※この作品はR-18です。

アポート~万物引力で望む女を全てこの手に~   作:gazerxxx

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久しぶりの連載、新章開幕です。

八ツ方(やつかた) 一手(いっしゅ):23歳
主人公。仕事が長続きしない引きこもり気味の元フリーター。物語は彼視点で進む。
超能力・万物引力(アポート)に目覚める。

ふわり/|布和(ふわ)六風(りっぷ):16歳 T160 B85(E)/W59/H82
 女子高生グラビアアイドル。一人称は、芸名の「ふわり」
 家出して行く当てがない所を、ファンだった一手(いっしゅ)に助けられる。

月霜(つきのしも)日々美(ひびみ):20歳 T169/88(F)/62/90
 鍛えられた長身と身体能力を生かした窃盗常習犯。本職はスタント専門のアクション女優。
 その動機は、病気の妹の延命医療費を稼ぐため。
 シビアな動機で裏方を張っているので、夢見がちな六風とは馬が合わない。

 月霜(つきのしも)白夜(さよ):13歳 T142 80(D)/50 /76
 日々美の妹で、ただ一人の家族。
 難病で病室にこもり切り、自らの闘病生活を綴ったブログは有名。
 実はグラドルふわりのファン。

梅沼(うめぬま)=ピュアモンド=伴星(ともせ):22歳 T168/94(H)/65/86
大企業・梅沼製薬会長のご令嬢。
アメリカからのハーフ帰国子女で、現在は梅沼製薬の2代目会長。


野望の章
豪華共演のCM撮影(乳揉み比べ)


梅沼製薬の会長室。

 

今や筆頭株主である俺は、ここに顔パスで入ることができる。

しかし、部屋主である新しい会長・梅沼(うめぬま)=ピュアモンド=伴星(ともせ)は、浮かない顔をしていた。

 

「一手(いっしゅ)様、今、大事な電話が来るところで、お構いできませんの」

「大事な電話か、それなら俺も聞いておかないと。それとも、何か俺に言えないことでも?」

 

俺は不穏な気配を察して、会長室に居座った。

ちょうどその時、会長室の電話が鳴り、伴星(ともせ)が嫌々そうに白い手を惑わせて、電話を取った。

 

「はい、ワタクシですの……。ですから、お父様の時とは、事情が変わりましたの。もうあなた方に、お支払いするお金は、ありませんわ。こちらから頼む用事も。……何ですって?今、世間に公表されたら、我が社は……それだけは、おやめ下さい」

 

伴星(ともせ)の白人ハーフの美貌がサッと青ざめ、電話の相手に何度も頭を下げる。

横で聞いていると、電話相手は先代会長・梅沼大治(うめぬまだいち)が依頼した殺し屋を仲介した組織だった。

俺に差し向けた殺し屋は返り討ちにあって逮捕されたし、依頼人の梅沼大治(うめぬまだいち)も別件逮捕されてしまった。

 

しかし組織は、大企業・梅沼製薬に食い込むチャンスを諦めきれなかった。

娘であり現在の会長である伴星(ともせ)に金と今後の仕事の依頼を要求、応じなければ未だに梅沼製薬とつながりがあると、言いふらすという。

 

会社を立て直そうという時にタカりに来るとは、なんてセコい連中だ。

とりあえず、そんな害虫の顔を拝んでやろう。

俺は、万物引力(アポート)で電話の相手を目の前に呼び出して、胸倉をつかんでやった。

 

「ぐうっ、ここは…?」

 

会長室に突然呼び出された胡散臭そうな男に、俺はご挨拶をする。

 

「どうも、この度、梅沼新会長の用心棒となった者です。殺し屋を派遣してくれたアンタらと、会うのが初めてですねえ」

「まさかお前、ウチの殺し屋をたった二人で、返り討ちにした……」

 

組織の男は、以前に闇討ちを狙って失敗した相手と、すぐ思い出して、ギョッとする。

俺はその男にガンを飛ばしながら、ドスを聞かせて凄む。

 

「俺と女に撃退された雑魚どものクセに、俺の上得意様から、筋の通らない金を取ろうとはどういう神経してんですかねえ?今度、伴星(ともせ)さんに手を出して見ろ。俺が”どこでも”相手になってやる」

