セックス次元の女決闘者たち・二次創作 行狂井狂華の絶頂紀 作:レルクス
「ここが
マサジは車を降るながら、化粧品店の外見を取る店を見る。
マサジは教祖からのゴーサインをもらったため、運転してもらった車でRasterMAXに来ていた。
いろいろと情報やら交渉が本社では飛び交っていたようだが、結果的にかかわることに決めたようである。
高級化粧品店という看板を持っており、そして化粧品の実力は高いそうだが、その裏にいるのは『潮吹きマテリアル研究所』という秘密結社であり、『試練』に挑もうとしている。
まあ、知れば知るほど、話題に事欠かない相手だ。
(さて、行こうか)
マサジはやや質が高いが私服といえる程度の恰好(エロデュエルのファイトマネーでかなりDVSコーポレーションから給料をもらっている)である。
そのまま正面から店の中に入っていった。
店内に入ると、白を基調とした壁や床、天井で構成されており、棚には化粧品が並べられている。
(公式サイトを見たものとあまり変わらないな。当然か)
公式サイトで店内の様子を見せておいて、実際に行ってみて模様替えされていたら『最新の写真載せとけや!』となるだろう。
(まあ、今回はそれは重要じゃないか。さっさと奥にいこう)
正直、マサジは化粧品に興味などないのだ。
電動マサジとしても、電マスクとしても。
だったら奥に行くしかない。
「すみません。奥に入らせてほしいんですけど」
マサジは聡介が作成したらしい招待状をカウンターに出した。
丈の短いミニスカスーツの女性店員がそれを確認すると、礼をする。
「お待ちしておりました。所長とボスがお待ちしております」
「……準備万端だなぁ」
そういうものだとは思っている。
ただ……ここまで乗り気だとは思っていなかったのだ。
女性店員がこちらへどうぞ。と先導する。
奥の長い廊下を歩いていき、そのままエレベーターに乗った。
操作パネルでは、地上は五階、地下は二階までボタンがある。
「……もういろいろぶっちゃけていいかな?さっきのフロアには一般客もいたが、もういいだろう」
「そうですね」
「一応聞きたいんだが、アンタは潮吹きラボの所属なのか?」
マサジは女性店員に質問し始めた。
「はい。私は潮吹きマテリアル研究所、表社会活動部に所属しています」
「……だろうねぇ」
マサジは独自の情報網を持っている。
それこそ、ブルブル教団所属としてではなく、アマノムラクモに所属していた時代に作り上げたコネクションのようなものだ。
その情報網からは、ある程度、潮吹きラボの内部の情報がある。
エレベーターの移動は早いのか。もう到着したようだ。
『地下、四階です』
「到着したみたいだね……しかし、操作パネルには地下二階までしかないのに、地下四階とは……変わった作りだ」
マサジは鼻で笑った。
女性店員はそれに対しては何も言わずにこにこするだけ。
「それでは行きましょう」
女性店員に先導してもらって進むマサジ。
質の高い調度品が置かれた廊下を歩いて、そのまま一番奥の部屋に行く。
そして二人がドアに近くなってきたとき、廊下の角から一人の少女が現れた。
「花蓮……情報通り。君が所長か」
「はい……アマノムラクモの解散依頼ですね。マサジ君」
「花蓮も相変わらずだね。先日は狂華がお世話になったよ」
「いえ、あのようなデュエルを間近で体験することはあまりありませんからね」
マサジは元チームメイトということもあって遠慮はなさそうだ。
花蓮はマサジをここまで連れてきた女性店員のほうを向く。
「ここからは私が対応します。あなたは業務に戻って下さい」
「はい。お願いします。所長」
女性店員が踵を返して去っていった。
「……あの指示待ち人間だった花蓮が、人に指示を出す立場か。時間っていうのは流れるもんだね」
「そういうものです」
マサジの言い分を軽く流して、花蓮はマサジに背を向ける。
「いろいろ聞きたいことがあるかもしれませんが、話が長くなりますし、今は関係ありません。ボスを待たせるのもアレですから、行きましょう。この部屋がボスの執務室になります」
「わかった」
マサジはうなずく。
花蓮もうなずいて、ドアのほうに向いてのぶに手をかける。
そのまま、ドアを押して開いた。
中は木材を基調とした調度品でまとまっている。
部屋の奥には大型のデスクがあり、その手前に何人かが座れる長テーブルがあるというレイアウトだ。
壁には資料がいくつも並べられている。
そして、その大型のデスクには、一人の少年が座っていた。
「……久しぶりだね。マサジ。あの時のデュエル以来だ」
「聡介も相変わらずだね。その自信満々な様子は変わらないや」
マサジの聡介の間でどこかバチバチと火花が散っている。
「それにしても……相打ちバーンで逃げた癖に強気な態度だね。聡介」
結果を聞いた花蓮の表情が一瞬だけ変わった。
「……まっ、その話はいいさ。で、その様子だと、俺たちに協力してくれるってことでいいんだな?」
「ああ。教祖様から協力するように言われている。まあ……あの人は、未完成だろうと制御不完全だろうと、封印されているものをそのままにしないタイプだからね……」
「俺はその試練に興味を持たせるところからだと思っていたんだが、アラサーの癖にお盛んなことで……」
聡介はニヤニヤしていたが、すぐに表情を引き締める。
