※この作品はR-18です。

アポート~万物引力で望む女を全てこの手に~   作:gazerxxx

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前回までのあらすじ

 生配信に出演した水雲(みずも)の超能力に気づいて、犯行予告を送ってきた秘密組織アイアン・シンジケート。
 一手(いっしゅ)は、ハーレムの女の子たちと、守り合う決意を固める。
 サキュバスの力を狙う組織は、用意周到な奇襲をかけてくる。

八ツ方(やつかた) 一手(いっしゅ):23歳

主人公。物語は彼視点で進む。
仕事が長続きしない引きこもり気味の元フリーター。一人称は「俺」。
ある日突然、超能力・万物引力(アポート)に目覚めて、怠惰な生活から本気を出す。

ふわり/|布和(ふわ)六風(りっぷ):16歳 T160 B85(E)/W59/H82
 
【挿絵表示】

女子高生グラビアアイドル。家出して行く当てがない所を、ファンだった一手(いっしゅ)に助けられる。

月霜(つきのしも)日々美(ひびみ):20歳 T169/88(F)/62/90→NEW! T169/88(F)/62/95

【挿絵表示】

鍛え上げた長身と身体能力を生かした窃盗常習犯。本職はスタント専門のアクション女優。
その動機は、病気の妹の延命医療費を稼ぐため。
 シビアな動機で裏方を張っているので、夢見がちな六風とは馬が合わない。

月霜(つきのしも)白夜(さよ):13歳 T142 80(D)/50 /76
 
【挿絵表示】

日々美の妹で、ただ一人の家族。
難病で病室にこもり切り、自らの闘病生活を綴ったブログは有名。
 実はグラドルふわりのファン。

梅沼(うめぬま)=ピュアモンド=伴星(ともせ):22歳 T168/94(H)/61/86

【挿絵表示】

大企業・梅沼製薬会長のご令嬢。
アメリカからのハーフ帰国子女で、現在は梅沼製薬の2代目会長もこなす才媛。

羅雪(らせつ)桜李(おうり)数百~千歳 T190/B103(K)/W68/H90

【挿絵表示】

 一手(いっしゅ)の前に現れた謎めいた女悪魔。
 吸精目当てで、いきなりお色気全開で誘惑してくる。
 万物引力(アポート)の力の源。

麓宝(ろっぽう)水雲(みずも) 23歳T165/B99(J)/W63/H85
【挿絵表示】


ダークブラウンの髪を前に下ろして、リボンでお下げに結んでいる。全体的に肉付きはよく、超乳クラスのバストサイズ。
ネット上では悪魔の力を市場取引に利用して価格操作までやってのけるが、リアルでは幼女サキュバス以外に誰とも顔を合わせない。
万物錬成(アルケミー)の力と引き換えに、幼女サキュバスと関係を持ってる。

リリーサイス マウィッシュ 外見年齢:12~13歳 実年齢:数百歳 T137/B78(C)/W48/H75
【挿絵表示】

銀髪ツインテにピンクの瞳、第2次性徴期入りかけのロリサイズだが、外見に似合わず胸だけは大きい。
サキュバスの中でも、女性の蜜を吸うのが好きな偏食家。

・アイアン・シンジケート
 古くから鉱山資源の独占を行ってきたという秘密組織。悪魔の伝説にも詳しい。
 未発見の鉄鉱山を一手(いっしゅ)と争ってからは、彼が私有する悪魔の力を狙うようになる。



一手ハーレムVSアイアン・シンジケート

 「先輩っ、リリたんが…熱を出して動かないんですっ、助けてくださいっ!」

 

 不吉な犯行予告を受け取ってから数日後の昼下がり。

 俺は半泣きになってる水雲(みずも)から、思わぬ凶報を受け取った。

 

「リリーサイスちゃんが熱?すぐに俺の部屋に来てくれ」

 

 俺が万物引力(アポート)で呼び出した銀髪ツインテの小悪魔は、透明な肌を見たこともないほど真っ赤に火照らせて、異常に呼吸を速くしてる。

 ダークブラウンのお下げを結んだ相方の彼女は、丸い頬に涙の跡を何筋も作ってる。

 

「リリーサイスちゃん…何があったんだ?」

「分からない…分からないんです!一緒にココアを飲んでいたら、急にリリたんが倒れてっ…ベッドに寝かせてもっ、薬を飲ませても効かないし、ドンドン弱ってっ…もうどうすればっ…」

