とある泊地にある、とある鎮守府。
ここは20代半ばの提督が艦隊指揮を任され、鎮守府の規模もそれなりにある。
提督はついこの前階級が大佐へ上がり、近隣住民にも頼りにされている。
誠実で礼儀正しく、それでいて堂々とたる大和男児。
しかし彼の素顔は―――
「ちよだ〜、ピーマンなんて食べなくていいぞ〜♪ 嫌いなものを無理して食べる必要なんてないんだからな〜♪」
「はーいっ☆」
―――娘(4歳)にデレッデレの親バカである。
彼は若いが、既に軽空母の千代田とケッコンカッコガチをし、娘の『ちよだ』を妻との間に授かっているのだ。
ちよだの見た目は母親に生き写しであるが、性格は父親のようにちょっとお調子者。
今も昼食に出された青椒肉絲のピーマンを残し、母から食べるよう言われたが、父がすかさず甘やかすので残す気満々である。
「はぁ……全く、父娘揃って困るわね……」
なので千代田はお手上げ状態。
しかしそれも慣れたもので、食べないなら食べないで他の野菜で栄養素を補うようにしている。因みに提督はピーマンを食べられるので娘の分も娘から「あーん」とされて平らげた。
兎にも角にも大人と子どもの味覚は違うので、本人が苦手だというなら無理に食べさせることはしない、というのがこの夫婦の教育方針なのだ。
―――――――――
昼食を終えた一家は長官官舎を出て、また鎮守府本館へと戻ってきた。提督は当然の如く執務の続きであるが、千代田の方は執務室の隣に設けた待機室でちよだの子守りをしている。すぐ隣の部屋なので、ここなら提督に呼ばれればすぐに対応出来るのだ。
しかしこれがまた一苦労。
何故なら―――
「おとーさん、いっちゃやだーっ!」
「お父さんもちよだと離れたくないよー!」
―――この父娘が執務室のドアの前でヒシッと抱き合って、まるで今生の別れのようになるからだ。
「お父さんはこれからお仕事なの。寂しいのは分かるけど我慢ね」
千代田は娘を父親から引っ剥がし、小脇に抱える。
当然ちよだは「あーんっ」と嫌がるが、問答無用。
「お父さんは執務の方頑張ってね……というか、すぐ隣にいるから何かあったら呼んで」
そして提督にそう言って千代田は娘を抱えて待機室へと消えた。
提督はそんな妻と娘を見送りつつ、気を取り直して執務室へと戻っていった。
―――
待機室内はちよだのおもちゃや絵本が多くあり、ここに入ればちよだは勝手に思うように遊ぶ。
実のところ待機室内には執務室通じるドアがあるのだが、知られるとちよだが父親のところへ行ってしまうので本棚で隠してある。
ちよだは最近お気に入りのぬいぐるみを相手におままごとをしているが、母の方は旦那のことが気掛かりだった。
何故なら近々大規模作戦が大本営から発令されるようで、その前準備の忙しい時期に差し掛かったからだ。
千代田は妊娠を期に産休に入り、今は育児休暇中。しかし大規模作戦となれば練度がずば抜けている千代田の力は必要なので、その際には出撃する。
これまで何度かそういう場面はあったので今では慣れたものだが、提督は千代田のサポートがないと本調子が出ない。
今は大淀が変わりに秘書艦を代行しているが、やはり千代田ほどツーカーではないのだ。
(提督大丈夫かな……私がいないと良くポカするし)
なので千代田は先ほどからそのことばかり頭に浮かぶ。
娘のことはちゃんと見てはいるのだが、やはり最愛の人の力になれないのはパートナーとして気にしてしまうのだろう。
すると待機室のドアがガチャリと開く音が響いた。
「やっほー、調子はどう?」
「こんにちは、千代田さん、ちよだちゃん」
入ってきたのは姉の千歳と妹分の瑞穂。
千代田は驚き、ちよだの方は突然やってきた遊んでくれるお姉ちゃんたちに大興奮で『おねーちゃ、おねーちゃ!』と駆け寄っていく。
「ちよだ〜、相変わらずかわいいわね〜……んーまっんーまっ」
「へへへ、ちとちぇおねーちゃ、くすぐったい〜♪」
千歳に抱き寄せられ、頬に何度もキスを受けるちよだ。しかしとても嬉しそうにしている。
