セックス次元の女決闘者たち・二次創作 行狂井狂華の絶頂紀 作:レルクス
強馬渇也と行狂井狂華。
この二人のデュエルにおいて何より凄まじいのは、カードの効果でもその運用方法でもなく、『強馬渇也』というデュエリストの『迫力』に尽きる。
『セックス』という、男女の仲で行われる最高の儀式が軽いセックス次元において、『雄として優れている』というのは強い意味を持つ。
それに当てられたのは、狂華だけではない。
見ていた五人の特別クラスの生徒たちも、各々、思うところがあるだろう。
とはいえ、考えるだけに時間を使うわけにもいかず、各々で動きはある。
「やっぱり時期尚早だったと思うんだけどなぁ」
日がすっかりと落ち切った真夜中。
デュエロ・アカデミアから少し離れたところにあるカードショップ。
大型の店舗だが、その一階の隅にあるジャンクコーナーで、
「僕もそう思うんだが、秋筆も知っている通り、教祖様が関わっているからな」
ブルブル教団序列二位の影原一佐は、自身の赤い髪を弄りながら応える。
どうやら二人で必要なカードを求めてジャンクコーナーを見ているといったところ。
一般的に価値が高く、扱いやすいカードに関してはショーケースなどに並んでいるであろうことを考えると、そこまで世間的に有用ではないカードだが、特定のデッキに必要。と言えるカードを探しているのだろう。
「渇也の影響力はすげえけど、学校側としても諸刃の刃だろうし、何考えてんのかね……」
「知らん。ただ、いろいろ、仕込みをしなければならないのも事実だ」
「仕込みねぇ。まあ、だから二人でこんなところに来てるわけだが……」
溜息をつく秋筆。
一佐の方はブルブル教団序列二位であり、なんならカードを開発できる立場だろう。
しかし、あまりにもピンポイントなことにやりすぎると、『エロデュエル協会』の方からにらまれるので、地道に探すしかないのだ。
「……渇也の影響で、どれくらいの生徒が動くと思う?」
「何人か、まだ特別クラスの生徒たちが強くなるまで待ってほしい連中はいるが、それもいつまで持つかわからん」
「俺も同意見だぜ……あ、見つかった」
「さっさと会計を済ませよう。僕も疲れた……」
「ちゃっかり自分の今後に必要なカードは揃えてるくせによく言う」
「それを言うな」
というわけで、二人ともレジを通して購入。
「……で、一佐君。このタイミングで声をかけてきたってことは、俺を誰かにぶつけるつもりか?」
以前、『エロティーク・ギア』のカードを投入しつつ、セレナとデュエルした秋筆。
その時は進藤から一佐に経由して、秋筆が担当することになったが……。
「ああ。ちょっと、早いところ押し付ける必要があるカードが手に入ってな。いや、まだカードを呼べないかもしれないが……」
「ん? それはどういう……」
「細かいことは良い。というわけで、これを渡しておく」
以前も渡したプラスチックケースに、カードと四つ折りの紙が入っている。
「……あのさ。ブルブル教団って、俺のことを
「安心しろ。今回は、若干教祖様の風味も漂ってる。報酬は期待していいぞ」
「はぁ……教祖の風味ねぇ」
以前、セレナとデュエルすることを一佐から頼まれたとき、彼は一佐を『元チームメイトからの頼みだから』と引き受けていた。
今回違うのは、彼が意識して呟いているように、『教祖の風味が漂う』こと。
進藤に関しては先生であり、どこか『世話になっている』部分もあるだろう。
そこから一佐にわたって、最終的に秋筆に話が来たのなら、『まあ引き受けてやるか』となる。
ただ、ブルブル教団教祖に関しては、あまり『良い』とは思っていないらしい。
「俺さ。あの人、何かデカいことを隠してる気がするんだよねぇ。主に狂華ちゃん関連で」
「僕もそう思うが」
「そのさ。その『デカい部分』っていうのが、どこか……妙に引っかかってて、個人的にあんま好きじゃねえんだわ」
「何度も聞いた話だ」
「ああそうだな。何度もした話だ……ま、やってやるさ。『見届けるため』には、いろいろ手順があるからな」
秋筆はプラスチックケースを受け取りつつ、夜道を歩いて、デュエロ・アカデミアに戻っていった。
「……さて、少し、『寄っておく』か」
店に残された一佐の手には、一枚のカード。
名前も、イラストも、テキストも何も描かれていない、『黒い縁のカード』が、そこに握られていた。
★
「うーん。挑戦状に書かれてたのはこのあたりだよなぁ」
今日は休日なので、授業は休み。
アキはプロレス部に行ったり、他の生徒たちも自分のタクティクスの強化のために、それぞれの場所に向かっているだろう。
アンナも休日はそんな感じで時間を使っているが、今日は進藤から挑戦状が届いた。
そんなものが届いて挑まないアンナではなく、デッキを見直して、その場所に向かっている。