「……さて、本題に入ろうか。マサジには、今回の試練を挑む際に必要な特注品を渡す。それを使って、試練をクリアしてほしい」
「ああ」
「カードに関してはマサジがずっと持っていても構わないさ。特殊なコードを用いたカードだし、この研究所の根っこまでは解析できないからな」
「最初からそんなところだろうと思ってるよ」
重要な作戦に使うカードであり、共同で取り組むものではある。
だが、組むとはいっても背中を見せるわけではないのだ。
「今回、この試練をクリアすれば、潮吹きラボはおそらく、カードを多数入手するだろう。それを君たちに渡す代わりに、君たち潮吹きラボは、ブルブル教団の派閥に協力する。それでいいね?」
「ああ。事前にそう聞いている。こっちとしても万々歳だ」
エロデュエルに置いて、女性はただエロく負けるべき。という風潮。
それに対し、変えようと思っている派閥があり、ブルブル教団はそれに属している。
その過程で、強い女性デュエリストが所属するチームの存在は必要になるのだが、潮吹きラボは『中立』なのだ。
長い目で見れば、この組織を取り込んでおくことが重要になる。
それに、どうせこの試練で手に入るであろうカードをブルブル教団が手に入れたとしても、それらを使いこなせるようになるまでには相当な時間がかかる上に、そもそも【絶頂兵器】【機姦人形】【アグロータートル】【機械試練】【電マ蛇】のそれぞれの研究だってまだ進んでいないのだ。
この段階では、潮吹きラボ関係のカードを抱えるリソースを割く余裕は、現在のブルブル教団にはないのである。
それならば、その潮吹きラボカードについて研究しており、強い女性デュエリストが多く存在するこの組織を味方にしておいた方が重要。という判断なのだそうだ。
マサジとしてはほかにも理由があると思っているが。
「花蓮」
「はい。マサジ君。こちらがお渡しするカードになります」
一枚のカードが置かれたトレイを持って、花蓮がマサジのもとに来た。
マサジはその内容を確認する。
「……なるほど、確かに、これがなければ始まらないな」
カードを手に取ってデッキに入れた。
「……それじゃあ、試練の間に案内しようか。本来なら花蓮には俺がいない間の留守を任せようと思っていたが……気が変わった。花蓮。お前もついてこい」
「はい」
花蓮が即座に返事をする。
「花蓮がここまで従順とはねぇ……ということは、『完治』してるってことか」
内心……『安堵』といえる表情をして、マサジは溜息をついた。
★
マサジ、聡介、花蓮の三人はエレベーターを使ってさらに下に向かう。
聡介の指紋認証がないとゲートが開かない構造になっているようだ。
入力して通過すると、その先には……レンガで構築された遺跡のようなものがあった。
「うわ、地下にこんな空間が……これに挑んでいた君たちも大概だけど、これに気が付いた時雨さんもけっこう頭おかしいな……」
マサジはすごくげんなりした様子でそういった。
「まあ、あの人はいろいろ妙だからな」
「僕もそれで納得しておこうか」
聡介は溜息をついて、マサジもそれに納得する。
「……さて、試練の説明をしようか。この遺跡では二つの試練が用意されている。一つ目はパズルを解くというものだ」
「パズルねぇ……担当は聡介か?」
「ああ、正直、四……いや、五十回は解いてるからな。もう職人芸のようにパパッと進めるようになった。問題が一切変わらないからな」
「雑……」
「二つ目がエロデュエルだ。女性型の門番がいる。そいつを倒すことで、試練をクリアしたことになる」
「わかった。それが僕の担当だな」
「では、行きましょうか」
聡介が先導して遺跡に向かって歩いていく。
レンガの通路を進んでいき、ところどころ部屋のようなものが用意されている。
壁画などは特に用意されていない。
ただ、すでに空になった本棚がいくつかあるように見える。
「……資料はすでに回収済みか」
「当然だ。もうそろそろ第一の試練だ。まあ、サクッと解いてくる」
そして……本当に、聡介はサクッと解いてしまった。
めちゃくちゃ複雑な知恵の輪のようなものなのだが、手慣れた職人のようにパパっと解いてしまったのである。
「あんな『球体』みたいにごちゃごちゃしてる知恵の輪なんて初めて見た」
「だろうな」
「そしてそれをパパッと解いていくのも初めて見た」
「クリア判定は一か月に一度しか存在しないが、触るだけなら何の問題もないからな」
「雑……」
やはり思い浮かぶ感想は同じである。
「次がエロデュエルの門番です。マサジ君。自信はあるんですか?」
「アマノムラクモの戦績序列二位は伊達じゃないさ」
花蓮の問いに対して、マサジは少し目を向けただけで済ませる。
「それでこそ頼んだ甲斐があるものだ。じゃあ、行くぞ」
再び、聡介が先導する形で進んでいく。
……のだが、かなり長いようだ。
入り組んでいる上に通路自体も長い。
時々デュエルディスクを見て通路を確認しているし、それだけ内部が複雑なのだ。
必然的に、雑談も混ざる。
「……そういえば、ちょっと疑問なんだが」
「ん?」
「花蓮って、アマノムラクモではどんな感じだったんだ?」
「……聡介は、アマノムラクモにいた頃の花蓮を知らないのか?」
「ああ。所属だとは知っていたが、俺はそのころ、別の研究があってな」
「なるほど」
単なるタイミングの違いか。
「アマノムラクモにいた頃の花蓮か……今とあんまり変わらないかな」