 

 涙声でしゃくりあげながら、看病の無力を嘆く水雲(みずも)。

 しかし、不老不死のサキュバスは、病気にはならないはずだ。

 それに人間の薬を飲ませたって効かないだろう。

 

 じゃあ、一体何がサキュバス幼女を苦しめてるのか。

 

「俺もサキュバスの熱を下げられるわけじゃないが…桜李(おうり)さんなら、何か知ってるかもしれない。今シャワー中だ。聞いてみよう」

 

 水雲(みずも)がリリーサイスちゃんをだっこすると、俺は水温が流れるシャワー室に向かう。

 サキュバスのお姉さんなら、妹分の急な発熱に対処してくれるかもしれない。

 …リリーサイスちゃんが心配なのであって、美女サキュバスのシャワー室に突入するのはついでだ。

 

 ガラス越しに見るシャワーシーンは、実にセクシーそのもの。

 

「~♪いい気持ちっ…」

 

 ハミングをしてシャワーを浴びる裸の悪魔美女が、ピンク色のロングヘアをかき上げると、流れるように背中になびく。

 ピンクの毛先をデコルテラインに遊ばせて、身動きするたびにプルンプルン揺れる巨大なバストを飾ってる。

 乳峰の急斜面から滑り落ちたシャワーの湯が、女王蜂のようにくびれた腰を伝い落ちて、ピンク色の茂みが繁茂した鼠径部まで流れていき、豊満極まるボディラインを強調する。

 

 少し首をかしげて、美しい全裸に愛おしく目を配って、隅々まで洗い清める美女の自然体は、無防備過ぎるエロスを感じる。

 

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「きゃあああっ!!!」

 

 リラックスしてた彼女が、突然悲鳴を上げたのは、覗かれたからではなかった。

 

 浴室のタイルに倒れ込み、皮膚を真っ赤に焼けつかせて、もだえ苦しむ悪魔美女。

 乱れたロングヘアのそばに、お湯を出しっぱなしのシャワーヘッドが転がっている。

 

「ああっ、熱いわっ、身体が、焼けちゃいそうっ…」

「桜李(おうり)さんまで?酷いやけどだっ!」

 

 シャワーの熱湯を浴びてヤケドしたのか?

 と思って助け起こすが、出しっぱなしのシャワーのお湯は、俺には熱く感じなかった。

 

 ともかく冷やしてあげようと、シャワーの温度を下げて、冷やしてから彼女に掛けようとすると…・。

 

「やっ、やめてっ…それは聖水よ!」

「えっ?…このシャワーがか?」

 

 焼の入った肌を庇いながら、必死の金切声を上げる桜李(おうり)さんの剣幕に、俺は手を止めて、シャワーを切ってしまう。

 水が流れなくなると、桜李(おうり)さんはため息をついて、忌まわしそうに語る。

 

「不老不死のサキュバスにとって唯一、熱湯みたいに肌を焼く液体が聖水よ…。いきなりっ、シャワーに混じって出てきたのよぉっ…」

「熱かっただろうな、桜李(おうり)さん…実はリリーサイスちゃんも熱を…」

 

 そこまで言いかけて、俺は偶然じゃないと察する。

 

「水雲(みずも)、リリーサイスちゃんと飲んだココア、水道水で入れたんじゃないか?」

「ふぇっ?そ、そうですけど、私は飲んでも、何ともないのに…」

「そう、俺たち人間は何ともない。これは悪魔の桜李(おうり)さんとリリーサイスちゃんを狙って聖水を混入させた…水道テロだ!」

 

 聖水って言うのは、俺からすれば教会で扱ってる清い水くらいで信じちゃいなかったが…何も感じないのは俺たちが人間だから。

 どうやら悪魔にとっては、効果てきめんだ。

 だからこそ、悪魔を狙い打ちして、俺や水雲(みずも)が住むマンションの貯水槽にでも、聖水を混ぜた。

 

 ましてや浴びたらヤケドする聖水を、飲み込んでしまったリリーサイスちゃんは…。

 

「私たちが飲んだ水に何か混ぜられてたんですか?ひっ、キモいですっ…」

 

水雲(みずも)は生理的嫌悪感で小さく悲鳴を上げて、怯えた童顔を見せる。

 

「というか、俺たちは狙われてる。こうなった以上、この部屋から出るぞ」

 

