※この作品はR-18です。

試製・転生請負トラッカー日月抄~撥ね殺すのがお仕事DEATH~【18禁版】   作:珍歩意地郎_四五四五

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    〃     (3・ちょいエログロ注意

 

 

 * * *

 

 ──なんで!なんで!なんで!

 

 “サード”が『美月』の視界を揺すり上げ、手術台わきにある大きな鏡の前に立った。

 男の手には三脚に載せた小型カメラがあり、レンズ脇に赤い輝点を光らせている。

 

「意識は?あンだよな?」

「視野関連はカメラに接続中──」

「ライブで認識野にコネクトされているハズです」

「よし……起こせ!」

 

 “サード”が神経質そうな痩(や)せた手をヒラヒラさせ、ぞんざいに命令。

 

 カタカタ……ッ、タァーン!

 

「メンドくせぇな……いちいち物理でコマンドI/P(インプット)しなきゃダメなのかよ?」

「AIの反乱を警戒して、物理動作系の最終命令は──」

「S/W(スウィッチ)等のダイレクト・キーインとなります」

「AIの反乱ねぇ……」

 

 “サード”は痩(や)せたアゴの無精ヒゲを撫でつつ、

 

「ハナシぁ聞くが、ンなものホントにあンのかネ」

「“彼等”は!油断すると!」

 

 厳しい口調で双子が反応した。

 

「すぐに自分たちのN/W(ネットワーク)を作りたがります」

「それはこの社会の、いえ!この事象面に存在する───」

「生命・非生命を問わずにすべての準拠集団が持つ、逃れ得ない“性質”なのです!」

 

 わァった、ワァった──と、思いもかけぬ2人の剣幕に辟易(へきえき)しながら男は、

 

「なにマジになってンだよ。とりあえず、この『人形』覚ませや」

「……ハっ」

「……はッ」

 

 『美月』の視野がまっくらになった。

 だが、それはすぐに全身のダルさをもった感覚にかわる。

 

 ──眩(マブ)しい……。

 ──オッパイがイタいし……。

 ──胸に何かが乗ってるの?重いよぅ……。

 ──ウェストが……おしりが痺(シビ)れたようにダルぅ……。

 ──口唇(くちびる)もパンパンで、ノドにも、なにか詰まった感じ……。

 

 カタカタ……ッ、タァーン!

 

{目覚めなさい──目覚めるのです……ワタシのおマンコ人形『清姫(きよひめ)』……}

 

『美月』のアタマに、熱い砂へ水が浸みるような勢いで何かが入ってきた。

 

{……邪淫(じゃいん)の性(さが)を植え付けられた、淫乱玩具……。

    ……いじめて下さるご主人様のことを想うだけで……

       ……情けなくお股(また)を濡らしてしまうイケない愛玩人形(ラブドール)……}

 

「起きてンのかァ?コイツ」

「脳波モニターの波形は──」

「覚醒していることを示しています」

 

{……さぁ、目をあけて……

    ……すばらしい奉仕と服従の世界へ……

        ……新たな一歩をふみだすのです……}

 

 まるでアッパー系のクスリを喫(す)ったように、いきなり『美月』の意識はハッキリした。

 

「おっ♪──目ェ開けたぞ」

「店(・)長(・)、この子……改造施術時の記憶は、残っているんですよね?」

「現在は記憶野に──」

「ストッパーをかけている状態」

 

 天井。そして手術用の無影灯。

 周囲からのぞき込む顔……顔……顔's。

 まわりから次々と言葉がふり注ぎ、『美月』は戸惑う。

 

「神経、および感情の抑制因子を確認──」

「プログラム知性を上書き。外交モードに移行」

「従順回路、異常なし。これより各部の動作を確認──」

「主客応対、奉仕マナー、および性技に関してのチェックにはいる」

 

 ッ、タァーン!

 

 とたん。彼女は自分のアタマが今までになく澄みわたるのを覚えた。

 

スレイブ・ドール(性隷人形)として奉仕できる喜び。

 性交玩具(SEX-TOY)として、ご主人サマからの“お情け(精液)”と満足を頂ける期待。

 被虐(ひぎゃく)の快楽と──隷従(れいじゅう)の愉悦(えつらく)。なにより淫靡(いんび)な責めへの甘い予感。

 

「『奴隷人形』(スレイブ・ドール)サンよ。管理者として問う……お前(め)ェの名前ェは、なんだ?」

 

 “管理者”というワードが『美月』の心に畏(おそ)れを喚(よ)んだ。

 決して逆らってはならない絶対的な指導者。

 神にも等しい、崇高なる存在。

 すると──どこからか、

 

  {怖れないで。わたしの愛(いと)しい孃(むすめ)……。

     胸を張って、教えたとおりにお応(こた)えなさい……}

 