「それはどういう意味ですか?」
「無表情で何を考えているのかいまいちわからないけど、きっとそこまで難しいことは考えていないだろうなっていう人物像」
「ブフッ!」
マサジの説明を聞いた聡介が吹き出した。
……どうやら、遠からずといったところのようだ。
「俺もいろいろ思うところはあるが、まあそれでおおむね間違っていないんじゃないか?」
「……」
「沈黙は肯定だよ。花蓮」
どうやら、花蓮の発言回数はそう多いものでもないらしい。
潮吹きラボの所長という地位にいる以上、必要なことはこなすだろう。
だが、必要以上に何かをするということではないらしい。
「……さて、あの扉の向こうだ」
角を曲がると、そこには大きな扉があった。
「マサジ君。準備は良いですか?」
「もちろん」
マサジは聡介と花蓮から、『渡されたカードが必要になる』とは聞いているが、具体的にどんなカードを使ってくるのかはあまり聞かされていない。
だが、プロとしての経験値が高いのは事実であり、そういう世界では、外見のイメージだけでは測り切れないものが多くなるのが普通だ。
よくわからない奴が相手であったとしても、別にマサジにとっては関係ない。
「じゃあ、行くぞ」
聡介が扉を開ける。
それに続いて、マサジと花蓮も中に入っていった。
「……儀式現場か?」
部屋の第一印象としてはそれが近いか。
部屋の中央には魔法陣が存在し、そして部屋の奥には宝箱が置かれている。
その手前には一つの箱が置かれていて、人が一人隠れることができそうな大きさだ。
「……来るぞ」
聡介が言うと、宝箱の手前の箱の扉が開いた。
両開きになった扉の奥から、一人の少女が姿を現す。
色素の薄い金色の長髪が腰まで伸びており、過度に大きくも小さくもない胸とお尻の形をしている。
白を基調としたワンピースを身に着けており、丈の短いため、真っ白なふとももを晒しており、肩もすべて露出するものだ。
凄く落ち着いた雰囲気で、全体的に『神秘的』と言えるオーラを身にまとっており、威圧感も闘気も感じられない。
「……彼女が、この試練の番人か」
「ああ」
マサジの問いに聡介が頷く。
マサジはデュエルディスクにデッキをセットして、魔法陣のところまで歩いていった。
一定の距離まで来た。ということなのだろう。少女が瞼を開く。
赤い瞳がまっすぐに、マサジを射抜いた。
「!」
マサジはデュエルディスクを構える。
「……今回の挑戦者はあなたですね」
「ああ」
「私はミオリ……この試練の番人を務めています」
ミオリと名乗った少女が手を掲げると、周囲から粒子のようなものが集まって、形を作っていく。
すぐにデュエルディスクのような形になった。
「私にエロデュエルで勝てば、あの宝箱を開ける権利をあなたたちに与えましょう。ですが、私に勝てなかった場合……次に私に挑めるのは一か月後です」
「そこまで聞いている。そしてその上で、君に勝たせてもらおう」
マサジはシャッフルされたデッキからカードを五枚引いた。
ミオリも頷く。
「いいでしょう。幼き子よ。始めましょうか」
ミオリのデュエルディスクのデッキがシャッフルされる。
そして、そこから五枚のカードをドローした。
「「デュエル!」」
マサジ LP4000
ミオリ LP4000
「先攻は私がもらいます」
ミオリがそういった。
マサジは自分のデュエルディスクを見たが、確かにターンランプはついていない。
どうやら、ミオリのターンから開始するのが『普通』という可能性もあるが……始まった以上、追及しても意味のない話だ。
「私は手札からフィールド魔法『支配領域・潮吹きマテリアル』を発動します」
ミオリがカードを発動した瞬間、地面に描かれていた魔法陣が光り輝く。
「!」
「このカードの永続効果により、相手の『潮吹きラボ』カード以外の全てのカードの効果は無効になります」
「……聞いてはいたが、反則レベルのパワーだね」
「私のみが使えるカードです。次に移ります。私は手札から、『潮吹きマテリアルプラント』を通常召喚」
潮吹きマテリアルプラント ATK0 ☆1
現れたのは、潮吹きラボが研究し続けている植物。
「このモンスターの効果により、デッキから、「潮吹きラボ」カードとしても扱う『特設合成テクノロジー』を手札に加えます」
「ん?」
潮吹きラボデッキは、動かすためにいろいろと『手順』がある。
だが、そのどれにも適合しないカードだ。
「そして発動。自分フィールドの『潮吹きマテリアルプラント』1体をリリースすることで、デッキから『潮吹きウォーター』を、召喚条件を無視して特殊召喚します」
「な……」
あまりにもテキストがシンプルになっている。
「潮吹きラボが作り上げた『絶頂カプセルバイブ』というカードは、あのカードを強引に作ろうとして開発されたものだ。アレが入れるのが手っ取り早いが、なかなか作れなくてな……」
「そういうことか」
聡介の解説を聞いているうちに、ミオリの傍にバイブが出現する。
ミオリはためらいなくバイブを掴むと、左手でワンピースをめくった。
綺麗なパイパンまんこを晒して、足を肩幅くらいに開くと、バイブを突き刺す。
すでにバイブはローションでテカテカ光っているため、膣に挿入する場合は何の問題もなくズブズブと入っていく。
「んっ……あっ♡」
無表情のミオリの顔が赤くなる。
ヴィイイイイイイイイイイイ!
