東方Project短編モノR-18(休止中) 作:室賀小史郎
設定等はご容赦ください。
幻想郷は今日も平和なり。
人里は人や妖たちの笑顔に溢れ、今日も穏やかな時間が過ぎていく。
ここ妖怪の山も同じ。
しかし最近は獣系の妖たちが次々と発情期に入り、守矢神社までの道程が少々危険なことになっている。
なのでそんな時に頼りにされるのが守矢神社までの道程を護衛してくれる護衛団の存在だ。
そんな護衛団の頭をしているのは数年前に外の世界からやってきたワーウルフの男。
人間換算にすると年齢は20くらい。しかしワーウルフとして既に100年弱を生きている。
満月の夜に狼の姿になることで有名だが、この男は自在に狼の姿になれる能力を持つ。
腕っぷしも強く、鬼とも腕相撲で張り合えるため、大天狗が護衛団の頭として雇い、今に至るのだ。
「……お前、相手は人間なんだ。むやみに襲おうとするな」
そして今も彼は一人の妖を組み伏せている。
護衛対象は男。そして襲ってきた妖は獣系でメスだ。
「ご、ごめんよ、お兄さん。どうもこの時期は自制が効かなくてねぇ」
「それは理解出来る……が、襲ったらお前もこの男も今後が酷いことになるぞ」
「はい……嗚呼、どこかに都合のいいオスはいないもんかねぇ?」
「旧地獄の色街で男でも買え。山の役所に申請すれば発情期手当で三割負担になる」
「んもう、お兄さんが相手してくれたっていいじゃないかい!」
「……俺はあいにく番持ちだ。他を当たれ」
男は静かにそう言うと、女の妖を担ぎ上げて思い切り山の役所の方へと放り投げてしまった。因みにこんなことをしても妖は一切怪我はしないので、男も遠慮なくやっている。
「大丈夫だったか?」
「あ、はい。ありがとうございました……いやはや、この時期は男でも危ないものですなぁ」
「まだ先は長い。注意して進もう」
「お願いします」
こうして男は護衛対象を守りながら、神社の送り迎えを今日もこなすのだった。
―――――――――
夜となり、彼は本日の仕事を終えて、山中にある自分のねぐらへと帰ってきた。
ねぐらと言ってもにとりに頼んで建ててもらった質素な掘っ立て小屋で、中にはお勝手と水瓶、囲炉裏、布団くらいしかない。
しかし―――
「あ、お帰り〜!」
「お仕事、お疲れ様です」
―――彼には今泉影狼と犬走椛という番がいる。
男は今の職に就いて椛と何かと接する機会が多く、椛と影狼は似た者同士ということで前から交流があり、二人して肉食系女子だったのもあって彼を二人でシェアしているのだ。
シェアと言っても彼も二人に愛されているのを受け入れているため、関係は至って良好。
「……今日、椛は早いんだな」
「はい……私は丁度アレの時期に入ったので、今日から早番なんですよ」
「私は特に何もしてないけど、丁度アレの時期に入ったよ〜!」
「……そうか」
二人が言う『アレの時期』……それは発情期である。
獣系の妖は発情期になると人間を襲うことがあるため、山では発情期になったら申告して旧地獄の色街に行くように促される。
ただ番がいる場合は番がその相手になるので早期帰宅をさせられるのだ。因みに本格的な発情期に入れば番共々自宅待機を言い渡される。
ただ男はクールな態度とは裏腹に頭では焦っていた。
何しろ発情期が二人もいるからだ。
二人していつも通りに見えるが、尻尾はブンブンで、よく見ると瞳の奥にはハートマークが見える。完全に発情期だ。
二人が暴走してないのは番がいるという心の余裕によるものだが、二人は先程から男の両サイドに侍り、耳の裏や首元の匂いを嗅ぎまくっている。
男はワーウルフではあるが、幻想郷では獣人も珍しくないので狼の耳も尻尾も出しており、綺麗な灰色の毛並みがより椛と影狼を虜にする。
「すんすん……はふっ、あなたの匂いは落ち着きます。雄々しくて、でも優しくて……私の大好きな匂い」