一方、千代田は瑞穂に「二人してどうしたの?」と訊ねると―――
「お子さんの面倒を代わりに見ようかと思いまして」
―――瑞穂は柔らかく微笑んで質問に答えた。
「え、なんで急に?」
「それはそろそろかと千歳さんが仰ったのです」
瑞穂の言葉に千代田が首を傾げると、千歳が瑞穂にちよだを抱っこさせて千代田を部屋の隅に連れて行く。
そこで―――
「どうせあなたのことだから、提督のサポートしたいでしょ?」
「え」
「あなたはこういう時期にいつもそわそわし出すからね。だからこれから私と瑞穂でちよだのお守りしててあげる」
「……いいの?」
「いいも何も、その方がいいでしょうよ。あなたと提督はセットで大車輪の働きをするのに」
「じゃあ、お願い出来る?」
「今度お酒一瓶奢ってね♪」
「はいはい……」
―――やってきた意図を話した。
「ちよだ、お母さんもお父さんのお仕事のお手伝いしないといけないから、千歳お姉ちゃんたちと遊んでてくれる?」
「えーっ、おかーさんだけおとーさんにあうのずるーいっ」
「我慢してよ〜。大事なお仕事なの〜」
母親のお願いにちよだは「う〜ん」と唸る。
すると―――
「じゃあ、お母さんたちがいない間にお姉ちゃんたちと美味しいもの食べに行っちゃおうか?」
―――千歳お姉ちゃんの悪魔の囁きが発動。
甘いものに目がないちよだはこれに早々と高速で頷いた。
それを見る母は苦笑いするが、千歳も瑞穂も微笑ましくて目を細める。
「ってことで、ちよだは預かるわね♪」
「責任を持ってお預かり致します」
「あずかってもらいまーっ!」
「はいはい。お姉ちゃんたちの言うことちゃんと聞くのよ?」
「はーいっ☆」
「千歳お姉、瑞穂、ちよだのことよろしくね」
『了解(しました)♪』
こうしてちよだのことを二人に任せ、千代田は提督のもとへと向かうのだった。
―――――――――
「ふぁ〜、つっかれた〜っ」
「あはは、お疲れ。終わった書類と手紙はいつものとこに置いておくから」
時間はもう既に深夜。
夫婦はやっと執務を終えた。
ちよだのことはあのまま千歳たちに預け、夕飯は共に過ごしたが執務の方が途方もない量だったので、今夜はそのまま明日まで預かってもらうことにしたのだ。
別れ際のちよだはとても寂しそうだったが、両親がどんなお仕事をしているのかを子どもなりに理解しているので『がんばってね』と笑顔でハグをしてお別れした。
そんなお別れから数時間が経過し、やっと自由の身となったのだ。
「千代田のお陰で助かったよ。本当にありがとう」
「気にしないでよ。それにこんなのいつものことでしょ?」
「ちよだのこともあるのに、その上で俺の手伝いまで……本当にごめんな」
「何言ってんの。私は提督の奥さんよ? 夫を支えるのは妻の役目でしょ」
千代田は提督の謝罪に文句一つこぼすことなく、普段通りの快活な笑みを提督に向けて、執務後のお茶を用意するためにテーブルへ向かう。
提督は心底、『この人とケッコンして良かった』と思った。
「それにしてもやっぱり私と提督が揃えば、あんな量の執務もちゃんと終わったわね」
「俺たちのチームワークは最高だからな」
「えへへ、知ってる」
茶の用意をしつつ、そんな話をする夫婦。
すると流石の千代田も疲れたのか、急須にお湯を注ぐ前に軽く背筋を伸ばして柔軟体操を始めた。
制服の上からでも分かる女性らしい体のライン。それはいつ見ても綺麗で、提督は小さく息を呑む。
自分の視界に映る最愛の妻の魅惑的な曲線美には、例え執務仕事で疲れていても男として反応してしまう。
なので提督は柔軟体操する千代田に気づかれぬよう、こっそりとその背後に忍び寄り、そして―――
「わぁひゃあぁっ……!?」
―――後ろから思いきり千代田の両乳を鷲掴みにした。
その瞬間、千代田は普段の元気いっぱいな声とはかけ離れた乙女のような悲鳴をあげた。
「ちょっとぉ、いきなり何よ……ビックリしたぁ……」