 

そう、俺はどこにいようが、敵を捕まえられる。

殺し屋を派遣する組織などより、よほど恐ろしい用心棒だ。

 

「わっ、ワケわかんねえ…もうお前らとは関わらねえよ!」

 

ヒットマンを返り討ちにした超能力の一端を見せると、タカりの男はさっさと見切りをつけて、会社から退散していった。

全く、あの程度のチンピラが、梅沼製薬に食い込もうというのだから、笑わせる。

 

「伴星(ともせ)さん、何か問題があるなら、俺に言ってくれないと。すぐに解決できないじゃないか」

「あっ、ワタクシ、お父様があなたの命を狙った件で、ご迷惑をおかけしたくなくて、その、申し訳ありませんわ」

 

ここ数日悩まされていた脅迫電話を、俺があっさりと解決して見せたので、伴星(ともせ)は輝く金髪をなびかせて、頭を下げた。

サラァ…と舞い上がったブロンドの髪からは、甘くうっとりするようなフローラルな香り。

 

今はほぼ彼女だけが会社を回してるので、一人で抱え込んでしまいがちだ。

 

「ところで、U-VCの販売は、上手く行ってる?」

「それが……ほとんど売れていませんの」

 

最初にU-VCを投与した白夜(さよ)ちゃんの症例から、有効な投与量は判明してる。

しかし、まだ多くの患者が、適正価格に値下げしたU-VCを買おうとしない。

 

不祥事を発表した企業で、信用がゼロに戻るのは当然の結果。

トップを入れ替え、正式に治療薬を販売したといっても、今まで搾取された患者からは、信用されない。

 

「ワタクシが信用されないのは、仕方ありませんわ。でも、まだ病気で苦しんでる人を思うと……」

 

悩める美人会長は、首を傾げながら左手で頬杖を突き、右手で支えるようなポーズを組んで、憂いに満ちた面持ちを見せる。

しかしその考えるポーズ、両腕に囲まれた爆乳が強調されて、どうしても目が行ってしまうな……。

そうだ、このビジュアルを売りにしない手はない。

 

「だったら、伴星(ともせ)さんがCMで宣伝するのはどうだろう?」

「ワタクシがCMに?」

「今度はU-VCへの意気込みを、自分でPRするんだ」

「でもワタクシ、CM出演に自信はありませんわ……」

 

いかに画面映えする美人CEOでも、CM出演となると、緊張した顔を見せる。

対して、俺には勝算があった。

 

「それなら大丈夫、経験者に共演してもらうから」

 

俺は万物引力(アポート)の力で、黒髪の美少女グラドルを召喚して見せる。

急に呼び出された六風(りっぷ)ちゃんは、びっくりして紅玉の瞳を丸くする。

 

「わっ!一手(いっしゅ)さん?今度は何なの?」

「六風(りっぷ)ちゃんに、梅沼製薬のCMに出てもらおうと思ってね」

「あらっ、あのアイドルふわり様が、出演してくださいますの?」

 

そう、グラドル・ふわりと言えば、CMコラボした口紅も爆発的売れ行きを叩きだした、注目のイメージガール。

業界人として、その経済効果は耳にしてる女会長は、心強そうな目で、年下の美少女を見る。

 

「あ、そっかあ~、ふわりにCM出て欲しいんだ。いいよ、一手(いっしゅ)さんプロデュースなら」

 

急な呼び出しでの出演依頼も、笑顔でOKしてくれる六風(りっぷ)ちゃん、マジ天使。

それにしても、一手(いっしゅ)さんプロデュースとはいい響きだ。俺も制作意欲がわいてきた。

伴星(ともせ)さんも白手袋を付けた手で、六風(りっぷ)ちゃんに握手を求める。

 

「快く引き受けて下さって、頼もしいですわ」

「よろしくね、ピュアモンドさん」

「あら、ミドルネームで呼んでくださいますのね?」

「ピュアモンドさんって、綺麗な名前でしょ?こっちも、ふわりって呼んでね」

「分かりましたわ、ふわり様」

 

