※この作品はR-18です。

R18小説集   作:夜叉竜

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 はい、片手間でのんびりと書いていたR18を投稿します。

 まずは魔物娘図鑑から俺の嫁です………真面目な話、もしも異世界転生とか転移するならマジでこの世界に行きたいです。チートとかいらん。ここに行かせて、マジで。


嫉妬深き百足姫

遥か東の海の先にある島国、ジパングの中の大きめの街。その街中を黒髪黒目の青年が荷車を引きながら歩いていた。その荷車には彼の作品が満載されている。

 街中は相も変わらずの様子だ。青年は周囲を見渡しながらそう思う。多くの者が行きかう大道理には露店が立ち並び、種族問わず商人たちの呼び声がこだまし、その間を子供たちが走り回り、活気づいている。

 こういう場所は自分の好みだが、隣の彼女は居心地悪そうにしている。

 紫の長い髪を首の後ろで二つにした暗い雰囲気の美女だが、その頭からは長い触角が二本生えており、首周りには虫の顎肢がある。体には紫の着物を着こんでいるのだが、それ越しでもはっきりと主張するほどのたわわな乳房が魅力的だ。その下半身は人間のそれではなく、人の胴体ほどもある黒っぽい緑色の甲殻の節に無数の肢が生えた巨大な百足の胴体で、尾の先端には巨大な顎肢が備わっている。

 

 「楓。大丈夫かい?やっぱり家にいたほうがよかったんじゃ……」

 

 青年がそう言うと、彼女は不快げに顔を歪めながら青年を睨む。

 

 「それって……海璃があの女と二人っきりになるのを家で待ってろって言うの……?」

 

 そう言いながら楓は海璃の体に長い百足の体の先端を巻き付け、無数の肢がその体を掻きまわす。

 海璃の最愛の女性、大百足の魔物娘、楓は非常に嫉妬深く、執着心が強い。基本的に海璃が一人で女性と二人きりで会う事を嫌う。海璃は自分に巻き付いた百足の胴体に臆することなくそっと手を当て、優しくなでる。

 

 「いや、そうじゃないよ。ただ、いつも無理させるわけにはいかないから……」

 「そんなのどうでもいい。海璃のそばにいられるなら私はそれで充分なの……」

 「……分かったよ。でも、あまり無理はしないでね」

 

 そう言って海璃は楓の顔に手を伸ばし、そっと頬を撫でる。その感触に楓はうっとりと目を細めるが拘束をほどこうとはしない。しょうがないなぁと苦笑を浮かべながら海璃も無理にほどこうとはせず、そのまま歩いていく。

 そのまま二人が歩くことしばらく、たどり着いたのは刃物や武器の類を取り扱う店にたどり着くと裏口に回り、扉を叩く。

 

 「お、来たな、海璃、楓……っと、これまたすごい登場の仕方じゃな」

 

 裏口から出てきたのはこの店の店主の刑部狸だ。彼女は呆れたように海璃に胴体を巻き付けた状態の楓と、それをほどこうともしない彼を見てため息を吐く。

 

 「おはようございます。商品の納品に来ました」

 「うむ、それじゃあ受け取るから……楓よ。海璃を開放しろ。それでは商売ができん」

 

 刑部狸がそう言うと、楓は不服そうに唸るが、渋々と言った様子で海璃を開放する。

 店主の言葉に海璃はあはは、と小さく苦笑を浮かべる。それを見て店主ははあ、と心底うらやましそうにため息を吐くと、

 

 「それじゃあ、海璃、品物を見せてくれ」

 

 店主が言うと、海璃はすぐに荷車の覆いを取り払う。。

 荷車に載せられていたのは入っているのは布で包まれた様々な刃物や鉄製品だ。包丁、草刈り鎌、鋏、中には刀や剣の類も入っている。

 海璃と楓の二人は鍛冶師として生計を立てている。鉄製品の加工から魔界の鉱石の加工までおこなえるその腕前は並ではない。この若さでは異常と言えるだろう。元々そう言う家系だったのもあるが、大本は彼女との生活をよくするためにと努力したからと言うのを見習い時代からの知り合いの店主は知っている。

 店主は次々と品物を受け取るとその場で布を取って刃物の状態をチェックしていく。

 

