※この作品はR-18です。

ようこそエロい幽霊がいる教室へ   作:なりま

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1話

「ここがそうか……」

 

 俺は東京都高度育成高等学校の入り口の前にいる。

 日本政府が作り上げた、未来を支えていく若者を育成する、それを目的とした学校。

 制服に身を包んだ少年少女たちは、天然石を連結加工して作られた門をくぐり抜けていく。

 そんな俺も今日から高校生……というわけではなく、少し前に死んだ幽霊だ。

 だから俺のことは誰にも見えていない。見せるようにはできるらしいのだが。

 では何故、死んだ俺がこんなとこにいるのかと言うと、ある人に復讐するから。

 死んでしまった俺は幽霊としてさ迷っていたところ、『東京都高度育成高等学校に行け。復讐するなら能力をやろう』という声が聞こえ、それに従うことにした。

 目的の人がこの学校にいるということなのだろう。

 能力についても頭の中に使い方が浮かんでおり、問題なく使用することができる。

 

「見つけた」

 

 俺が復讐したい少女──櫛田桔梗(くしだききょう)が門をくぐって行った。

 髪は前に見た時より短くなって肩くらいだが、あの容姿は櫛田で間違いない。

 サラサラとした亜麻色のストレートヘアー、赤みがかった大きな瞳、シミ一つない白い肌は男なら誰もが見惚れてしまうだろう。

 実際に櫛田を見ている男は多く、特に華奢の体躯をしているのに大きめな胸に目を奪われている。

 

「とりあえずついていくか」

 

 俺は櫛田の後をつけていく。

 校舎に入ると櫛田は1年Dと書かれた教室の中へと入る。

 今は半分ほどの人がいるだろうか?

 どうやら今日が学校生活初日なようで、友達を作ろうと話している人、逆に話しかけてほしいような表情をしている人、一人で読書をしている人など様々だ。

 櫛田も中学と同じように早速友達を作ろうと、女子生徒に話しかけている。

 

 しばらくすると担任の先生がやってきて、この学校について説明をしていく。

 高度育成高等学校は全寮制で、在学中は敷地内から出るということができない。

 そして毎月学校からポイントが支給され、それで何でも買うことができるようだ。

 ポイントについては俺にとってどうでもいいことで、全寮制で個室ということが大きい。

 幽霊の俺に食事のために何か買うということは必要ないけど、全寮制ならいくらでも復讐する機会があるからそっちのが大事だ。

 10万という、学生にしてはかなり高額なお小遣いを手に入れたことで、皆は浮かれてしまっている。

 それはそうだろう……普通の社会人だって10万は大金のはずなのだから。

 一介の学生に制限なく月に10万なんて使えるわけないから、間違いなく何かしら裏があるだろう。

 ほとんどの人が気付いていないようだが。

 

☆ ☆ ☆

 

 入学式が終わり、施設の説明が一通り済んだら本日は解散となった。

 俺はもちろん櫛田の後をつけ、復讐をする機会を伺っている。

 最初の復讐は櫛田が部屋に入り、一人になった時になるだろう。

 

 櫛田は寮の部屋に入ると、荷物を置いて「ふぅ……」とため息をはいた。

 外にいる間はずっと笑顔でいたのだから、少し疲れてしまったのだろう。

 パーソナルスペースという、他人に近づかれると不快に感じる空間というのを櫛田は感じさせない。

 それを武器に櫛田は中学の時に沢山の友達を作り人気者だった……とある事件が起きるまでは。

 俺はその事件に巻き込まれてしまい、命を落としてしまったのだ。

 だから俺は櫛田に絶望を与えるつもりでいる。

 生きていることを後悔……とまでさせる気はないが、あんなことをしたのを後悔することにはなるだろう。

 寮の部屋はどこにでもあるような感じで、間取りは1K、テレビや冷蔵庫、ベッドにパソコンまで備え付けられている。

 寮にしてはかなりの設備の良さだ。

 それに光熱費などは無料で使うことができるみたいだし、先ほど櫛田が寄っていたコンビニには無料の食べ物などがあったから、ポイントが無くても暮らしていくことはできるだろう。

 

「さて、復讐を開始しようかな」

 

 俺は櫛田の腕を掴んで、着替えを止めさせた。

 せっかく可愛らしい制服を着ているのだから、この状態のまま犯そうと思う。

 幽霊である俺だけど、きちんと触れることができる。

 触れれないと復讐ができないのだから。

 他の幽霊がいたとして触れれるかわからないが、これもあの声がして能力を手に入れた影響だろう。

 

「え? 何?」

 

 いきなり手を掴まれたことで、櫛田は辺りを見回している。

 誰もいないはずなのに腕を抑えつけられているのだから、驚いても仕方ないだろう。

 それにしても女の子に触るのは小学生以来だが、こんなにも柔らかくて良い匂いなのか。

 女性特有の匂いや感触にやられてしまい、俺は櫛田をベッドの上に押し倒した。

 

「本当に何なの?」

 

 訳もわからず櫛田は混乱しているようだ。

 幽霊に犯されるなんて滅多にないことだろうから、当たり前ではあるのだけど。

 

「何だろうね?」

「え? 誰?」

 

 俺は耳元で話しかけると、櫛田が反応した。

 思っていた通り、触れれるということは会話も可能ということだ。

 会話が可能なのは触れている時だけだろうけど、これでより櫛田を絶望に陥れることができる。

 

