試製・転生請負トラッカー日月抄~撥ね殺すのがお仕事DEATH~【18禁版】 作:珍歩意地郎_四五四五
部屋に入った時──どこかイヤな感じがした。
そこは何かの個人的な控え室めいた広間に思えた。
鏡のまわりにカクテルライトが並んだ化粧台がふたつ。
ピンク色がめだつ壁紙や
ロコツな衣装が吊されるハンガーラックと、ジュエリー・ケース。
そして──寝乱れた光沢シーツが広がる、天蓋つきのダブルベッド。
なにより部屋には、女の“メス臭”が「これでもか」といわんばかりに。
(オゴっ……ンゴっ……)
部屋の奥から“
そして、ナニかをしゃぶるときの唾液まじりなチュパ音。
『ケイ』が、オレの背中をつつき、奥へ進むようにうながした。
しかたなく、盛大に少女趣味な空間を歩き、白いタンスの影をのぞくと……。
──居た……あの性ワルな踊り子、『サロメ』だ。
そして、もうひとり。
奇妙な円柱に手をそえて、そこに顔面をつける、全裸の黒人女。
こちらに背を向けた姿勢でハの字立ちになり、ウィッグのジョイントが見える坊主アタマを懸命に前後させている。
アスリートのように筋肉質な身体。ローションでも塗られているのかテラテラと、動きにつれて全身が照り輝く。
円柱からは、さまざまなカタチのチンポが生えているところをみると、やっているコトは一目瞭然だ。そのチンポのなかには極悪なイボの付いたモノや、胃までとどきそうなモノ。果てはKOKUJINチンポのようにアゴが外れそうなほど大きな逸物まである。
どうやら、またひとり。
哀れな女がフェラチオ調教されている最中らしい。
胃まで届くような凶悪ディルドーに、四苦八苦してるのだろう。
「……オヱッ……オヱェェ……ッ!」
えづく気配とチュパ音は、この女が出していたのだ。
性器と肛門に
においの元も、どうやら全身にピアスの輪をうがたれたこの女が出どころだった。
「ようやくオイデだねぇ──さ、アタぃの可愛い子」
『サロメ』はコチラを
オロロロロォォォ……ッッ!
こちらがヒクほどにグロくて長いイボつきチンポが、黒人女の口から抜け出る。
可哀想に、ゲホゲホ咳き込むメス人形の研修生。この女も、ゆくゆくは生体改造をうけ、オークションに出品されるのか。あるいは性技を植えつけられ、首を切り落とされた挙げく、猛獣の胴体に神経移植され“ウサギ”の愛玩備品となるのか……。
「さ……ふり向いて、お客サマにご挨拶しな?」
われわれに顔を向ける黒人女。
ひたいに
その左右に“牝◆豚”と
化粧の、あるいは衣装合わせで姿見の前に立つたび、己の立場を思いしらされるのだ。
そして、その顔は……黒くなってはいるものの、まぎれもなく、あの詩愛の面差しだった。
「あぁ……ひょんは……」
黒人特有の黒くブ厚いくちびるから。カスれた声が、弱々しく漏れでた……。
***********
──やだ、このおチンポ……のどにカリ首が、ひっかかっちゃうじゃないの……。
──おまたに
──イヤッ!アナルプラグの……おシリからの振動が、ピアスされた
『そう、イイ備品に改造されたわねェ“淫乱ドール”ちゃん♪
もっともっと……恥知らずな“メス”に、お
──また……アタマのなかで
魔石を埋められた額から、えたいの知れぬモノが脳に浸みこむような感覚……。
こうなっては、もうダメ。じぶんがドンドンと
バイブを埋められた女性器、おシリのアナが、もっと
(はぃ、『モルギアナ』は淫乱なメスに
──そして……もう一人の自分。
どうしようもなくハレンチな自分が、まるでシッポをふるように
ディープ・スロートは、いつまで経っても苦手だった。シリコンの味も、なじめない……。
これから見知らぬ殿方の、ホンモノのおチンポを何本もしゃぶるのだと思うと憂鬱に……。
でも。その憂鬱な、嫌悪感まじりの思いは、すぐに期待と欲望で上書きされてしまう……。
まるで性処理の道具になるのが嬉しいように。そしてもっと改造されたい
「うぐぅっ!!?」
いきなり後ろから首輪をつかまれ、引き戻された。
食道まで入っていたディルドーは、はげしく引き抜かれ、ムセてしまう。
──ヒドい!あんまりだわ……あんまり……よ……。
でも、そう思うはしから、マゾに調教された身体が、あまく
もっと……もっと……。
──いぢめてほしい……。
──嬲ってほしい……。
──虐げてほしい……。
そんな猥らで、どうしようもない被虐な願望も。
以前のワタシにはない、生体手術でアタマに植えつけられてしまったヘンタイ性癖。
「さ……ふり向いて、お客さまにご挨拶しな?」
『サロメ』さまのお声。こんなお声は、悪い兆候。
またレディのおマンコを、
それとも──とうとうホンモノのおチンポに、ご奉仕を?
