セックス次元の女決闘者たち・二次創作 行狂井狂華の絶頂紀 作:レルクス
エロデュエルが成立するうえで必要なことはいくつかあるが、基本的な部分はどこの研究室も行っている。
問題なのは、研究することそのものに大きな予算が必要になるものや、研究を行うにあたってハードな実験のサンプルになる女性から同意を得ることが求められる。
前者はともかく、後者の女性の同意に関してはどこの研究機関も悩んでいることだ。
それに関していえば、DVSコーポレーションは恵まれているといえる。
「んっ、ぐっ、このっ!あああっ♡♡♡」
DVSコーポレーション本社地下一階。総合トレーニングルーム。
様々な運動器具が置かれている場所である。
筋肉トレーニングを行う器具をはじめとして、様々なフィットネスマシンが並んでいる。
その部屋の端には、ボルダリングが設置されている。
でっぱりのようなものが壁一面につけられており、それに掴んだり踏んだりして上を目指すのが基本である。
そこでは、狂華がスポーツブラ、ホットパンツ、シューズだけを身に着けた状態で、でっぱりに掴んでいた。
ただし、スポーツブラの先端にはシリコンで作られたカバーのようなものが設置されており、パンツもなかなかゴツイ。
オマケにパンツに至ってはジュブブブブブブブッ!と、水音と振動音が混ざったような音が聞こえてくる。
「はぁ、はぁ♡♡ううっ……」
喘ぎ声を漏らす狂華。
もちろん、でっぱりの数はそれ相応に多いのでもっと楽になれる姿勢はあるのだが、色を指定されているのだろう。
狂華は現在、でっぱりの中でも一番数が少ない赤色のでっぱりだけを使っており、難易度の高い姿勢を保っている。
「どう?」
「計測器からの情報はこのように」
「ふむ。なるほどね……」
現在、ボルダリング施設の一角が潮里を指揮とする研究チームが占有している状態である。
なお、これに対して文句を言うものはいない。
まず、占有している区画が必要最低限であり、常連が利用する分には全く邪魔にならないようにセッティングしていること。
そして最も大きな理由は、眼福だからである。
現在、狂華の傍には専用の足場が用意されたカメラマンが大型カメラを向けている。
しかもカメラマンは二人。
カメラは本来の映像を届ける役割を果たしているが、それと同時に体温の上下や筋肉の活動力など、様々な機能が搭載されている超高額品。
そのうちの映像に関しては、このボルダリング施設の傍にいない『特定の社員』なら視聴できるようになっているのだ。
眼福である。
「狂華ちゃん。そこからもうちょっと上に行って」
「あ、はい♡」
イヤホンをつけており、小声で伝えられた指示に対しても答える狂華。
右手を今持っているでっぱりから放して上に持って行こうとして……
ギュイイイイイイイイイイイイイ!
「あああああ~~~っ!か、回転が、ああっ!」
アへ顔になって体のバランスが崩れそうになる狂華。
なお、安全対策のためにスポーツブラには安全ワイヤーが接続されており、部屋の上部とつながっている。
一応落ちても問題はない。
「ふぐっ、うっ、ああっ♡んっ♡」
嬌声を漏らしながらも体に力を入れて、上を目指す狂華。
股間はビショビショになって汁が滴っており、イきながらも登っているのは明白だ。
「ん~~……」
登っている狂華を観察する潮里。
回転振動バイブに膣を刺激され、嬌声を漏らしながらも狂華は上を目指す。
本来なら姿勢を保つどころではない刺激だが、狂華は膝が震えていても筋肉を使う運動ができる。問題はない。
「よしっ、狂華ちゃん。ちょっと止まって」
「はっ、はい♡」
指示されたので止まる狂華。
体勢は足を大きく開いたもので、膣で回転するバイブの刺激を最も体が感じてしまうものだ。もちろん狙ってやってます。
「左近さん。絶頂パルスガン持ってるわよね。それで狂華ちゃんのこめかみを撃って」
「はい」
狂華の左側でカメラを向けていた男が、拳銃型のパルス装置を取り出す。
もちろん弾丸を飛ばすわけではないので、銃身の先に穴はない。
だが、拳銃のフォルムは本物そっくりである。
なお、リアルタイムで資料している映像にはテロップで、遠くから見ているものに関してはホログラムで『絶頂パルスガン』と説明されるため、一瞬の動揺はあったがすぐに収まった。
左近というらしいカメラマンは、パルスガンを狂華のこめかみに添える。
「そうじゃなくて、もっとグリグリと押し付けて」
「はい」
左近は『大丈夫だよな……』と疑問に思いつつ、グリグリと銃口を押し付ける。
「んっ、ああっ♡」
潮里が持ってくるおもちゃは、毎回毎回緻密に効果が変わる。
それを楽しみにしているかのように、狂華は体を震わせてそれを待つ。
パンッ!
