「ぶぢゅっ、ぢゅぼぉっ、ぐぽぉっ、ぢゅぶぶぅっ、ぐぷっ、ぬちゅちゅっ……!」
濡れ羽色の長いポニーテールを揺り動かしながら、全裸で床に正座をしていた姫島朱乃は窄めた口でディープフェラに励む。咥える肉棒は硬く、肉厚で、非常にしゃぶり甲斐がある。頬の内側でずりずりと擦る度に伝わってくる熱も心地いい。
朱乃はうっとりと微笑みを浮かべながら目線を上に振り向けた。
視線の先に映ったのは、ソファーでふんぞり返る金髪の男、ライザー・フェニックス。野性的な笑顔が魅力的で、その笑顔を見られただけで朱乃の鼓動が速まる。眷属仲間である木場祐斗や兵藤一誠は別として、朱乃は大多数の男に苦手意識を持っていたのだが、十七歳にしてようやく理想的な男と巡り会えた。
この殿方こそ、私が仕えるべき主。
朱乃にとっての主は親友でもあるリアス・グレモリーであったが、それはもう過去のことだ。朱乃はもうライザーを唯一の主人として認識している。リアスには悪いと思っているが、こればかりは仕方がない。
それほど、朱乃の目にはライザーは魅力的に映っていた。
「ぢゅぽぉっ!」
音を立てて口から取り出した肉棒。それを見上げ、朱乃は嫣然とする。口元に金色の陰毛を付着させたまま、伸ばした舌で金玉袋をむにゅっと撫でる。袋に詰まった濃厚精子。むわぁと漂う雄の臭いに体を震わせた。
「ライザー様ぁ……」
瞳を涙で潤ませ、朱乃は肉棒とライザーの顔を一直線に捉える。舌を動かして金玉を刺激しながら従順な雌としての顔を見せつけていると、ライザーは我慢できずにくつくつと笑い出した。
「無様な姿だ。仲間が見たらどう思うかな?」
きっと軽蔑されるだろう。ライザーの言葉に朱乃は多少の後ろめたさを感じた。
だが、あくまで多少だ。今、別荘の空き部屋であるここにはソファーで寛ぐライザーと朱乃しかいない。朱乃よりも先んじてライザーに奴隷として見初められた塔城小猫とアーシア・アルジェントはリアスの下へと向かっている。何でも、リアスの全身にライザーの媚薬精液を馴染ませるのだそうだ。
羨ましい。朱乃はリアスに嫉妬した。
リアスはライザーの婚約者であり、ライザーと夫婦となる権利を持っている。それなのにライザーを拒絶し、ライザーとの結婚を白紙に戻すべく、別荘で修業を積んでレーティングゲームでライザーに勝とうと考えている。
リアスはライザーを嫌っているが、それは誤解によるものだ。
朱乃もつい先ほどまではライザーを嫌な男だと思っていたが、それは勘違いだとわかった。リアスとともに居間で自慰に耽っていた愛液臭い朱乃を前にしてもライザーは嫌な顔をせず、肉棒と金玉への「挨拶」を許してくれた。普通ならば、朱乃のような卑しい女は相手にもされないだろう。
でも、ライザーは違った。
『お前の全てを捧げろ』
朱乃の残りの寿命全てを捧げるだけで、おチンポへの挨拶を許してくれた。
朱乃はそのとき、思わず感涙してしまった。こんなに寛大な殿方がいるだろうか。しかも、涙が止まらない朱乃に対して、ライザーは足の指で涙を拭ってくれた。そっと差し出された足は温かく、朱乃の中で何かが満たされた。
リアスを捨てて、この御方の傍にいよう。朱乃は迷わずそう誓った。
そして今、ライザーの奴隷として肉棒に奉仕している。
朱乃は再び亀頭にしゃぶりつくと、ずぷぷっと根元まで咥えた。
「ぐぽぉっ、ぬぽぉっ、ぢゅぶんっ、ぐぷっ、ぶぢゅっ、ぢゅるっ……!」
朱乃は幸せだった。肉棒を口マンコで扱くに連れて、自分の中にあるライザーへの愛情が強まっていく。初めての感覚だ。奉仕が始まる前にライザーが朱乃に何らかの魔法をかけたようだが、それが何か関係しているかもしれない。
朱乃がライザーのことをさらに好きになれるような魔法? そうだとしたら、なんて素敵なのだろう。
やはり、この御方は素晴らしい。朱乃は涙を流しながらフェラを続ける。
「うふっ、ぢゅぶっ、ぐぶっ、ぢゅぼっ、ぢゅぞぞぞっ、ぢゅるるっ、ぐぷんっ……!」
チンポが美味しい。チンポが愛おしい。媚びに媚びた顔でライザーを直視したまま、ノーハンド高速フェラが捗る。ぐぽぐぽと鳴り響く音を自分でオカズにして、膣から愛液の供給が止まらない。正座にして揃えた太股の内側はもうびっしょりだ。
そうしてフェラに熱中したときだった。
朱乃の脳内にライザーとの記憶が「蘇った」。