 荷物をまとめたり、服を着直す猶予はない。

 

 それでも風呂から玄関にまで歩きながら、他の女子に電話する。

 戦況によっては、この部屋に戻れなくなるかもしれない。

 

「あ~もしもし日々美(ひびみ)か。非番のところ悪いが緊急事態で~」

「マジかよ、ピンチじゃんか…電話はこのままでっ、他のみんなにも知らせるからっ。一手(いっしゅ)のタイミングで、危なくなったらアタシたちを呼び出して!」

「…ああっ、そうならないことを祈るよ」

 

 一般人の彼女たちは、下手に修羅場へと呼び出せない。

 俺は裸の桜李(おうり)さんを背負って、水雲(みずも)と一緒に脱出しようと玄関のドアを開ける。

 

 するとけたたましい火災報知機のベルが鳴り、廊下のスプリンクラーが頭上から聖水をまき散らしだした。

 

「いやあああっ!聖水はもう嫌っ、イヤなのぉっ!」

「くっ、桜李(おうり)さんっ、ドアの外はダメだっ!」

 

 背中で暴れ出した淫魔美女を何とか庇いながら、俺たちは部屋に後戻りさせられてしまう。

 しかし、部屋の中でも聖水の雨が一斉に降り出した。

 

「いやーっ!聖水はっ、やめてっ、背中がっ!」

「うっ…熱いっ…熱いのダメっ、イヤ…」

 

 聖水の雨に打ちのめされて、美女サキュバスが熱さに裸身をよじり、幼女サキュバスも虚ろな意識でうなされてしまう。

 俺たちはスプリンクラーが設置されてないバルコニーへと脱出する。

 

 窓を上げると、どこからともなく立ち込める煙。

 

 出たところで、高層階のバルコニーから降りられず、しばらく立ち往生だ。

 どうせこのボヤ騒ぎも敵が仕組んだものだが…。

 他の住人と違って、俺たちはスプリンクラーの中をくぐって逃げることができない。

 

「スプリンクラーが全館配置されてるから、俺たちは逃げられやしない…桜李(おうり)さんは…飛べないよな…」

「どうしよ…あっ、先輩っ、消防車ですよ、助かりますよっ!」

 

 欄干にデカいおっぱいを乗せ上げて見下ろしていた水雲(みずも)は、大きく手を振って助けを求める。

 

 俺も下に目を向けると、銀の防火服を纏った一団が人払いをする中、消防車が駆けつけてくる。

 こっちに向かって梯子が伸びてくるのを見ると、ホッと安堵してしまう。

 

 凛々しく輝く銀の防火服をすっぽり纏った消防士たちが、梯子に乗って取り残された俺たちに向かってくる。

 

「こっちだ!助けてくれ!」

 

 俺が大声を上げてベランダから手を伸ばすと、消防士はこっちに向かって消火ホースのノズルを向けた。

 

「消防士さーん!消火より先に、助けてくださーい!」

 

 水雲(みずも)が小刻みにジャンプしながら、たゆんっ、たゆんっ、とJカップおっぱいを揺らしてアピールする。

 

 しかし俺は消防士の消火体勢に、今日何度も味わった水への危機感を覚えて…。

 

「まずいぞ…伏せろ!」

「えっ?きゃっ、ちょっとぉ、こっちじゃないですって!」

 

「いやああああっ!聖水よ!」

「せっ…聖水っ…ボク、もうやだ…やだぁっ!」

 

 消防士がホースから浴びせかけてきたのも、火ではなく悪魔を清める聖水だった。

 消火用ホースから噴き出す高い水圧の聖水が、欄干を盾にしてもバシャバシャと撥ね回って、悪魔娘を責め苛む。

 

「お前も、アイアン・シンジケートの手先か?」

「逃げられなくてお困りだろう。お前たちは我々が保護してやろう」

 

 防火服で顔が見えない偽消防士は、ハシゴで接近しながら水を浴びせ続ける。

 やむなく俺と水雲(みずも)が前に出て、圧の強い放水を受け止める。

 

「ぐっ、水圧がっ、強いっ!」

「こんな水っ、変換しちゃいますっ、万物錬成(アルケミー)!」

 

 水雲(みずも)がリボンを振るって、聖水を水銀に変えて弾き返す。

 …が、とめどない放水にリボンでは押し返されてしまう。

 

 俺も万物引力(アポート)で傘を用意してガードするが、すぐに水流に押されて手を滑らせて、バルコニーから取り落としてしまう。

 台風に吹きつけられてるような水の勢いだ。

 

「ダメかっ、防ぎきれない」

「先輩っ、私も力がイマイチで…この水のせいかもっ」

「聖水で悪魔の力が浄化されてるのか、あり得るな」

 

 悪魔特効な上に、悪魔の力を分けられた超能力も鈍らせる厄介さ。

 俺は考えを巡らせる。

 

 こっちも拳銃を取り出すか。

 いや、こんなビショビショの手で握って構えられるか?

