※この作品はR-18です。

艦これ短編モノR-18(休止中)   作:室賀小史郎

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リクエスト者様のお名前は伏せます。

海風ちゃんとの甘いイチャラブをとのことで書きました。


海風は提督と致したい

 

 とある泊地のとある鎮守府。

 そこの提督は軍人らしくもない、見るからに軽そうな男だ。

 アメリカ人の父親と日本人の母親との間に産まれたハーフであり、産まれ持っての髪色は黒と金が入り混じる……まるで染めるのに失敗したような装い。

 しかし本人は自分の髪や両親を誇りに思い、そんな両親を守るために提督となった。

 

 とは言うものの、本人は常に飄々としていて軽口ばかり。よって上官たちからの評価もお世辞にもいいとは言い難い。

 それでも彼が提督の座にいられるのは、その戦果が華々しいものばかりだからだ。

 

 敵空母群の撃滅、日本本土への揚陸作戦の察知と殲滅、敵補給船団及び補給路の破壊工作……といった戦果をあげている。

 それもこれも彼が足繁く通い、地元の港で海運業者たちや漁師たちと交流を深めて、彼らから見た海の変化を知っているからだ。

 軍人らしくない……しかし、だからこそ一般人に最も近いところに居れる。それがこの提督の強みであり、称賛されるべき点なのだ。

 

 そんな彼は夜遅くなった今も、偵察隊の報告書と自分で仕入れてきた海の様子とを照らし合わせ、思考を巡らせている。

 常に最悪の状況を考え、備える……もしそれが外れても、それはそうならずに済んだと束の間の安堵に変わる。何事も用心しておくことに越したことなどないのだから。

 

「あの……提督? 少しお時間、よろしいでしょうか……」

 

 執務室の中はデスクライトだけの小さな明かりが灯っている。

 いつものように側に侍ってくれている秘書艦の海風が、デスクの前から問いかけてきた。

 提督は流石の海風も疲れたのだろうと思い、今日のところは終わりにしようと椅子から腰を上げ、彼女の前に立って視線を合わせる。

 しかし海風の頬が妙に赤く染まっており、大きな瞳が僅かに潤んでいた。

 

「どうした海風ちゃん、体調でも悪くなった?」

「えっと……体調は平気です。どこも悪くありません」

「そう? ならもう終わりにするから、海風ちゃんは退室していいよ。戸締まりはこっちでしとくからさ」

「あ、あの……」

「ん?」

「こういうのはもっとこう……雰囲気がある時に言うのでしょうけれど、海風はそういうことは分かりませんので……ですからあの……今、お伝えしたいと、思います……」

「お、おう。急に改まってどったの?」

 

 海風の態度に戸惑う提督。しかし海風は意を決したように強い瞳で提督を見つめた。

 

「提督と出会って、お話する内に、海風は……胸が苦しくなるようになりました。それが何か……初めてで、分からなくて……ですが最近……ようやく、理解出来たんです」

「…………」

「……お慕いしています、提督。海風は艦娘としてではなく、一人の女として……あなたのことを、好きになってしまいました……」

 

 海風からの唐突な告白……しかしそれは唐突ではない。

 何しろ先に告白をしたのは提督の方だったのだ。

 彼女の実直さ、それでいて相手を思い遣る優しさ……そうした積み重ねが提督の心を掴んで離さなかった。

 そんな海風につい1週間前に告白したのだが、本人は戸惑い、返ってきた回答は時間をくださいとのことだった。

 

 そう、今日やっと……提督の告白が成就したのだ。

 

 ―――――――――

 

 告白を受けてからの提督の行動は、提督自身も自画自賛する程に手際が良かった。

 

「んぅ……んぁぁぁ……っ」

 

 待ちに待った惚れた女性からの嬉しい返答。それに歓喜したのは当然だが、雰囲気がないならば作ればいいだけのことだ。それは海風も知っていた。

 

「あぁ、はぁ……入ってしまいましたぁ。提督の、あんなに立派でしたのに……少し苦しいだけで……奥まで、こんな……ふぅ、ふぅ、うんぅ」

「すんなり入って良かったよ。女の子の初めては泣く程痛いらしいからな」

「はぁ、はぁ……そう、なんですか……んぁっ」

 

 受け取った想いに報いたい。

 その一心で提督は海風の手を引いて、隣にある仮眠室のベッドへと誘い、膝へと乗せた。

 小一時間くらい彼女の身体を弄り続けた甲斐もあって、千切るような感触も薄いままそれを挿入することが出来た。

 

「ふぁっ、あんぅ……っ、提督、またおっぱいですか……んぅ、んんぅっ」

 

 声色と膣内の湿潤に、前戯の効果は十分だったと提督は思う。

 しかし、破瓜の痛みはあったはず。その証拠に提督の視界の端の結合部には、朱混じりの愛液が滲んでいた。

 なので提督は少しでも海風の気が紛れるように、十分に女性らしく実った乳房を優しく愛撫する。

 

