※この作品はR-18です。

まこと京太郎の情事   作:エルクカディス

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紺色Ⅰ

「ううっ…… ひっぐ…… グス……」

 

(うあぁぁぁあ! 泣いてる染谷先輩と二人きりとか、こんな状況どうしろってんだよ!?)

 

西の空が茜色に染まっている時分の清澄高校の麻雀部部室。床にへたり込み、顔を俯けてぐすぐすとすすり泣くまこ、そして彼女の様子に狼狽えてパニックに陥っている京太郎。よく見ればまこはブルマに体操服姿、加えてクロッチの部分が濡れている…… この場に別の誰かがやってきたら即通報、京太郎は青い制服の公務員にお世話になること請け合いだ。

 

「そ、染谷先輩…… 落ち着いてください…… ね?」

 

「ううっ…… ひっぐ…… グス……」

 

京太郎が必死に慰めるも、啜り泣きが止まらないまこ。そもそも何故こんな状況が発生したのかと言うと時間は十数分ほど遡る。

 

………………………………………………

………………………………

………………

 

「んっ… んんっ…」

 

(……えっ、染谷先輩何やってるんだ? )

 

僅かに開いた部室の扉の隙間から中の様子を伺う京太郎。部屋の中には麻雀部の先輩の染谷まこが居るだけ。部員の彼女が部室の中に居るのはごく普通のことなのだが、京太郎の目に映り込んできた光景はとても普通とは言えなかった。まこが体操服姿なのは、まぁいいだろう。何かの拍子で制服が汚れて急遽着替えたかもしれないからだ。しかし、その体操服が学校指定のジャージや短パンではなく、ブルマ姿と言う時点でもう色々おかしい。おまけに上着も学校指定のモノとは違い襟と袖口に紺色のラインが引かれた薄い白シャツ。明らかにサイズが小さいものを着ているらしく、ピッチリと体のラインが出てしまい上半身下半身で色違いのレオタード着ているみたいである。

いつも明るく豪気な性格の彼女からすると想像もできないような妖艶な姿だ。まこの姿がエロすぎて京太郎の脳味噌は処理落ち寸前、そして彼女のしていることがさらに京太郎を混乱の坩堝に叩き落とす。

 

「ハァ…… ハァ…… ァあン……」

 

 まこはくぐもった声を出しつつ麻雀の全自動卓の角に己の股間を一心不乱に擦りつけている。右手は左の胸に伸びて、決して大きいとは言え無いが形のいいおっぱいをヤワヤワと揉みしだく。上気した頬に、形の良い唇からは絶え間なく色気たっぷりの溜息が出ている。

 

(あ、あれって角オナってやつだよな……? 染谷先輩! 部室で何て事やってるんですか!?)

 

一年先輩として忙しい部長の久の代わりに色々と自分の面倒を見てくれるまこ。麻雀はド素人の京太郎だが、秋にある新人戦ではそれなりの試合が出来るのではないかというところまで腕を上げてきた。これもまこがコーチをして引き受けてくれたり、実家の雀荘で様々な雀士との対局をお膳立てしてくれたおかげである。そのことを理解している京太郎はまこのことをすごく尊敬しているし、頼りにしている。麻雀で疑問点があれば真っ先にまこに聞きに行くくらいだ。

なに? 他にも聞きに行く部員がいるじゃないかって? 冗談もほどほどにしてほしい。咲や優希は究極の感覚派なので教師役には本気で向かない。そして、教師役に向かないという点では和も同レベルだ。彼女の場合は自己評価が極端に歪んでいるのが難点、自分が常識と思っていることが他人の非常識であることに気づいてない。よって極端にハイレベルなレクチャーになってしまう。上級者がより高みを目指すのなら丁度良いかもしれないが、初心者には何を言っているのか珍紛漢紛でむしろ逆効果…… 幼稚園児にヘーゲルの哲学論を講義するのと同じである。久? あの天邪鬼に定石を意識したまともな打ち方の講義を期待するだけ無駄である。

