┌(┌^o^)┐カサカサ
五車学園は対魔忍を育成する学校であるが、何も戦闘訓練ばかりをやる訳では無い。普通の学校の様に主な使用用途がクイズ番組程度の一般教養も習ったりする。
だが座学は一部を除いて基本的に問題無いが、実技は割と対魔忍的な要素が取り入れられたりする。例えば、体育だと野山で足音を消しながら、先生相手に鬼ごっこしたり、目覚めた忍法を伸ばしたり。
で、今回やるのは家庭科、それも調理実習。個人的に嫌いな授業トップスリーを現在進行形で更新中だ。
別に料理が苦手な訳では無い。寧ろ、水城家の執事である『じいや』に男の嗜みとか言われてスパルタ気味に叩き込まれたから、そんじょそこらの主夫よりは出来る。
何が問題かと言うと、使う材料が問題なのだ。
「はい、それでは皆さん。班に分かれましたね。手順は各々が事前に調べた通りに。何か不安な事があれば遠慮無く聞いて下さい」
家庭科の担当である(女目線だとエロいらしい)三十代くらいの男の教師が合図を出し、それぞれが自身の役割を果たす為にわらわらと動き出した。
今日、俺達の班が作るのはクッキーだ。先程、先生が言ったように予算を渡されて、この日までにそれぞれが食材を購入して来た。縛りは予算以内である事と手頃なおやつって事くらい。
四人一組で組まされ、メンバーは俺と相変わらず壁を感じる『秋山達郎』、達郎と同じく忍法が使えないふうまの現当主『ふうま小太郎』、それから前回のとある授業で仲良くなった『上原鹿之助』の男子四人。
今回は内容が内容なだけに男女別で授業を受けている。女子達は外で先輩達と訓練中だ。何故なら、それは数多く並ぶ食材や食器の中で一際異彩を放つ手の平サイズのハートの小瓶に入ったピンク色の液体が原因だから。
どう見ても媚薬です。本当にありがとうございました。
「・・・本当にこれを入れるのか?」
「・・・そういう授業だから、やるしかないだろ」
「うぅ・・・」
瓶を手に取って、左右に軽く振りながら愚痴の様に呟くと律儀にふうまが答え、上原は顔を赤くしてこっちを見ながらモジモジしてる。
媚薬という物に対しての恥じらいと言うよりも、コレに対する恥ずかしい思い出が蘇っての反応だろう。そう、それは数日前の事だ。
◇
媚薬、というものがどんな物かを実際に体験してみよう、というアホみたいな授業があった。聞いただけで出落ち感満載である。
内容は初手から見栄を張って原液で飲んだ男性教師がヤバいと純粋に心配した生徒が呼んだ女子達を担当していた女性教師に連れて行かれ、結局その日はどちらも帰って来なかったという期待を裏切らないもの。
それでも後日、授業は再開されて俺達は水と媚薬を9:1で薄めた物を服用した。だがそれでも現役の対魔忍でも我を失うような物をそういう類の訓練を本格的に積んでいない者にとっては中々キツいようで。
飲んだ奴らのほぼ全員は見事に発情し切った。俺はと言うと、水遁で包んで体内に吸収されないようにしてたから問題無かった。
実を言うと皆のこの反応は先生達の思惑通りで、授業の本来の目的はその時の対処法らしい。一人一個配られた新品のオナホ(前世と同じ)を片手に教卓の上で先生による実践演習。それを見ながら皆でオナニー大会。俺の目は死んだ。
特に薬の効果も出ていなければ、教卓の上ではいい歳した男がM字開脚でオナホ(細い管付き)片手に尿道ごとシコシコして野太い声で喘ぎ、周囲は顔を赤らめた男共が慣れない手付きでオナホをシゴき、一部を除いて声変わり中のガラガラ声を押し殺したように喘ぐ。
どうやって勃たせろと?これで勃ったらソイツはホモだ。・・・この光景、この世界の女子からしたら暫くオカズには困らないような、そんなご褒美的な光景なんだろうなぁ。
せめてこの教室から目を逸らそうと外を見れば、隣の席だった上原が目に入った。他と変わらずシコシコしていたが、何やら様子がおかしかった。
発情してはいるし、手は忙しなく動いているが・・・どうにも物足りなさそうと言うか、苦しそうだった。暫く観察していると
すると、どうやらどれだけシゴいても気持ち良くならないんだとか。それどころか、微妙な刺激ばかりで寧ろ苦しくなるばかりと言われた。
コイツ、見た目は華奢で女っぽいのに相当な淫乱なのか?と邪推したが・・・あ、いや、この世界だと女っぽいから淫乱なのか。
しかし、よくよく見てみれば、凄い粗チンだった。具体的に言うとフル勃起して手の小指くらい。結構小さめの上原の手にすっぽりと収まって見えなくなるくらいには小さかった。
この世界では粗チンだからと言って、特に気にされる事もする事も無い。大きいに越した事は無いし、強いて言えば、パートナーの卵管が入らない可能性があったりするだけだが・・・まぁ、そこは当人達でなんとかするだろ。
彼の話を聞いて成る程、と思った。これだと殆どオナホに入っていないから気持ち良くならないんだな、と疑問が解けてスッキリしたので「そうか・・・頑張れ」とだけ言って、見なかった事にして机に伏せた。
被ってたひょっとこのお面がゴツゴツしてて、ちょっと寝難かったがそれでも伏せ続ける。これ以上、関わると嫌な予感がするから。
