※この作品はR-18です。

艦これ短編モノR-18(休止中)   作:室賀小史郎

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リクエスト者様のお名前はご希望により伏せます。
大和とのイチャラブとのリクエストでしたので書きました!


超弩級戦艦の愛

 

 泊地、呉。名だたる名将たちが鎮守府を預かる、日本軍の中でもトップクラスの泊地だ。

 そんな呉にある、小さな鎮守府。

 そこには20代半ばの提督がおり、発足して間もなくあの大戦艦大和を有する艦隊を作り上げたと有名な男であった。

 

 彼は幼き頃から、家にいれば祖父や父が持っていた軍艦の写真が載っている図鑑を眺めて育った。

 その中でも一番のお気に入りが大和であり、念願の提督になってすぐに大型建造許可を取り、その記念すべき1発目で大和を建造してみせた。

 

 名前の通りの大和撫子。洗練された戦闘力と流れるような回避行動。彼女のあらゆるものに魅了され、男の憧れは恋心へと変わっていった。

 

 一方の大和の方は提督のことを常に念頭に置いて過ごしてきた。

 

『君を眠らせているだけの艦隊にはしない。君は誇り高き日本の大戦艦なのだから』

 

 着任して初めての顔合わせの時に言われたこの一言が、大和にどれだけの光を与えたか提督は知らない。

 艦娘とは言え、姿が変わっただけで資材を食うその身は変わっていない。

 当時世界にその名を轟かせていた大和ではあったが、戦争末期は資材の関係で待機せざるを得なかった。

 

 なんのための大戦艦か―――

 なんのための大型主砲か―――

 なんのための誇りか―――

 

 大和は艦娘になってもそのことで悩み、人知れず涙を流してきた。

 

 しかしこの提督が全てを覆してくれたのだ。

 出撃時は必ず旗艦を命じられ、演習時でも外されることはない。

 存分に敵を打ち負かし、大破をしてもすぐにまた元通りにしてくれる。

 

 大和はそれが嬉しかった。

 必要とされることが喜ばしかった。

 

 だから―――

 

『君にこの指輪を贈りたい。君との絆をこの戦争が終わっても残る物にしたいから』

 

 ―――ケッコンカッコカリのプロポーズのことは今でも鮮明に覚えている。

 

 大和は大和で悩み、苦しんで来た。

 しかしその度に提督が隣にいた。

 それがこれからも永遠に続くのだ。

 

 そう確信した時、大和は声を大にして泣き、声を大にして彼への愛を誓った。

 

 ―――――――――

 

「ん〜、やることも早々に終わった……暇だ」

 

 基本、提督に休みというものはない。

 それは戦時中なのだから当然のことだ。

 

 しかし提督が預かるこの鎮守府は規模が小さく、大きなとこと比べればやることが少ないのだ。

 なのに今日は嵐で海は大荒れ。艦娘であっても流石に今日ばかりは海には出れないし、深海棲艦も攻めてはこない。

 不思議な敵であることには変わりないが、深海棲艦でも嵐を避けるというのは人類としては助かっている。

 

 そんな訳で提督は暇を持て余していた。

 遠征も演習も出撃もない。やれることはといえば建造と開発、それと艦娘たちの近代化改修のみ。

 しかし何度も言うように規模が小さい鎮守府では、艦娘の数は足りているので建造をする必要はないし、既に所属している全員の近代化改修は終えている。

 提督は着任して初めてどうしたらいいかと悩んだ。

 

 悩みながら窓の外を眺めていると、執務室に自分のパートナー大和が入ってくる。

 本日は否が応にもやることがないので提督が大和にも待機を命じたのだが、ひょっこりと現れた愛する妻を前に提督はここへ来た疑問よりも喜びの方が勝った。

 

「大和じゃないか……どうしかしたのか?」

 

「待機命令を破って申し訳ありません。ですが、その……」

 

 普段は凛々しい大和が歯切れ悪く言い淀む。

 しかし提督は付き合いの長い彼女のことを良く知っていた。

 

 なので提督は立ち上がり、大和の元へと歩を進め、愛する妻を優しく抱きしめる。

 

「提督……」

「そうだよな。一人きりで部屋にいるのは寂しいよな」

「……はい」

 