千代田は後ろから覗き込んでも分かるくらいに、頬を紅く染めている。
「んぅ……はぁん、疲れてるんじゃないの?」
「うん、疲れてはいるんだけどな……」
「ん、やぁ、ひっ……なら、早く戻りましょうよ」
喘ぎ声交じりに千代田は提督を止めるが、満更でもない様子。
千代田の愛らしい反応で益々提督は本能が刺激され、とうとう提督は千代田の制服のボタンを慣れた手つきで外し、下着も捲り上げて、乳頭を刺激する。
「あぁっ……はぁ……て、提督……疲れたって言ってたのに……ヤる気なのぉ、ひゃぅ、はぁ……もう、困った旦那さんなんだからぁ……んぁ、ふぁあぁっ!」
提督は千代田の乳輪や乳首を弄びつつ、膨張しきったペニスを制服の上から妻の腰に押し当てた。
すると千代田はこれから起こることを期待しているのか、ピクンと体を震わせ、甘い声を漏らす。
「んあぁっ……ぁ、あなたのちんぽ、ひゃうぅ、も、もう、はぁんっ……こんなにぃ、大きくなってるぅ……」
「随分ご無沙汰だったからな。これだけでフル勃起だよ」
ちよだを邪魔者扱いするつもりはないが、確かにご無沙汰だった夫婦。
なので千代田も千代田で久々に感じる夫の色気に顔を蕩けさせる。
「あなたぁ、早く入れてよぉ……私の胸を散々弄って……ぁんっ、はぁ……、ずっと……このまま焦らされるの……嫌なのぉ」
「そんなに俺を求めてくれて嬉しいよ……」
「だっ、だからもう……んくっ、ひっ、早くぅ……」
千代田の懇願に提督はゴクリと喉を鳴らした。
目の前の机に上半身を伏せて、スカートを下ろさせた上で、尻を突き出すように千代田へ指示する提督。
「こ、こう……?」
引き締まった張りのある尻が提督に向けられる。子ども一人を産んでいるようには全く見えない美しさに、提督のペニスはビクビクと歓喜した。
提督は堪らず制服からいきり立つ肉棒を取り出し、千代田の下着をずらして膣口に押し当てる。
「ふぁあぁっ……くぁ、ぁあ……はぁあん……っ!」
「んっ、千代田……っ」
膣内は指で前戯を必要としないほどに潤沢に溢れ、肉棒はズブズブと音を立てて呑み込まれていった。
久々に味わう千代田の中は相変わらず彼女の肉体美と同様にキュッと引き締まっており、肉棒全体に心地良い刺激が伝わっていく。
仕事疲れなぞ吹っ飛ぶほどの快楽に誘発され、提督は妻の桃尻を鷲掴んで腰を打ちつけていった。
「んんっ、はぁあぁ……ひゃあん、あっ、ふぁあぁんっ!」
パンパンと肌がぶつかり合う音と共に、千代田の甲高い嬌声が執務室に鳴り響く。
その声は頼もしいパートナーではなく、愛する一人の乙女としての愛らしいものだった。
「千代田……愛してるっ!」
「私も……ぁああっ、はぁあん、んあぁ……愛してる……ひゃあぁ、ぁあんっ!」
「千代田……千代田ぁっ!」
「ぁ、あなたのちんぽぉ、ぁあっ、んふぅっ、いやあんっ、あはぁあん、や、やっぱり、好きぃぃ……っ!」
「俺も……くっ、千代田のまんこが、好きだっ!」
「くひぃっ……しゃっきからぁ……はぁん、ぴゃうぅ! ひぃっ、イイところに、当たってばっかでぇ、も、もうぅ……あなたのことしか考えられなくなるぅっ!」
初っ端から激しく提督に突かれ、千代田は嬉しそうに淫らな雌の声をあげる。
その声に比例して膣肉の抱擁も強まっていき、ビリビリとした瞬間的な快楽が提督の全身を駆け巡っていく。
亀頭で千代田の弱い部分を刺激していけば、膣肉はよりきつく肉棒を締めつけ、奥からとろとろとした本気汁が溢れ、ピストンがより滑らかになる。
「ひゃぁあんっ! いやぁ、そ、そんらぁ、はぁあんっ、あぁっ……弱いところばっか、攻めてぇ……ら、らめぇえ、ふぁんっ、きゃあぁ、ひゃあぁ、んうぅっ!」
「でも、これが好きだろ、千代田はっ!」
絨毯爆撃の如く次々と襲い掛かる快感に耐えるように、千代田はテーブルクロスをギュッと握り締める。
だが千代田が力めば力むほど膣の肉圧は強くなり、ペニスに伝わる快感は強烈なものへと変わり、自然と尖りも増していく。
