※この作品はR-18です。

悪の不死鳥   作:早見 彼方

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第14話

 ベッドで横になったライザー・フェニックスの股間で直立する極太の肉棒。それに顔を近づけ、アーシア・アルジェントは鼻で息を吸った。

「んっ……」

 鼻腔を通り抜け、取り込まれた雄の臭い。アーシアの脳に強い刺激を与え、体を震え上がらせる。ずっと嗅いでいたい。素直にそう思える魅惑的な臭気にアーシアは心を支配されていた。

「んっ、あぁっ……」

 すんすんと鼻を鳴らし、肉棒の臭いを嗅ぎ続けながらアーシアは己の股間を指先で弄る。すっかり自慰に嵌ってしまっていた。両膝と左手の平をベッドに突き、右手で自身を慰めながら肉棒の臭いに身震いする。立派な痴女だ。

 そのアーシアの姿を眺める一人の存在。塔城小猫だ。小猫は主人であるライザーの命令に即座に応えられるようにベッド脇で待機している。ライザーと同じく愉快そうな眼差しをアーシアに注いでいた。

 アーシアはチラリと右横に視線を向ける。

 立ち尽くす裸の小猫。猫又としての白い猫耳と尻尾は出しっぱなしで、大きく膨らんだお腹を撫でている。子宮に注がれたライザーの精液によるものだ。膣穴はライザー自身がどこからともなく取り出した黒い極太バイブで栓をされており、膣外へと精液を漏れることもないようだった。

 ライザー曰く、精液タンク状態。そんな玩具同然の扱いを受け、心底嬉しそうな小猫を見ているとアーシアも興味をそそられた。子供を成す大切な場所で優秀な雄の子種を保管する。そんな目に自分が遭ったらいったいどうなってしまうのだろう。今の自分のままでいられるのだろうか。それとも――。

「チンポにキスをしてもらおうか」

「はい……」

 ライザーの提案にアーシアは首肯した。

 未来の自分を想像するのはさておき、今と向き合おう。アーシアは顔の位置をずらし、肉棒に唇を近づけた。

 熱く、硬い肉棒。丸みを帯びた亀頭の小さな亀裂、尿道口目がけてキスを放った。

「ちゅっ、んっ、ちゅっ、ぷちゅっ……」

 一回、二回、三回。回数を指定されたわけではないが、アーシアは自発的に何度も亀頭に唇を押し当てる。その行為だけでも十分すぎる快感が味わえるからだ。臭いも味も、未経験の女を虜にする不思議な魅力に詰まっていた。

「ちゅぅぅうっ、くちゅっ、れろぉっ……」

 尿道口から漏れた先走り液を舌で拭いように口に取り入れつつ、熱心に唇を亀頭に押し当てる。アーシアの行動はライザーを満足させるに足るものだったようで、ライザーの機嫌が見るからに良くなっていく。

「おいおい、随分とチンポに夢中だな。小猫よりもエロいんじゃないか?」

「ふふ、アーシア先輩はドスケベですよ……」

「あ、ぅ……」

 視線を交わしてアーシアに評価を下すライザーと小猫。アーシアは反論できる立場になかった。恋人でもない男の命令に従って肉棒にキスを捧げる女など、小猫の言う通りドスケベでしかないのだから。

 ただ、最低な評価を受けたというのに、アーシアは心のどこかで喜びを覚えていた。

 もっと罵られてもいい。もっと玩具みたいに扱われてもいい。今までの人生で抱いたことのない想いが次から次へと溢れてくる。初めての感情を制御できるはずもなく、アーシアは思うままに性的接触を試みた。

「ちゅぷっ、れろっ、れろぉっ、ちゅうっ、くちゅっ」

 自慰をしていた右手で肉棒を掴み、扱き始める。亀頭を唇や舌で撫でくり回すように可愛がり、ライザーの反応を見る。ライザーがまた笑い、小猫と何やら会話をしていた。またアーシアに相応しい評価を下しているのだろうが、残念なことにアーシアはそれを聞き取ることができなかった。

 体中が熱い。決して不快ではなく、心地いい熱が全身を循環している。その熱に身を任せて性奉仕を繰り返していると、視覚も聴覚も鈍くなって、自分だけの世界に意識が埋没していく。