「ああああっ!あっ、いぐうううっ!」
狂華の全身が痙攣し、股間から汁がドバドバ溢れてくる。
バイブは中心が空洞なのか、そこを通って潮がパンツから放出された。
通常なら脱落しているだろうが、終始力を入れていることに変わりはないためか、慣れがある狂華は耐えている。
「ふーむ……イヤホンからは本物の銃声が聞こえるようになってるけど、思ったより耐えるわね」
タブレットにいろいろ入力する潮里。
「けっこうデータはそろって来たわね……右松さん。今から狂華ちゃんのパンツのバイブのロックを外すから、取ってくれる?先端部がモーター制御で出てくるから」
「はい」
潮里が設定すると、振動と回転がいったん止まって、ウィイイ……とバイブが少し出てくる。
右松がそれを掴んでゆっくり抜いていった。
すると、イボイボがびっしりついた長い長いバイブがズボズボネチョネチョと音を立てて取り出された。
「あっ、んんっ、ああっ、あっ♡」
イボイボが膣壁を抉りながらバイブが出ていったことで狂華は声を漏らす。
「おおっ、すげえ」
「あんな凶悪なのを穴に突っ込んでたのか」
実験には関係ない利用者たちが感嘆の声を漏らす。
「左近さんからパルスガンを受け取って、銃身を根元まで膣に突っ込んでくれる?根元までつっこんだら銃口がポルチオに接触するように設計されてるから」
「はい」
「!」
左近は構えているカメラの位置をほぼ変えずに右松に拳銃のグリップを手渡す。
右松もカメラをほぼ動かさず拳銃を受け取った。パントマイマーかお前らは。
拳銃を受け取った右松は、そのまま狂華の膣に銃口を入れて、ズブズブグリグリと奥の奥まで挿入していく。
「あっ、んんっ♡はっ、はっ……」
興奮値が高まっていく狂華。
そして、銃身を根元まで突っ込んだ右松。
そのまま、ポルチオを撫でるようにグリグリと動かした。
「あっ、あっ……」
バンッ!
「あああああああ~~~っ!がっ、あっ!」
一気に絶頂まで持っていかれた狂華。
さすがにポルチオ直通は体が想定していなかったのか、ボルダリングの壁から手が離れた。
そのまま姿勢を保てなくなって、足も離れて空中に投げ出される。
即座にワイヤーのセンサーが反応して、狂華を宙づりにした。
ちなみに設計者の趣向で、狂華の体が空中で半回転して、観客たちによく見えるようになった。
「狂華ちゃん。穴に拳銃が刺さったままね」
「す、すみません。絶頂した時の狂華ちゃんの膣圧ってものすごくて……」
「知ってるわ。狂華ちゃんの膣圧は生卵くらいなら普通に潰せるからね」
また掃除が大変そうになることを……いや、その『掃除』も狂華は喜ぶか。うん。
「くうう……もうちょっといけると思ったんですけどね」
「それって絶頂するって意味?それとも壁を登るって意味?」
「絶頂するって意味ですけど」
「だと思ったわ」
周囲がドッと沸いた。
「変態だなぁ。狂華ちゃん」
「いいねぇ。ただ、ちょっと気味悪いからそろそろ拳銃は抜いてやろうぜ」
変態だが、それでも受け入れられている狂華。
というか、DVSコーポレーションという会社に就職し、しかも狂華の実験に同席できるレベルとなると、相当の機械姦好きである。
狂華が思いっきり責められてイかされているのを見て満足しないわけがないのだ。
「よし、計測実験のデータは収集できたわ。とりあえずこれで十分よ」
「わかりました」
もっと深い地下で実験をすることもある狂華。
しかし、観客が多い場所であっても、受け入れられているのだ。
愛というよりは変態である。
★
実験という意味でトレーニング施設を利用する会社もあれば、エロデュエルの訓練のためにトレーニングルームを利用している学校もある。
「ふっ、ふっ……んんっ!」
当然だが、デュエロ・アカデミアである。
学校指定の運動着を着た特別クラスの四人は、同じく運動着を着た進藤先生に連れられて、トレーニング施設がある場所に来ていた。
なお、腕立て伏せをしている明日香はバイブパンツをはいており、微振動で悶絶している。
「んっ♡はぁ、はぁ、それにしても、デュエロ・アカデミアにこんなトレーニングルームが作られてるなんて知らなかったわ」
アキがサドルに回転するディルドが付いているサイクリングマシンのペダルをこいで、喘ぎながらつぶやいた。
「アキくんが所属するプロレス同好会の皆さんもかなり利用していますよ。まだアキくんは入ったばかりでチュートリアルを受けている段階だと思いますが、これからは利用することも多くなるでしょうね」
「むう、それなら、オレたちは関係なくねえか?ふんにゅううっ!」
アンナが頑張ってダンベルを上げようとしている。
そこそこ重いダンベルだが……アンナは元々バズーカをぶっ放すような子なので、素の筋力値は結構高いと思われる。進藤も驚いた。ロリ巨乳は需要があるのでセックス次元でも結構発掘されるが、身体能力まで高い子が出てくるとは……。
まあ、個人的な感想は置いておくことにして、進藤は解説する。
