ライザのアトリエ~床振の女王と秘密のヤリ部屋~ 作:伊倉米磁
ライザリン=シュタウトは、感受性の豊かな少女だと評されるべきだろう。
直観力、とでも言いかえた方が良いだろうか。やるべき事、場に渦巻く力、そういうものを言われるまでもなく感じ取り、分析し、どう使えるか理解する。そんな力を彼女は持っている。錬金術に初めて出会った時も、瞬時にこれはと見初めて、夢中になった。
だが、その理解の方向が彼女の健全な成長を促すことになったのは単なる偶然だ。良き友と師がついていたのだとしても、夢中になる対象の錬金術が、単純に善悪で計れないものだったのが前提だ。
「ううーん……」
ライザは、自宅でベッドの上にうつぶせに突っ伏していた。
クーケン島、ラーゼン地区。島の秘密をタオに任せ、数日の自由時間となったその日、ライザは戦闘でしか得られない素材の採取にいそしんでいた。ついでに、今まで活用できていなかった補助系アイテムを試していた。
攻撃性能の上がる、『全霊を呼び覚ます』ウォーパウダー。
激しく攻撃性能が上がるが、防御力が下がるなどデメリットもある、『魔界の力』妖薬エボニアル。
その二つをしこたま使った戦闘をして、使い方や、使った後の動き方などを考えていた。だが、少しやり過ぎたらしく……夜になっても薬の効果が抜けきらない感じがする。
「んっ……」
むっちりとした太ももをもじもじとすり合わせ、腰を揺らめかせる。全霊を呼び覚ますウォーパウダーの効力が、妖薬エボニアルの方向付けを得て獣性……つまり性欲を強く刺激しているのだった。だがムラムラとしていつつも、薬の副作用で体力が尽きているライザは睡魔が勝り、眠りに落ちていく。
がちゃり、と扉が開いた。今日は両親は村の会合で酒盛りに参加するとかでどちらも帰ってこないはずだ。頭のどこかで怪しむライザだが、眠すぎて行動に移せない。
「ヒック……おいミオ! てめえ年甲斐もなくケツをプリプリさせやがってこのー!」
なんと、入ってきたのはレントの父、ザムエルだった。ずいぶん酔っぱらっているらしく、家を間違えたうえ二階に上がってきているようだ。
(ほっとこ……)
眠すぎて応対する気力もない。放置していれば去るだろう……と思ったが、ザムエルはどんどん近づいてきた。
「ああ、昔からこうやって、お前を滅茶苦茶に犯してやりたかったんだ……へへっ、抵抗しないなら今やってやるぜ」
そう言って、ライザのホットパンツを荒い手つきで脱がせてしまった。色気のない白の下着が露になる。だが、ライザは動けなかった。眠くて気づけなかったのではない。起きて注意しようと思ったら身体が動かなかった。
(あれ、ど、どうして!?)
意識だけが覚醒して、身体が眠ったままの金縛り状態。それも薬の副作用なのかもしれないが、そんな考察をすることはできなかった。
「すうぅーっ……! ああ、くせえ。雌の臭いがプンプンするぜ」
所有物のように、臭いを嗅いだ後遠慮なく性器に舌を這わせる。
(ひっ、嫌っ、やめてえええっ!)
いかにライザが少年のような奔放な性格をしているとはいえ、女の子に変わりはない。頭の中で抵抗の意志が渦巻くが、それが身体の動きに結びつかない。このままでは犯されるという恐怖に、涙だけが頬を伝った。しかし……
(くひいい──っ!)
ザムエルの乱暴だがツボを心得た舌使いに、激しい性感を感じてしまう。性欲だけが研ぎ澄まされていたライザの身体に、最悪のタイミングで本当の性の快楽が供給されようとしていた。
「ひひっ、おいおいミオ、お前旦那に申し訳ないと思わねえのか? ちょっと舐めたらグショグショに濡らしやがって」
下半身だけ裸で、だらしなく脚を開かされたライザの股間からはぬるりと白濁した本気汁が染み出ていた。
(え、嘘、うそ……!)
半ばパニックになるライザ。だがそれは、常人とは少し違った予感を含んだものだった。
ザムエルの下は段々大胆になり、膣口、クリトリス、尻穴に至るまでベロベロと舐めまわされる。その度にライザが感じる感覚は、ひどく甘い快楽だった。
(なんで、なんで……)
考えている途中で強くクリトリスを吸われ、絶頂する。反射による痙攣はあるものの、身体を動かすことができないため快楽を紛らわすことも出来ず、深い絶頂を無防備に感じることしかできない。
(なんでこんなに、『しっくりくる』の……!)
初めて錬金術を見た時、これだ! と思ったライザの胸の高鳴り。それと同じか、あるいはそれ以上の……
「ああ、もう我慢できねえ! 入れるぞ!」
大剣の柄のように、野太いザムエルの肉棒。それが、濡れそぼったライザの処女膣にめり込んでいく。あまりにもあっけなく処女を散らされ、しかしライザに痛みはなかった。それどころか、脳天まで貫くような激しい快楽とさえ感じていた。
(あたし……これ、好き♥ セックス、好きになっちゃう♥)
全霊をもってセックスの楽しさを知ってしまったライザは、取り返しのつかない気づきを得てしまった。
ぱん、ぱん、ぱん! と処女のライザの膣を乱暴にザムエルの肉棒が出入りする。
「たまんねえ! ははっ、最高の穴だぜお前は! 出ていきやがったアイツなんて比べ物にもならねえ!」
何処までも自分勝手で、しかし女を泣かせる技を心得たザムエルの巨根が、ライザのGスポットから子宮口まで満遍なく性感帯をほじくり、その度にライザの大きな尻が絶頂の痙攣で震える。
さらに、ライザの装備している装飾品、『燃え上がる魂』のヒートアップバングルと、『強固な絆』の魔石のチェインの作用が絡み合い、セックスを通じたまやかしの絆が、ライザの性欲に燃える魂に絡みつく。
(ん゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥ お゛ほおおおおおっ♥)
その結果、まるで長年連れ添った最愛の恋人が相手のように、ごく自然に……一片の嫌悪も混じらない、ひたすらに気持ちいいだけの極上のセックスを経験する事になった。
どれほどライザが絶頂してもザムエルは動きを少しも緩めない。脳が焼ききれそうな激しい快楽に晒され、ライザの理性はとっくに消し飛んでいた。そして、その快楽に対する理解を、真綿のように貪欲に吸収し続けていた。
「おおっ、でる、中にだすぞ! 孕みやがれ!」
びゅく、びゅく、とライザの子宮口に密着した鈴口から容赦なく射精する。
(はへえ────っ……♥ しあわせぇ……♥)
すっかり牝としてのスイッチが入ってしまい全霊でセックスを楽しんでいたライザは、当然のように膣内射精に多幸感を感じていた。まるで、自分が産まれてきた意味を今知ったような、本能で感じる雌の幸せを、はっきりと脳裏に刻み込まれたのだった。
だが、ザムエルの肉棒はまだ萎えて居なかった。射精した精液を掻きだし、快楽を得るための穴としてライザを使い続ける。年若い処女の膣はよほど気持ちよかったのか、夜も白むまでライザは犯され続けた。
もう、ライザの身体は自由に動くようになったというのに、自分で股を開いて膣を締め、ザムエルとのセックスで快楽を貪っていた。