少しして横から聞こえて来た、再びの嗚咽。無視したかったが考え直してみる。コイツはこのままでは結局、イケないままだろう。
そういった経験が無さそうだし、このまま野に放つと
もう放置する方が面倒臭くなりそうな気がして来たので起き上がってオナホを取り上げた。
「あ・・・」
残念そうな声が聞こえたが、無視して手に手袋の様に温水を覆わせておちんちんをシゴく。
「あ゛っ♡やめっ♡・・・い゛ひぃ♡♡」
オナホの時よりも数段気持ち良さそうな声を上げたと思うと、次の瞬間には背筋をピンッと伸ばして小刻みに痙攣した。
子種は出ないが、我慢汁の様な透明な液体がトロトロと出て来て、覆わせていた水ごと廊下の水道に投げ捨てる。
「・・・もう大丈夫か?」
「う、うん・・・・・・ありがと」
「気にすんな」
いそいそとチャックを閉める上原を尻目に、そう言えば姿を消す技術を応用すれば、逆の効果として本来とは異なった姿を周囲に見せて、ついでに俺からは周りの景色も音も消せるんじゃね?と思い至った。
早速やってみると割とすんなり出来て、ついでに水遁で耳栓もした。・・・なんかミラー号っぽいな、と思ったのは内緒だ。
これでこの時間は平穏に過ごせるだろうと思ったが、ちょいょい、と袖を引かれた。俺からは見えないが外からは俺が見えるので特に驚く事は無いがこちらからは相手の様子が見えない。
取り敢えず、耳栓と袖を引かれた方だけの水遁を解くと真っ赤な顔をした上原だった。
「どうs・・・」
聞く前に気付いた。ズボンのチャック開けて勃起してたから。
「・・・・・・」
「ご、ごめん・・・・・・また・・・その・・・」
「分かったから・・・もう何も言うな」
この後、五回くらい抜いた。媚薬、恐るべし。
◇
そんな事があって・・・なんか懐かれた。周りに見られたくないのと体勢がキツかったのもあって、膝に乗せて抜いたのが悪かったのだろうか?
でも仕方無いじゃん。水遁解いたら解いたでコイツの喘ぎ声が五月蝿過ぎて周りの奴らも流石に気付くんだよ。そしたら羨ましそうな目でこっちを見て・・・果てには先生にシゴいてくれないか?と頼まれる始末。
我慢しまくりながらも一回だけ頑張った俺を誰か褒めて欲しい。
同じく思い出していたのか、こちらをチラチラ見てくる上原から目を逸らすと、鋭い目付きでこちらを睨む達郎が。
「ズルは駄目だぞ」
「分かってるって。きちんと入れるよ」
「全く・・・」
姉に似たのか、それとも精神的には女寄りになったのかは分からんがこの達郎はかなり真面目だ。姉よりもガチガチに固まった人生を送ってる。
いや、この場合は姉の方が少し緩いと言うべきだろうか?・・・微々たる物だな。
因みに完全に余談だが達郎は普通に発情して自分でシコってた。なーんか、手馴れてる様子だったんだよなー。・・・いや、何も考えて無いっすよ。
オカズは前にふうまから買い取ってたゆきかぜの隠し撮り写真だろうなー、とか考えて無いっす。真面目な達郎君がそんな事をする訳無いじゃないですか嫌だー。
あ、ふうまは普通に授業を休んだみたい。いつものサボりではなく、なんでも腹違いの姉に物凄い剣幕で休むように言われたらしい。・・・・・・大事にされてんなー。
・・・・・・授業中、達郎も羨ましそうにこっちを見てたのはきっと媚薬の効果で頬が上気していた所為だと思いたい。
◇
料理出来ない組が上原とふうまで、達郎は普通に料理が出来たので上原を俺が、ふうまを達郎がカバーする事になった。
まぁ、所詮はクッキーなので早々問題は起こらない。包丁使わないし、使ったとしても対魔忍だから刃物の心得は皆持ってる。
・・・なのに、どうしてこうなったのだろうか。
「あー・・・あー・・・」
「うわぁ・・・」
「うぅ・・・」
目の前にあるのは見た目は普通だが、なんか怪しいオーラを幻視してしまうクッキー。
やっちまったなぁ、という風の俺。ドン引きのふうま。媚薬の恐ろしさを身を持って知ったが故のトラウマで恐怖する上原。
勿論、オーラなんてものは出ていないのだが・・・製作工程でまさかの達郎がやらかしてくれたから、そう見えてしまう。
「ど、どうしたんだよ。上手に出来ただろ?」
「「「・・・・・・そっすね」」」
張本人が全く気にしてない現状に俺達は何も言えなくなる。何をしてくれやがったのかと言えば、小瓶の中の媚薬を全部投入した。この場合の適量は数滴で充分だったのに、だ。
多分、前回の普通の調理実習で食材を用意したのではなく、予め必要最低限準備されており、余す事無く使ったから・・・同じく、今回先生が用意した分は全て使うべきだと思ったのだろう。
料理は出来てもおかしな部分で真面目で頑固だから・・・あぁ、もう。
「どうすんだよ、コレ」
「どうするって言われても・・・捨てるしかなくね?」
「う、うん・・・その方が・・・良いと思う」
三人でコソコソと会議して、満場一致で捨てる事に。勿体無いし、評価は貰えなくなるが仕方無い。これは流石にヤバい。下手をすれば校長だって簡単に堕ちる激物の可能性が大なのだから。
・・・あ、俺は普通に評価貰えるわ。何故って?先生のオナニー手伝ったからですがナニか?
