【剣盾】ヤリチン女装トレーナーのガラル♥レポート 作:五十貝ボタン
■ホテル・スボミーイン
ホテルに戻る頃には、すっかり夜になっていた。
あくびをかみ殺しながらエントランスに入ったところで、女の子の後ろ姿が見えた。「ガラルを救ったと伝えられる英雄の像」の前にいたその子は、まるで時間をもてあましてたみたいにたたずんでいた。
「あ……」
ホテルへやってきたボクと目が合ったとき、彼女はなんとなく、安心したような、心配ことが解決したような、そんな表情を浮かべた。
ピンクのワンピースに、レザーっぽいジャケット。刈り込みの入ったパンクな髪型。
たしか、ジムチャレンジの開会式で顔を合わせた記憶がある。エール団が第二鉱山を通行止めにしていたのに、ボクより先にここに居たってことは……たぶん、一番早く進んでるってことだ。
「おそくまでがんばっとーねー」
お、方言女子。
「色々やることがあったから。えーっと、たしか……」
「マリィ」
「マリィは、早いね。チャレンジは順調?」
マリィは軽く頷いてから、傍らにいたモルペコを抱き上げた。
「もう少し、体を動かしてから休みたい感じ。そうだ。あんた、ちょいとつきあってよ。もうちょっとうちの子たちの戦い方を試しておきたいし」
「んん……」
マリィは元気をもてあましているみたいだ。モルペコも元気いっぱいまんぷくもようだ。
でも、ボクは第二鉱山を抜けて、すぐに休むためにホテルに戻ってきたわけだし……明日もジムチャレンジはつづく。あまり消耗したくはないけど……
「マリィは、必ず勝てーる!」
「他のチャレンジャーは敗れーる!」
どこからともなく、エール団が現れた。タオルを振りかざして、マリィへの応援……のつもりらしい。
なるほど。エール団が応援しているのは彼女らしい。そういえば、ファッションもどことなく似ている気がする。
「応援はいいけど、怒らせるようなこと言わんの」
形の整った眉を吊り上げて、マリィがエール団に注意をしている。……もしかして、他のチャレンジャーをエール団がジャマしてること、マリィは知らない……のかな。
「いいよ、やろう」
モンスターボールを手に取って、ボクは応えた。この調子なら、ボクがバトルを受けなくても後から来るチャレンジャーに勝負を挑むことになりそうだし。だったら、早く終わらせたほうがいい。
「負けると不機嫌になるからね……ま、あたしが負けるわけないけど」
冗談なのか本気なのか……マリィはあんまり表情を変えないからわかりにくい。
「いまは不機嫌じゃなかったんだ」
「最初にマリィに追いついたチャレンジャーとバトルしたいと思ったの」
「それじゃあ、正々堂々、しょうぶ!」
互いのボールを手に取って……そして、勝負が始まった!
■スボミーイン 客室
「ふー……」
ホテルのふかふかのベッドに身を投げ出して、ボクは体を伸ばした。
マリィとのバトルでかいた汗をシャワーで流して、体はぽかぽか。休む準備は万端だ。チャレンジャーでも立派な部屋を用意してくれるなんて、ガラルリーグはさすがだ。
「エール団のこと、マリィに教えてあげたほうがいいのかな?」
照明を見上げながら、かんがえる。チャレンジャー同士のバトルはリーグのルールでも禁止はされていない。ましてや、チャレンジャーのファンが他のチャンレジャーのジャマをするのがルール違反ってことも……ないと思う。
だから、ボクが注意しても仕方ない。リーグ委員会が感知していないとも思えないんだけど、委員会は積極的にエール団を注意するつもりはないみたいだ。
でも、マリィが個人的にどう思うかは分からない。自分が有利になって喜んでるんだったら、ボクから言うことは何もないんだけど……
「もしマリィが指示してたら……さすがに問題だよね」
そんなことはない、と思うけど。マリィがエール団に命令して他のチャレンジャーを妨害してるんだとしたら、さすがに見過ごせない……気がする。
「もしそうだったら、今頃エール団と話してる……かも」
今日のこのフロアはチャレンジャー専用だ。ホテルで受付をした順番に部屋を割り当てられているはずだから、ボクの隣がマリィの客室だ。
「さすがに……聞こえないよね」
マリィの部屋のほうに耳を寄せてみるけど……うーん、さすが一流ホテル。そんなに簡単に音漏れはしないみたいだ。
「マリィの潔白を証明するためでもあるから、仕方ないってことで……イエッサン!」
モンスターボールから、一匹のポケモンを解き放つ。カールしたツノをもったエスパータイプのポケモンだ。
「イエ?」
バトルでもないのに呼び出されて不思議そうにするイエッサンに、ボクはにっこり笑いかけた。感情に敏感だから、できるだけ穏やかに話しかけないと。
「イエッサン、この壁の向こうがどうなってるか、感じ取れる?」
ポケモン図鑑によれば、イエッサンのツノには感情を受信するセンサーのような能力があるらしい。目や耳で感じているわけじゃないから、その感覚は壁を通して感じられる……はず。
悪巧みをしていれば、もちろん悪い感情が発されているはずだ。マリィとエール団が「おぬしもワルよのう」なんてやってれば、すぐに分かる。そうしたら、そこに踏み込んで証拠を押さえて、リーグに報告すればいい。
「女の子のプライベートをのぞき見なんてよくないけど……ボクもチャレンジャーとして、ちゃんと公正なリーグ運営に協力しないと」
何もなければ、マリィがエール団に命令をしてないことの証明にもなる。
そう、必要だから……必要なことだから!