 一人でいることは慣れていた大和。

 しかしそれは昔の話で、この提督と出会ってしまって、その隣にいるのが当たり前となった今では……大和は一人で過ごすことなど出来なくなってしまった。

 察してくれた提督に大和もうんとその身を寄せ、『寂しかった』、『気づいてくれて嬉しい』と告げるように何度も何度も愛する人へ頬擦りする。

 

 提督より大和の方が若干身長が高いため、傍から見れば大和が提督を甘やかしているように見えるが、このように実際は大和が提督に甘えているのだ。

 

「大きな犬みたいで、本当に大和は行動が可愛いな。澄ましていれば綺麗なのに」

「提督がどちらの大和もお好きなのは自負しています」

「そりゃそうだ。君への愛は1日足りとも欠かすことなく注いでいるんだからな」

「お陰で大和は寂しがり屋さんになっちゃいました」

「俺に依存してくれているみたいで俺は嬉しい」

「もう、提督ったらぁ」

 

 口ではそう抗議する大和ではあるが、本心は喜びしかない。仮に今の大和に尻尾がついていれば、尻尾だけでなくお尻まで一緒に振って大喜びしていることだろう。それくらいに大和にとって提督は愛しい愛しい唯一無二の夫なのだ。

 

 ー豪雨の音もー

 

 しっかりと抱擁を楽しんだ二人は、やっと執務室にあるソファーへ腰掛ける。

 提督のすぐ左横に座った大和は、座っても彼の左腕に両手を絡め、その肩へ頭を預けている。

 二人で過ごすために鎮守府本館にあるプライベートルームでも同じようにしているため、もうこれは二人きりの時のデフォだ。

 

「凄い嵐だな」

「ですね……窓とか壊れないでしょうか? 寮にいる皆さんも大丈夫でしょうか?」

「昨日の内に家具妖精たちが補強していたから大丈夫だろう。今頃寮ではみんなして好きなことをしてるだろうさ。せっかくの休みなんだからな」

「そうですね」

「それに俺たちもこうして好きに過ごしてるだろ?」

「……そうですね、うふふ」

 

 笑いながら、大和は更に提督へ身を寄せる。

 嵐の中とはいえ、安全な場所で愛する者と寄り添えるのは幸せなことだ。

 提督はそう思い、目の前にある妻の頭へ軽くキスを落とす。すると大和はふにゃりと頬を緩めてくすぐったそうにはにかんだ。

 

「大和は幸せです、提督」

「幸せにしているからな」

「はい……とっても」

「これからも幸せにする」

「……はい」

 

 返事をした大和はすぐに提督の腕を軽く引っ張った。

 そして提督が振り向くと、そっとまぶたを閉じて、自身の唇を差し出すようにする。

 するとすぐに空いている方の手が大和の頬を撫で、唇に柔らかい感触が伝わってくる。

 

 口づけが始まると、大和はまるで辺りの時間が止まったかのように感じ、嵐の音も遠くなった気がした。

 それだけ全神経が愛する者へと向かっている証拠であるため、大和はそんな自分が恥ずかしくも嬉しくも感じる。

 

 決して長くないキスが終わり、大和がまぶたを開けると、愛する夫の優しい顔が浮かび上がった。

 それだけで愛しい。彼の何もかもが愛しい。

 大和は提督への愛が溢れ、嬉しいのに切なくなる。

 

「提督ぅ……」

「大和」

「提督ぅ」

「愛してるよ、大和」

「私もです、提督のことしか見えません」

 

 それだけを伝え合うと二人はまた磁石のように引かれ合い、互いの唇を重ね合わせた。この時だけはそれ以上の言葉は互いにいらなかったのだ。

 

 ー愛も超弩級ー

 

 あれからどれくらい時間が過ぎただろう。

 嵐は未だ強い風と雨をもたらしていた。

 

 しかしこの二人というと―――

 

「提督! あなたから誘って頂けるのをずっと、ずっと、大和は待っていたんです!」

「や、大和、少しは落ち着けっ!」

 

 ―――ソファーの上で提督が大和に押し倒されている。

 

 それは当然といえば当然だ。

 鎮守府本館には二人以外に誰もいない。

 完全なる二人きりで、先程まで長時間口づけをし合っていたのだ。

 愛し合う男女がそれで終わることはほぼないだろう。

 