だが問題はこの馬鹿真面目な奴にどう伝えるか、だ。下手にこれは分量が間違えたから食べれない、とか言えば信じない達郎が試食するだろう。
勉強出来る馬鹿だからな、コイツ。阿呆とも頭対魔忍とも言う。
「はい、では出来上がった班から包装袋を取りに来て下さい」
時間が来たのか、先生の声が室内に響いた。何故、ラッピングするのかと言えば、これを食べるのは俺達では無いから。
これらを食べるのは今、外で女子と一緒に訓練をしている先輩方であり、授業が終わるのを見越して届けに行く。無論、これも歴とした授業の一環だ。
自分達は薄めた媚薬に翻弄されたが彼女達は違う。誇り高い対魔忍にそんな物は通用しない、と俺達に教えて分かり易い目標としてもらう為なんだと。
はいはい、対魔忍(笑)対魔忍(笑)。意地張って原液飲んで轟沈したお股対魔忍が何言ってんだか。
取りに行くのは達郎に任せて、俺達は再び話し合う。
「コレ、食べると絶対にアウトだよな」
「一応、生地の量が多いから一個分は幾らか薄まってるとは思うが・・・」
「それでも前の時よりは・・・濃いと思う・・・」
「・・・仮に・・・仮にコレを先輩が食べたとして、我慢出来なかったとする。・・・まず俺達では抵抗出来ないだろう。ナニがとは言わんが」
「「っ!?」」
有り得ない訳では無い色々と端折った仮定に二人が息を飲む。先程よりも明確な危機感を持ってくれたようで何より。
「そう言えば、水無瀬は誰に渡すか、もう決まっているのか?」
「あー、確かに気になる。水無瀬君、凄い人気だから心做しかなんか先輩達がソワソワしてたよ」
「んー・・・あ、そっか。先輩達は自分達の代でそのまた上が受け取ってるの見た事があるから、知ってる人が多いのか。・・・だから、今朝から凛子さんにチラチラ見られてたのか」
「・・・あぁ、達郎の姉さんの事か?」
「うぇ!?あの斬鬼の対魔忍って言われてる凄い人だよね!?・・・ほぇ〜、やっぱり水無瀬君って凄いなぁ」
何やら上原が尊敬の眼差しで見てくる。色々とツッコミたい所はあるが・・・『やっぱり』ってなんだ?お前、まさかとは思うが先日のオナニー大会で俺がそっち方面に凄い奴とか思ってないだろうな?
違うぞ?あの時はお前が限界寸前でかなり敏感になってただけで、俺のテクが超絶凄まじいとかじゃないからな?
先生?・・・二度とソイツを示す名詞を使うな。今だって、教卓に立つアイツを視界に入れただけで殺意の波動に目覚めそうなんだから。
「姉さんがどうしたんだ?」
「「「!!?」」」
バッと振り向けば、達郎がラッピング用の袋を手に怪訝な顔をして立っていた。話が逸れて何一つ解決策が立っていない事実に気付き、焦りまくっていると何故かジロリとこちらを睨んで来た。
「・・・まさか、姉さんに手を出すつもりじゃないだろうな?」
いや、寧ろ手を出され掛けたんだが?
「そんな事はしないし、仮にそのような事態に陥ってもあの人なら自分で何とか出来るだろう。・・・それとも俺なんかに手も足も出ない程にお前の姉さんは弱っちいのか?」
「・・・ふんっ」
まぁ、あの人なら何とか出来ると言っても誰も撃退する、なんて言ってないがな。下手すれば、返り討ち(意味深)にしそうだ。
拗ねた様に袋をテーブルの上に置き始めた達郎に安堵しつつ、タイムリミットが刻々と近付いている事を思い出した。
先生に事情を話しても、あの教師は無駄にプライドが高いから、達郎と同じように試食して昨日の名誉挽回とかしだすだろう。そのまま、また連れて行かれて、ピュアな達郎は全く気が付かずに「やっぱり大丈夫じゃないか」と何故か、自信を付ける所まで容易に想像出来てしまう。
そもそもクッキーという簡単な物を作ったのがいけなかった。達郎が料理初心者ならよかったのだが・・・下手に実力がある分、この程度で失敗する筈が無いと思い込んでいる。事実、クッキーとしては完璧だから。
だが問題となっているのは料理の腕では無く、先日に自分達を苦しめた物だと、いい加減気付いて欲しい。
「・・・達郎、それを誰に渡すつもりなんだ?」
「・・・どうしてお前に言わないといけないんだ?」
「出来るだけ、渡す相手が被らない為にだ。貰えない人が要るとなんか気まずいだろ」
「・・・・・・ゆきかぜ」
「「「は?」」」
真面目な達郎は一理あると思ったのか、ボソッと出した名前に俺らは開いた口が塞がらない。聞き間違いかと思って問い返したら、今度は少し怒り気味に答えた。
「ゆきかぜ、僕の彼女だよ。渡して悪いの?」
「いや、お前・・・先生には上級生達に渡せと言われて・・・」
「アサギ校長に確認したら、ゆきかぜなら問題無いって言われた」
何が?一体全体何を根拠にそんな事を断言したんだ、あの人?幾ら、名門の出で他よりも耐性があるとは言っても・・・あ、薄めたヤツだと思って・・・・・・あ゛ー(察し)
「だがアイツはまだそこまでの訓練をしていない。襲われる危険だって・・・」
「ゆきかぜは他とは違う。この程度で我を忘れたりなんかしない」
うわぁ・・・ゆきかぜ、ドンマイ。お前が普段から俺に対してスキンシップ多いから、相当耐性持ってると思われてるみたいだぞ。
達郎の奴、ゆきかぜがお前に対しては自分からスキンシップした回数が極端に少ないのを気付いていないんだろうか?触れてる割合は男女にしてはかなり多いけど、全部お前から触りに行ってるだけだからな。
しかも、長時間の接触がある日の夜はアイツ、部屋で滅茶苦茶オナってるからな?
