ようこそエロい幽霊がいる教室へ 作:なりま
今回はエロシーンないですが。
「酷い……酷いよ……」
俺に犯され、中に出された櫛田は、ベッドで泣き崩れている。
妊娠するかもしれない恐怖、これからも犯されるのだから、今の櫛田は絶望に陥っていることだろう。
「そんなに妊娠したくないの?」
「したく、ないよぉ……」
普通の人だったら結婚してから妊娠したいと思うか……。
それにレイプされて妊娠したとなっては、たまったものじゃないだろう。
「どんなに中に出されても絶対に妊娠しなくなる方法があるけど……」
「本当?」
「うん」
かなり絶望してくれたようなので、妊娠については安心させてもいいかもしれない。
それに本当に自殺なんてされても目覚めが悪いし。
「ただし……好きな時に抱かせてね。それと俺のことは誰にも言っちゃダメ。言っても信じる人はいないだろうけど」
「……わかったよ」
俺の提案をあっさりと受け入れた。
妊娠しないためにも、櫛田は受け入れるしかない。
俺は早速櫛田を引き寄せてから、ある能力を使う。
その能力を使えば絶対に妊娠することはないけど、とある副作用はある。
「あれ? 身体が楽になってきたよ」
「櫛田の身体を犯される前に戻してるからね」
記憶を残したまま身体だけ時間を戻す……と言うのが正しいだろうか?
そうすれば中にある精液は無くなるし、犯される前だから身体も楽になる。
今の櫛田には処女喪失の痛みはもうないだろう。
「幽霊って何でもありなの?」
「それはわからない。他に幽霊がいるかなんて知らないし」
今まで幽霊なんて見たことないし、能力についてもあの声が聞こえてから使えることになったとみていいだろう。
「これで何回でも中に出せるし、その度に処女喪失の痛みを味わえるね」
「え……?」
妊娠しないとわかって安心したかと思った櫛田だが、再び絶望したかのような顔になった。
乳首やクリトリスに痛みを与えて絶頂したけど、処女喪失の痛みは耐え難いのだろう。
櫛田はこれから何度も処女喪失の痛みを味わないといけないわけだ。
「犯される前に戻るってことは、櫛田は処女に戻ってるってことだから。沢山犯してあげるから」
「いや……」
恐怖でガタガタと震えだす櫛田。
きっと犯された時のことを思い出しているのだろう。
処女喪失の痛みはかなりのものって聞くし、俺だったら何度も体験はしたくない。
櫛田はこれなら何度も体験しないといけないのだから、絶望したって仕方ないだろう。
「次は俺の姿を見せながら犯してあげる」
俺は櫛田に自分の姿を見えるようにした。
「本当にソウくんなんだ……」
「俺の顔覚えているんだね」
「当たり前だよ。特に仲が良かった男子なんだから」
確かに櫛田とは良く話したりしていたし、二人で遊びに行ったことだってある。
俺以外の男と櫛田は二人きりで遊びに行かなかったようで、付き合っていると噂が流れたくらいに仲が良かった。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
櫛田はまた泣き崩れてしまう。
ただし、先ほどまでの絶望した時とは違い、本当に後悔をしているといった表情だ。
死んでから櫛田を今日まで見たことはなかったが、きっと沢山泣いたのだろう。
これは姿を見せなかった方が良かったのかもしれない。
まさかここまで後悔しているとは思ってもいなかった。
「きーちゃん」
「きゃ……」
俺は泣いている櫛田を押し倒す。
櫛田と仲直りしに来たのではなく、絶望させに来たのだ。
だからまた犯して櫛田を絶望させることにする。
「ソウくんが前みたいにあだ名で呼んでくれたね」
「あれ? これから犯すのに嫌がらないの?」
「何でだろう? ソウくんの姿を見たら安心しちゃった」
思っていた展開と全く違って、今は絶望してくれない。
しかも俺はつい中学時代の時の呼び方をしてしまった。
櫛田が俺のことをソウくんと呼んだからだろう。
中学生の男女があだ名で呼び合っていたのだから、付き合っている噂くらいは流れてもおかしくはない。
「私を抱くことで怒りが収まるならいくらでも抱いていいよ? 痛みも我慢するから」
先ほどまではあんなに嫌がっていたのに、今は完全に俺を受け入れてしまった。
このままでは強姦じゃなくて和姦になってしまう。
声だけでなく姿が見えるのは、こうも安心してしまうものなのか……。
確かに櫛田にはもう絶望を与えたから、これからは俺の性欲を満たすための和姦でもいいのだけども。
「いやいや、さっきまで絶望していた人とは思えない台詞なんだけど……」