「……あ、このあたりじゃねえか?」
デュエロ・アカデミアの周囲には、フリーのデュエルスペースがたくさんある。
観客席がほとんどないデュエルコートだが、まあ、そんなものも中にはあるだろう。
そして、デュエルコートの傍のベンチでは……。
「お、アンナちゃん。初めましてだな」
「あ、お前。セレナが言ってたやつだな。確か秋筆!」
「その通り。進藤先生から頼まれてな。今回は俺が相手をさせてもらう」
「まあ、なんでもいいぜ。オレがもっと強くなるために、お前とデュエルするってだけだ。なら、さっさとやろうぜ!」
アンナはデュエルディスクを取り出した。
「よし、やろうか」
デュエルコートの指定位置に立つ二人。
「絶対勝つぞ!」
腕にデュエルディスクを装着するアンナ。
自動でデッキがシャッフルされる。
そんなアンナに対して、秋筆は……。
「……セレナちゃんから何を聞いてるかは知らないが、挑戦として、渡されたカードがあってね」
「渡されたカード?」
「ああ。中には、『昔使ってたカード』も……」
秋筆は、自らがかけている黒淵眼鏡を、ゆっくりと外した。
そのまま、つるを畳んでポケットに入れると、目を開く。
その秋筆の瞳は、どこか、ぞくっとするほどの『何か』が宿っている。
「俺は今チームに所属して無くてフリーなんだけど、このデュエルは……元、『暗躍会議』の第三席として、相手させてもらう」
秋筆は、シャッフルされたデッキからカードを五枚引いた。
「な、なんだかわからねえけど、デュエルすることは変わんねえ。やってやるぜ!」
アンナもカードを五枚引いた。
「「デュエル!」」
アンナ LP4000
秋筆 LP4000
先攻は……アンナ。
「よし、オレの先攻。俺は手札から、『牛乳娘 アンナ』を召喚!」
『もおおおおおお~~~っ!』
元気いっぱいの様子でフィールドに出現したのは、牛柄の水着を着用したアンナの分身。
「続けて、手札からフィールド魔法『育乳ロイド稼働牛舎』を発動! 発動時に、オレの分身がフィールドにいれば、デッキから『育乳ロイド』モンスターを手札に加えられる。オレは『育乳ロイド・タイプA』を手札に加えるぜ! こいつはオレのフィールドに分身がいれば、特殊召喚できる!」
育乳ロイド・タイプA ATK0 ☆2
銀髪ショートカットでぴっちりしたスーツを身にまとった少女が出現。
「育乳ロイドで来たか」
「特殊召喚に成功したことで、牛乳娘 アンナにミルクカウンターを1つ乗せる!」
アンナが宣言すると、タイプAはアンナの背後に回る。
そして、後ろからアンナの胸を掴んだ。
もぎゅもぎゅ……むにゅむにゅ……
『もおおおおっ♡ もおおおっ♡』
「あっ、はっ、んんっ! き、気持ちいいぜ♡」
牛乳娘 アンナ ミルクカウンター 0→1
「さらに、育乳ロイド稼働牛舎の効果で、1ターンに1度、育乳ロイドの効果でミルクカウンターが置かれた場合、デッキからカードを1枚ドロー!」
アンナはカードをドロー。
「まだまだ! オレは手札から装備魔法、『育乳ロイド・セッティング』を発動。手札から『育乳ロイド』モンスターを特殊召喚して、このカードを装備する! オレは2体目のタイプAを特殊召喚だ!」
育乳ロイド・タイプA ATK0 ☆2
「そして、レベル2のタイプA2体で、オーバーレイ!」
二体の育乳ロイドが渦に飛び込んでいく。
「エクシーズ召喚! ランク2『改造育乳ロイド・タイプA』!」
改造育乳ロイド・タイプA ATK1500 ★2
「早速か」
「まだまだ行くぜ! 装備モンスターがエクシーズ素材になって墓地に送られた『育乳ロイド・セッティング』の効果発動。デッキからカードを1枚ドローだ!」
「ほう……」
「続けて、改造タイプAの効果発動! オーバーレイユニットを一つ使って、牛乳娘 アンナにミルクカウンターを二つ乗せる!」
改造タイプAがアンナの後ろに回り込むと、自身の柔らかくて弾力のある胸をアンナの背中に押し付けながら、アンナの胸を揉みしだく。
「ああ~。い、いいっ、すごく、おおっ!」
牛乳娘 アンナ ミルクカウンター 1→3
「んんっ。ふう、オレは、手札から永続魔法、『牛乳娘のミルクッキング』を発動!」
「それは確か……なるほど、既に持っていたのか」
どのような経緯で今アンナが持っているのかはわからないが、まあ、使っているので考えても意味のないことだ。
「オレはアンナのカウンターを3つ使って、デッキから取り除いたカウンターの数と同じレベルの『牛乳娘母乳』モンスターを特殊召喚だ! オレが選択するのは、『牛乳娘母乳マフィン』!」
宣言すると、電子レンジのように見える機会が出現し、そこから搾乳機が出現。
カポッとアンナの胸にはめ込まれる。
『もっ♡』
「あっ♡」
ギュイイイイイイイッ!
