そろそろ五回目の射精を迎えようとしていた。
「や、やめ、ぃっ、あぁああああっ!? あぁっ!? んひぃっ!? おぉっ!?」
俺は洗脳から解放されたヴェネラナの分身体の頭を掴み、ベッドに顔面を押しつけながらバックで犯していた。子作りに最適なデカ尻に股間を叩きつけ、膣奥までごりごりと肉棒で抉るだけで品のない声を上げてくれる。
「あー、精子昇ってくるわ……」
みっともなく喘ぐ人妻の官能的な女体をひたすらに食い漁る。これまで繋がってきた夫の記録を上書きして、俺専用の肉穴に変えていく。デカマラが内側から押し広げるたびに穴が最適化され、いい塩梅に解れていくのがわかる。
これではもう、夫とのセックスでは満足できない。満たされるためには俺を求めるしかないわけだ。どれだけ心では拒絶しようと、体は勝てない。俺の精子を求めて排卵し、子作りしたくて仕方がなくなるように調整していく。
「んおぉっ……!」
奥まで挿入し、ヴェネラナの分身体の下半身に体重を預ける。分身体は息と共に声を搾り出しながら震える。それは俺にも伝播して、膣肉の締め付けと共に襲いかかると、肉棒から精子を搾り出してきやがった。
ぶびゅるっ、びゅるるっ、どびゅびゅるるるっ、どぽっ、ごぽっ、どびゅっ、びゅるっ!
「っ……!? っ……!?」
「こらこら、じっとしてろ」
子宮口に宛がった亀頭から精液を接射すると、分身体の体が跳ねた。俺は頭を掴んだまま押さえつけ、悦に浸りながら精液をぶちまける。人妻の中に俺の子種を注いでいるこの瞬間は、やはり何物にも代えがたい。
「いい表情ね、ライザー」
「見惚れてしまいますわ、ライザー様……」
右耳へとリヴェルが、左耳へと洗脳状態のヴェネラナが囁きかけてくる。発情した雌の吐息が鼓膜を震わせ、俺の射精欲求を煽る。チンポがますます苛立って分身体の膣内で肥大化し、射精が捗った。
分身体はもはや悲鳴すら上げられないようだった。ベッドに顔を押しつけられた状態で痙攣を続け、俺の精子を子宮でごくごくと飲み干していく。
脳みそ空っぽにして最後の瞬間まで種付けに没頭し、俺は余韻を経て重たい腰を上げた。分身体の尻が再び突き上げられることはなく、ベッドでうつ伏せになっている。膣からチンポが抜け出てしまい、膣口からねっとりと白濁汁が流出を始めた。さすがに五発も出せば、どれだけ奥に放とうと逆流は避けられない。
「おい? 起きてるか?」
蛙みたいに両脚を開き、電流を流されたかのようにビクンッ、ビクンッと分身体が反応を示す。気絶一歩手前といったところか。
「駄目みたいね。情けない女だこと」
「本当に、申し訳ございません……」
罵るリヴェルに続いて、ヴェネラナが分身体に代わって恥じ入りながら謝罪する。
このまま分身体を一方的に犯しても、ヴェネラナを堕とす目的は達成できる。だが、できるならば相手の反応を見ながらにしたい。
「ヴェネラナ」
そうと決まれば、俺は分身体を放置して、洗脳中のヴェネラナに目を向けた。
「ライザー様、どうされました――」
途中でヴェネラナの声が途絶える。一瞬感情を失った表情を見せたかと思えば、そこへ段々と理性の色が戻っていく。眼前にいる俺を捉え、目を見開きながら口元を引き攣らせて怯えの感情を滲ませる。
俺が何をしたかなど、ヴェネラナには言うまでもないだろう。
「いやっ……!?」
掛かっていた洗脳を解除されたヴェネラナ本人は、慌てて身を引き、俺から逃げようとする。だが、そのまま見逃すわけもなく、俺はヴェネラナの腕を掴み、力づくでベッドへ引き倒した。
「あらあら」
面白そうにしているリヴェルに見守られながら、俺はヴェネラナの首を片手で掴んでベッドに押さえつけ、両足の間へと体を割り込ませる。足を開かされたヴェネラナがジタバタともがくが、大した意味はない。
肉棒を突き出し、陰裂に竿を擦りつける。すると、割れ目がべったりと付着していた精液を拭い取ってくれた。求めるように膣穴を引きつかせてくるものだから、亀頭を膣口にむちゅっと触れ合わせて中に精液をわけてやった。
「分身体を叩き起こしてもいいんだが、こっちも可愛がってやらないとな」
さっき膣内に注いだ精液はかなり漏れてしまっている。
「これ以上は、もう、本当にやめなさい……!」
お代わりを与えてやろうと、肉棒を前進させたところで、ヴェネラナから声を張り上げた。まだ抵抗できるだけの意思が残っているらしい。やはり、グレモリーの女は他の女よりも攻略しがいがある。