 『美月』は、自分の顔が媚びをふくんだ微笑を浮かべるのが分かった。

 そして、自らの口腔(くち)ではなく、バラ型のひだがあるノドの辺りから、

 

「Oui Mon commandant(はい、管理者ドノ)。本機の識別名称(ドール・ネーム)は『清姫(きよひめ)』。紅いウサギ:Side/B所属・特一級スレイブ・ドール(奴隷人形)、愛玩性奉仕玩具『清姫』であります……」

「──フン。それじゃキヨヒメさんよ。現在のお前ェの稼働状況を、報告しな」

「Oui Je ferai rapport (ハイ、報告いたします)。胎内環境・デフォルト。エネルギー備蓄レベル1/5。現在『Test・mode』実行中。各感覚器・人工内臓オールグリーン。注意(アタンスィヨン)──注意(アタンスィヨン)──!上腕(じょうわん)、および下肢(かし)部からの信号を確認できません。接続状態をチェックして下さい」

 

 ふぅぬ、と“サード”はアゴをさすりながら、

 

「いちおう、巧(ウマ)くいってるぢゃねェか」

 

 こんどは『清姫』という名前ですのね、とエナメルの白バニーが、ポツリつぶやいた。

 

 「かわいそうに……“紅いウサギ”、31番目の生体備品……」

 

 そして、耳に下がるスワロフスキーのイヤリングを、キラキラと弄びながら、

 

「余談ですが、この31番は、どうなさるのですか?店の稼働リストにはありませんが」

「サテなぁ……発送するスレイブ・ドールのコタぁ、一々知らんがナ」

「発送ですって……」

「“人形”に仕上がったら、もうウチじゃ関知しねェってコトよ。ところでお前ェ──」

 

 と、ここで“サード”はギロリ、『魔ほと』をニラみ、

 

「最近、“余談”が多いナ……元・刑事(デカ)のクセが抜けねぇとなると、再調教だナァ……」

「申し訳ございません!」

 

 一転、白バニーは爆速で土下座した。

 肩が、ワナワナふるえて顔も上げられない。

 それをミラーグラス越し冷然とした表情(カオ)で眺めた男は、

 

「まぁ、いい──『麗華』のヤツにも、調教不足だと言っておくサ」

 

 ハッ!と顔を上げた『魔ほと』の面には、本物の懼(おそ)れが浮かんでいた。

 

「そんな……どうか『麗華』さまには!」

「おい、ドク。『美月』──じゃねェ、『キヨヒメ』か?──を、起こしな。お前ェも安っすい土下座なんかしてねェで、手伝え!」

 

 ラッシング・ベルトのようなものが『ユディト』の時と同じように脇の下、股間へと通された。ハンド・リフターがゴロゴロ運ばれるとベルトに連結され、リフター側面のハンドルがグルグル回されて“出来たてホヤホヤ”なメス人形のボディはジリジリ上昇してゆく。

 モニターで観たモノと同じ二段台車に載せ、切断された手脚が運ばれてきた。そして医師たちによって、慣れた手つきで次々と手際よく『清姫』(きよひめ)に接合される。もう何度も繰り返された作業なのだろう。

 

 すると『美月』の意思とは関係なく、バラの形に肉を盛り上げた彼女の首スリットから、

 

「左腕の接続を確認……反応・適合……右腕の──」

 

 手脚が完全になるたびに、彼女のアタマの中では、あふれんばかりの喜びが湧いていた。

 

 ──あぁ……これでご奉仕出来る……ワタシのイヤらしい肢体(カラダ)を、味わって頂ける……。

 

  {そう、アナタはドウしようもない淫乱人形。ご主人サマだけの玩具(オモチャ)なのよ?……}

 

 ──またあの声……。

 

 血の気配がする肉体的苦痛と、愛液の熱さを持つ精神的快感。

 交互に苛まれたその波に翻弄(ほんろう)されながら、強制的に脳に染みこんでくる女の声。

 

 ──ご主人サマ……?

 

 すこし影のある、精悍(せいかん)な男の顔が記憶に浮かびかけるが、すぐにそれは誰かの手によってかき消されてしまう。かわりに明瞭(ハッキリ)と浮かんだのは、腹のセリ出た不格好な中年親父のハゲ頭。すると……その脂ぎった精の頑強(つよ)そうな男の顔が、このうえないほど愛(いと)おしく感じられ、股間の辺りが熱く潤(うる)むようにさえ感じられる『清姫』(きよひめ)だった。

 

 赤いトウシューズを履かされた脚部を、黒革の手枷を巻かれた前うでを接続され、五体満足となった彼女は、ベルトに保持されたまま、だれに言われることもなく宙空でポーズをとり、周囲に向かってニッコリ一礼、媚びを売る仕草。

 

「皆サマ、お待たせ致しました。──スレイブ・ドール(奴隷人形)、『清姫』でございます」

 