「もちろん、全員に関係があることですよ。エロデュエルには、デュエリストに身体能力が求められるケースもあります」
「そ、それって、この前のレイドデュエルみたいな感じ?あっ♡」
ランニングマシンで走っている葵が喘ぎ声を共に答える。
股間から微振動が聞こえるのでバイブパンツをはいているのだろう。
それはそれとして、アキ以外の四人は、レイドデュエルと呼ばれるイベントに参加している。
この時、アクションカードと呼ばれるカードを拾いに行って、それを使うというこのが必要になった。
ちょっと高い場所にカードがあって、あとちょっとでとれるのにジャンプ力が足りなくてジエンド。というのはあり得る話であり、また笑い話にしかならないだろう。
「それに限ったことではありません。エロデュエルで行われる皆さんの体は全てVRモデルであり、デュエルは全てソリッドビジョンですから、カードの効果として、体を動かなければならない場合もあるということです」
「ふむ……ソリッドビジョンなら、足場も施設も自由自在だからな……んぅ♡」
葵の隣で同じくランニングマシンを走るセレナ。
こちらも微振動で喘いでいる。
「そういう事です。そしてVRモデルにおける身体能力も、本来の自分の体に合わせて設定されますから、皆さんがここでこうしてトレーニングルームを利用することは重要なのですよ」
「……思ったんだけど、鍛えることが重要なんだよな。別にバイブは突っ込まなくてもよくね?その方が体を鍛えることに集中できるし」
「そんなの私のしゅ……ではなく、何かしらの刺激を受けながらも行動する必要がある場合があるので、動く際にも快楽に耐えなければなりません。筋力もそうですが、どちらかというとそちらの方がエロデュエル中は重要ですよ」
微笑を浮かべて説明する進藤。
『今、私の趣味って言おうとしたよね?』という視線はガンスルーしつつ、全員の様子を確認している。
教育関係でブルブル教団の幹部序列四位に立つ進藤の観察眼は高いのである。
まあ、ブルブル教団に関する詳しい知識や認識を持っていない特別クラスのメンバーは、いまいち進藤の『影響力』について分かっていない部分はあるが、それはそれ。
いずれにせよ、進藤としても詳しいところまで切り込むのは時期尚早と考えているため、まだ抑え目である。
「……ん?」
ドアの前に誰か来て、そのままトレーニングルームに入ってきた。
進藤よりも少し線の細い体つきの男の先生だ。
「進藤先生。少しいいですか」
「何か?」
「いえ、これを……」
そういって小さな封筒を進藤に見せてくる男。
進藤はそのまま封筒を受け取ると、中を見る。
「……なるほど」
「進藤先生、何かあったんですか?」
明日香が五人を代表して進藤に聞く。
一度、『どうしたものか』と思った様子の進藤。
だが、とりあえず決めたようで、明日香たちの方を向いた。
「この授業は一時中断です」
「「え?」」
突然の進藤の宣言に驚く五人。
「まず、この特別クラスの設置目的ですが、『女性が勝つのではなく、エロく負けるべき』というエロデュエル界の風潮を破壊するため、皆さんを鍛えています」
「そうですね」
「しかし、私たちの活動をよく思わない『派閥』が、エロデュエル協会には存在するのです。どうやら、そこからの刺客が送られてきたようです」
さらに驚く五人。
「そ、それは要するに……私たちの誰かが、その刺客に勝つ必要があるってことですか?」
「いえ、どうやらお相手さんが求めているのは私とのデュエルのようですね」
「進藤先生と?」
「はい。私はブルブル教団というデュエルチームに所属していますが、ブルブル教団のスポンサーであるDVSコーポレーションは、特別クラスを設置した『青羽派』と親密な関係なのです」
「あ、だから、このクラスの特別授業をいつも進藤先生が担当してるんですね」
葵は納得したようだ。
まあ進藤も一応そう考えているが、それと同時に、最新式のバイブなどの玩具であっても、進藤のコネを使えば簡単に用意できるということも原因として大きいと判断している。
そのあたりは大人の話なので生徒には言わないが。
「そして、DVSコーポレーションは青羽派に対してかなり出資している『大口の援助組織』です。要するに、お相手さんは私を倒すことで、DVSコーポレーションと青羽派の関係を切る交渉をしたいということなのでしょうね。青羽派も色々なところにコネクションがありますが、DVSコーポレーションの影響力はかなり大きいので」
やはりデュエルが盛んな世界なので、デュエルの勝敗は大きな意味を持つ。
デュエルの強さがそのまま交渉の優位性につながるのだ。
「そこで、皆さんにはそのデュエルを観戦してもらいましょう」
「ということは……進藤先生のデュエルを?」
「ええ、セレナさんにとっては予習にもなるでしょうし」
笑みを深くしつつセレナを見る進藤。
「……フンッ!」
ただ、分が悪いと判断したようで、珍しくセレナは鼻を鳴らすだけで済ませた。
「では、着替えて移動しましょうか」
