試製・転生請負トラッカー日月抄~撥ね殺すのがお仕事DEATH~【18禁版】 作:珍歩意地郎_四五四五
「しぃあ!……詩愛ッ!!」
父親の必死な叫びにもかかわらず。
淫らな踊り子の姿となった娘はポーズをキメたまま、視線をあらぬほうに向け、ガラス越しに、エヘらエヘらと痴呆じみた印象の笑みを絶やさない。
「──詩ぃぁッ!」
たまらず老医師は、ステージと客席を仕切るガラスに駆け寄ろうとするが、両脇に控える上級フェティマが、これを予見していたかのように暴れる老人をすかさず取りおさえた。
この騒動にもかかわらず、詩愛は鼻孔から、まるで牛のように下がる、クロームの鼻輪をキラめかせて恥じ入る気配がない。
だが……なによりもショックだったのは。
彼女の額に、あの呪わしい宝石が穿たれていることだった。
おなじく宝石をリベット留めされたサッチーの言葉が思いうかぶ。
──あぁ、では!もう彼女は……すでに!?
このとき。
先のニヤけたMCがふたたび現れ、大げさな身ぶりで、
「では、ここで改めてご案内致しましょう~~まずは!皆様ご存じ、淫楽と
ボクシングのリングアナウンサーめいた口調でMCが朗々と名乗り上げる。それに続いて楽団が、彼女のテーマ曲とも思える
メロディーに乗って『サロメ』は、みじかく華麗な舞いを踊る。
「……え、続きましてェェ~~」
さらにMCはボルテージを上げ、
「
舞台からレーザー光線が錯綜。
ふたたびスモークが焚かれ、ライトの加減でしばし、詩愛は黒いシルエットに。
「
パッ!
ライテイングが一転。
後光をまとい、新たなテーマ曲を背景に。
『モルギアナ』は優雅、かつ激しく舞いはじめる。
彼女がキレあるステップを踏むたび、身をはう
やがて、信じられぬほど大きな跳躍をすると、ステージ中央にフワリ……。
物理法則に反するほど柔らかく舞い降りた後は面を伏せ、しばし、そのまま動かずに。
「詩愛!……詩愛、わたしだ!……わかるか!?」
父親の呼びかけに、『モルギアナ』と改造された元・詩愛は応えない。
そのときにふと……オレは、親密な規模のホールが微妙に雰囲気を変えたのを感じた。
ソファーに座る賓客たちの視線が
──まさか……?
周囲のくらがりに眼をこらし、まゆをひそめた。
もしやこの客たちは、この父娘の無惨な対面を期待して今宵、ココに集ったというのか。
──だとしたら、あまりにエゲつなく……ゲスい。
そして、行方不明の娘を案じていた父親が“変わり果てた
それにしても、彼女が正面の父親に眼を止めないのは、みょうだ。
もしや奉仕用ダッチワイフに改造されたとき、脳手術で記憶を消されたのか。
あるいは額に穿たれた、あの悪魔のような宝石がジワジワと彼女を痴呆化させたか。
──それとも……ひょっとして……?
