生意気なカキと多重人格わからせおじさん(健忘症) 作:中トロデス盛りワサビ抜き
他作品ネタながら閃きが導くままにを書いてしまった……本日二本目です。
あと他作品ネタのタグ増やします。
「私は貝になりたい……心が折れそうだ……」
「どしたのおじさん。今日は元気無いね?実力差、感じちゃったかな?くすくすくすっ♪」
ビキッ!私の嘆きに返答する生意気なカキは嘲るような視線で今日も私をあざ嗤う。でも、もういい。もういいんだ。好きなだけ嗤うがいいさ。どうせおじさんは負けおじさんなんだ……あんなの勝てっこないよ。冒険者おじさんの目の前は真っ暗になったよ。あの場所は人の生きる場所じゃないんだ……この世の地獄だよ……
「……むーっ! つまんない!
なんかこう……もっと反応してよ!」
「構ってちゃんめ。生意気過ぎて可愛いね。死ね。
だが私は貝になりたいのだ……いまの私のこの気持ちが分かるか?」
「分かるわけないじゃんバーカ。くひひっ♪
分かってもらおうなんて甘ったれすぎ。ホントに大人のおじさんなのォ?ざ~っこ。
で? おじさんがどうやって貝になるの? 二枚貝に挟まれて殻に籠っちゃう? そういうおじさんのことを穀潰しの中年居候ニートって言うんだよ?
役立たず」
ビキッビキビキ!
まさかこれだけ言ってもまだ分からないとは……悲しいね。平和を愛する私のチンアナゴの思いは伝わらなかったようだ。生意気なメスカキには肉体的に分からせるしかないらしい。
「一時は貝になりたい私の愚息をカキちゃんの肥大化した二枚パイに挟んでもらう……ということも考えたが、そのネタはいかにもありきたりだ」
「ネタておじさん」
「今の流行はポケモンごっこだ。私はヤドランおじさんになろう」
「ヤドランってなに?
またおじさんが考えたカバン語にのみ存在する空想上のイキモノ?」
「空想上のイキモノであるのは確かだが私が考えたものではない……気がついたら、その発想があったのだ。まるでソウルから啓示があったかのように」
無意識下に沈殿する魂の内に眠りしナニカから意識上に浮かびあがるのは、ピンク色のナマケモノを海洋生物にしたかのごとき生態の魔物から生える尻尾に、巻き貝めいた魔物が噛みついた姿。
私の脳裏に浮かんだアレコレを教えると、生意気なカキはまあまあ興味深そうに相槌を返してきた。でも絶対聞き流してるっぽい。
ああ、冒険の旅に失敗し、生意気なカキにもどうでもよさそうな態度を取られ……なんて憂鬱なんだ……私は貝になりたい。だからヤドランになろう。私のポケモンがももぼんぐりを求めている……もう抑えきれない。
私は生意気なカキを二枚貝から丁重に剥がしとり、抱き抱えたままインサートする。ああ。ヤドランごっこは気持ちいいなあ……キモチイイ……やすらぎの怠け……
「んっ♥
……ふうっ」
(ぼけーっ……)
「……(もじもじ)」
(ぼけーっ……)
「……えーっと。色々あるけどさ。一つ聞いていい?」
(ぼけーっ……)
「おじさんは貝になりたいんだよね? これ、ポジション逆じゃない?」
(ぼけーっ……)
「尻尾に巻き貝が絡み付くピンク色の水棲生物なんでしょ?
そもそもあたしカキだよ?
貝は貝殻。カキはその中身。
……ね? これ逆だよね? おじさんが本体になってるよね?」
(ぼけーっ……)
「ねっねっねっ。言っていい? 言っていい? もう一個だけ言っていい?
ぶわぁ~~~~~っか♥
あったまわっるぅ~~~~~~っ♥」
ビッキィ!!!
「知ってんだよおっ! ポケモン博士かお前はよお!
私を馬鹿にするのもいい加減にしろっ!
ヤドランおじさんのパワーを思い知らせてやる!」
ばちっ♥ばちぃっ♥ばちっ♥ばちぃっ♥どっちゅっ♥どっちゅっ♥どっちゅっ♥どっちゅっ♥どっちゅっ♥どっちゅっ♥
「はい負けぇ~~~~っ♥駅弁ファックきたぁ♥今日はこのまま分からせられなかったらどうしようかとぉオォっほおおぉぉォォオン♥」
フンッ! フンッ! フンッ! 分かるかこのサイコパワー! これがヤドランおじさんだ! 何が一個だけ言っていい? だ! 二個言ってるじゃねーか!
ヤドランおじさんはな! 親父狩りされやそうな愛くるしい雑魚フェイスで調子コイた生意気なメスカキを釣り上げて自分の尻尾の虜にするんだっ! なんという策略家! ドスケベ誘い受けおじさんの本気、受けてみよっ!
「その気になればなぁ! ヤドランおじさんは初代ドスケベエスパータイプであるスリーパーおじさんにも負けんのだ! ヤドランおじさんは強いんだ! 分かるかっ! 分かるかっ! 分かれっ!」
パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥
「んんっ♥んんっ♥んはっ♥はぁん♥アァン♥つよっ♥強いぃ♥オマンコタイプの♥あたしにぃ♥ドスケベタイプの♥『駅弁みだれづき』は♥効果ばつグゥん♥♥♥」
生意気なカキは私の包容を抱き返すばかりで抗うことができないようだった。せめてもの反撃なのか私の素肌に触れる新鮮海産ドスケベボディがピタピタ♥ちゅっちゅっ♥と張り付いては離れ、甘い痺れを皮膚に与えてくる。
「そんな『まとわりつく』でヤドランおじさんが負けるかよっ! 肉棒のボルテージアップ! さあ俺を宿主と認めろ! 分かれっ! 俺がポケモンマスターだ! 膣内に出すぞぉっ!!」
「あひっ♥アヒィッ♥負けるっ♥負けるっ♥ゲットされちゃう♥♥すっごい♥釣りざおで♥ゲットされちゃう♥チンアナゴすごいよぉ♥♥勝てない♥♥♥イクッ♥♥イックゥゥウウウウゥゥゥゥウウウウウウウッ♥♥♥♥♥」
ドビューッ♥ビューッ♥どっぷるるるぷぶるるるぅぅぅぅううう♥
◇生意気なカキは力尽き、カキタレになりたそうな瞳でおじさんを見ている◇
◇カキタレにしてあげますか?◇
◇でもあなたがゲットしたいのはアリスですよね?◇
◇どうしよう◇
「ところでポケモンマスターってなに?」
「わからん。急に言葉が降りてきた。何かに使えるかも知れんからメモ帳レポートに書き残しておこう」
ヤドランおじさんはポケットモンスターという単語を創作メモにしっかり書き残した!
しかし健忘症故か、創作メモを無くしてしまうのだった。悲しいなぁ。