 しかし大和は自分から誘える女性ではない。

 提督はそれを理解している上で、敢えて先程まで大和を焦らしてその反応を楽しんでいた。

 

 それが「しようか」と提督が誘った瞬間、形勢が逆転。

 大和は喜びの声をあげて、今に至るのだ。

 

「ふふ、提督。驚いた顔をされないでください。焦らしていたの、大和知ってます。ですが、今からは私の番ですから……沢山気持ちいいことをしましょうね」

 

 ペロリと舌なめずりをする大和に、提督はなす術もなく服を脱がされていく。

 大和は最初こそは恥ずかしがっていたが、何度も肌を重ねていく内に大胆になっている。

 自身も服を脱ぎ、大和は提督のペニスを握ると、すぐさましごき始めた。

 

「ふふ、中に入れるために元気になってもらわなくては。あっ、気持ちいいですか……?」

 

 提督が頷くと大和は更に笑みを深める。

 

「このぐらいなら、入りますね。ん……んんっ……ああ! 入ってきてます……っ!」

 

 まだ半勃ちである提督のペニスは、大和の股の奥深くへと消えていく。

 しかしそれと同時に膣の温かさに包まれ、一気に逞しさが増す。

 

「あんっ、提督のおち〇ぽが大和の中で喜んでいます。さあ、好きに動いていいですよ……?」

 

 大和の許可は出たが、提督は敢えて微動だにしない。

 

「何故動かないんですか? こうしていつものように、私を幸せにしてください!」

 

 大和はそう願いながら自分の腰を上下に揺らし、艶っぽい声を響かせ始めた。

 

「あ、提督のが、大和の中で擦れて、ふぁあんっ、あはぁ……っ、でも提督にされたいですっ……切ないよぉっ! 提督! 動いてくださいっ……早く動いてっ!」

「大和の番とか言ってたのに、結局は俺の番なんだな!」

「あはぁっ、んふっ、そ、そう……そうです……っ!」

 

 大和の懇願に負け、提督は腰を動かすはめになってしまう。

 膣の中は一突きするだけでグチャグチャに愛液が溢れ、ペニスが蕩けそうになる。

 

「すごいっ! 幸せぇっ! これですっ……もっとぉっ! ああっ、もう、幸せ過ぎぃっ! おち〇ぽの先で、子宮のお口と口づけするの、幸せ……あぁぁんっ!」

「それだけ感じてもらえると、俺も幸せだよ……くっ!」

「あはっ、提督ので、い、いっちゃいますっ! ぞくぞくって、背中から電気が走って……っ」

「そんなに締め付けられると、俺も……っ」

「おち〇ぽの先から、出してください、出して! 一緒にイきたいですぅ! あ、あっ、あぉおっ!」

 

 その懇願に提督は応えようと懸命に腰を突き上げる。

 大和の膣の上壁を亀頭全体で激しく擦りながら、その快楽に身を委ねると―――

 

「大和……イクぞ!」

「あっ、熱い、熱いの出て、んくっ! ああぁぁん! いいです! すごくいいですぅぅっ!」

 

 ―――共に果てた。

 しかし大和のおねだりはまだ終わらない。

 

「あん、ふぅ……まだぁ、動いてくださいぃ……はあ、はあ。提督の精液、中で掻き混ぜてください……」

 

 提督は素直に腰を突き上げる動きを止めないが、大和も自分で腰を振り、達したばかりの膣に更なる快楽を送る。

 

「あん……この感覚は、病みつきになりますぅ……っ!」

「気持ちいいよな、イッたあとのこのなんとも言えない感じ……あっ」

「突き上げられながら、余韻に浸るのは……幸せですねぇ……」

 

 大和はうっとりとした顔で何度も何度もグチャグチャと、精液と愛液を掻き回していた。

 しかし一度果てればペニスは縮む。なのでズルンと大和の膣から抜け落ちてしまった。

 

「あん……抜けちゃいました……」

 

 残念そうに言う大和は今度は己の指を膣に入れて掻き回す。

 そんな彼女が愛らしく、厭らしい。

 提督はすぐさま復活した。

 

 大和を自身の上から退かし、ソファーへ手を突かせ、そのたわわな尻を己の方へと向けさせる。

 

