※この作品はR-18です。

セックス次元の女決闘者たち・二次創作 行狂井狂華の絶頂紀   作:レルクス

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生徒会長とのデュエル

 彩花と宗明のデュエルの後に入ってきた潮風デュエルスクールの生徒会長を務める高校一年生、宇野佐代子。

 彩花が使ったエロバー・ドラゴンデッキのサポートカードは、RasterMAXという化粧品メーカーが開発したカードとのことらしい。

 その会社と大きくかかわっているとのこと。

 どこか腹黒さが見え隠れする妖しい笑みを浮かべている。

 

 そんな佐代子を見て、宗明は口を開いた。

 

「こうして会うのは初めてだな」

「ええ。去年の冬に学校を離れていった宗明先生の噂は聞いていましたが、こうして生のエロデュエルを見て確信しました。少し疑問に思っていた部分はありましたが、強いですね」

「……そりゃどうも」

 

 どこか、宗明が苦手そうな表情をしている。

 

「……会うのは初めてなのよね。なんか因縁を感じるんだけど」

「まあ、佐代子ちゃんが『関係がある』っていったRasterMAXって会社だな。めっちゃクオリティが高い化粧品メーカーでありながら、独自のカテゴリを開発してるんだよ。まあ、教祖様が興味を持ってて、ちょっと話を聞いただけなんだけどな」

「教祖様が?」

 

 ブルブル教団の教祖という名前には大きく反応する狂華。

 ただ、二人の視線を受けても、佐代子は余裕を笑みを浮かべている。

 

「ライバル視をしているのでは?ブルブル教団もRasterMAXも、『機械姦』カテゴリを軸としますからね」

 

 土俵が同じということなのだろう。

 

「へぇ……で、そのRasterMAXが抱えているデュエリストの中で、あなたはどれくらい強いの?」

「私はトップというわけではありませんが、現状、プロに登録しているデュエリストの中で一番強いですよ。もともと、カード開発ではなく化粧品の販売が主な事業ですからね」

 

 フフッとほほ笑む佐代子。

 

「……その笑み。腹の中に何か抱えてるって言ってるようなものよ」

「よく言われます。ただ、警戒していただけるくらいがちょうどいいでしょう。そのほうが、相手が油断しませんからね」

 

 かなりの自信があるようだ。

 

「……狂華ちゃん。デュエルしてみればわかるだろ」

「ふーん……まあそれもそうね」

「デュエルなら受けて立ちましょう。フフッ。とても楽しみです♪」

 

 本当に楽しそうな佐代子。

 その時だった。

 

「かいちょーーー!新しいDボードが完成しました!四徹の果ての最高傑作ですよ!」

 

 すごく不憫な声と共に、140センチくらいしか身長がない小柄な女子生徒が入ってきた。

 正直、体つきはとても『貧相』といえるものだろう。

 身長は低く、肩幅は狭く、胸は小さく、お尻もちいさい。

 加えて、小さな顔立ちだ。

 巨乳である狂華や佐代子の胸が少女の顔より大きいとまで言える。

 黒い髪をショートヘアにしており、とても『妹感』があふれる子だ。

 

「あらあら、瑠奈(るな)ちゃん。良いところに来ましたね」

 

 佐代子は凜子と呼ぶ生徒が走り寄ってきたのをみて、やさしい笑みを浮かべる。

 

「瑠奈ちゃん。久しぶりだな」

「あれ?宗明先生!いらっしゃったんですか!」

 

 宗明の知り合いでもあるようだ。

 

「……宗明。この子。誰?」

「ん?ああ、草々瑠奈(そうそうるな)ちゃんだ。プログラムの勉強をものすごくしてるんだよ。去年はよく職員室の俺の席に来て、話を聞いてたもんだ」

「へぇ……ん?去年?じゃあ、高校生なんだ」

「ああ。ちんちくりんだが高校三年生だぜ」

「誰がちんちくりんですかああああ!」

 

 ぷううう!と怒る瑠奈だが、どうみても『高校三年生』には見えない。

 

「……ん?えええええっ!?行狂井狂華さん!?」

 

 狂華を見て驚く瑠奈。

 ……というか、この学校の生徒、狂華と宗明で比べるとまず宗明が目に入る学生が多すぎる。

 

「私のこと知ってるんだ」

「当然ですよ!こんなエロい体で、あんなすごいことができる人、他に見たことがありませんからね!」

 

 大体みんなそういう。

 

「さて、ちょうどよく瑠奈ちゃんが完成させたそうですし、それを使ってスピードデュエルをしましょうか」

「へぇ……いいわね。面白そうじゃない」

 

 佐代子の提案に狂華もやる気のようだ。

 

「いや、あの……確かに私も点検してますけど、まだテストプレイは……」

「あー……五分だけ時間をくれ。俺が点検するから」

「え!?あのDボードのプログラムを五分でやるんですか!?」

「それくらいできねえと部長なんてなれねえからな。つーわけで案内してくれ」

「はい!」

 

 瑠奈が歩いていって、宗明はそれについていった。

 おそらく宗明も場所は分かっているだろう。

 広い学校だが、特定の用途を持つ施設ばかりが集まった専門的な空間が多いはずだ。

 Dボード用のプログラムを組むとなればそれ専用の部屋が用意されているだろう。

 