 水で火薬も湿ってしまう。

 

 かと言って、聖水を奪ってやろうとしても、消防車に入ってる水量でバルコニーが一杯になりそうだ。

 

 だったら敵を直接捕まえて締め上げるか。

 いや、一人ではないし、こっちに招いたら弱ってるサキュバス娘を逆に人質にされかねない。

 

 一体この手で何が掴める?俺は思いつかなくなっていた。

 

「一手(いっしゅ)!アタシを呼べ!アタシと白夜(さよ)とふわりは、もう準備できてるから!」

 

 繋ぎっぱなしの電話が叫んだ。

 そうだ、まだ俺には仲間がいた。

 どうなるか分からないが、俺は念じて勇敢な女子を呼び出した。

 

「一手(いっしゅ)!ここはアタシがっ!」

 

バルコニーに降り立ち、俺たちの前に出た日々美(ひびみ)は、競泳水着にウインドブレーカーを着たアクティブスタイル。

水着美女は柔肌も露わな水着スタイルで水流の前に立つと、身を挺して聖水を受け止める。

 悪魔や超能力者を弱らせる聖水を、何の力もない美女が、代わりに被ってくれてるだけで、俺たちは助かった。

 

繋ぎっぱなしの電話で俺たちの苦しい状況を聞きながら、助ける方法を考えて、招集に応じてくれたんだ。

 身を震わせながら、両手を広げて胸を張り、バシャバシャと水着を濡らす消火ホースの激流を、柔らかな巨乳で受け止めてる勇姿は、言葉で言い尽くせないほどエロくて…健気だった。

 日々美(ひびみ)が壁になってしまい、偽消防士は水をぶっかけながら鼻を鳴らす。

 

「ふん、悪魔でも超能力者でもない、小娘か。なぜ邪魔をする?」

「悪魔とか、超能力者とか、一手(いっしゅ)が集めた女の子に、そんなの関係ないからっ!」

 

 何の力もなくても、悪魔を脅かす組織の前に決然と立っている一般人の少女たちに、敵も厄介そうに首を振る。

 

「ふん、いいだろう、小娘が。おい、火を貸せ!」

 

 防火服の仲間が瓶を取り出すと、瓶の口に火をつけて見せた。

 おい、少し前に似たものを見たんだが、あれはまさか。

 

「火炎瓶?消防士がそんなもの持ってるのか?」

「ふん、お前たちは我々の消火も保護も拒否するからな。火災で燃えてもらうことにした」

「なんてことを考えるんだ、マッチポンプ野郎め!」

 

 そうだった、こいつらは不老不死の悪魔さえ回収できれば、周りの人間を殺してもかまわない悪党。

 一般人がいたとしても、火災に乗じて燃やしてしまうつもりだ。

 

防火服の男は火のついた瓶を投げて来た。

 投げられた火炎瓶に合わせて放水を止めて、まずは俺たちを燃やそうとする。

 火炎瓶がぶつかって瓶が割れたら、燃え上がってしまう!

 

「間に合え、万物引力(アポート)!」

 

 爆弾を捕まえた時と同じように、炎上する前に俺の手の内に引き寄せる。

 

 だが、水で濡れた手が滑って、瓶を取り落とした!

 

「ああああっ!!」

 

 ダメだ、間に合わなかった!