「さぁ!みなさま、ここで“奉仕人形”『モルギアナ』から、
MCの案内に、ステージの上で片膝をつけ伏せていた“詩愛”は、ビートの効いたリズムの盛り上がりにつれ、ユルユルと脈動するように身を起こしてゆく。
おぉッ!と観客席がゆらぐ雰囲気。
見れば、いつのまにか彼女の顔には、今まで無かったピエロの化粧がされている。
片目に十字。もう片方は涙のしずく。ハナとくちびるは白面を地に、アカく不様にクマどられて。
次いで、この奉仕用ドールは、改造済みとなった
ウシのように鼻孔を穿つ──リングのピアス。
細首に巻かれ、細鎖をたばねる──金の首輪。
下腹には、子宮と卵巣をかたどった──淫紋。
これでもかとピアスを
全身には、便所の落書きのように下品な刺青。
ウインドウがスクリーンとなって、そんな彼女の性器を大写しに。
サイの角のように肥大化し、勃起したクリトリスには、痛そうなリング・ピアスが貫通して。
【クリトリス AI挿絵】
オレはその昔、魔女裁判で拷問死した女の陰核の勃起を、異端審問官が『悪魔のチクビ』と呼んだという、まさにドーでもいいネタを、この非常時にもかかわらず思いだす。
『あぁ、みな“ハ”ま……』
スピーカーから、彼女の痴呆気味に舌足らずな、カスれた声が響いた。
集音マイクだろうか。それとも黄金の首輪のウラに振動マイクを仕掛けてあるのか。
普段の詩愛とくらべ声がすこしヘンだった。それとも声帯すら替えられてしまったのか。
『
「……詩愛!……詩愛!!」
『
「……詩愛!……しぃ──あひゃァ!!?」
必死となり呼びつづける老医師だが“劣情トイレ”と言ったらしい処で声がウラがえる。
そのさまを見た周囲の席から、おさえきれぬ忍び笑いがクスクスと……。
『ハたくひの
そういうや彼女は、またも“I字”開脚。
肉付きのよい美脚が、つま先までピッシリと
頭上に延びた脚に片手を添え、もう一方で豊かな尻たぶを拡げれば、アヌスにハメられた淫具が見える。アップに投影されたそのアヌス・ストッパーの尾部にも赤い宝石がキラめき、なかで炎が噴火するごとく異様な輝きを見せて。
『ハたくひの舌も長舌化はぇ、刺激用の凸起を
そう言って舞姫『モルギアナ』は哀しげなピエロ顔の眼をとじて、イボイボのついた恐ろしく長い舌を伸ばしてみせる。どうりで滑舌とコトバがおかしいはずだ。あんなに舌を長くされては……。
『ひま、こうひている間にも、
クリクリクリィィッ!
舞姫『モルギアナ』に改造された詩愛はI字開脚のまま。己がクリトリスをハゲしく、貪欲に愛撫する。同時に肛門に挿入された淫具もゆさぶり、衆目の前で“ふた穴オナニー”をあられもなく繰りひろげた。やがて一瞬、白目をむいたかと思うと見事なポーズを保ったまま、
プシャァァァ……ッツ!!
彼女は股間から潮を、客席と舞台を仕切る目の前のガラスにぶちまけた。
それはちょうど老医師の顔面にあたる部分で、ガラスに阻まれたとはいえ、おもわぬ顔面シャワーを父親は愛娘から浴びせられた格好となる。ますます高まる客席からのクスクス嗤い。
普通の女性ならアクメに達すれば、この困難なポースを保つことなど、とうてい出来ないだろう。しかし『モルギアナ』は微動だにしない。やはり彼女は“奉仕ドール”に改造されてしまったのか……。
「そんな……そんな……詩愛……どうしてしまったんだオマエは……」
愕然とする父親にもかかわらず『モルギアナ』は、まぬけなピエロ顔のままニコやかな笑みをうかべ、
『ご覧頂らまひたように、ハらくひの淫らでドウひょうもない下品な
ここでこの奉仕人形は激しく身をゆするとI字開脚をといた。
そして、両手を頭の後ろにやると下品なガニ股ポーズとなって、
『ほ
クィッ♪クィッ♪
腰を物欲しげに、前後へとうごかして。
みるまに太ももをラブジュースが伝い、淫水の液だまりを股下に作った。
『あぁッ!もうラマン……ラマンえ"きまヒぇん!フンヒ!……フンひ、
すると──両わきから、ササッ!
人形浄瑠璃の黒子めいたものたちが、素早くあらわれた。
そして左右から彼女を宙に抱え上げると、肛門がマル見えなM字開脚ポーズ。
『サロメ』も背後に回ると、イタズラっぽい好色な顔で舌なめずりをしつつ、ピアスが穿たれた『モルギアナ』の両チクビと乳輪を、クリクリクリぃぃ……っ!いかにも愛おしそうに責め苛んで。むりやり高かみに昇りつめられた詩愛こと『モルギアナ』は恍惚の表情を浮かべると、
『
またもウィンドーをへだて、父親の目と鼻の先で、彼女の肛門がキュィィィっ!