「すーっ、はーっ、すーっ、はーっ……」

 大好きな雄の臭いを深呼吸で体内へ取り込み、肉棒や睾丸を手で弄りながら亀頭を舐めしゃぶる。自分の唾液を肉棒に広げ、ぬちゃぬちゃと水音を立てる。その音すら遠くに聞こえるような不明瞭な意識の中で、アーシアははっきりとその声を聞いた。

「気に入ったぞ、アーシア・アルジェント」

 ライザーに褒められた。ただそれだけのことが、今は何よりも嬉しかった。

「さぁ、俺と一つになろう」

 アーシアは頷き返し、最後に睾丸から肉棹までを舐め上げた。

 体がぽかぽかする。何をしていても気持ちいい。先ほどの小猫のようにガニ股でライザーに跨って、アーシアは両手の指で陰裂を左右に開く。ぬちゃぁと愛液の糸を引く陰部を晒し、ライザーに見てもらう。

 愛蜜でとろとろのピンク色おマンコ。他人に見せるのはこれが初めてだ。

「言い忘れていたが、お前たちの姿は全部撮影しているからな」

 今、この場の光景はライザーの能力によって映像に残されるらしい。その精度は人間界にある高画質カメラの比ではないらしい。本人がその場にいるかのように思わせるほどの精巧な立体映像も作り出せるとのことだった。

 全部、見てほしい。アーシアは両手の中指と人差し指の力を強め、未使用純潔マンコを披露する。これが仮にライザー以外の誰かに見られることになっても後悔はない。むしろ、卑しい自分を見てほしいと主張するように腰を前後に動かす。

「はははっ、こいつは傑作だ!」

 小猫もしていないようなおマンコ見せつけ腰振りダンス。ライザーと小猫の笑い声を耳にしてアーシアは微笑む。もっと嘲笑ってほしい。そう思いながら、ダンスの動きで膣から漏れた愛液をガッチガチに直立し、小刻みに震える肉棒に垂らした。

 ちゃんと準備をしないと。ライザーのために、自分のために。

 いつの間にか、ライザーの優先順位が高くなっている。そのことに気がついて微かな驚きを覚えたが、もうどうでもいいと思うようになっていた。

 このチンポが欲しい。体の奥、手では届かないところを、ごりっ、ごりっと虐めてほしい。そうしてくれるのなら、どんな悪事に手を染めたっていい。自分の全てを投げ出してでも、この雄と繋がりたい。

「ライザー様、私を、大人の女にしてください……!」

 初めて明確に口にしたライザーへの懇願。

 自分の中にあった大切な何か、理性と呼べるものが呆気なく崩壊していく。ここまで自分が卑しい存在だとは思わなかった。肉棒の臭いを嗅ぎ、キスをしただけで快楽に屈するような雑魚すぎる雌。

 自分は堕ちるべくして堕ちたのだとアーシアは思った。ライザーという存在が現れなくとも、いずれは悪い男に騙され、身を堕としていたかもしれない。それなら別に、ここでライザーに屈してしまっても何も問題はない。

 アーシアは腰をゆっくりと沈めた。左手で陰裂を開き、伸ばした右手でライザーの肉棒を掴み、角度を微調整する。初めての挿入だ。知識も乏しく、手探りでやり方を学んでいく。

 アーシアの膣の直下で、活力に溢れた肉棒が先走り液をだらだらと流しながらアーシアを待っていた。それを見たアーシアもごくりと唾液を飲み、腰の位置を着実に低くしていった。

 そして、くちゅっと亀頭が膣口に触れ合った。

「っ……」

 ただの接触にしては強すぎる快感が押し寄せる。

 肉棒を根元まで受け入れたとき、気が狂うかもしれない。

 それでもいい。一回だけなら許される。狂った後に、正気に戻ればいい。

 自分の考えが破綻していることにも気づけない。自分の行動を正当化し、その考えを無理矢理押し通す。自分が気持ちよくなる。ただそれだけのことを念頭に置いて、アーシアは腰を沈めた。

「あぁっ……!」

 ズブッ、ズブブブッ!