「・・・そっか。なら、凛子さんに渡すのが問題無いか?」
「やっぱり姉さんを!」
「違うって。一人一袋しかないんだから、お前がゆきかぜに渡すなら、弟に貰えなかった凛子さんは悲しむと思うぞ?下手すると誰にも貰えなかったり・・・」
「姉さんは僕に貰えなくても沢山貰えるに決まって・・・!」
「もしもの話だ。だから、そんなに大声を出すな」
「くっ・・・!」
相当迷ってるみたいだが、この調子だと天秤はゆきかぜに傾くだろう。もうご愁傷様としか言えない。まぁ、将来的に他人に初めてを奪われるよりは今、襲って襲われた方が互いにマシだろう。
◇
私は幼い頃から対魔忍として研磨を積み、今では斬鬼の対魔忍と称え、恐れられ、逸刀流の師範まで任せられるようになった。
今まで幾つもの修羅場を潜って来た。死を覚悟した事なんて数え切れないがそれでもどんなピンチも切り抜け、こうして生き伸びて来た。
秋山の名に恥じぬよう、対魔忍としての誇りを持ち、常に胸を張れるよう心掛けて来た。
そんな私が・・・・・・人生最大のピンチに陥っていた。
「がっ・・・ぐぅ・・・・・・うぅ・・・♡」
対魔忍スーツに大きな染みを作り出す程に溢れる愛液。全身を絶えず駆け巡る電流のような快楽。常にほんの少し動いただけでイッてしまい、真面に動く事すら叶わない。
今、私は自室のベッドの上でどうしようもなく・・・・・・発情していた。
◇
事の発端は今日行われた下級生との合同演習。つまりは幼い頃から親しくしている達郎の同級生である、ゆきかぜ達との訓練だった。
しかし、私達のクラスでは表向きは兎も角、女共全員が別の意味で待ち望んでいた日でもあり、かくいう私もその一人である。
それは後輩の男子達による手作りお菓子を渡される日なのだ。例えそれが媚薬入りだとしても、男子による手作りという甘美な響きの前ではそんな事はどうでもよくなる。
そもそも私達はそういう訓練を受けさせられていたし、事前に彼らが使う量を処方して耐性を付けていた。
そして今日、その日がやって来た。人によっては一つも貰えなくなる可能性があったものの、私は初めからその心配は無かった。
なんせ、私には可愛い可愛い弟が居る。ゆきかぜという彼女が居るには居るが、今回は上級生へのプレゼントとなるからその選択肢は除外されている。
まだゆきかぜと付き合う少し前までは、私の破れた対魔忍スーツをおかずにしてナニカと勤しむような男だ。そんなシスコンが私以外に渡す筈が無いと、そう思っていた。
笑顔で駆け寄る達郎が私の横を通り過ぎるまでは。
「あ、おーい!」
「む?達郎か?・・・どうし」
「ゆきかぜ、はいコレ」
「へ?・・・え、クッキー?どうしたのこれ?」
「今日、家庭科室で作ってたんだ。本当は先輩に渡さないといけないらしいんだけど、校長先生に許可を取ったから。・・・か、隠し味に・・・愛情を入れてみたんだ。口に合えば・・・いいけど・・・」
「ッ〜〜!!達郎!!」
「ちょ、ゆきかぜ!?こ、こんな所で・・・そんな・・・大胆な・・・」
「・・・・・・」
何だこれは。クソが。粗マンのヘタレビッチが。人様の弟に公衆の面前でなに抱き着いてんだ。ぶっ殺すぞ。
ふん、まぁいい。訓練終わり、つまりは汗だくで抱き着いたんだ。これで少しくらい達郎も嫌な顔を・・・・・・・・・してないな。寧ろ・・・なんか、真っ赤になって・・・発情しているような。
私はなんかもう色々と虚しくなってきたのでラブコメを繰り広げている二人から目を外す。決して、ゆきかぜが羨ましくて殺意の波動に目覚めそうだとか、そういう訳では無い。
ちっ、私達の頃は同級生の男子達が先輩にお菓子を上げる姿を指を咥えて見ている事しか出来なかったというのに・・・・・・ちっ、ラブコメの主人公かよ。ちっ、一人だけいい思いをしやがって。ちっ。
