下半身に何かが圧し掛かった。肌ざわりが良く、じんわりと熱を伝えてくる弾力。馴染みのあるそれに反応して肉棒が真上に竿を伸ばすのを感じながら、俺は閉じていた目蓋をゆっくりと開き、下半身に目を向けた。
「おはようございます、ライザー様」
右手で敬礼をし、にっこりと微笑む朱乃。その身を包む布地はない。贅沢な丸みを描く乳房や臀部、括れた腰を披露して背筋を伸ばし、俺の下半身に腰を据えている。揉み心地のいい肉を纏った尻が俺に重みを感じさせ、太ももは左右に開かれて股の中心を晒す。
だが、俺からは朱乃の陰部は見えなかった。まだ挿入されていない肉棒が直立し、朱乃のへそ上まで伸びているからだ。これから挿入される時を待った我が息子は、子供になった俺の体と違って、変わらない大きさを維持している。
「小さいお身体も、とても素敵ですわ」
敬礼を止め、自身の頬に手を当ててうっとりとした様子で俺を見つめる朱乃。その眼には危険な欲望が孕んでいた。女が、自分よりも幼い少年に向ける母性、庇護欲。それを飛び越えて、守るべきか弱い存在を思う存分食らいたいという歪んだ欲望。
「とっても、食べ応えがありそうで……」
小さい体に味を占め、裸で床に就いていた俺は、朱乃の中に眠る欲望を目覚めさせたようだ。舌なめずりをして俺をじっくり観察する朱乃の顔には濃密な色香が湛えられていて、被捕食者の気分を味わわせてくれる。
朝から発情した朱乃に苦笑しつつ、俺もこの状況を楽しんでいた。
逃げようと思っても、自分よりも体の大きい朱乃に跨られていて逃げられない。そんな弱々しい少年を黙って演じる。朱乃は、俺がこのシチュエーションに沿って演技をしていることに気がついたようだ。
下半身に掛かる朱乃の体重が強まった。しっかりと騎乗され、ベッドに縫い留められる。
「うふふ、逃げられないわよ?」
少年を苛める美女としての立場で、朱乃は俺に声を掛ける。
これも、イメージプレイの一種なのだろうか。あまり経験はないが、こういのも悪くはない。俺が口を開くとボロが出そうなのが難点だが、女に一方的に食われる大人しい少年であれば、喋らなくても場は成立するだろう。
「おちんちんをこーんなに勃起させて。イケない子。お仕置きが必要かしら?」
朱乃の人差し指で裏筋をツンツンと小突かれる。おちんちんと呼称できる外見ではないのだが、サイズを体に合わせて小さくしたほうが良かったのだろうか。常に捕食者側に立っていた俺には食われるという体験は未知数で、どう対応すべきか迷った。
「お仕置きの意味は、わかる?」
別にこれでも問題ないようで、朱乃が話を進めてくれる。
「これからお姉さんが、このおちんちんを食べちゃうの。女性にとって大事な場所、赤ちゃんを産むための穴でぱっくりと咥えて、君の中に溜まった赤ちゃんの素をどぴゅぴゅー、びゅるるるって吐き出させる。一回では終わらないわよ? 君が大切に作った子種を全部、一滴残らず吸い尽くす。それが終わるまで、君はお家に帰れない。ママにも会えないの」
ノリノリな朱乃が亀頭を重点的に攻めたおかげで、尿道口からこぽりと我慢汁が漏れ出る。それが竿に垂れて、朱乃が食べやすいようにコンディションを整えていく。
朱乃が唾を飲む音が聞こえたかと思うと、下半身に乗る重みが軽くなる。
「でも、怖がらなくていいのよ?」
腰を上げ、勃起チンポの直上に朱乃が位置取る。乳首にピアスを通した乳房をたぷんと揺らし、同じくピアスを嵌めた陰核の下で割れ目を開く。既に愛液でぐっしょりと濡れている膣穴が表に出て口を開き、亀頭に吸いつこうとしている。
「お仕置きとは言っても、今からすることはとても気持ちがいいから。お姉さんに身を任せて?」
ちゅっ、と膣口によるキスが亀頭に捧げられ、始まった。
「童貞おちんちん、頂きまぁす……」
朱乃による巨根ショタ童貞チンポの試食会。という体での、朝立ち処理。
「ぉ、んぉおっ……」
ずにゅにゅにゅ、と肉棒がマンコに呑まれ始めた。優しく包み込むようなそれが、亀頭の先から竿を順々に食らっていく。体重を任せて腰を沈める朱乃の中に俺の分身が収められていって、遂には完全に補食された。
「ぁあぁんっ……!」
ズンッと勢いよく朱乃が着席し、再び下半身が朱乃の支配下に置かれる。挿入時の優しい抱擁は既に強烈な締めつけに変わっていて、俺の意思で肉棒を取り出すことをもはや不可能な状況になった。
「諦めなさい?」
体を前に倒し、朱乃の両手が俺の顔の横に突き出される。覆い被さる朱乃に正面から顔を見下ろされ、黒いポニーテールが投げ出した俺の手元近くに毛先を下ろした。掴みたいという衝動をギリギリで押し留め、俺は言われた通りに身を任せた。
「徹底的に、しゃぶり尽くしてあ・げ・る」
そう言って、朱乃は腰を振り始めた。デカ尻が持ち上がって、膣肉に包まれていた肉棒が解放される。だが、エラから先の亀頭までは外に出ることを許されず、拘束が続いたまま激しい膣コキが行われた。
ずぷんっ、ぬちゅっ、ぐぷっ、ぬちゅちゅっ、パンッ、ぱちゅっ、ずぷぷっ!