犯される前も俺だってことをわかっていたはずなのに、姿を見せた途端に180度考えが変わってしまった。
本当に予想外すぎて、俺の方が驚いてしまう。
「ソウくんが姿を見せてくれたから嬉しくて」
裏で他人を見下していた櫛田がそう言うってことは、俺のことを大切に想っていたのだろう。
俺には本性を知られてしまっているのだし、今さら嘘をつく必要もない。
「さっきも俺だってわかっていたのにえらい違いだ」
「姿が見えるのと見えないのでは全然違うよ」
確かに人は情報を得るのに8割以上を視覚に頼っているから、聴覚や感触だけだと不安が残ったりする。
でも、今は完全に俺の姿を見えているから、櫛田は安心しきっているかのような表情だ。
初体験の相手がソウくんで良かった……そんな風に見える。
「俺は絶望を与えにきたのに……」
「もう味わってるよ。ソウくんが死んだ時に……」
櫛田の表情が曇った。
このことから櫛田は根っからの悪人ではないということがわかる。
だとすると傲慢だったり利己的になったのには理由があるということだ。
櫛田の幼少期のことは詳しく知らないが、学業、運動の両面で優れていたと聞いたことがある。
でも、中学では成績は比較的上の方であったが、優秀というわけではなかった。
これは完全に俺の想像であるが、学業などで没落した中学からは元からある承認欲求を相談役になることで満たしていたんだと思う。
相談にのっているうちにストレスを貯めてしまい、陰で他人の悪態をつくことでストレスを発散していた。
それがバレてクラスを崩壊させることになってしまったのだが。
まさか暴動で人が死ぬなんて、櫛田も思っていなかっただろう。
「俺が仲裁に入るべきだったかな……」
「ううん、ソウくんが止めたら逆に煽る形になってたと思う」
付き合っていると噂させるくらい仲が良かったから、俺が櫛田を庇っていると思われるだろう。
「結局は巻き込まれたけどね。お前は櫛田のこと知ってたのか? て」
相当頭に来ていたのだろう、俺は柔道部の人に思い切り投げ飛ばされてしまったのだから。
それで教室の硬い床に頭を強く打ってしまったら、死んでもおかしくはない。
「ソウくんは何も知らないのに……本当にごめんなさい」
ここまで反省されると、怒るに怒れなくなってしまう。
そうなれば俺がここに来た理由がなくなる。
俺は櫛田が好きだからセックスをしたかったとか、そんな理由でここに来たわけじゃない。
確かに櫛田は可愛いとは思うけど、俺に彼女への恋愛感情はなかった。
仲の良い友達という感覚だ。
それは櫛田も同じことだろう。若干、特別に想っているような節はあるようだけど。
基本的にボディタッチが多い櫛田ではあるが、俺には触れるということが何故かなかった。
生理的に無理という理由でないことは、今の櫛田を見ればわかる。
まあ、死んでしまった今は、そこまで知りたいと思わないけど。
「もういいよ」
正直どうでも良くなってきた。
俺が死ぬ原因になった櫛田ではあるが、もう怒る気になれない。
これで許してしまったのだし、元からそれほど櫛田のことを憎んでいなかったのだろう。
俺が櫛田に復讐を決意したのは、あの声が聞こえたからなのだから。
「ありがとう」
櫛田は涙を流しながらも、とびきりの笑顔を見せる。
それは今まで見せてきた仮面の笑顔ではなく、心のそこからの笑顔。
不覚にもその笑顔にドキっとしてしまう。
櫛田のような可愛い女の子に本気の笑顔を見せられたら、男ならそうなっても仕方ない。
俺は櫛田と遊ぶようになってから、笑顔が偽物ということに気づいていた。
まさかあそこまで利己的だとは思ってもなかったが。
「ソウくんは成仏しちゃうの?」
「してほしい?」
「ダメ」
絶対に成仏してほしくないといった想いが込められた言葉で否定した。
「少なくとも今はしないよ」
「本当?」
「さっききーちゃんを犯してから、セックスにハマったみたい。好きな時にできるのに、やらない手はないよね」
俺は櫛田を抱き締める。
好きな時にしてもいいと言われたのだし、成仏なんてしていられない。
中に出した時の快感を忘れられず、今すぐにでもまたしたい。
「大きい……こんなのが私の中に入ってたんだ」
櫛田を犯したいと思ったからなのか、俺の肉棒が勃起していた。
俺の能力で処女に戻った櫛田ではあるが、さっきは処女膜を破り彼女に痛みと快感を与えていたもの。
「そうだね。これからまたきーちゃんの膣内に入るから」
「うん。いいよ。今からが私たちの本当の初体験だよ」
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