※この作品はR-18です。

エロ可愛い女淫魔の話   作:エロ好きさん

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タブラさんがユグドラシル時代にアルベドでオナニーしてる話、アルベド視点。
※原作ではユグドラシルは十八禁禁止なので、タブラさんもアルベドには触れていません。


女淫魔は夢をみる【タブラ×アルベド】

 私の創造主、タブラ・スマラグディナ様は女性の造形美にとことん拘り……美を追い求めた御方だった。私の本性を女神の美貌で包み隠し、どんな男性も魅了出来るように、と最高の女淫魔(サキュバス)として育てて下さった。私がまだ自由に動けなかった時から、タブラ様は私を愛でて下さっていた。

(……タブラ様……。私は、貴方様の理想の女性として完成したのでしょう?なのに、何故こんなにも長い間、私を独りにするのですか……?)

 私は守護統括という役職に就いている為、基本的には玉座の間からは動けない。だけど、タブラ様がいらっしゃった時だけは彼の方のお部屋に入る事が許されるのだ。そうして、沢山愛して頂いていた。

「今日は、この下着を着けてみようか」

 嘗てタブラ様はそう仰って、新調された下着を私に見せて下さった。漆黒の、シルクの下着だ。タブラ様は殊の外シルクの質感がお好きなようで、私の下着の殆どはシルク製だった。この下着で、頂くのは何着目だろうか……。

 タブラ様が空中に触れると、即座に私の着衣は切り替わり……一瞬で、下着姿になる。偉大なる錬金術師、タブラ様だから成せる技なのだろう。

「……あぁ……。やはり、お前は美しいよ、アルベド。豊かな胸に、細い腰。肉感的な尻……全てが、理想の女性そのものだ」

 うっとりと熱の篭もった声でそう仰るけれど、タブラ様は私を鑑賞するだけで決して触れては下さらない。私は女淫魔(サキュバス)なのだから、御命じ下されば即座に夜伽をさせて頂くのに……。

(……やはり、単なる僕(しもべ)では至高の方々のご寵愛を頂く事は叶わないのかしら……?)

 何度愛でて頂いても、やはりタブラ様は私に触れて下さらない。その事に不満を感じつつ、それでも私は主の来訪を常に待ち望んでいた。……その頻度が、徐々に落ちてきていても。

 

 

 

「久しぶりだな、此所に来るのも」

 数年ぶりに、タブラ様がお戻りになった。モモンガ様もいらっしゃらない時間に、ひっそりと。

「"付き従え"」

 タブラ様はいつものように私にそう命じ、踵を返す。そうして、私はその後をついて何時ものように彼の方の私室に入る。

「……と。えぇと……コマンドは。"女神の如く其処にあれ"だったか」

 躊躇いがちにそう仰ったタブラ様の言葉に従い、タブラ様のお側に控える。タブラ様が触れられる距離に、最高の笑顔で寄り添うように立つこと。それがタブラ様が私にだけに下さる特殊な命令の一つだった。

「こうしてお前を見るのも何年ぶりだろうな。やっぱり、お前に優る女は存在しないと痛感したよ。この世界ではお前に触れることが出来ないのが、本当に残念だ。そうでなければ、疾うの昔に……」

 初めて吐露された、タブラ様の本心。"この世界では"と、タブラ様はそう仰った。つまり、ユグドラシルでは私とタブラ様は結ばれることが無いという事らしい。

(……そんなの、あり得ないでしょう!?こんなに、タブラ様は私を欲して下さっているのに……!疾うの昔に、って……つまり、最初から私を肉体も含めて愛して下さるつもりでいたのでしょう!?)

 内心歯噛みしつつも、私は自分の意志では動くことも言葉を発する事も出来ないのだ。……私は、所詮はタブラ様に創造された被創造物だから。

 タブラ様はそう仰ってから、初めて私の頬に触れた。細く長い指は、とてもぎこちなく、でも、優しく私の肌を撫でる。タブラ様は脳味噌喰い(ブレイン・イーター)だからか、私よりも体温が低くてほんの少しだけ冷たく感じる。

「肌の質感も、睫の細やかさも、瞳の輝きも……。本当に完璧だ」

 その御言葉は、熱の篭もった物で。吐息さえ感じられるような気がするのに。タブラ様の雄の部分を久々に感じて、躯が熱くなる。下腹部がキュンとするような、甘い疼きを感じるけれど、それが満たされることが無いのは理解している。

(……この世界では、触れられない……)

 どんな理屈かは解らない。けれど、タブラ様が仰っているのなら、それは真実なのだろうと思えた。だから、私の躯の疼きも、満たされないままなのだろうと理解は出来た。ただ、頭が理解しているのと、躯が反応してしまうことは別問題で。久しぶりに見る主のお姿と体温に、女淫魔であるが故の昂ぶりが収まらない。

(あぁ……。もし、自由に動けたなら、この熱をどうにかしたいのに……)

