アポート~万物引力で望む女を全てこの手に~ 作:gazerxxx
古城でのハロウィンパーティーで盛り上がっていた
現実に(性的な意味で)身の危険を感じて、
主人公。仕事が長続きしない引きこもり気味の元フリーター。物語は彼視点で進む。
超能力・
女子高生グラビアアイドル。一人称は、芸名の「ふわり」
家出して行く当てがない所を、ファンだった
鍛えられた長身と身体能力を生かした窃盗常習犯。本職はスタント専門のアクション女優。
その動機は、病気の妹の延命医療費を稼ぐため。
シビアな動機で裏方を張っているので、夢見がちな六風とは馬が合わない。
日々美の妹で、ただ一人の家族。
難病で病室にこもり切り、自らの闘病生活を綴ったブログは有名。
実はグラドルふわりのファン。
大企業・梅沼製薬会長のご令嬢。
アメリカからのハーフ帰国子女で、現在は梅沼製薬の2代目会長。
年齢不詳 T190/B103(K)/W68/H90
一人称:
吸精目当てで、いきなりお色気全開で誘惑してくる。
夢の中では翼で飛翔して、あっという間に押し倒されてしまったサキュバスが相手だ。
速攻で捕まえるに限る。
「
先手必勝とばかりにホルターネックが止められた首元を狙い、この右手で捕まえてやろうと念じた。
だが、いくら念じても俺の手は空を掴むばかりだ。
「あっ、あれっ?夢じゃないよな、これ……」
今度は目が覚めてるはずなのに、またしても夢魔相手に俺の能力が効かない。
能力が機能せず困惑する俺を、ピンク髪の悪魔がクスリと笑う。
「この
なんと女悪魔の方も、俺と同じ超能力を使ってきた。
逆に俺の手首を掴むと、踊る様にクルリと反転して、俺の右手をねじり上げた。
「ほら、つ~か~ま~えたっ♪」
「ぐっ、何っ?痛ッ!」
俺と同じ、
手がもげそうな激痛に耐えながら、俺は振りかぶった左手で、ビール瓶を取り出して、殴りつける。
ガラスが砕け散る音が響き、その攻撃は、いつの間にか取り出された中華鍋を盾にして防がれた。
砕けたガラス片や溢れたビールが、鉄製の丸盾の表面を空しく零れ落ちていく。
「手の動きで、何かを使って、殴ろうとしてるのは分かったわぁ…そんな苦し紛れ、余裕で防げちゃう」
盾の向こうから顔を出した悪魔美女が、さらに握力を込めると、押し返された俺はそのまま腕ごと床に押し倒されてしまう。床に這いつくばったところで、俺の目の前にボンテージスタイルの長身悪魔美女が仁王立ちする。
黒いレーススカートの内側から伸びている、紫のタイツに包まれたムッチムチの両足。その奥には紫タイツに鼠径部のラインが浮かんでる上に、ボンテージのハイレグで強調された股間まで拝めてしまう。
「あらぁ、こんな時でも、足の方が気になるのね…」
190センチ美女を下半身から見上げる絶景に目を奪われてしまうが、ご褒美ばかりではなかった。
紫の瞳で見下ろす女悪魔は、見せつけるように紫タイツをパンパンにした脚を、片足ずつ踏み出してくる。
床に伏せた両手を尖ったヒールで踏みつけられ、刺すような痛みで床に固定された!
「いっ!?ぐああああっ!」
サキュバス美女の下半身に気を取られたお仕置きとばかりに、グリグリと踏みつけられる。
激痛が全身を支配して、床にピン止めされた両手は、もう能力を使うどころじゃない!
力勝負でも、結局はサキュバスに押し倒されてしまった、なぜ?