★
(さて、青羽派とDVSコーポレーションを切り離したいと考えてデュエロ・アカデミアに乗り込んできたということは、一佐君のところにも乗り込んでいる可能性がありそうですねぇ)
運動着からスーツ姿に着替えて、学校地下のデュエルコートの壁に背を預けつつ、進藤はいろいろ考えていた。
観客席では特別クラスの五人と、どうやら協会から送られてきたらしい見届け人が来ている。
見届け人がニヤニヤしているところを見ると、どうやら刺客は相当の実力の持ち主のようだ。
(DVSコーポレーション関連の人間しか電マスクの正体がマサジ君であることを知りませんし、私と一佐君を抑えることができればどうにかなると考えている可能性は高いでしょうね。どちらもブルブル教団の幹部で、顔も名前も知られている。協会の連中がやってこない理由はありませんし)
いろいろ考えている進藤。
これまでにもこの手のデュエルは多くあったが、授業中にズカズカ入り込んできたのは初めてなので考える必要がある。
本当の意味で『戦略』的な部分は、ブルブル教団が絡む範囲では教祖が考えているはず。
少なくとも『戦術』に関していえば、進藤が勝てば問題ないことに変わりはない。
だが、特別クラスの設置や行狂井狂華の登場など、青羽派にとってもブルブル教団にとっても、最近は『動き』が大きいことは間違いない。
ボロを出すわけにもいかないし……面倒なことになったものだ。
「……来たようですね」
進藤が反対側の扉に目を向けると、一人の女性が入ってくる。
パンツスーツを身に包んだ紫色の長髪の女性で、エロデュエル界で発掘されるにふさわしいルックスとスタイルをしている。
パッと見た限り、切れ目でエリートコースを進んできた女性。といった印象だ。
「ほう?あなたですか。協会の『主流派』が抱えている教育機関出身で、かなり優秀と聞いたことがありますよ。
初対面ではあるようだが、進藤は現れた女性を見て納得する。
「今回、私が相手をします。私が勝てば、DVSコーポレーションは、デュエロ・アカデミアとの援助関係を解消してもらいますよ」
「ええ、かまいませんよ」
進藤はうなずいた。
自分が欲しいものなど何も言わない。
協会にとっては失うものなどないデュエルだ。
というより、ブルブル教団に関して言えば、教祖の方針でそうなってしまっている。
幹部という立場の進藤はそれに納得しているが……今年に入って、エルザで十五人目だ。遠慮がなさすぎである。
しかし、そんな愚痴はこぼさない。
だが、指摘したい部分がないわけではない。
「さて、さっさと始めましょうか。しかし……『女性はただエロく負けるべき』と考えている協会が、『勝利を交渉材料とするデュエル』を挑んでくるのに、そのデュエリストが女性とは……矛盾を抱えていませんか?」
「私には関係ありません。私は上の命令通り、あなたとデュエルして勝つだけです」
「これだから『管理する側』は全く……まあいいでしょう」
微笑を浮かべる進藤は、その笑みを深くする。
彼の内心を簡単に言えば、こんなところだろう。
精々、良い『教材』になってくださいね。
確かにこれは観客を沸かせるとかそういうものではなく、交渉だ。
デュエルの勝敗がものをいう。
そんなデュエルがあることに対して、なにも否定はしない。
だが、協会の主流派に属する女性は違う。
彼女たちは、『女性でありながら、自分より下の女性に対し、敗北を強いる』のだ。
愚痴は言わないが、気分の悪い話であることに変わりはない。
だから、有効活用するために、良い教材になってほしいのだ。
お互いにデュエルディスクを構えて、カードを五枚引く。
「「デュエル!」」
進藤 LP4000
エルザ LP4000
先攻はエルザ。
「私の先攻。私は手札から、『ブラックスパイ・レッド』を召喚」
ブラックスパイ・レッド ATK1500 ☆4
召喚されたのは、真っ黒のラバースーツを身にまとった赤い長髪の女性だ。
前のチャックを開けており、綺麗な素肌と乳が見えている。
「レッドの召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから『ブラックスパイ』魔法カードを手札に加えることができる。私は『ブラックスパイ任務・潜入』を手札に加える。そしてこれを発動。自分フィールドにブラックスパイが存在する場合、相手のデッキトップのカードを確認できる」
「ふむ……」
進藤はデッキトップを引いて、それをエルザに見せる。
カード名は『機械試練の挑戦状』
速攻魔法だ。
「速攻魔法……それが確認できればいい。私はレッドの効果を発動。1ターンに1度、相手のデッキトップのカードの種類を宣言、それが当たっていれば、デッキから『ブラックスパイ』モンスターを特殊召喚できる」
「なるほど、無駄のないカードの選択ですね」
「私は魔法カードを宣言、確認するまでもない。よって、私はデッキから、『ブラックスパイ・ブルー』を特殊召喚」