「大丈夫、です……海風は大丈夫……んぅ、んんぅ」

「無理はするなって。まあ、俺のせいなんだけどさ」

 

 乳房への刺激に声を乱し、喉を詰まらせて海風は甘い甘い吐息を漏らす。

 

「いいえ、提督が……愛情深く、ほぐしてくれましたから、初めての痛みは……思った程じゃないです。……ですから……はぁ、はぁ、大丈夫なんです」

 

 官能的でいじらしい光景。

 愛撫に肌を泡立たせ、愛らしく喘いでくれる。

 そんな彼女の姿に、提督は無意識に愛の言葉が飛び出てしまった。

 

「愛してる、海風……」

「ふ、ふぁぁ……っ」

 

 直後、膣内がキュッと締まり、海風の白い肌がボッと赤くなり、熱くなった。

 薄明かりでも分かるくらい濃く、快感による紅潮よりもどこか愛らしく、提督の腹に添えられている海風の両手がキュッと握り締められる。

 

「そ、そんなこと今言われても……うぅっ、ズルいですよぉ……っ」

「いや、事実だからさ……」

 

 海風の小さな口から溢れ出る言葉は、照れと羞恥の可愛らしい文句だった。

 

「そんな、言われるようなことしてません……お仕事中なのに告白してしまい……提督の補佐をするために侍っているのに……海風は邪魔しただけです」

「何を言ってんだ。俺は嬉しかった。俺が喜んでいるのに、それを邪魔とか言うなよ」

「だから、海風が喜ぶようなことは言わないでください……なのに、欲しい言葉ばかりを言うなんて……そんな提督は、あなたは……っ」

 

 言葉が途切れた海風。潤んだ瞳をまぶたで強く隠したと同時に手の握り具合も強くなる。

 提督はそんな海風を、今度は何が続くのかと微笑ましく待っていた。

 が、訝しく思った瞬間、海風がまぶたを開ける。

 

「ちゅう……してください」

 

 その精一杯の言葉に提督はゾクリと全身にいい意味で鳥肌が立った。

 

(可愛過ぎるだろ……)

 

 と。

 

「ちゅうしてくれたら、二人で幸せになれます……。海風ばかり幸せになりたくありません。だから……んぅ、んむぅ」

 

 健気さを紡いだ唇を提督はお望み通り塞いでやる。

 すると、すぐに小鳥のように啄みが返ってきた。

 

「ちゅ……ちゅぅ……ちゅ……提督……沢山しても……いいですか?」

「許可制じゃないよ。今はただの男と女……恋人同士の時間なんだから。それに俺だってもっと海風とキスしたいし」

 

 海風の言葉に提督は無論と頷き、加えて自分の気持ちも告げながら、膣肉に包まれたペニスを軽く揺すって『いいかな?』と確認を取る。

 

「んぅ……はい……お好きに、どうぞ……。まだ未熟者ですが……気持ち良くなって、ください……ちゅっ」

 

 海風からの軽い口づけにすかさず提督も返しながら、ベッドのスプリングを利用してピストン運動を始めていく。

 

「んぅ、んんむぅ……っ、ふぁ、ああっ……提督、提督ぅ! 海風……んぅ、幸せですっ。上のお口も、下のお口も……いっぱい、可愛がってくださいぃ」

「どんだけ可愛いんだよ、お前ってやつは……ああもう好き過ぎる」

「ああっ、もう……苦しくありません。提督が海風のお腹を、揺らしてくださると……身体中、熱くなってっんぅ、んぁ……提督は、どうですかぁ? ちゅ、ちゅぷぅ」

「……っ」

 

 気持ちいいと言いかけたのを提督は呑み込む。

 返答してしまえば、この可愛い海風がまた違う可愛い海風になってしまうからだ。

 どんな海風も可愛い……しかし今はこの健気で可愛い海風を堪能したいと提督は思った。

 

「ちゅ……ちゅ……んむぅぅ!?」

 

 なので提督は言葉以外で伝えようと行動した。

 

「んむぅ……し、舌ぁ? へ、へいほふの舌、入って……こんなちゅう……知りません……んむぅ、むぅぅ」

「ちゅ……ちゅぷっ、れろっ、はむっ」

 

 啄むような口づけしか知らない海風に、口内で交わすキスを教え込む提督。勿論、不安で奥に退いた舌も逃さない。

 絡め取り、舐め回し、すすり上げる。薄い唇を飲み込むように、提督は海風の口を咥え込んだ。

 

「んぅ、んむぅ……じゅるっ、じゅぷぅっ。ふぁ……あんんぅ……これ、変れすぅ……こんなちゅう、しらないのに……んぅ、んぅぅ」

 