 狭い肉の穴に絡みつかれ、逞しい雄の象徴が少しずつ入ってくる。アーシアは自然と零れた笑みを隠すこともせず、楽しげなライザーの顔を見つめながら動き続ける。

 ブチッ、と何かが裂ける痛みを覚えたのはその直後だ。一瞬止まってしまいそうになったが、口角を吊り上げたライザーの素敵な笑顔に惹かれ、ライザーを喜ばせたいという思いが痛覚を上回った。

 そのままアーシアは、ライザーの全てを受け止めた。

「あ、んっ、あ、ああぁっ!?」

 ライザーの股間に白い尻を乗せ、アーシアは完全に座り込んだ。

 体の内側を穿つ熱く硬い男性器。それが子宮口にめり込む感覚を味わいながら、アーシアは意識を手放した。もっとも、それは一瞬で終わるほどの短い気絶だった。体の内側から伝わる異性の熱に侵され、意識を取り戻す。

 ギチッ、ギチチッ!

 ライザー・フェニックスとアーシア・アルジェントは遂に、男女として結びついた。処女卒業直後の素人マンコが百戦錬磨の凶悪チンポを根元までずっぽりと咥えている。大きさの違い故にチンポを終始締めつけてしまっている。

「処女卒業、おめでとうございます……」

 小猫がアーシアに拍手を送る。

 そう、自分は今処女を失ったのだ。膣から破瓜の血が溢れ、肉棒を伝ってライザーの股間に垂れていた。瞬きをしようとその事実は変わらず、アーシアは感情を抑えきれずに両手で自分の顔を覆った。

 アーシアがこのとき浮かべたのは悲哀ではなく、歓喜だった。

「あはっ、ふふっ……!」

 嬉しい、嬉しい、嬉しい。ようやく結ばれた。初めてを捧げられた。

 初めて好きになった異性、ライザー・フェニックスに。

 アーシアは認識違いをしていた。アーシアが本来好意を寄せるべきは、仲間である少年、兵藤一誠のはずだった。しかし、あろうことか、一誠に対する好意の全てが今、ライザー一人に向けられている。

 そのおかしさにアーシアが気づけていない。

 だから、愛嬌を振り撒いてしまう。

「ライザー様、動きますね?」

「好きにしろ」

「ありがとうございます」

 アーシアはにっこりと笑みを浮かべると、動き始めた。

 ライザーの割れた腹筋に両手を突き、そこを支えにして腰を振る。小猫のセックスの見様見真似だ。アーシアは自分の中にある知識を最大限活用し、経験を経て手探りで成長を遂げていく。

 小猫は確か、尻を叩きつけるように動かしていた。

 たんっ、たんっ。異物感の凄まじい肉棒を膣肉で搾り上げた後、できるだけ素早く再収納。未知なる物体が出入りする感覚に何度も声を上げてしまい、肌に珠のような汗が滲み始めた。

 これがセックス。見るのと体験するのとではわけが違う。敏感な膣をごりごりっと肉棒が食い込み、全身に熱を伴う快感が走る。その快感はアーシアを惑わす。気がつけば、アーシアは金色の髪を振り乱し、荒い呼吸を繰り返して腰を振っていた。

 その最中、肉棒が子宮口付近の壁に触れた。腹側の敏感な部分。ここが気持ちいい。もっと強い刺激を受けようと尻が高らかに掲げられ、亀頭が膣口から抜けるかどうかギリギリの位置で止まると、膣穴で肉棒を根元までのみ込んだ。

 ズブンッ、ぐちゅっ、ズブッ、パンッ、パンッ、ぬちゅっ、ぐぶっ、ぢゅぶんっ!

 卑猥な音の連続。これを奏でているのが自分だと知りながらも、アーシアは止めない。

「エッチな音、好きですか?」

「あぁ」

「それじゃあ、もっと聞かせてあげますね?」

 そう言って、アーシアはわざと音を立てていく。

 ぢゅぷっ、ぐぷっ、ぢゅぶんっ、ぱちゅっ、ぬちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅんっ!