激しい挿入音を響かせて、俺のチンポが朱乃のマンコに出し入れされる。
「あぁっ、こんなに小さな体をしてるのにぃっ、子供とは、ぁっ、思えない……。おぉっ、デカマラおちんちんっ、奥まで、掻き毟られてっ、あぁんっ、最っ高ぉ、ぉっ、ぉっ、ん、ぁ、あっ、あぁっ……!」
パンッ、パンッ、と朱乃の尻が上下に弾み、チンポを食いまくる。
俺が本当に子供だったならば、この快感で呻き声を垂れ流しにして、マグロ状態になっていただろう。まだ精通を済ませていない子供であっても、この交わりで初めての射精に導かれるかもしれない。そう判断するには十分な快楽が俺の脳を占拠し、女に一方的に搾取されるという体験が新鮮な感度を俺にもたらす。
傍から見れば逆レイプ。艶やかな痴女によるショタ食い。
俺は今の俺の姿を客観的に捉え、役にのめり込む。
交尾の快楽にふやけた笑みを見せ、まだ雄らしさの欠片もない貧弱な体をビクビクと震わせる。朱乃から見た俺は、初めてのセックスの味に圧倒される子供のように見えたことだろう。興奮を抑えきれない様子の朱乃によって、俺はさらに激しく喰われ始める。
「あぁっ、なんて犯しがいのある子なのでしょう……。うふ、うふふっ、もう、止まらないっ、おちんちんっ、君の女泣かせのおちんちんをおマンコでガシガシ扱いて、お尻をパンパン叩きつけるの、やめられないっ。あぁっ、ぁ、ぉっ、これが終わったらお家に返してあげるという約束、あれは、なしにしましょう。君はこれから、この家で、お姉さんとずっと一緒に暮らすのよ? 毎日お姉さんとセックスし続けて、脳みそを快楽漬けにして、なんの悩みも抱かずに、永遠に幸せに生きるの……」
朱乃は俺に顔を近づけて、耳の近くで色気に満ちた声で話し掛ける。
そんな幸せな生き方があれば、屈服してしまう子供もいるだろう。この場にいる俺も、そんな子供の一人だ。自分の全てを投げ捨てて、朱乃という悪い女に明るい未来と、将来有望なチンポを預けてしまう。
これが演技とはわかっていても、その背徳感が底から湧き上がってくる。
小柄な俺の体を朱乃の体が隠すように被さって、尻を躍動させる。上下に揺れる尻が強かに叩き下ろされた際の衝突音が何度も響く。何度も
弱い者を苛める朱乃の苛烈な尻振り。良識のある大人がこの場にいれば、即座に朱乃を引き剥がして子供を救出しようとするだろう。そんな一方的な補食が続いた結果、俺は普段よりも速く、溜まった欲望がせり上がってくるのを感じた。
ここまでか。いつもより興奮していたようだ。
いや、もしかすると、心が肉体に引っ張られているのかもしれない。
大人の体よりも、実はセックスを楽しめるポテンシャルを秘めているのかもな。
ぶびゅるるるっ、びゅるるるっ、びゅるっ、びゅるっ、どびゅっ、どくっ、ぶびゅっ!