「誰って言われても覚えてないのかな? 中学時代は結構話したりしたよね?」

「え? その声ってまさか成田総司(なりたそうじ)くん? でも、死んだはずじゃ……」

「そうだよ。だから俺は幽霊だ」

「幽霊? そんなのいるはずが……」

 

 夏に心霊番組なんかやったりしているけど、普通の人は幽霊なんて信じていない。

 それは櫛田も同じのようだ。

 

「じゃあ、今の状況はどう説明するの? 櫛田は見えない俺に押し倒されてる。それに俺は本当に死んでるし」

「それは……」

 

 今の状況を説明できない櫛田は言い淀んでしまう。

 中学の時に教室で死んでしまった俺を、櫛田は見ているはずだ。

 だから非科学的な現象であろうと、認めざるを得ない。

 

「その幽霊さんが私に何の用なの?」

 

 幽霊に押し倒されて少し恐怖を感じているのだろう、櫛田は恐怖で少し身体を震えさせている。

 これからどんなことをされるか想像がついているようだ。

 

「もちろん櫛田に復讐するため。俺は櫛田に殺されてしまったのだから」

 

 殺されたというのは少し大袈裟かもしれないが……。

 

「でも、あれは事故で……」

 

 直接櫛田が俺に手をかけたわけじゃないので、あれは事故ということになったようだ。

 

「櫛田があんなことをしなければ俺は死ななかったんだよ」

 

 櫛田は誰にでも優しく、学校では天使のような存在として皆から好かれていた。

 生理的に無理な人とでも優しく接していた影響なのか、櫛田はストレスの発散のためにブログで暴言をはいていたようだ。

 それがクラスメイトにバレてしまい問い詰められたが、櫛田は皆のありとあらゆる秘密を暴露。

 その結果、クラスで暴動が起きて崩壊してしまった。

 俺は面倒だったので静観していたが、暴動に巻き込まれてしまい、頭を強く打ち死んだ。

 俺は死んでしまったのに、櫛田は何もないかのように生活をしているのだから納得ができない。

 

「あれは私の身を守るために……」

 

 確かに皆の秘密を暴露して暴動を起こしていなかったら、櫛田がどうなっていたかわからなかっただろう。

 

「だからって俺が復讐を止める理由にらならないよ」

 

 櫛田にどんな事情があれ、俺は止めることはない。

 それに俺は死んでしまっているのだから、レイプなどの犯罪をしても裁かれるということはないのだ。

 俺の目から見ても櫛田は魅力的な身体をしているのだし、犯さないという手はない。

 

「じゃあ、今から櫛田を犯そうかな」

「嫌……止めて」

 

 櫛田は手足を動かして俺に攻撃しようとするが、どれも身体をすり抜けていく。

 

「俺から触ることはできるけど、櫛田から触ることはできないなら無駄」

 

 幽霊だからなのか能力を貰ったからなのかわからないが、これは便利な能力だ。

 俺は櫛田の胴体を抑え込むだけで逃げられなくできるのだから。

 

「お願いだから止めて? ちゃんと謝るから」

 

 まるで命乞いをするかのように、櫛田は涙を浮かべながら言ってくる。

 同年代の男に抑えつけられて華奢な身体で逃げられるわけなく、櫛田はこうするしかない。

 

「謝ってどうなるの? 俺は成仏できずに櫛田につきまとうよ? それに犯すのも止める気なんてない」

「え?」

「謝ったところで俺の怒りが収まるわけないでしょ? ずっと抵抗するのであれば櫛田の過去を言いふらすことにするから」

 

 櫛田に触れることができるのであれば、他の人にも触ることができるだろう。

 だから俺は沢山の人に櫛田を過去を言うことができる。

 ほとんどの人は信じないだろうが、中には信じて調べる人がいるかもしれない。

 俺が死んだことによりニュースになっている可能性だってあるのだから、調べれば事実というのがわかるはずだ。

 それに俺の記憶が正しければ、俺や櫛田と同じ中学の人がこの学校にいるのだから。

 

「嫌……それだけは止めて」

 

 どう考えても櫛田は承認欲求の持ち主で、頼られたいと思われることで快感を得ている。

 もし、過去のことがバレてしまっては、誰も櫛田に近づこうとしないだろう。

 いくらコミュニケーション能力や人心掌握能力が高くても、櫛田に居場所なんてなくなる。

 

「だったら俺に犯されるというのを受け入れるしかない。これから三年間居場所がなくなるのとどっちがいいかな?」

「……わかった。抱かれるよ……」

 

 櫛田の瞳からは完全に光が失われているが、俺の言うことを聞くしかない。

 

「でも、お願い。初めてだから優しくして」

「それは櫛田次第かな」

 

 これは復讐でもあるのだから優しくする気なんて全くないけど、適当にはぐらかしておく。

 

「先に言っとくけど、殺したり怪我をさせたりはしないから」

「本当?」

「うん」

 

 殺されないとわかって少し安心したようだ。

 これから櫛田に絶望を与えて精神的に壊すのもいいし、性欲を満たすための性奴隷にするのもいい。

 とにかく今日は犯しまくり、櫛田に絶望を与える。

 殺すなんてことは全く考えていない。

 初めてって言っていたから、血が出てしまう可能性はあるが。

 

「じゃあ、今からするから抵抗しないでね」

「うん……」

櫛田以外にも誰か出してみようかと思います。軽井沢は綾小路の嫁なので除外です

  • 一之瀬帆波
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  • 椎名ひより
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