 痛恨のミスに叫んだ俺の前で、しなやかに伸びた手が、割れる寸前の火炎瓶をキャッチした。

 

「びしょ濡れの手で、無理してんじゃねーよ、一手(いっしゅ)のバカ」

 

 瓶先についた火をフッと吹き消して、コツン、と瓶底で俺の頭を小突いたのは、二ッと笑った日々美(ひびみ)だった。

 

「日々美(ひびみ)か、助かったよ」

「一手(いっしゅ)が先にキャッチしたから、アタシも手が届いたんだよ」

 

 キッと敵の方に向き直った日々美(ひびみ)はそのまま瓶を、防火服の連中に向かって投げ返した。

 防火服の男は、「小癪な」と瓶を払いのけるが、そのスキに日々美(ひびみ)は欄干に足をかけて、ベランダから飛び出した。

 

「アタシの家族にっ、手ぇ出してんじゃねーよ!」

 

 バネのある健脚を躍らせた跳躍力で、梯子車の足場にまで大ジャンプすると、防火服の男の頭をぶん殴った。

 格闘美女から怒りのパンチを食らって、大きくよろめいた偽消防士は顔の辺りを抑えて、数人乗りの足場から落ちないように踏みとどまる。

 

「ぐっ…こいつ、できる…」

「遠くから狙いやがって、男ならここでアタシと勝負しやがれっ!」

 

 距離を詰められて、近接戦を挑まれた男は、格闘に邪魔な銀の防火服を脱ぎ捨てて、黒のタンクトップ姿で構える。

 

「待機してる他の梯子車を準備させろ…この女は我々でねじ伏せるぞ」

 

 そうして3人ほどの男と、日々美(ひびみ)が取っ組み合いを始めた。

 日々美(ひびみ)が引き受けてくれてる間に、俺たちも何とかしたい。

 応援と思しき消防車が、こっちに駆け付けてくるのが見える。

 

「はぁ…はぁ…」

 

 水浸しの桜李(おうり)さんは、超グラマラスな全裸をしどけなく横たえて、色っぽく息を乱している。

 

「んん…んう~っ…」

 

 リリーサイスちゃんも、高熱にうなされて、ピジョンルビーの瞳がぼんやりかすんでる虚ろな表情であえかに口を開いてる。黒ゴスロリのドレスもびしょ濡れで身体に張り付いていた。

 

「うう~っ、二人が動けないのはどうしましょう、私も服がベッタリして…」

 

 水雲(みずも)は水を浴び過ぎたせいで、ノースリニットワンピがベッタリと豊満なボディラインにへばりついていた。

 しかもまたノーブラだったせいか、白く豊かに盛り上がった胸元に、ベビーピンクなパフィーニップルが透けて見える。

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 Jカップでブラキツいからってノーブラで過ごすのは無防備だって、何度も言ってるんだけどな…。無自覚にムラムラさせてくれる。

 

水浴びでピンチになってる女子たちの姿は、正直非日常的なエロスが滲み出ていた。

 

 さっきからムラムラ煽られていた欲望が勃ち上がって来て、俺は思わずズボンの前を抑えて…

 

 そうだ、リリーサイスちゃんを回復させたのと、同じ手を使えばいいじゃないか。

 

 俺は水濡れ女子たちの前で下を脱ぐと、チンコを自分で扱き出した。

 

「ええええっ!先輩、何してるんですかぁっ?」

「ナニって、オナニーして、精液でサキュバス二人を回復させるんだ」

「こんな時に、オナニーって!」

「こんな時だからじゃないか」

 

 同い年の後輩女子から引かれても、俺はペニスを弄る手を止めない。

 それどころか、彼女の濡れ透けおっぱいをガン見しながら、さらに熱く肉幹を摩擦する。

 オカズにされてると気づいて、思わず両胸の前で手をクロスさせる水雲(みずも)。

 

「おっとネタにされるのはイヤか、水雲(みずも)」

「い、イヤですよっ」

「だったら、水雲(みずも)は、リリーサイスちゃんに、おツユを飲ませてあげないのか?」

「それって私もオナっ…ダメですよ、ここってほぼお外ですしっ…」

 

 高くて外からほぼ見えないが、バルコニーで恥ずかしい真似をしたくない水雲(みずも)は、ノースリーブの裾から伸びたムチムチの足をモジモジさせる。

 

 逃げ腰の水雲(みずも)の肩を、俺は片手で捕まえた。

 

「いいか、水雲(みずも)。サキュバスが聖水で弱ってしまった今、治せるのは俺たちしかいないんだよ。動けないリリーサイスちゃんをこのままにしていいのか?」

「そ、それは…いや…リリたんが苦しんでるのは、イヤ!」

 

 苦し気に呼吸する銀髪の小悪魔を見て、水雲(みずも)は涙目になって首を振る。

 

 

 俺は両手で口を押えてアワアワしてる水雲(みずも)に聞く。

 