『もおおおお~~~っ♡』
「ああああ気持ちいい~~♡」
気持ちよさそうに母乳を出すアンナ。
そして、電子レンジもどきに母乳が入っていくと、ゴウンゴウン動き出して、チーン! となった。
牛乳娘 アンナ ミルクカウンター 3→0
牛乳娘母乳マフィン ATK0 ☆3
「はぁ、気持ちよかったぜ。母乳マフィンの効果! ミルクッキングの効果で特殊召喚されたのカードをリリースすることで、デッキからカードを1枚ドロー。さらに、次の相手ターン終了時まで、牛乳娘 アンナと、アンナを素材としてエクシーズ召喚されたモンスターが戦闘を行う際、オレが受けるダメージは0になる!」
「なるほど」
優秀な防御カードと言うことになる。
元々完全に近い耐性を有している分身モンスターに、『戦闘ダメージ無効化』の付与という効果はとても強い。
どうせなら相手の攻撃宣言に合わせて使えば安全性は高いのだが、さすがにそれは強いと判断されたのだろうか。
「オレはカードを1枚セット。ターンエンドだぜ!」
残した手札は2枚。セットカードが1枚。
攻撃力1500の改造タイプAが攻撃表示であることを考えれば、まだ何かあるだろう。
「なるほどな。俺のターン。ドロー」
秋筆はカードを引いて確認。
そのまま、モンスターゾーンに置く。
「俺は手札から、『白の庭園ホワイト』を召喚だ」
白の庭園ホワイト ATK1900 ☆4
白の瞳と髪。真っ白なブレザーと、とにかく『白』を強調するいで立ちの少年が出現。
「セレナから聞いてるぜ。お前のエースモンスターだな!」
「その通り。召喚に成功したことで、効果発動、デッキから『白の庭園』フィールド魔法を手札に加える」
素早くデュエルディスクを操作する。
「俺は……『白の庭園・地下調理室』を手札に加える」
デッキから飛び出すカードを抜き取る。
「手札に加えたこのカードをそのまま発動」
フィールド魔法の発動と共に、デュエルコートの様子が変わり始める。
部屋の中央に、手枷や足枷が備え付けられた台が設置された部屋になっていく。
「なんか。見たことない雰囲気だな……」
「発動時の効果処理として、デッキから『白の庭園サディア』を名称指定し、特殊召喚する」
白の庭園サディア ATK1300 ☆4
出現したのは、コックコートに見えるよう改造された制服を身にまとった、ミディアムボブの少女。
瞳も髪も白いのはホワイトと同じで、コックコートの胸元を押し上げる胸を両腕で抱えながら、怪しげな笑みを浮かべている。
「ホワイトの効果により、自分フィールドにいる白の庭園女性モンスターをいじめなければならない」
ホワイトがサディアの後ろから抱き着くとともに、左手でDはある胸を揉みながら、ミニスカートの下のパンツの中に右手を滑り込ませ、指を股間に入れて掻き混ぜる。
『あっ、んっ、ふふっ♡』
身をよじることも足を閉じることすらせず、胸はグニグニ形を変えて、ぐちゅぐちゅといやらしい音が響き、ホワイトに身を預けている。
怪しい笑みは深くなり、ねっとりした視線がアンナを舐めまわすように動いている。
「な、なんだコイツ……」
何か『怪しさ』を感じ取ったのか、体がブルっと震えるアンナ。
「サディアはホワイトからいじめられている場合、1ターンに1度、デッキ・墓地から『白の庭園の快楽調理』を手札に加えられる。俺は魔法カード、『白の庭園の快楽調理』を発動!」
一枚のカードを発動する。
「このカードは、サディアと地下調理室が存在する場合、相手女性モンスター1体を対象に発動できる。対象にしたモンスターに、『仕込みカウンター』を一つ置く。アンナを対象に発動だ。仕込み方法はサディアの気分次第だが……まあ、楽しみな」
次々とカードを動かす秋筆。
すると……調理室の中央にある『台』から枷つきの鎖がジャラジャラ伸びて、アンナの四肢にはめ込まれる。
そのまま鎖を巻き取って回収し、アンナを台にX字になるよう拘束した。
『うふふ……』
サディアは嬉しそうな笑みを浮かべて、ピンク色で出来た肉叩きを手に、アンナに近づく。
「アンナは知ってるかな? エロデュエル界には、『トランストーン』っていう、『肉体に損傷を与えない代わりに、有機物の質を高める』という性質を持つ物質がある」
「な、なんだそりゃ……」
「要するに……俺が使う『調理器具』は、全部その『トランストーン』で出来てるってことだ」
秋筆が説明している間に、サディアはアンナが拘束されている台に到着。
そして、アンナが身に着けている牛柄の水着をはぎ取って、股間を晒した。
『アハハ♡』
くぱっとまんこを開いて、綺麗な肉を露出させると、肉叩きを振りかぶる。
「お、おい、まさかっ! んほおおおおおおおおおっ!」
サディアが肉叩きをアンナの股間に振り下ろして、アンナは嬌声を漏らす。
苦痛の表情はない。
そこにあるのは、圧倒的な『快楽』だ。
強制的に『質があげられる』ということが一体どういう現象をもたらすのかはともかく、肉叩きでぶっ叩かれた衝撃が体の中に走って、デュエリストの方のアンナは股間を抑えて悶えている。
サディアは興に乗ったのか、何度も何度も肉叩きでおまんこをぶっ叩き始めた。