「んっ!あっ、あっ!~~~っ!」
容赦なく振動して膣に刺激を与えていく。
「神秘的な少女の全力オナニー……いいねぇ」
聡介が頷いている。
「あああああっ!んっ、あっ!あああああいくううう!」
ミオリは体をビクンビクンと震わせる。
すると、バイブがミオリの膣から放たれる潮をすべて回収し、バイブの底から延びるコードを伝って、カプセルの中に入っていった。
潮吹きマテリアルプラントもカプセルの中に入っていって、混ざり合って別の液体になる。
潮吹きウォーター ATK0 ☆2
「ふう、んっ♡はぁ……」
膣からバイブを抜きつつ、色っぽい声を出すミオリ。
「んっ……満足いただけたようですね。さて、私のフィールド魔法『支配領域・潮吹きマテリアル』は、カード名を『潮吹きマテリアル研究所』としても扱うカード。潮吹きウォーターの効果を発動しましょう」
「!」
潮吹きウォーターには、エクストラデッキから『潮吹きウォーターの効果でのみ特殊召喚できる』とテキストに書かれているモンスターを特殊召喚する効果がある。
「リリースすることで、エクストラデッキからモンスターを特殊召喚します。現れなさい。『バトルドール・ナイト』」
バトルドール・ナイト ATK2300 ☆6
現れたのは、騎士と言っていい形をした人形だ。
剣を構えて、それをマサジに向ける。
「私はカードを1枚セットして、ターンエンド。さあ、あなたのターンです」
「……自分が振るうような武器をエクストラデッキから出してくると思ったが、そうではないモンスターもいるということか。僕のターン。ドロー」
マサジはカードを引く。
ドローしたカードではなく、別のカードを手に取った。
「僕は手札からフィールド魔法『電マ蛇・潮吹きコーティング』を発動。このカードは潮吹きラボカードとしても扱うカードだ。このカードが表側表示で存在する限り、僕のデッキの『電マ蛇』カードは全て、潮吹きラボカードとしても扱う」
「なるほど。私のフィールド魔法に対する抵抗手段は用意しているようですね」
マサジが先ほど渡されたカードがこれだ。
これがあるだけで、マサジはこのデュエルで戦える。
「僕は手札から『電マ蛇スネーク』を召喚」
電マ蛇スネーク ATK0 ☆1
「効果により、デッキから『電マ蛇』モンスター1体……『電マ蛇トレス』を手札に加える。このモンスターは、自分フィールドに電マ蛇モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる」
電マ蛇トレス ATK0 ☆3
現れたのは、3つ首の電マ蛇。
「効果により、デッキから『電マ蛇』魔法カード……『電マ蛇の祭壇』を手札に加える。そして発動。デッキから『電マ蛇の壺』を1枚、フィールドに表側表示で置くことができる」
現れた壺。
これが、『電マ蛇』デッキの中核となるカードだ。
「攻撃力が0のモンスターを何体も……しかも攻撃表示」
「さてと……僕は手札から魔法カード『電マ蛇融合』を発動。フィールド・墓地のモンスターを素材に融合召喚できる」
「融合……!」
「僕のフィールドから、スネークとトレスを素材にして、融合召喚。レベル4『電マ蛇ヨツクビコブラ』」
電マ蛇ヨツクビコブラ ATK0 ☆4
「融合召喚しても攻撃力は0ですか……」
「ヨツクビコブラの融合召喚に成功した場合、デッキから『電マ蛇』装備魔法を1枚、装備可能なモンスターに装備させることができる。僕はデッキから、『電マ蛇ブースター』をヨツクビコブラに装備させる」
直方体がヨツクビコブラに装備された。
「そして、バトルフェイズ。僕の『電マ蛇の壺』の効果で、攻撃力0の電マ蛇は相手に直接攻撃できる。僕はヨツクビコブラで、ダイレクトアタック!」
ヨツクビコブラがミオリに向かって突撃!
