更新が遅くなり申し訳ありません。
今回から文が短くなっていますが、よろしくお願いします。
「箒…。ズボン脱がせてくれない?」
「わかった♡」
箒が俺の体から降りて、恐る恐るズボンに手を伸ばす。
ベルトを緩め、チャックを下そうとするが、テントを張っている為、四苦八苦している。
その僅かな時間さえも焦ったくなる。
手伝うと思った矢先、ペニスの圧迫感が薄れた。どうやら下ろせたようだ。
箒の息を飲む音が聞こえる。
「こっ、こ、これが…。パ、パンツが濡れてるぞ…。お漏らししたのか…?」
カウパー液で染みになったパンツを見て箒が言った。
冗談か、はたまた本気で言っているのか。
だが今は、そんな事に構ってられない。
先程の自慰行為でも射精する寸前で止め、今も箒のワガママボディを堪能している。
ペニスはもう爆発寸前なのだ。
「そうだね。箒のエッチな姿を見て、お漏らししちゃったよ。」
「…ばか。」
適当な俺の返しに、箒はただそう呟いた。
少し深呼吸をし、両手でパンツを掴んだ。
俺も脱がせやすい様に腰を少し浮かす。
そして………
ブルンッ
パンツから解放されたペニスが跳ねた。
ヒンヤリとした冷たい空気が触れ、心地よさを感じる。
箒を見ると、ギンギンに勃起したペニスをただ見つめていた。心ここにあらずといった感じだ。
「箒?」
「………。」
声を掛けても反応がなかったので、脇腹を撫でてみる。
「キャッ⁉︎…ぁ、一郎…。一郎の…。」
箒は強い反応を示した後、何かを言いかけ、口を噤んだ。
「箒、これが俺のペニスだよ。」
別に特段大きい訳ではない。
誇れるものでもないだろう。
ただ、今この瞬間だけは、箒を圧倒したかった。
自分のペニス以上のものはない。そう言い聞かせたかった。
「ぁぁ…。一郎の、ペニス、すごい…。長くて、太くて、反り返って…。ん…、こんなにアツイのか♡」
冷たく、スベスベした手が陰茎を包む。
ただ触れられただけで、ゾクっとした快感が背筋を走った。
「今、ビクってしたな♡それに先端からこんなに汁が出てるぞ…。」
陰茎を包んでいる手とは反対の手で亀頭の先端をツンツンと触ってくる。
「ネバっとしているんだな♡匂いもすごい♡………あむ♡ん…、不思議な味だ。だが、悪くない♡」
カウパー液を指で伸ばしたり、匂いを嗅いだりした後、それを口に含んだ。
それを見た瞬間、自然と顔がニヤけた
箒もどんどんと積極的になっている。いや、どちらかと言うと、理性が外れたのだろう。
俺の喜びそうな事を本能的に感じとり、実行している。
そして陰茎を包んでいる手を、優しく上下に扱き始めた。
「気持ちいいか?一郎♡」
「ぁあ、気持ちいいよ。箒…、箒‼︎」
「ん?どうし……、あぁ♡おっぱいが欲しいのか?全くしょうがない奴め♡」
箒は俺が全部言う前に、こちらの意図を察し、ペニスを扱きながら、体をこちらに倒してきた。
おっぱいが眼前に現れ、乳首をしゃぶり始める。
「ハァ、ハァ、チュッ‼︎チュパッ‼︎ズズ…‼︎ぁあ、箒ぃ。」
「ァン♡全く、ンッ♡まるで赤ちゃんだな、一郎は…、アァン♡フゥ、フゥ、そろそろイキそうか?」
「あぁ…、やばい…、箒‼︎出る‼︎」
ドビュッ、ビュルッ、ビュルルッ、ゴプッ、ドプッ
脳内に快感の波が押し寄せてきた。
射精はなかなか収まらず、箒と俺に飛びかかる。
「気持ち良かったか?」
箒の声が聞こる。
だが頭がクラクラして、うまく働かない。
返事はせず、顔だけ向けた。
「ほら見ろ。こんなにいっぱい♡」
箒は手にかかった精液を俺に見せてくる。
ゆっくりと体を起こし、自らの体に付いた精液も指で掬い、1箇所に集めた。
そして、その精液を飲み始めた。
「アム、チュパッ♡ハム、ズズ♡……ん、コク、コクン。……フゥ、あまり美味しいものではないな。だが、これが一郎の精液の味か♡」
その行動に、その言葉に、更にクラクラする。
箒はそんな俺を見つめ、俺のお腹にかかった精液を直接口で吸い始めた。
お腹がくすぐったくなる。そんな感覚が叙々にペニスに近づいてくる。
そして………
「ン…、ズズ、チュプ、レロ♡」
箒がパクッと半勃ち状態のペニスを咥えた。
尿道に残った精液を吸い、優しく陰茎や亀頭をペロペロと舐めてくる。
ペニスに心地よい刺激が走り、再び硬くなる。
「ンー、チュッ♡全く本当に助平な奴め♡」
箒は完全に勃起したペニスから口を離し、俺の眼を見ながら言ってくる。
「箒‼︎」
「アッ、…一郎♡…体は大丈夫なのか?」
もう我慢が出来なくなり、体を起こして、箒をベッドに押し倒す。
殴られた頭の痛みなんて、治まっていた。
今は箒と一つになる事しか考えられない。
「うん、大丈夫。…箒、俺と」
箒は人差し指を俺の唇に当て、言葉を遮る。
「………優しく頼む。」
不安げに、そして恥ずかしそうに言った。
「…箒。」
「…一郎。」
お互いの顔が叙々に近づいていき、そして………
トントントンッ
「おーい、箒?いるかー?」
「馬鹿者。大きな声を出すな。佐藤が休んでいるんだぞ。」
ノック音と共に一夏と織斑先生の声が聞こえてきた。