横文字のミドルネームが気に入ったのか、六風(りっぷ)ちゃん。

芸名「ふわり」が一人称なのといい、感性がJKっぽくて可愛い。

 

「それで一手(いっしゅ)さん、ふわりを呼んで、どんなCM作りたいの?」

「CMには、六風(りっぷ)ちゃんに伴星(ともせ)さん、U-VCで病気を完治した利用者にも出てもらう」

「利用者というのは、もしかすると、あの二人ですの?」

 

その推測に答えて、万物引力(アポート)で、元・難病少女と、その姉を呼び出して見せた。

 

「ってアレッ?一手(いっしゅ)また勝手にアタシらを……」

「皆さん集まってる…どうしたんですか?」

 

突然連れてこられて、強気な態度で噛みつく赤髪ショートの美女・日々美(ひびみ)。

一方、人見知りなお下げ髪のロリ少女・白夜(さよ)は、姉の腕にしがみついて、初めて連れてこられたオフィスをこわごわと見まわす。

グラドル、お嬢様、アクション女優、病弱ロリ、と4タイプの美女、美少女が勢ぞろいだ。

 

「二人にもU-VCのCMに出て欲しいんだ。この4人で梅沼製薬をイメージアップする」

 

CMに効果的なB(ビューティー)×4なら、万人を釘付けにして、ブラック企業イメージを引きずった梅沼製薬の逆転も期待できる。

そんなCM撮影で来たなら、俺が見てみたいから。

 

「えー、アタシが?この前まで、梅沼製薬は敵だったケド」

 

悪いイメージを拭いきれない日々美(ひびみ)は、不審げなジト目で発案者の俺を見る。

彼女は高い値段の治療薬を買わされてきた患者家族、まだ遺恨が残ってるのも当然だ。

しかし、彼女のような被害者にこそ、理解してもらわないと。

 

「お姉ちゃん、伴星(ともせ)さんは、わたしたちに味方してくれた人ですよ。敵じゃない…」

 

かつての患者だった白夜(さよ)ちゃんは、細腕で姉に縋り付いて、説得する。

幼いながらも、伴星(ともせ)がU-VCを優先提供してくれた恩は忘れてない。

 

自分より大切にしてきた妹に言われて、ジト目だった日々美(ひびみ)は、少し目を見開くと、一つ大きく息を吐いた。そして伴星(ともせ)に問いかける。

 

「はーっ……新しい会長さんは、なんで薬を売ろうとするんだ?」

 

これまで梅沼製薬が苦しめてきた日々美(ひびみ)が直球でぶつけた問いに、2代目会長の伴星(ともせ)はまっすぐな瞳で答える。

 

「今ではVC感染症は、薬で治る病気ですわ。それなのに多くの患者さんがいる。これは我が社による人災、としか言えませんわ」

 

VC感染症は症状こそ重いが、感染力は低く、広がりにくい。

有効な治療薬さえ広まれば、根絶できる可能性もある、と伴星(ともせ)は神妙な面持ちで語る。

それが、大企業である梅沼製薬だから、できることだ。

 

「VC感染症を世界から撲滅したい。それがワタクシの罪滅ぼしですの」

「って、そんなこと、できると思ってんのか?」

 

病気の根絶と言う大目標を上げる若き製薬会社会長に、問いをぶつけた日々美(ひびみ)もあっけに取られる。

その発言に対して、俺はパチパチと拍手を送った。

伴星(ともせ)から、突然手を叩いた俺に注目の視線が集まった。

 

「いい話だったけど、それは罪滅ぼしじゃなくて、昔からの夢じゃないか?」

 

俺が指摘すると、伴星(ともせ)は「それは…」と恥ずかしそうに口ごもる。

U-VCを普及させる夢を持って、勉強して梅沼製薬に入社したのが、伴星(ともせ)のオリジンだ。

日々美(ひびみ)に気を使って、罪滅ぼしと表現しただけなのだ。

 

「心からの理解を得たいなら、素直に夢だって言った方がいいな」

「夢……。今のワタクシが口にして、許されるのでしょうか?」

 

遠慮がちに口元を白手袋の手で覆い隠す伴星(ともせ)に、優しく声をかけたのは白夜(さよ)ちゃんだった。

 