はぁ、と人知れず溜め息を吐く。それでもキャッキャウフフしている後ろの二人の声が聞こえるから、その場をさっさと去ろうとした時、視界の端に人影が写った。
ソレはバッタのようなお面を身に付け、素顔を隠している。しかし、不審者などではなく、歴とした私の後輩でゆきかぜ同様、昔馴染みである『水無瀬 秋水』その人であった。
今でこそ、おかしな格好をしているものの昔は仮面などを付けておらず、その素顔を知る者は少なくなったが噂通りの美男子であった事は間違いない。
・・・あまり思い出したくないが、というか殆ど覚えていないが先日の任務で物凄い醜態を晒してしまい、正直顔を合わせづらい人物でもある。
噂では彼もゆきかぜと何らかの卑猥な関係にあるのでは?とあるがそれは違う。自他共に認める女嫌いであるものの、単純に性に関する事を忌避しているだけであり、普通に接していれば普通に接し返してくれる。
・・・でも、ゆきかぜだけ判定が緩い気がする・・・というか絶対そうだ。挨拶代わりに抱き着くとか羨ま・・・なんてハレンチな。
あぁ、それと誤解のないように言っておくと達郎も健全な関係を築いているぞ。その辺は忍法も使ってしっかり監視しているので問題無い。
「・・・凛子さん」
「ん?・・・あぁ、
私は・・・媚薬が原因で先日の任務を失敗したから、貰えないだろうな。
どうせ彼も信頼しているゆきかぜに渡すのだろう。彼女なら不本意ながらもそれなりに媚薬への耐性があるし、彼と最も親しい女でもある。
私も他と比べれば、彼とは格段に親しいと胸を張って言えるがゆきかぜが相手では分が悪過ぎる。なんだ同棲って。なんだ義理の兄って。羨まし過ぎるぞ、クソが。
こっちは血が繋がってるから、達郎に全く手が出せないってのにお前は選り取りみどりかよ。
はぁ・・・虚しい。もう今日は授業も部活も無いから、さっさと帰ろ。
「・・・凛子さん、待って下さい」
「!・・・ど、どうした?」
と思いながら、秋の横を通り過ぎると手を引かれた。・・・て、手・・・握っちゃった・・・わわ!や、柔らかい・・・凄い・・・いつの間にこんなに成長して・・・。
「・・・これ」
そうして差し出されたのは可愛らしくラッピングされたクッキー。その数三袋。・・・ん?三?
「え・・・わ、私にか」
「・・・はい」
恐る恐る受け取り、まじまじと見る。やや形が崩れているがある程度均等に作られた物、まるでお店にあるような綺麗な物、そして大きさも形もバラバラな物の三人分。
恐らく、綺麗なのが秋のだろう。となると残る二つは・・・。
「他二つは・・・その、頼まれました」
「あ、あぁ・・・そうか。良ければ礼を言っておいてくれないか?」
「はい・・・それでは俺はこれで」
「あぁ・・・気を付けてな」
「はい・・・・・・あ、食べるのは帰ってからにして下さい」
「?・・・承知した」
この時は意味が分からなかった。きっと目の前で食べられるのが恥ずかしかったのだろう、と一人勝手に結論付けて私は帰路に着いた。
早く秋の手作り(と顔も知らぬ男子)のお菓子が食べたくて、さっきまで笑い転げていた女共の舌打ちの音なんか気にせず、ルンルン気分だった。ソレが劇薬であるとも知らずに。
◇
で、この様である。
最初は味わって食べようとしたが幼馴染みとは言え、美男子の手作りというだけで凄まじいまでの補正が掛かり、手が止まらなかった。無論、補正無しでも美味しいが。
媚薬の効果が最初に少し出たのもいけなかった。ほんの少し効果が出ただけでこの程度か、と甘く見てしまったから。
全て食べ終え、少し発散しようとなんとかベッドの上まで来れたが媚薬の本領が発揮され、完全に動けなくなってしまった。
おかしい、話が違う。こんなの現役の対魔忍ですら耐えられるか怪しい猛毒だ。これと同じく物をゆきかぜが?・・・不味い、達郎がッ・・・!