 タブラ様をお慰めする事が叶わないのなら、せめて自分でこの熱を発散させたい、と。そう思ってしまう。タブラ様の命が無ければ、指一本動かす事など叶いはしないのだけれど。

「……これ以上触ったら、垢BANだからな。本当に厳しいよな、ユグドラシルは。ペロロンさんだって警告で一週間BANされてたし。……流石に、人口の減った今そこまで厳しい処置は執られないだろうが……まかり間違って警告無しの一発退場、なんてなったら洒落にならないからなぁ。ここまで育てた垢を消されるとか、発狂モンだ」

 タブラ様は大きく溜息を吐きながらそう仰る。"垢BAN"の意味は理解出来ないけれども、シャルティアの創造主であらせられるペロロンチーノ様もどうやら被創造物に触れることが禁じられているようだ、という事だけは察せられた。彼の方は大層女性がお好きなようで、以前も女淫魔が発生する場所に狩りに行きたがっていた。玉座の間で皆様が歓談なさっている所に居合わせて耳にした事がある。

 タブラ様の手は、私の頬から離れ、そっと頭を撫でると完全に離れてしまう。その事に切なさを感じてしまうが、私にはどうする事も出来なかった。

「さて。今日は新作を試してみるか」

 タブラ様はそう仰ると、以前もされていたように中空にその長い指先で何かを描いて私の装備を変える。……これは、初めて見る。新作、と仰っていたけれど、また新しく創造して下さったのだろうか。

(……タブラ様……)

 私の為だけに、新しい装備を創って下さった。そう思うと、胸が高鳴る。タブラ様が下さったのは、鮮やかな紫色のベビードールと、お揃いのショーツのセットだった。繊細なレースで出来たそれは、本当に美しい。タブラ様の下さる下着の装備は、美しいだけで無く基礎能力も向上させてくれる素晴らしいアイテムだ。美と機能性の両立は大変だと思うのだけれど、この御方はそれを難なく両立させられる実力をお持ちなのだ。そんな偉大な方が、私の為だけに……。

「……思ったとおり、最高に似合うな。やっぱり、女淫魔にはシルクが一番だ」

 華やかで品のある、シルク地のベビードールは、肩紐の付け根付近に大輪の薔薇の刺繍があしらってあり、高貴ささえ感じられるようなデザインだった。ショート丈なのでヒップの辺りまでしか布が無くて、胸のすぐ下から大きく開いているから、贅沢にレースが使われた小さなショーツが良く見えるようになっている。タブラ様の首が大きく動き、上から下までを舐め回すようにねっとりと見ている事が解る。自らの前で腕を組むようにしていたけれど、小さく腕が震えているのが見えて取れた。

(……私に触れたいと、思って下さっているのかしら。でも、触れすぎるのは禁忌に当たるようだし……一生懸命堪えていらっしゃるのね)

 出来る事なら、その腕を掴んでこの身に導きたい。そう思ってしまうけれど、やはり私の躯はタブラ様の御命令が無ければ動かす事は出来なかった。

「……"秘め事は薔薇の下で"」

(……!!)

  欲に塗れた雄の、熱い吐息混じりの声が、私にそう命じた。その御声に、体の芯まで痺れるような快楽を感じた。そして、私はタブラ様が命じたようにベビードールの裾を掴むと少しずつ捲り上げてゆく。

(タブラ様、どうか隅々までご覧下さい)

 実際に言葉にはできないけれど、心の中でそう告げて。真っ直ぐにタブラ様を見つめながら、胸元までふわふわとした柔らかい生地を持ち上げる。

「……ッ……。アルベド……。は、っ……ん……」

(あぁ……タブラ様に、見られて……。視線が、体中を這い回っているかのよう……)

 欲に満ちた視線を、強く感じる。何年も前に感じたのと同じそれに、子宮の辺りが甘く疼いて。久々の雄の視線に、全身が強い快楽に包まれる。

 荒々しい吐息と、余裕の無い声。視線で犯されて、堪らない気持ちになる。表情はタブラ様の望んだとおり、羞恥が滲んだ物のままで、ベビードールを捲り上げて全身で彼の方の視線を受け止める。タブラ様は一切動いていらっしゃらないのに、まるで私を使っているかのような息遣いをなさっている。

(脳味噌喰いの種族特性は解らないけれど……この身がタブラ様に使っていただけているのなら、これ以上の喜びは無いわ)

 愛する御方にこの身を犯される喜びに心が満たされていると、タブラ様が再び私に御命令を下さる。

「"薔薇の奥の秘密を私に"」

 タブラ様に一礼すると、私は御命令に従うべく近くのソファに腰掛け、大きく脚を開く。奥まできちんと見て頂けるように。そして、そっと手をショーツの縁に掛ける。タブラ様がお望みであれば、脱いでしまっても構わないと思っているのだけれど……タブラ様は、一度も私を脱がせた事は無かった。ギリギリの所までで留まらせるのが、この方のお好みなのかもしれなかった。だから、今回もレースを際どいところまで伸ばして、なるべく私の躯がタブラ様の目に留まるように努める。