あぁ、なぜこんなことを忘れていたのだろう。そうだ。自分の主は元々ライザーだった。それが、リアスという女に操られ、眷属として扱われていた事実を思い出す。グレモリー眷属として体験した楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。それら全ては偽りだったと知る。なんてことだろう。全てはリアスの仕業。我が儘なリアスは自分に忠実な下僕を作るために、朱乃を洗脳していたのだ。
『朱乃、あなたは私の下僕として無様に働くのよ。一生ね』
リアスの魔法にかかり、操られたときの記憶が映像となって脳内に展開した。朱乃は涙を流し、必死に抗っていた。それをリアスは面白そうに笑い、ライザーの忠実な下僕である朱乃を自分の物にした。
全部、思い出した。
朱乃はフェラを続けることができなかった。
「あぁっ、そ、そんな、こんなことって……!」
あまりに酷すぎる。物心つく頃から仕えていたライザーのことを忘れていただなんて。今までライザーに奉仕もできず、偽りの主であるリアスに従っていた。何も気づかず、長い年月の間、ずっと。
「あぁああああっ!!」
朱乃はその場に頭を抱え、慟哭した。自分でも出したことないような大声が口から溢れ出る。それでも胸中で渦巻く悲哀の感情が消えてなくならず、どうにか発散しようと立て続けに声を張り上げた。
リアスが憎い。憎悪が暴走し、内なる魔力が膨れ上がる。
止められない。このままではこの場にいるライザーを傷つけてしまう。わかっていてもリアスへの正当な怒りの感情が次から次へと湧き上がり、朱乃は魔力を使い慣れた雷へと変質させ、周囲を破壊し尽くそうとしてしまう。
「朱乃」
だが、その優しい声によって破壊衝動が消え去り、朱乃は正気に戻った。
朱乃の頭に乗せられた温かい感触。
そう、ライザーの足だ。優しいライザーは足裏で朱乃の頭を撫でてくれたのだ。
「ら、ライザー様……?」
朱乃は恐る恐る頭を上げる。すると、朱乃のためにわざわざソファーから立ち上がってくれたらしいライザーが朱乃を見下ろしていた。
「大丈夫だ、朱乃。今からでもやり直せる。また、昔みたいに俺の物になれ」
ライザーはそう言って、足の指先を朱乃の口に近づけた。唇の間へと押し入って、親指が舌を撫でる。綺麗な足の指で舌を浄化される感覚。朱乃の中にわだかまっていた黒い感情もまた一気に消失し、残ったのは主への揺るぎない忠誠心だった。
「ん、ちゅっ……」
足の指を取り出し、朱乃はライザーの足に口づけを放つ。両手で丁重に足を持ち、足の裏や足の甲へと口づけを放つ。そうしていると心は落ち着き、朱乃はようやく本来の自分を取り戻すことに成功した。
「はい、ライザー様。私、姫島朱乃は、ライザー様の永遠の奴隷です……。頭の先からつま先まで。この身、余すことなくライザー様に捧げます。何なりとご命令を。命を懸けて、ライザー様のお役に立ちますわ……」
奴隷として改めて忠誠を誓う朱乃。
そんな朱乃に、ライザーは驚くべきことを命令するのだった。
「本当によろしいのでしょうか……」
「あぁ、俺がヤリたいんだ。何か文句でもあるのか?」
「い、いえっ! そのようなことはありませんわ!」
「それならいいだろ。ほら、尻を向けろ」
ライザーに言われ、朱乃は体勢を整える。
朱乃は今、前かがみになって部屋の壁に両手を突いている。そうすると自然と尻が突き出され、背後に立つライザーに尻が向けられる。主人に尻を向けるなど、という考えがあるものの、ライザーから提案された魅惑的な誘いには勝てなかった。
「いかがでしょうか……」
「あぁ、そのままだ」
ライザーが一歩前に近づき、肉棒が膣に触れたのがわかった。
ライザーは朱乃の処女を奪ってくれるようだ。本当の主を忘れ、紅髪の魔女リアスの人形となっていた朱乃。その罪をなかったことにしてくれるだけではなく、肉穴として使用してくれる。
また涙がこみ上げそうになるのを堪え、朱乃はライザーを待つ。
「もうお前は、お前たちはリアスの眷属じゃないから、『手』を出してもいいよな?」
ライザーは朱乃の尻を掴み、肉付きを確かめるように撫でる。朱乃の尻はライザーの眼鏡に適ったようだ。手の平で楽しむようなライザーの触り方にぞくぞくとした幸福を抱きつつ、朱乃は正面の壁を見据えながら熱い吐息をつく。
夢のような体験。だが、夢ではない。
「あっ……」
丸い亀頭が膣穴を押し広げ、中に埋まっていく。朱乃の尻を堪能したライザーの手は滑るように括れた腰へと移り、そこを支えにして腰を前に突き出していく。ゆっくり、隅々まで肉棒で味わうように。
ぬちゅっ、ぬぷぷぷっ!