妻の愛らしい反応をもっと見たいという穢れた欲望に駆られ、提督は突く度にヒクつく彼女のもう一つの穴をそっと指で撫でてやった。
「ひゃわぁあっ……っ!?」
そこに刺激を与えられるとは流石の千代田も予想しておらず、撫でられた瞬間、いい悲鳴をあげて上半身をガバッと起こした。
「いやぁんっ! ぁ、あなたぁそこは……あぁんっ、ひぃっ、いくらなんでも、はっ、恥ずかし……きゃあぁあっ!」
隙きありと言わんばかりに提督は千代田に覆い被さり、豊満な双丘を揉みしだきながら腰をより早く打ち付ける。
それでも時折アナルをなぞったり、汗ばむうなじに舌を這わせたりなど、様々な刺激を与えていけば妻は愛らしい反応を見せてくれる。
「ら、らめだってぇぇ、ふぁあん、んんっ……あっ、いやんっ! はうぅん、んぅ……こっ、これ以上、きもちよくされたらぁ、いやぁんっ、あぁっ……、あなたとの赤ちゃん、また、欲しくなりゅぅぅぅっ!」
「何人でも、産んでくれるなら……喜んで孕ませるぞ、千代田ぁっ!」
千代田は恍惚の表情を浮かべながら、より甲高い甘い声をあげる。
それに伴い、膣肉の締りは更に強く、過激になり、提督はその抱擁にそろそろ耐えきれなくなってきた。
なので、最高の瞬間を迎えようと力いっぱいに腰を妻に打ち付けていく。
「はぁあっ、うんっ、あぁあっ、孕むぅっ! 二人目っ、大好きなあなたとのっ、ふぁあぁっ、二人目の赤ひゃん、孕みゅぅっ!」
「分かった! 孕んでくれっ! 俺との二人目の子を!」
「ひぃぃぃぃっ、子宮っ、降りてりゅっ、孕みたがってりゅぅぅぅぅっ! 来てぇっ! いっぱい出してぇぇぇぇぇっ!」
「千代田ぁああああっ!」
「も、もうらめぇ、い、イクぅ、イッちゃうぅぅっ! 孕ませセックスでぇっ、大好きなあなたの、赤ひゃん孕みながら、イッちゃうぅぅぅ……っ!」
千代田が悲鳴のような声をあげた瞬間、膣肉はかつてないほどの締めつけをみせてきた。加えて子宮もその瞬間を逃さぬよう、口で鈴口を貪り食う。
そんな強烈なラブコールに提督のペニスは応えるように熱く濃厚な精液を注ぎ込んだ。
「くっ……あぁぁぁっ!」
「ひぃやぁぁあああ……っ! き、来たぁぁ……っ! んはぁぁんっ……あうぅん、あ、あなたの精子ぃ……、私の子宮に、いっぱいぃ……あはぁ、ふゃあぁんっ!」
「あぁぁっ、そ、そんな、搾り取る動き……ぐぁぁっ」
「きゃあんっ、んはっ……あなたにぃ、こうやって……あん、愛されりゅのぉ……んぅ、あぅ、かはっ……ひやわひぇぇ……っ!」
繋がったままの結合部からは、千代田の中に収まりきらなかった精液が滴り落ちる。
満足した千代田はそこでやっと気絶するようにテーブルに突っ伏してしまった。
「千代田……愛してる」
肩で息をする妻の身を案じつつ、雌の顔で幸せに浸る千代田に提督は愛おしさを覚え、その背をギュッと優しく包み込んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ……これ、絶対にデキたよ」
「マジか。また暫くは千代田とのセックスはお預けか……」
「あはは、ちよだの時みたいにお口でいつでもしてあげる♪ だから浮気しちゃダメ」
「しないって」
「どーだか……艦娘ならジュウコンも出来ちゃうしー?」
「現に千代田だけを愛してる。ほら」
証拠だというように提督がまだ固いペニスで千代田の子宮口をゴリッと押す。
「お"っ……もう、分かった。じゃあ、いっぱいキスして信じさせて?」
「勿論。上の口にも下の口にも何度だってキスしてやるさ」
「きゃあぁぁんっ♪」
―――――――――
結局あれから一晩中乳繰り合った夫婦はツヤツヤしてちよだを迎えに行った。
その際、千歳にはバレて報酬を三倍にさせられたのは仕方ないことだろう。
因みに千代田は宣告通りに第二子をその身に宿し、一家はまた更なる幸せに包まれ、艦隊もそんな幸せな一家を守ろうとやる気に燃えるのだった―――。
楽しんで頂けたら幸いです!