「……宗明って意外と優秀なのね」

「おや、知らなかったのですか?」

「カード開発部長だってことも最近知ったわ」

 

 ただ事実を淡々と述べる狂華に対して、特に表情の変化を見せない佐代子。

 まあ、いろいろあると思っているようだ。

 

 ★

 

 潮風町は、潮風デュエルスクールの設立や多数のデュエル施設がDVSコーポレーションによってもたらされており、それに加えて、少し風が強いという性質がある。

 

 地域の特色に合わせた環境ということもあって、『Dボードによったスピードデュエル』というものも積極的に行われている。

 基本的には町の内容をほぼすべて再現したVR空間の中で行うのだが、実際に町の上を走り回ることも可能だ。

 

 ちなみに、専用ゴーグルを用いれば観戦が可能である。

 ただし、交通安全上の問題で、自動運転や、ゴーグルをつけていない運転手が運転するバスやタクシーに乗っている者、後は一定の距離で設けられている観戦エリアに立っている者だけが見上げて観戦することができる。

 まあ。町の中を走り回るとしても、Dボードは速いので見れるのは数秒といった程度なので、第三者視点のカメラが追走してその映像を確認する者がほとんどだが。

 

「さてと、それじゃあ始めますか」

 

 それぞれDボードに乗った狂華と佐代子。

 

「フフッ。楽しみにしていましたよ。私もスピードデュエルは久しぶりですが、相手が相手です。たのしんでいきましょうか」

 

 お互いにデュエルディスクを構える。

 そして、同時にDボードを発進させた。

 

 風の流れを町の中に作るデータストーム。

 その流れに乗って、狂華と佐代子をそれぞれ乗せたDボードが疾走する。

 

「風が気持ちいいわね!」

「しっかりそこも再現されていますからね」

 

 言いたいことを言いながらも、お互いにカードを四枚引く。

 スピードデュエルなので、初期手札は四枚だ。

 

「「デュエル!」」

 

 狂華  LP4000

 佐代子 LP4000

 

「先攻のランプがついたのは私ですね」

 

 佐代子のデュエルディスクのターンランプが点滅する。

 先攻は佐代子だ。

 

「私の先攻。さて、RasterMAXが開発するカードの力。見せていきましょうか。私は手札からフィールド魔法『潮吹きマテリアル研究所』を発動します」

 

 佐代子が一枚のフィールド魔法を発動する。

 スタンディングデュエルであれば周囲の様子が変わるだろうが、スピードデュエルの場合はカードが表示されるだけだ。

 

「潮吹きマテリアル研究所……」

 

 やはり、初めて見るカードだ。

 

「このカードの発動時の処理として、デッキから『潮吹きマテリアルプラント』を手札に加えることができます。そして、私はこのモンスターを通常召喚!」

 

 潮吹きマテリアルプラント ATK0 ☆1

 

 出現したのは、ごく一般的な緑色の植物だ。

 モンスターというよりは素材的な雰囲気が強い。

 

「潮吹きマテリアルプラントの召喚、特殊召喚に成功した場合、デッキから『潮吹きラボ』カードを手札に加えることができます」

「さっきからサーチが多いわね」

「安定性抜群ですよ♪私は永続魔法『絶頂カプセルバイブ』を手札に加えます」

「え、それ、潮吹きラボって書かれてないわよ!?」

「このカードはルール上、『潮吹きラボ』カードとして扱います」

「そういうことね……」

 

 カード名で入れなくとも、効果外テキストの方でかかわるというケースは近年増えている。

 そのうちの一種類ということなのだろう。

 

「まあそもそも……『潮吹きラボ』というカード名は、RasterMAXが開発したカードの中には一つも存在しません」

「え?」

「効果外テキストの中にのみ存在するカテゴリ名なのですよ」

「そんな指定方法アリなの!?」

「ルール上は問題ありませんよ」

 

 微笑む佐代子。

 書き凝らしがあれば別だが、確かにそれでも問題はない。

 カード名の方が極端に長くなりそうなカテゴリ名というものも存在するのだ。

 狂華をイかせまくった『バインド・オブ・ヌエロン』など、『・』を含めれば十二文字のカテゴリ名である。これは長い。

 おそらく軸となるのは『潮吹きマテリアル研究所』だが、これを一々指定するのも面倒だろう。

 

「そして手札から永続魔法、『絶頂カプセルバイブ』を発動します。このカードの発動時の処理として、フィールドに『絶頂カプセルトークン』を1体特殊召喚できます」

 

 佐代子がそういうと、カプセルと、そのカプセルから延びるコードに接続されたバイブのようなものが出現する。

 バイブはもとより太さと長さがあり、イボイボと巨大カリが備わったかなり凶悪なものだ。

 佐代子はミニスカートをめくって白いパンティを晒すと、少しずらしてバイブを膣に挿入する。

 奥の奥まで突っ込むと、ヴィイイイイイイイイイイ!と狂華まで聞こえてきそうな振動音を漏らし始める。

 

「ああああああっ♡はぁ、はぁ、す、すごいいいいい♡」

 

