某生放送から生まれた話 作:遠心分離機
茜ちゃんの関西弁が変なところあっても許してください…。
「どうや?トルネ。何も見えへんからウチらの声がよう聞こえるやろ?」
「トルネさん。そんな緊張しなくても変なことはしませんよ。無理やりは好きじゃないですから」
目隠しで何も見えない私の耳に茜と葵の声が入ってくる。
両耳から入ってくる声から少しでも逃れようと身をよじるけど拘束されていてはあまり動かせなかった。
「――っ」
「なんか言いたそうやな?でもダメや。ずっとウチらをほったらかしにした罰なんやから」
「全くです。ゆかりさんやマキさんと楽しそうに遊んで私たちを放置するなんて。だって私達は恋人でしょう?」
「やから、ウチらから離れられんように今日はたーっぷり体に教えてあげるな♡」
左右で交互にささやかれる声に体が火照ってくる。
猿轡をかまされてろくに声を出せない状況ではあるものの、それがなかったとしてもまともに声をあげられていただろうか。
「とはいってもそんな変なことするつもりはないねん。せいぜいウチらと簡単なスキンシップとってもらうだけや」
「手を握ったりとか、抱き着いたりとか。触れ合ったりとか?まあトルネさんは手を動かせないでしょうから私達が勝手に触るだけなんですけど」
そう言って葵が指を絡ませてくる。
恋人がするように優しくなでるように私の手を弄る。
いつもだったら嬉しい行為。だけど今のような触覚と聴覚以外が封じられ、敏感になっている体には刺激的過ぎた。
「せやで?ウチらはただ触るだけ。でも…我慢できなくなったら言うてな?」
茜が私のお腹を撫でる。
いつもならくすぐったいと笑いあう行為。だけど今の体にはくすぐったさよりもこみあげてくる未知の感覚に体を震わせる。
「ほら、どうですか?私の手、すべすべでしょう。トルネさんのためにお手入れしてるんです。」
「トルネの肌はすべすべやなあ、いつまでも触ってたいわ」
「――っ、――♡♡」
葵が私の手を撫でるたび、茜が私のお腹や背中を触るたび、甘い感覚が体を走る。
じれったくて、物足りなくて。いっそ一線を越えてほしい、と思うのに。
だけど声を出すことも視線を合わせることもできない状況でそれを伝えることはできない。
ただ微弱な快楽が積み重なっていくのを感じるだけ。
「トルネはうなじも綺麗やなあ。髪で隠れてるのもったいないわあ」
「でも普段隠れてるからこういう時綺麗だって思えるんじゃない?」
二人の何気ない会話にすら体がはねてしまう。
快楽を求める私の体は二人の声にすら欲情し始めていた。
「あれ、体がはねてますよ、トルネさん。もしかして、こんな軽いスキンシップで欲情しちゃったんですか?やーらしー♡」
「またはねたで。もしかしてウチらの声で感じとるんか?とんだ変態さんやなあ、トルネは」
声で感じているとばれた途端、二人は私の耳元で話し始める。
脳を侵すような甘い声に体を震わせる。
「プルプル震えて可愛いなあ、じゃあもうちょっと段階進めようか」
今まではお腹や首筋などを触っていた茜が内股やお尻などを触り始める。
そして葵が私の乳輪を指でなぞり始めた。
「…っ♡…っ♡」
「あはは、大事なところ触ってないのにビクビクしちゃって。嫌らしいですね。変態♡へーんたい♡」
「やらしい子やなあ、トルネ。こんな愛撫で感じとるんか?変態さん♡」
「-っ♡―――っ♡」
耳元で二人に罵られながら焦らされてあっけなく達してしまう。
体を大きく震わせて腰があがった。
「イったんか?こんな愛撫と声だけで?ほんとトルネはやらしいわあ」
「変態なトルネさんは今度は何したいですか?ほら、猿轡を外してあげますから答えてください」
葵の手によって口が解放される。息苦しさから一度大きく息を吸い、そして二人に懇願した。
「お願いっ!こんな焦らしじゃなくてぐちゃぐちゃにして!大事なところ触ってえ!」
快楽の焦燥からついた言葉。
だけどその返答はとぼけたもので。
「大事なところって言われてもなあ。よく分からへんわ」
「そうですよ、お願いするときはどこを、どうしてほしいか、具体的に、ね」
「え…う…あ…」
はっきり言え、と言外に含まれたその言葉に羞恥心で躊躇する。
だけど、それは一瞬だった。さんざん焦らされた私に、選択の余地なんかないのだから。
「まんこも、おっぱいも!気持ちいところ触ってください!もう、もう我慢できないの!」
「よくできました♡」
「ひぎゅ、ひぎいいいっ♡」
懇願した瞬間、四つの手が私の体を蹂躙した。
容赦なく秘所へ指を突き込み、胸を乱暴に揉みしだき、尻穴を広げる。
待ち望んだ感覚に喜びに体を震わせる。
「あぎっ♡いぐっ♡イってるからっ♡」
「わかっとるで?でも私達から離れられんよう体に教え込まんとあかんからなあ」
「私たちの声、手の感覚、忘れないように刻み込みますから♡」
絶頂し、そこから戻るまでにまた絶頂する。
そのたびにかけられる声、二人の手を覚えさせられる。
「壊れるっ♡これ以上はっ♡戻ってこれなくなるからっ♡やめでっ♡もうやめでええええっ♡」
「壊れちゃいましょう?そしてずっと一緒にいましょうね」
「せやな、もうまともである必要ないんやで?だからーー」
「イぐっ♡またイっで♡壊れるっ♡」
「イけ♡」
「イっちゃえ♡」
「――っ♡――――――――――っ♡」
ようやく二人の手が止まり、浮いていた体が椅子へと落ちる。
はぁー♡はぁー♡と息を整える私に二人は耳に口を寄せ、囁いた。
「「これからはずーっと一緒やで(だよ)、トルネ(さん)♡」
「は、はいぃ♡」
二人の声に反応してまた体がビクンとはねた。