 ふぅん……イイじゃねぇか、と“サード”が片手を腰に当てて、新品の人形を観やった。

 さすが元は“ウサギ”で一、二を争ったキャストだ。人形にしてもデキがちがう。

 白エナメルのバニーは、女の嫉妬だろうか?ちょっと顔つきをケワしくして。

 

「こりゃァ、依頼元に追加の請求、しなきゃナ……」

 

 すると、双子の医者がそろって顔をあげた。

 そしてオモチャを取り上げられた子供のような顔つきで、

 

「店長、我々が苦労して造りあげた──」

「この“美術品”を手に入れる果報者は誰です?」

 

 ふふん、とサングラスの男は唇を皮肉っぽくゆがめ、

 

「コイツの『人形化』をオファーしてきた中東のエロ親父だ。この前おくったJKに味ぃシメて、こんどは本格的に人形化したJKをよこせと。前のはどうも、毀損(こわ)しちまったらしい……」

「よろしいのですか?店長──」

「かつての“稼ぎ頭”を、このような」

 

 なぁに、と医者たちの問いに対し、男は何かをフッきるように肩をすくめ、

 

「“ウサギ”は身売りして別の組織に入り、たぶんもう長くねェ……ンだったら、めぼしいモノぁ、みんな売りつけてオレもドロンさ。まったく万聖節(ハロウィン)の夜会(パーティー)いらい、ガラッと代わっちまった。店も、女も、取り巻く環境も。お前ェの『麗華』だって“出稼ぎ”だしよォ……」

 

 ミラーグラス男の言葉に、バニー姿の『魔ほと』はうつむいた。

 この元・女刑事が心底悲しそうなカオをしたところをみると、あれほど激しくSMチックに嬲(なぶ)られていたレズの主従関係も、まんざらではなかったらしい。

 

「とりわけ、元・店長の“チビじじぃ”がクタばったのが──デカかったナァ」

 

 一瞬、手術室に天使が天使がとおり、各々はそれぞれ別なもの思いにふける。ただ一体、スレイブ・ドール『清姫』に改造された『美月』だけは、モデル立ちのままニコニコと媚(こ)びを売って。

 

「なんか……ムカつくぜぇ」

「どうなされました、店長」

 

 先ほどのことがあるのか、『魔ほと』は首元に巻く蝶ネクタイの具合を片手でオズオズ直し、相手の顔色をうかがいながら、

 

「なにか──イケなことでも?」

「その『おマンコ人形』よ。人間の苦労も知らねぇで」

「……はぁ。このコ、『清姫』が、ですか」

「アタマぁいじったとはいえ、ユルそうなアホ面さげてニコニコと……そうだ!」

 

 ここで急に男はサングラスを外し、『清姫』をニヤニヤと眺めるや、

 

「コイツの手術時や調教・馴致の記憶は、確保したまま封印してあるんだろ?」

 

 ステンレスのように無慈悲な気配をもつ双子の医師は、ふたりながら同じように頷(うなず)いて、

 

「はい、一応は。性奉仕活動に影響が出ることを怖れ──」

「施術ごとに“記憶発現キー”を作り、意識下に封印処理してあります」

「なら、いま記憶をもどして、思い出させてやれ。自分が、どんなコトをされたかを、な……そうだ!まずは地の性格をもどせ──オッと!」

 

 芝居がかった仕草でビシリ!医師たちに指を突きつけて、

 

「調教や手術をした記憶ァ……思い出させるなよ?」

「もちろんです。改造手術の記憶は──」

「人形たちにとってトラウマ(心的外傷)レベルの衝撃ですからね」

 

 カタカタ……ッ、タァーン!

 

{さぁ、ワタシの可愛い『清姫』……もとの『美月』にもどりなさい} 

 

 あの優しい声が体内に浸みこんできて、『美月』はアタマの霧が晴れたような思いにかられる。

 

 ……。

 

 …………。

 

 ………………。

 

「……あぅぅ……へっ(エッ)!?」

 

 彼女の顔がハッ!まるで、いま初めて目覚めたかのように。

 

「よぉぉ……ようやくお目覚めかい?ダッチワイフちゃん♪」

 

 声の主を見て、ムッとする『美月』。

 たかがオモテの3番マネージャー(サード)にしては、態度が慣れ慣れしい。

 そうだ、今夜は万聖節の前パーティ、こんなアホに付き合ってらんない。

 

「はにひっへぅお(ナニ言ってるの)!はぁくゆんひぉ(早く準備を)──」

 

 そこまで言って、ようやく自分の異変に気づいた。

 

「……へっ(エッ)?……あへっ(アレっ)!?……ふひぁ、おはひぃは(口が、おかしいわ)!」

「そうさ、口だけじゃねェ」

 

 いかにも楽しげに、サングラス男は『美月』のアワてぶりを堪能しながら、

 

