わらない、慈愛の笑み。興奮で顔が赤くなり、瞳孔が開き気味で瞳がキラキラしているだけで、男を誘う娼婦の笑みと化している。そこに圧し掛かり、すんなりと挿入した。力尽きる寸前だろうと、ジャンヌの膣は最高に気持ちいい。主に膣奥のスポットを刺激しつつ、ジャンヌを抱きしめてキスをする。
「ジャンヌ。俺は、君が好きだ。いいや、今日、好きになった。心を奪われた。サーヴァントを相手になんて駄目だと思っていたのに、ジャンヌの誘惑があまりに魅力的で、もう君無しでは考えられない位、好きになってしまった」
きゅう、と膣が閉まる。ジャンヌは目を見開いて、唇をわななかせた。
……これを今言うのは卑怯だと思いつつも、溢れてきた言葉を抑えられなかった。
「嬉しい。嬉しいです、マスター。私も、マスターの事が、好き。愛しています。夏が終わっても……貴方の腕の中なら、いつでも夏気分なんです」
たん! ひときわ強く腰を打ち付けて、喜びを示す。そこからはもう、止まらなかった。
「好きだっ、ジャンヌ、ジャンヌっ!」
「好き、好きなのっ、マスター❤️」
繰り返し、繰り返し。連呼して、腰を振って。どんどん上り詰める。いつしかジャンヌの手足は自分の背中に、腰に絡みつき、腰を振るのも窮屈になってきたが構わず、一番奥に収まりながらグイグイと暴れまわり、膣肉をこね回した。
そして、限界が訪れる。
「でるっ、でるよ、ジャンヌ」
「はいっ、私の一番気持ちいい動き、マスターにっ❤️」
どくん。射精の脈動が、ジャンヌの膣のリングに竿を締め付けられて阻まれる。
どくん。どくん。ほんの少しずつ精液が這い上るせいで諦めがつかないのか、まるで何発も重ねて射精しているかのように脈動が続く。頭はすでに真っ白で、何を考える余裕もない。ただ、射精したい。だしたい。だしたい。だしたい!
無限に長いとさえ思える射精感。だが尿道の長さは有限で、ついに精液がジャンヌの子宮口に飛び出し、ひっかかる。それを待ち構えていたのように、抑圧していた膣のリングが緩み、逆にポンプのように波うち、精液を搾り取る。何発分もの射精が一気に解放される多幸感に耐えかね、ジャンヌの胸に顔をうずめた。ジャンヌに優しく頭を撫でてもらいながら、びゅる、びゅるとありったけの精液を膣に流し込み続ける。
視界が暗くなり、眠気が忍び寄る。だが、まだ堕ちるわけには行かない。顔を上げた。
「凄かった。最高だったよ、ジャンヌ」
「マスターこそ、とっても刺激的で幸せなセックス、ありがとうございます❤️」
疲労で身体が満足に動かない自分をひっくり返して、ジャンヌが最後のお掃除フェラをしてくれた。ひとしきり綺麗にした後、胸を使ってやわやわといたわるように包んでくれる。まるで雲のなかに浮かんでいるように優しく、落ち着く感触に、しばらく身を委ねた。
そして。自分は、言わねばならない。ジャンヌに対する、愛の告白の返答を。パイズリしてくれている頭を撫で、終わりを示す。身を起こしたジャンヌを抱きしめて、とても言いにくい事を、語りだした。
「ジャンヌ。俺は君が、好きになった。けれど……今の君の記憶は、明日で消えてしまうんだ」
「……えっ?」
ジャンヌの固まる気配に胸を痛めながら説明した。
今のルルハワは、何度もループしている事。
そのせいで、自分の同人サークル以外は記憶を失ってしまう事。
解除条件はサバフェス一位だが、今回は多分届かないという事。
そして、ジャンヌが夜這いをかけてくれたのは、今回が初めてという事。
「そんな、じゃあ、じゃあ……! 今の私は消えてしまって、マスターとも恋人に、なれない……!?」
絶望するジャンヌに、声をかけた。
「たしかに、今みたいな関係には、二度となれないかもしれない。でも、自分がジャンヌの事を好きになった気持ちは、ループで消えない。だから……何度かかってもループを抜け出して、それで、今度は自分から告白する。ジャンヌと、恋人になれるように」
息をのんで、ジャンヌは自分を抱き返してくれた。
しばらく沈黙が流れた。
そして、ジャンヌは、毅然と……そう、毅然と顔を上げたのだ。
「嫌です。ダメです。不許可です!」
「えっ」
ジャンヌの目に、涙はなかった。ただ、強い決意の光があった。
「ループの恥はかき捨てと思い、一から説明します。私は、今回あり得ない経験を積みました。それは、その経験を通じた自分の心の動きを知るという事でもあります。
私にわかったのは、私はセックスが大好きだという事。でもセックスで恋人を選ぶつもりは無いという事。好きな人とのセックスは、上手いセックスよりも何十倍も幸せだという事。最後に、私も、マスターに心を奪われてしまって、本気になってしまったことです。
良いですか、マスター。ルーラーのクラスというのは現世に一切望みを抱かないという事。それは当然、男を作るとか受肉して生きていくという望みもです。オルタが消えない恨みの炎に焦がされるように、ルーラーの私もまたクラスに縛られる程度の存在なのです。
かつて、聖杯戦争にルーラーとして参加したとき、私はジーク君というマスターも知る男の子に出会い、恋をしました。世界の裏側に引っ込んでしまった彼に、どうしても会いたくて。恋をしていますって、ただそれだけを言いに行った。でもそれも、言った先に何かを求めているわけではなかったのです。私なりに初めての恋で、本気のつもりであっても。そこで、終わりです。それがルーラー、それが私だった。
今、バカンスアーチャーだからこそ、ありえない経験とありえない結論が導きだせただけで、まともに私に告白しても『サーヴァントとしての使命が』とか『私は罪人で死者だから』とか、そんな鼻持ちならない事を言ってマスターのプロポーズを袖にするに決まっています。それこそ、耐えがたい苦痛です」
真正面から、現実を叩きつけられた。
だが、止まらない。ジャンヌ・ダルクは、炎のような決意を瞳に込めて、言葉を続ける。
「それに。よしんば、何も知らない私が、マスターのプロポーズを受けたとしましょう。マスターはその私に、自分に向かってがに股で尻を突き出して、ケツ穴を広げて、ケツ穴にディープキスをしたいと言えますか? 私がそれをさせてくれると思いますか?