「また……愛してくださるんですかぁ?」

 

 眼差しと声に期待を乗せ、自分の人差し指と中指で膣を広げて、これから愛してくれる提督に奥を見せながらその魅力的な尻を振る大和。

 

「愛すに決まってる。大和のことをそれだけ愛しているんだ!」

 

 そう叫び、提督は一気にペニスを大和の膣へ挿入し、奥まで貫いた。

 

「はぁあんっ! んっ、んんぅっ! ふぁっ、あっ、ああっ! いいっ……いいです、提督ぅっ! あぁあんっ!」

 

 当然、提督の愛に喜ぶ大和。

 その男根を受け入れ、すぐに淫らな声をあげた。

 

「や、やっぱり、んっ……提督の、おち〇ぽで愛される、のが、ぁあっ……、あぁあんっ! 一番幸せですぅっ! 指なんかじゃ……くふぅんっ、足りないんですぅっ!」

 

 パンパンと腰を打ち付ける度に乾いた音と大和の卑猥な叫びが執務室に響く。

 孤独に慣れ、それでも痩せ我慢をして凛々しく立っていた大和が、今ではすっかり人肌に溺れている。

 提督はそれが嬉しかった。それだけ自分のことを求めてくれている。そんな喜びが己の胸を満たし、提督の腰の動きはより加速していった。

 

「あぁっ、ぁあっ、あっ、ふぁあああんっ! すごい……すごいです提督ぅっ! 幸せ過ぎてぇ……頭とろけちゃいましゅぅっ!」

「もっと幸せになれっ! 俺と一緒に……ずっと!」

「はいぃ……あっ、提督のおち〇ぽ、大っきくなって……あぁあんっ! こんなの幸せで……はぁあっ、ああっ……、幸せで離れなれなくなりましゅぅぅっ!」

 

 大和は自分からも腰を動かし、より幸せという名の快楽を得ようと提督のペニスを更に奥へと誘おうとする。

 その淫らな動きに応えるよう、提督は大和の肉感そそる尻肉を鷲掴みし、思い切り膣内に己のそれを打ち込んだ。

 

「ぴゃうぅんっ! はぁっ……あっ、あぁんっ! ああぁっ、ゃあああんっ! 提督のが、奥までぇっ、あぁっ、ふぁああっ……!」

「もっと淫らになれっ! 俺はどんな大和だって幸せにしたいんだっ!」

「あっ、ぁああ、んんぅっ! んっ、提督の愛しいおち〇ぽが、大和の厭らしいおま〇こを、ぐりぐりって……ふぁあんっ! あっ、はぁあっ、ああっ……もっと幸せにしてくださいぃぃっ!」

 

 そう言うと大和は、無意識の内に自身の尻に置かれていた提督の左手を掴む。

 もっともっととせがむようなその仕草に、提督は男としての本能が昂ぶり、更に激しく腰を大和へ打ち付けた。

 

「ひぁああんっ! んっ、んんっ、ふぁああ……っ! そんなっ、あんっ、子宮に、提督の、あたって……やぁああんっ!」

「嫌じゃないだろ……こんなによがり狂って!」

「あぁっ、ぁあん、んっ、んんっ、はぁああんっ! ……も、もう、イッて……イッちゃいます、提督ぅっ!」

 

 大和が掴む手に力がこもり、提督はそれで大和の限界を感じる。

 互いの絶頂が近いことを悟ると、互いの腰の動きは最後の苛烈さが込められ、提督は肉棒を大和の膣奥への何度も何度も突き入れる。

 

「んっ、んんっ、ぁあっ……はあぁっああっ、んんんっ! いいです、中に……大和のはしたないおま〇こにぃっ……、提督の愛情たっぷりの精液ぃっ、出してくださいぃぃぃっ!」

「大和……愛してるぞぉぉぉっ!」

 

 悲鳴のような大和の嬌声が響くと同時に、大和の膣肉がギュッと提督の肉棒を絞り上げた。

 その強烈な快楽に提督は耐え切れず、煮えたぎった愛を大和の膣中へ盛大に注ぎ入れる。

 

「ひぁあぁあああんっ、んっ、んんぅぅぅっ! 提督の熱ぃ精液ぃ……いっぱい、いっぱい入ってきてぇっ、あっ、あぅっ、んんんぅっ……しあわしぇぇぇぇっっっ!」

 