 「………ふむ、相変わらずいい腕じゃな。品実は十分。むしろいいぐらい。これならば、そうじゃな………」

 

 店主はそろばんを取り出してすぐに計算をしていき、合計額をはじき出し、海璃に見せる。

 

 「あ、それじゃあそれでお願いします」

 「よし、それじゃあっと……」

 

 店主はすぐに奥に引っ込み、少しすると金の入った袋を持ってくる。

 

 「ほれ、中身は確認するか?」

 「しませんよ。店長が金を誤魔化す筈がないですし」

 「お前も大概人がいいのう。そのうち本当に化かしてしまうぞ?」

 「あはは……」

 

 海璃は苦笑を浮かべながら商品の刃物を布で覆っていき、それを楓と店主が店の倉庫に運んでいく。

 

 「ではそろそろ」

 「もうか?ちょっとは茶でも飲んでゆっくりしていけ」

 

 店主がそう言った瞬間、背後の楓が顔を歪めながら睨みつけ、顎肢がゆっくりと持ち上げられ、ガチンガチンと音を立てる。

 それを見て店主は小さく苦笑を浮かべながら肩をすくめる。

 

 「別にいいではないか。お茶ぐらい。お前も一緒なのじゃし……」

 「あはは……すいません。お誘いはうれしいですが……今日はこの辺で。店長もいい加減相手を見つけたらどうです?」

 「これだという男が見つからないから仕方あるまい……」

 

 はあ、と深いため息を吐く店長に同情しながら、海璃はそれではと頭を下げ、袋を懐に突っ込んで楓の手を引く。楓はそれに気づくと小さく声を漏らしながら顎肢を下ろして表情を緩めると共に荷車を引きながら帰路につく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 海璃と楓の家兼仕事場は街から少し離れた雑木林の中にあった。ここには炭に適した木が取れる。それに周囲に人家もないのでうるさいと怒鳴られる心配もない。鍛冶仕事にはうってつけだ。一階平屋建てのジパングではありふれた建築の建物だが、普通よりも大きなそれに仕事場である鍛冶場が併設されている。

 海璃と楓は荷車を外の倉庫の中にしまうと自宅の玄関を開け、中に入っていく。

 

 「ただいま~~」

 

 となりに楓がいるのにそう言ってしまうのはいつもの癖ゆえに。

 

 「おかえり、海璃」

 

 そんな海璃に楓は後ろからそう声をかけるが、その声色はどこかおかしい。ねっとりした、纏わりつくような粘り気を帯び、何かをこらえるような……

 海璃が首を傾げながら家の中に入った瞬間、

 

 グンッ!

 

 「うおっ!?」

 

 突如として楓が海璃を背中から思いっきり抱きしめる。背中でむにゅう、と楓の大きな乳房が変形するほどに強く抱きしめられ、海璃は目を白黒させる。

 そのまま楓は素早い動作で家の中を移動すると、二人の寝室に飛び込む。二人の寝室は楓が全身を伸ばせるほどに広く、様相は和装になっているのだが、その部屋の隅には楓の全身が乗っても余裕があるほどの巨大なベッドが設えられている。楓はそのまま海璃をベッドの上に放る。

 

 「うわっ!?」

 

 海璃が驚きの声を上げると同時に楓は海璃の上に覆いかぶさり、自分と彼を囲むように百足の胴体を動かす。肢がその体をはい回らせ、楓は海璃の顔を両手で包み込む。

 

 「か、楓……?一体どうしたの……?」

 「……海璃……あの女の誘いを嬉しいって言った……どう言う事?あの女に現を抜かすの……?」

 「現って……何を言ってるんだよ。あんなのただの社交辞令だから。店主さんだってそう言うつもりで言ったんじゃ「許さない。」……

 「許さない……私から離れるなんて絶対に許さない……ほかの女と仲良くするなんて絶対にダメ………!貴方は私の者。誰にも渡さない、絶対に絶対に絶対に絶対に……!」

 