こんな状態の清澄麻雀部であるから必然的に部活で京太郎とまこが一緒にいることが多くなる。そんな頼りがいのある先輩が誰もいない部室で、備品を使って耽溺に浸っている。童貞の高校一年男子には刺激が強すぎる光景だ。

 

「ハァ ハァ ハァ あぁ、キモチイィ… ハァ ハァ」

 

体が昂ってきたみたいで喘ぎ声とともに腰を擦り付けるペースが次第に早くなっていく。左の乳首を捏ね繰り回していた右手も、マーキングがペースアップするにしたがって雀卓の方に移動して両手で体を支える体勢だ。ギッギッギッっと雀卓の軋む音をBGMに無心に股間の快楽を貪る。彼女の意識のほとんどは雀卓の角で虐められて気持ちよくなる秘唇のことで一杯になっていく。

そして遂に快感の量が限界を超えたのかピンとエビぞりになるまこの体。ビクッビクッっと脈動する艶やかな肢体。脚も反ってしまったので両手と秘部の三点で体重を支える体勢になる。グッと股間に体重が乗り、その刺激でまた少し絶頂する。時間にして5秒くらいたつと体から力が抜けていき、ヘタッと床に尻もちを搗く。大きくM字開脚した両足の付け根を守るピタリとしたブルマのクロッチ、まこの愛液で濡れて黒く変色している。

 

(え、エロい…… スゲェ……)

 

扉の陰から盗み見る京太郎、生唾を飲みながらまこの艶姿をガン見する。

 

「ハァ…… ハァ…… ハァ…… ンぅッ!」

 

ぷっくりと桜色に染まった唇から出る色香たっぷりの喘ぎ。緩んだ表情から彼女が幸せな気持ちになっているのが良く分かる。しかし、17歳という思春期の体は一回の絶頂では満足できないらしい。おもむろに左手が淫液にまみれた股間に伸びていき、弄りだす。再び女の子の大事な部分に生じた快感に悩ましそうに眉を寄せるまこ。もう片方の右手は、首に巻いていたタオルに伸び、そのタオルを口元へ持っていった。左手でくちゅくちゅと粘っこい水音を立てながら、口元に当てたタオルをスンスンと嗅ぐ。傍目から見てかなり変態チックな光景だ。

 

(…………………)

 

京太郎は、まこの痴態を一切の雑念を持たずに見続ける。その雑念の無さと言ったら悟りを開いたといっても過言ではないレベルだ。が、まこの持っているタオルを見た瞬間、僅かな違和感を覚える京太郎。違和感の正体は何だろうか? と考え出したその時だ、

 

「あぁあ…… きょ、きょうたろ…… 京太郎ォ……」

 

まこの口から自分の名前を呼ぶ声が零れる。まさか自分の名前が呼ばれるとは思ってもみなかったのでギクッと体を硬直させる京太郎。それが拙かった。体を硬直させた瞬間、腕の一部が扉に触れてしまった。

 

ギィィィィ……

 

蝶番の油が切れかけていて、そろそろ差さなきゃなぁと以前から言っていた扉だ。盛大に軋み音を発しながら御開帳する。これだけ大きな音を立てると一人遊びに夢中なまこでも流石に気づく。

 

「……………」

 

「……………」

 

気まずい沈黙が室内に流れる。タオルのにおいを嗅ぎながらのM字第開脚した体勢、クロッチをずらして丸見えのオマンコに左手を突っ込んだまこ。そしてそれを扉の陰らからガン見する京太郎。

ここに第三者の生徒がいれば、即、職員室に駆け込むこと請け合いである。

 

「あ、あのですね、染谷先輩! これには深い訳が!」

 

いち早く再起動をはたして、慌てて言い訳を始める京太郎。ここでまこに怒声を浴びせられるくらいならまだマシだろう。悲鳴なんか上げられた日には下手すると退学ものだ、京太郎が焦るのも無理はない。しかし、どちらの予想も外れる。

 

「うっ…… ウゥッ…… グスッ……」

 

目に涙を溜めながらすすり泣きを始めたのだ。十分あり得る事態なのだが、京太郎が予想していたものとは違った。想定が外れたのでどうしていいかわからず狼狽えるだけだった。