 怪しげな笑みは快楽の表情に変わる。

 しかも、ジュポジュポグリグリッ!と、凶悪な形をしているバイブを膣の中で動かしまくるハイレベルなオナニーだ。

 バイブの中から媚薬とローションが流れているようで、最初の挿入にも関わらず、バイブが勢い良く動く。

 

「ああああああんっ♡」

 

 絶頂カプセルトークン ATK0 ☆1

 

 どうやら潮を思いっきり吹いたようで、カプセルの中に溜まった。

 そして、バイブは自動で引き抜かれて、カプセルがフィールドに出てくる。

 

「んっ、はぁ、はぁ……気持ちよかったですね。さて、私は永続魔法『絶頂カプセルバイブ』の第二の効果。自分フィールドに『潮吹きマテリアルプラント』と『絶頂カプセルトークン』の二体が存在する場合。絶頂カプセルバイブを墓地に送り、指定した二体をリリースして、デッキから『潮吹きウォーター』を特殊召喚できます」

 

 潮吹きウォーター ATK0 ☆2

 

 さすがに水だけでフィールドにとどまることはないのか、外見的には、カプセルトークンのカプセルの中身が変わっただけのように見える。

 

「……さっきの二つが合成された?」

「その通り。本来このモンスターは、自分フィールドの『潮吹きマテリアルプラント』と『絶頂カプセルトークン』の2体をリリースすることでのみ、手札・墓地から特殊召喚できる『特殊召喚モンスター』です。『のみ』と書かれているので1度正規召喚しても『死者蘇生』などは使えません。しかし、『絶頂カプセルバイブ』は召喚条件を無視して特殊召喚することが可能なのです」

 

 特殊召喚された潮吹きウォーターはかなり重要な要素に見える。

 

「そして、『潮吹きマテリアル研究所』が存在することで、潮吹きウォーターをリリースして効果発動!エクストラデッキから、『「潮吹きウォーター」の効果でのみ特殊召喚できる』とテキストに記載されている『潮吹きラボ』融合モンスター1体を特殊召喚できます。私はエクストラデッキから『バトルアームズ・ソードトリガー』を特殊召喚!」

 

 バトルアームズ・ソードトリガー ATK2500 ☆7

 

 大型の機械剣が佐代子の傍に出現する。

 どうやら本人が扱うカードのようだ。

 

「……モンスターっていうより、プレイヤーが装備するカードみたいね」

「あながち間違っていませんよ。それから、『バトルアームズ』モンスターは自分フィールドに1体だけです。ここまで初動カード1枚で動いたので、とりあえず私はカードを1枚セット。そして魔法カード『胸谷(きょうこく)の施し』を発動します。このカードは発動後、私の胸の谷間に差し込んでおきます」

 

 そういうと、佐代子は制服のボタンを上から三つ開けて、胸のほとんどを露出させた。

 綺麗な肌と張りのある大きな胸が魅惑的な谷間を作っており、そこに一枚のカードを差し込む。

 

「ウフフ♪。このカードは発動後の2回目の私のスタンバイフェイズに墓地に送ることで、デッキからカードを三枚ドローできます」

「遅延のドロー効果……」

「さて、狂華さんのターンですよ」

 

 そういって笑みを崩さない佐代子。

 

「……ふーん。なるほど、なんとなく、アンタの『潮吹きマテリアル研究所』っていうデッキの『デザイン』がわかったわ」

「プレイングの通りですからね」

「『潮吹きマテリアルプラント』っていう植物は、『女性が吹いた潮に混ぜる』ことで、『潮吹きウォーター』を作ることができる。そしてこの潮吹きウォーターは、潮吹きマテリアル研究所に存在する設備を使うことで、いろいろなアイテムを作ることができる。要するに潮吹きマテリアル研究所は、『潮吹きマテリアルプラントの栽培と実用的な運用方法の研究と実践を行う研究機関』ってことよ!」

「はい。そういったコンセプトでデザインされています。そして、どのように戦うのかは、実際デュエルを続ければわかるでしょう」

「わかったわ。私のターン。ドロー!」

 

 狂華はカードをドローする。

 

「さて、最初に言っておきますが、『潮吹きマテリアル研究所』が存在する限り、相手モンスターの攻撃は全て直接攻撃に変わります。『相手モンスターを破壊することで発動する効果』とは合わせにくいので、気を付けてくださいね」

「全て直接攻撃に……なるほどね」

 

 剣をデュエリスト本人が握っているところを見ると、どうやら『デュエリスト本人を強化する』というコンセプトがあるのかもしれない。

 

「私は手札から、『絶頂兵器の設計』を発動。デッキから絶頂兵器ユニットを手札に加えるわ。私は『絶頂兵器ユニット・ヴァギナチェーンソー』を手札に加える。そして通常召喚!」

 

 絶頂兵器ユニット・ヴァギナチェーンソー ATK1500 ☆4

 

 出現したのは大型のチェーンソーだ。

 

「ヴァギナチェーンソーの効果で、デッキから絶頂兵器ユニットを1体特殊召喚できる。私は『絶頂兵器ユニット・ビリビリバリア』を特殊召喚!」

 