「あっ! や、やめっ! いぎっ! な、なんだこれっ、あああっ!」
牛乳娘 アンナは大きく足を開いた状態で拘束されており、サディアが抑えていることで逃げ場はない。
そんな分身モンスターと感覚が共有しているアンナは、圧倒的な衝撃に悶え続ける。
牛乳娘 アンナ 仕込みカウンター 0→1
アンナのカウンターが増えると、サディアの手から肉叩きが消えた。
「これが俺の、『暗躍会議』第三席としての、一つの戦術だ。続けて、俺が『快楽調理』を発動したことで、快楽調理室の効果発動、デッキ・墓地から『白の庭園の実食』を手札に加える。このまま発動だ。自分フィールドのホワイトと相手フィールドの仕込みカウンターが置かれているモンスターを対象にして使うカードで……」
秋筆がカードを発動すると、ホワイトが台に拘束されているアンナに近づいていく。
「こ、今度は何を……」
「効果は単純、そのモンスターに置かれている仕込みカウンター一つにつき、400ポイントのダメージを与える」
「なっ」
ホワイトは自分のズボンをポンポンと叩くと、どういう構造なのか、ズボンが消えて下半身がトランクス姿になる。
学園ハーレムの主人と言えるホワイトのチンポはトランクスの下からでもその存在を主張しており、彼がパンツを脱ぐと、尚更そのデカさが目立った。
「で、でけぇ……」
ホワイトは、そんなアンナの股間にチンポをあてがい……ズンッ!
「ああああああああああああ~~~っ!」
普段よりもワンオクターブ高い嬌声が響き渡る。
「な、なんだこれっ。普段よりも気持ちいい……」
「当然だ。『調理後』だからな」
淡々と答える秋筆をよそに、ホワイトはガンガン突きまくる。
デカチンがそのたびに子宮口を打ち、アンナの幼い体の全てに衝撃が貫通してイク。
「す、すごいぜ。ぐうっ、あっ、あっ、あっ! いぐ、いぐああああっ!」
何度も何度も突かれて絶頂するアンナ。
アンナ LP4000→3600
「『白の庭園の快楽調理』と『白の庭園の実食』はどちらも名称ターン1で使いまわすことはできない。カードを1枚セットして、ターンエンドだ」
「はぁ、はぁ、オレのターンだ。ドロー!」
勢いよくカードを引くアンナ。
ただ、調理が施され、疼く股間がアンナの体の感度を高めていく。
「なんで、さっきのターン。攻撃しなかったんだ?」
「快楽調理戦術を使う場合、俺はバトルフェイズを行わず、『実食』でのみダメージを与えるという……まあ、ポリシーみたいなもんだ。別にバトルフェイズを行えないデメリットはカードに備わっていない」
「チッ、舐めんじゃねえぞ!」
「君程度の戦術レベルで油断しない方がおかしい。まあ、もっと頑張るんだな」
「なら、オレの戦術を見せてやる!」
アンナはドローしたカードをデュエルディスクに叩きつける。
「オレは手札から魔法カード、『育乳ロイド・アップグレード』を使うぜ! 自分フィールドの『改造育乳ロイド』モンスターである改造タイプAを対象に発動するカードだ! これによって、対象にしたモンスターの効果でオレの分身にミルクカウンターを置く場合、カウンターの数を2つ追加できる!」
改造タイプAの頭に、USBが刺さった。
「そして、改造タイプAの効果発動! オーバーレイユニットを一つ使って、分身にミルクカウンターを2つ置く、だけど、アップグレードの効果によって、合計4つ置くことができる!」
改造タイプAが、牛乳娘アンナの背後から抱き着くと、その胸を揉み始める。
「んっ、あっ♡ き、気持ちよすぎる。な、なんだこれっ……あああっ!」
ぐにゅぐにゅと形を変える。
それだけでイったのか、下着が取り除かれて晒す股間から、潮を思いっきり吹く。
牛乳娘 アンナ ミルクカウンター 0→4
「ほう……」
「よ、よし、アンナの効果で、レベルを3つ上げるぜ!」
牛乳娘 アンナ ☆1→4
カウンターの数は4つだが、アンナのレベル上昇はカウンターの数『まで』で設定可能。
なかなか汎用性のある効果だ。
「オレはレベル4になったアンナ一人で、オーバーレイネットワークを再構築だ!」
アンナが渦に飛び込んでいく。
「現れろ、ランク4! 『ENo.59 超弩級牛乳娘コックアンナ』」
ENo.59 超弩級牛乳娘コックアンナ ATK2500 ★4
「ほう……」
秋筆はニヤッと笑う。
調理関係の戦術をとる自分に対して、『料理人』で挑んでくるとは。
「コックアンナの効果で、デッキの上から三枚をこのカードのオーバーレイユニットにできる! これで4枚だ!」
「ふむ……」
ランク4の母乳料理が出てくる可能性を考えて、少し警戒する様子……。
「だが、オレは墓地の魔法カード『育乳ロイド・アップグレード』を、エクシーズ素材を持っていない改造育乳ロイドモンスター……改造タイプAを対象にして効果発動だ! アップグレードと改造タイプAの二枚を、『アンナ』エクシーズモンスターの素材にできる」
「これで6枚か」
「オレはミルクッキングの効果で、エクシーズ素材を6つ使うぜ!」
電子レンジのような機械から搾乳機が出てきて、アンナの胸にはめ込まれる。
ギュイイイイイイイイイッ!