そう考えると、このまま堕とすのが惜しいと思えた。
本当にいいのか? 堕としてしまって。まだ工夫できるのではないか。どれだけ高級な食材でも、手早く調理して慌てて食すのは勿体ない。時間を掛けて寝かせておくだけでも、深みが出て味わい深くなるものだ。
ヴェネラナの攻略はある程度短縮され、余った時間の大半はリヴェルのために使う。その時間で十分リヴェルを満足させられるだろうから、もう少しだけ遊んでも許されるだろう。
「え……」
ヴェネラナの首から手を離し、離れて分身体のほうへと向かう。ヴェネラナが不審がっているが、俺は気にせず、まだベッドに伏していた分身体を消し去る。せっかく膣内に射精した精液も含めて綺麗さっぱり存在をなかったことにし、ベッドの端へと油断なく後ずさるヴェネラナへと向き直った。
ヴェネラナはシーツを掴んで胸元や恥部を隠し、俺を睨みつけていた。
「なんの、つもり……?」
「なんのって。やめろって言っただろ?」
「解放してくれるとでも言うの……?」
「そうだ。だからやめたんだろ?」
俺の言葉を疑っているようで、まだ信じていないようだ。
このままヴェネラナの理解を待っていると無駄に時間を使いそうだ。
「お客様のお帰りだ」
俺はそう言って指を鳴らすと、廊下に控えていたメイド服姿の眷属、ユーベルーナが扉を開いて部屋に入ってくる。
「さあ、ヴェネラナ様。ご帰宅の準備をさせていただきます。湯浴みはどうされますか?」
「いえ、結構です……。このまま帰らせてもらうわ。着替えだけ用意してちょうだい」
「かしこまりました」
応対はこのまま眷属のユーベルーナに任せてもよさそうだ。
俺は帰り支度を進めるヴェネラナから視線を外し、意外そうに俺たちを眺めていたリヴェルを抱き寄せる。ボテ腹を俺の腹に押しつけさせ、リヴェルへと舌を伸ばす。リヴェルはすぐに対応し、俺と舌先を密着させて舐め回してくる。
「失礼するわ……」
ヴェネラナは着替えを終えて出口へと出ていく。俺の部屋に出ていくその瞬間まで警戒を怠ることはないようだ。視界の端にその様子を捉えつつ、俺はリヴェルと唾液を絡ませるキスを味わいながら閉ざされる扉の音を聞いた。
俺の眷属と一緒にヴェネラナがいなくなり、残されたのは俺とリヴェル。
「いいの? 途中で」
「ああ」
俺の肉棒を手でぬちゅぬちゅと扱き、口付けを交えながらリヴェルが尋ねてくる。リヴェルからすれば、俺がヴェネラナをむざむざ解放してしまったように思えたのだろう。ヴェネラナもそれは同じだ。油断しておいて何かするのではと、今も疑っているだろう。
「いいんだよ、あれで」
俺はヴェネラナを犯さないことにした。今日だけに限らず、これから先も。
「俺からはもう、ヴェネラナに手を出すことはしないさ」
含みのある言い方をしたことで、リヴェルはようやく得心が言ったようだ。
「あなたからは、ね。ふふっ。意地悪な人」
「まあ、ヴェネラナのことは放っておこう。それよりも、俺との時間を作りたかったんだろ? しばらく相手になってやる。孕んでない状態の分身体を幾つでも作ってやるぞ。勿論、感覚共有をありにして」
「最高ね。でもまあ、まずは一対一で、ね?」
リヴェルは俺の手を握り、自身の腹へと誘導する。相変わらず熱い。中ですくすくと成長する不死鳥の赤子。微かに動くのを手の平に感じて、リヴェルが相好を崩した。
「生まれてくる娘のために、美味しい栄養、もっといっぱい頂戴? ん、くちゅ……」
唇を重ね、舌で俺の口内をじっくりと掻き回す。寄せ集めた俺の唾液を啜り、嚥下して取り込んでいく。目元を緩めてひたすらに唾液だけを食らうリヴェルが愛らしくて、ゴシゴシと擦られている肉棒が上下に跳ねる。
俺はリヴェルに唾液を与えながら、去っていったヴェネラナのことを考えた。
俺は狙った獲物を長期間放置したことはない。早く堕としてしまいたいと思い、すぐに抱いてしまう。ただ、割と女に困っていない現状では、敢えて手を出さずに放っておくという余裕があった。
俺のチンポと精液の味を知って、ヴェネラナは果たしていつまで持つだろうか。そして、向こうから俺を求めて接触を図ってきたとき、あと何回まで耐えることができるのか。
あまりこういう実験は行って来なかったから、楽しみだった。
「ゆっくり遊ぼうか」
俺の言葉を受け止めて、リヴェルは喜色を露わにして俺を押し倒した。