 

………………………………………………

………………………………

………………

 

で、話は冒頭に戻ってすすり泣くまこと事態の収拾法が分からず頭を抱える京太郎という図式が出来上がった。コミュ障の咲と幼馴染付き合いをこの年まで続けてきただけあって京太郎のコミュ力は年齢に似合わず高い。それも男女区別なくコミュ力を発揮できる点も凄いのだが、生憎、オナニー見られてガチ泣きする女子の慰め方なんてものは知らない。知っていたら、それはそれで問題なのだが……

コミュニケーションでここまで手古摺ることは滅多にないので流石にストレスが溜まる。頭をガシガシと掻きながらどうしたものかと必死に考えているのだが、どうにもいい案は浮かばない。で、京太郎は諦めてコミュニケーションの原点に戻ることにした。

 

「そそそそそ、染谷先輩、大丈夫です! ここここ…… この京太郎、ここで見たことは絶対口外しませんから! ね!」

 

取りあえず、声をかけ続けて反応を引き出す。コミュニケーションの手法としては間違いではないが…… 「痴態を見られた女子が、痴態を見た男子を信用できるか?」という常識は考えないことにしたようだ。それだけ京太郎も切羽詰まっているということだろう。

が、この判断で思わぬ方向に事態が転んでいく。

 

「嫌じゃ…… 京太郎…… ワシを嫌わんで……」

 

「へっ!?」

 

拒絶されたり軽蔑されたりといった反応は十分想定していたのだが、「嫌わないで」は想定外。そもそも、この状況では京太郎の方が悪者にされるだろう、どのような経緯であれ女子を泣かせた男子の罪は万死に値する。しかし、まこはすすり泣きながら「許して…… 嫌わんで……」と京太郎に謝り続けている。

まこがこんな状態なので逆に冷静になれた京太郎。落ち着くと色々見えてくるものがあった。まこが匂いを嗅いでいたタオル、数日前に無くした京太郎のタオルだった。

 

「染谷先輩、落ち着いてください。嫌ったりしませんから、ね? 何があったか話してください」

 

優しく声をかけながらまこを宥める。そうすると彼女も少し落ち着いてきた。ある程度落ち着いて話ができそうだと感じた京太郎は、まこに何があったのかゆっくりと問うていく。まこもポツポツと答えていく。

事の次第はこういうことらしい。インターハイに向けて出場するメンバーの練習が忙しくなり、京太郎の面倒を見る余裕がどんどんなくなっていく中、京太郎は進んで部の事務仕事や雑用を買って出ていた。せっかく麻雀部に所属しているのに練習も出来ないそんな環境に腐りもせず笑顔で仕事をこなしていた。そして、インターハイが終わった後、しょっちゅう自分のところに「先輩、ここ教えてください!」と訊きに来る京太郎に親近感を覚え、自然と目で追うようになっていた。それから暫くすると、京太郎をオカズにオナニーするようになってしまった。自家発電のあと、何やら虚しさや罪悪感を覚える日々が続いていたが、ある日を境にもっと事態が悪化する。

たまたま京太郎が部室に忘れたタオルをまこが見つけたのだ。「仕方ないのぉ、いつも雑用とかで世話掛け取るし、洗うて帰しちゃろうかな」と持ち帰ったのが間違いのもとだった。持ち帰ったタオルを洗濯しようと取り出したとき、タオルから京太郎の匂いがするのを嗅ぎ取ったのだ。使用済みタオルなのだから京太郎の匂いがするのは当たり前なのだが、この匂いを感じたのが拙かった。京太郎の匂いがまこにとってのフェロモンとして働いたのだ。そのまままこは発情、一晩中タオルを嗅ぎながら自室でオナニーにふけるという行為をやらかした。で、京太郎の匂いを実際に嗅ぎながらいたしているのだから虚しさは無くなった。しかし、代わりに罪悪感は半端なく大きくなった。「返さにゃだめだ…… 返さにゃだめだ……」と思いつつオナニーに使うこと数日経過。やっと帰そうと思い学校に持ってきたのが今日なのだ。「すまんのぉ、京太郎。これ依然拾拾うたんじゃけど、返すの忘れとって」と言って京太郎に渡せば万事解決。そう思って部室に来てドキドキ待っていたが、ここで久から電話が来た。