そう思えどもすぐに強烈な快楽が思考を塗り潰す。もうイッてるのかどうかすら分からない。耳を通り抜けていく自身のモノとは思えない獣のような嬌声、ガクガクと痙攣が止まぬ四肢、息が喉を通るだけで快感を感じ、呼吸すら真面に行えない。
そんな時、ふとここに居る筈の無い人が明滅する視界に写り込んだ。それは先程と変わらぬ仮面を付けて、表情が全く分からぬがいつの間にか開いた窓枠にしゃがむ愛しい人だった。
「ふぇ・・・?しゅうぅ・・・?♡」
「うわっ・・・物凄い事に・・・・・・その・・・すみません」
・・・いや違う違う。ただの幼馴染みだ。今のは媚薬で少し・・・いや、かなり弱っていて・・・・・・そう!吊り橋効果ってヤツだ。
「やらぁ・・・み、見ないでぇ・・・・・・違うのぉ♡これはッ・・・媚薬の所為でぇ・・・♡」
「分かってますよ。だからこうして来たんです。・・・なので・・・あの、何かして欲しい事ってありますか?」
「して欲しい事ぉ?・・・ギューッてしてぇ♡」
「え・・・・・・あ、はい。・・・こ、こうですか?」
「んふふふ♡しゅう、だいしゅきぃ♡♡」
あっ♡あぁ゛♡イクッ♡イッてるぅ♡
へぇあ!?そ、そんな強く抱き締められたら・・・い゛ひぃ゛いぃ゛ ぃ ゛ぃ♡♡しゅごいこれぇぇ♡♡胸の奥までしゅうで満たされちゃってるのぉぉ♡♡
「あ、す、すみません、凛子さん・・・つい」
「
「・・・凛子」
「ッ!!?♡♡」
へぇあ?なに・・・今の?名前呼ばれただけで・・・凄い快感が・・・・・・それに頭もなんか・・・フワフワして・・・胸がポワポワする・・・。
「もっと・・・♡もっと呼んでぇ♡♡」
「凛子」
「んふぅー♡み、耳元で囁くのらめぇ゛♡」
「なら、やめますか?」
「やー♡嘘なの♡もっと呼んで欲しい♡凛子をもっとダメダメにして欲しいのぉ♡♡」
どうやら私はこの甘美な時間から・・・暫く、抜け出せそうにないようだ。
◇
ゲロ甘な空間を作り出しているゆきかぜと達郎、それを見て死んだ魚のような目になっている凛子さんがその場を去ろうとしたので丁度いい、と駆け寄る。
なにやら勘違いをして受け取らずに帰ろうとしたが引き止めてなんとか受け取って貰う事に成功した。
これで取り敢えず悩み事は無くなり、小太郎や上原に挨拶をして帰路に着こうとした。そしたら、家に帰ってみるとじいやに呼び止められた。
どうしたのだろうか?と思い、話を聞いてみるとなんかゆきかぜがヤバいらしい。
「・・・え、ゆきかぜ帰ってるの?」
「えぇ、今は自室で安静にしております」
てっきり、達郎と熱い夜を過ごすものだとばかり思っていたから、これには普通に驚いた。話を聞く限りでは達郎とは結局、何も無かったらしい。
「・・・ふぅん、意地でここまで帰って来たんだ」
聞いた訳では無いがなんとなく分かる。
どうせ、媚薬の効果が出てない事を不審に思った達郎が抱き着くなりして、ゆきかぜの情欲を煽る。それでもゆきかぜは達郎を襲わなかったから、達郎は『やっぱりゆきかぜは他とは違う』とかそんな感じのおかしな自信を抱いて、ゆきかぜはもう色々と限界で早足で帰って来たのだろう。
この媚薬自体、割と即効性ではあるものの効き目の波が来るのが遅い。それは処方する量が多ければ多い程に遅く、後から大波がやって来る。
ちょっと心配になったので覗いてみれば、案の定だった。いや、予想よりも凄い事になってる。白目剥いて完全に気絶してるよ。
達郎を呼ぼうと思った。ゆきかぜの相手をしろって。男を見せろって。でもやめた。それをしたら、これまでのゆきかぜの涙ぐましい努力が水の泡になってしまうから。
で、どうしようか考えて、そう言えば机の引き出しの二重底になっている所にある小さな金庫にゆきかぜがいつも使ってるエログッズがあった事を思い出した。
暗証番号?不知火さんの誕生日と失踪した日の二つだ。
そうして取り出したのは子供用の小さく細いオナロ。上原といい勝負をしている。因みに爺やお手製である。必要だから、と無理矢理渡された時のゆきかぜの顔が今でも忘れられない。
あんだけ嫌々言ってたのに期待した眼差しで手元のそれを見て、しかもそれにどハマりしてしまった程にゆきかぜにとっては気持ちいいらしい。
本当は任務時に媚薬を摂取してしまった時用なのだが・・・過保護さが裏目に出たな、爺や。
水遁の術で胃の中にある媚薬を取り除こうと思ったが完全に体内に吸収されているのでそれも叶わない。だから、許せゆきかぜ。別に俺が直接手を出す訳では無いんだ。
そんな訳で意識が逝ってるゆきかぜを更にイかせた。
もう凄まじい程の乱れっぷりだった。気絶してるのに滅茶苦茶喘いで途中でじいやが心配して見に来た。生け捕りにした車海老のように跳ねまくるから、爺やに抑えて貰って、なんとか真面に呼吸ができるレベルまでは収まった。
これ以上すると幾ら対魔忍と言えどもイキ過ぎて下手をすれば、脳みそが溶ける。耐性の無いゆきかぜなら尚のこと。
一段落着いて後は爺やに任せる事にし、俺は部屋から出る。一息吐いてそこでふと、気が付いた。
(あ、凛子さん・・・)
全く同じ物をあの人には三倍分渡してしまった。今回はこちらが完全に悪く、あの人にはなんの落ち度も無いので流石に知らんぷりは出来そうにない。
と言うか、ゆきかぜの様になるだろうな、と思ったから、家に帰ってから食べるように言ったのだ。あの人なら色々と律儀だから、媚薬だと知った上で完食してしまうだろう。
そんな訳で大急ぎで様子を見に来たら、案の定である。窓から見える部屋のベッドで対魔忍スーツのまま乱れ狂っていた。
しかし、流石と言うべきか。色々と一杯一杯ではあるものの、ゆきかぜのように気絶はしておらず、確かに意識があるようだった。
それでもかなり危ない状態である事に変わりは無い。鍵が閉めてあった窓を水遁で水を隙間に通して鍵を開ける。
すると、漸くこちらに気付いたのか、虚ろな目の凛子さんがこちらに視線を向けた。
「ふぇ・・・?しゅうぅ・・・?♡」
「うわっ・・・物凄い事に・・・・・・その・・・すみません」
篭っていた雌の匂いが一気に押し寄せ、ちょっとクラッと来てしまった。こうして自分の仕出かした事を目の当たりにするとどうしても罪悪感が湧いてしまう。
だから、それを発散する為なら出来る限りの手助けをしようと思った。女性に対してのそういったお世話は前回のように特別授業を受けさせられて割と心得ている。本当、皮肉な事だけど・・・。
でも本番は駄目。幾らこの人でも少し心の整理とか・・・色々と・・・・・・と、兎に角、「なんでも」と申し出はしたが流石に少しは制限を付けさせてもらう。
そう思い返して口に出そうとしたのだが・・・。
「して欲しい事ぉ?・・・ギューッてしてぇ♡」
「え・・・・・・あ、はい。・・・こ、こうですか?」
「んふふふ♡しゅう、だいしゅきぃ♡♡」
え、可愛い・・・じゃなくて。
ギューッとする
↓
抱き締める
↓
抱く
↓
セックス
って意味かと思ったけど、本当に抱き締めるだけだった。この密着状態を利用して押し倒されるかと思ったがそんな事は無く、只管に抱き着かれる。
こんな事でいいのなら、と思って強く抱き締めると加減を間違えてしまったらしく、一際大きく身体を痙攣させた。
どうやらイッたみたいだ・・・・・・あぁ、そうか。媚薬で敏感になり過ぎているから、過度な刺激は逆効果なのだろうか?