「そんなっ、
「これは当然の結果よ?この男に
俺の敗北に唖然とする女の子たちに、サキュバスは得意げに語る。
俺が気前よくふるっていた能力が悪魔由来だと知らされて、衝撃が走る。
「
「いっ、いやっ、知らない!俺も今日、初めて会ったんだ!」
悪魔伝承を知ってる帰国子女に、悪魔と契約したの?と目を丸くされても、身に覚えがなかった。
「悪魔召喚を知ってるとは、今時珍しい子ね。それなんだけど、この頃は召喚してくれる相手がいないのねぇ」
悪魔召喚法の詳細も現代では知られていないせいか、とんと呼び出されない女悪魔は、どこか憂いを含んだ表情で、しみじみと語る。
そりゃあ、こんな危険な悪魔を呼び出す方法、忘れたい人の方が多いだろうな……。
じゃあ、なぜ全く知らない俺のところへ。
俺がしたことと言えば、強く念じることで、
そう言えば、その
黒翼の悪魔はそこで妙案を思いついた、とでもいうように、ぽんと両手を叩いた。
「だ・か・ら・今回からは、力だけを先に送り付けたの」
「それってまさか、腹を空かせてラーメン来いって念じてた俺のところに……」
「そう!
道理で向こうだけ俺を知っていたんだ。
俺が呼んでもいないのに、超能力だけを勝手に与える送り付け商法。
そして、俺が今まで使ってきた能力が、タダということはあるまい。
「力を使った時から、俺は契約してたことになるのか……一体、何のために、こんなことを……」
「キミが眠っていた欲望に目覚めて、
よく育った動物を愛でるような目線で見下ろされて、俺は言葉に詰まる。
確かに俺はこの力を得て、欲望のままに行動してきた。
悪魔が好む欲にまみれた魂、と言われると反論できない。
「人に召喚してもらう時よりも、随分と待たされたわぁ……魂が染まるだけじゃなく、力も
「俺には捕まえられないのに、そっちは捕まえられるってありかよ……」
この奪手の悪魔こそがパワーソースなら、自分だけ
これじゃ、俺に勝ち目は…ない。
「さ~て、そろそろ完全に
「ぐおおっ、痛い、やめろっ!」
両手に突き刺さるヒールに体重が乗って、手が踏みつぶされそうになる!
両手を潰されてしまえば、もはや能力が使えなくなるのは明らか。
俺は何とか悪魔の足から逃れようと、じたばたするも、ヒールが深く食い込むばかりだ。
「そんなに暴れないの。この後は痛みも忘れる快楽で、魂を絶頂まで連れてイッてあげるから♪だから♡ねえっ、食べさせて……」
最高のご馳走を前にして、嬉しそうに美貌をトロかせて迫ってくるサキュバス美女は、もはやヤンデレじみた怖さを感じさせる。
「よせっ、俺はまだっ、死にたくないっ、女の子を残して、死ねるかぁっ!」
この魔乳サキュバスに身も心も委ねれば、この世のものと思えない快楽とともにイけるかもしれない。
最初に力を手にした頃の何も持たない俺なら、間違いなく受け入れていた、悪魔な美女との契約。
でも今の俺は理想とするハーレムを作り上げた。
俺の欲望であり、居場所であり、宝。
せっかくここまで、集めたというのに……。
「それも
この悪魔は持たざる者の望みをかなえて、生への執着が最大になった魂に、舌なめずりしている。
まさしく悪魔な邪悪ヒロインが、魂の取り立てをしようと、両足裏に力を込めてくる。
悔しさと激痛で涙がにじみ、視界が霞んでくる。
このまま両手とも潰されて、魂まで取られるのか…絶望したその時。
「やめてくださいっ!どうしてこんな、酷いことができるんですか!」
見ていられなくなった猫耳の魔法少女が、涙を浮かべて悲痛に叫ぶ。
俺を踏んづけたままのボンテージ悪魔が、気怠そうに振り向く。
逃げるどころか、なんで悪魔の正面に向かい合ってるんだ、
「よせっ、
「あらぁ、まだこの男を庇うの?この男は、この
俺が踏まれるままになってる構図が、その格付けを表している。
しかし、女悪魔は
むしろ恐れず自分に近づいてきた少女に、度胸を見込んで提案する。
「この男の力、便利だったでしょう?力が欲しいなら、キミを次の契約者に選んであげてもいいけどな~……」