 ぶつぶつと血走った眼で海璃を見つめながら呟き呟き続ける楓を見て、海璃は、後悔の念に襲われる。

 またやっちゃったなぁ……

 一緒になるとき彼女を悲しませないと誓ったのだが、自分のせいでまたこうしてしまった。

 二人は幼い、子供のころから一緒にいた幼馴染だった。付き合い、体を重ねるようになったのは最近の事だが。子供のころから嫉妬深い彼女はしょっちゅう自分を締め上げていた。

 両腕を伸ばした海璃はそのまま楓の頭を自分の胸元に抱き寄せる。その感触とより濃密となった愛する人の匂いに楓は小さく声を漏らし、それと同時に彼女の下腹部が疼く。

 

 「分かってるよ、楓。俺が楓から離れるなんてありえないだろう?」

 「だって……」

 「店主さんとは長い付き合いなんだし……それに無下に断れないだろう?長い付き合いなんだし」

 「……分かってる。それでも嫌なの。海璃には私だけを見ていてほしいの」

 

 楓は先ほどの狂気的な雰囲気を霧散させ、沈んだ表情を浮かべる。海璃はよしよしと楓の頭を撫で続ける。

 

 「しょうがないな……如何すればいい?」

 「……分かってるでしょう?」

 

 そう言うと同時に楓の目に情欲が浮かび上がり、その表情が蕩けたものに変わり、そのまま海璃の首元に顔をうずめると、ぴちゃぴちゃと首元を舐め始める。更にその豊満な胸を海璃にぎゅうぎゅうと押し付ける。

 その感触と刺激に海璃の男根は反応し、固く、大きくなる。それに気づいた楓の子宮はキュン、と疼いて愛液が漏れ出す。

 海璃は小さくを漏らしながらも頭に回していた手を楓の着物の中に潜り込ませ、その能満な胸を直接揉みしだく。

 楓の胸は押し付けられて変形しているが、それでもその柔らかさは損なわれておらず、手を這わすと肌に吸い付いてくる。

 胸を揉まれるたびに楓は海璃の体を舐めながら小さく声を漏らす。

 

 「あ……んん……もっとぉ……もっと強く揉んでぇ……」

 

 楓がねだる様に甘えた声で催促すると海璃はさらに強く激しく揉みしだく。それに伴い、乳首がぷっくりと大きくなっていく。

 それに気づいた海璃はそのまま乳首を摘まむとこねくり回す。

 

 「あぁ!いい……それ、いいよぉ……♡もっと……乳首も、おっぱいもいじめて……全部海璃の物だから……♡」

 

 楓は上体を起こすとするすると着物を脱いでいく。露になるのは紫の毒腺の模様が刻まれた美しい女体。紫の毒腺で刺繍のような模様を刻まれている豊満な胸はFはあろうかと言う大きさだが、垂れてはおらず、ツンと立っている。その乳首ははしたなく起っており、ぴくぴくと震えている。

 海璃は手を伸ばすとその乳房を鷲掴みにし、そのまま激しく揉みしだく。

 

 「あ、ふぅ……ん……」

 

 楓の口から甘い声が漏れ出ると、海璃はまるで餅をこねるように揉む。力を込めて揉めば乳房に指が沈み込みそうな柔らかさに指が離せなくなる。

 むにゅむにゅと揉んでいくとピンクの乳首がさらに硬さを増し、乳輪も先程よりも張りを増していく。それにい気付いた海璃は乳首を摘まみ上げると人差し指と親指で摘まみ上げて強く扱いていく。 

 

 「ひぃん!?そ、それぇ……いいのぉ……」

 

 楓がねだる様に呟くと海璃はさらに強く胸全体に手を這わせ、乳輪を人差し指でなぞり、乳首を軽く弾いたりする。コリコリとした乳首がもっといじめてほしいと言うようにぴくぴくとする。

 海璃は上体を起こすとそのまま乳首にしゃぶりつく。

 

 「はひゃぁ!」

 

 楓の体が弓なりに反るが、海璃はしっかりと抱きとめ、乳首を強く吸い上げ、更に舌で転がしていく。ゆっくりと乳輪をなぞるように舐め、それと同時にもう片方の乳房もしっかりと揉みしだいていく。

 乳房全体に舌を這わせていくと、海璃の舌は乳房に浮かんでいる毒腺を舐め上げる。

 

 「あ、ああっ!」

 