ブラックスパイ・ブルー ATK1400 ☆4
出現したのは、黒のラバースーツを身に着けた青い長髪の女性だ。
どうやら、ブラックスパイは基本的に黒のラバースーツを身に着けており、髪の色が固有名になるようだ。
「ブルーの効果。1ターンに1度、相手のデッキトップの種類を当てることで、デッキからカードを2枚ドローして1枚捨てることができる」
「本当に無駄がない上に強い効果ですねぇ」
「魔法カードを宣言、私はカードを2枚ドロー。そして1枚捨てる」
淡々と進めていくエルザ。
「そして魔法カード『ブラックスパイ就任』を発動。この効果で、まず私の服装を、ブラックスパイたちが身に着けているラバースーツに変更する」
発動した瞬間、エルザのスーツが一瞬で、ぴっちりしたラバースーツに変わった。
こちらも前のチャックをしっかり開けており、蠱惑的な肌を見せるようになっている。
また、ノースリーブなので、きれいな腕もすべて見えている状態だ。
胸あたりに何かの金具があるのか、ほぼチャックを止めていないのにしっかりと谷間が作られている。
「じ、自分の服装を変えた!」
「男性のカードで服装が変わることってあるけど、こういうパターンもあるのね」
葵と明日香がエルザのカード効果に反応。
「その後、手札のカード1枚を、私の胸に差し込んでおくわ」
エルザはそういうと、自分の手札1枚を旨の谷間にスーッと差し込んだ。
それを見た進藤は、フフッとほほ笑んだ。
教師目線でどこか『採点』する彼は、エルザに対して欲情はまだない。
差し込んだ1枚がどのような効果を持っているのか、頭の中の膨大なカードプールの中から候補を考えているのだ。
「まだ私のターンは終わらない。私はレベル4のレッドとブルーで、オーバーレイ!」
二人の女性が光となって、渦に飛び込んでいく。
「エクシーズ召喚!ランク4『ブラックスパイ・シルバー』!」
ブラックスパイ・シルバー ATK2400 ★4
出現したのは銀髪の女性。
不思議な光沢を輝かせながら、フィールドに降り立った。
「あの姉ちゃんのデッキ、エクシーズデッキか!」
アンナが反応した。
彼女のデッキもまたエクシーズデッキであり、どこか思うところがあるのだろう。
「シルバーのエクシーズ召喚に成功した時、私がカードの効果でラバースーツを着ている場合に発動できる効果がある。デッキから『ブラックスパイ』カードを1枚、手札に加えることができる。私は『ブラックスパイ・プラン』を手札に加える」
「本人の服装を指定……なるほど、そのためのカードですか」
「私はカードを1枚セット、これでターンエンドよ」
残した手札は3枚。
リソースとしては十分、といったところか。
「なるほど……私のターンですね。ドロー」
進藤はカードを引いた。
「あなたのデッキは、永続罠の効果を選ぶことで力を発揮する。デュエルディスクの判定だから仕方ないけど、後攻になったあなたはデュエルのテンポロスね」
エルザが余裕そうな笑みを浮かべてそういった。
その言葉にセレナが顔をゆがませる。
「……私はあの時、アイツのレベルを見るために先攻を渡したが、よくよく考えればそれが最大の間違いということだな」
進藤のデッキは『機械試練』
その効果を思い出したセレナは、冷静にそういった。
罠カードはセットしたターンには発動できない。
ここで、進藤が『機械試練バイブレーター』を握っていても、発動できるのは次のターンになる。
「……確かにあなたの言う通りですが、それは原則として、といったところですね」
「それはどういう意味ですか?」
「せっかく見た相手のカードなのだから、効果までしっかり読んでおくべき。ということですよ。私はスタンバイフェイズ中に、速攻魔法『機械試練の挑戦状』を発動。私のフィールドに『機械試練バイブレーター』が存在しない場合、デッキから手札に加えるか、表側表示で置くことができます」
「何!?」
デッキから飛び出てきた一枚のカード。
進藤はそれを掴むと、魔法・罠ゾーンに表で置いた。
進藤のブルブル教団序列四位としての中核をなすカードである。
「しっかり確認するべきでしょう?さて、バイブレーターの効果は強制です。選んでもらいましょうか」
機械試練バイブレーター
永続罠
①:このカードが表側表示で存在する限り、相手はお互いのスタンバイフェイズ時、以下の効果から1つを選択する。
●膣にバイブを挿入し、ターン終了時まで『弱』で振動させる。このターン、自分モンスターの攻撃力は全て、ターン終了まで攻撃力・守備力が500ポイントアップする。
●膣にバイブを挿入し、ターン終了時まで『中』で振動させる。その後、デッキからカードを2枚ドローする。
●膣にバイブを挿入し、ターン終了時まで『強』で振動させる。このターン、自分は戦闘・効果でダメージを受けない。
②:相手が絶頂するたびに、このカードに絶頂カウンターを1つ置く。
「くっ……私は、『中』を選択して、2枚ドロー!……んんっ!」
ヴィイイイイイイイイイイ!