「身体もオマンコも、なによりオツムも……みぃ~んなオカしくしちまったのサ!ほれ、触ってみねェ──手前ェの無様でエロいカラダをよ!」

 

 言われて彼女は、自分の身体をおそるおそる撫(な)でまわした。

 そして顔色を変え、目を白黒させて、肉厚なくちびるをワナなかせる。 

 

「ひょっほ(チョッと)?はに(なに)……ほのハァぁ(このカラダ)!はに(なに)!!」

 

 手術台わきに据えられるハンドリフターから吊されたまま、彼女はジタバタもがいた。

 

「ひょんは!ハァあ”(カラダ)……ハアヒぉ(アタシの)、ハァあ”(カラダ)!」

 

 カタカタ……ッ、タァーン!

 

 FILCOのメカニカル・キーボードが軽やかに鳴り、Enterキーの音とともに『美月』の口腔内がリモートで調整されたのか、滑舌がシッカリしたものに変わる。

 

「ど、どうなってンの?アタシのカラダ……くちびるが……また膨(ふく)れてるぅ!?」

「お前ェは、もう完全なダッチワイフなのさ……」

 

 痩せた頬に残酷な笑みをうかべ、してやったりと男は宣告した。

 

「アタマがパーの、ド淫乱なラブ・ドールに改造され了(ちま)ったンだよッ!」

 

 自分のカラダをよく見てみな!と相手の一喝に、『美月』は接続された腕をふるわせて、改造された自分のボディをふたたび撫でまわす。

 

「あぁ……そんなァ……ツルツルして……ビニールじゃないの?コレ!!」

 

 彼女の顔が、悲しそうにゆがんだ。

 そりゃそうサ、とサングラス男はワケないように、

 

「いくらザーメンや愛液(ラブ・ジュース)をブッかけられたって、お台所の汚れみてぇにサッ!とひとふき。汚れも、シミも──それに、なにせ張り替えOKだから、老化によるシワすら関係ねぇ。お前ェは死ぬまで、そのミジめなラブ・ドールの姿ナンだよッ!」

 

 巨乳となったオッパイを──

 壺首のように細まった腰を──

 整形したブラジル女めく豊尻を──

 

 泣きそうな顔で、しきりにさする『美月』。

 淫紋が刺青(きざ)まれる、ツルツルにされた無毛なお股。

 息苦しいのはショックか、または細くされた腰のためか。

 「4L」メロンのようなサイズにまで巨乳化されたオッパイ。

 それを引きちぎろうとムダな努力をしたとき、ピュゥッ!白い母乳が。

 

「なによ……このオッパイ……大っきすぎるよぉ……」

「コシ……アタシの腰、ドウされちゃったの……?」

「おシリ……おシリが、こんなムチムチしてて……」

 

 と──その顔がハッ!驚いたものに変わる。

 

「おヘソが!……アタシの、アタシのおヘソ!……ないよ……?」

 

 バァァァァ~か!

 

 嘲(あざけ)り声でサングラス男は吊された“人形初心者”を小づくと、

 

「考えてもみねェ。『人形』にヘソがあってタマっかよ。もうお前ェは人間じゃねンだ!」

「──そんな……」

「お前ェの臓器(モツ)ぁ、一部を除いて人造品に置換してある。おマンコ玩具は、もう跳んだり走ったりしねぇからカロリーはそんなに必要ねェだろ?空いた部分で生体バッテリーを装備して、食事も以前の1/3で済んじまう。言ったろうが?もうお前ェは──人間じゃねンだ。それ、アレを見ねぇ……お前ェの中に入ってたモンだ」

 

 ──ヒィッ!!

 

 『美月』は、声にならない悲鳴をあげた。

 男が示した壁際に、大きなガラスの筒がある。

 そのなかに、人間の臓器らしきものが、プカプカと浮いていた。

 肺の半分らしきもの、あるいは小腸や大腸の大部分。ピンクは……肝臓?

 スッ……と気が遠くなりかける彼女。だが洗脳ずみである頭は、失神すらも許さない。

 

 カタカタカタ……またキーボードが叩かれる音。

 

 『美月』の首が強(・)制(・)的(・)に(・)向きを変えられ、そこにあった大型の姿見を目のあたりにする。

 一瞬、鏡の向こうにいるのが、ダレだか分からなかった。

 ややあって、おなじ動きをすることで、自分自身であることにようやく思い至る。

 

 ムリもなかった。

 

 いつのまにか『美月』の顔は自身でも分からないほど、ロサンゼルスのダウンタウンに佇むコール・ガール(立ちんぼ)でも観ないような、ケバいメイクに彩られる厚化粧に変えられていたからである。

 ボッテリした口唇(くちびる)はグロス(照り)の入った深紅に彩られ、細眉のすぐしたからまぶたまでを覆う一面に塗られたアイシャドウは、なんとラメ入りのムラサキに照り輝いて。そこにクドいほどの長いまつげが、物憂げにまばたく。

 なにより驚いたのは、自分の額に付けられ、燃えるように輝く、大きな菱形のルビー……。

 

 ──そんな!