 それと同時にこれまで以上に強烈な快感が楓を襲い、大きく体をのけ反らせる。だらしなく開いた口からは舌が犬のように出てきてしまっている。

 海璃は更に毒腺をぴちゃぴちゃとねぶり、吸いつくと勢いよく吸い上げる。

 

 「あかぁ、あ、あぁ!そ、それぇ……強すぎぃ……!」

 

 全身を襲う強烈な快楽に楓の体ががくがくと震え、膣からはもはや洪水と言ってもいいほどの愛液が溢れ、海璃の股間をびしょびしょに濡らしている。

 

 「はぁ……あぁ……そろそろ……やろう……?」

 

 そう言うと同時に楓の百足の体が蠢き、先端の顎肢が海璃の腰辺りに近づくと、器用に濡れた着物を脱がしていく。そして袴を脱がすと同時にすでに痛々しいほどに屹立した肉棒が解き放たれ、楓のお腹に直接触れ、その熱を伝える。それだけで楓の子宮が激しく疼き、鼻孔を強烈なオスの匂いが襲い、その表情がどうしようもなくとろけきった物になってしまう。楓はそのまま海璃を裸にすると、顎肢を肉棒付近に持っていくと、そのまま顎肢で噛み付き、楓の毒を注入していく。

 更に楓は海璃の胸元に顔を近づけると歯を突き立て、更に毒を注入していく。

 

 「っぅ……かはっ………!」

 

 その瞬間、海璃の胸元、腰元、そして男根に凄まじい快感が襲い、海璃の体が大きく跳ねる。

 それと同時に海璃の体に楓の体が素早く巻き付き、無数の肢が体をはい回る。それだけで射精してしまいそうな快感に襲われるが、一部の肢が男根の根本をきつく押さえつけ、射精を阻む。

 更に楓は海璃の至る所に更に毒を流し込んでいき、最終的には海璃の全身は毒に侵され、あまりの快楽に肉棒は先ほどまでよりもさらに一回り大きくなり、バキバキに血管が浮き出て、鈴口からは垂れ流しのように我慢汁があふれ出ている。だが、体に力は入らず、全身は痺れて動くことができない。

 その匂いに楓は陶酔しきった笑みを浮かべて体を起こし、男根を開放すると亀頭に膣の入り口にこすりつける。そのたびににちゃにちゃと湿った音が鳴り響く。

 

 「ふぐぁ!?」

 

 それだけでまるで挿入したかのような快感に襲われ、海璃の声が上ずる。

 

 「さぁ……一緒に墜ちよう……どこまでもどこまでも……深く深く……」

 

 快楽に溺れ切った妖艶な笑みを浮かべ、ついにずにゅりと楓の膣肉の中に根元まで一気に呑み込まれる。楓の中は大量の愛液でぐちょぐちょなのだが、男根を飲み込んだ瞬間、まるで待ってましたと言わんばかりに子宮口は亀頭に吸い付き、膣全体が男根にむさぼりつき、絶対に放さないと言わんばかりにきつく締めあげる。

 

 「っ……!!??」

 

 その瞬間、挿入された男根を凄まじい快楽が襲うが、それだけではない。全身の毒が回っている個所にも男根と同じ快楽が襲い、海璃が言葉を失うと同時に鈴口から大量の精が放たれ、子宮口から直接子宮内部に注がれる。

 

 「ひぃぎぃぃぃぃぃ!あは……♡出てる……最初だから……すっごく濃いぃ……♡」

 

 大量の精を注がれて楓は頭の中が真っ白になりながらも恍惚とした笑みと共に全身を激しく震わせる。口の端からよだれがだらしなく垂れて彼女の口元を汚し、接合面は大量に噴出した潮でびちゃびちゃになっている。

 楓の子宮は一滴たりとも逃さないと言うようにごくごくと精液を飲み込んでいく。

 ようやく放出が終わるも、楓は快楽の余韻から抜け出せず、まともに動くことができない。楓はそのまま海璃の胸元に倒れ込む。一方、海璃も動けずにいたが、全身は未だすさまじい快楽に襲われている。まるで全身が楓の膣の中に挿入され、締め上げられているような快楽に言葉も出ない。