きっと、マスターのド変態性欲を受け止められない私は、良くてぬるいセックスだけしてこの位で我慢しろなどと言うに決まっています。そして、私とセックスしたマスターはカルデアの発情した雌サーヴァントどもに性欲の矛先を向けられるのです!
皮肉にも私が証明したように、マスターと愛を込めたセックスをすれば心を奪う事は可能。いつしか間女が現れ、マスターはそちらと変態セックスをするようになり、ほどなく私たちは破局です。ああ、考えるだけでもおぞましい! そんな未来は許しません。
だから、マスター。私は主に誓います。この先のループの後、記憶を持ちこす、あるいは、今のループと全く同じ行動をとります。五日間で、セックスを大好きになって、六日目に愛するマスターを夜這いに来ます。必ずです。何度でも寝物語を語って、何度でも、マスターのねちっこい変態セックスに幸せを感じ、心を奪われます。その時こそ。今の私たちと同じように、愛し合った二人として、カルデアに戻りましょう。そして、あらゆる手を尽くして、私は受肉し、マスターと生涯添い遂げるために行動します」
一息に、激流のごとく語られるその言葉は、ことごとくが苛烈で。打ち付けるような、迸る愛情が全身を叩いているようだった。
(ああ。そうだ。これが、ジャンヌ・ダルク。目的のために、なりふり構わず全力を尽くすジャンヌが、自分と恋人に、いいや一生を添い遂げるために、生前と変わらない位の熱量で、やり遂げる気でいる……!)
それを思い知らされて、性欲とも違った歓喜の震えが奔った。俺はジャンヌの心を射止めたぞと、叫んで走り回りたいくらいだった。出しつくして萎えたと思ったチンコが、ガチガチに硬く、目の前の女に入りたがっていた。
ジャンヌを抱きしめて、こう言った。
「惚れ直した。ジャンヌ、最後のリクエストさせて」
「何なりと」
「明日……いや今日のサバフェス、自分の精液を子宮に溜めて売り子をしてくれ。ジャンヌの中に出したくて出したくて、たまらないんだ」
「本当、マスターはカルデア一の変態ですね。大好き❤️」
そう言って、ごろんとでんぐり返しの途中のように、首を下にしてマンコをさらした。いわゆる、まんぐり返しの態勢だ。即座に挿入し、もはや無言で挿入する。この先誰に何をされようとも、ジャンヌの身体は自分のものだとマーキングするために。
「ふんっ! ふんっ! ふんっ!」
「あっ、あっ、あっ❤️」
純粋に射精する作業のように、うねうねとジャンヌの膣が射精感を高めてくる。残った精液を全て放出するつもりで、一番奥に亀頭を押し付けて射精した。
とぷ、とぷ。もはや勢いは衰えていたが、精液が溜まり、子宮口を滑り落ちていくのをじっくりと待った。ぬるんっと抜けて、腰が抜けてへたり込むと、ジャンヌがいたわるように優しく掃除してくれる。
「今度こそ、お疲れさまでした、マスター❤️」
朝焼けに照らされて笑顔を浮かべるジャンヌを抱き寄せて、ディープキスをした。
これが、そのループでかわしたジャンヌの最後の思い出だった。
分かっていても、再度空港に立っていた瞬間、拳を握り締めてしまった。だが。この空の下でフェルグスをセックスしているだろうジャンヌを思い浮かべ、嫉妬と愛の炎を燃え上がらせて、必ずループを抜け出すと、胸に誓う。
ルルハワの空は、雲一つなく晴れ渡っていた。
それから。天狗のセックス修行や、ついにループを打ち破ったと思ったらまだ続いていたボス、夜の殺生院にさえ師事し、更なるテクの向上を実現しつつ、六日目に毎回細部が変わる寝物語を聞いて、習得したテクを披露してジャンヌの心を毎回落とし、毎回本気の愛の告白をした。
その果てに、ついに愛し合ったままループを脱出したのだった。