 膣が肉棒に纏わりつき、愛液で洗っていく。弾ける粘着質な音は股間に悪い。さすがのライザーも興奮を覚えたようで、アーシアの中で嬉しそうに肉棒が跳ねていた。それがまた挿入時にいい刺激を与え、アーシアはさらなる興奮を得た。

「ライザー様……」

 アーシアが小猫にも負けない腰振りを披露していると、小猫が口を開いた。

「ライザー様、キスしてもいいですか……?」

「ははっ、甘えん坊だな。いいぞ、こっちに来い」

「ありがとうございます……!」

 アーシアの卑猥な行為に触発されたのだろう。小猫はベッドへ上半身を乗り出すような体勢を取ると、ライザーに顔を近づけた。ちゅっ、と唇同士を触れ合わせる音。小猫とライザーと口づけ合う様子を見ながらアーシアは懸命に跳ねる。膣が肉棒の形を覚え始めたことで腰遣いが滑らかになり、腰振りの速度が上がる。

「いいぞ、お前たち。素直でエロい女は大好きだ」

 ライザーに言われ、アーシアの心臓がトクンと鳴る。最愛の異性からの送られる言葉は何とも耳心地がいい。やはり、自分はこの人が好きなのだと改めて実感し、好きな人に気持ちよくなってもらおうという気持ちが高まる。

「はっ、あっ、あんっ、あっ……」

 アーシアは懸命に交尾を続けた。小猫と舌を絡ませ合うライザーの気を引こうと、自分なりに工夫を凝らす。一誠が持っていたアダルト本の内容を参考に、ライザーの乳首を両手の指でこりこりしながら杭打ちピストン。その効果があったようで、ライザーは小猫との口づけを続けながらもアーシアへと視線を送るようになった。

「可愛いぞ、アーシア」

 可愛い。その一言を言われただけで子宮が疼いた。

 アーシアはライザーとのセックスにこれ以上ない魅力を感じていた。膣と肉棒が擦れ合う度にライザーに対する好意がさらに強くなっていく。これ以上好きになっていいのだろうか。

 別にいい、とアーシアは即座に答えを導き出した。

 だって、好きなものは好きなのだから。それ以上の理由はいらない。

 自分の中でライザーに対する愛情が明確になったためか、体もより素直になり始めた。感じる快感も跳ね上がり、騎乗位高速ピストンが捗る。顔に浮かぶ微笑みには色気が含まれていて、アーシアの魅力を高めていた。

 愛する人とのセックス。天にも昇る快楽。

「あっ、はぁっ、んっ、んんっ、あんっ、あんっ、あぁっ!」

 快楽を貪り食らう中、アーシアは膨れ上がる感情の高ぶりを察知した。それは今まで味わったこともないような強い興奮で、一瞬だけ迷いが生まれる。このままこの興奮に意識を託しても大丈夫だろうか。自分が自分ではなくなってしまわないだろうか。

 そんな想いは割と呆気なく、ライザーによって打ち砕かれる。

「不安がるな、アーシア。俺が一緒にイってやる」

 ライザーの優しい声によって、アーシアの不安が払拭される。

 やっぱり、ライザーは優しい。そのライザーが言うのだから何も問題はない。

「あんっ! あっ! ライザー様! ライザー様! んっ、あっ、あっ!」

 アーシアはラストスパートに入った。水音を響かせ、喘ぎ声を上げ、ライザーの股間に何度も尻を振り降ろす。狭い膣穴で肉棒をこれでもかと搾り上げ、ライザーと快楽を共有する。

 何の不安もなく、アーシアはやがてその時を迎えた。

 募り続けた興奮が突如弾け、意識が一瞬途切れてしまうほどの快感に飲まれた。

「いっ……!? あ、あぁぁっ! ひっ、うぅっ!? あ、ああぁぁあっ!?」

 途切れてもすぐに意識を取り戻すが、また強い快楽に蝕まれ、意識を失う。

 それを何度も繰り返す途中で、膣内で肉棒が膨らむのを感じた。ただの勃起とは違う現象。言葉を紡ぐ余裕もなく、口をぱくぱくと動かしながら背筋を仰け反らせて痙攣をしていたアーシアは、肉棒から放たれた熱い体液、精液の存在を敏感に感じ取った。

 びゅるるるっ、びゅーっ、どびゅーっ、びゅるるっ、どくっ、どぷっ、びゅるっ!