それにしても新鮮だな。こんな凛子さんを見たのは初めてかもしれない。前はこうなる前に自分でどうにかする余裕があったから自分でオナってたのか・・・。なんだろ・・・人肌が恋しいのかな?
「んふぅ♡・・・ん♡しゅう?・・・なんかおまんこに固いのが・・・」
「あ、す、すみません」
ヤバいと思い、すぐに離れようとしたが互いに抱き締め合っていたし、デバフ状態とは言え、これでも次期エース候補で純粋な実力的にも逸刀流の師範を任せられる程の力の持ち主。
何より、体勢的にもあちらが有利で駄目押しとばかりに脚を絡められていたので逃げる事は叶わない。まだに感じる溢れ出る愛汁が僅かにズボンの上から感じ取れた。
襲われる、と反射的に結論を出し、身体が恐怖で硬直する。無理矢理犯され、種を産み付けられ、気絶すら出来ない激痛に襲われながらの出産までの光景が瞬時に頭の中で再生された。
「ん・・・大、丈夫・・・だから・・・」
「!?」
だけど、それは現実にはならなかった。襲われる事は無く、さっきよりも強く包み込むように抱き締められた。必死に性欲を我慢し、こちらを安心させようと頑張っている事が容易に理解出来る程に苦しそうな声。
この人なら大丈夫だと、何故か先程までの恐怖は欠片も残っていなかった。
「耐える・・・ふぅー♡・・・耐えるからッ・・・・・・ごめんね、怖がらせて・・・はぁーッ♡はぁーッ♡・・・大丈夫ッ・・・だから・・・・・・だから・・・泣かないで・・・?」
「え・・・」
言われて初めて気が付いた。冷や汗とは別に頬を伝い落ちる雫に。ソレは恐怖が限界を超えてしまったが故に出た物で・・・きっと今も出ているのは安心したからだと思う。
「どうして・・・」
「分、かる・・・よ?だって・・・んん♡・・・ずっと一緒にぃ・・・♡居たから・・・・・・ずっと・・・見てた・・・からぁ♡・・・ふーっ♡ふーっ♡・・・ごめんね・・・守れなくて・・・ィ♡・・・・・・もっと・・・私が強かったらッ♡・・・秋にぃ♡・・・こんな辛い思いをさせずに・・・済んだのに・・・」
「・・・・・・」
「頑張るからぁ・・・♡耐えてみせるからぁ・・・♡秋が・・・殻に閉じ篭らなくて・・・いいようにぃ・・・♡せめて、私の前ではぁ♡・・・はぁ♡はぁ♡・・・・・・安心出来るよう・・・♡」
媚薬の所為で甘い声になっている。普段なら、キリッとした表情でさぞかしカッコよく見えるのだろう。でも・・・それでも・・・。
「・・・ごめんなさい、凛子さん」
「むぅ・・・凛子ってぇ・・・」
「・・・はい・・・そうでしたね、凛子」
「えへへ♡・・・ィ゛♡」
思い返してみれば、前回の任務で襲われそうになったものの、あの時ももしかしたら抱き着きたかっただけなのかもしれない。まぁ、どちらにせよあの時は敵地の真ん中だったから、気絶か拘束くらいはしただろうけど。
それでも確かな事は・・・この人なら、もう大丈夫だという事だ。・・・いや、この人は大丈夫だったんだ。それを俺が見て見ぬ振りをしていただけで。
「ィギィイ゛ィ いィ゛♡♡・・・はぁ♡はぁ♡・・・ぁあ゛ ぁ ゛あぁ゛ あ ァ゛♡♡・・・はぁーッ♡はぁーッ♡・・・ぐぅ♡」
「・・・凛子」
「ふぇ・・・?どうし・・・・・・」
凛子さんがイキまくってる最中に身体を起こし、馬乗りの状態になる。準備をして、頃合いを見て名前を呼べば、さっきまであれだけ乱れていたのにこちらを見て呆然としていた。
「綺麗・・・」
「ぅぅ・・・あんまり・・・ジロジロ見ないで・・・」
「あ・・・あ、え・・・す、すまない・・・・・・つい」
仮面を取った顔・・・つまりは俺の素顔を見て、凛子さんは思わず、と言った風に声が漏れていた。
こんなにも純粋な目で見られたのは初めて・・・・・・と言うか、人に見せる事自体が数年振りなので・・・中々に気恥しい。
「でも、どうして・・・」
「その・・・仮面よりかは・・・色々と捗るかと思って・・・・・・自分で言うのもなんですけど・・・」
序に着ていた対魔忍服を肌蹴させ、上半身だけだが下に着ていた対魔忍スーツのみになる。先程まで純粋だった凛子さんの瞳が一瞬で情欲に染まったのが分かる。
ゴクリと言う音もハッキリと聞こえたし、何よりも舐めますような視線が耐え切れず、両腕で身体を隠すように包んでしまう。
しかし、恥ずかしいだけで不思議と不快感は無かった。
「ほ、本番は・・・駄目です・・・・・・あの・・・オカズにする・・・とかなら・・・」
「い、いいのか?」
「は、はい・・・どうぞ・・・・・・遠慮無く・・・」