「どうする、水雲(みずも)?何なら、俺がリリーサイスちゃんの分も精液をぶっ放して…」

「やっ、やりますよっ!私だって…」

 

 決然と立ち上がった水雲(みずも)は、ノースリーブの下から、白いパンツを下ろして、秘密の花園の奥を指で弄り出す。

 

「んっ…ふっ、リリたん、おいでっ…」

 

 リリーサイスちゃんを抱き起こすと、ノースリーブの裾をたくし上げて、服の内側にロリータサキュバスの小顔を誘い込む。

 

「私もっ、リリたんを、元気にするからっ…さあ、舐めてっ…」

 

 グチュグチュと膣をかき回して蜜液を掻き出すと、パートナーのサキュバスに呑ませようとする水雲(みずも)。

 成人女性がツインテロリ少女を股間にうずめさせてる絵面もエロくて、俺はしっかり凝視してしまう。

 

 競泳水着の日々美(ひびみ)は、男一人にチョークスリーパーをかけて盾に取り、他二人をけん制するなど、奮戦してる。

 締め上げられてる男が白眼剥くほどの威力だが、あの水着パイに背後から抱かれてると思うと、エロ技に見えてしまう男のサガ。

 

「はぁっ…はぁっ…ネタが多すぎて、すぐ出てしまいそうだっ、このおっぱいにぶっかけてあげるからな、桜李(おうり)さん」

 

 ベランダに満ちた濡れ濡れ女子の艶姿を贅沢に焼き付けながら、俺は勃起した亀頭を桜李(おうり)さんの魔乳に突き刺した。

 

 ずにゅううっ…と乳肉に節くれだった男性器が勝手に沈んでいき、「くはあっ…」と快感が漏れる肌触りの良さ。

 扱き始めて1,2分も経ってないのに、もう精液がせりあがって来て、俺は手シゴキを速める。

 

「くううっ、出すぞっ、ハーレムの女の子ををネタにして、桜李(おうり)さんのおっぱいに濃いのをぶっかけてやるからな!」

 

 亀頭を脱力した魔乳美女のおっぱいに擦り付けながらの自慰行為は、滅茶苦茶背徳的な気分に溺れてしまう。

ギンギンに反り返った肉槍で、たわわなバストの輪郭を歪めては、ぶるぶるんっ!と揺さぶって見せる。

 乳揺れの振動が直接チンコを痺れさせて、俺はもう限界だった。

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 見ればリリーサイスちゃんも、水雲(みずも)の太ももにしがみついて、ズルズルとお股を啜ってる。

 水雲(みずも)は童顔を真っ赤にして、俺の自慰行為をチラチラ眺めながら、もっと吸ってもらおうと銀髪の後頭部を抱きかかえて撫でまわしていた。

 

「水雲(みずも)、俺のチンコ見て、マンコ濡らしてるんじゃないか?」

「えっ、それはっ、そのっ…ごめんなさいっ…」

 

 男のオナニーに興味持って、股を濡らしてしまって、罪悪感に頭を下げてしまう水雲(みずも)。

 謝られても、女の子のオカズとして注目されるのは、肉勃起が疼く興奮要素だった。

 

「女の子と見せ合いオナニー!一人でするより、倍気持ちいいっ。俺もう出そうだっ…」

「うわわっ、先輩っ、あんなに太くなったのをゴシゴシして、ああっ、リリたん、そこダメっ…」

 

 パートナーの気持ちが高ぶったのに呼応して、銀髪のツインテを揺らめかせて。ピチャピチャと秘所を舐め回す幼女サキュバス。

 あられもない声を出しながら、潤んだ瞳でじっとチンコを見つめられて、熱い視線に幹肌が焼け付いてしまいそうだった。

 

 「くっ…!水雲(みずも)、一緒にイくぞ!」

 

 ツヤツヤな濡れ透け女子を目に焼き付けながら、こみ上げてきた精液を魔乳おっぱいへと噴射した。

 ビクンビクンと脈動して精を放つチンコを、脇を固めるスク水JKとビキニJCが優しく支えて射精をお手伝いしてくれる。

 

 ビチャビチャと放たれた白濁液がKカップの魔乳に染み渡ると、弱り切っていたサキュバスが「ああ…」と熱っぽい吐息を上げて肌から精液を吸い込んでいく。

 

 同時イキした水雲(みずも)も、股を濡らした蜜液は幼女サキュバスが、喉を鳴らして飲み干していく。

 

