とある提督の話をしよう。
その者は群馬県出身で、日本の海を守るために海軍に入った気骨ある大和男子だ。
地元の山や川を幼い頃より遊び場として培われた身体能力。そして陸軍の軍人であった父親からの厳しくも武士道精神ある教えにより、真っ直ぐな人間に育った。
そんな彼が何故陸軍に入らなかったのか。
それは日本を守るためには空と海が大切だと父が口癖のように説いていたからだ。
日本は海に囲まれた島国。その島国で陸軍が出なくてはいけない事態とは、もう敵の魔の手が本土に届いている証拠である。
よって制空権と制海権はなんとしても死守しなくてはいけない。
そう説かれ続けられていたからこそ、彼は海へ繰り出した。
彼の所属は大湊泊地。
呉や横須賀、佐世保、舞鶴といった激戦区ではないにしても、やることはどこの泊地でも同じだ。
これは時の運としか言いようがないが、彼が着任待ちしている時に席が確保されたのが大湊だったのである。
彼は着任当初こそ慣れない海の戦いや艦娘たちとの連携で失敗を連発した。
仲間の轟沈という最悪の事態にはならなかったが、仲間の死を間近でその肌で感じ、その時は流石のこの男も意気消沈してしまった。
しかし彼がその制服を脱ぐことはなかった。
父から散々説かれた精神論。今ではナンセンスなことだとされることが多いが、彼はその持ち前の熱血心で再び立ち上がることが出来たのだ。
―――――――――
そんな提督も今では歳を重ねて30代半ば。
この鎮守府に着任して10年目を迎えた中将であり、ベテランだ。
制服の胸にはこれまで頂いた勲章がいくつも煌めき、体格もがっしりとした高身長なので普通にしているだけでも圧がある。
加えて着任して間もない頃に轟沈寸前の仲間を救出した際、敵の砲弾が眼前を掠り、その際に受けた傷が顔を横断するように鼻と目の間に一筋残っていて、それもまた提督に更なる風格を与えている。
更には髭を蓄え、ゴーティスタイルで整えているため貫禄もバッチリだ。
かと言って、彼は任務外では常に笑顔で温かい人間。
だからこそ、これまで苦楽を共にしてきた艦娘たちは彼を慕い、彼もそんな彼女たちを家族同然に扱っている。
長きに渡る戦争ではあるが、艦娘たちがいて、こうした提督たちがいるからこそ日本は未だ負けていない上、国民は普通の生活が出来ているのだ。
そんな誰もが憧れ、慕う提督ではあるが―――
「提督……またお煙草ですか?」
「本日はそれで36本目です。もうそろそろ控えた方が……」
―――そんな彼に唯一真っ向から苦言を言える艦娘が二名だけいる。
それはあの一航戦の赤城と金剛型戦艦の榛名だ。
これはとても運命的なことで、彼の地元の山が赤城山であり、榛名山は彼の父が生まれた地元の山。
そんな親しみ深い山と同じ名を持つこの赤城と榛名は、提督が鎮守府に着任して初めて迎えた正規空母と戦艦なのだ。
当然提督はそんな二人に運命を感じて重用し、深く愛し、二人もそんな提督の寵愛を嬉しく一身に受けた。
なので今では提督の一番の理解者にしてケッコンカッコカリをする女房だ。
「…………ではパイプに切り替えよう」
新しく咥え、マッチまで擦ったが、二人に言われた提督は一度マッチの火を消して煙草を箱に戻し、机の一番上の引き出しからパイプを取り出す。
当然、二人からは『そういう意味じゃない』と手で制され、提督はスンッと眉尻を下げた。
「…………」
チワワのようなキラキラうるうるとした目をして二人に何かを訴えかける提督。
しかしこの二人がそんな手に引っ掛かるはずもなく、二人はそれぞれ首を横に振って指でバツマークを出した。
ダメだ分かった途端、提督は手のひらを返して「ちっ」と舌打ちをして悪態をつく。
すると榛名がニッコリと冷たい笑みを浮かべて提督の元へと忍び寄り、その唇を奪った。
突然唇を奪われ、舌を吸われる提督は驚きのあまり目を見開く。榛名が離れたかと思えば、すぐさま反対側から手が伸びて今度は赤城に口を吸われる始末。
決して短くない間、提督は二人から口を吸われ続け、終わった頃には肩で大きく息をする程に荒れていた。
「苦いですよ、提督。榛名、提督とのキスは甘い方が嬉しいです」