 絶頂兵器ユニット・ビリビリバリア ATK1500 ☆4

 

「そして効果発動!デッキから永続罠『強制絶頂装置』をフィールドに置くわ!」

 

 フィールドに置かれる強制絶頂装置。

 次の瞬間、狂華が着ている服が全てはじけ飛ぶ。

 大きな胸とお尻が風にさらされた。

 

 次に、六つの固定パーツが出現する。

 いつもであればまっすぐに足を延ばして開かせるが、今回はDボードに乗りやすいように調節して、両足首、両膝、両太ももをパーツで固定。そのまま鉄の棒が出現して、Dボードと直接接続される。

 そして、Dボードそのものに、安定性を上げる補助ブースターが装着された。

 

 最後に主役のマシンバイブがDボードの内部から出現。

 ローションでテカテカと光るそれが、狂華の膣に挿入される。

 

「んんっ♡」

 

 

 ズボズボズボズボズボズボズボズボズボズボッ!

 

 

「ああああんっ♡」

 

 一秒五回のピストンが開始される。

 

「まさか……Dボードに乗ったままで、そのような機械姦を可能にするなんて……」

「さっきアンタもそれに乗ったままでバイブオナニーしてたでしょ!んんっ♡私はヴァギナチェーンソーとビリビリバリアで、オーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4『絶頂兵器アクメ・リアクター』!」

 

 絶頂兵器アクメ・リアクター ATK2500 ★4

 

 出現するアクメ・リアクター。

 シャープなフォルムの等身大ロボットであり、空中で移動していても違和感はない。

 

「ふう♡機能が追加されるわ!」

 

 狂華が宣言すると、マシンバイブがズボボッ!と引き抜かれる。

 

 先端部分が取り除かれて、イボイボがチェーンソーのように並ぶ特注部品が取り付けられた。

 そして、マシンバイブのディルドの根元に、電圧機が装着される。

 

 

 ズブブッ……。

 

 

「ん、んんっ……」

 

 

 ズボズボズボズボズボズボズボズボズボズボッ!

 

 ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

 

 ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリッ!

 

 

「ああああああああっ!あああああいっちゃうううううう!」

 

 強制絶頂装置 絶頂カウンター 0→1

 

 一秒五回のピストンが行われるイボイボチェーンソー。

 加えて内部には電流が流れて、狂華の下半身を刺激する。

 

「す、すごいですね……」

 

 股間をモジモジさせながらそれを見る佐代子。

 

「んんんっ!わ、私はヴァギナチェーンソーの効果発動!絶頂カウンターを一つ使って、相手フィールドの魔法、罠を一枚、対象を取らずに除外できる!」

「対象を取らずに……ですが、潮吹きマテリアル研究所は、自分フィールドに『潮吹きウォーター』の効果で特殊召喚されたモンスターが存在する限り、相手の効果を受けませんよ」

「それなら、そのセットカードを除外するわ!」

 

 強制絶頂装置 絶頂カウンター 1→0

 

 アクメ・リアクターがチェーンソーを握って突撃する。

 

「そうはいきません。私は永続罠『防御ナノマシン注入バイブ』を発動。潮吹きマテリアル研究所と同じ効果耐性を持っています」

「くっ……ああああ!」

 

 強制絶頂装置 絶頂カウンター 0→1

 

「ふう、ふう……」

「そして、このカードが表側表示で存在する限り、私は受ける戦闘ダメージは全て、1000ポイントダウンします」

「な、なるほど、そういうことね……」

 

 プレイヤーを強化するカード。ということになるのだろう。

 そして『ナノマシン』という単語まで出てくるとなると……。

 

「潮吹きマテリアル研究所は、人間を強化する施設まで備わってるってことね」

「そういうことですよ」

 

 そういうと同時に、カプセルが用意されて、そこからコード付きのバイブが出現。

 そのまま佐代子の膣に挿入されて、ヴィイイイイイイイイイイ!と振動した。

 

「んっ、ああああああっ♡」

 

 カプセルの中にある液体……おそらくナノマシンだろう。それがドクドクと佐代子の体の中に注入されて行く。

 カプセルの中身がなくなると同時に、バイブも消えていった。

 

「ふう、注入が完了しましたね」

「ぐっ……だけど、戦闘ダメージはゼロになってないわ。バトルフェイズ!アクメ・リアクターでダイレクトアタック!」

 

 宣言すると、アクメ・リアクターのチェーンソーが、鉄の刃からイボイボに変わる。

 そして佐代子に向かって突撃した。

 そのまま、佐代子のおまんこにイボイボチェーンソーを当てて、エンジンをうならせる。

 

 

 ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

 

 

「あああああああっ!いくううううううう!」

 

 佐代子 LP4000→2500

 

 ダメージを1000下げても、元々の攻撃力は2500。

 決して少ないダメージとは言えないだろう。

 

「私は……カードを一枚セットして、ターンエンドよ!」

「んっ♡私のターン。ドロー」

 

 佐代子がカードを引く。

 

「さてと……私は手札から永続魔法『マテリアルプラント栽培施設』を発動。1ターンに1度、墓地に存在する『潮吹きマテリアルプラント』を1体。特殊召喚できます」

 