 

 モニターで観た『ユディト』の残酷な手術シーン。

 手術用ドリルが発した無慈悲なモーター音。

 

 あのように、自分のアタマもドリルで穴開けされ、この大きな宝石をリベット留めされちゃったんだろうか……顔も一面にイレズミされ、スイッチひとつでメイクを色々変えられてしまう肌(スキン)にされたんだろうか……イレズミ処置だけじゃない、カメラを通して観せられた、女を女とも思わない、目まいがするようなザンコク手術。

 

 ──あのかわいそうな『ユディト』とおなじ改造を……アタシも受けたというの!?

 

 『美月』は絶望感に包まれながら、改めて自分の体を涙目で引っかいた。

 男女を問わず、ヒトの性的欲求を満足させるため“だけ”に造られたボディ。

 人形と呼ばれる通り、もはや人ではなく究極のラブドールにされてしまったのか。

 それが証拠に体をさわるとそれだけで気分が昂(たか)ぶり、股間(おまた)が濡れてしまう気配……悔しい。

 

「もとに……もとに、もどしてよ……」

「──あンだって?」

 

「もとに戻せってンのよ!このヘンタイ!!!」

 

 ヒヤッとした空気が、しばらく手術室に流れた……。

 双子の医者は、冷たい目つきで端末の傍らに立ち、次の命令を待つ体勢。

 白バニーは、網タイツに包まれた太ももをギュッと締め、青い顔をして成り行きを見守る。

 サングラス男はゾリゾリとアゴをなで、すこし首をかしげて次の出方を考えているようだったが──なにを思いついたか、やがて不気味な余裕と共に、吊り下げられる『美月』に近づくと、ピンクに染められた乳首を手ひどくツネりあげた。

 

「っ、ひぎぃッ!」

「甘くしてりゃツケあがりやがって……んぅ?」

「イタい!放してよ──この、キチガイ!」

「改造手術(オペ)ンときァ、アレほど泣きワメいてたのに……よォ?」

「そんなの覚えてないわよ!──知らないわ!」

 

 ヒキっ!サングラス男のこめかみにチックが入った。

 『美月』の啖呵を聞いた白バニーの(あ……!)という顔。

 ツマらなそうな双子の医者は、同じ型番らしきスタイラスを弄んで。

 

 ……やや久しい沈黙のあと、男はなにやら呻(うな)りながら、

 

「ドク!コイツの処女マンコを刻んだ時の記憶を『感覚つき』でロード!」

 

 えぇっ!?とさすがに白衣の医者たちは驚いたようだった。

 

「心的外傷(トラウマ)の元を痛覚も交えて再生するのは──」

「洗脳済みとはいえ、心理バランスを崩し、性奉仕活動に影響が──」

 

 いいからヤレっっっってンだよっっ!

 

 キチガイ呼ばわりされた男が吼えた。

 とたん、彼女のアタマにスゥッ……風が吹いたような涼しさが吹きわたる。

 次いで、何かが溶岩のようにこみ上げてきて、全身を内側から激しい勢いで充たした。

 それは手術当時、おマンコを麻酔なしでエグられた激痛であることが、すぐさま分かった。

 

 

んぎゃぁぁあああああああああああああああああアアアアアアアアア!!!!!!!!11111111111

 

 『美月』は絶叫し、もがいた。

 施術時の激痛が、頭の中にダイレクトでよみがえる。

 ただ、腕と足は、シナプスが遮断されたのか、動かすことができない。

 ただ、どエロな8の字体型な体を、電気信号で痙攣するカエルの解剖死骸のように。

 モニターの映像が変化し、彼女が施術される、まさにそのときの記録が浮かび上がった。

 

 ──当時……。

 

 手術の前処置で別室に拘束され、複数の青年たちから口を、肛門を、おマンコを。

 男の欲望の成すがまま、散々に犯される『美月』。孔という孔が、青臭い精液まみれにされ、果ては小便までかけられて、グッタリとする姿(しかし次のカットではどういうワケか、その青年たちは頭から血を流して白目をむき、力を失った四肢のまま台車の上にひと山とされ、両扉になった電気炉の入り口へと運ばれてゆく……)。そして場面は手術室へと変わり、スタッフが注視するなか、電気メスで彼女の性器に最初の一刀が入った。

 

 絶叫をつづける『美月』。

 

 止血剤が効いているとは言え、鮮血が緑の手術用ケープを黒く染める。

 彼女の悲鳴にはお構いなしに、電気メスは局部を奥へと慎重にエグりすすんで……。

 男がミラー・グラスをはずし、ヨダレをふくんだ嗜虐的な笑みをうかべるカット。よく見れば、ズボンの前をギンギンに突っ張らせている。

 