 子宮に注がれる精液。それで体を内側から温められる。

「あっ、あっ、あっ……!」

 アーシアは体を痙攣させながらも、生殖器を通じて子宮に撒かれる子種に意識を向ける。赤子を育てる場所を泳ぐライザーの遺伝子。女ならば誰もが妊娠について考えがいき、人によっては不安を抱くだろう。

 今、このときのアーシアは抱いたのは不安ではなく、歓喜だった。

 大好きな男の子種。それを子宮で抱えることができる。雌としてはこれほど嬉しいことはない。アーシアの手は自然と自身の下腹へと移動し、現在進行形で種付けされている腹を撫でた。

 射精は長かった。大量の精液が子宮に敷き詰められ、アーシアの腹も小猫と同じように膨らんでいる。本当に孕んでしまったかのようだ。アーシアは自分の腹を見て喜びを隠しきれず、口元を緩めた。

「あの、ライザー様……」

「どうした?」

「もっと、おマンコでおチンポ扱かせてもらってもいいですか?」

 元々、ライザーとは一回だけのつもりだった。だが、これほど気持ちいい行為を一回で終わらせることなどできない。そもそも、どうして一回だけに留めようとしていたのだろうか。行為の前に抱いた自分の考えが理解できなかった。

 アーシアは一回だけという考えを捨てた。

 一回だけでなく、自分の一生を捧げよう。相手は愛する人。何もおかしなことはない。愛する人の命令を聞き、愛する人の手足となる。そうして愛する人の笑顔が見られれば、女としてこれほど嬉しいことはない。

「いいだろう。アーシア、小猫」

 ライザーがアーシアと小猫の顔を順番に見つめ、口を開いた。

「お前たち二人で、俺を気持ちよくしてみろ」

「はいっ!」

 ライザーの言葉に、アーシアと小猫は声を揃えて返事をした。

 そこからは、アーシアは小猫と協力してライザーに奉仕した。アーシアがライザーとのベロチューを楽しむ中、小猫が肉棒を咥えて種絞りセックスを行う。ライザーが一発射精をするごとに立場を入れ替え、他にも飽きさせない工夫を取り入れる。

「ライザー様、気持ちいいですか? んっ、ぢゅるっ、ぐちゅっ」

 アーシアはライザーの舌にフェラしつつ、ライザーの乳首を指先で撫でる。ただの口づけだけではライザーを退屈させてしまうかもしれないと思っての行動だったが、ライザーは喜んでくれたようだった。

「あぁ、そのまま続けてくれ」

「はぁい……。あっ……」

 ライザーが舌の上に唾液の塊を乗せたのを見て、アーシアはすぐにそれの回収に移る。ぢゅるるっ、と音を立てて口内に取り込み、ライザーの目の前で咀嚼する。ごくりと嚥下し、口を開いて報告も忘れない。

「飲めましたぁ……」

「偉いぞ、アーシア。小猫も、いい腰遣いだ」

「にゃっ、ありがとうございますっ、もっと頑張ります……!」

 小猫は子宮に溜めた精液をたぷたぷと揺らしながら、ライザーの上で跳ねる。既に大量の精液を内包しているというのに、小猫の子宮は精液を受け止め続けている。しっかりと精液タンクとしての役割も担えていた。

「玩具から奴隷程度には昇格させてやるとしよう」

 アーシアたちにとってそれは、身に余る光栄だった。

 

 交互に続けた性奉仕によって、アーシアと小猫は子宮いっぱいに子種を溜め込むことに成功した。精液がこぼれ出ないよう、膣内に黒い極太バイブを嵌め込んでいる。今は精液ボテ腹をゆさゆさと揺らし、ベッドに腰かけるライザーの肉棒に二人仲良く舌を這わせていた。

「ちゅっ、ぷちゅっ、ぢゅるっ、れろっ、くぷっ、」

「ちゅぷ、ちゅぷ、んっ、ちゅぱっ、ちゅぅぅうっ、くちゅっ」

 金髪の可憐な少女と、白髪のロリ少女。二人の首には漆黒の首輪が嵌められている。二人がライザーの奴隷となった記念だ。首輪から伸びる銀色の鎖はライザーの手中に収まっており、鎖を乱暴に引っ張られる度に、アーシアは自分の立場を自覚した。

 永遠の存在である不死鳥、ライザー・フェニックス。アーシアはその奴隷だ。

 自分の全ては、愛するライザーのために。

 その想いを胸に、アーシアは亀頭に吸いつくようなキスを放った。

 ライザー様、愛しています。

 睾丸のマッサージを小猫に任せたアーシアは、かぷっと唇で亀頭を甘噛みした。漏れ出た子種汁をちゅーちゅーと吸い取り、うっとりと微笑むアーシア。ライザーに奉仕をするアーシアの顔は、恋する乙女のように綺麗だった。

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