頭に装着された電マを向けてシュルシュルと迫っていく。
バドルドール・ナイトをガン無視して、ミオリの両腕を長い胴体で封じつつ、両胸、おまんこ、クリトリスに張り付いた。
「あ……」
ジュブブブブヴィイイイイイイイイイ!
「あっ。ああああああっ!いく、いくううううううっ♡♡♡」
電マ蛇の壺 絶頂カウンター 0→1
「電マ蛇の壺の効果で、相手が絶頂するたびに、このカードに絶頂カウンターが1つ置かれる。そして、電マ蛇モンスターが戦闘を行ったダメージステップ終了時、相手はこのカードのカウンター1個につき1枚、デッキからカードを墓地に送らなければならない」
「なるほど……んっ♡……では、1枚墓地に送ります」
デッキの残りは32枚。
「バトルフェイズは終了。戦闘を行ったヨツクビコブラは守備表示になる」
電マ蛇ヨツクビコブラ ATK0→DFE0
「そして、装備している電マ蛇ブースターの効果により、1ターンに1度、装備モンスターの表示形式が変更されるたびに、1枚ドローできる」
ドローするマサジ。
「僕はカードを1枚セット。ターンエンドだ」
「私のターン。ドロー」
ミオリのターンになり、カードをドロー。
「私は手札から永続魔法『マテリアルプラント栽培施設』を発動。1ターンに1度、墓地に存在する『潮吹きマテリアルプラント』を1体。特殊召喚できます」
潮吹きマテリアルプラント ATK0 ☆1
「特殊召喚に成功したことで、デッキから『潮吹きラボ』カードとして扱う速攻魔法『デッドリー・バトルコード』を手札に加えます」
戦闘を補助するカードに見えるが……。
「そして、バトルドール・ナイトの効果発動。自分フィールドの『潮吹きマテリアルプラント』を墓地に送ることで、攻撃力を倍にすることができます」
「倍!?」
バトルドール・ナイト ATK2300→4600
「シンプルだが強力な効果だ……でも、ヨツクビコブラは守備表示だよ?」
「問題ありません。バトルフェイズ。バトルドール・ナイトで、ヨツクビコブラを攻撃、そして速攻魔法『デッドリー・バトルコード』を発動。自分フィールドの『潮吹きラボ』モンスターの攻撃宣言時に使えるカードです。このターン、そのモンスターは貫通能力と、戦闘を行う相手モンスターの効果を無効にする効果を付与することができます」
「なら、それに対して罠カード『電マ蛇の陣形』を発動。このターン、僕の電マ蛇モンスターが相手モンスターとの戦闘で受ける僕への戦闘ダメージは0になる!」
これにより、ヨツクビコブラは戦闘で破壊されるが、ダメージはない。
「そして電マ蛇たちによる刺激は、相手モンスターからの攻撃でも行われる」
ヨツクビコブラが再びミオリに向かって突撃する。
バトルドール・ナイトを回避するように動いて、長い胴体でミオリの四肢を封じつつ、両胸、股間、クリトリスに張り付いた。
「んっ……」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴッ!
「あああ~~~っ!ああいや、いくううう~~~っ!」
電マ蛇の壺 絶頂カウンター1→2
「またイったみたいだね。デッキからカードを2枚。墓地に送ってもらうよ」
「あんっ……んぅ……」
デッキの残り枚数は28枚。
「メインフェイズ2です。私はこのまま、ターンエンド」
「僕のターン。ドロー」
マサジはカードを引いた。
「……妙だな。この難易度なら、聡介が苦戦することはないはずだけどね」
「ふう……さあ、それはどうでしょうね」
ミオリは顔を赤くしながらも、まっすぐにマサジを見る。
その目を見て、マサジはミオリの実力がどれくらいか分かった。
「僕は手札から永続魔法『電マ蛇の森』を発動。1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、墓地から『電マ蛇』融合モンスターを特殊召喚できる。僕は『電マ蛇ヨツクビコブラ』を特殊召喚」
電マ蛇ヨツクビコブラ ATK0 ☆4
「そして、魔法カード『電マ蛇の準備運動』を発動。自分フィールドの電マ蛇を1体選び、そのモンスターのレベル2につき1枚、相手のデッキの上からカードを墓地に送る」
「!」
ヨツクビコブラが再び動き出して、ミオリに近づいていく。
そのまま両胸とクリトリス、股間に張り付いた。
ジュブブブブブブッ!
「あああっ!」
股間からは水音が混じりだして、そのまま快楽を与えていく。
電マ蛇の壺 絶頂カウンター2→3
「ぐっ、はぁ……はぁ……」
デッキからカードが2枚墓地に送られる。
「ヨツクビコブラ。まだ張り付いたままでいい。バトルフェイズ。このままダイレクトアタックだ」
「あっ……」
ヴィイイイイイイイッ!