「私もあなたの匂い好き〜♪ 嗅いでて安心するの!」
「……俺も二人の匂いが好きだ」
あぐらをかく男の前に椛、後に影狼……と二人に挟まれる男であるが、三人でいる時の定位置みたいなもの。
男は二人を落ち着かせるように二人の耳の付け根を軽くモフると、二人は揃って『くぅ〜ん』と甘えた声を漏らす。
「ずっとこうしていたいですが、あなたもお仕事でお腹減ってますよね。すぐに夕餉の支度をしますから、あなたは沢で汗を流して来てください」
「腹が減ってはなんとやらだもんね〜♪ 今夜はいっぱいシてもらうから♪」
「…………分かった」
―――――――――
玄武の沢で仕事の汗を洗い流し、戻った男は椛と影狼が用意してくれた夕餉を平らげた。
無駄に献立がスッポンやらウナギやら精力のつくものだった、それはもう考える必要はないだろう。
椛たちも沢で身を綺麗にした後、男は二人に押し倒されるように布団の上に寝かされた。
「はぁはぁはぁ、オスの匂い……」
「もういいですよね? 舐めちゃいますからね?」
椛が男の肉棒を一気に頬張ると、影狼も負けじと竿へかぶり付く。
発情期によって火傷しそうなくらい熱く火照った二人の舌が肉棒の隅々を這い、濡らしていく。
二人して肉食系なので普段仲良しでも、こういう時は早い者勝ち。しかし椛がしゃぶる亀頭を影狼が強引に自分の口に含み、椛も渡さないとばかりに奪い返す始末。
まるで肉棒だけが別の生き物のように激しく左右に揺れ、オスの匂いを強くする。
「んはぁっ、もう、影狼! 私が先にしゃぶったんですから、横取りしないでください!」
「椛ばっかり美味しいとこ独り占めするの禁止ー!」
「おいおい、仲良くして―――」
『あなたは黙っててっ!』
物凄い剣幕で吠えられ、男はグッと押し黙った。
こういう時は何も言わないのが身のためなのである。
二人して競うように少々乱暴な愛撫が続くと、椛も影狼も肉棒から手を離した。
つまり―――
「さて、シよっか♪」
「沢山、種付けしてください……」
―――これから本番ということだ。
椛も影狼も四つん這いで男の方へ尻を突き出し、自らの指で紅く熟れた陰唇を広げ、トロトロに蕩けた膣口を見せ付ける。
早く早くと二人の膣口がパクパクと動いておねだりし、男は更に肉棒を硬く熱くさせて一気に膣奥まで貫いた。
「ああっ、やったぁ! 私が先ぃっ! んわぁぁんっ!」
男が先に肉棒を挿れたのは影狼。
影狼はスレンダーな体型をしているが、実は膣内はふわふわな膣肉で構成され、愛液が加わることで更にトロトロのふわとろ膣内なのだ。
男は先程まで散々っぱら二人に舌で責め立てられ、爆発寸前。なので先に影狼のところでクールダウンしようと思ったのだ。
「影狼の中は落ち着くな……くっ」
「あんっ、えへへっ、嬉しいっ♪ おっ、おほっ、あなた専用のちんぽ穴だもんっ、んひっ、いつでも何回でもハメハメしていいんだからねっ……んあぁっ、あんっ」
影狼は上半身を起こし、自分の背と男の腹を密着させるように抱きついて、キスをねだる。
影狼は普段からフランクな態度であるが、こうした時は甘い雰囲気をご所望なのだ。
なので男の方も腰を回し、影狼の膣肉を肉棒で深く味わうようにする。すると影狼の膣内は嬉しそうに応え、ヒダというヒダを使って肉棒を扱いてくる。
「…………あなた、私もぉ……」
そんな隣で椛は切なそうに己の指で自分を慰めていた。
男はそれをチラリと見ると、影狼にアイコンタクトして肉棒を影狼から抜いた。
「椛、待たせたな」
「は、はいっ……お願いしま―――おおおおっ!?」
椛が言葉を言い終える前に、男は爆発寸前の肉棒を椛の膣奥へと一気に押し込む。
初めからクライマックスのように本気の孕ませピストンを受け、椛はその急激な快楽に仰け反り、ジョボジョボと嬉ションする。