「それじゃあ、よろしく!」
「イエッサ!」
ぴしっと了解のポーズを取ってから、イエッサンが目を閉じる。ツノに意識を集中させているのだろう。ボクも、心を落ち着けてジャマをしないようにする。
数秒間、静かな時間が流れた後……ふいにイエッサンがモジモジと体を揺らしはじめた。
「……どうしたの?」
「いえっさ……」
戸惑いながらも、イエッサンがボクに伝えてくれたのは……
「マリィに勝つなんて……ちょっとやるじゃん」
ベッドの上に体を横たえて、マリィは小さくつぶやいている。
「ジムリーダーはともかく、チャレンジャーには楽勝だと思ってたけど……」
ジャケットとワンピースはクローゼットにかけてある。いま身につけているのは、レースの突いた黒の下着だけだ。
「あんなに強いやつがいたら、もっと……盛り上がりそう……」
細い体は、うっすらとあばらの形が分かるくらいだ。でも、不健康というよりは、どことなく妖しげな雰囲気が漂っている。これから成長していくことを予感させる少女の体つき。
「最近はずっとエール団がついてきとーけん、気が休まらん……」
今は、部屋の中にひとり。モルペコや手持ちのポケモンたちも、ボールのなかで休んでいる。
「やけん……♡ 今のうちにモヤモヤを晴らさんと……♡」
くちゅっ♡
ツヤツヤに磨かれた爪が黒い下着のなかに入って行く。小さな、濡れた音がした。
「負けたくないけど、またバトル、できるかな……」
くちゅ、くちゅくちゅ……♡
下着の中に差し入れた指がゆっくりと動く。段々と水音は大きくなっていった。下着の表面に指の動きが浮き上がる。外からは見えないその場所で、細い指が水音の原因を作っているのは明らかだ。
「あの子のこと考えると、なんか、ドキドキして……♡」
ぴくん、と体を反らす。白い頬は紅潮して、りんごのように赤らんでいる。
「いけん、ちょっとにするつもりが……っ♡」
ちゅくっ♡ ちゅくっ♡
指の動きは徐々に大きくなっていく。とうとう、下着が汚れてしまう前に、マリィはショーツを脱ぎ去ってしまった。ツンと小ぶりなお尻も、ピンク色の花弁も外気に触れる。湯気が上がりそうなほどに熱くなっていた。
「あっ、っ……♡ アンリ……♡」
きゅう、っと目を閉じて、秘所に指を這わせながら、思わず上がる声に……
「呼んだ?」
と、ボクは応えた。
「ぴやあっ!?」
ベッドの上で目を閉じていたマリィが驚きの声をあげる。うっすらと広げていた足の間に両手を挟むようにして、逃げ場のないベッドの上で体を捻る。
「な……なしてあたしの部屋におると!?」
頬どころか顔を真っ赤にしているマリィ。じわ、と目に涙をにじませている。かわいい。……かわいいとか言ってる場合じゃないけど。
「バチンキーのツタでバルコニーを伝って……」
「そういうことじゃなくて!」
「マリィと二人っきりで会いたかった……から」
本当は、イエッサンが彼女のオナニーを察知して、覗きに来たんだけど。……窓に鍵がかかってなかったから、つい入ってきちゃった。
「な、な、なにを……」
「ジムチャレンジャー同士、もっと仲良くなりたくて……ダメかな?」
「だ、ダメじゃないけど、こんな時に……」
「マリィもボクのこと考えててくれて嬉しいよ」
「ぴぃ……」
恥ずかしさで何も言えなくなっちゃってるマリィが、喉の奥から小さな声を漏らす。真っ赤になって動きを止めちゃってる。さすがに、一方的に見られちゃうのは恥ずかしかったみたいだ。
「ねえ、お返しにボクも見せてあげる……」
いきなり触ったりしたら、びっくりさせておびえられてしまうだろう。ボクにもそれくらいの分別はある。
だからマリィが安心してくれるように、ボクも恥ずかしいところを見せてあげることにした。
「ほら、マリィ……見て♪」