「夢なら遠慮しちゃダメですよっ!わたしもっ、同じVC感染症の患者さんを応援するのが夢…だから、今度はわたしが、伴星(ともせ)さんを助ける番!」

「白夜(さよ)様……」

 

狭い病室で夢を見た少女が、広いオフィスで現実に揺れる美女の手を取る。

年下の少女に手を取られて見えた女会長の口元は、さっきと違って微笑んでいる。

元患者である白夜(さよ)ちゃんの純粋な好意に、伴星(ともせ)も救われたみたいだ。

 

「白夜(さよ)ちゃんは、話が分かるね~。日々美(ひびみ)はどーする?私たちと、夢を見ない?」

 

二人の握手を見ていた六風(りっぷ)ちゃんは、長い黒髪をサラリと揺らして、日々美(ひびみ)に向き直る。

夢の話を振られた日々美(ひびみ)は、ビクッとたじろぐ。赤髪ショートヘアが、自信なさげに揺らめく。

面倒を見てきた妹が、自分以上に夢を持ってたのに、動揺してる。

 

「えっアタシ、夢なんて見たこともないし…」

「いいんじゃない?これから夢見ればいいんだよ?」

 

妹を生かすために、がむしゃらに働いてきた日々美(ひびみ)は、夢の話についていけない。

それでも夢を与えるグラドルは、ファイト!とポーズを作って、夢がなかったスタント女優を励ます。

困った日々美(ひびみ)は、最初に企画した俺に聞いてくる。

 

「てか一手(いっしゅ)はどーなんだよ?一手(いっしゅ)にとって、夢ってなんなんだよ?」

「そうだなぁ、俺の夢は一言で言えば…一手(いっしゅ)ハーレムを作ることだっ!!」

「…はっ?何言ってんの?」

 

真剣に聞いた日々美(ひびみ)はもちろん、他の夢見る女子たちも変なものを見る目で固まる。

まあ待て待て、続きを聞いてくれ。

 

「一手(いっしゅ)が変態なのは知ってるけど、カンケーあんの、その答え?」

「俺が手に入れた女の全ては、俺のモノ。だから女の子の夢は、俺の夢でもあるんだ」

 

何でも手に入る力を手にしたのだから、ハーレムに加えた女の夢や理想までも独占したかった。

夢があるなら俺が叶えてやる。そうすれば、彼女の夢は俺の夢にもなるわけだ。

 

俺が夢に協力する本気を語ると、日々美(ひびみ)もニヤリと口角を上げる。

 

「じゃあ、アタシだって、人の夢に乗っかるのも、アリかもな」

「一手(いっしゅ)さんには説得されるんだね、日々美(ひびみ)は♪」

「一手(いっしゅ)のスタンスなら、アタシにも分かるってだけ。勘違いすんなよっ!」

 

現実的な日々美(ひびみ)にウンザリ気味だった六風(りっぷ)ちゃんは、このこの~、と日々美(ひびみ)を肘で突っつく。

日々美(ひびみ)は六風(りっぷ)ちゃんの肘を押しのけるが、どことなく楽し気。

こんなところでもライバルっぽい。

 

六風(りっぷ)ちゃんが所属事務所に連絡し、伴星(ともせ)が出演料を支払い、出演許可が下りると、

早速俺たち5人で、CMを自主制作することに。

俺は早速、六風(りっぷ)ちゃんが持ってるコスプレ衣装を取り寄せて選んでみせる。

 

「わ~っ、可愛い!一手(いっしゅ)さん、こういうのが好きなの?」

「ああ、俺好みで選んだからね」

 

六風(りっぷ)ちゃんは白いカッターシャツに黒いサスペンダーを重ねて、膝上丈の赤いミニスカートと、紺のソックスでシュッとしたシルエットを作った、夏服JK。

こちらは黒のサスペンダーから胸元が大きく空いて、白シャツに包まれたEカップの胸がこぼれ出るエロデザ。

細身のボディラインから飛び出したような巨乳が、膨張色の白でさらに膨らんで見えるのがイイ。

 

胸元に乗っかった短めのネクタイが、わずかな身動きでもヒラヒラと揺れて、乳揺れをアピールしてるようだ。

 