まるで噴火を予兆させるようにもりあがる。ヒダのある長いアヌス・ストッパーがモリモリと抜けていき、ボトン!ステージの床に落ちた。やがて本格的に肛門が盛り上がるや、
ブリュン!
内部がペカペカと発光する、ビリヤード・サイズな紫色の球を一つ。
彼女はピエロ化粧に恍惚の表情をうかべ“ひり出した”ものである。
なんと見栄えが良いよう、あらかじめ人造ウンコが仕込まれていた。
しかも、それだけでは終わらなかった。球は細いヒモで数珠のように続きモノとなっており、ゆるみきった肛門からひとつ、またひとつ。ブリュン!……ブリュン!……はげしい勢いで、ひり出されてゆく。
『あはぁっ♪あらひ、
おヒリ……おヒリでイキまぁぁひゅ!と、この“奉仕ドール”は叫ぶや、ピカピカ明滅する球を父親の面前でアヘ顔のまま、次々と満足げに産み落とす。
と──白髪の老人に変化があった。
全身をガクガクゆらすや、フゥゥゥ……ッ。
そのままアワをふいて、その場に倒れてしまう。
冷酷にも両わきの『フェティマ』は、別段支える様子もなく。
周りのテーブルからは、ワァァァッ!という冷やかすような叫び。
そして罵声や
「あーらら……ザぁ~ンネン」
「コレからだってのに、ねぇ」
オレの両脇で『ユリ』と『ケイ』も、共にシャンパンのフルートグラスを含みながら、
しどけなくソファーにもたれ、
「まぁ、いいワァ?まだお楽しみは、残ってるもの……」
「むしろ、コレからがメーン・イベントと言えるわね?」
なんだよもったいぶって、と『フェティマ』たちに文句を言おうとしたとき、ゾクリ!その言葉は口もとで消えた。なぜならその時、ホールの視線が一斉にコチラへと注がれたような気がしたからだ。
あれほど注目されていた老医師の席はスポットライトが消され、気を失った哀れな父親は「もはや用済み」と言わんばかりに、上級『フェティマ』ふたりの手で、手荒くどこかへと運び去られる。
「うな~~お♪」
ケモ娘が放ったからしを抗議するのか、盛んに身を擦り付けてきた。
おれは気分を落ち着けるため、この美獣の触り心地イイ背中をゆっくりと撫でる。
すると、またもやMCが軽薄な調子で、
「さ~ぁ、それでは。いよいよ品評ぉ~~タぁ~~イム、です!」
M字開脚から下ろされた『モルギアナ』は、黒子によって股間に垂れた愛液を拭かれる。
『サロメ』は痴態に乱れた彼女の装いを、先輩舞姫らしく
頭上から、パリコレのようにスポットライトが幾筋も錯綜。
楽団は軽妙で挑発的な曲を演奏し始める。『サロメ』のほうは舞台そでに引っ込んで……。
「どうぞ間近で!出品商品を、ぞんぶんにご堪能下さい……」
思った通り、客席とステージを分けるウィンドウは、自動ドアのようにスリット部から左右にゆっくりと分かれてゆく。
『ひっ!ひゃああああああああぁッ!!?』
そのとき、スピーカーから『モルギアナ』の悲鳴が上がった。
みれば。彼女は両手を口に当て、愕然とした表情でワナワナと客席を見わたしている。
「ふふっ♪実はあのウィンドウ、ウラがマジックミラーになっててね?」
「あのヘンタイ人形、自分が一人で踊っていると思ってたワケなのよ♪」
「父親と、淫乱に改造された娘が涙のご対面、ってスジ書きだったのに」
「コレじゃ、お客様のお愉しみもヘンタイ人形のショックも
コイツらは、おり良くワゴンを押してきたバニーに、シャンパンの追加をオーダー。
それを咎める気にもならないほど、オレは自分が打ちのめされていることに気づく。
『あひゃぁッ!──あひゃぁ……ッ!』
立ち尽くしていた『モルギアナ』が股間をおさえ、二度、三度、ケイレンした。
『はひッ!──はひッ!ご命令
そう言うや、ピエロ顔に泣き笑いの笑みを浮かべ、訓練されたモデル歩きで、あたかもファッションショーのランウェイを進むがごとく歩きはじめた。天井からのスポットライトが、そんな彼女の動きを追って。
全身にキラめく黄金の細鎖。
様々な鳴り物と淫猥な装具。
下品な刺青は、いつのまにか消えていた……。
ピエロを装う顔の化粧も、それと同じく……。
「──おぅ……!」
ホールの中から歓声が沸いた。
彼女の裸身が、またもや変化をみせたかと思うと、片足首から半身をつたって、金色の昇り竜が浮かび、ピアスを穿つおおきな乳房を噛まんと、キバの生えそろう
もはや、まるで咬竜を手なずけているかと思われる元・詩愛が、花道を優雅に近づいてきた。
なぜか次第にボリュームをあげる楽団の演奏。ホール全体は、おおきな期待に満たされて。
やがてオレのスグ横に来たとき。ビクリ!何かに命令されたように詩愛は脚を留めた。
ソレと共に大ボリュームとなっていた演奏がピタリ!そこで止まってあとは静寂。
カッ!