 そうしているうちに楓は海璃の背中に手を回すと強く抱きしめる。まるで自分と彼との間に隙間なんて存在させないと言わんばかりに抱きしめ、海璃の胸元に楓の乳房が強く押し付けられ、胸板に感じる柔らかさだけで再び射精してしまいそうになる。

 

 「もっと……もっとだよ……海璃……♡もっと……貴方を頂戴……♡」

 

 そのままゆっくりと楓は体を起こすと、百足の下半身が二人の体を包み込むように巻き付いてくる。海璃の体を少し冷えた虫の身体がきつく、だが優しく締め付け、無数の肢が抱きしめるようにその敏感な体をはい回る。

 

 「うっ……!」

 

 その快楽に再び海璃の肉棒は精を解き放ってしまう。

 

 「くぅぅぅぅぅぅぅん……♡!」

 

 楓は再び恍惚とした表情を浮かべ、更に精をねだる様に腰を円を描くように動かす。そのたび接合面からは大量の愛液が溢れ、二人の体を濡らし、にちゃにちゃという音を立てる。

 もっともっと、と蕩けた表情を浮かべていた楓だが、次の瞬間、膣内の肉棒が勢いよく子宮口を叩き、くひっ!?とすっときょんな声を上げる。海璃が腰が密着した状態にもかかわらず、勢いよく腰を突き出してきたのだ。

 「流石にやられっぱなしわね……!」

 

 そう言うと海璃は楓の背中に手を回すとぐるりと体を回転させ、お互いの位置を変え、海璃が楓を押し倒すような体制に変えると、力強く抱きしめ、楓に覆いかぶさるような体制になって腰を動かす。腰同士は密着しているが、海璃は抱きしめられた状態ながら全体重を乗せる。肉棒は容赦なく楓の膣の最奥に勢いよく押し付けられる。その感覚だけで楓の身体は達してしまうが、更にぐりぐりと肉棒が動き、亀頭が容赦なく子宮口に押し付けられ、抉り込まれていく。

 

 「あ、はぁぁ!ああ!いい!いいよ……!もっと……もっと……!」

 

 楓は子宮口を抉られるたびに長い髪を振り乱しながら快楽に喘ぐが、魔物娘の彼女がこの程度で満足するはずがない。自然、楓はさらなる快楽を得ようと海璃の顔、正確には唇に向く。

 その視線に気づいた海璃はそっと背中に回していた手を楓の頭に回していく。すると、楓も海璃の背中に回していた手を彼の頭に回す。

 そのまま二人の距離は更に縮んでいき、吸い寄せられるように唇を重ねる。

 そのこの世のどんな甘味よりも甘い雫が楓の口の中に入った瞬間、

 

 「っ~~~~~~~!!♡♡♡♡」

 

 全身をすさまじい快楽に襲われ、楓はガクガクと体を激しく震わせ、膣が痙攣するように激しく蠢き、肉棒を優しく、だが貪欲に締め上げる。更に百足の体がこれまでとは比にならないぐらい力強く巻き付き、腕は海璃の頭に回って思いっきり抱き寄せる。

 体の内側から全身の神経を蝕むような快楽の奔流にさらされながらも楓の舌はもっと欲しいと海璃の口の中で激しく踊り狂い、海璃の舌になめくじのように絡み合う。海璃もそれに応じるように楓の口の中に舌を潜り込ませ、歯茎を舐めしゃぶり、舌を唾液を飲ませていく。

 

 「んっ、んんっ!む~~~っ!ちゅぅ……むぅ~~~~!んん~~~!」

 

 互いの口元は唾液でべとべとだがそれでも互いに一心不乱にディープキスを交わす。そんな中でも海璃の腰は止まらず、今すぐにでも射精したい衝動を全力で堪えながら楓の最奥をぐりぐりと責め立てる。

 それはもはやセックスや交わりと呼べない。まるで一つの塊が蠢いているかのような光景。だが、これが楓が最も好む交わり方で、海璃もなかなかに気に入っている。

 常に全身を電流が貫いているかのように絶頂しているような状況の楓だが、膣の中の海璃の肉棒が一際膨らみ、びくびくと激しく震えだす。

 来る。今までよりも大量の精が来る。そう理解した途端、楓の子宮口はぶちゅりと亀頭に吸い付き、全体がぎゅぅうと激しく、そして扱き上げるような動きで締め上げてくる。

 