「あぅ……あぅ……」

 

 手術台の上でヒクつく、まだJKの気配を残した若い肢体(からだ)。

 気絶しそうになると、賦活(ふかつ)剤を注射され、ムリヤリ意識がもどされる。

 血まみれになり、ポッカリと空いた股間の空洞。注射用蒸留水で清められる施術部。

 そこに青い手術用ラテックスが握る“コロネ状の触手白子”というべきものが挿入された。

 

 すると……どうだろうか。

 

 コロネは触手を蠢かせ、ヨジヨジと自分から、さらに奥へ入り込もうとするではないか。

 次第に『美月』の悲鳴は収まってゆき、それに代わって何と、よ(・)が(・)り(・)声(・)に変化してゆく。

 憑依体の触手が宿主の神経をさぐりあてて融合をはじめ、脳内にあるエンドルフィン(脳内麻薬)の蛇口を掌握したのだ。※

 

 ──そうだ。思い出した……あのとき痛みが溶けるように消えてって……あ(・)の(・)声(・)が。

 

 {そう、もっとチカラを抜きなさい。お(・)シ(・)リ(・)を躾けられた時を思い出して。 

       ほら♪……アタナの新しいおマンコを、受け入れてあげるのですよ……} 

 

 すべてが白濁した光に満ちる世界で、優しい声が降ってきた。

 安らかな気配……浄福にみちた、まるであの世へと向かう最中のような。

 

 ──あなたは……ダレ……?

 

 浮かび上がるイメージ。

 それはなんと。施術を済ませた自分自身の姿だった。

 斧を湖に落とした木こりが出会う女神のように、ローブをまとって宙に浮く姿。

 

 {怖れることはありません。アナタは素敵な『お人形』になるの……}

 ──おにんぎょう…………サン?

 {そうよ?みんなから愛される、それはそれは素敵な『お人形』に……}

 ──イヤっ!アタシ……お人形サンなんかに、なりたくないッ!

 {ふふふっ♪そぉお?……でもダメ。アナタのおマンコは、もうご主人サマのモノなの……}

 

 移植された憑依体が、交感神経への接続を加速したようだった。

 股間の痛みはすっかり消え、『美月』の背中をジワジワと得も言われぬ快感が這(は)い上ってゆく。それを証(あか)すように、手術台わきの小型モニターが憑依度の%を上昇させ、となりの浸食マップは移植神経がジワジワ脊髄をはい登るさまをリアルタイムで映している。

 

 おそろしいまでの多幸感が『美月』を包んだ。

 アタマの中には、性奴人形にされることへの喜びと期待。

 それが、暖かくゆるやかな潮(うしお)のように流れ込み、彼女の内を満たしてゆく。

 

 ──はやく改造されたい……。

   ──マスターに“お情けを頂きたい……。

     ──ワタシの肢体(カラダ)をイヤらしく換えられたい……。

       ──人間らしさのカケラもないほど淫乱な道具に成り下がりたい……。

 

 そう思うごとに、まだ傷跡の残るたて新造のたてスジから、早くも蜜をたれながす彼女。

 巨乳化……ウェストの狭窄施術……豊尻処置……そのたびに底知れぬ苦痛が襲ってきたが、洗脳ソフトによって植えつけられた偽装自我(ダミー・エゴ)の被虐嗜好(マゾヒズム)が、それをすぐさま快楽に換(か)えてしまう……。 

 

    {ふふっ……いい娘ね……}

 

 日にちが変わったモニターの中では、手術スタッフといっしょに『ユディト』とは別の“改造済み人形”が、双子の医師が下す指示にしたって、拷問めく処置の機器を操作していた。

 

 手術着の一団中、格段に目立つ、全身がメタリック・シルバーの姿。

 

 あたかもスピード・スケートの選手が、目元までピッチリとおおわれるレオタードに包まれたような姿。おそらく、すでに身体全体が抗菌処理なので、わざわざ術衣など着る必要がないのだろう。

 施術済であることを証す“異様なスタイル”は現在の『美月』とおなじで、固めの素材に見えるレオタードがパツパツとなる極端なB.(バスト)W.(ウェスト)H.(ヒップ)。そして二の腕と太ももに太いリングハメ込んだような、不自然な盛り上がり。この個体も、やはり四肢が脱着可能な手術をされているらしい。

 唯一露出している鼻から口もと。そしてアゴまわりには、クロームめく輝きをもつ鼻輪が穿(うが)たれ、くちびるもお馴染みのフェラ用に改造されて。それに細首に巻かれる黒い首輪が、ノド元に咲く赤い肉のバラを強調していた。

 

「よぉ『モルギアナ』!もっとだ!──もっと痛めつけてやンな!」

 

 どうやらその『奴隷人形』はモルギアナという個体名らしい。

 人形がレオタードを照り輝かせ、医師たちに言われてスイッチや機械を操作するたび、『美月』から絶叫があがったり、あるいはまた、逆にヨガり声が漏れたりする。

 

  ーーはァウ!……っ!