オレの席が、もう一本別のスポットライトで照らされる。
なにかを聞き取ろうとするかのように片耳に手をやり眉をひそめる彼女が、額の大きな宝石をキラめかせつつ不安げに辺りを見回したとき。その視線は──ついにオレをとらえた。
『……あぁ……ホんなぁ……ホんなぁあ……』
女が絶望に顔を歪ませるさまを、オレは何度も見てきたつもりだった。
あの大噴水の水盤で、飾りにされるため、徐々に石化していった女達。
コンゴで村ごと
だが、いま目の前で女が静かに憤悶する様は──そのどれよりも深い。
周囲で、またもクスクスと忍びワラいの気配。
もしや……オレと彼女の関係まで、周りの席に知れ渡ってるのか。
『
足もとをフラつかせ、花道の上から呆然とこちらを見おろす“元・詩愛”。
オレは、それに応じるように彼女を見上げるが、言葉が出てこない。
体型がすこし変わり、ポールダンスをするためか、胸が幾分ちいさくなっているような。ピアスが十字に幾重にも煌めく乳輪の色も濃くされて。しかしそれがために、巨尻の豊かさがかえってエロ目立ちしている……。
──そういえば、フランスに歌唱留学していた『美月』……美香子が、
姉のオッパイは少し小さくなった夢を見たといってたが……。
まさか……正夢……?
ひるがえって、鷺ノ内医師が失神してくれて良かったと思う。
間近でこんな人形にされた、あられもない娘の姿を見ずにすんだ。
とはいえ、
「元カノの手前ェが“メス人形”ンなって、ド淫乱なオナニーするのを見に来たんだよゥ!」
なにか言ったMCのトークに応えてか。
ホールのどこかで茶化すような声が上がった。
どこかで聞いたような、ゲスっぷり満々たる声。
だが、今は頭の中が泡だって、ナニも考えられない。
「加えてヘンタイどもに
「バカっ!──
この下品な茶々に、とうとうテーブル席のアチコチから非難するような声が上がる。
「ナニをやっているのだ!せっかくの見せ場を!」
「ダレだ、アレは。品格も
だがそれらの騒動も、スポットライトの輪にいるオレは──そしておそらくは彼女も──遠いモノに聞こえた。まるで世界は∞型をした光の円錐形に切り取られ、われわれ2人だけであるように。
「元気そうで……良かった」
自分でも間抜けだと思えるセリフが口をついて出た。
どこかの望遠マイクで拾われているのか、オレの声もスピーカーを通し広間に響きわたる。
「病院から行方不明になったと聞いて……心配していた」
花道のフットライトに照らされる彼女の面差しは、傍目に見てもめまぐるしく変わった。
それらの一つ一つの情動は、もちろん推し量ることなどできない。だが最後に“『モルギアナ』”は自堕落な、そして投げやりな笑みに
『職場の方と……
思ってもみなかった言葉が、上から降ってきた。
『はの男の子……もひかひへ、アイケルはんのお子はんレすの?』
【挿絵】白猫
はァ?