 俺たちが放った体液を呑んで、聖水に焼かれていたサキュバス2人はすぐに回復する。

 真っ赤な発疹ができていた肌から熱が引いて、自然な肌白さを取り戻す。

 熱に浮かされていた瞳には生気が戻って、起き上がると、折り畳んでいた翼を広げる。

 

「はぁっ…回復したわぁ…いっぱい出してくれてありがとう、一手(いっしゅ)クン」

「水雲(みずも)が恥ずかしがって出した甘酸っぱい蜜…美味しかったぁ…」

 

 サキュバス二人も動けるようになって、俺たちはホッと一安心。

 

「…お前たちコソコソとナニをしている?第二波の開始だ!」

 

 防火服の仲間は、日々美(ひびみ)のパンチを鳩尾に食らって、ノックダウンされていた。

 残った黒タンクトップは日々美(ひびみ)のハイキックを腕で受け止めながら、応援に来たはしご車に放水攻撃を促す。

 

 はしご車からこっちに、さっきの消火ホースとは別のノズルが向けられる。

 

「危ない、伏せろ!」

 

 

 さっきの放水よりも細くて鋭い水流が放たれたかと思うと、その水は俺たちが身を隠した欄干を、横一文字に切断して見せた。

 

 バルコニーが丸見え状態にされて、ハーレム一同は慌てる。

 

「えっ、水が当たったら、バルコニーが真っ二つになって…ええええ!どうなってるんですかぁ!」

 

「あのノズルはおそらくウォーターカッター…水圧を使って壁や瓦礫を切断する機械だ」

 

 高圧で放たれる水流は、研磨剤などを混ぜれば、金属でもダイヤでも切断するという。

 消防車には、救助の道を作る目的で装備されてるらしいが、それを人に向かって撃ってくるなんて…。

 

 黒タンクトップの男が、得意げに説明を補足する。

 

「そして当然聖水入り…ホーリーウォーターカッターとでも言おうか。次は防げんぞ?」

「アンタ、ふざけんなよっ!よくもっ…」

「おっと、女、お前の相手は私なのだろう?」

 

 思わずベランダに飛び移ろうとする日々美(ひびみ)の前に、立ちふさがる黒タンクトップ。

 

「先輩っ、私と先輩の能力で、壁を作って、何とかなりませんか?」

「くっ、聖水に切断力までついたら、もう時間稼ぎしか…」

 

 俺はビニールシートを広げて、水雲(みずも)の力でできるだけ硬い鋼鉄に変えるが、それもあっという間に切断される。

 

「まずいぞ、本当に防ぐ手がっ…」

 

 追撃のホーリーウォーターカッターを撃たれて、俺たちが覚悟したその時。

 

 突如として空から轟くプロペラ音。

 そして、巻き起こった旋風が、迫ってきた水流を空中で吹き散らしてしまう。

 

「ヘリだと!そんな応援は呼んでいないぞ!」

 

 黒タンクトップが叫ぶが、天からの救いは彼らのために来たのではない。

 天から舞い降りてきたヘリコプターに乗っていたのは、金髪碧眼の知的なハーフ美女だった。

 

「一手(いっしゅ)様っ、お迎えに上がりましたわ!」

「伴星(ともせ)さん、来てくれたのか!」

 

 若き女会長は、一人都合がつかなかったとばかり、思っていた。

 いや、水着女子の助けも、ありがたかったが…。

 それがこうして今、最高のタイミングを見計らって、自家用ヘリで駆けつけてくれた。

 

「さあ、乗ってくださいませっ!」

「ああ、救われたよ…」

 

 こっちは7人いたが、俺がヘリに乗り込めば、後は万物引力(アポート)で全員中に乗せられる。

 当然、梯子車の上で格闘してた日々美(ひびみ)もヘリの中。

 

「お前たち、逃げるのか?」

「あいつっ!一手(いっしゅ)、やっぱアタシはアイツに勝ってから…」

「熱くなるなって、日々美(ひびみ)。あいつはまだしも、ウォーターカッターには勝てないだろう」

 

 今は戦うよりヘリに乗ってる方が安全だ。

 事実、強風を起こしながら上昇するヘリには、地上からの放水やウォーターカッターも届かなかった。

 

「このまま逃がすか…屋上から貯水槽を落とせ!」

 

 黒タンクトップが指示すると、屋上から巨大なタンクが転がり落ちて来た!