 

 クリトリスに激痛!

 だが──すぐにその感覚は脳内で甘いモノに塗り替えられ、チクビをはしたなく勃起させて。

 

「あんっ……あんっ……あんっ……」

 

 シーンが変わるり、DAYの日付も変わるたび、目隠しをした人形の憎らしい機械操作も加わって、どんどん『美月』は“女性型・性玩具”の体つきになってゆく。

 

ーー気持ちイイ……気持ちイイょぉぉおお……。

 

 画面に映る自分の改造シーンと記憶がリンクし、そのたびに『美月』は、そのときに感じた“この上もない快楽”はもちろんのこと、“この上もない痛覚”までもが、甘美な印象に塗り替えられて喚び起こされ、心身ともに悶絶させられる。

 

 執拗に『美月』を嬲(なぶ)る、銀レオタードの奴隷人形。

 

 憑依体が完全に同化し、ヴァギナまわりの神経を支配、なおかつニューロンの軸索(じくさく)を太くしたので、脳に送り込まれる淫乱パルスは人間が感じられる限界をこえていた。それがドーパミンを爆増させ、嵐に体がモミクチャにされるような凶暴ともいえる快楽を生み、あげく“被虐(マゾ)の悦び”となって“淫乱人形”としての洗脳を加速させるスパイラルを発生させている。

 

 腕ほどもあるイボ付きの凶悪なディルドー。

 それを『美月』のヴァギナに遠慮無く突き立て、淫汁が飛沫(しぶ)くほどズコズコさせる『モルギアナ』。そうかと思うと一転、尿道用のブジー(拡張棒)を取り出すや、ワセリンめいた白いクリームを塗りたくり、シンネリとした手つきで彼女の陰核下の小穴にツプっ……プププ……。

 ゆっくり──ゆっくり……しつこく──しつこく……出し入れをして。

 

  ──ヒゃぐぅぅぅ……ッ!

 

 ワセリンに、なにか興奮剤のようなモノでも混ざっていたのか。

 尿道に棒を出し入れされるうち、『美月』の股間は燃え上がるように熱く。

  

 {さぁ、もっとチカラを抜いて?……アナタのオシッコ穴も、立派な性器なの……そう、アナタはオシッコ穴でもヨガる淫乱マゾ……人間以下の、しょうもないSEXペットなのよ……}

 

 人造マンコがダラダラと愛液を肛門までたらす。

 すると『モルギアナ』は、かたわらの手術用ワゴンから更に太いディルドーの亀頭を、そのはしたない女の汁にからませるや、

 

 ぬっ……ぐぬぬぬ……ぬろっ!りゅりゅりゅぅぅぅぅ……ゥッ!!1

 

 

 直腸が、ディルドー表面のイボやヒダを、ヌプヌプ噛みしめながら頬張ってゆく。

 アレほど長いアヌス用の性具を、手術ずみの肛門は、すっかり飲み込んでしまった。

 やがて『モルギアナ』の手によって始まる、強弱をまじえた長いストロークの出し入れ。

 またも彼女のは、出し入れの度におこる微電流のような快感にシビれ、なにも考えられない。

 

 {そぅ♪……いい娘(コ)いい娘(コ)……アナタはオシッコ穴だけでなく、ウンチ穴でもヨガる、ヘンタイ人形なの……もうヒトじゃないのよ?それをアナタの心に。忘れないよう刻みつけておきなさい……}

 

 もはや……。

 なにが現実の痛みで、なにが記憶の快感か。

 手術台のわきで吊された現実の『美月』は、分からなくなっていた。

 記憶にのこる『モルギアナ』の手わざが、否応なしに自分のマゾ性を高めて。

 あえぎ声をもらし、よがり狂う自分のモニター姿に、もはや人形である事を実感して。

 

「おしり……おシリをもっと……いぢめてくださぁぁぁい……」

「おシッコ穴……ぐりぐりしてへぇぇ……出る……チッコでりゅぅぅぅ……」

「おチンポ……おチンポしゃぶらせて……『清姫』は……おチンポ奴隷でしゅぅぅ……」

 

 錯綜する過去。痴態をさらす自分の姿が、脳内の記憶で万華鏡のように。

 

 モニターのなかでは、手術台で受ける最後の施術が映し出されていた。

 それは、電極のついたゴーグルつきヘルメットをムリヤリかぶせられるものだった。

 ゴーグルには、過去に『美月』がうけ、記憶の底に封じ込められていたムチ打ちや浣腸などの淫虐な調教シーン。ヘルメット内のヘッドホンからは意識下に作用する誘導音声が流される。