「おおおおおおっ! や、やっぱり、いつもよりなんかっ、ああいくっ!」
汁を吹いたのか、股間が震えるアンナ。
「はぁ、はぁ、オレはエクストラデッキから、ランク6の『牛乳娘母乳パフェ』を特殊召喚だ!」
牛乳娘母乳パフェ ATK0 ★6
「そのままパフェをリリースして、効果発動! コックアンナの攻撃力を1000ポイントアップ! ターン終了時まで、相手に与える戦闘ダメージを倍にする効果だぜ!」
ENo.59 超弩級牛乳娘コックアンナ ATK2500→3500
「攻撃力3500で戦闘ダメージが倍……攻撃力1500以下の相手モンスターは何の意味もなさなくなるか」
ライフ4000環境で戦闘ダメージ倍は強い。
「よし、バト……」
「バトルフェイズに入る前に言っておくが、ホワイトがいる状態だと、相手は白の庭園女性モンスターに攻撃できないぞ」
秋筆のフィールドにいるサディアは攻撃力1300で攻撃表示だ。
このまま攻撃して通ればアンナの勝ちだが、そうはいかない。
ハーレムの王は、自分の縄張りを汚されることを許さない。
「ぐっ……」
アンナは2枚の手札を見る。
「ば、バトルだ!」
特に出来ることはないらしい。
「オレはコックアンナで、白の庭園ホワイトに攻撃!」
『もおおおおおおっ!』
コックアンナが笑顔で突撃して、飛び上がった。
「……まあ、残念だな。とだけ」
「!」
「罠カード『白の庭園・調理の枷』を発動。サディアと快楽調理室がフィールドに存在する状態で、相手の女性モンスターが攻撃してきたときに発動できる。そのモンスターの攻撃を無効にするとともに、調理カウンターを2つ乗せる」
「あっ……」
サディアが良い笑顔で指をパチンと鳴らす。
すると、調理室の天井から小型の酸素ボンベが付いた小さい機械が出てきて、アンナの口と鼻を覆った。
「うっ、く、空気が……」
アンナが反応している間に……飛び上がっているコックアンナの下から、『ボコボコに湧きまくったピンク色の水で満たされた水槽』が出現。
「えっ……」
水槽の内部から枷付きの鎖が飛び出して、コックアンナの足首を拘束。
そのまま、水槽の中に引きずり込んだ。
「ああああああああああああああああああああああああああっ!」
今までよりもワンオクターブ高い悲鳴がアンナから漏れる。
「な、なんだこれ、か、体中が、なんか、ああいく、イクの止まんねええええっ!」
強制的に質を上げるとするトランストーンという物質。
それがどのような身体への変化をもたらすのか、アンナには経験がなさ過ぎて、混乱と快楽で頭の中がぐちゃぐちゃになり始める。
「フフッ、調理室で、料理人が俺に勝てるとでも?」
秋筆は微笑む。
すると、サディアが指を鳴らして、コックアンナは解放された。
ENo.59 超弩級牛乳娘コックアンナ 調理カウンター 0→2
「はぁ、はぁ♡ ち、っくしょう。オレは、カードを1枚セット、これでターンエンドだ!」
「俺のターン。ドロー」
カードを引く秋筆。
(さて……さっきのパフェは、戦闘ダメージ倍はそのターンで終了するが、攻撃力上昇は永続か。このままずっと攻撃力3500……)
そもそも戦闘をする気がない秋筆にとって、相手の攻撃力と言うのはどう防ぐかであってどう攻略するかではない。
むしろ……。
「手札から魔法カード『白の庭園・大型の仕込み』を発動。相手フィールドの攻撃力3000以上の女性モンスター1体を対象にして発動だ。このターン、そのモンスターに『白の庭園の快楽調理』の効果で調理カウンターが置かれる場合、1つの代わりに3つ置かれる」
「なんだって!?」
「サディアの効果発動。墓地から『白の庭園の快楽調理』を回収する。そのまま発動」
サディアが再び、怪しい笑みを浮かべる。
そして指をパチンと鳴らした。
その瞬間、コックアンナは再び、台に鎖で引きずられてX字になるよう拘束される。
サディアは大きく足を開いたコックアンナに近づくと……ガスバーナーを取り出した。
「ま、まさか……」
サディアがカチッとトリガーを引くと、ピンク色の炎がボッと点火する。
火を消して、そーっとコックアンナのまんこをくぱっと開いて、そこにバーナーの口を向けた。
ボオオオオオオオオオオオッ!