「あああっ、あああいや、ああああいぐうううう!」
電マ蛇の壺 絶頂カウンター3→4
そして4枚のカードが墓地に送られた。
刺激が終わったヨツクビコブラはマサジのフィールドに戻っていく。
「バトルフェイズは終わりだ。ヨツクビコブラは守備表示になる」
電マ蛇ヨツクビコブラ ATK0→DFE0
「ふむ……」
マサジは自分の二枚の手札を見る。
「……僕はカードを2枚セット。ターンエンドだ」
そして、2枚とも伏せた。
「わ、私のターン。ドロー!」
ミオリがカードを引く。
残りのデッキ枚数は21枚。
残っているといえば、まだ残っているといえるが……。
「一つだけ質問を」
「ん?」
「あなたのデュエルタクティクスは、そちらにいる二人と比べて、どの程度ですか?」
「……さあ?君があの二人とデュエルしていて、それを覚えているとして、それと比較して考えてみればいい。ただ……このデュエル。勝つのはは僕だ」
「なるほど……」
ミオリは手札を見る。
ドローしたカードと含めて、手札は4枚。
リソースとしては十分だろう。
「私は発動している永続魔法『マテリアルプラント栽培施設』の効果を使います。1ターンに1度、墓地に存在する『潮吹きマテリアルプラント』を1体。特殊召喚できます」
潮吹きマテリアルプラント ATK0 ☆1
「そして、このモンスターの特殊召喚成功時、デッキから、『潮吹きラボ』カードを1枚、手札に加えることができます」
「ああ。知っている」
「……フフッ。本来なら段階を踏んでいくべきですが……これを使いましょう。デッキから手札に加えるのは、潮吹きラボカードとしても扱う『バトルドール・マスターピース』」
「マスターピース……最高傑作!?」
「このモンスターは、自分フィールドに『潮吹きマテリアル研究所』が存在する場合、自分フィールドの『バトルドール』モンスター1体をリリースすることで、手札から特殊召喚することができます!」
バトルドール・マスターピース ATK3000 ☆8
出現したのは、バトルドール・ナイトに豪華な装甲をいくつも追加した強化人形。
使用するものが剣であることは変わらない。
だが、その剣の煌めきは、バトルドール・ナイトのころとは比べ物にならないほどだ。
「な、なんだ、あのモンスターは……」
「私たちの時は、バトルドール・ナイトを横に並べる戦術をとっていたはず。ここにきて、新しいモンスター……」
聡介と花蓮も驚いている。
どうやら本当に新種のモンスターらしい。
「バトルドール・マスターピースの特殊召喚に成功したことで、効果を発動。相手フィールドのモンスターの効果をすべて無効にして、すべて破壊する!」
「なっ……無効にしたうえで全体破壊だと!?」
ここまでくると、『効果を受けない』モンスターでなければ耐えられないほぼ完全な破壊性能である。
ヨツクビコブラが爆散した。
……本来ならば、1ターンに1度、戦闘・効果では破壊されない耐性を持つヨツクビコブラだが、ここまで無効にしたうえで突破してくる性能が高いと、耐性がいくつあっても足りない。
「チッ……」
「さらに魔法カード『絶頂動乱』を発動。自分フィールドにエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが存在しない場合、自分フィールドの潮吹きラボモンスター1体を選択し、そのモンスターのレベルの半分の数だけ私が絶頂することで、このターンのバトルフェイズ中、相手フィールドで発動する効果はすべて無効になります!」
「なっ……」
ミオリが発動した瞬間、彼女の背後から大型のマニュピレーターがいくつも出現する。
すべてのアームの先端に拘束具が取り付けられており、ミオリの体を『大』の文字になるように大きく広げて拘束した。
加えて、彼女が身にまとっていた薄手の白いワンピースが破かれる。
下着もすべてはぎとられた。
「んっ……」
神秘的と称することができるミオリの体。
瑞々しく輝いており、思わずうっとりするようなクオリティを持っている。
そんなミオリの真下から、媚薬がたっぷり入った注射筒が出現。
ミオリのおまんこに突き刺さった。
「あぅ♡」
そのまま媚薬がミオリの中に注入されていく。
膣の中を満たしていき、そしてそこからミオリの体に浸透していく。
「あっ、んんっ♡あああっ♡」
即効性が高い媚薬なのだろう。ミオリの白いからだが赤くなっていく。
「はぁ、はぁ……あっ」
筒の中の媚薬がすべて注入されると、筒が引き抜かれる。
そして次に、ローターが十個出現する。
そのローターがすべて、ズボボボボッ!とミオリの膣に挿入された。
「んぃっ!」
ガガガガガガガガガガジュブブブブブブブブブヴィイイイイイイイイイイイイ!