 

「ごめん、まこ! 咲が風邪ひいて学校を休み、和は家の用事で早退、優希は成績不良で最終下校までミッチリ特別講習らしいわ。私も生徒会の急用で他校へ行かなきゃならないから、今日の部活だけど休みにするわ」

 

現実は無情である。おそらく京太郎にも電話が行っているだろうから部活に来ることはないだろう。決意が一気に無駄になったショックで終話ボタンを押したあと、呆然と部室の天井を見上げるまこ。このまま部室にいてもどうしようもないので帰るかと座っている椅子から腰を上げた時、ふと手に持っているタオルが目に入る。途端に子宮がムズムズ疼きだすのを感じる。ちなみにこの部室は旧校舎にあり、麻雀部のメンツ以外が来ることは全くと言っていいほどない。教師も足を運ぶことすらないのは問題だと思うが、なんせ清澄高校自体が超放任主義の学校。どんな活躍している部活であっても顧問が部活に顔を出すのは極めて稀である。

 

「ああ、ケガしないように勝手にやっていたらいいよ~。部活の内容で俺らが教えられることなんて何にもないし」

 

一事が万事、すべての部活でこんな状態だ。さすがに事故が起こったときは対応するが、それでクレームが来ることは無い。入学時に『部活は生徒の自主的な活動とし、名目上顧問はつけるが、基本、監督や口出しは一切しない。運動部など事故の危険がある部活では見張りをつけるが、基本は生徒の自己責任の活動である』と説明され一筆書かされるのだ。麻雀部などの文科系クラブなど放置されていて当然だ。つまり、今日の放課後、部室に人が来ることは絶対にない。そのことに考えが及んだ時、まこは自制が効かなくなってしまった。

 

「……で、染谷先輩がオナニーに浸っているところに、来るはずのなかった俺が牌譜の勉強をしに部室にやってきたと……」

 

「グスッ…… うん…… ヒッぐ……」

 

間が悪いというかなんというか、とりあえず呆れて声も出ない京太郎である。正直、尊敬してたまこの株は下がった。当然だろう、自分をオカズにオナニーするのは、まぁ、よくはないがまだいい。だが、持ち物のタオルを持って帰られてそれをオナニーの道具にされていたのはいただけない。ド変態もいいところで、幻滅するのが普通だ。しかし、グスグスと泣きながら「嫌わんで…… 許して……」と消えそうな涙声で呟き続けるまこを見ていても嫌悪感は全く沸いてこない。疑問に思った京太郎、もし別の女子が同じことをやったとしたらと想像してみた。

まず咲、間違いなく数日は口を利くことはないだろう。嫌悪感は当然のことながら感じる。次、優希。遠慮なく張り倒している、タコスをせがまれても買いに行くことは金輪際無いだろう。こいつも嫌悪感を感じる。次。和の場合はどうだろうか、憧れの彼女だが確実に幻滅するし軽蔑の眼差しを向ける自信がある。こやつも嫌悪感は十分だ。次、部長。おそらくグロス単位で嫌味が口から出るだろうし、飄々とした顔の裏はと想像するだけで鳥肌が立つ。うん、ギルティ。というか、想像してみたらこの4人が同じことしていたら翌日に退部届を出す自信がある。しかし、なぜかまこからはそんな感情は沸いてこない。不思議に思ってじっくり考えてみると案外簡単なことだった。

 

(ああ、なんだ…… 俺も染谷先輩のことが好きなんだなぁ)

 

『恋は曲者』、昔の人はうまいこと言ったものである。まこは京太郎を想うあまりド変態な行動に走り、京太郎はそんなまこのド変態な本性を知っても受け入れてしまっている。この事実にたどり着いたとき、京太郎の表情には呆れたような、それでいてどこか嬉しそうな苦笑が浮かんだ。

 

「ほら、染谷先輩。いつまで泣いているんですか? ホントに嫌ったり軽蔑したりしないから泣き止んでください」

 