 目尻が垂れ、快感の涙が海風の頬を濡らす。

 提督の顔に当たる蒸れた鼻息からは、海風の甘い香りがした。

 だから提督は『愛してる』とそっと告げて、口と膣内に深く潜り込んでいく。

 

「ふぅ、んんぅぅ……褒めちゃらめれすぅっ。褒められたら……なっちゃう……幸せになっちゃう……んむぅ、じゅぷぅ、ちゅる、れろれろ……んみゅぅ」

「幸せになったらいい……んっ、はぁ、ちゅぅ……俺も幸せになれる」

「もっといっぱい……ちゅうしてぇ、幸せになりましょう……ちゅぅ、ちゅ……じゅぷ、じゅぷぁ、んふぅ……お口もお腹も、ちゅうしてくださいぃ」

 

 提督は海風も動いていることに気が付いた。

 こちらに合わせるように腰を揺らし、顎を上げて交わりを求めてくる。

 そんな愛に夢中になっている海風の様は、提督にとってただひたすらに愛らしく映った。

 

「んんぅ……っ、提督の、大っきくなりましたぁ。お腹の中、いっぱいで……あんぅ、んんぁ、全部、こすれてます。はぁ、あぁ……いっぱいいっぱいで……変になりそうですぅ」

「今は俺しかいない。もっと乱れた海風を見せてくれ」

「はぁ、はぁ……何か、来ちゃいそうです……あぁ、提督、提督ぅ。ちゅぅ、ちゅぅ、れろれろ……少し、怖いれすぅっ」

 

 不安げな告白を宥めるように、交わりの濃度を上げる海風。

 提督はそんな彼女に「そのまま感じていいよ」と告げると、海風は全てを委ねた。

 

「んぅ、んんぁっ、お願いしますぅ……っ。怖いの、提督と一緒なら……平気ですので……はぁ、あん、んぁ、あああっ」

「大丈夫。大丈夫だよ」

 

 提督はそう告げて蕩けきった海風にとどめの愛撫と口づけを送る。

 そしてそのまま吸い付く蜜壺を絶頂へと押し上げていった。

 

「おっぱいも……んむぅ、先っぽ、こりこりぃ……。提督、提督ぅ……ちゅぅ、ちゅぅ……変なの、来ますっ……ああぁ、変にしてぇ……海風を、提督のでおかしくしてくださいぃ……!」

「イクぞ、海風……愛してるっ!」

「好き、大好き……っ、提督、愛してますぅ! ふぁ、あぁぁ……っ、ふわぁぁぁぁんんぅぅっ」

「ぐぉっ!!?」

「はぁ、はぁ、あぁぁぁぁ……お腹、ギュッてなって……熱いの、来てますぅ……」

 

 達したあどけない肉壺に、提督は熱い精液を詰め込んでいく。

 ペニスを脈動させる度に、海風もまた細い肩を震わせていた。

 提督の腹に押し当てられた海風の両手は強く握り込まれ、初めての絶頂と膣内射精に耐える姿を見せている。

 

「はぁ、はぁ……今、出してくださったの……精子、ですか?」

「あぁ、そうだよ」

 

 海風の問いに提督が頷くと、海風は嬉しそうに微笑み、提督の身体を労るように撫で始めた。

 そんな姿を見せられれば、提督はどうにも気持ちが収まらない。

 

「は、初体験で、一緒にイケました……提督は、幸せ、ですか……?」

「これが幸せ以外のなんだって言うんだよ」

「えへっ、えへへへへ……二人で幸せになれたんですねぇ」

 

 海風は緩んだ顔のまま提督にしがみつく。

 愛らしいそのニヤケ顔は提督の胸板へ押し付けられたので、その顔を見続けることは出来なかった。

 

「しばらくは顔が締まりません……ふへへへ」

「そこまで?」

「好きな方と、エッチしたんですよ……そんなの、当然です……。そんなことも分からないんですか?」

「いやぁ、まさかここまで惚れてもらえるとは思わなかったからさ〜」

「もう、無責任な提督ですね……そんな提督は海風の抱き枕になるのが、お似合いですねぇ……」

 

 海風の声と身体から、ゆっくりと力が抜けていく。

 そんな彼女を提督は優しく抱きしめて、その頭を撫でる。

 初体験と絶頂の疲労。そして何よりも、海風はそろそろ眠気が限界の頃合いだ。

 

「んぅ……えへへ、抱き枕なのに、愛でてくれる機能付きなんですね……♪ そのまま、ずっと……お願いします……んぅ、んんぅぅ♪」

「あぁ、これからもずっとな……」

 

 それから提督も眠り、朝になってから海風へケッコンカッコカリの指輪を嵌めた。

 すると海風はより一層ニヤケ顔を晒し、艦隊の皆から二人は紅白饅頭を投げつけられるのだった。

 

 因みに海風は朝になってまた提督が自分のことを『海風ちゃん』と呼んでいたので、呼び捨てにするまでキスで反抗するという暴挙に出たんだとか―――。




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