自慰で十分に解れていた膣は肉棒を順調に受け入れる。男と交わるのは初めてのため、朱乃はどうすべきはわからないままライザーの行いにただ身を委ねた。
亀頭が埋まり、竿も肉穴に入ろうとしている。
そのとき、亀頭が何かを引き裂いたのがわかった。痛みが走り、そこから血が溢れ出てきている。処女膜が裂けたようだ。敬愛すべき主に処女を捧げることができたことに、頭の中が悦び一色に染まる。
「これで、グレモリー眷属の処女は全部俺が奪ったわけだ」
嬉しそうなライザーを見ていると、朱乃は生きていて良かったと思えた。
朱乃が膣から血を滴らせる中、ライザーは狭い肉の穴を掻き分けて肉棒を押し入れてくる。見ただけで圧倒される凶悪チンポは姫島朱乃という少女の中を支配し、奥まで開拓するのにそう時間は掛からなかった。
最後にズプンッと挿入されたことで、朱乃はライザーの全てを収容した。
ギチッ、と噛み合う二人の生殖器。朱乃のライザーに対する愛情は限界を振り切った。
「あぁ、ライザー様が、私の中にぃっ……!」
「おいおい、まだ挿入しただけだぞ?」
触られただけで幸福を覚えるような女が、愛する主と男女の営みを行って昂らないはずがない。朱乃は身震いし、倒れてしまいそうな体を壁に突く両手でどうにか支え切った。
「これじゃあ先が思いやられるなっ!」
「あぁんっ!?」
膣から肉棒を引き抜き、一気に挿入。敏感な場所を引っ掻いた末に子宮の入口を亀頭で突かれ、朱乃は声を上げた。震えもこれまでとは比較にならない。その振動は朱乃の中にある肉棒にもしっかりと伝わっているようで、肉棒が嬉しそうにビクンッと反応を示していた。
「あんっ、あっ、んんっ、あっ、あんっ、あんっ……!」
朱乃を蹂躙するライザー。朱乃の腰から離した右手でポニーテールを掴み、玩具を扱うように遠慮なく引っ張る。それに合わせて朱乃の頭も引っ張られ、無理矢理上を向かされた。
「ひぃっ、あぅっ、あっ、あっ、あっ……!」
朱乃はライザーの恋人ではなく、奴隷だ。セックスに優しさなど不要。ライザーは肉オナホにチンポを乱暴にぶちこみ、目の前で揺れていたポニーテールという名の手綱を握って引いただけ。奴隷に対する扱いとしては百パーセントの回答であり、朱乃もそれを受けて喜んでいる。
「ありがとうございます! ありがとうございます! ありがとうございます!」
主人への感謝。朱乃が取れる行動はそれだけだった。
従順な朱乃の尻に向けて、ライザーは掲げた左手の平を思い切り振り下ろした。
「あぁっ……!? ど、どうぞ、もっと叩いてください……!」
尻を思い切り引っ叩かれればその行動を推奨する。
「お前たち奴隷には後で奴隷に相応しい教育をしてやるからな」
「は、はいぃっ! かしこまりました! ライザー様の理想の奴隷となれるよう、誠心誠意努力いたします!」
主の言葉は絶対。常にそれを忘れてはいけない。
朱乃は妄想した。ライザーの傍で奴隷として立派に役目を果たしている自分を。恐れ多くも妄想の中の朱乃はライザーの子を孕んでいて、腹は妊娠間近と呼べるほどに丸々と膨らんでいた。
ライザーの子供を孕む。これから何度も抱かれていれば、その可能性もあるだろう。
朱乃の思惑とは別に膣が勝手に締まる。きゅうぅっと肉棒を圧迫するような抱擁にライザーの口角が吊り上がり、腰振りの速度が上がる。
射精が近いようだ。朱乃は一度脳内で描いた妊婦姿の自分を振り払えず、不敬であると知りながらも心の中で強く何度も願った。
孕みますように、孕みますように、孕みますように!