【挿絵表示】

 

「ワタクシは白衣ですの?少しばかり製薬の知識はありますけれど…」

「まあ、細かいことは気にしないで」

 

170センチ近くの長身に淡いピンクがかった白衣を羽織り、白いシャツに紫のタイトスカートで、薬剤師か女医さんと言った格好。金髪も相まって白衣の天使のよう。

しかし、堅そうな服装に反して、ハーフ美女のスタイルの良さが前面に出ている。

 

豊かに膨らんだ胸元は、ぴったりフィットした白シャツどころか、上には負った白衣さえも押し上げてしまうほど。

赤いネクタイが、ちょうど谷間に挟まってしまって、パイズリを連想させるほど。

 

紫のタイトスカートはまろやかな腰回りのラインを浮かせてしまってパツパツ。

マントの様にはためかせた白衣の裾から、茶革の靴を履いた白人肌のむっちり脚が覗けている。

 

【挿絵表示】

 

そして俺が用意した台本に合わせて、CMを撮影する。

 

「教えて、会長さん!U-VCって、どんなお薬なの?」

「元々はVC感染症の症状を抑える薬でしたが、最近では治療薬として効果が認められましたわ」

 

制服ふわりちゃんが手を挙げて質問すると、白衣の伴星(ともせ)さんが腕をL時に組んで解説する。

黒髪ストレートの清純な女子生徒と、金髪ウェーブの高貴な美人先生の対話は、和洋の魅力的な対比になって、撮影者の俺も画面越しに惹き付ける。

 

「使ってる人いるの?」

「ええ、少しずつですが、この薬で完治した患者さんもいらっしゃいますわ」

 

ここで画面外から入ってくるのが、実際に治療薬を利用していた白夜(さよ)ちゃんと、日々美(ひびみ)。

この二人は、親近感を与えるいつもの私服で出演だ。

 

白夜(さよ)ちゃんは薄緑色の肩出しリボンワンピに素足スリッパ。

日々美(ひびみ)はサマーカジュアルにショートパンツのへそ出しルック。

この二人は、そもそも公共電波では初顔出しだから、ラフな普段着でも、視聴者の目には新鮮に映る。

 

「わたし、VC感染症で長い間入院していて、お薬を使っても、苦しいばかりで……。でも、今の梅沼製薬さんの薬で、本当に良くなったんです!」

 

伴星(ともせ)さんに向かって、お下げ髪を揺らしながら、ペコリと頭を下げる白夜(さよ)ちゃん。

U-VCの効果を実感した患者の生の声。それも長く闘病してきた幼気(いたいけ)な少女が言うのだから、見てるものの同情を引く。

 

【挿絵表示】

 

「これまでアタシが買ってた梅沼製薬の薬は、ずっと高くて、効き目も薄かった。でも今は安くてよく効く薬になってる。取り返したいなら、今がチャンスって、アタシは思うな」

 

一方、お金を出して購入した日々美(ひびみ)は、ショートヘアの後ろ髪をかき上げながら、シビアな目線。

今までの不信感をぶっちゃけながらも、付け加えるようにフォローする。

しかし、悪かった点にも目を向けた紹介が、イイ感じにツンデレになってる。

 

【挿絵表示】

 

「ありがたいお言葉ですわ…」

 

そして利用者の声に真摯に対応する伴星(ともせ)さん。

自分よりも小さめの白夜(さよ)ちゃんに目線を合わせると、白シャツを盛り上げるバストが、たゆんっ、と下向きに弾む。

小柄な相手に迫るおっぱいの迫力すげえ……。

 

「へー、二人にも買える値段なんだ?」

「量産体制を整えて、グッとお求めやすい値段になっていますわ」

 

薬瓶を取り出してみせる伴星(ともせ)さんに、ふわりちゃんがスカートをはためかせながら、美脚をチラ魅せして歩み寄る。

伴星(ともせ)さんから渡された薬瓶を手に取ると、真面目にキメた顔でPR。

 

「今なら買えるU-VC、VC感染症の患者さんは、ぜひ試して元気になってね。絶対だよ?」

 