「ああああああああああああ~~~っ!ああいやっ、いく!はっ、はっ!こ、壊れちゃううう~~~っ!」
膣の中を全力で暴れまわり蹂躙するローター。
カードの効果であり、しかも『絶頂させる』ことが効果だ。機械の責めに容赦はない。
電マ蛇の壺 絶頂カウンター 5→……6→……7→……8
4回絶頂すると、ミオリの膣から十個のローターが引き抜かれる。
「んっ……!」
電マ蛇の壺 絶頂カウンター 8→9
勢いよく引き抜かれたことで再びイくミオリ。
アームの拘束具からも解放されて、自分におろされた。
「んっ♡、はぁ、はぁ、これで、このバトルフェイズ中。あなたのフィールド上で、カードは発動できませんよ♡」
「なかなか強力な効果だ……」
「そして、マスターピースもまた、バトルドール・ナイトを同じ効果を持ちます。潮吹きマテリアルプラントをリリースして、攻撃力を倍にします!」
バトルドール・マスターピース ATK3000→6000
「攻撃力……6000」
「あなたのフィールドにモンスターはいません。そして、その二枚のセットカードは、『絶頂動乱』の効果で発動できなくなります。まだメインフェイズ、発動するなら今ですよ?」
「……そのタイミングで発動できるカードじゃない」
その言葉に、聡介と花蓮も表情を変えた。
「マサジのタクティクスが通じない……?」
「……」
驚いている様子の聡介と、何も言わない花蓮。
「さあ、バトルフェイズ!私はマスターピースで、ダイレクトアタック!」
ミオリが宣言すると、マスターピースが剣を高く掲げる。
すると、そこから爆炎が発生した。
圧倒的な圧力を誇る剣を、マスターピースは容赦なく振り下ろす。
すると、そのまま爆炎がマサジに向かって放出された。
まるでドラゴンのブレスでも放たれたかのように、マサジがいる場所で爆発が発生する。
「なっ、マサジ!……ど、どうなってるんだ……」
「このデュエル。私の勝ちですね。私は確かにフィールドのカードの効果を封殺しましたが、彼の墓地に、墓地で発動する効果はありません。手札はゼロ。その状態では、何もできずに焼かれて終わるのみです」
デュエルディスクを仕舞おうとするミオリ。
「気が早いよ」
小さな呟き。
それが三人の鼓膜を震わせ、そして、ミオリのデュエルディスクは……まだ、『デュエルの終わりを示してはいない』
「なっ……」
爆炎が晴れてきた。
そこには……八つの首を持ち、頭部に電マが装着されている蛇が、自分の体を使って、マサジを爆炎から守っていた。
「そのモンスターは……」
電マ蛇ヤマタノオロチ DFE0 ☆8
「電マ蛇ヤマタノオロチ……一体なぜ……」
マサジが負けていないことに対しては驚いた様子はない花蓮。
しかし、ヤマタノオロチがフィールドに存在することに関しては、その理由がわからない様だ。
「君のマスターピースが攻撃した時、僕は速攻魔法『電マ蛇暗躍融合』を発動させた」
「なっ……」
「このカードは、相手モンスターの直接攻撃宣言時、相手モンスターの攻撃力が自分のライフポイントを上回る場合に発動できる。自分の墓地のモンスター3体を除外することで、その合計レベルと同じレベルの『電マ蛇』融合モンスター1体を、エクストラデッキから融合召喚できる」
墓地からは、スネーク、トレス、ヨツクビコブラが除外されている。
合計レベルは、1+3+4で、合計は8だ。
ヤマタノオロチのレベルは8なので、この三体で出すことができる。
「私が発動した『絶頂動乱』の効果で、あなたはフィールドでカードを発動できないはずです。一体、どうして……」
「答えは簡単だ……『電マ蛇暗躍融合』は、『発動できない』状況下でも発動可能な『効果外テキスト』を持っている」
「なっ……そ、そんなカードが……」
「暗躍融合には続きがある。この効果で融合召喚したモンスターと、直接攻撃してきたモンスターは、戦闘を行わなければならない」
「!」
マスターピースがヤマタノオロチに斬りかかろうと近づく。
「残念ながら、ヤマタノオロチはカード効果に対しては完全耐性を持っているが、戦闘破壊耐性は持っていない。この攻撃で破壊されてしまう……が、『電マ蛇の壺』によるデッキ破壊はチェーンブロックを作らない。発動する効果ではないため、絶頂動乱が適用されていても相手のデッキ破壊を行うことができる」
「ば、馬鹿な……」
ヤマタノオロチがスルスルとミオリに接近。
長い胴体を使って、ミオリの四肢を拘束する。
そして、両脇腹、両太もも、両胸、おまんこ、クリトリス。
女性の体の中でも開発可能な場所に、電マがピトッと添えられる。
「んっ……」
「それと、ヤマタノオロチが存在する場合、僕が使う『電マ蛇』カードの効果による電マの振動設定は全て、『最強』になる」
「えっ」
ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィイイイイイイイイイイ!