「イグウウウウウウ~~~~っ!」
コックアンナの股間から汁があふれ、アンナの股間が震えても、サディアはバーナーをとめない。
むしろ、おまんこを全体的にあぶり始めた。
「い、イクのとまんねぇ。や、ヤバいっ、あっ!」
アンナの方は股間を抑えて悶えているが、サディアも秋筆も気にしている様子はない。
むしろ、『そういうもの』とでも考えているかのよう。
……十秒以上続けて、やっと止まった。
「はぁ、あっ、と、止まった……」
ENo.59 超弩級牛乳娘コックアンナ 調理カウンター 2→5
「『快楽調理室』の効果で、墓地の『実食』を回収。そして……手札から魔法カード『サディアのとっておき』を発動だ。自分フィールドにサディアがいる場合、相手女性モンスターの感度を倍にする」
「倍ッ!?」
「さらに、このターン発動する『実食』の発動によるダメージを1000ポイント増加させる」
「なっ……あっ……」
「カウンター1つにつき400ダメージ。しかも名称ターン1が多い。それで俺のデッキが『長期戦』だと思ったかな? 残念ながらそうじゃない。魔法カード『白の庭園の実食』を発動。カウンターが乗っているコックアンナが対象だ」
ホワイトが意気揚々と、コックアンナの方に向かっていく。
……彼の気分が良さそうなのは、しっかり調理されたおまんこを味わいたいということなのだろう。
ガクガクとしてまともに動けないコックアンナをベッドに押し倒すと、そのまま足を大きく開かせる。
ホワイトは自分のデカチンをアンナの股間に押し付けて……ズドンッ!
「ああああ~~~っ!」
「凄いだろ。圧倒的に調理が施された感度は相当なものだ」
先ほどから『良い笑み』が多い秋筆。
普段は飄々としているし、おそらくそれも『素』なのだろう。
ただし……『暗躍会議』などという、裏で何を考えているのかわからなさそうなチームに所属している秋筆の『裏』が、決して甘いわけがない。
特に、女性が相手の場合は。
まだ中学生で精神も幼いアンナに対し、普段ならこのような戦術はとらないだろう。
だが……元暗躍会議の序列三位としてのデュエルをすると断言した秋筆の実力は、文字通り圧倒的。
ズンズンズンズンズンズンズンズンッ!
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あ、頭がほわほわしてきたぜ~♡」
ハーレムの王がフィールドにいるデュエル。
その迫力は相当な物。
渇也ほどではないだろうが、『迫力』に当てられたのか、コックアンナと感覚を共有するアンナは頭が真っ白になりながらイっている。
ズンズンズンズンズンズンズンズンッ!
「おっ♡ おっ♡ おっ♡ あはは~~~♡」
どびゅるるるるッ!
「うひいいいいっ!」
子宮に注がれる精液に嬌声を漏らす。
アンナ LP3600→600
コックアンナのカウンターは5つ。
元々カウンターの数×400なので2000で、そこに『とっておき』の効果で+1000した結果、このダメージだ。
「……はぁ、俺はカードを1枚セット、ターンエンドだ」
「はぁ、はぁ、あっ……くっ」
セックスが終わってターンが回ってきたアンナ。
ただ、その足取りはフラフラしている。
(残りのライフは400。勝つためには迂闊な攻撃は出来ねぇ。おそらく『実食』だけで責めてくるから、オレのターンにバーンダメージは飛んでこないはずだ。だけど……突破できるのか?)
完全にバーンダメージで攻めてくる戦術。
別にそれそのものはデッキ構築として普通のことだ。
エロデュエルの演出の都合上、完全なバーンデッキになることだっておかしくない。と言う話を授業で進藤先生から聞いている。
だが、見えてこない。
秋筆という、初見では飄々としているだけの男が放っている、『迫力』というもの。
雄として圧倒的な強さを持つそれにあてられて、アンナの子宮がまた疼く。
「っ! ……そうじゃねえ! こんな迫力に押されてたまるか! 絶対に勝つ!」
デッキトップに指を掛ける。
「ドロオオオッ!」
アンナはカードをドローする。
そのカードを見て……。
「あ……」
その表情が変貌した。
何か、凄く、大切な物が込められているかのような……。
「そうだ。アイツなら、こんなところで諦めたりしねえ。かっとビングだ!」
アンナが宣言した時だった。
アンナのエクストラデッキから、光があふれている。
「何!?」
これには秋筆も想定外。
「えっ……あ、これ、オレの部屋のポストに入ってた、何も書かれてないカード……」
確認しているアンナを見て、秋筆の表情が少し歪んだ。
(このタイミングで何が……一佐のやつか?)