エルザの股間が震える。
ラバースーツの股間が盛り上がっており、震えているのがよくわかるほどだ。
「フフフ、いくらでも気持ちよくイってくださいね」
「だ、誰が……」
「まあ、私は自分のターンを進めましょうかね。メインフェイズ。私は手札から、『機械試練官アサルト・ワン』を召喚」
機械試練官アサルト・ワン ATK1800 ☆4
出てきたのは、アサルトライフルを装備した悪魔だ。
「ぐっ……んっ!」
機械試練バイブレーター 絶頂カウンター 0→1
「おや、逝きましたか。このモンスターは特に何もしませんよ。このモンスターは、自分フィールドのバイブレーターに絶頂カウンターが4つ以上ある場合、相手スタンバイフェイズ中に1度、相手の手札1枚につき、200ポイントのダメージを与えることができます」
「て、手札枚数に応じたバーンダメージ……」
それに対して、セレナも思う。
(あいつとのデュエル。私のターンになったとき、初手5枚、通常ドロー。バイブレーターの2枚ドローを合わせて、八枚だった。これだけ聞くと有利だが、その有利を逆手に取るカードもあるのか)
快楽に耐えることさえできれば、確かにハンドアドバンテージを多く得ることができる。
しかし、調子に乗ることはできないということなのだろう。相手にアドバンテージが与えられるということ、進藤が一番理解しているのだから。
「さて、手札のこのモンスターは、自分フィールドに『機械試練バイブレーター』が存在する場合、特殊召喚できます。私はチューナーモンスター、『機械試練官チューニング・ワン』を特殊召喚」
機械試練官チューニング・ワン ATK1300 ☆3
「チューナーモンスター……ぐっ」
機械試練バイブレーター 絶頂カウンター 1→2
「フフフ、私はレベル4のアサルト・ワンに、レベル3のチューニング・ワンをチューニング!シンクロ召喚!レベル7。『機械試練官エグゼクティブ・ワン』!」
機械試練官エグゼクティブ・ワン ATK2600 ☆7
出現したのは、電流を出しそうな棒を構える悪魔だ。
「先生のデッキ。エクストラデッキはシンクロデッキなのね」
「……」
シンクロモンスターを見てアキは思うところがあったようだ。
しかし、セレナは機械試練に関する『融合関係のカード』を見たことで、訝し気に振動を見ている。
「エグゼクティブ・ワンが、バイブレーターが存在する状態でシンクロ召喚に成功した場合、相手のバイブから絶頂パルスをはじけさせることができます」
「なっ……」
バチッ!
「ああああああ~~~っ!」
機械試練バイブレーター 絶頂カウンター 2→3
電流が股間ではじけて絶頂するエルザ。
体をのけ反らせて、胸がぶるんと震える。
しかし、それでもバイブは止まらない。
ターン終了時まで、バイブはずっと震え続ける。
「きょ、強制的に絶頂させる効果……」
「エグゼクティブ・ワンの第二の効果。1ターンに1度、手札1枚をコストに、デッキから『機械試練』永続罠を手札に加えることができます。私が加えるのは、『機械試練イーボイーボピストーン』」
「くっ……」
「そしてバトルフェイズ。私はエージェント・ワンで、ブラックスパイ・シルバーを攻撃!」
エージェント・ワンが電流ロッドを手に、シルバーのところに向かう。
「罠カード『ブラックスパイ・プラン』を発動!自分フィールドの『ブラックスパイ』モンスター1体は、このターン戦闘では破壊されない!」
「なるほど、では速攻魔法『機械試練の共鳴』を発動。自分フィールドの『機械試練官』モンスターが戦闘を行う場合、その相手モンスターはこの戦闘で破壊されない代わりに、攻撃力は半分になります。そして……この戦闘中にモンスターが得た快楽は、あなたにも適用されます」
「あっ……」
ブラックスパイ・シルバー ATK2400→1200
エージェント・ワンはシルバーの股間にロッドを押し付けて……
ビリビリビリビリビリビリビリビリッ!