「愛する人との口づけが煙草味なのは、ロマンチックじゃありませんよね?」
「………………」
そこまで言われると、提督は照れ隠しにガシガシと己の頭を掻き、机の二番目の引き出しから棒付きキャンディ(ラムネ味)を取り出して、乱暴に口に放り込む。
すると二人は満足そうに頷き、それぞれ提督の頬にキスを落として己の秘書机へ戻った。
―――――――――
本日の仕事を終えた三人は、共に暮らす長官官舎へと引き上げる。
夕飯と湯浴みも済ませ、縁側に移り、今は晩酌を嗜んでいた。
赤城は甲斐甲斐しく提督へお酌し、榛名は提督がいつ煙草を口に咥えてもいいようにジッポライターを握りしめている。
酒と煙草と女……男の浪漫ともいえる光景。
肉体的健康にはよろしくないかもしれないが、赤城も榛名も提督の精神的健康が保たれるなら煩く言わないのだ。
ただ昼間は各々仕事があるため、煙草は控えるよう言っているのみ。それでも煙草30本以上になるまでは何も言わないのは甘過ぎるかもしれないが、これはもう惚れた弱みとしか説明のしようがないだろう。
「赤城……」
「はい、提督♪」
「くはぁ……榛名」
「はい、提督!」
三人は本当に幸せそのもの。その証拠に会話がなくとも、三人の表情は常に笑顔に満ちていた。
「あら、もう一本空いてしまいました。提督、どうしますか?」
赤城が訊ねると、提督は小さく首を横に振る。
それから煙草の火を消すと、静かに後片付けを始めた。
毎回後片付けは提督が行い、その間に二人は寝る準備をするのだ。
―――
提督が後片付けを終え、あとは寝るだけと寝室に入る。
すると赤城と榛名が生まれたままの姿で敷いた布団の上に寝そべり、提督のことを待ち構えていた。
月明かりを背にしているからか、二人の笑顔はいつもよりも妖艶に提督の目には映る。
二人は微笑むばかりで何も言わず、二人して指を滑らかに動かして『こちらへどうぞ』と提督を誘った。
寝間着を脱ぎ捨て、提督が二人の間に入って膝を折る。すると二人はより妖艶に目を細め、体を起こし、愛する者の肉棒へ熱い吐息を掛けながらキスをした。
右側を赤城、左側は榛名と肉棒の根元から先端までくまなくキスを見舞い、火傷しそうなくらい熱い視線を提督に向ける。
ただ、二人の行動は一緒だが明確に違うことがある。
それは目で告げていることだ。
赤城は『今宵もたくさん頂きます♪』といたずらっ子の目をし、対する榛名は『今宵もたくさん愛してください』と縋るような目。
なので肉棒へのキスが終わると、すぐさま食いしん坊な赤城は奥行きのある口で亀頭を丸呑みにし、榛名は長い舌を使って裏筋などを愛撫する。
「お、おぉ……相変わらず、二人同時というのは効くなぁ」
提督はそうつぶやき、息子は自然とビクビクと脈打って喜ぶ。
そんな反応を赤城も榛名も満足げに見、流れるように責める場所を交代した。
「あ、あぐっ」
思わず提督は声も漏らす。
この榛名は舌が異常に長く、亀頭を咥えるとその長い舌で亀頭を包み込んでしごいてくるのだ。提督はそれに弱く、されるとすぐに腰がガクガクと歓喜の雄叫びをあげる。
榛名はこの瞬間が堪らない。何せ自分の舌技で最愛の相手が気持ち良く破顔しているのだから。
「あ、赤城……っ!」
だが赤城の責めも提督を追い詰める。
彼女の場合は榛名のような特徴はないが、奥行きのある口内を使って玉袋を丸呑みにし、舌を使って激しく責めるのだ。
まるで別の生き物に犯されているような、そんな責めに提督は早くも今宵一発目の精液を榛名の口の中へ出す。
榛名は嬉しそうに長い舌で精液を一滴残らず受け止めると、その半分程を隣で口を開けて待つ赤城の口へ分けてやる。
くちゃくちゃ、ぐちゅぐちゅと愛する提督の精液を堪能し、ゴクッと同時に喉を鳴らすと、すぐさま赤城がまだ先端に残る精液と尿道の精液を貪るように吸いつくした。
「……ぷはぁ、んふっ、提督の精液、何度頂いても美味しいです♪」
「今夜も濃くて、熱くて……榛名の喉を提督の精液が、まだまだねっとりと通ってます」
満面の笑みの赤城と恍惚な表情を浮かべる榛名。
その愛する者たちの表情に提督は胸を高鳴らせ、それに呼応するように息子もビクンと大きく脈打った。