返事は来なかったが、代わりとでも言うかのように盛大にイッた。おまんこを触っていないのに・・・恐らく、妄想だけでイッたのだろう。
媚薬の所為とは言え、とんでもない変態だなぁ、と思うと同時に顔がニヤけて仕方無い。もっともっとイッて欲しくて、もっともっと感じて欲しくて・・・。
その日、俺は初めて水城家に帰らなかった。
堕ちたな(確信)
はい、そんな訳でチョロっチョロのチョロイン水無瀬君でした。なんかアッサリしてると言うか、唐突な感じがするけど許して。対魔忍世界ではいつも急に誘拐されたり、眠らされたりして調教されて肉便器堕ちなんてのが日常茶飯事なんですから。
今回、水無瀬君が仮面を外しましたが人前では今後も普通に付けます。達郎達が居ても付けます。凛子さんと2人っきりになったら外します。容姿はご想像にお任せします。イメージとしてはホンワカタイプと言うよりもキリッとした感じの美人(男だけど)
ゆきかぜがラノベのハーレム系主人公だとしたら、凛子さんはエロゲの主人公・・・みたいなイメージで書いてみました。(ラノベ主人公気絶してるけど・・・)
熱い夜・・・とまで行くかは未定ですがエッチシーンはカットしました。だって本番無しですし・・・。
需要があれば、次回の前半辺りに載せようかと思います。無かったら?途中でチラッと挟む程度です。
どんな内容かをざっと言うと、只管に玩具などで凛子さんが虐められるだけです。途中、友達と駄弁ってから帰って来た達郎と扉越しに話す羞恥プレイとか、声を抑えての容赦無しのイキ地獄とかそんな感じ。
これまでの積み重ねが幸を成したのか、なんか想い人(無意識)が知らぬ間に自分にデレデレになって大勝利な凛子さん。因みに前回は普通に襲おうとしましたがそれを水無瀬君が知る日は来ません。
今回も普通に襲おうとしました。しかし、この状態では一瞬で逃してしまう、と僅かに残った冷静な部分が判断。そこでまずは抱き締めて拘束しようとしたら、思った以上にそれが気持ち良くて、この状態では真面にエッチ出来ないと判断してのあの結果です。
まぁ、その後に結局狂わされるんですけどね。
水無瀬君が脱いだ時?童貞特有のテンパリ。
途中で出て来た上原という人物について少し紹介。対魔忍rpgのネタバレありですが飽く迄もこの世界線での話ですので原作と異なる部分があります。
(九割wiki引用)
【上原(うえはら) 鹿之助(しかのすけ)】
一人称は『僕』(原作は『俺』)
見た目は気弱そうな男の娘。
対魔忍の一人で五車学園の学生でゆきかぜや水無瀬君と同クラス。“電輝の対魔忍”として勇名を馳せる上原燐(うえはらりん)を従姉に持つ、電遁の術使い。
一応、上忍の家として代々続く名家であるが本人の戦闘能力は術や身体の小ささなどの理由から最底辺。
電遁の術は文字だけ見ると派手な忍法のようだが、雷を操る“雷”遁の術とは全く違い、生命体に存在する僅かな電気を操るのが主体の忍法で、その力は冬場の静電気程度といわれる。しかし、ふうまの機転の良さと組合せる事で相手を一方的に無力化する事も可能(将来的な話)
実技は下から数えた方が早い、座学もまぁまぁいい程度である彼はゆきかぜと並んで称される水無瀬に憧れを抱いていた。そんな中で行われたオナニー大会。最初は恥ずかしかったが性欲に耐え切れず、夢中となる。しかし、極短小な彼は全く気持ちよくなれず、ここでも劣等感に苛まれる。そんな時に手を差し伸べたのが水無瀬君であり、媚薬の効果も相まって彼の膝の上で乱れた。以降はその事を思い出して夜な夜な修行に励んでいる。
最後にアンケート。今後の大勝利した凛子さんの展開についてです。
二人の関係をどうする?
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恋人(最後まで純愛?)
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恋人(ntrが入るが最後は幸せ)
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恋人(ntrられる)
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両片想い(最終的に純愛な恋人)
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両片想い(ntrられる)