 潮吹きマテリアルプラント ATK0 ☆1

 

「万能サーチカードの安定的な特殊召喚……不味いわね♡」

「研究所ですからね。この程度のことはご愛嬌です。モンスター効果により、デッキから『潮吹きラボ』カードである通常魔法『インスタントホイール』を手札に加えます。そして発動!自分フィールドに『絶頂カプセルトークン』を特殊召喚できます!」

 

 カードを発動すると、佐代子の右手に一本の棒が出現する。

 先端にはイボイボがびっしりついたボールのようなものがついている。

 

 佐代子が手元のスイッチを押すと、そのボールがキィイイイイイイイイイン!と高速回転している。

 

「フフッ♪」

 

 佐代子は先端のボールを膣の奥の奥まで押し込んでいく。

 イボイボが膣壁を刺激しながら押し込んでいき……

 

「あああああああっ!いくううううう!」

 

 スイッチを押した瞬間、中でイボイボボールが回転。

 ポルチオを刺激して、佐代子が嬌声を漏らす。

 

 絶頂カプセルトークン ATK0 ☆1

 

 そしてカプセルが出現して、そこに佐代子の潮が満たされた。

 

「はぁ、はぁ♡私はマテリアルプラントと絶頂カプセルトークンをリリースして、墓地から潮吹きウォーターを特殊召喚します」

 

 潮吹きウォーター ATK0 ☆2

 

「そしてリリースして効果発動。エクストラデッキから、『「潮吹きウォーター」の効果でのみ特殊召喚できる』とテキストに記載されている『潮吹きラボ』融合モンスター1体を特殊召喚できます」

「んんっ♡バトルアームズモンスターはフィールドに1体だけ……ほかのモンスターね」

「その通り。私はエクストラデッキから、『ブースターアームズ・インフェルノ』を特殊召喚!」

 

 ブースターアームズ・インフェルノ DFE0 ☆6

 

 出現したのは、ジェット噴射を可能とする補助パーツだ。

 

「……何。それ……あああっ!」

 

 強制絶頂装置 絶頂カウンター 1→2

 

「このカードが守備表示で場に存在する場合、自分フィールドのバトルアームズモンスターが攻撃する場合、攻撃力が1000ポイントアップします」

「んっ……」

「そして……バトルアームズ・ソードトリガーの永続効果により、自分フィールドにバトルアームズモンスターが1種類以上存在する場合、相手はセットされている魔法、罠カードを発動することはできません!」

「え……」

 

 インフェルノが変形して、佐代子が乗るDボードに接続される。

 そして、一気に加速した。

 アクメ・リアクターに迫りながら、ソードトリガーを構える。

 

「私はここでスキルを発動します」

「す、スキル?」

「スタンディングのスピードデュエルではお互いに使用枚数の制限だけですが、Dボードに乗っているスピードデュエルにはスキルが備わっています。スキル発動『ハイスピード・ルーラー』!このデュエル中、私がデュエル中に相手の前を走っている場合、私が受けるすべてのダメージは0になります!」

「なっ……」

 

 レースに直結するデュエルのルールが追加されたことと同じだ。

 

「バトルフェイズ!バトルアームズ・ソードトリガーで、アクメ・リアクターを攻撃!」

 

 バトルアームズ・ソードトリガー ATK2500→3500

 

「ビリビリバリアの効果を発動!カウンターを2つ使って、戦闘ダメージとバトルの破壊を無効にする!」

 

 強制絶頂装置 絶頂カウンター 2→0

 

「無駄です!速攻魔法、『エクスタシーエナジーリバース』を発動!このカードはモンスターの攻撃宣言時に発動可能。相手フィールドに『絶頂』と名の付くカードが存在し、相手がこのターン絶頂している場合、相手モンスターの効果を無効にして、戦闘ダメージを倍にします!」

「嘘……」

 

 カウンターを消費しただけで終わったことになる。

 

 ソードトリガーを振り下ろして、アクメ・リアクターを粉砕する。

 

「うわあああああ!」

 

 狂華 LP4000→2000

 強制絶頂装置 絶頂カウンター 0→1

 

 アクメ・リアクターを破壊しつつ、そのままその破片を飛ばして、狂華が乗るDボードのブースター部分に直撃させてくる。

 

「うわっ……んっ!」

 

 その間にマインバイブが引き抜かれて、『嬌声絶頂装置』で適用できる通常のピストンのみが行われるようになった。

 

 

 ズボズボズボズボズボズボズボズボズボズボッ!