パジャマを下ろすと……びんっ♡ と、マリィに当てられて硬くなったものが飛び出す。熱くなっておへそに向かって反り返ったそれは、びくびくっ♡ と跳ね上がっていた。
「な、にゃっ……!? こ、これって……お、男の子……?」
混乱したマリィがボクのモノをじっと見つめながら、目をぱちぱち瞬かせる。うわー、睫毛長い。
「隠してるわけじゃないんだけど……見て、マリィの体に興奮して、大きくなってるんだよ」
びくん、びくんっ! と元気よく跳ね上がるもの。マリィはベッドの上で膝をついて、ゆっくり体を起こして……じ、っとボクを見つめている。
「これ、こんなになって……い、痛くない?」
「ちょっと痛いかも……でも、出せばすっきり、するから……」
「出すって……っ♡」
知らない……わけじゃないみたい。でも、自分の目で見たことはないのだろう。興味津々、どうなるのか見てみたい、という気持ちが目に爛々と輝いている。表情は動かなくても、思ったよりずっと正直な子みたいだ。
「マリィのも見せて。一緒にしよう」
「で、でも……」
「いつもより気持ちいいよ」
「……ん、っ、ぅ……♡」
迷った末に、マリィは小さく頷いた。視線はボクの股間に向けたまま、ゆっくりと足を広げていく。
ほっそりとした腿の真ん中で、控えめな秘部が縦に破れ目を刻んでいる。
「もっとよく見せて」
「恥ずかしい……」
「ボクも、見せるから」
顔を真っ赤にしているマリィの前に腰を突き出す。残っていた皮を剥き下ろすと、ぶく、っと膨らんだ亀頭が露わになる。雁首が張りだしたその形に、マリィは「ん、ふぅ……♡」と、熱っぽく息を吐いている。
「アンリの……おおきい……♡」
マリィの細い指がワレメに伸びて、くぱ……♡ と、そこを広げる。ピンク色のひし形に広がった陰唇は、ひくひく……♡ 奥の小さな穴までよく見える。そこからにじみ出した粘液が秘所を覆って、広げられた拍子に、とろっとお尻の方に垂れ落ちていく。
「マリィは、すごくきれいだよ」
「せ、せからしか……♡」
恥ずかしそうな表情が、ますます色っぽい。ボクは自分のものを握って、マリィによく見えるように扱きあげていく。
「っあ……♡ そ、そんなに、強く擦るんだ……」
「マリィも、して見せて。いつもみたいに」
「うぅ……♡ 恥ずかしいのに……♡」
ちゅぷんっ……♡
マリィの指が秘所の真ん中の小さな穴に入り込む。浅く出し入れさせると、指先で中からとろりとした愛液をかき出すように動く。浅いところが気持ちいいのか……それとも、深く入れたことはないのかも。
「すごい。女の子のオナニー見せてもらっちゃってるなんて、エッチだ……♪」
「み、見せてって言うたけん……!」
「うん、ボクのも見て♪」
にゅ、っく、くにゅ、しゅこ、しゅこっ♡
ボクの手が皮を巻き込んで肉棒を扱いていく。マリィは夢中で身を乗り出しながら、ボクのモノに顔を寄せてくる……
「男の子のにおい……な、なんか、もっと嗅ぎたくなる……♡」
雰囲気と快感に酔ったように、マリィは潤んだ目でボクを見上げている。あと数センチで、整った形の鼻に鈴口が触れてしまいそうな距離だ。
「いいよ。ボクのおちんちんのにおい、オカズにして」
「は、恥ずかしい言い方せんの……♡」
言葉でだけは強がってるけど、嫌がるどころか、マリィの手つきは徐々に激しくなっていく。
ちゅく、ちゅく、ちゅくくっ♡
しゅこしゅこ♡ くちゅ、ぬちゅ、くちゅう♡
マリィが指を出し入れさせて愛液をかき回す音と、ボクが肉竿を扱く音が部屋の中に響いていく。同じフロアの他のチャレンジャーには聞こえていないはず。こんなことしてるのって、ボクたちだけかも。
「ぁっ♡ んっ……んんっ、ぁあ……っ♡」
低く抑えた声がマリィの喉から漏れる。こらえているのに、我慢しきれないみたいな。ボクのにおいを嗅ぎながら、片手は秘唇の真ん中で出し入れされて……さらに、もう片手はクリトリスをつまみ上げて刺激を強めていく。