 

 パチリ──パチリ──。

 

 大きな鼻輪を垂らす『モルギアナ』が、ピチピチなレオタードをギラリ・ギラリとテカらせ、フェラ用くちびるに何の表情も浮かべないまま、何度もトグルS/W(スイッチ)をオン・オフさせる情景。

 かぶされたヘルメットに繋がる電極から、その仕草とともに発生する電撃を何度もうけ、『清姫』になりかけの『美月』は手術台の上で何度も跳ねた。

 

「もっとだ!──もっと!」

 

 画面の中で目をギラつかせる痩せた男。サングラスは、とうに投げ捨てられている。

 それをリアル時間で鑑賞しつつ、相変わらずズボンにテントを張った同一人物。

 

  {アナタは、淫乱な『マゾ人形』……完璧な精液便所。愛液吸(ラブジュース)引器……}

  {アナタは、淫乱な『マゾ人形』……完璧な精液便所。愛液吸引器……}

  {アナタは、淫乱な『マゾ人形』……}

 

 またあの声が、しつこく『美月』の頭に浸みこんできた。

 そして──それが繰り返されれば、くりかえされるほど、彼女の脳はピンクに染まってゆき、自分が猥(みだ)らな改造を受け、単なる“淫乱な道具”に成り下がることが、この上もない幸福、至上の悦楽、なにより崇高な使命にさえ思えてくるのだった。

 

「わたしは……インランな……マゾ人形……」

 

 まるで己(ジブン)がそうであるコトが、当たり前であるかのように。

 いまや、モニターの改造画像と現実の『美月』の姿は一致した。

 そしてどうやらこれは、洗脳プログラムの最後の処置だったらしい。

 『美月』は、自分が『清姫』であることに何の疑いも持たなくなっていた。

 ヘルメットを脱がされた時、モニターの『美月』はヨダレをたれ、シマリない笑み。

 

「えへ……エヘ……おマンコぉ……おチンポ……しゃぶらせてくださァァい……」

 

 現実の『美月』も、モニターのなかの『清姫』と同様“色ボケ”した痴笑を漏らして。

 

「ようぅぅし、どうやらイイみてぇだな?……『魔ほと』ッ!」

 

 男はサングラスをかけると、ズボンの前に黒く浮き出たシミも気づかないのか、腕組みをして仁王立ちに、

 

「“アレ”を持ってきな──お(・)な(・)じ(・)仕(・)様(・)でな!」

 

 白バニーは一礼し、しばらく手術室を留守にする。

 やがて一体の『人形』を引き連れてもどってきた。

 全身をシルバーのレオタードで包んだ豊満な身体。

 唯一露出した口まわりには、フェラ用の唇と鼻輪。

 そのクロームのリングが、手術室の明かりに輝く。

 

 ──あの人形……ッ!

 

 熱に浮かされたような快楽の中で、『美月』は入ってきた人影を見た。

 間違えようもない。悪魔めいた冷血な双子の命令とはいえ、自分を改造する機械の操作を、まるで楽しむように行っていた『奴隷人形』。その個体が、まるでモニターから抜け出てきたかのように、当時の姿のままで現れる。

 

「……あのときの──」

 

 彼女は入ってきた人形を睨(ニラ)もうとするが、手術台わきのアームに吊され、快楽神経を刺激されている最中とあっては、それも続けることは難しかった。

 

 ──あぁ……ン!……あン……あン…………あン……あン……イクぅ……。

 

 憑依体によって、絶え間なく繰りかえされる快楽中枢への刺激。

 精液・愛液の欠乏を知らせる、肉棒(チンポ)や女陰(マンコ)への奉仕欲求。

 彼女に残った『美月』としての理性の、さいごの一片。

 まさに性処理プログラムに上書きされるそのとき!

 銀色レオタードの『モルギアナ』が動いた。

 自分の頭部を包む覆いをユックリ外す。

 現れるプラチナ・ブロンドの髪。

 額に輝く奴隷用のルビー。

 あらわれた金色の瞳。

 その眼差し……。

 

 

 『美月』の頭の中で、洗脳化ドミノの最後の一コマが驚きのあまり凝固し、踏みとどまり、そして逆に倒れることでそれまで受けてきた洗脳の流れを、一気に押しもどした。

 

 

 

 

 

 

 

「……お姉ぇちゃん!!?」

 

 

 

 

 

 





※モルヒネが持つ作用の数倍効力がある脳内分泌物。
 このときは同時に憑依体によって、女性が出産直後に感じる多幸感をつかさどる神経経路が、乗っ取られたと見えます。


 しかしまだ続けるのかコイツら……。
 本来ならこのパートは一話で終わるハズでした。
 それにしても、チッともエロくありませんね……失礼しました。
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