 綺麗なその背中を見せつけるように身体を反らせ、大和は提督から流し込まれる大量の愛に何度も震えた。

 長く続いた射精が終わると、ペニスは縮み、自ずと大和の膣から滑り落ちる。するとごぽりと陰唇から白い粘液が溢れ、大和は「もったいない」と震える手でそれをすくい上げた。

 

「はぁぁっ、あぁぁぁっ……こんなに、いっぱい……、幸せ、ですぅ……提督……」

「俺も幸せだよ、大和」

「ですが……こんなに、こぼれてしまいました……。提督、また注いでくださいませんか? もっと、もっと大和に提督の愛を刻んで頂きたいんです……」

 

 そう言って大和は姿勢を転じて、提督のペニスに手をかけると、おもむろにそれを舐め始めた。

 

「もっと……んちゅっ……もっといっぱい……、提督の愛を、ちゅぱっ、この大和にぃ……」

「ちょ、休ませてくれ……ああっ!」

「今日は、嵐で誰も本館には来ません……こんな機会、滅多にありませんし……これで終わりでは、もったいないです……はぁ、む……、ちゅっ……ちゅぷ……ぢゅるるるぅっ……ちゅぷぁ……」

 

 大和の淫らな所作と、それでも損なわれない美麗な相貌に提督は酔いしれ、そのペニスへの快楽に身を委ねる。

 

「ぢゅるるるぅっ……ちゅぷぁ……大きくなりましたよ……ちゅっ」

 

 嬉しそうに復活した肉棒に頬を擦り寄せ、鈴口へ何度も口づけをする大和。

 

「本当に困った奥さんだ……愛おしくて堪らない」

「ふへへぇ、嬉しいですぅ」

 

 すると大和と提督に抱きつき、そのまま片足を上げてペニスを自身の中へと誘い込む。

 

「んんんぅっ、しあわしぇ……」

「俺もだよ……」

 

 そのまま二人は口づけをし、激しく腰を振り合い、提督は大和が望むままに肌を重ねていくのだった。

 

 ー昨日はお楽しみでしたねー

 

「全く……仲がよろしいのは大変結構ですが、こうも執務室を汚されてしまうと困ります」

「そもそもここは公的な場所なんですよ?」

 

「め、面目ない」

「ごめんなさい」

 

 二人は互いの体液塗れのまま、執務室の床に正座して大淀と香取の二名からお叱りを受けていた。

 外はスッキリと晴れ渡った快晴。

 大淀と香取は気分良く執務室へとやってきた。

 

 しかしそこで見たのは提督と大和の激しい睦み合いだった。

 そう、この二人は夜通しで、寝るのも忘れて愛し合っていたのだ。

 

 執務室の床は何だか分からない液体が飛び散り、ソファーもそれのせいでベトベトで、室内には雄と雌の匂いが充満していた。

 幸い、ソファーとその周辺の床にしか被害は及んでいないが、そんなことは些細なことだ。

 

「お二人は服を着てシャワーを浴びてきてください。その間に妖精さんたちにお掃除してもらいます。私はその間にお二人の朝食を食堂で貰ってきますから」

「私は換気をしつつ、本日やるべき書類を整理しておきます」

 

「重ね重ね申し訳ない」

「ありがとうございます」

 

「お二人は真面目ですから、昨晩はさぞ楽しかったのでしょう」

「こんなことは初めてですが、今回限りにしてくださいね」

 

 昨晩ではなく、晩になる前から楽しんでいたとはとても言えない。

 

「とにかく、今日はしっかりと艦隊運営の方よろしくお願いしますね? 居眠りなんてしたら暫く提督のそれが役に立たない程度に教鞭でぶん殴りますから」

 

 冷たい香取の笑顔に提督の息子は更に縮まる。

 それから提督と大和と服を着て、二人に言われた通りシャワーを浴びた。その間に口づけをし過ぎて長くなったが、なかなか匂いが取れなかったからと適当な言い訳をした。

 

 因みにそれ以来、執務室の表のドアノブに香取お手製の『夫婦在中』という掛け札が設置されたというーー。




こんな感じになりました!
楽しんでもらえたら幸いです♪
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