「ぉ……ぉっ……」
考えていると、抑えきれなくなった精液が尿道から解き放たれた。俺は快楽に呻き、口から涎を垂らしながら、歓喜一色に染まる朱乃の美しい顔を眺める。
初交尾で圧倒されて放心する無垢な子供を演じ、頭の中を空っぽにして、俺はしばらく射精に酔い痴れた。俺の種を最奥に浴びながら尻を左右に小刻みに震わせる朱乃によって、亀頭に刺激を与えられて射精が勢いを増す。
どぷんっ、どぷんっ。まだ止まらない。やはり、随分と興奮していたようだ。
イメージプレイというのは、なかなかいいものだ。今日は朱乃に襲われたが、次は俺から襲うのもいい。小さな体に宿る不釣り合いの剛直で、自分よりも年上の女を喘がせて屈服させてみることで、雄の優越感を味わえるだろう。
「ん、ぁ……。お腹の中で、君の精液が波打ってる。随分いっぱい出したわね。でも、これで終わりではないわよ? まだまだ、元気いっぱいの君のおちんちんが、大人しくなるまで苛めてあげないと」
朱乃が尻を持ち上げて、動きを再開させる。
「はぁっ……! あぁっ……!」
パンッ! パンッ! パンッ! 賑やかな音が部屋に響き渡る。
俺以上に、このシチュエーションに嵌ったらしい朱乃。理性よりも欲望を優先させ、ベッドで大人しくする俺を貪る。チンポは勿論のこと、俺の唇も、乳首も、華奢な少年としての体を隅々まで可愛がられた。
「あぁあ、美味しい……。もっと、食べさせて……?」
小さい体には、まだまだ可能性がありそうだ。
そんなことを実感した朝のひと時だった。
ライザーが朱乃と楽しんでいる最中。フェニックス邸の地下にある部屋で、レイヴェルは白衣を纏う大勢の悪魔の女たちと共に秘密裏の実験を行っていた。
多種多様な実験器具や、数値を測定する機器や投影用のディスプレイ。研究室と呼べる要素を備えたその部屋には、ひと際目を惹くものがある。厳重なセキュリティが敷かれ、入退室する者は全てライザーの息が掛かった女限定の部屋ではあるが、仮に正常な思考を持った者がここに入室すれば、真っ先にそれに視線を奪われるだろう。
それというのは、部屋に置かれた複数のカプセルのことだ。
その透明なカプセルの中には、裸の女が寝かせられている。目を閉じて、深い眠りに就くその女たちは、いずれもレイヴェルたちによって捕らえられた他種族の女たちだ。より正確に言えば、レイヴェルが世界各地に派兵したスライムたちによって無力化され、実験体としてこの部屋に転送させられた者たちだ。
手に入れた実験体は薬の実験に使われている。
現在開発中の薬は、以前、レイヴェルがリアスにお仕置き半分で投薬した物よりも完成度が高くなっている。いたずらに欲望を暴走させることなく、深く染み入って被験者の意識に影響を及ぼし、内にフェニックスへの忠誠を植えつける。
媚薬とはまた性質の異なるその薬は、堕落剤と名づけられた。
その堕落剤によって、レイヴェルたちはある程度の成果を得ていた。
既にこのカプセルから解放され、監視下に置かれながらも地下の施設で生活を送る女たち。その中には悪魔や堕天使などの他に、天使もいる。薬の影響を受け、嘘偽りのない忠誠心を確認できたその者の翼は、欲望の色を感じさせない純白を保ったままだった。
外見に変化はなく、心にフェニックスに対する情熱を宿した異種族の女たち。
彼女たちを元いた場所に帰し、敵対勢力の内側で罠を仕掛けさせる。そうして罠に嵌った者たちをまた操り人形にして、少しずつ盤上の勢力図を変化させる。気がついた頃には手遅れになっているところまで侵食できれば上々だ。
「せっかく天使の駒が手に入ったのですから、是非とも堕としてみたいですわね」
天使の上位存在たる、
熾天使をチンポで堕としたときのライザーの狂喜を想像し、レイヴェルは密かに震え、心地いい気分に浸りながら研究を進める。より確実に、より安全に。レイヴェルは自身の脳内で理想の盤面思い描き、最適解となる一手を着実に進めていくのだった。