兄弟マスターとスカサハとアン&メアリーは影の国の無人島へとたどり着いた…もっとも兄弟からしたら無事にとは言えない程消耗していたりするのだが。
「や、やっと着いた……」
「着いたね……」
「ふむ、もう着いてしまったか」
「着いてからもお楽しみはありますし、焦らなくても良いのでは?」
「そうだね、これからはマスターとずっ〜〜と一緒なんだし焦らなくてもいいよね」
早い話が現状説明が粗方済んだら我慢の出来ないそれぞれの肉食獣スカサハとアン&メアリーに性的に美味しく捕食されてしまい兄弟はゲッソリ、肉食獣スカサハとアン&メアリーはお腹いっぱいお肌ツヤツヤと言った具合である。
「スカサハさん?島に着いたのはいいんですけど…これからどうすればいいんですか?」
「ふむ、そうさな……今から拠点となる場所を探して散策すると言うのはどうだ?」
「拠点か〜できれば海辺で釣りなんかできるといいんだがな」
「釣りも良いけどいっそ港も作ってボク達の船で漁に出てみない?」
「それは名案ですわねメアリー」
「でわ、海沿いに向かって行くとするか」
「「「「おーー‼︎」」」」
そうして一行は数時間程歩いて丁度良い感じの浜辺沿いの一角を見つける事になる。
「でわ、ここらを拠点として家を喚ぶとしよう?」
「ん?家を喚ぶ?」
「ふふふ、まぁ〜見ておれ」
そう言うなりスカサハは空中にルーン文字を無数に書き始めある程度の数になるとルーン文字が地面に吸い込まれてゆき…轟音と共に地面から家が迫り出してきた。
しかしその家は兄弟が見慣れた姿形をしていた。
「ってかこれ俺達の実家じゃね〜か!?」
「スカサハさんこれはどう言う事なんですか?」
これから生活する上で暮らしやすい事に越したことはないがいきなり放置(正確には拉致られて放置するしかなかった)実家を召喚されれば驚くしかない、スカサハ曰く戦闘で槍などの武器を召喚する魔術の応用で所有物に予め印を付けおけば召喚できるらしく兄弟の住み慣れた実家を放置するのももったいないので丸ごと島に召喚したとの事。
「スカサハさんありがとうございます」
「なに、マスターのストレスを無くせるなら安いものだ」
「問題が有るとすれば家の外観が島の雰囲気とミスマッチなことくらいか?」
「そこは少しずつ改装してこうよ」
「あいくまで最初の拠点と言うだけだからな…これからは島全体をマスター達の好きな様に住み易い様に整えてゆけばよい」
「この島丸ごと全部をか〜」
「兄さん何考えてるの?」
「ん?そうだな……みんな美味しいモノたらふく食べたくないか?」
「「「「え?」」」」
兄は楽しそうに笑いながら島の開拓計画を練り始めた。
感想お待ちしております。
今年はこの作品をお読みくださりありがとうございました。
まだまだ始まったばかりの荒削りな作品でわありますがどうか暖かい目で見守って頂ければ幸いです。
来年もどうかよろしくお願い申し上げますm(_ _)mそれでわ皆様良いお年を〜。