清純アイドルが画面に向かって訴えかける絵面で、CMは幕を引く。

 

「はいオッケー!みんな完璧な出来だ!」

 

監督・撮影を担当していた俺が、OKを出すと、4人の美女子たちの緊張がホッと緩んだ。

カメラのフレームから外れた女優たちが、素の表情に戻ってるギャップが素晴らしい。

華やかなCMを演じていた女の子たちが、目の前のリアルに感じられる。

 

完成したCMを梅沼製薬の名前で動画サイトにアップすると、直後から再生数と高評価が目まぐるしい勢いで伸びている。

出演者全員が美少女、美女と言う豪華CMだからな。

コメントも好評価ばかり。

 

「ふわりちゃんと会長さんの掛け合いがいい、ずっと聞いてられる」

「こんな美人会長さんが売る薬が効かないはずがない」

「ちょっと梅沼製薬の面接受けてくる」

「白夜(さよ)ちゃんの素顔かわええ……」

「姉妹どっちも美人は最強すぎる」

「日々美(ひびみ)さんに不意打ちでハートにストライク決められたわ」

「白夜(さよ)ちゃんの前に、日々美(ひびみ)さんに交際を申し込みたい」

 

これらの大絶賛コメントを見て、話題のCM女子たちは、四者四様の反応だ。

 

「ふわりはもちろん人気だけど、みんなの人気もすごいよ」

 

CM効果絶大なグラドルは、期待通りの大量コメントに、会心の笑みを見せる。

 

「ワタクシを応援する声がこんなに…」

 

温かい応援コメを見て、逆風に晒されてきた美人会長は、蒼碧の瞳をパチパチさせる。

 

「わたしを知ってる人が、たくさん見てるんですね…」

 

初めて顔を公開した白夜(さよ)ちゃんは、琥珀色の瞳をキラキラさせて、感激した様子で見つめる。

ネットで有名だけど顔見知りの少ない白夜(さよ)ちゃんは、こうして素顔を公開した方が、気負わなくて済むというもの。

 

「アタシも結構イケてるってコト?」

 

珍しく顔出しの仕事した日々美(ひびみ)は、満更でもなさそうな顔をして、新しくついたファンコメを、ジーッと見ている。

スタント専門の日々美(ひびみ)は、顔出しの機会に、ほとんど恵まれなかった。

今回は日々美(ひびみ)のハツラツとしたビジュアルを売りにするのも、狙いの一つだ。

 

「今、U-VCについての問い合わせ、注文が殺到してるそうですわ!皆様、受け入れて下さいますのね!」

「企業イメージで悪く思ってた世間も、伴星(ともせ)さんの真面目さを理解したってことだ」

 

伴星(ともせ)が営業部からの電話を受けて、嬉しそうに報告する。

梅沼製薬会長と人気アイドル、そして利用者の姉妹が仲良くCM出演してた反響は大きく、大成功だった。

この4人が組めば成功する、俺の見立ては正しかった。

 

「一手(いっしゅ)Pすごいよ~!ふわり、こんなに楽しくやり切ったお仕事、初めてっ!」

「うおっ!ふわりちゃんっ!」

 

仕事上がりの解放されたテンションで、制服アイドルが俺に飛びついてきた。

長時間の撮影にも慣れてるグラドル少女は、元気よく俺に両腕を絡ませてくる。

 

そして、ムギュッと胸板に押し付けられるのは、制服に押し込められたEカップバスト。

ミニスカから伸びた生足がスリスリと寄せられるのも堪らない。

現役グラビアJKのスタイルは、万人が認めるところ。

 

俺が確認した中では、CM女子たちに好色な視線を向けて、「巨乳が揃ったCM」「無料で何度でも使えるオカズ」「おっぱいセレクション」など、不埒なコメントもある。

見てるだけの視聴者どもは、わざと下卑たコメントで発散するぐらいだろう。

だが俺は、その本人が懐いてきてくれてるのだ。

 

彼女たちの夢をかなえた今、今度は俺の夢を手にしたかった。

CM生衣装の制服少女を、腕の中に閉じ込めると、キツく抱きすくめてしまう。

ぎゅうぅぅ…と柔らかな女体に男の腕が食い込むような抱き締めに、ふわりちゃんが細い背中をしならせて、甘く鳴く。

 