「ほ…… 本当?」

 

京太郎の意外な言葉にまこが間抜けな声を上げる。部室備え付けのベッドに腰掛けながら京太郎は自分の隣をポンポンと叩いてまこに座るよう促す。

まこは恐る恐ると京太郎の隣にゆっくりと腰掛け、オドオドと戸惑いの色を滲ませる。どこか捨てられた猫のようなその様子に吹き出しそうになる京太郎。

優しく手を伸ばしてまこの頭を優しくなでる。

 

「大丈夫ですって、怖がらないでください」

 

再び浮かんだ苦笑をまこに向けて続きを話す京太郎。

 

「まぁ、何ですか…… 同じことを咲や優希、和と部長がやってたらドン引きしますし、今後の付き合いを考えますね…… 場合によっては退部届もあり得たかもしれません」

 

そこまで言ってまこの様子を伺うと、上げて落とされた者特有の絶望した表情をしていた。しかし、ここまではあくまでまこ以外の女子に関してなのだ。スゥっと軽く息を吸い込みいよいよ本題を口に出す……

 

――染谷先輩だと全く嫌だと思わないんですよ…… むしろ少しうれしく感じて、自分でも意外でしたよ

 

この京太郎の言葉をまこはすぐ理解することができなかった。だが、時間の経過とともにその言葉の意味か彼女に染み込んでいき……

 

「えっ…… そ、それって……」

 

まこが何か言いかけたその瞬間、京太郎の唇がまこの唇を塞いだ。突然のことにまこは目を白黒させる。京太郎にディープキスされている。気づくまでに時間はかかったが、それに気づいたとたんにまこの瞳がトロンと蕩け、積極的に舌を絡めて唾液をおねだりに行く。

ぴちゃぴちゃと軽い水音が暫し部室の空気に漂い、続いてぷはっと息をつく音が響く。

 

「つまり、こういうことですよ…… 俺、染谷先輩のことが好きです」

 

キス直後の京太郎からの告白。嫌われたと思って半ば諦めていたまこにとっては良い意味で衝撃的だった。さっきまでは絶望の涙を流していたが、今の彼女の目から溢れているのは歓喜の涙だ。

 

「きょ、京太郎!!」

 

感極まって京太郎の体に抱き着くまこ。少し勢いがあったので軽いタックルもどきになってしまったが、中学はハンドボールでバリバリ鍛えた京太郎は難なく受け止める。顔を京太郎の腹に押し付けながらグシグシと泣くまこ。カッターシャツがじんわりと涙で濡れていくのが分かるが気にせずに彼女の頭を優しくなでる。しばらくして感情が落ち着いたのか涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げるまこ。

 

「京太郎…… わしも…… わしも京太郎のことが好きじゃ……」

 

目元が少し腫れていたが、咲くような笑顔でそう告げるまこ。京太郎はその笑顔を見て「良かった」と思おもった。

 

………………………………………………

………………………………

………………

 

とりあえず事態収取の目途はついたかな、と胸をなでおろす京太郎だった。が、ここでまこがさらに斜め上の行動に出た。部室のベッドに腰掛けていた彼女は、京太郎の方に向き直って大股開き、いわゆるM字開脚しだしたのだ。

 

「のぉ、京太郎…… エッチしよ」

 

そう言って自分の秘所を守るブルマのクロッチをずらすまこ。下着を着けずに直にブルマを穿いていたので、それだけでまこの女性器が露になる。思春期の男子高校生には刺激が強すぎる光景だ。直前のオナニーで出来上がっているまこのオマンコ、ぷっくり膨れた大陰唇の間から愛液でヌラヌラと濡れて妖しく震える小陰唇が顔を出す。まこの股間に目線が行くのを抑えきれない京太郎、そしてその京太郎の視線でさらに興奮していくまこ。

 

「わし、京太郎の恋人になれたけど…… こんなド変態じゃけぇ自信がないんじゃぁ…… じゃけん、京太郎のモンじゃってこの体に刻み込んでほしいんじゃ」

 