契約満了者を足蹴にしながら、次期契約者を勧誘する。この悪魔め。
「違いますっ!力なんて、関係ありません!」
その悪魔の誘惑を、可憐な13の少女が毅然として跳ね付ける。
「…関係ない?」
「お兄ちゃんは、わたしの命を救って、命の大切さを教えてくれた人……あなたには分かるんですか?限られた命の、大切さが」
「
純潔と引き換えに難病から救った少女が、今度は俺を助けようとしてくれてる。
落ち目な姿を晒してるにもかかわらず、
なんだこの娘、天使か。
そして、元は短い寿命を大切に生きてきた難病少女の言葉は重い。
古来から長きにわたって生きてきた悪魔の動きを止めるほどに。
「この不老不死の
女悪魔は、俺をしっかりと捕まえたままだが、手を止めて不愉快そうに、はるか年下の少女を見る。
女同士で、そんなに睨み合ってないで、早く逃げ……。
その緊迫を破って、床が大きく揺れ始めた。
大きな揺れは、俺を両足で踏んでいた女悪魔のバランスを崩して、大きくよろめかせる。
足で固定していた俺から離れてしまい、予期せぬ妨害を受けた悪魔は、何とかバランスを取ろうとする。
「わっ、何よこれっ、地震っ?」
いや、地震じゃない。
床に這いつくばっていた俺は、一定の振動で床だけが揺れてる、と感じていた。
「ナイスタイミング、今のうちです!」
何より
その様子を見て、揺らされっぱなしの悪魔美女も、何か仕組まれてると気づく。
「くだらない話で気を引いて、何をしたの?」
「失礼しますわ、お客様。この城には、いくつかアトラクション用の仕掛けがしてありますのよ」
どこからか、
スキを見て管理室に移動した城主たるプリンセスが、お城の仕掛けを動かしているようだ。
そう考えると、この床の底からの不自然な揺れも納得。
床に体が接してると、何となく仕掛けのイメージがつく。
分厚い絨毯の下から振動させることで、床をグラグラと波打たせてるのか。
「こんなことで…」
揺れる床に脚を取られかけた悪魔は、翼を広げて天井まで飛翔して、体勢を立て直す。
そして上空から、呪文を高らかに唱える。
「
床に倒れていた俺も、再び悪魔の手に引き寄せられ、捕まってしまう。
もう少しで救出できそうだった
「ああっ、そんな…お兄ちゃん!」
「ここから突き落としてあげる。そうすれば、今度こそ両手は動かなくなるはずね」
俺を床に突き落として、今度こそ両手を潰す気だ!
受け身が取れず、両手から床に落ちるしかない角度に調整して、数メートルの高さから俺を墜落させようとする黒翼の悪魔。
今度こそ終わりか!と思ったその時。
突然照明を強くしたシャンデリアが、目もくらむような光を放つ。
俺は落とされる床の方を向いていたから、まだ良かった。
しかし天井近くまで飛んでいた悪魔は、まともに強い光線を受けて目を眩ませる。
「うっああっ、まぶしいっ!目がぁっ!」
光にやられたアメジスト色の瞳を片手でこすりながら、捕まえた俺を手放そうとはしない。
いや、今手放されても困るんだけど。
恐らくこの光り過ぎるシャンデリアも、
床を揺らして足場を悪くし、天井まで飛び上がったところで、近距離から照明による目つぶしを食らわせる。
巧みなコンボに、さすがの悪魔も視界を奪われてしまってる。
「
揺れる床の上で上手くバランスをとった赤髪のガンナーが、上空の悪魔相手に発砲してくる。
発砲音を聞いたサキュバスは、仕方なく残った左手をかざして、手の内に鉄板を出現させる。
さらに能力を発動すると、発射された全弾はかざした悪魔の左手へと吸い込まれ、鈍い衝撃音とともに弾かれた。
この女、目をつぶっていても、防げるレベルなのか。
「誰がコウモリよ、悪魔に銃弾なんて当たらな…えっ、何っ!」
「とりゃあああっ!」
銃弾をしのいだかと思えば、ソファを踏み台にして勢いをつけた
両手を使わされて、防御手段が尽きた悪魔の翼めがけて飛び蹴りをかまして、蹴落としてしまう。
そして捕まっていた俺を、
巨乳美女にムギュッと抱きしめられて、胸板で潰れるおっぱいの感触に、一瞬ほっとするが、このままじゃ俺たちは落ちてしまう!