「あん…もぅ…一手(いっしゅ)さん、ハグ強すぎ……ちょっと痛いよ……」

「生のCM美少女が、腕の中にいるんだっ、頼まれたって離すもんか!」

 

160センチのスレンダーなボディを力強く抱きしめて、ロングの黒髪が舞い降りた背中をガサガサとまさぐる。

堅い胸板で、間に挟まれた白シャツ巨乳を、グリグリと押し潰しては、胸に跳ね返る柔らかさに興奮の荒息を吐く。

 

画面で華やかな世界を演出する彼女たちを、撮影の間じっくりと見てきたのは俺だ。

肩にかかってはサラリと流れる髪、衣装の中で弾む巨乳、ひらりと生脚を垣間見せるスカートに、何度ズームインしたいと思ったか。

 

腕の中に閉じ込められたふわりちゃんは、酸素を求めて苦し気に上を向いてくる。

小さく呼吸を乱すその口元を見ると、また熱い感情がこみ上げて、唇を覆い被せてしまう。

 

「ん…んんっ!…ん…む…んっ…」

 

呼吸を塞がれたふわりちゃんは、アーモンド形の瞳を大きく見開く。

それでも熱いキスに表情をトロかせて、小さな声音を漏らしながら、リップを絡めて応えてくれる。

甘いシロップにまみれた唇が絡みついて、顔を近づけあった二人を夢心地にしてしまう。

 

【挿絵表示】

 

華奢な背中を這いずり回っていた手が、短いスカートへと侵入して、その中身まで漁り始める。

視聴者の多くが気になってる真紅のスカートの中の、サラスベなパンティと瑞々しいヒップを揉み弄られても、グラビアの美少女は「ん、くぅ……」と子犬のような鼻息を漏らして、甘えてくる。

 

「ふわりのヤツ、終わった途端にあんなに一手(いっしゅ)に甘えて……」

「一手(いっしゅ)さんも、ふわりさんも、夢中になってる……」

「なんておアツい仲ですの……」

 

他3人の女子は、驚きながらも、俺とふわりちゃんの絡みをすぐそばで見物してる。

盛り上がりながらずっと見ていて、羨ましそうだ。

 

ふわりちゃんも見られて興奮してるのか、俺とキスしながらグラビアボディを俺にもたれさせ、イチャイチャと甘える様子を見せつけてくれる。全身柔らかい女の子とくっつきあってる距離感の近さ。

視線を意識したグラビア少女の魅せプレイ、なんてエロ可愛いんだ。

 

しかし、俺は羨望の視線を受けるだけで、終わらない。

 

ふわりちゃんが、じゃれついてるのをいいことに、両手を挙げてフリーにする。

女医コスプレのままな伴星を、万物引力(アポート)で右手に引き寄せた。

その目立つ爆乳を、右手で直接鷲掴みにする。

 

「はっ、一手(いっしゅ)様、急にこんな真似をっ…」

 

見物人だったはずの伴星(ともせ)が、おっぱいを捕まえられて、困惑する。

しかし俺は右手だけで敏感な乳房をグイと掴み込んで、その身動きを牽制してしまう。

そして、片手に収まりきらないとろけるようなHカップバストを、ぐみゅっ、ぐにゅ、と揉みしだいた。

 

「伴星(ともせ)さんの知的な女医コスっ!なのにエロパイのギャップが……」

「あっ、だめっ、だめですわ、そんな乱暴に…」

 

白衣を押し上げる着衣おっぱいは、パツパツな胸元の中で、柔らかさいっぱいに変形する。

谷間に挟まったネクタイが、両乳に押し合いへし合いされて曲がっていくのも、爆乳の重量感を感じる光景だ。

白衣の胸元を乱される伴星(ともせ)さんだが、最大サイズのおっぱいを掴まれては逃げきれないと、諦めたように身を揺するばかり。

 

「ピュアモンドさんまで?むー、一手(いっしゅ)さん、欲張り過ぎ…」

 