イヤイヤながら……でも、なんてこと!すぐに心は“おチンポ”の予感に上塗りされ、歓びにふるえてしまう。そんな期待と嫌悪が相半ばにせめぎあう胸をかかえ『モルギアナ』にされたワタシがふりむけば……。
ガン!はげしくアタマを殴られたような印象が、全身をおそった。
思考低下薬をくびすじに注射された時のように。
目の前がフラフラとゆれ、全身が冷えてゆく。
「あぁ……ひょんは……」
視界が、絶望に暗くなる想い。
まさか、目のまえにマイケルさんが立って、変わり果てたワタシのすがたを。
それも、まるで動物園の汚いケモノでも観察するような目つきで見ているなんて……。
──イヤっ!
裸んぼうのカラダを隠そうした時。
額に穴をあけられ、留められている魔石がジィィィ……ン。
振動し、アヤしげな触手を脳にのばして、この改造された身の勝手な動きをゆるさない。
──あぁ……ッ!
それどころか!ミジめに歪められた情けない
「──さ、
『サロメ』さまは、ワタシのボディ・ピアスに、ご自分と同じ
「この方に、自分がどンだけ“ド淫乱”な
「──ほれは……あらひは……」
そう、ワタシは、未練がましくうなだれざるを得ない。
こんな姿を見られるだけでも恥ずかしいのに、さらに無慈悲な追いうち!
すると『サロメ』さまは、いっそう冷たい視線をワタシに投げかけたかと思うと、
「『モルギアナ/B』!
──あぁっ!……またぁ……ッ!
ジィン……ひたいが、シビれる感覚……。
あたまの中に、あたたかい溶岩のようなものが拡がって……。
考えがどんどんアヤフヤになり、ほおもダラしなくユルんでしまう……。
『まいけるサマぁ……ようこそおいで下さりましたぁ』
いやぁっ!……手が──脚が!
勝手にうごき、あられもなく開いた“おまた”にのびて、挿入されている前後の淫具をうごかし、はしたなくも
口も勝手にうごき、長舌手術でロレツの回らなかった舌が自動的に引っ込み、いまは完全に制御された口ぶりで、
『SEX・TOY『モルギアナ』は、全身を改造され、カンゼンな“お人形”として生まれ変わりましたァァ』
──いやっ!そんなコト……この方の前で、そんなコト言わないで!
『こうして
──そんな……そんな!
『それに、おシャブリの訓練をかさねたかいもあって“舌技”は絶品と奥様方にお褒めいただいているのですよ?』
──ダメぇっ!……やめてぇぇェ……っ!
自分の顔が、お
ベロリ、イボをつけられた舌が、ヘビのように顔の前を這いまわる。
ダメ!恥ずかしい!マイケルさんの目の前でしたくないのに!
『アタマのなかもイヂられて、もう“ご奉仕”と“おマンコ”のことしか考えられません。いぢめられたくてしかたのない、ヘンタイマゾのバカ人形ですぅぅ』
ワタシの顔が、さらにニコやかにユルんだかと思うと、己の身体は片手でクリトリスを。もう片手で乳首ピアスに付けられた鳴り物をシャラシャラ鳴らしながら、黒いオッパイを、まるで
『SEX用の備品にされた“おマンコ人形“を、どうぞご鑑賞下さい……』
──やめて……もうやめて!