「あああ~~~っ!あああいくううう~~~っ!」
エルザ LP4000→2600
彼女を襲うのは電流だけではない。バイブが『中』の設定で常に振動しており、彼女を延々と攻めていく。
機械試練バイブレーター 絶頂カウンター 3→4
「フフッ。メインフェイズ2に入りましょうか」
ブラックスパイ・シルバー ATK1200→2400
「私はカードを2枚セット、これでターンエンドです」
ターンを終了したことで、エルザの股間のバイブがなくなった。
「はぁ、はぁ……ぐっ……くっ、私のターン。ドロー!」
勢いよくカードを引くエルザ。
これで手札は6枚。
「さて、バイブレーターは強制ですよ。あとついでに……『機械試練イーボイーボピストーン』を発動しましょうか」
機械試練イーボイーボピストーン
永続罠
①:このカードは自分フィールドに「機械試練バイブレーター」が存在する場合発動できる。
②:このカードが表側表示で存在する限り、相手はお互いのスタンバイフェイズ時、以下の効果から1つを選択できる。
●バイブをイボイボにして、『遅く』でピストンを行う。このターン、自分フィールドのモンスターは戦闘・効果では破壊されない。
●バイブをイボイボにして、『中』でピストンを行う。その後、デッキから任意のカードを2枚手札に加える。
●バイブをイボイボにして、『速く』でピストンを行う。このターン、自分フィールドのモンスターは全て、戦闘ダメージを半分にすることで直接攻撃できる。
③:相手が絶頂するたびに、このカードに絶頂カウンターを1つ置く。
「わ、私は……『バイブレーター』で中を、『イーボイーボピストーン』も『中』を選ぶ。よって、デッキからカードを2枚ドローして、追加でデッキから、『ブラックスパイ・任務完了』と『ブラックスパイ・ポケット』を手札に加える!」
一気に手札が四枚増える。
これで、手札は10枚!
だが……
ヴィイイイイイイイイイイイイイイッ!
ズボズボズボズボズボズボズボズボッ!
「あああああっ!ああああいくっ、ぐっ、あああああ~~~っ!」
機械試練バイブレーター 絶頂カウンター 4→5
機械試練イーボイーボピストーン 絶頂カウンター 0→1
膣の中で、イボイボがはえたバイブが振動しながら抜き差しされる。
どれほど鍛えていようと、常に開発されるエロデュエリストは、耐えることなどできない。
「ぐっ……あっ♡だ、だけど、これで、手札は10枚!私の手札には、勝ち筋がすでに見えている!」
「まだあなたのスタンバイフェイズは終わっていませんよ。墓地から罠カード『機械試練の復帰』を発動。墓地のこのカードを除外し、墓地からレベル4以下の機械試練官を特殊召喚できる。私は『機械試練官アサルト・ワン』を特殊召喚」
機械試練官アサルト・ワン ATK1800 ☆4
「なっ……」
「アサルト・ワンの効果発動。私のバイブレーターのカウンターは5つ。4つ以上で発動できる効果により、あなたの手札1枚につき、200ポイントのダメージを与える」
「ぐっ……ああああああっ!」
媚薬が入ったボトルをアサルトライフルに充填すると、エルザの近くに行って乱射する。
エルザが媚薬まみれになった。
エルザ LP2600→600
相手の手札1枚につき200となると、黎明期の魔法カード『革命』と同じだ。
そんなカードをデッキに入れる者はほぼいないだろうが、ここは一番の使いどころである。
「そうですか……では特別授業として、あなたに『アドバンテージ』というものがどういうものなのか。教えてあげましょう」
「え……」
「罠カード『大暴落』を発動。相手の手札が8枚以上ある場合、相手はすべてデッキに戻して、その後、カードを2枚ドローする」
「そ、そんな……ああああああああ!」
機械試練バイブレーター 絶頂カウンター 5→6
機械試練イーボイーボピストーン 絶頂カウンター 1→2
絶頂するエルザ。
頭と体が、もう負けていると悲鳴を出し始めている。
「な、なにをしているんだ!エルザ!さっさとデュエルを進めろ。手札は2枚ドローできるんだ!まだあきらめるようなものじゃない!あの教師には、フィールドの二体のモンスターと、永続罠2枚しか残されていないんだぞ!」
立会人が絶叫する。
それだけ、エルザというデュエリストは、本来な強いのかもしれない。
だが、進藤とデュエルをするということは、その『テンポ』が違いすぎるのだ。
従来の感覚でデュエルをしていると、すぐに進藤の掌の上でイきながら踊ることになる。
「ぐっ……ドロー!」