朱乃はだらしなく緩んだ顔をライザーに見られないよう、俯きながら達した。
快感が爆発し、意識を覆い隠す。自分が今どこで何をしているのか。一瞬だけであるが思考や理性が極限まで薄れ、ただ快楽に酔い知れるだけの獣に成り下がる。果たして自分はそのとき、どんな声を出していたのか。上げた絶頂の声すら感じられない中で、唯一はっきりと感じ取れたのはライザーの精液だった。
ぶびゅびゅびゅーっ、どびゅーっ、ぶびゅーっ、びゅるっ、どくっ、どぴゅっ!
膣の一番奥で暴発し、子宮の中に精液を届ける肉棒。朱乃の膣締めで位置は固定され、亀頭が子宮口に栓をした状態で動かない。尿道から噴出した精液は一滴も無駄にすることなく子宮という名の精液袋を白濁に濡らす。
「一発で腰砕けか?」
その言葉に気がついたときには、朱乃は力なく倒れようとしていた。咄嗟にライザーが距離を詰めて朱乃を背中から抱き締め、膣から肉棒が抜けないようにしてくれたが、それが間に合わなければ精液は膣外に逆流していただろう。
「も、申し訳ございま、あぁっ!?」
ライザーが回した手が朱乃の胸を掴む。そのまま握りつぶされるのではないだろうか。ライザーの手で胸を掌握されたというのに、痛みではなく快楽に味わった朱乃は連続して絶頂を経験した。
「まだまだ出るぞ」
もう片方の手でライザーは朱乃の下腹部を撫でる。子宮になみなみと精子を注がれながら優しくへそ下を撫でられる。そんなことをして朱乃の体が喜ばないわけがない。これでもかと立て続けに仕掛けられた攻めに処理が追いつかず、朱乃は意識が遠退く気配を察知した。
駄目。起きていないと。
本人の思いとは反対に意識は掠れていってしまう。
「情けない奴隷だ。俺が一生使い潰して、一人前にしてやる」
どこまでも慈悲深いライザー。
こんな主を持てた私は、なんて幸せ者なのだろう。
だが、この優しさに甘えてはいけない。
私は奴隷だ。ライザーの様の要求を全て叶える。そのために存在している。
「申し訳、ございません……」
朱乃は謝罪を告げるとともに一筋の涙をこぼし、目蓋をゆっくりと閉じた。
ライザーの前には、彼に忠誠を誓う奴隷少女三人が一堂に会していた。
塔城小猫、アーシア・アルジェント、姫島朱乃だ。
その三人はソファーに座るライザーの前に立ち、奴隷としての姿を披露している。
体の線が浮き彫りになる漆黒のボディスーツ、長手袋、ストッキングにハイヒール。ボディスーツはレオタードタイプで、伸縮性に優れた滑らかな素材で作られている。体全体を覆えれば保温効果も高いが、露出度が高いせいで殆ど意味を成していない。
丸みを描く乳房の中心の生地はなく、銀色の丸いピアスを貫通させたピンク色の乳首が丸見えだった。それだけではない。へそ周りも素肌を晒している。また、いつでもライザーが性欲処理できるように陰部周りの生地もない。乳首の物よりも多少小さめなピアスが陰核に通されていた。
「いかがでしょうか、ライザー様……」
両手を体の横に真っ直ぐと下げ、背筋を正す三人。代表して小猫が口を開いている間、他の二人は口を噤む。しかし、微笑みは絶やすことはない。緩く口角を上げた表情は優しく、その卑猥な恰好さえ目に入らなければ今までと何も変わらない。
「似合っているぞ、三人とも」
「ありがとうございます!」
「今日からそれがお前たち奴隷の制服だ。大事にしろよ?」
「はい!」
三人が口を揃えて答える。ライザーは満足げに頷き、観察を続ける。
ボディスーツの生地は極薄で、よく見れば地肌が見える。そのおかげで三人の下腹部に彫った子宮型の淫らな紋様、紫色の淫紋がスーツ越しでも確認できる。せっかく一生消えない淫紋を与えたのだから、それを披露できる格好にすべきだろう。その考えで、ライザーは三人のために衣装を作ったのだった。
きっと、オリジナルのライザーも喜ぶだろう。
「それと、俺からもう一つプレゼントだ」