秋筆にも仕込んだのだ。ならば、アンナに仕込んでいても不思議なことは何もない。
「……こ、このカードは……よし! なら、やることは決まったぜ!」
良い表情になるアンナ。
「オレはコックアンナの効果発動! このカードをリリースすることで、墓地からレベル1のオレの分身を特殊召喚できる! 『牛乳娘 アンナ』を特殊召喚だ!」
牛乳娘 アンナ ATK0 ☆1
「わざわざ、攻撃力0のアンナを……」
「オレは罠カード『育乳ロイド・シフト調整』を発動! 墓地から同名の育乳ロイドモンスターを2体除外することで、デッキから同名育乳ロイドを2体、特殊召喚できる!」
「展開カードか」
「だけど、この効果で特殊召喚したモンスターを使って、このターン改造育乳ロイドをエクシーズ召喚することは出来ねえし、効果の発動もできない。オレは墓地からタイプAを2体除外することで、デッキからタイプDを2体。特殊召喚だ!」
改造育乳ロイド・タイプD DFE0 ☆2
改造育乳ロイド・タイプD DFE0 ☆2
「二体出てきたか。だが、改造育乳ロイドに繋げられないのなら、何故俺のエンドフェイズに使わなかった?」
「自分のメインフェイズしか使えねえ罠カードだからだ!」
「あ、そう……。それで、どうするつもりだ?」
「この効果で出したモンスターは効果を発動させることはできない。だが、永続効果は適用されるぜ! タイプDが守備表示の時、レベルは4になる!」
改造育乳ロイド・タイプD ☆2→4
改造育乳ロイド・タイプD ☆2→4
「レベル4に……元々、ランク4の改造育乳ロイドがいたということか? だが……」
「オレは、レベル4のタイプD二体で、オーバーレイ!」
タイプDが渦の中に飛び込んでいく。
「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!」
爆裂!
「現れろ! 『E№39 育乳皇モーム』!」
モーーームッ!!
E№39 育乳皇モーム ATK2500 ★4
「な、なんだこのモンスターは!」
学生兼プロとして、そしてチームに所属していた経験、なおかつ『裏』にいろいろ触れたことで、秋筆の情報量は多い。
だが、それを加味しても、こんなモンスターは見たことがない。
「これがオレの、新しいエースモンスターだぜ!」
「一体どんな効果が……」
「育乳皇モームの効果発動! オレのフィールドの分身に、ミルクカウンターを2つ置くことが出来る!」
モームがアンナの後ろから両手を出して、大きな胸をもぎゅもぎゅと揉んでいく。
「おっ、おっ、す、すごい。気持ちいいぜ」
名前がモームである。それほど、揉むことには特化した性能をしているということなのだ。多分。
もみもみとアンナの胸を揉んで、ぐんぐん大きくなっていく。
牛乳娘 アンナ ミルクカウンター 0→2
「そして、アンナの効果だ! カウンターの数分まで、レベルを上げられる! レベルを2つ上げて3にするぜ!」
牛乳娘 アンナ ☆1→3
「一体ここからどうするつもりだ? レベルを上げられるのは1ターンに1度。ランク3のモンスターが入っているのか?」
「そうじゃねえ。まだモームの効果はある! レベル3以上になったアンナを対象に、モームの効果を発動! 相手ターン終了時まで、攻撃力を、2500ポイントアップさせる!」
「何ッ!? 2500ポイント!?」
牛乳娘 アンナ ATK0→2500
モームの攻撃力も2500なので、実質的に『同じにする』と言っていることは同じ。
とはいえ、牛乳娘母乳モンスターの中には打点強化のモンスターも多いはずであり、それを考えると、あまりにもおおい強化値だ。
今までは他のカードでアンナにカウンターを貯めて、それによって様々な強力なカードにつなげていたが、『牛乳娘 アンナ』という、単体ではレベル1で攻撃力0のモンスターをここまで強化するとは。
しかも、アンナは相手のカードの効果では破壊もバウンスも除外もできない。攻撃力変動や攻撃無効は受け付けるものの、もとより備わっている耐性がかなり高いのだ。
「行くぜ。バトルだ! オレは育乳皇モームで、白の庭園ホワイトを攻撃!」
モームが剣を構えて、ホワイトに突撃!
「モーム剣スラッシュ!」
揉むのか斬るのかはっきりしろ。と言いたくなるような感じはするが、とにかくモームは突っ込んだ。
「チッ、罠カード『白の庭園の正門』を発動。相手がホワイトに攻撃してきた場合、ホワイトはこのターン、戦闘では破壊されない」
「だが、ダメージは受けてもらうぜ!」
モームが剣の腹でホワイトの頭をぶっ叩いた。
秋筆 LP4000→3400
「完全防御カードじゃないなんて甘いな!」
「そうでもない。『白の庭園の正門』を発動したターン終了時、俺はデッキから『白の庭園』魔法カード1枚を手札に加えることが出来る。リソースの確保には良いカードだろう」
「なるほどな……なら次は、牛乳娘 アンナで、白の庭園ホワイトに攻撃だ!」
『もおおおおおおっ!』
アンナもまた突撃する。
「……はぁ、同じ轍を踏むとは、罠カード『白の庭園・調理の枷』を発動。攻撃を無効にすると同時に、調理カウンターを2つ乗せる」
呆れ交じりに罠カードを使う秋筆。
「ここだ! オレは育乳皇モームの効果発動!」
「!」
「育乳皇モームには、オーバーレイユニットを1つ使って発動できる効果が二つ備わっている! どちらを使った場合でも、相手に500ポイントのダメージを与えるぜ! 一つは、モンスター1体の攻撃を無効にする効果だ。ただ、この効果はスペルスピード1だから、罠カード相手には使えねぇ」
「なら、もう一つ……」
「その通り! 相手ターンにも使える効果で、アンナに対して、攻撃無効以外の、相手のカード効果を受けなくする効果を付与できる!」
「ということは……」
「そう、調理の枷の効果の攻撃無効とカウンターを置く効果の内、カウンターを置く効果を受け付けないぜ!」
アンナは突撃するか、攻撃は無効になる。
サディアが前に出てシャーっと威嚇すると、アンナもシャーっと威嚇して戻っていった。
秋筆 LP3400→2900
「へへっ……」
「なんだ? これ以上、バトルフェイズにできることは……」
「オレは手札から速攻魔法」
アンナは手札から一枚のカード……そう、このターンの最初に引いた、ドローカードをデュエルディスクに入れた。
「『ダブル・アップ・チャンス』を発動!」
「なんだ、そのカードは……」
「モンスターの攻撃が無効になった時、そのモンスターは、攻撃力を倍にして、もう一度攻撃できる!」
「倍だと!?」
牛乳娘 アンナ ATK2500→5000
「もう一度攻撃だ! 牛乳娘アンナで、白の庭園ホワイトに、攻撃いいいいいいっ!」
再びアンナが突撃する。
そのままホワイトを押し倒すと。彼のデカチンを自分のおっぱいで挟み込んだ。
ホワイトの表情が変わる。
「モームによって育てられた胸の感触は、そんじょそこらの育て方を超えるぜ!」
ホワイトのちんこから大量の精子があふれ出て、絶頂エンド!