「アンリ……っ、あたし、ぁあ……っ♡」
上目遣いにボクを見つめながら、細い体がぴくん、ぴくん、と前後に動いてしまっている。昂ぶった体をどうしていいか分からなくて、ボクにすがってきているみたいだ。
とろけたような熱っぽい目。エメラルドみたいな瞳がじっとボクを見つめている。
ボクを見ながら女の子の悦びを感じているんだと思うと、ゾクゾクするような快感が、股間から背筋に向かって駆け上ってくる。
「いいよ、ボクも……もう、イきそう……っ!」
「あ、ダメ……っ♡ 止まらない……ぁ、ぁ……ぁ、ぁあああああーーーーっ♡」
びくんっ♡ びくんっ♡ がくがくがくっ♡
自分の手で自分をたかぶらせて、マリィが腰を跳ねさせる。背筋を反らして、きゅうううっと目を閉じて、絶頂の快感に身を任せている。いつもは、目を閉じてシてるのかも。
「ボクも……出る、っ、マリィ、出る……っ、ぁああっ!」
絶頂に身を震わせるマリィに向けたまま……ボクも、奥からわき上がってくる快感に身を任せて……
びゅるるるるるっ! びゅくっ、びゅるっ! びゅうううううううっ!
「っ、ぁ、あぁああっ♡」
マリィの顔へ、体へ……噴き上がった白い軌跡が浴びせられていく。びちゃっ♡ と、艶っぽい肌に張り付いた精液が、少女の体にまとわりついていく。
「ぁ……ぁぅ……♡」
絶頂しすぎて、マリィは力が抜けてしまったらしい。そのまま、仰向けにベッドに倒れこんでしまった。
「ふぅ……っ。気持ち良かった……」
「あたしも……だけど、へ、ヘンなにおい……」
たっぷりとぶっかけてしまった精液は、マリィの頬や額にも飛び散っている。呼吸のたびに、ボクのにおいを感じているに違いない。
「あ……ごめん、すぐに拭くから」
「んーん……」
マリィがゆっくり首を振る。ほっぺについた精液を、指でのばして……
「嫌いじゃない……かも」
真っ赤になった頬で、そう言った。
「ごくり……」
オナニーの見せっこなんて衝撃的な体験に、マリィが夢中になっている姿を見せられると、ますます興奮してきてしまう。
でも、さすがに……チャレンジは明日からも続く。今日、これ以上は時間がない。
「シャワー、浴びるから……」
さんざん見せ合ったけど……ブラを外して、シャワールームに入っていくところを見られるのは恥ずかしいらしい。
もちろん、ボクは女の子の気持ちを優先する。(本当だよ)
「それじゃあ、ボクは……部屋に戻るね」
こくん、とマリィが頷く。少しぼんやりして……ボクの精液のにおいに惚けているようにも見える。
「おやすみ、マリィ」
「お……おやすみ」
「おはよ、アンリ」
翌朝。
ボクがエントランスに現れるのを、マリィは待っててくれたらしい。
「今日は、カブさんに挑むんでしょ?」
「うん。難関、って言われてるらしいね」
「まあ……あんたなら、大丈夫だと思うけど」
マリィの表情は、昨夜のバトルの時と同じ……クールな無表情に戻っている。
「昨日は、ありがと」
「ボクも、気持ち良かったよ」
「……そうじゃなくて、バトルのこと!」
と思ったけど、またすぐに頬を赤らめて驚いてくれた。
「これ……勝負のお礼」
そう言って、やけどなおしをふたつくれた。コスりすぎてヤケドしないように……じゃなくて、ほのおタイプ使いのカブさんとの対戦のためだろう。
「ありがとう。お互い、がんばろうね」
「うん」
「じゃあ、行ってきます!」
見送ってくれるマリィに手を振って、ボクは意気揚々とスタジアムに向かった。
……あれ、何かマリィに伝えることがあったような?
まあ、いいか! 今は何より、ジムチャレンジが大事だから。
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