そう言いながら割れ目を指で割り開く、ピンク色のきれいな膣口が粘液を垂らしながらヒクヒクと動くさまを見て、ついに京太郎の理性のフューズが飛んだ。

 

「ああぁ……  もう!!」

 

「きゃ!?」

 

「誘ってきたのは染谷先輩ですからね? 手加減できませんよ?」

 

突如ベッドの上でまこを組み敷く京太郎。ハァハァと息を荒げながらズボンと下着を脱いでいく。カチャカチャとベルトを外す音が聞こえたあと、まこの目の前に現れたのは限界一杯まで怒張した京太郎のイチモツだ。耳年増なので同い年の女子よりも性知識豊富なまこは男根というものがどういうものかは知っていたが、京太郎のソレのサイズだけは予想外だった。

端的に言えば無茶苦茶デカい、これを見た女子は恐怖感を感じるのではというくらいデカい。しかし、まこは恐怖を感じるどころかソレが自分の処女を無残に散らし、無情に雌穴を掻き回す光景を想像して…… 興奮していた。その証拠に体操服の上からでもわかるくらいに乳首は勃起し、膣口からは白く濁った本気汁が垂れてきている。

あまりに淫猥な彼女の姿に理性のHPがガリガリと削られていく。何とか耐えようとしていた京太郎だったが、亀頭の粘膜と膣口の粘膜が軽いキスをするともう駄目だった。段ボールか障子紙ほどに薄くなった理性の壁が吹っ飛んだ。メスを犯し、メスに射精し、メスを孕ませようとするオスの本能に支配された京太郎。既にまこを気遣う気持ちなど微塵もない。

 

「うぉぉおおおお!」

 

「あ、あぁ…… ああぁ、は、入ってきちょるぅ!」

 

京太郎の凶悪な肉槍がまこの雌穴を強引に抉じ開けながら入り込む。狭く拒むように蠢くまこの膣壁だが、十分愛液で濡れていたのでスムーズに京太郎の腰がまこの腰に向かって沈んでいく。途中、何か引っかかるようなモノがあったが、理性の箍が外れた京太郎は全く気付かず夢中でまこの膣内に己のイチモツを突き立てていく。

 

「アゥッ! い、痛ッ!!」

 

途中の処女膜も呆気なく破られ、まこの純潔が散らされる。破瓜の瞬間に鋭い痛みが走ったが、京太郎と一つになったという実感による精神的な幸福感が痛みを上書きしていく。

 

「う、うぉぉお…… う、うねってる……」

 

「京太郎ォ…… 京太郎ォ……」

 

京太郎の腰とまこの腰がズップリと密着する。鍵穴と鍵のように嵌り込んだ性器同士が刺激し合い、性的な興奮が高まっていく。お互いの背中側に手をまわし、ギュッと抱き合う二人。まこの少し小ぶりな乳房が京太郎の胸板に押しつぶされてムニュっと変形する。ツンと尖った乳首も京太郎の胸板と擦れてゾクゾクとした快感を生み出す。

 

「んぅぅ……」

 

「くふぅぅ……」

 

体が昂るにつれて、どちらともなくキスを求めあう。お互いの唇を貪り合い、二つの舌は絡み合ってチュクチュクと唾液が混ざり合う音が暫く部室に響く。

 

「ぷはぁ! 染谷先輩…… その、痛くないっすか?」

 

「ンぁ…… ま、まぁちぃと痛いが…… 京太郎と一つになれたと思うと、おなかがキュンキュンするんじゃ」

 

「ところでわしの膣内(なか)はどがぁな感じか?」

 

十分時間をかけたフレンチ・キスで精神的な余裕が出てきたらしく抱きしめ合いながらお互いの耳元で喋る若人二人。経験不足の初々しい内容の会話だ。

 

「どうって…… 無茶苦茶うねって…… 無茶苦茶あったかくて…… めっちゃヤバいです。もう、射精(で)そうです」

 