秋筆 LP2900→0
勝者 上月アンナ!
「よっしゃーーーっ! オレの勝ちだぜ!」
「はぁ……」
秋筆はデュエルが終わるとともに、目を閉じて、ポケットに入れていた眼鏡をかける。
そして開いた彼の瞳は、最初にあった時と同じように、すこしヘラヘラしたものに変わっていた。
「まったく、そんなモンスターを出してくるなんてな」
「オレも驚いだけどな! このモンスターとなら、どんな奴だって相手してやるぜ!」
挑戦。
そんな感情を、育乳皇モームのカードを掲げるとともに表情に出しているアンナ。
(アンナちゃんにとって、おそらくこのカードの元になったモンスターは、文字通り特別なんだろうな。ていうか……昔からそうだが、一佐君が仕込んだ相手って、俺がどんなに本気出しても勝率が悪いんだが、どうなってんだろうな。嫌なジンクスだねぇ)
とはいえ、デッキの爆発力を考えると、秋筆の方もアンナをワンターンキルしていた可能性は高い。
どちらかと言うと、秋筆に方が『一佐が何をしているのか』が気になっているともいえる。
「お前のおかげで強く慣れたぜ。ありがとな! 秋筆!」
「ああ、まあ、これから色々大変だろうし、手助けになったなら良いって思っとくか。頑張れよ、アンナちゃん」
「おうっ! それじゃあ、またいつかやろうぜ!」
アンナは笑顔で走り去っていった。
……そんなアンナを見送りつつ、秋筆は近くの建物の角を見る。
「なあ一佐君。『ナンバーズの枠』……確保するのしんどかったんじゃない?」
「まあ、それは確かにそうだな」
建物の陰から一佐が出てきた。
「特別クラスの五人。全員に、何か特別な伸びしろがありそうだけど、多分アンナちゃんの育乳皇モームもその一つだろ。ただ……『そこまでする』か?」
ナンバーズの枠。
その言葉の真意は不明なれど、どうやら秋筆にとって『相当面倒な話』であるようだ。
「それはそうだが……『保守派』の連中が、何か大きなことを企んでいる噂が裏で流れている。おそらくアンナも巻き込まれるだろうが、『育乳ロイド』を手に入れただけでは『足りない』と僕は判断した」
「へぇ……もともと、E№081の時点でかなりの打点があるし、育乳ロイドたちはその隙を埋めるのには十分だ。ミルクッキングでさらなる付与も可能。これで『足りない』と?」
「ああ、まあ……相手モンスターの強さや格によって。デッキが思うように動かないことがあるだろう?」
「あー……まあ、確かに、渇也のグリーディアイズを相手にしてる時、ちょっと鈍いと思うことがあんのは確かだな」
「それに似たようなことだ」
「てことは、その大きなたくらみっていうのは、『とんでもないモンスター』を扱うってことか?」
「そう判断している」
「なるほど……」
女性エロデュエリストはただエロく負けるべきという風潮。
それを守りたい『保守派』と、それを変えるために動く『青羽派』がエロデュエル協会内で衝突しているわけだが、どうやらお相手側が何かに手を出した。と言ったところ。
「……はぁ、俺も一応青羽派だからなぁ。気を付けておく」
「ああ。ことによっては、秋筆の身を守る余裕はないかもしれん」
「うはっ、そこまでかよ。わかった。一佐君も油断すんなよ?」
「当然だ」
いろいろ動きはあるらしい。
ただ、ここまでの情報を明かすことが出来る一佐は、やはりそれらしい情報のつてはあるのだろう。
ブルブル教団幹部で言うと、序列五位のマサジも私設部隊を持っており、『裏』を探っているようだが……。
いずれにせよ、アンナに育乳皇モームを仕込めたことで、『最低限』といえるレベルにはなっている。
一佐としてはそう判断しているようだ。