カードの引くエルザ。
だがすぐに、胸の谷間に指を入れた。
「くっ……私は胸から魔法カード『
「残念ですが、エグゼクティブ・ワンが存在する限り、自分フィールドの『機械試練』永続罠カードは、相手の効果では破壊されません」
「なっ……」
せっかく懐……いや、胸に用意していた『魔法・罠を破壊する』カード。
ブルブル教団のデュエリストである進藤を相手にするのなら重要なカードだろう。
だが、その程度の攻めでは進藤はゆらがない。
「わ、私は、ブラックスパイ・シルバーの効果発動。このカードのエクシーズ素材を2つ使い、ランクが1つ高いモンスターにランクアップできる!」
「おや、そのような効果が……」
「ただし、このカードが特殊召喚したターンには発動できない」
「なるほど、だから前のターンに使わなかったというわけですか」
「私はランク4のブラックスパイ・シルバーで、オーバーレイ!ランクアップ・エクシーズチェンジ!ああっ♡ランク5『ブラックスパイ・ゴールド』!」
ブラックスパイ・ゴールド ATK2800 ★5
現れたのは、金色の長髪の女性だ。
「ほう、攻撃力2800……」
「私はカードを2枚伏せる。そしてバトルフェイズ!ブラックスパイ・ゴールドで、機械試練官エージェント・ワンを攻撃!」
ゴールドが悪魔にけりをぶち込むと、そのまま爆散していった。
進藤 LP4000→3800
「私はこれで……ターンエンドよ」
バイブがなくなった。
それと同時に膝をつくエルザ。
「では、私のターンですね。ドロー。さて、スタンバイフェイズですが、どうしますか?」
ニヤニヤしながら問う進藤。
「わ、私は……」
進藤の手札はドローした1枚。
フィールドにいるのはアサルト・ワンのみで、バックに永続罠が2枚だ。
「どちらも、『中』を選択する。これで、2枚ドローして、もう一度、『ブラックスパイ・任務完了』と『ブラックスパイ・ポケット』を手札に加える!」
ヴィイイイイイイイイイイイイイイッ!
ズボズボズボズボズボズボズボズボッ!
「いくっ、イクウウウ~~~っ!」
機械試練バイブレーター 絶頂カウンター 6→7
機械試練イーボイーボピストーン 絶頂カウンター 2→3
絶叫するエルザ。
「……はぁ、イっているところ申し訳ないのですが……バイブレーターの『強』設定を使えば、あなたは一切の戦闘ダメージ・効果ダメージを受けません。確かに設定は強めですが、これに設定さえすれば、あなたの敗北を免れることはたやすいということですよ」
「な、なにを言って……ま、まさか……」
「ええ、引いてしまいました。魔法カード『機械試練・革命のスイッチ』を発動。私のフィールドに『機械試練バイブレーター』が存在する場合、相手の手札1枚につき、200ポイントのダメージを与えます」
「そんな……」
エルザは絶望する。
簡単に言えば、彼女は、進藤の『タクティクス』を見ているわけではなかった。
彼のキーカードである『機械試練バイブレーター』を見ていたのである。
手札の数だけ可能性があり、手段がある。
確かに強制効果で毎ターン選ぶ必要はあるが、それなら短期決戦をすればいい。
どうせ効果によって、手札は潤沢になるのだから。
そんな単純なことを考えていたのだ。
「残念ながら、このデッキについて最もわかっているのは、あなたではなく私です。では、また機会があればやりましょう」
エルザ LP600→0
★
エルザは快楽でデュエルが終わってもしばらくは悶絶していたが、立会人の男が強引に回収していった。
「フフフッ。さてと、皆さんも、ある程度私の実力はわかりましたか?特にセレナさん」
「……」
何度も何度も、打倒進藤を掲げているセレナ。
正直、進藤とのデュエルは、要点をまとめていけばひどくわかりやすいものになるというのが、普通のデュエリストのたどり着く場所だろう。
だが、甘い戦術はもう通用しない。
わかりやすい戦術に目を向けてしまえば、進藤自身が、そのわかりやすい部分を的確についてくると、そう分かったのだ。
「……フンッ!いずれ私が勝つ。それは変わらんぞ!」
しかし、セレナは宣言する。
彼女はアカデミアの戦士。
負けたものがカードにされるような技術のある者たちがはびこる場でデュエルをしてきたのだ。
当然、この程度であきらめるような、そんな安い女ではない。
「それを聞いて安心しました。では、いずれ私に黒星をつける日を待っていますよ」
生きのいい女性は嫌いではない。
ただし狂華は普通におかしい子なので、進藤といえど除外するんだけどね。