 

 

「あああああっ!ん、んっ!」

「フフフ、いいダメージが入りました。インフェルノの効果。バトルアームズモンスターが相手モンスターを戦闘で破壊してダメージを与えた場合、カードをドローできます」

 

 カードを2枚ドローする佐代子。

 

「私は『マジック・プランター』を使い、『防御ナノマシン注入バイブ』を墓地に送ることで2枚ドロー。私はカードを2枚セット、ターンエンドです」

「わ、私のターン。ドロー!」

 

 狂華はカードを引く。

 これで、手札は4枚。

 

「まずは、追い抜かないと……」

 

 現在、佐代子が狂華の前を走っている。

 佐代子が使ったスキル。『ハイスピード・ルーラー』の効果で、追い抜かなければダメージを与えることができない。

 狂華のデッキは奇襲性が高めのビートダウンデッキ。

 相手のデッキを削るギミックはないのだ。

 

「なっ……か、加速しない……んっ♡」

 

 狂華はDボードを加速させようとして、それができなかった。

 全然早くならないのである。

 だが、佐代子のDボードは、ブースターのような形をしたインフェルノが接続されていることで、圧倒的な速度を発揮できるようになっている。

 

「フフフ、先ほどの攻撃で、狂華さんのブースターを狙っておきました♪これで、狂華さんはDボードを加速させることができませんよ♪」

「なんですって!?……あああっ!」

 

 強制絶頂装置 絶頂カウンター 1→2

 

 絶頂する狂華。

 

「まあ、仮に先ほど狙っていなかったとしても、インフェルノが存在することで私のDボードは加速が可能。狂華さんのデッキに、加速を行える『演出』があるカードは存在しないでしょう。加えて、私のインフェルノの加速はまだ最大ではありません。要するに……狂華さんはもう、私にダメージを与えることはできませんよ♪」

「そ、そんな……」

「加えて、私は次のターン。胸にしまっておいた『胸谷(きょうこく)の施し』の効果で、デッキからカードを3枚ドローできます。要するに、次の私の手札は4枚からのスタートです。サレンダーなら受け付けますよ♪これ以上、ただイき続けるだけなのはおつらいでしょうし」

 

 笑みを崩さない佐代子。

 こうなってしまうと、手札もフィールドも関係ない。

 デッキ構築の都合上、相手のデッキを破壊するギミックを入れていない狂華は勝てないのだ。

 

「ま、まだよ!私のDボードにも、スキルが備わっているわ!それを使えば……」

「確かにそうですね」

 

 微笑む佐代子。

 

(とはいっても、潮風デュエルスクールで用意されるDボードのスキルはモンスターの攻撃力増加が多数。Dボードの調整をしたのが宗明先生ですから何を入れているのかはわかりませんが、私が使っているDボードのデータをコピーしたのであれば、私と同じスキルをコピーしている可能性もありますね)

 

 頭の中で考えをまとめる佐代子。

 

「私のスキルは……『ミラクル・パック』!デッキ外から、手札とエクストラデッキに、カードを1枚ずつ加えることができる!」

「!?」

 

 狂華が宣言する効果に驚く佐代子。

 だが、すぐに表情を戻した。

 

「……で、ですが、あなたは追加のカードなど持っていないでしょう。そして宗明先生も、あの様子なら追加用のカードを持っているとは思えません。このデュエルは乱入不可の設定ですから、潮風デュエルスクールに関係のない人間はスキルにかかわることもできません。不発に終わるだけでは?」

 

 佐代子はそういうが、どこか『嫌な予感』がぬぐえない。

 

「私はスキル発動!『ミラクル・パック』!」

 

 狂華が手を掲げる。

 

(普通なら、ここで何も起こらない。そのまま不発に終わるはず……!)

 

 佐代子がそこまで考えたとき、狂華の手に、1つのパックが出現した。

 

「な……」

「発動成功!手札とエクストラデッキに1枚ずつ。加えることができるわ!……よし!」

 

 狂華の表情が満面の笑みに代わる。

 

「まずは手札から魔法カード。『絶頂兵器の再生』を発動。墓地から絶頂兵器ユニットを手札に加える。私はヴァギナチェーンソーを手札に加えるわ。そして通常召喚!」

 

 絶頂兵器ユニット・ヴァギナチェーンソー ATK1500 ☆4

 

「効果発動!デッキからユニットを特殊召喚できる。私は両胸触手アンカーを特殊召喚!」

 

 絶頂兵器ユニット・両胸触手アンカー ATK1500 ☆4

 

「速攻魔法『絶頂兵器の緊急設計』を発動。デッキから効果を無効にして絶頂兵器ユニットを特殊召喚できる。私は『絶頂兵器ユニット・洗浄触手ランチャー』を特殊召喚!」

 

 絶頂兵器ユニット・洗浄触手ランチャー ATK1500 ☆4

 

 並ぶユニットたち。

 

「どれも、魔法罠の除去を可能とするカードたち……私の魔法、罠を狙っているのですか?」

「そうじゃないわ。私は墓地のアクメ・リアクターを除外して効果発動!自分フィールドの、すべての絶頂兵器ユニットをレベル7にする!」

 

 絶頂兵器ユニット・ヴァギナチェーンソー ☆4→7

 絶頂兵器ユニット・両胸触手アンカー   ☆4→7

 絶頂兵器ユニット・洗浄触手ランチャー  ☆4→7

 

「私はレベル7の絶頂兵器ユニット3体で、オーバーレイ!」

 

 3体のモンスターがフィールドから渦に飛び込んでいく。

 

「エクシーズ召喚!ランク4『絶頂兵器ストーム・スレイヤー』!」

 

 絶頂兵器ストーム・スレイヤー ATK3000 ★7

 

 出現したのは、アクメ・リアクターにスクリューなどをつけて風属性要素を搭載したようなロボットだ。

 