すると先に榛名が膝を畳んで提督へ尻を突き出し、そんな榛名の上に赤城が跨るようにして提督に尻を突き出す。
分厚い尻肉畳とそれぞれの秘部からとろとろと溢れる愛液。
「どうぞ、提督」
「どちらからでもどうぞ……でも榛名を先に愛して欲しいです」
そして自ら小陰唇を指で広げ、膣口を見せつける二人。二人の膣口は物欲しそうにパクパクと、厭らしく提督のペニスをねだっていた。
提督はまず最初に赤城の尻肉を両手で掴んだ。
「あっ、提督ぅ♪」
選んでもらえた喜びで声が弾む赤城。
しかし―――
「んあぁぁぁぁっ! 提督ぅっ! 榛名、嬉しいですぅ!」
「はぇ?」
―――提督が先にペニスを収めたのは、榛名の方だった。
要望通りになった榛名は歓喜に湧き、愛してくれる提督の肉棒を、愛液でふわとろになっている膣肉で優しく抱きしめる。
「最高だぞ、榛名っ!」
「ふっ、あっ、はっ、お"っ!」
肉棒で激しく、しかし全く乱れないピストンの小気味良いリズムでポルチオを突かれる榛名。
その快感に獣のような声をあげ、口端からは涎を垂らす。
突き挿れる度に潮を吹き、シーツを濡らし、榛名は喘ぐことすら忘れて快楽の海に沈んでいく。
「っ、っ、っ、っ、っ!」
「どうした、榛名! もう満足してしまったのか!?」
ズンッと亀頭がポルチオを叩くと―――
「んお"ぉぉぉぉぉぉっ!!!!?」
―――榛名は枕で口を押さえているにもかかわらず、あられもない叫び声をあげ、きゅうきゅうと提督のペニスを膣肉で締め上げた。
小さな絶頂が連続していたところに大きな絶頂が来たことで、膣口からは本気汁がどぷどぷと溢れ落ちる。
そんな激しいやり取りが目下で繰り広げられているのを眺める赤城は、榛名も絶頂したのをいいことに提督の眼前へまた自分の膣口を見せておねだりをした。
「提督ぅ、流石の私も切ないですぅ。早くください〜」
「卑しん坊め」
「私にエッチの味を覚えさせたのは提督ですぅ」
「確かにな……なら責任を取るのが男だな」
提督はそう言うと、榛名の膣から肉棒を抜き、中腰になって赤城の膣へ肉棒を挿入する。
やっときてくれたと赤城の膣は咥え込んだ肉棒をツブツブの膣肉で愛撫し、亀頭の先は子宮口でディープキスを見舞って、喜びを爆発させていた。
「あはぁっ♪ やっと来てくれましたねぇ♪ んふぅっ」
「待たせて悪かったな」
「わざと榛名さんを優先したくせにぃ」
「好きな女にはいたずらしたくなるだろ?」
「提督は私には意地悪しますからね」
「反応が可愛くてな」
「もう」
赤城は提督の言葉に苦笑いを浮かべるが、体は正直に肉棒をきゅうきゅうと締めつけて喜んでいる。
なので提督は小さく笑って腰を動かし始めた。
「あっ、はぅ、んっ、やんっ」
「どうだ、お待ちかねの味は?」
「あっ、あっ、ああんぅ……ひゃあぁぁぁんっ」
提督が訊ねても、赤城はもう快楽に溺れて返事が出来ない。
それでも感じていることは明確なので、提督は更に深くの膣奥を亀頭で突く。
「んっ、あっ、あっあっあっ……それぇ、好きぃっ」
赤城は嬉しそうに、膣全体を軽く痙攣させた。
突かれる度に膣奥から頭までビリビリと快感が駆け抜け、そのせいで赤城の姿勢は徐々に仰け反っていく。
「これも好きだろっ!」
そう言って提督が赤城の丸々とした尻を叩いた。
「んにゃぁああぁぁぁぁんっ!」
すると赤城は大声で鳴く。
最初は提督も愛する者を痛めつけるのには抵抗があったが、叩けば叩く程赤城が喜ぶのでしている次第。
その証拠に赤城の膣は潮を吹き、ゴパゴパと物凄い音を出していた。
下にいる榛名の尻にも赤城の潮が掛かり、厭らしくテカっている。
「ほら、イケッ! ケツを叩かれて、ポルチオ責められて、イケッ!」
「おほっ、おおぅっ、おごぉっ、い、イキましゅっ! マゾイキしましゅぅぅぅゔゔゔゔゔぁぁぁぁっ!!!!」
大きく仰け反り、ビクンビクンと腰が震える赤城。
そんな赤城の絶頂したばかりの膣から提督が乱暴に肉棒を引き抜くと―――
「榛名っ!」
「―――んひぃぃぃぃぃっ!」
―――榛名の膣奥へ一気に挿入し、その奥で精液をドクドクと吐き出した。