完全に虚を突かれ、思わずオレは猫ミームの白猫のような声と顔で、
「職場だ?お子さん?……なにを言ってる?」
『はの髪の赤ひ、お子はん連れな
いきなり非難するような、鋭い口調で元・詩愛は、
『仕事がハルほ、ハラヒがお誘いひた夜祭りの日に!ものかげへ……らき合っヘ!』
涙目でニラみつけてくる元・詩愛。
ガン!オレは頭を殴られた気がした。
あの夜。
どこぞのチンピラに、同僚の轢殺ドライバーである朱美が強姦されかかり、彼女を慰めるため物陰で抱きしめていた晩。まさかその光景を、彼女に見られていたとは。
「ちがう!──誤解だ!!」
スポットライトの輪のなかで、おれは大げさな身振りをして、
「あれは彼女──オレの同僚のドライバーが!境内の暗がりで乱暴されかかったから、それを慰めていたンだ。彼女とオレは、そんな関係じゃない!」
「
「竜太との!──あの子との約束を優先したのだ!先約だった!」
「りゃァ!最初っはら、ホゥいえば良かったりゃあいまへんか!」
「ヘンに誤解を招きたくなかったんだ!水族館の時でさえ、散々だったからな!」
おぃお~い、痴話ゲンカかよゥ、との合いの手。
だが、オレの言葉をきいた元・詩愛の面差しは、たちまち血の気を失って蒼白となる。
ワナワナとふるえる
「そんな……
あとから思えば……。
『じつはオレの
花道上に佇む、『モルギアナ』に改造された詩愛。
その濃く紅を掃いた口もとが歪んだかとおもうと、彼女の目にみるみる涙がふきこぼれる。
「
元・詩愛の悲憤が一層高まった。
ウィッグかと思われる豊かな金髪をもみしだき、悶える。
その髪は彼女の嘆きに連動するかのように、銀に、黒に、あるいは緑の玉虫色に。
「
その時、彼女の額にハメられた宝石が、いきなり輝きだした。
とたん。彼女は表情を多幸感に一変させ、その場で軽くステップを踏みはじめる。
やがて花道のうえでひとしきり舞うと、ピシリ!決めポーズで停止して、イタズラ顔で。
「なーんて、ウソ!──驚きまして?」
急に彼女は、ソレまでの舌っ足らずな口調を一転。
コケティッシュな、浮ついたモノにすると、媚びを含んだ流し目でコチラを見やり、
「本当は、
そう言いつつ、この“奉仕人形”に改造されたオンナは、オレの目の前で元・詩愛とは思えない淫らな言葉を次から次へと、まるで痴呆じみた色ボケ顔で繰りだした。ついには自分のクリトリス、それにプラグがハマる肛門を、ガニまたとなって、あられもない姿でいぢりはじめ、幾重にも残酷にピアスが穿たれた股間からタラタラ、恥ずかしげもなく女の蜜を垂らしはじめる……。
「
彼女は花道のうえから激しく愛液をしぶかせた。
それはまるで狙いすましたようにオレの胸にブッかかる。
額の宝石はますます輝き、元・同居人は顔をアヘ顔にダラしなく。
「アひゃぁぁぁぁぁぁぁああ!イクイクイク!イキます!……!“詩愛”お客サマの前で恥知らずにイッちゃうのぉぉおぉ!見て、皆サマ!どうかご覧になってへぇぇぇ~~~~」
ガクガク異様にカラダを震わせる彼女……。
カッ!眼は見ひらかれ、虚空に注がれて……。
ハ虫類のような長い舌が、首もとまで垂れる……。
と──その動きがピタリ!急に停止したかと思うと、この人形は直立不動になり、
「生体脳 ノ 過負荷 ガ、許容値 ヲ 越エマシタ……Stand-by Mode ニ 入リマス……」
あ~まだ第三コーナの出口あたりなんですよね~。
これは早くしないと、ホンキで今年中に終わらなくなってしまいます。