「あたらしい絶頂兵器モンスター……」

 

 アルケミー・ポットの存在で、『自分を責めないタイミングを用意する』ということに成功したが、どうやらそれとは別形態のようだ。

 

「ちなみに、ストーム・スレイヤーの素材の効果は無効になるわ。そして、手札のこのカードは、自分フィールドに『強制絶頂装置』が存在して、自分フィールドの『絶頂兵器』エクシーズモンスターが、『ヴァギナチェーンソー』『両胸触手アンカー』『洗浄触手ランチャー』の3体のみをエクシーズ素材としている場合、手札から発動できる!永続罠『強制絶頂テンタクル・ストーム』!」

 

 発動される永続罠。

 次の瞬間、マシンバイブと固定パーツの拘束から解放される。

 そして、半球状の内側に開店するイボイボパーツがびっしりついたものが二つ出現して両胸に張り付いて、シリコンローラーが全身の性感帯に押さえつけられて、イボイボがチェーンソーに並ぶ機械を膣に挿入される。

 

 そしてDボードが分解、改造されて、狂華の身にまとうように、巨大な扇風機のようなものが接続された。

 それらすべてが快楽パーツと接続される。

 

「んんっ♡さて、イっくわよおおおおおおお!」

 

 半球状のイボイボパーツが高速回転し、全身のイボイボが回転して性感帯を刺激し、チェーンソーのようなシリコンの刃が膣壁をえぐり始めた。

 

 

 ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!

 

 

「ああああああっ!いっぢゃうううううううう!」

 

 強制絶頂装置 絶頂カウンター 2→3→4

 

 すごい勢いで淫具が起動して、それに接続されたパーツが起動する。

 次の瞬間、すさまじい加速が行われて、一気に佐代子が乗るDボードに追いついてくる。

 

「あのテンタクルストーム……Dボード用の加速システム!?開発したとすれば宗明先生……いや、違う、あの開発コードは……!」

 

 何かに気が付いた様子の佐代子。

 

「ごちゃごちゃうるさいわね!いっとくけど、ストーム・スレイヤーが存在する限り、相手はフィールドの罠カードを一切使えないわ!覚悟しなさい!」

「しまった……」

「そしてストーム・スレイヤーの更なる効果!相手フィールドの魔法、罠の数1枚につき、攻撃力が300ポイントアップ!アンタの場には4枚あるから、1200アップよ!」

 

 絶頂兵器ストーム・スレイヤー ATK3000→4200

 

「攻撃力4200……」

「アンタのフィールドの『潮吹きマテリアル研究所』の効果で、攻撃はすべて直接攻撃に代わるわ!これで終わりよ!バトルフェイズ!ストーム・スレイヤーで、ダイレクトアタック!」

 

 ストーム・スレイヤーが突っ込むと同時に加速する狂華。

 追い抜かなければダメージが入らない。

 

「くっ……この速度は……」

 

 突撃してくるストーム・スレイヤーをしり目に、逃走する佐代子。

 

「え?」

 

 ただここで、ストーム・スレイヤーの装備が変わっていることに気がついた。

 先ほどまでは通常の剣を握っていたはずなのに、今はイボイボのチェーンソーを握っている。

 

 そして、ストーム・スレイヤーの側面から、二つのアンカーが射出された。

 ジャラララッ!と鎖の音を鳴らしながら、足元目掛けて接近してくる。

 

「うわっ……きゃあ!」

 

 アンカーにつかまった両足首。

 ストーム・スレイヤーはそのまま上下さかさまにひっくり返すと、アンカーでつないだ両足首をガバッと大きく開かせる。

 

 そして、とても大きなイボイボチェーンソーをおまんこにあてた。

 

「あ、そ、それは……」

 

 

 ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!

 

 

「アアアアアアアッ!あああああああいぐうううううう!こわれちゃうううううううううう!」

 

 圧倒的な速度で遠慮なく刺激するストーム・スレイヤー。

 

 佐代子 LP2500→0

 

 その快感は、佐代子のライフを根こそぎ奪い去った。

 

「よっしゃー!私の勝ちいいいい!」

 

 全身を刺激されながらガッツポーズをとる狂華。

 デュエル終了と同時に、テンタクルストームがDボードに戻されていき、最後に狂華は普段着を身に着けた。

 

「ふう、いいデュエルだったわ。またやりましょ♪」

 

 ★

 

「宗明。あんな気持ちいいカードを作ってたんなら言ってくれればよかったのに」

 

 Dボードの調整を行っている宗明。

 キーボードをたたいてディスプレイとにらめっこしている。

 

「……いや、あのカードを作ったのは俺じゃねえよ」

「え?でも、完全に『強制絶頂装置』に合わさった開発コードだったわよ?」

 

 エロデュエルの演出は特注だったり特別だったりすることが多く、独自の開発コードが存在する。

 他社の開発コードに合わせたカードというものはデザインされないし、無理に作ったとしてもエラーカード扱いで使えないのだ。

 問題なく使えたので宗明が作ったカードだと思っていたのだが、どうやら違うらしい。

 