後、ほんの数mmで唇が触れ合う所で、俺と箒の動きが止まる。
…やばい、ヤバいヤバいヤバい‼︎
夢見心地だったのが、一瞬で現実に引き戻される。
冷や汗が噴き出し、思考が定まらない。
箒も目が見開き、顔が真っ青になっている。
「返事が返ってこないけど、いないのかな?」
「フム、おかしいな。…入るか。」
「そうだな。箒、入るぞー。」
マズイッ‼︎
返事がない事を不審に思い、2人が部屋に入ってこようとしている。
今の姿を見られたら、確実にOUTだ。
「い、いる‼︎います、いますから‼︎」
気づけば声を出していた。
「ム、佐藤か、起きたんだな。ひとまず入るぞ。」
「ちょ、ちょっと待って‼︎5分、5分待ってください‼︎」
「何を慌てている?」
「慌ててなんかないです‼︎だから待って‼︎」
「あ、ああ…。」
織斑先生とのやり取りで、5分だけ待ってもらう事になった。
直ぐに箒の上から退き、パンツとズボンを履く。こんな状況でもペニスは何故か勃起したままだった。
箒も俺が退いた直後に、ブラジャーを掴みシャワー室に駆け込んでいった。
シワクチャになったシーツを直し、なるべく痕跡を消す。
「おーい、まだかー?」
一夏の急かす声が聞こえる。
まだだ、まだ箒が…。
「すまない‼︎待たせた‼︎」
身なりを整え終えた箒がシャワー室から出てきた。
扉の向こうに聞こえないようにする為、声を潜めている。
俺は急いでベッドに横になって布団を被り、箒も座っていた席に戻る。
「だ、大丈夫です。どうぞ入ってください。」
扉が開く音が聞こえ、2人が部屋に入ってきた。
「全く、何をし…、ん?」
織斑先生が急に口を噤んだ。
織斑先生に視線が集まる。だが、織斑先生は眉を顰めながら部屋を見渡していた。
…もしかしてバレたか?
「どうしたんだよ、千冬姉?」
「…いや、部屋が綺麗になっていると思ってな。それと織斑先生だ。」
…よかった。全く関係ない事だった。
それよりも心臓に悪い。早いとこ切り上げなければ…。
そう思い、体を起こして話を振る。
「い、一夏。聴取は終わったの?」
「ああ。…一郎、ごめん‼︎」
一夏が頭を下げて謝ってきた。
「俺のせいで一郎が怪我しちまって…。」
「…いや、大丈夫だよ。もうピンピンしてるし。俺の方こそごめん。」
「そっか…、よかった〜。って、なんで一郎が謝るんだよ。」
確かに一夏からしたら俺は被害者だ。謝る必要なんてないだろう。
だが勝手に口が動いていた。
それは箒とエッチな事をしていた罪悪感からか、自分自身でも分からなかった。
箒は一夏の事が好きだ。これは間違いない。
俺とエッチな事をしたのは、『信頼』というものにただ流されただけだろう。
そもそも一夏はどうなんだろうか…。もしかして一夏も箒の事を…。
だとしたら俺は、とんでもない事をしたんじゃ…。
先程まで考えもしなかった事が頭の中をグルグルと回り出す。
ふと腕を優しく掴まれる。掴んだ本人を見ると、箒が心配そうに覗き込んでいた。
「大丈夫か?一郎。」
「…箒、さん。」
「…箒『さん』?…別に先程みたく箒でいい。」
俺が箒『さん』と言うと彼女は眉間に皺を寄せ、少し怒りながら言ってきた。
一夏や織斑先生に怪しまれないようにと思ったのだが…。
「なんだよー、俺のいない間になんか仲良くなってないかー。」
「…何で拗ねてるんだ。まぁ確かに仲良くはなったな。…どうやらそう思ってたのは私だけみたいだが。」
箒がこちらをジッと見つめながら一夏の言葉に返す。
「えーっと、ごめん…。なんだか恥ずかしくて…。」
「ほう、そうかそうか。私と仲良くなるのはそんなに恥ずかしいか。」
「いや、あの、そう言う訳じゃなくて…。」
「フン。」
ヤバい、完全に怒らせてしまった…。
「無駄話はそこまでだ。次は篠ノ之、お前の番だ。」
「分かりました。」
織斑先生の言葉に、箒は此方に目もくれず部屋から出て行ってしまった。
「どうしたんだ箒の奴。何かあったのか一郎?」
「そこまでだ織斑。佐藤も起きたんだ、お前は自分の部屋に戻れ。」
「ちぇっ、分かったよ、千冬姉。」
「織斑先生だっ‼︎」
一夏は不満そうに自分の部屋に戻っていった。
『何かあったのか』か…。
「…では、私も行く。山田先生と篠ノ之が待っているのでな。お前はしっかりと休め。」
織斑先生も此方の返事を待たず、戻っていった。
ベッドに横になって目を瞑る。
どうしたらいいのか、どうすればよかったのか…。
何故あんなに調子に乗ってしまったのか…。
何故『信頼』されているのか…。
『信頼』されているだけで、あんな事が出来るのか…。
そもそも『信頼』ってなんだ…。
どれだけ考えても答えはでない。
ただ一つ分かっている事は、俺が最低なクソ野郎って事だけだ。
そう考えている内に深い眠りについた。
感想、誤字報告等ありがとうございます。
返信を返せず、申し訳ありません。
次回投稿などは活動報告に書いています。
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