***********
──フフッ♪ここで
アタぃは、元カレや『フェティマ』たちの目前で、恥じらいもなくオナニーをくりひろげる黒人モードの『モルギアナ』を、冷ややかに観察する。
──できるかぎり下品で、どうしようもなく淫《みだ》らで、アタマの足りないパーな、みっともなく恥ずかしい格好をさせて……見栄えだけはイイ、このスカしたオトコに!この子への嫌悪を植え付けなきゃイケない。自分の元カノが、手のつけられないほど生体改造されている現実を、思い知らせなきゃイケない。それには……。
アタぃはギリッと思わず歯を鳴らし、眉をしかめて『モルギアナ』を見やった。
──もっともっと、スケベな、
「あぁっ!イグ・イグ・イグ……いっぐぅぅぅ!」
アクメを貪るようにガクガクと腰を激しく前後させ“アタぃの抱き人形”が一瞬白目。
でも……そうはいかないよ。オマエのすべては、アタぃの
「『モルギアナ』!アクメ・
メス豚に“おあずけ”をする口ぶりで。
一瞬、吹きかけた潮は、キュッ!水道の蛇口を閉めるように止まる。
「あぁっ──そんなぁ!」
あの子の顔がカワイく、切なそうにゆがんで……いいわァ。
それでもアクメをむさぼろうというのか、未練がましくカクカクと腰を動かして。
「お
黒人姿になったアタぃの“抱き枕”は、声高に叫んだ。
──チッ!アタマも洗脳と自我の境界状態で、素にもどってやがるネェ。やっぱもう少し、脳ミソを
「どうかアクメを……アクメを下さい……ッ!」
鑑賞ポーズのまま『モルギアナ』は涙目になっておねだりする。
ブルブルと全身がふるえ、ものほしげに腰が動き、おしゃぶり
これが日本人モードだったら、肌がピンクにそまり、さぞキレイだろうと、ひそかにウットリ。
「……そうかィ。そンじゃ」
ニヤリ、『サロメ』は仄暗い笑みをニンマリもらすと、
「この男のまえで『もう自分はセックス人形だから、元カレのアンタなんか何とも思ってない、むしろオトコなんてケガらわしくて、触られるのもゴメンだ』とハッキリ宣言しな!」
「そんな!……そんなのって!」
「そんなの、だァ?」
スパァン!
アクメ寸前で“お預け”され、涙目な『モルギアナ』のほおを平手打ちに鳴らし、
「オ・マ・エ・は!ア・タ・い・の!……なんなの!?」
「あぁ……『サロメ』さまの……『サロメ』さま専用の奉仕ドールでございます……ッ!」
「じゃァ言いなよ!このオトコの──元カレの前で!」
ブルブルと
オドろいた!……ちくしょうめ。
アレだけ手術してやったのに、まァだ命令に逆らう
アタぃのなかで一瞬、炎が奔った。
先代の『モルギアナ』に逃げられたときの──それもよりによって、オトコに取られたときの悔しさが、哀しさが、当時の心もちのまま、まざまざとよみがえってきた。
「この──出来損ないの、マゾ人形が!」
***********
ふたたび“元・詩愛”に平手打ちをしようとする性悪な舞姫。
頭上にふり上げたその細い手首を、オレはとっさにつかむ。
キッ!その時、オレをふりかえった『サロメ』の瞳。
まるで伝説の毒蛇バシリスクのように燃えて。
「オトコ風情が!──アタぃにサワるンじゃないよ!」
この舞姫は、手近にあった、火かき棒のような真鍮色の得物を手に取ると、オレに向かってふりあげる。
とたん!
例の瞬発力をみせた上級『フェティマ』の『ユリ』が、瞬時にオレの前に立ち塞がり、『ケイ』のほうは舞姫の手から火かき棒を取り上げた。そしていままでとは打って変わって冷然とした口ぶりで、
「『サロメ』さま。ご自分の
「お客サマに危害を加えることだけは!かたく禁じられております──」
クッ!舞姫は力をこめ、くちびるを憎々しげに。
やがて豊かな金髪をかきあげて、肩をすくめた。
「ワぁってるよ!オトコなんかに触られたから……ついカッとなっただけサ」
そう言ってからコチラを見てせせら笑い、
「けどアンタも冷たいオトコだねぇ。元・カノが他人の女になってるとはいえ……」
そこでチロリ、オレの股間を一瞥してから、
「……この子のドエロな
オレは周囲の緊張をよそに、ひたすらアクメをこらえ続けている人形を改めて見た。
目をつぶり、両手をうしろにして、ふるふると全身をふるわせている坊主アタマの黒人。
股間の前後に、うねるディルドを挿入られた、身動きすら制限されるアワれなSEX玩具。
だが、見れば見るほど似ているようで、別人のようでもある。これは本当に、元・詩愛なのか。
「さてね。でもいまいち、この人形がオレの知っている女性とは思えないんだ」
オレは極力、冷静をよそおって独り言のようにつぶやいた。
「こんな筋肉質のカラダをしたものが……本当に、もとは彼女だったのか、どうか……」
アッ!と『サロメ』の口から声があがる……。
***********
──そうだ……そうだよ!アタぃ、なんてバカだったんだろう!