「……ぅ、……っ……!」

 タブラ様の息が、詰められて。次の瞬間、大きく吐かれた息。今回も使っていただけたのだと解って、嬉しさに胸が締め付けられるような気がした。暫く息を整えていたタブラ様は、私にいつもの装備を着けさせると、また頭を撫でて下さった。

 タブラ様がお帰りになると、私は独り玉座の間で待機するだけ。身の程知らずの外敵が、ナザリックに攻めてきて以降……誰も、玉座の間には辿り着けず。私はただ只管(ひたすら)にタブラ様のお帰りを待っていた。

 

 

 

 ……それが、もう何年も前の事で。それ以来、タブラ様はナザリックには来て下さらなかった。そして、タブラ様だけでなく、他の方々も徐々にお越しにならなくなって。……少し前にヘロヘロ様がいらっしゃったのを最後に、他の方々はいらっしゃらなくなってしまった。そして遂には、モモンガ様たったお一人になってしまったのだ。

(……私は……タブラ様に、捨てられてしまったの……?)

 玉座の間にいらっしゃった他の方々のお話によれば、皆様は暫くお隠れになるようだった。そうして、お隠れになる方々は御自身が創造された者たちに御言葉を残して行かれたようだったのだけれど……タブラ様は、私に何もして下さらなかったのだ。

(どうして、タブラ様……どうして、私を……)

 捨ててゆかれたのですか……?

 そう、訊きたかった。でも、出来なかった。だって、私はタブラ様の被創造物で。この想いを口にする事など、許されなかったのだから。

 

 

 

 あの日から、何年が経過したのか、もう私には解らなかった。やはりタブラ様はナザリックへはいらっしゃらず、ギルドマスターのモモンガ様だけが、ナザリックにいらっしゃる唯一の御方となっていた。モモンガ様も玉座の間へはお越し下さらないけれど、いらっしゃった気配だけはずっと感じていて。より、寂しさが募った。

(……どうして、タブラ様は来て下さらないの……?もう来る事が出来ないのなら、あの時、別れの挨拶でもして下さったら良かったのに。そうでないと、私は……)

 タブラ様にとって私は、最後に言葉を掛けるまでもない存在だったのだろうか?あんなに、何度も愛して下さっていたのに……捨てるときは、あんな物なのだろうか……?そう、幾度となく繰り返し。いつの間にか恋しい気持ちは、憎悪にすり替わっていた。

(愛しくて愛しくて……だからこそ、憎いのです。タブラ様……。こうして呆気なく捨てるのなら、最初から愛など下さらなければ良かったのです……。手ずから装備を与えたり、見目を褒め称えたりなんてされたら……募って、しまうでは無いですか……!)

 動く事も出来ず、喋る事も出来ず。私に出来るのは、只脳内で彼の方への想いを繰り返し思い浮かべる事だけで。恋しくて、憎らしくて。その矛盾する感情で、どうにかなってしまいそうだった。

 そんなある日。タブラ様が、ふらり、と現れた。

(タブラ様……!)

 あの時と変わらぬ姿の彼の方は、小首を傾げて私を見つめる。私は、その場で立ったままタブラ様の次の御命令を待つ。するとタブラ様はアイテムボックスから何かアイテムを取り出すと私に装備させた。

「……モモンガさん、これに気付いたら驚くだろうなぁ。パンドラズ・アクターの事にも、きっとビックリするだろうな」

 はにかんだようにそう仰るタブラ様は、偉大なる錬金術師では無く、ギルドマスターのモモンガ様のご友人であるタブラ・スマラグディナ様で。素のままのタブラ様をこうして目にする事が出来て、言い知れぬ多幸感に心が満たされてゆくようだった。

(タブラ様は、本当にモモンガ様を大切に思っていらっしゃるのね……)

 至高の四十一人と呼ばれる偉大なる方々は、全員が全員仲が良い訳では無いようだった。だけど、どの方もギルドマスターのモモンガ様とだけはとても親しくしていたから、モモンガ様は皆様に慕われているのだと、この場に立っている事しか出来ない私でも理解出来ていた。……なのに、私は浅ましくもモモンガ様にすら妬心を抱いてしまう。何故、タブラ様が数年ぶりにやって来て、気に掛けるのが私ではなくモモンガ様なのか、と。その、あまりの浅ましさに、自分が情けなくなった。

 そんな私の心の内を知らずに、タブラ様は新しい装備の私を眺めて満足そうに頷くとその場から立ち去った。

 ……この日がユグドラシルの最後の日だったと知ったのは、再びタブラ様がナザリックにお越しになってからだった。

 




実は最初、リアルのタブラさんはインポ設定にしようと思ってました。
タブラさんアルベドのパンツ何枚創造してるんだよ、って思ったので……。(円盤特典)
突貫なので後で修正入れるかもしれません。(時事系列とかが荒い)
次はGWくらいにタブラさんに処女を奪われるアルベドの話(和姦)を予定しています。その話をアップしたらシリーズ全体をR-18に切り替えます。
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