まこの膣を限界まで押し広げて突きこまれた京太郎の剛直。まこからすれば太い杭で敏感なトコロを串刺しにされたようなものだが、女の本能とは恐ろしいもの。自分を孕ませることのできる肉の杭だと体そのものが感じ取っているのだろうか、感じていた痛みは次第に甘い痺れに変わっていく。そして、精子をねだるために雌肉が京太郎の亀頭を妖しく蠢き射精を誘う。京太郎もその甘美な刺激に抗い難いのか「で、射精(で)そうなので一回抜きます!」と、まこの膣内からイチモツを引き抜こうとする。流石に膣内出しはまずいと思ってのことだったのだが……

 

「そ、染谷先輩!?」

 

まこの足が京太郎の腰にしがみつき、逆にギュッと肌を密着させる。予想外のまこの行動にビックリして声を上げる京太郎。深く咥え込まれた男根は、ヤワヤワと促す媚肉の催促に白濁を吐き出す直前まで昂っていく。

 

「な、膣内(で)に出ちゃいますよ!?」

 

「だ、射精(だ)しんさい! 膣内(なか)に射精(だ)しんさい!!」

 

「な、膣内射精(なかだし)は拙いですって!!」

 

「膣内(なか)に! 膣内(なか)にちょうだい!!」

 

ギュッと密着したまこは無意識に腰を揺する。それと同時に、降りてきた子宮の子宮口が京太郎の鈴口にチュチュと吸い付く。この射精を促す最後のおねだりに先ほどまで童貞だった京太郎が耐えられるはずもなく……

 

「ク……ッ! ウゥ……っ!!」

 

「あぁあッ! 射精(で)ちょる…… 熱いのが射精(で)ちょるぅ!!」

 

思いの丈をまこの膣内にぶちまける。熱く白濁したそれを子宮口が飲み込み、子を生す部屋に白い異臭が染み込んでいく。

雌の性器に己が粘膜を擦り上げられる快感は、いつもの自家発電を遥かに超えていた。出てくる精液も京太郎自身が吃驚するほどの量だ。その精を受け止めるまこも、オナニーで達する絶頂とは比べ物にならない快感に頭の中が真っ白になり、体をビクンビクンと痙攣させる。たっぷりと1分ほど性感の極みを味わう二人。視界にバチバチと星が飛び散るような劇感に体がついていかなかったのか、下半身で繋がったままベッドの上で意識を飛ばしてしまう。

 

「ッ! ハァハァ…… ごめんなさい、染谷先輩…… 耐えきれずに膣内射精(なかだし)しちゃいました……」

 

息を上げながら意識を戻した京太郎が謝る。

 

「んァア…… 今日は安全日じゃけぇ、大丈夫じゃ……」

 

そう京太郎に告げるまこ。

 

「それに、膣内射精(なかだし)をねだったのはワシの方じゃけぇ、気にしなさんな」

 

どちらともなく、フレンチ・キスを始めるまこと京太郎。体を抱きしめ合いながらじっくりと舌を絡ませ合い、お互いの存在を確かめ合っていく。

 

「フフ…… 京太郎のアソコ、まだまだ元気じゃのう」

 

「す、スンマセン……」

 

キスで再び興奮してきたのか、まこの膣内(なか)に挿入(は)いったままムクムクと硬さを取り戻していく京太郎のイチモツ。そのことをまこに告げられてキマリが悪そうな表情で謝る京太郎。

 

「のう、京太郎…… せっかくの初体験じゃけぇ、一回だけじゃもったいないと思わんか?」

 

余裕を取り戻した表情でそう宣うまこ。

 

「ワシは京太郎のモンじゃ、わしの体、京太郎の好きにして良いけぇ」

 

フェロモンタップリの雌の顔に京太郎は再び理性をガリガリと削られていく。そして止めに「じゃけぇ、もっとしよ?」と耳元で囁かれて京太郎は再び獣となる。その後、二人は1時間に渡って体を重ねて…… 部室の掃除に頭を悩ませることになる。

 




とりあえず念願だった京太郎とまこのエロ小説の投稿でした。
戦車とマージャンのコンチェルト放ったらかして何やってんだって所ですけど……
また、こちらは妄想が溜まり次第書いて投稿したいなぁと思います。

上手くエロが書けてるといいけどなぁ……
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