そして、最後の仕上げだ。
ライザーは下げていた右手を差し出す。
すると、三人の首にそれまでなかったはずの黒い首輪が出現し、そこから音を立てて伸びた銀色の鎖が意思を持ったようにライザーの右手に収まった。ライザーはそれをしっかりと握ると、自分の中にある力を放った。
鎖を伝う力の波動。鎖に血管に酷似した赤い筋が無数に浮かび始める。
どくんっ! どくんっ! どくんっ! 鼓動のような音が鳴り響き、ライザーの手を通じて三つの鎖へと力が伝わっていく。それは鎖の先にいる三人へと吸収されると、全身を這い回った。
「あっ、あぁっ……!」
「う、んっ、はぁっ、んっ……!」
「くぅっ、あっ、んんっ……!」
三人の表情が変わる。いずれも恍惚とした表情だ。薬でも使用したかのような危なげな様子の三人だったが、その間も力の譲渡は止まらない。力を受け取るごとに下腹部の淫紋が喜びを示すように明滅し、当人たちは力に蝕まれる。
「お前たちに俺の力の一端をくれてやる」
しばらく室内に熱い吐息と喘ぎ声だけが響いていたが、力の譲渡が完了するとそれも静かになっていく。呼吸を整えた三人は自らの内側から湧き上がる力の存在に不安げな様子を見せていたものの、自分たちの体に力が馴染んでいくのを感じたようだ。
「これは……」
「す、凄いです!」
「うふふ……」
驚愕。歓喜。興奮。複数の感情がないまぜになった表情で、三人は自身の背中を見つめていた。
三人の背中では、紫色に染まる炎の両翼が羽を大きく広げていた。炎の色はまるで違うものの、その形はフェニックスの血を引く者が使う炎の翼と寸分違わない。主と形だけでも同じ翼を与えられたことに、三人は主の御前であることも忘れて自身の翼と戯れていた。
「奴隷ではあるが、お前たちもこれでフェニックスに連なる者だ」
ライザーが話し始めると、三人は慌てて姿勢を正す。しかし、生まれたての翼を完全に制御できてはいないようで、三人の内心を示すように翼は落ち着きなく小刻みに揺れる。紫色の火の粉が周囲に散りばめられて彼女たちの身にも当たるが、翼とともに炎に対する完全耐性を与えられているために火傷を負うことはない。
「フェニックスの名に恥じない働きを期待しているぞ?」
「はい!」
三人は再び声を張り上げた。
心も体もライザーの色に染め上げられた三人。ライザー・フェニックスに仕える、悪堕ちフェニックス軍団とでも呼ぶべきだろうか。彼女たちはこれから、ライザーの手足となって死に物狂いで働いてくれるだろう。ライザーが求めれば股を開き、ライザーが命令すれば幼子であっても容赦なく燃やし尽くす。
「リアスたちには、三人で頑張って勝ってもらうとしよう。ははっ、わざと負けるのも大変だな」
ライザーの笑いに同調し、三人も小さく声を上げて笑う。ライザーの力を得た影響か、三人の笑みは主に似て冷酷だった。
「どう負けるか、一緒に考えようぜ?」
ライザーが手招きすると、三人はソファーの中心に座るライザーに身を寄せた。小猫はライザーの肉棒と睾丸を優しくマッサージし、アーシアと朱乃は左右からライザーにしなだれかかる。二人はライザーに胸を揉みくちゃにされ、唇を乱暴に奪われながらもにこにこと笑顔を振りまく。
美少女三人と戯れながら、ライザーはレーティングゲームに考えを巡らせる。リアスにどう負けるか。兵藤一誠と木場祐斗はどうするか。どうせならば面白い試合にしたい。あとで試合の映像を見直したときに、腹を抱えて笑えるような試合に。
「楽しみだな」
ライザーは考えを巡らせながら、三人を可愛がる。アーシアとベロチューしながら乳首ピアスごと朱乃の胸を揉みくちゃにし、小猫の口に精液を放つ。気持ちのいい気分に浸っているうちに欲望が理性を上回ってしまい、思考がろくにまとまらなくなってしまった。
リアスに敗北する手を考えついた頃には、三人の膣はライザーの精液で再び満たされていた。