ふわりちゃんは、少し頬を膨らませると、俺の胸元でグラビアバストを、ぽむっ、ぽむっ、と弾ませる。

おおぉぉぉ…ゴムマリみたいに弾むおっぱいの動きがイイ……。

何よりちょっぴり嫉妬して、ご奉仕しを頑張ってくれるふわりちゃんが可愛い、もっと嫉妬させてみたい。

 

俺は左手で、今度は日々美(ひびみ)の巨乳を引き寄せてしまう。

しかも今度は、へそ出しサマージャケットの中に、直接手を突っ込む形で。

 

「んあっ!アタシまでっ……一手(いっしゅ)、チョーシ乗り過ぎっ!」

「おおっ、日々美(ひびみ)の生乳、活きがいいなっ!」

 

伴星(ともせ)さんと違って、何とか振り切ろうと抵抗する日々美(ひびみ)は、片乳だけで動きを抑えるのは相当に大変だ。

しかし、その暴れっぷりが、Fカップバストを、ぷるんぷるん動かしてくれる。

弾力のいい生おっぱいに、俺は嬉々として握力を込めた。

 

「おっ…お姉ちゃんも…もしかして、お兄ちゃん、わたしのことも……」

 

3人分のおっぱいを捕まえてる俺を見て、ひとり残された白夜(さよ)ちゃんが、物欲しそうな目で見ている。

そんな目で見られたら、可愛がりたくなるじゃないか。

 

名残惜しいが、右手でこね回していた伴星(ともせ)さんの女医おっぱいを一瞬手放す。

突然爆乳が解放されるとバランスが崩れて、「あっ……」と切なげな声を上げた伴星(ともせ)さんが倒れてしまう。

次の瞬間には、空いた右手が白夜(さよ)ちゃんのロリ巨乳を捕まえていた。

 

「はぅ……わたしも、お兄ちゃんに捕まっちゃいました……」

「おっぱい捕まえて欲しかったなんて、白夜(さよ)ちゃんはえっちな子だ」

「違いますぅ…」

 

顔真っ赤にしてか細い小声でつぶやきながらも、ロリ体形から突出したDカップバストをキャッチされた白夜(さよ)ちゃんは、自分から俺に距離を詰めてくる。

指の間から乳肉がはみ出してしまうくらいの、捕まえておけるサイズ感がイイ。

 

「白夜(さよ)ちゃんのおっぱいは成長早いなあ。日々美(ひびみ)みたいに立派に育ちそうだ」

「あんっ、一手(いっしゅ)、胸揉みながら比べんな…」

「お姉ちゃんと、比べられてます…」

 

姉妹のバストを両手に収めて、その成長を揉み比べてやると、巨乳姉妹が顔を見合わせて恥ずかしがる美味しい光景。

4人ものおっぱいを、とっかえひっかえしてる俺に、ふわりちゃんも絡んでくる。

 

「一手(いっしゅ)さん、ふわりのおっぱいは?ねっ、いいんでしょ?」

「ああ、グラドルのおっぱいムニムニして気持ちいいよ……」

 

正直に褒めると、巨乳グラドルちゃんは、ぽよん、ぽよんっ、と巨乳を弾ませて、喜びを表してくれる。

 

「あのぉ…一手(いっしゅ)様、そろそろ、ワタクシの胸はいかがでしょうか?」

 

すると、寂しそうなお嬢様会長までも、ムンニュリと爆乳を抱え上げて、俺に評価を求めてくる。

共感を求める女性は、一人取り残されると、何が何でも輪に入りたくなってしまうみたいだ。

このパイ揉みサイクルに休みはない。

 

「ああ、もちろん伴星(ともせ)さんも揉み比べてあげよう」

 

ハーレム全員が乗り気になってくれた。

これからはCM未公開、夜の打ち上げ開始だ……。

 

 




なんだかんだ言って、ハーレムの女の子が困ってたら大盤振る舞いで助けたくなる、気前のいい一手。

白夜ちゃんは命を救われて、夢を持ち始めました。
一方で日々美は妹のために生きるので精一杯だった人生。
彼女も、このCMで素顔の演技を見せた姿が、新しいステージのきっかけになるかも?

次回は5人そろってハーレムプレイ予定。
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