突然やってきた精液に榛名の子宮は驚きつつも、また体全体がビクビクと歓喜に湧く。
「くっ、あっ……はぁぁっ」
「んあっ、はーっ、はーっ、提督ぅ……ありがとうございましたぁ」
「今回は榛名の番だったからな」
「えへへ、はい……んんっ」
嬉しそうに頷く榛名。膣は今も肉棒を優しく締めつけて、一滴残さず搾り取っている。
提督がペニスを榛名から引き抜くと―――
「提督、今度はみんなで」
「気持ち良くなりましょう」
―――榛名が姿勢を仰向けに変え、赤城と貝合わせになって提督を誘った。
赤城の膣は潮と愛液でとろとろ、榛名の膣は精液と本気汁ででろでろ……そんな魅惑の隙間に提督のペニスは入り込む。
「くっ、おぉ……すごい、にゅるにゅるだ」
「んあっ、提督のがゴリゴリって私のクリトリスをっ」
「榛名のクリちゃんもカリが当たって……ひゃんっ、気持ちいいですぅ」
ピッタリと挟んでいるのに、愛液と本気汁と精液の混合ローションでズルズルと肉棒が駆け抜け、赤城と榛名へ膣とはまた違う快感を与えた。
元々クリオナが好きだった榛名はクリでイキやすく、何度も何度も軽イキを繰り返し、その度に膣口からゴポッと精液と本気汁を吐き出す。
赤城の方はといえば、食いしん坊であるので提督のが欲しくて膣口を相変わらずパクパクさせており、それが提督の劣情を加速させた。
パチュンパチュンと厭らしい音が鳴り響き、その音を追うように赤城と榛名の嬌声が響く。
「あっあっあっあっ、いぃぃ、イクッ! 榛名っ、またイッちゃいますっ! んぁああああっ!」
「裏筋が榛名のクリトリスで……くぅっ」
「提督っ、今度はっ、私の番っ……ですからねっ!」
「わ、分かっているぅっ、ああっ」
絶頂はもうすぐ……というタイミングで、提督は赤城の膣に肉棒を挿入して、絶頂を迎えた。
「はぁぁぁぁんっ……んあっ、んんぅ、子宮がゴクゴクって、提督の精子飲んでっ……んにゃあっ、喜んでますぅ♪」
「し、搾られるぅっ」
根元からペニスをしごく赤城の膣肉たち。
提督が腰を引いて抜け出そうとしても、うごめく膣肉が逃してくれないでいた。
数分して、提督は立ち上がるようにして赤城の膣肉から離脱する。
「はぁはぁはぁ……赤城」
「んふふっ、ご馳走さまです♪」
提督はそんな赤城にもう何も言葉を返せない。これだけ満足そうな顔をされてしまえば、仕方のないことだろう。
提督が天井を見上げて大きく息を吐くと、
「さぁ、提督、お掃除しますからこちらへ」
「提督の大好きなおっぱい洗浄ですよぉ♪」
榛名と赤城に呼ばれた。
視線をそちらへやると、赤城と榛名が膝立ちしてお互いの胸の形が変形するくらい合わせて待っている。
赤城のふわふわな横乳とハリのある榛名の横乳……そして二人してその境の前で二人の指でハートの形を作り、ペニスを誘っていた。
提督がそのハートを貫くように肉棒を押し込むと、上下にうごめく胸と乳首がペニス全体をにゅるにゅると洗いあげていく。
「んっ、くふぅ……すごい乳圧だ……」
「赤城の下乳ズリもご所望ですか?」
「榛名の乳首ズリもいつでも大丈夫ですよ?」
「あ、赤城のから頼む」
その言葉に赤城は微笑みながら頷き、提督のペニスを胸の下と溝の肉で挟み込んだ。
ふわふわな乳肉ときめ細やかな溝の肌でしごかれ、肉棒は先からカウパーを漏らす。
「榛名、そろそろ」
「はい♪」
なので今度は榛名の番。ツンと立った小さな乳首でカウパーを亀頭に塗り伸ばしながら、円を描くように亀頭を刺激し、乳首をスルリと鈴口に入れて尿道を刺激。
すると当然、提督のケツ穴は自然にきゅっと締まり、腰が痙攣し始める。
「提督……あ〜……」
それを見た榛名が口を大きく開けて自慢の長い舌を出すと、
「くぅあっ!」
提督は榛名の舌へ今宵最後の精液を吐き出した。
榛名は満面の笑みで受け止め、口に含み、暫しテイスティングしてから、赤城にも口移しで分けてやる。
「ありがとうな、二人共……愛してる」
「私も愛しています、提督」
「榛名も提督を愛してます」
それから提督は二人の舌で肉棒をマッサージされるように舐め回してもらい、二人を抱き寄せて朝を迎えるのだった―――。
楽しんで頂けたら幸いです♪