──もとの姿かたちと、イマの本人がチガイすぎてたンじゃ、このオトコに『NTR』感を与えてやることなんて出来ないじゃないか!アタぃも、こないだの不老化処置でカプセルに浸かったとき、薬液が脳にでもマワってボケちまったかね……まったくヤキが回ったモンだよぅ!こんなンだから、だいじな“ネコ役”を
カッ!この舞姫は、自分のうかつさに赤い編み上げヒールを踏みならした。
いそいそ彼女は部屋の奥にゆくと、むかしの帽子箱のような、円筒形の厚紙ケースを左わきに抱え戻ってくる。右手には、内側に淫具がふたつそそり
***********
ウッ!──こんどは、オレのほうがうめく番だった。
目の前でアクメをガマンする黒人の肌。
それが、みるみるうちに黒からカフェオレへ。
さらにうすまり、日本人の肌色へと薄まってゆく。
黒人特有の分厚かったくちびるもふつうのレベルになり、アスリートなみの筋肉質な身体は、まるでバターが溶けるように丸みをおび、ふくよかな女性らしいものとなった。
毛穴一つない、艶やかな肌。ともすれば天井のルイ王朝風シャンデリアを反射しそうなほど。肌に、なにかコーティングでもされているような。
──これは……まぎれもなく詩愛だ。
こうなってみると、ボウズにされたあたまと、ひたいの宝石横に描かれた鏡文字の『牝◆雌』が痛々しい。
アクメをガマンしてか、滑らかな肌はピンク色にそまり、いまにも潮を吹きそうな……。
「ほうら……コレでどぅ?そして……」
『サロメ』は思わせぶりな手つきで帽子ケースのふたを開けた。
中からは、元・詩愛のヘアスタイルそのままな、栗色をした艶やかなウィッグ。
それをうやうやしい手つきで取りだすと“妹分”にかぶせ留め金を鳴らし、ブラシで髪の具合をていねいに整える。牝◆豚の文字は隠れ、ひたい中央の紅い◆が見えるだけとなった。
「さ、マゾ人形『モルギアナ』──
アクメなさい!!」
まるでムチの一撃のような、キビしさを内にふくんだような命令。
『んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』
アヘ顔のまま、強いられた人造絶頂に身もだえする、もとは詩愛であった奉仕用人形。
ハゲしく潮をふき、このピンクがかった女の広間へ、淫臭を思うさまにふりまいて。
前後の孔に
そこには──彼女の人間だったころの、気品も、知性も、清楚さもなかった。
ただ、どん欲に“メスの悦び”をむさぼる一体の人形が在るばかりだった。
オレの目が、自然とけわしくなる。
よくも詩愛を、こんな汚らわしいセックス・ドールに!という思い。
オークションなんてドンでもない。『小男』に、怒鳴り込んでやらなくては……。
もとは詩愛であった人形は、そんなコチラから長い睫毛をふるわせ、顔をそらして。
ふと、視線を感じて横を向けば、ニンマリ。舞姫の
***********
──フフッ……もう一押し、ってトコかねェ。
マイケルの顔が“アタぃの『モルギアナ』”の痴態にゆがむのを『サロメ』は看る。
──そりゃそうだろうサ……アタぃだってビックリなほどのお嬢サマが!トンで火に入るナンとやら。いくら強姦されたからって、カラダの更新とやらでオダてたら、エロ下品な“あやつり人形”になりたがるンだから。肝心なトコでぬけてるのも、世間知らずのお嬢サマだねェ。まったく、とんだお宝が転がりこんできたモンだ……。
舞姫は、アクメの余韻にいまだケイレンする妹分の
生体改造をうけ、予想と違って変わってゆく自分のボディを、麻酔から覚めて見せられたときの、この子のおどろき。
洗脳処置を受け、自分の意思とは関係なく物言いやしぐさが変わってゆくときの、この子のとまどい。
キビしい調教と、SEX訓練、強制性格改変にさらされたときの、あの子の
奉仕ドール『モルギアナ』に改造された、もとは“ 詩 愛 ”とかいうお嬢さまの泣き顔を思い出したとき。ブルブルブルっ!……この性悪な踊り子は思わず自分の両肩をつかみ、満足げな笑みをもらす。そして、すこしばかり濡れてしまった自分の股間と、さきほどからギンギンにボッキする己の乳首を愛撫しながら、目の前でうなだれる“ 妹 分 ”をながめた。
──ふぅん……まァだ、このオトコに未練があるようね。よぅし……。
***********
「『モルギアナ』!