 

「まさかあれが、中身を聖水と入れ替えた貯水槽!」

「一手(いっしゅ)様、あれが衝突したらヘリが保ちませんわ!」

 

 俺たちが乗ったヘリめがけて、質量兵器と化したタンクが迫って来る。

 

「ここは、ボクたちに任せて!」

「食べた分は、お返しするわ!」

 

 ヘリから2体のサキュバスが飛び出して、巨大タンクに向かって飛んでいく。

 

 銀髪ツインテが舞う幼いサキュバスが、タンクの壁面に小さな手を付ける。

 

「壁越しに触るなら怖くないっ、万物錬成(アルケミー)!」

 

 聖水入りタンクも、魔力を受けて丸ごと鉄の塊になってしまう。

 

「お姉様、パス」

「ええっ、思い知りなさいっ、万物引力(アポート)!」

 

 ピンクのロングヘアをなびかせた妖艶なサキュバスが、別方向に飛び出して、下にかざした手の向きに鉄塊を移動させて、ヘリを逃がす。

 変更された落下先は、俺たちを苦しめたホーリーウォーターカッターを放つ消防車の真上。

 

 いきなり鉄の塊を落とされた消防車は、轟音を上げてぺしゃんこになってしまい、潰れた車体からは聖水が流れ出していく。

 

しかし、地上ではアイアン・シンジケートも追跡を諦めていない。

 

「ならば、こちらもヘリを出せ!」

 

すぐさま追跡に移ろうとしたところで、隊長格の男に連絡が入る。

 

「悪魔狩りAチーム、追跡せず引き上げろ」

「なぜだ、今からヘリを手配すれば…」

「ネット上で、この件が拡散されているのだ。既に火災という口実を疑う者たちが殺到しているだろう」

 

確かに現場ではただならぬ気配を嗅ぎつけた野次馬やマスコミが殺到し、最早息のかかった人員だけで現場を封鎖し切れない勢いだ。

 

「なぜこの短時間で?我々にミスはなかったはずだ…」

 

ヘリの中で、俺は追手がないのを不思議に思っていた。

 

「追ってこないな…ヘリぐらい用意してると思ったが」

 

その答えは、通話中の電話から返ってきた。

 

「それはっ、ふわりが拡散希望でたくさん発信したからじゃないかなっ」

「わたしも、ブログ記事で、怪しい集団がいるって書いたんです」

「ふわりちゃんと白夜(さよ)ちゃんが?そりゃ大騒ぎになるな…」

 

トップグラドルと、著名ブロガーが、SNSで拡散したら、火事よりも早く情報が広がってしまう。

二人のSNSとブログを確認すると、謎の勢力が火災を起こして現場を封鎖、破壊行為まで行ってる疑惑が書かれている。

彼女たちのフォロワーや、縁のあるマスコミがもう現場に殺到してるらしい。

なるほどこの火消しに忙しいんじゃ、この上脱出したヘリを追跡なんて怪しい動きは無理だな。

 

こんな形で助けてもらえるなんて。

 

「ありがとう、ふわりちゃん、白夜(さよ)ちゃん」

 

案の定、地上では既に封鎖し切れなくなった野次馬が入り乱れ、ヘリを呼ぶなど不可能な現場になっていた。

 

「我々は秘密組織だ。存在を隠せないなら撤退しかあるまい」

「何いっ…ぐっ、次は負けんぞ、次はっ…!」

 

 悔し気に天を仰ぐ黒タンクトップを尻目に、ヘリと飛行する二人の悪魔は、大混乱の火災現場を離れて飛んでいく。

 

「一手(いっしゅ)様、このままどこまで行きますの?」

「俺が保有する無人島まで飛ばしてくれ。そこでアイアン・シンジケートと戦う作戦を考える。みんななもちょっと早い夏休みだ」

「まあ、素敵な言い回しですのね」

 

 ハーレムを乗せたヘリは、新天地を目指して飛ぶ。

 向こうがその気なら、次はこっちからも攻めてやろうじゃないか。




古くから悪魔を知ってる組織・アイアン・シンジケートは、捕獲の際には悪魔対策を講じています。
聖水を大量に横流しして湯水のように使ったり、火災現場を偽装して邪魔が入らず、情報操作しやすいようにするなど。

次回は、そんな秘密組織に対して、本気を出した一手が反撃開始します。

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