「カード開発部に連絡を取っても知らんと言っていた。で……狂華ちゃんから預かったカードとそのデータを教祖様に見せたら、苦笑しながらだが問題はないと言っていた」

「ふーん……ならいいんじゃない?」

「狂華ちゃんの教祖様への信頼感って何なんだ一体……」

 

 教祖の名前が出てきた瞬間に疑問が吹っ飛んだ様子の狂華。

 こればかりはカード開発ということで狂華のいろいろなデータに触れる宗明もわからない。

 

「何か企んでる人がいるってことなの?」

「わからん。ただ、俺は今日の夜にはDVCコーポレーションの本社に戻る予定だったんだが、教祖様から、あと二日くらいこの町でいろいろ探っておけって言われた」

「へぇ……」

「ちなみに狂華ちゃんもだぞ」

「え、でも、私ってこういう調査とかやったことないわよ?」

「だが、強制絶頂装置に合わせたカードを作ってきたんだ。しかも、ハッキングも何もない、純粋なサポートカードだぞ?狂華ちゃんがこの町から離れたら、向こうも手を引くかもしれないからな」

「ふーん……」

 

 裏のことはよくわからない。

 ただ、狂華としては残れと言われたら残るだけだ。

 

「さてと、まあとりあえずこのカードの使用に関して問題はない。これからも必要な時に使っていいぞ」

「わかった」

 

 カードをデッキに入れる狂華。

 

「それじゃあ、私は学校のみんなと遊んでくるから。それじゃ!」

 

 狂華は元気そうな様子で部屋を出て行った。

 

「……はぁ、狂華ちゃん。明日は実験日だろうに。それすら後回しでこっちに残れって言われるのがどれほど大きいのかわかってんのかね……」

 

 多分わかってないんだろうなー。と思いながら、宗明は溜息を吐いた。

 

 ★

 

「ぐふふっ、狂華さんって強かったですね」

「ええ、まだ甘い部分はありますが、刺激が強い代わりに強力な効果を発揮するカードを使いこなせる体質は、エロデュエル界では必須の才能ですからね」

「会長もイきまくってましたよね!」

「フフッ。ええ、とても気持ちよかったですよ」

 

 生徒会長室。

 生徒会室とは別に存在する『生徒会長のための部屋』である。

 ちなみに、佐代子のそばでは草々瑠奈がキーボードをたたきまくって書類を仕上げている。

 

「そういえば会長って、さっきのデュエル。どれくらい本気だったんですか?」

「一割未満ですね」

「ですよね」

 

 即答する佐代子。

 というより、コンセプトの都合上、必要なカードをかなり横に並べるデッキのはず。

 全力を出すという点において、スピードデュエルはあまり適していないのだ。

 

「……ところで瑠奈さん」

「?」

「狂華さんのDボードの設定ですが……」

「スキルなら会長と同じにしておいたはずなんですけど、何か変わってるんですよね……デュエル終了後に確認してみたら、スキルが戻ってますし」

「一体誰が……」

 

 佐代子がつぶやいた時だった。

 

「それは私がやりました」

「「!」」

 

 生徒会長室の扉を開けて、一人の少女が入ってきた。

 年齢は十七歳ほど。

 つやのある黒髪を腰まで伸ばしており、凛とした芯のある表情をした端正な顔つきの美少女。

 Gカップの胸で押し上げられているスーツと、足の大部分を露出するミニスカを着こなしている。

 

「か、花蓮先輩!」

 

 驚いたように椅子から立ち上がる佐代子。

 

「仕事を続けていてかまいませんよ。私はここに資料を持ってきただけですからね」

 

 花蓮(かれん)と呼ばれた少女は封筒を取り出した。

 

「あの、花蓮先輩。先ほどのあれは……」

「ええ、Dボードのスキルの変更。そしてそれに応じたカードの入力、どちらも私が『ボス』の命令で行ったものです」

「そうですか……」

 

 どこか納得している様子の佐代子。

 

「それから……どうやら亀卵塚宗明は、あと二日ほど、この町に滞在するそうです」

「!……何か漏れたのでしょうか」

「いいえ、おそらく感づいたのはブルブル教団の教祖でしょう」

「教祖ですか……やはり、情報網は侮れませんね」

「ええ。ボスからは、この町で裏工作をするようにと言われています。加えて、この町にボスがいらっしゃるようですよ」

「……デュエロ・アカデミアの学生のはずでは?」

「実力を抑えて入っているので、多少欠席しても問題はないそうです」

「……すごい方ですね。わかりました。宗明先生と狂華さんが滞在している間の対応は私が指揮を執ります」

「ええ。それを頼みに来ました。では、私はこれで」

 

 そういって花蓮は佐代子に背を向けて、生徒会長室から出て行った。

 

「……すごくテキパキした人ですよね」

「ええ。とはいえ、表向きは化粧品メーカーの『RasterMAX』を隠れ蓑にしている『潮吹きマテリアル研究所』の所長ですから、その分役割も多いのですよ。さて、ボスまで動くとなれば、我々も準備が必要ですね。瑠奈ちゃん。まだ寝られませんよ♪」

「四轍明けですよおおおおおおお!勘弁してくださあああああい!」

 

 四轍明けの外見童女が悲鳴を上げた。

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