※この作品はR-18です。

ぼくがビッチになったワケ   作:ピジョン@アスクラピアの子一巻発売中!

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第64話

 居間のテレビをつけ、朝のニュースを見ながらスナック菓子を食べる。

 

 今日の降水確率は10%。曇りのち晴れ。いつもの洗濯日和みたいだ。

 部屋の隅に一メートル四方にビニールテープが貼ってあって、そこがトウコに与えられたスペース。

 トウコは、ずっと土下座の姿勢。

 いいと言うまで、隅っこのテープから出ないように言ったのは、ぼくだけど、土下座したままでいるようにまでは言ってない。

「…………」

 トウコはずっと無言。反省の意思を示す為、ぼくが許すまでそのままでいるようだ。

 指先を揃え、額を床に着けた猛虎落地星の姿勢。トウコの土下座は凄く堂に入っていて、かっこよさまで感じてしまう。

 家に帰って、トウコがいたことには凄く驚いたし、一瞬パニックに陥りそうになったけど、すかさず土下座した姿を見たら笑ってしまった。

 で、今ここ。

 

「台所、無茶苦茶にしたのはトウコがやったの?」

 

 トウコの肩がビクッと震えたけど、額はずっと床に着けたまま。

 

「はい、自分がやりました。申し訳ありません」

 

 ぼくは呆れて、盛大な溜め息を吐き出した。

 

「なんでそんなことしたのさ」

「……すみません、ついカッとなりました……」

「その説明は訳が分からないよ。トウコは、ぼくの家の冷蔵庫が憎かったの?」

「いえ、いや……そんな感じかもしれません……」

 

 トウコは少し自信がなさそうに言って、やっぱり土下座のままでいる。

 

「駄目になったものは弁償してよね」

「はい、お金で済むことでしたら、幾らでも」

「そう……」

 

 掃除はそれなりに面倒そうだけど、時間にすれば30分もあれば終わる。

 

「もう頭上げていいよ」

「いえ、もう少しこのままでいます。お気遣いなく」

「そう……」

 

 ぼくの悪い予感は外れた。

 トウコは全然怖くなくて、無鉄砲で考えが足りないだけなんだと思う。

 

「後で掃除するの、手伝ってよね」

「それはもう、はい」

「その後は買い出しに行くから、財布兼荷物持ちで着いてきて」

 

 ぼくがそう言うと、トウコは突然押し黙った。

 

「……」

 

「なに、文句あるの?」

 

「いえ、ありません」

 

 やっぱり土下座のままでいるトウコの表情は分からないけど、声の調子は納得していないように聞こえる。

 

「文句あるなら言いなよ。らしくないね」

 

 ぼくはテレビに視線を戻し、スナック菓子を一口かじる。トウコが馬鹿をやったお陰で、今朝はこれが朝食。カオルに何かねだっておけば良かったと思っていると――

 

「悠希さんは、やっぱりユルくなってます。簡単に自分を許さないで下さい」

 

「……」

 

 ぼくはムッとして、またトウコに視線を向けた。

 

「……トウコはおかしなこと言うね。許してほしいんじゃないの……?」

「はい。けど、もうちょっと、こう……色々あると思います」

「ふうん……例えば?」

 

 頭を下げたまま、トウコがごくりと唾を飲み込む音が聞こえた。

 

「……自分が悠希さんの立場なら、相手をボコボコにして警察に突き出します」

 

「へえ……」

 

 そこまで言えるトウコに、ぼくは少し感心した。本気で反省しているみたいに思える。

 

「トウコは、ぼくに苛めてほしいの?」

「いや、そういう訳じゃ……いえ、そうです。ガツンとやって下さい」

 

 トウコは罰されたい気持ちみたい。

 

「寝てる女だからって、手加減しないで下さい。そういうのは、悠希さんの為にならないと思います」

 

「…………」

 

 ボコボコにするかどうかは別にして、警察に通報することは特におかしなことじゃないような気がした。でも、今も頭を下げているトウコを見ていると、それはやり過ぎのような気もする。

 Hしてることが大きい。

 トウコに言われて、ぼくは少し考え込む。

 でも、肌を重ねた女の子に、ちょっとオマケしてあげることは駄目なことなんだろうか……。

 ぼくは強く頭を振った。

 ビッチをやっている内に、考え方が毒されてきたような気がした。

 心を鬼にして、言った。

 

「分かった、それじゃあ……」

 

 ものすごく気が進まないけれど。

 

「メチャクチャにしてあげる」

 

◇◇◇

 

 ――5分後。

 全裸になったトウコが、テーブルの上で大股を開いて自分の胸を揉んでいる。

 

 テレビは点けっ放しになっていて、女子アナのトークに混じってトウコの甘ったるい喘ぎが聞こえる。

 

「ふぅ、う、うぅ……あっ……」

 

 テーブルの上でオナニーしろと言ったのはぼくだけど、トウコは胸ばかり揉んでいてつまらない。

 

「トウコは、一人でもするときあるの……?」

「は、はい……」

 