しかし、そこは危険なスタントをこなしてきたアクション女優。
空中でひねりを加えながら落ちると、落下地点は、ちょうどソファの上。
下になった彼女が、大きくて弾力豊かなヒップから落ちて衝撃を受け止めると、俺ごとゴロゴロ転がって受け身を取る。
ほとんど落下のダメージを受け流しなら、俺たちは絨毯の上に転げ落ちた。
「助かった……悪魔相手に、よく突っ込んできたな、
「
俺と抱き合いながら答える肉体派美女の瞳は、心強く輝いている。
俺が夢魔相手に絶望してる間にも、反撃のチャンスを探してくれたんだ、この娘たちは。
体一つで悪魔に向かっていった勇敢な美女の、ぴちぴちと張りつめた健康的な肉体を、ギュッと抱き返した。
一方、視界を失い、広げた翼に痛烈な蹴りを食らった悪女は、まともに床に叩きつけられてしまい、打ち付けた両足をさすりながら、ぎこちなく翼を広げる。
先ほどまでの余裕の笑みは消え、地に落ちた有翼の悪魔は痛みに美貌を歪める。
「いった~い…キミたち、よくも…」
「させないっ!」
墜落した悪魔の片角を背後から捕まえたのは、ずっと待機していた踊り子だった。
30センチ近い身長差がある少女につかまれても、目がくらみ、転落のショックが残る女悪魔は振りほどけなかった。
「えっ、ちょっと、何するのよ?」
「今だよ
本当に効くかどうかわからないが、
「戻って来い、
ふわっ…と俺の手に抱かれながら戻ってきた黒髪の踊り子と、引っ張られる形で俺につかまった女悪魔。
自分だけ対象外にしていた奪手の悪魔にも、
「よくやった
すかさず俺は捕獲したボンテージ悪魔のムチッとした下半身に乗り上げ、集まってきた女の子たちが4人がかりで両腕を抑え込む。
「ちょっと、離しなさいよっ…このっ…」
「よしっ、そのまま両手を使えないように握らせるんだ」
拘束された悪魔がもがいている内に両手を握り合わせると、俺が
このサキュバスも、俺の両手を潰して無力化しようとしていた。
これで能力が使えなくなるのは間違いないようで、両手を袋詰めにされてしまった悪魔美女は悔し気にため息をつく。
「はぁーっ、想定外ね…まさか、こうまでして、契約者を助けようとする人間が、いるなんて…」
「そんなに珍しいか、俺たちの関係は」
「力を手に入れた契約者は、信用できる相手がいないか、取り巻きがいても裏切るか、…人間なんて、そんなものだと思っていたわ…」
「ああ、悪魔を召喚する人間は、そうだろうな……」
今までの
力を振りかざして人を従えていても、より強い悪魔相手には全く役に立たないだろう。
なぜなら、
しかし、俺はこの奪手の悪魔に勝っているところが、ひとつだけあった。
「でも
「
「ふわりは、もう
「お兄ちゃんを裏切るなんて、考えられません!」
流れる金髪のプリンセスが、短い赤髪の
俺が違ったのはモノだけじゃなく……彼女たちの心を手に入れていたことだ。
「
大きく湾曲した角をクルクルといじくりながら、
俺が捕まえた女をどうするか、決まってる。
「もちろん、俺の性欲を刺激した罰として、犯してやる」
「フッ、何言ってるの?サキュバスを犯す気?」
能力も動きも封じられてピンチの
確かに普通なら、搾り取られて死の危険があるが……。
俺はニヤリとして、悪魔討伐パーティーの女の子たちと、ひそひそと密談して策を伝える。
「そこでみんなに協力してもらいたいんだけど…」
「あっ、そっかあ!」
「すごいです、それなら…」
「悪いこと考えますのね…」
「じゃあまずはアタシから…」
「えっ、何?いったい、どうするつもりなの…」
目の前で作戦タイムが盛り上がると、美しき悪女は何か嫌な予感にかられた様子。
そう、人間をあなどった淫魔には、ハーレムを手に入れた男の、エッチなお仕置きを、とくと味わってもらおう。
捨て身で悪魔につかまり、この対策を試そうとする人が、今までの相手にはいなかったようです。
直感と
次回はサキュバスに対して、エッチなお仕置き。
しかも、ハーレム女子たちも、エッチに加わるようです。