日頃の任務で鍛え上げられた引き締まった膣肉は彼女の性格とは正反対にキツく、肉棒を最高の快楽へと誘っていく。
「おほっ、おおっ、おほおぅっ! イグイグイグッ! まっへぇっ! 子宮口きしゅ、よわいのぉぉぉぉっ!」
「本当に弱いのはこれだろ?」
「わおぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
亀頭を子宮へ捩じ込み、子宮へ直接火傷しそうなくらいの熱く煮え滾った精液を注ぎ込んだ。
更にそのまま子宮内に精液を馴染ませるように亀頭で中をねっとりと撫でてやると、椛はよだれと涙を流して目を上ずらせて絶頂の波に溺れる。
精液をこれでもかと注ぐ中、結合部からは椛の潮と本気汁が溢れ出した。
「……っと」
男が肉棒を椛から引き抜くと、普段なら溢れ出てくるはずの精液が一切漏れて来なかった。
「うわぁ、全部子宮が飲んじゃったんだ……」
「みたいだな」
「椛ってムッツリだもんねぇ」
「影狼はもう少し慎みを覚えた方がいいぞ」
「椛がムッツリなんだから、私はオープンでいいの! それより、私にも種付け!」
「生々しい言い方をするな」
「だってホントのことでしょ? 早くしてよ、椛に1番搾り譲ったんだからぁ」
男は苦笑いを返し、また影狼の膣へ肉棒を戻す。
「わぉっ、きたぁ……1回出してもかったぁい♪」
「そのためにスッポンとか食わせたんだろ?」
「えへへ、まあね……んっ、はっ、はふっ……私のお腹も満腹にしてね」
「もちろんだ」
影狼のおねだりに男が頷いてみせると、影狼は自分から腰を回して肉棒を扱いてやった。
優しいだけではない、射精を促す膣肉の動きに男は唸り、先程の射精で残った精液を漏らす。
すると影狼はにんまりと妖しく口端を上げ、新しい精液をねだるように膣肉で肉棒を絞り込む。
「ぐぅっ、影狼……っ!」
「あはんっ、んっ、私だってぇ、あなたとの赤ちゃん欲しいもんっ……んんっ、あああっ!」
「わ、分かってるっ!」
「お情け精液じゃなくてぇ、あんっ、本気の孕ませ精液っ、頂戴っ……んひぃっ、イクッ!」
「出るっ、影狼!」
「んぁぁぁぁぁぁっ、あっついにょ、きちゃぁぁぁぁぁっ!!!!」
早くも二度目の射精を迎えた肉棒。
影狼はそれを嬉しそうに受け入れ、子宮で飲み干す。
膣肉は最後の一滴まで搾り、男が肉棒を引き抜く際にはギュポンッと生々しい音が鳴った。
その後も―――
「あっ! あっ! あっ! イクッ! イクッイクッ!」
「指だけじゃない切ないぃ、早くちんぽぉ……」
「もう少し待っててくれっ」
正常位で二人の相手にしたり、
「じゅぼっ、じゅぼっ、じゅるるる〜っ!」
「んっ、ぶちゅっ、ぶふっ、じゅぼぼ〜っ!」
「お、おいっ、吸い過ぎだっ……ああっ!」
二人から強烈な口撃をされたり、
「んひっ、イグイグッ、まんこイグゥッ!」
「次は私の番だからね〜?」
「わ、分かってるっ」
騎乗位で二人から搾られたり……と、男は朝まで二人に搾り尽くされた。
―――――――――
「……生きている」
目覚めて最初の男の言葉はそれだった。
致した回数が二桁になった当たりたから、男は意識を手放していた。
散々散らかしたはずの寝床はすっかりと綺麗にされている。
何故か―――
「あ、やっと起きた〜。もうお昼だよ?」
「昨晩はお疲れ様でした。素敵でしたよ」
―――先に起きたこの二人が片付けたからだ。
椛は本格的な発情期になったことで自宅待機。影狼も同じだが、元から自宅待機妖怪である。
よって―――
「昼食の用意はしてありますよ♪」
「落ち着くまでは私たちの相手、お願いね♪」
―――暫くの間、男は二人の狼に蹂躙されるということだ。
しかし幸い(?)なことに男も発情期が来たので、三人は仲良く昼夜問わず子作りに励めたんだとか。
その後、椛は三つ子。影狼は四つ子と、一気に大家族になったのはまた別のお話―――。
楽しんで頂けたら幸いです!