「アアアアアアアアアッ!いやっ、いぐっ、いいっちゃう。はぁ、はぁ!ああああダメエエエエエ壊れちゃうううううう!」
先ほど、強力な即効性の媚薬を注入し、四連続で絶頂したばかりのミオリ。
そこから、開発可能なありとあらゆる性感帯に『最強』設定の電マが侵略する。
耐えられるものではない。
耐えさせる気がない。
そんな襲撃だ。
電マ蛇の壺 絶頂カウンター 9→10→11→12→13
「ふむ、また4回イったか。なら、カードを13枚、デッキから墓地に送ってくれ」
マスターピースがヤマタノオロチの胴体を裂いたことで、ミオリは解放された。
そして、震える手付きでデッキからカードを墓地に送っていく。
残りのデッキ枚数は7枚。
「わ、私は……か、カードを1枚セットして、ターンエンドです♡」
マスターピースの攻撃力上昇は永続であり、その攻撃力は6000。
圧倒的に高いステータスを誇るモンスターだ。
しかし、マサジに対しては、そのようなことは一切関係ないのだ。
「僕のターン。ドロー。お、なるほど……まずはセットしておいた罠カード『電マ蛇の奇襲旋風』を発動。自分フィールドの『電マ蛇の壺』にカウンターが5個以上ある場合、相手フィールドの魔法、罠カードを2枚まで破壊できる」
「なっ……」
ミオリの場にセットされていたカードがすべて破壊される。
「そして、手札から2体目の、電マ蛇スネークを通常召喚」
電マ蛇スネーク ATK0 ☆1
現れたのは、マサジの【電マ蛇】デッキにとってある意味中核と言えるモンスターだ。
レベル調節という意味でも、サーチ効果を持つという意味でも、重要。
しかし、主戦力とは言えないモンスターである。
だが、【電マ蛇】デッキの戦略上、どれほど弱かろうと、別に問題はないのだ。
「バトルフェイズ。スネーク。行っておいて」
スネークがスルスルとミオリの傍に向かって進んでいく。
そして、体がガクガクと震えて上手く動かせないミオリの股間にピトッ♡と張り付いた。
「あ、ああ……」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴッ……
「んっ、あ、あんっ♡んんっ、あ、あっ……♡」
重要な性感帯だが、それでも、これまでのデュエルと比べてかなり弱い責め。
一種のもどかしさをミオリに与えると同時に、心地よい快楽が生まれる。
「あっ……ううっ♡んっ♡」
……そして、ついにミオリがスネークの責めでイクことはなかった。
「お、イかなかったね。だけど、電マ蛇の壺にはカウンターが大量に溜まっている。デッキのカードを、すべて墓地に送ってもらおうか」
「はぁ、はぁ……」
ミオリのデッキからカードがなくなった。
「ターンエンド。クヒヒッ、個人的には、楽しかったよ」
勝者、電動マサジ。
エロデュエルが終了。
それと同時に、ワンピースがミオリの体に再び着せられた。
VRモデルが解除されたことで、デュエル前の服を着ている状態に戻ったのである。
「……お見事です」
「まあ、別に難しいものじゃないさ。やたら『封殺』してくる印象があったから、それすらも突破するカードを用意しておけば、いざという時に君はしっかり油断してくれる。それだけの話だよ」
「……いうに易しするに難し。やはり、お見事です。試練をクリアしました。あなたたちには、報酬として、あの宝箱を開ける権利を授けましょう」
「やったな!マサジ!途中で負けるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしたぞ!」
「プロだからね。それくらいの演出はするさ」
どうでもいいとばかりにあくびをするマサジ。
「……強くなっていますね。マサジ君」
「当然さ。アマノムラクモの序列二位の戦績は伊達じゃないよ」
花蓮がマサジに話しかけてくる。
元々チームメイトだった花蓮からの言葉だが、マサジは別に強くは意識していない様だ。
……きっと、アマノムラクモにいた頃から、マサジはこんなデュエリストなのだろう。
「おお、すごいカードがたくさんあるな。これはいいねぇ……」
宝箱を開けた聡介が良い笑顔を浮かべる。
「クククッ。これでいろいろなことができそうだ」
「……はぁ、悪い顔になってるよ。聡介」
「仕方ねえだろ」
「それはそうなんだが……」
「まあそれはいいや。で、ブルブル教団の派閥に潮吹きラボが味方するって取り決めだな。それの代わりに、俺は『コレ』を貰うぞ」
聡介はカードを手に取ってマサジに見せる。
「ああ、教祖様は言ってたよ。君のことだから、いずれそれらのカードを使いたがるだろうってね。だから今は、今のエロデュエル界に存在する風潮を変える青羽社長の派閥に、君たちが加わるだけでいいってさ」
「わかってる。その派閥に全面的に協力するよう、指示を出しておこう。俺は大変気分が良いからな。特に……これが手に入ったのは、俺にとって一番大きい」
そういって聡介は、一枚のカードをマサジに見せる。
「……?」
どうやら魔法カードのようだが、緑色の縁があるだけで、カード名もイラストもテキストも存在しない。
「さて、俺はこれから研究室に行くとしよう。花蓮。マサジを送ってやれ」
「はい。では行きましょうか。マサジ君」
「……そうだね」
知らないことはかなり多い。
だが、ここで追及しても、聡介はそれに対して答えようとはしないだろう。
(……相当、面倒なことになる気がするけどね)
マサジはそこまで考えたが、あくまでも、マサジの得意分野はデュエルである。
組織のボスとして活動している聡介を相手に、純粋な交渉力は劣るだろう。
これ以上踏み込むのは、野暮というより危険である。