あぁっ……『サロメ』さまのご命令に、ワタシのカラダは否応なく恥ずかしいポーズをとる。
このときは自分の意思とは関係なく、あのイヤらしいお道具を迎え入れるような姿勢になってしまう。そして顔が、またしてもシマりのない、恥ずかしいトロけ顔になって……。
「『モルギアナ』……さ、この恥ずかしいお道具がついた貞操帯を、オマエはどうしたい?」
『はい、お道具が抜けて寂しくなったおマンコとウンチ穴に、貞操帯サマのディルドーを挿入たく思います』
──いやっ!このヒトの前で、そんなコト言わせないで!
「『モルギアナ』、それはどうしてだィ?」
『はい。メス人形『モルギアナ』の欲ばりな“おマタ”は、いつも何かほおばってないと、スースーして……サビしくて……落ちつかないんです』
──あぁっ!マイケルさん……ちがうの!これは額の宝石が、ワタシをムリヤリぃぃっ!
「よぉし……それじゃ今回は特別に、気持ちよくなるジェルを両方に塗ってあげようねぇ?」
『サロメ』さまの意地ワルそうな、うす笑い。
キャップが開き、指先にメンソール臭のあるムラサキ色をしたジェル。
それが、イボやヒダにみちたディルドーの胴体にヌメヌメと塗りひろげられた。
ワタシの口が、また勝手に動き、いかにも物欲しそうな声を出しながら舌をベロリと。
『まぁっ!うれしぃですわサロメさま。恥知らずなSEXドールには、過ぎたご褒美です』
──やめてぇっ!そのジェルを使われたら!
「ほぉら……位置を合わせて、っと。モルちゃん、ちょっと押さえてて。そう、イイわ」
『あぁっ、ハヤく……ハヤく頂戴!んぐぅぅ……っ』
──いやぁぁっ……
***********
詩愛は、完全に洗脳・ドール化されてしまったらしい。
以前の彼女ならとても口にしないヒワイな文句を、
あまりに変わり果てた彼女を見せられオレが、石化したように動けない目前で……。
『モルギアナ』の濡れそぼった股間は、薬をぬられ、紫色な長太い張り型を、ズブズブ、みりみり貪欲に呑みこんでいった。
そして最後に──むぎゅぅぅぅッ!!
貞操帯が股間に食い込むほど持ち上げられる。
そして腰骨の上。細められたウエストに、さらに食い込む勢いで。
バチバチン!
ようしゃなく、手加減なく、キビしくロックされる。
ミッチリと下腹部に固定された、ステンレスの貞操帯。
黒ゴムに縁取られるその金属は、一切、男の
「あはぁ♪……イイわぁ……」
元・詩愛の──“モルギアナ”の満足げな吐息。
目を半開きに、舌をすこしばかり出す
そして女陰を封じ冷然と輝くシールドの、その
「はぁぁん……ディルドーが子宮口の方に押されて……お
「どうだい?コイツのチンポと、いまオマエに
「……」
「ほら──ドッチなんだぃっ!?」
声を荒げた『サロメ』は、なぜか“中山きん○くん”のポーズ。
「アウッ!おっ、お道具が!……おマンコとウンチ穴を、ミチミチにしてくれるお道具のほうが、ずっとずっと、イイです……ずっと……イイです……」
「そう、そうだよねぇ……でも、アタぃの“手淫ワザ”のほうが、もっとよかないかィ?」
このセリフに、元・詩愛の顔はトロンと
「はい♪おネェさまのフィンガー・テクに『モルギアナ』はメロメロですぅ……」
「こんな臭いオトコと一緒にいるより、アタぃと一緒のほうがイイだろ?」
「はぃ。もう『モルギアナ』は、『サロメ』さまから離れません……ずっと一緒でございます」
その時──。
『サロメ』が一瞬、涙ぐんだように見えたのは、気のせいか。
彼女は別のイスに投げかけてあったピンクのガウンを持ってくると、妹分の肩にやさしく着せかける。
そのガウンは極めてうすい素材で、ピンクに透ける『モルギアナ』のボディ・ピアスや黄金の細鎖などで飾り立てたハダカを、かえって“
「……そう……いい娘ね……」
ついで──この舞姫は、いかにも
奉仕ドール化された詩愛の肩をなでさする……。
薄モノの上からこの人形の乳首を愛撫する……。
人形のひたいに穿たれた宝石へ、キスする……。
ほそい首筋を
「コイツの“粗チン”より、アタぃのキスの方がイイわよ、ねぇ……?」
「……はぃ。『モルギアナ』は、おねぇサマの
「
「……とっても……
レスボスたちの、ネットリとした
サヤサヤとヴェールの音を立て、
それを
──なにかが……おかしい。
またも頑張って早めの更新です。