 「むぅ……ぐぅ……!」

 

 海璃がうめき声を上げた瞬間、肉棒が爆発する。

 子宮口に密着した鈴口から大量の精が子宮に直接注がれる。

 

 「っ~~~~~~~~~~!!!!!」

 

 先程のキスよりも激しい、暴力的な快楽の奔流に楓の全身は激しく痙攣し、頭の中が真っ白になるほどの衝撃に大量の潮が噴き出し、百足の体は締め上げ、激しく肢が蠢く。

 海璃も全身の力全てを吸い出されるかのような快楽の中、肉棒を押し付けて精を注ぎながらも、ディープキスはやめない。

 それどころか二人とも未だ交わりをやめようとする気配もない。

 その日一日、その塊が解かれることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「んあ………?」

 

 能天気な声を漏らしながら海璃は目を開ける。

 

 「あれ、俺……確か……」

 

 ぼんやりとした頭で何があったか思い出そうとし、体を起こそうとすると、ずっしりと重みに視線を動かす。

 そこには裸身の楓が全身を使って同じく裸身の海璃を抱きしめて幸せそうな寝顔を浮かべている。

 

 「そうだ……あの後、ひたすら交わってたんだ……」

 

 丸一日時間も忘れて交わり続けられるのはインキュバスになったからか。以前は途中でダウンしていたのに……しかも未だ肉棒は楓の膣内にあるのだが、その硬さも大きさも一切衰えていない。

 正直に言えばやろうとすればまだ交われるが、流石にそろそろ仕事にかからなければならない。海璃は楓の体を揺さぶる。

 

 「楓、起きてよ楓。仕事にかかりたいんだけど……」

 

 すると楓はん~~、とうなり声を発しながら目をしぱしぱさせながらゆっくりと体を起こすが、少し海璃を見つめると、ゆっくりと抱きしめなおして首元に顔を埋める。

 

 「ちょ、ちょっと楓!何してるのさ!早く起きないと……」

 「いやだ。離れたくない。今日は仕事なんて休んで昨日の続きをしようよ」

 「いや、そう言うわけには……他にも仕事抱えてるんだし……」

 「何よ……私よりも仕事が大事なの……?」

 

 楓がじろりとした目で海璃を睨み、全身でその体を締め上げ、膣が肉棒を激しく扱き上げる。

 その快感に海璃はうめき声を上げるが、何とか堪え、

 

 「そうもいかないよ。コートアルフへの旅費を稼がないといけないしさ」

 

 すると、楓はうっ、とうめき声を上げるとうめき声を上げながら未練がましい表情を浮かべるが、少しすると小さくため息を吐いて海璃を開放する。

 コートアルフは7つの島からなる水の都であり、大人気の観光地。二人はかの有名なアル・マールで結婚式を挙げるために旅費を稼いでいる真っ最中なのだ。

 

 「分かったよ……それじゃあ、先にお風呂入ってて。私は準備をしておくから」

 「うん、ありがとう……」

 

 海璃は礼を言うが、楓は残念そうに部屋を出ていこうとする。その背中を見て海璃はしょうがないなぁ、と肩をすくめると、

 

 「まあ、期日までまだ日はあるし、焦っても仕方ないから、ある程度仕上げたら今日は上げようか」

 

 その言葉に楓はぴくんと全身を震わせて振り返る。その表情には明確な喜色が浮かんでいる。

 

 「本当?」

 「本当。ただし、きっちり仕事はこなさないとだめだからね」

 「うん、分かった。それじゃあすぐに準備するね」

 

 楓はすぐさま行こうとするが、その前に海璃の元に戻ると、そのまま彼の唇にチュッ、と軽く触れるぐらいのキスをして、

 

 「大好きだよ、海璃」

 「うん、俺もだよ、楓」

 

 二人はそう言い合い、キスをするような距離で微笑み合っていた。




 ……何というかね。他の娘さんもよかったんだけど、この娘は……なんかピンと来たんだよ。うん。絵を見た瞬間、なんかね。

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