 乳房を掌で揉みながら、トウコは固く尖った乳首を指先で弄んでいる。

 

「爪を切ってある女の子って、一人Hのとき膣に指を入れるタイプだって聞いたけど、本当?」

 

 この際なので、ぼくはネットで読んだ胡散臭い噂の真相をトウコに尋ねてみた。

 

「わ、わかんないです」

 

 答えるトウコの頬が羞恥で赤く染まり、吐息も熱く震えだす。いつもは悪戯っぽく動く黒曜石の瞳は潤み、眦が垂れ下がっていた。

 視線を下げると、閉じた陰唇の中心部分から透明の粘液が滲み出て、ぽつりと粒になっている。

 

「トウコは、指を挿れるタイプ?」

 

「……じ、自分は、挿れません……こ、怖いんで……ツッ!」

 

 腰を小さく震わせるトウコの陰唇から垂れ下がった粘液が、長い糸を引いてテーブルの上に落ちる。

 トウコは少し男が苦手。

 ぼくを受け入れているといっても、膣に指を挿入するのは抵抗があるみたいだった。

 

「あそこ、開いて見せて?」

「は、はい。分かりました……」

 

 眦の下がった瞳を潤め、トウコは小さく頷く。大きく開いた脚の間にある肉の裂け目を両手でゆっくりと開くと、くちゃっと水の跳ねる音がして、サーモンピンクの肉壁が露になった。

 

「一人でするときは、どうしてるの?」

「……じ、自分は、その、クリトリスを、その……」

 

 トウコはクリ派。

 流石に自分の自慰を説明するのは恥ずかしいみたいで、腰をモゾモゾさせて背けようとする。

 

「あ、み、見ないで……」

 

 情欲に掠れた声は、まるで泣いているみたいにも聞こえる。

 

「駄目。罰なんだから、ちゃんと見せて。ほら、こっち向く」

 

 トウコは顔をくしゃくしゃと歪め、今にも泣きだしそうな表情になった。

 

「変態」

 

「…………」

 

 その一言がとどめになったのか、トウコの眦に涙が浮かんだ。

 

「……やれって言ったの、悠希さんじゃないですかぁ……」

「濡らせとも感じろとも言ってないよね」

 

 トウコは鼻を啜って、それでも開いた陰唇から手を離さない。

 ぼくは、また感心した。

 

「トウコは偉いね。少しだけ手伝ってあげる」

 

 言って、ぼくは包皮から顔を出すクリトリスに触れた。

 

「あっ……!」

 

 大きく呻き、トウコの腰がビクンと跳ねる。

 粘る愛液を弄びながら、指先で擽るようにトウコのクリトリスを刺激する。

 

「あっあっあっあっ……!」

 

 二速、三速と快楽のギアが上がり、トウコの喘ぎが上擦って行く。

 

「ここ、皮が被ってるね」

「あぅあぅあぅあぅ……!」

 

 トウコは全身を赤く染め、反射的に閉じようとする脚を無理矢理開いて、腰を浮かせたブリッジの姿勢になった。

 室内の温度が高くなる。

 包皮にくるまり、息苦しそうなトウコのクリトリスの皮をつるりと剥いてあげる。

 

「ひぐっ……!」

 

 がくん、と腰を上下させ、開いた陰唇から粘る愛液が新たに流れ落ちる。

 

「今度からは、勝手に家に入っちゃ駄目だよ」

 

 健気に陰唇を押し開く手はそのまま。トウコは、ぼくに性器を押し付けるような格好で腰を震わせている。

 

「……ごめんなさいぃ……きらいに、ならないでくださいぃ……」

 

 泣きながら喘ぐトウコのクリトリスは、先程から激しい収縮を繰り返している。膣口から溢れた愛液がお尻まで伝っている。限界が近いのは明らかだった。

 

「それと――」

 

 不意打ち気味に、トウコの膣に指を捩じ込んだ。

 

「ひぎぃぃっ!!」

 

 絶叫したトウコの膣肉が、ぼくの指をぎりぎりと締め上げる。

 

「ちゃんと皮剥いて洗えよ」

 

 冷たく言って、トウコを抉る指を二本に増やす。

 

「ああああああああ……!」

 

 愛液の飛沫を飛ばし、一足飛びに快楽の階段を駆け上がるトウコの耳元で、最後に囁いた。

 

「トウコのアソコ、カスが溜まってて臭いから」

 

「ごぇんしゃいごぇんしゃい……イきましゅ、イきましゅうううう!!」

 

 次の瞬間、トウコは泣きながら全身を仰け反らせて激しく絶頂した。

 

 ぴん、と脚を伸ばしてブリッジの姿勢のトウコの腰が、ゴトンッと大きな音を立ててテーブルに落ちた。

 

 ぼくの指を噛み締め、ヒクヒクと痙攣する陰部から大量の尿が溢れだしてテーブルの上に拡がって行く。

 そこで――

 

「……」

 

 また、家を汚してしまったことに気付き、ぼくは頭を抱えた。

 

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