エロ本を見付けた。凛子さんの部屋で。
「・・・・・・」
事の発端はいつもの如く凛子さんの性欲を気絶するまで発散させ、部屋まで送ってベッドに寝かせた時だ。
そこでふと、部屋を見渡してどうにも散らかっている事に気が付いた。とは言え、物の数分で片付く程度だったので軽く整理整頓をしていると本棚の奥に二重底ならぬ二重壁のような物を見付けた。
・・・で、好奇心に負けて覗いてみると案の定と言うか、エロ本やその他諸々が入っていた。適当に手に取った本の表紙は委員長っぽい女の人が首輪を付け、美少年に分類されるであろうバニー服姿の男の子に土下座をしていると言う、かなりアレな物であった。
題名は『我慢出来ずに襲ってしまった近所の男の子に飼われる冷徹委員長』である。
「・・・・・・」
無論、これだけでは無い。他にも『年下幼馴染みによる射卵管理日記』だったり、『普段はクールな後輩が乱れる夜』などなど。漫画だったり、仕舞いには動画だったりともう両手では数え切れない程のエロ系統の資料が出て来た。
・・・いや、まぁ・・・うん。気持ちは分からなくも無いんだけどね。分からなくもないが・・・・・・なんか無性にイラッと来る。
確かに凛子さんがこうなってしまった原因は俺にある。それは承知の上であり、その罪滅ぼしとして本番は無理でもある程度の願いは聞き入れてる。
しかし、だ。これだけのコレクションがあるという事は・・・つまり、俺では満足し切れなかったという事か?ここまで身体を張っているのに?
「・・・・・・不本意だけど・・・勉強するか」
ササッと幾つか拝借し、俺は秋山邸を後にする。
別にそういった行為にプライドを持っている訳でも無ければ、それを傷付けられたとか断じて無い。他人にハンデを負わせてしまい、その責任を取る為に万全を期すだけだ。
それにコレは恩返しのような意味も含めているのだ。適当に行うのは、流石に人としてどうかと思う。
そう、人として当然の行いである。・・・うむ、だから俺は悪くない。悪いのはこんな見付け易い所に置いていた凛子さんだ。そうだ、凛子さんが悪いのだ。うむうむ、悪いのは凛子さんなのだ。
そう自己弁護を行い、早足で部屋に帰った俺は・・・次の日、見事寝不足となった。
◇
成績優秀、容姿端麗、おまけに名家出身で実力も申し分無い。そんな完璧超人である秋山家の長女『秋山凛子』は現在、非常に焦っていた。焦り過ぎて、表情筋が仕事しなくなるくいらいにはマジで余裕が無かった。
と言うのも、秋水との淫らな関係がかれこれ数週間続いたある日のこと。秋水が学校を休んだのだ。
ゆきかぜ曰く、かなり体調が悪いらしいが数日したら治るとの事だが・・・ゆきかぜ自身内容は爺やから聞いたらしく、詳しい病状とかは知らないらしい。
見舞いに行こうと思ったが、他ならぬ秋水自身が「誰にも逢いたくない」と拒否したらしいのでそれも叶わない。
そうして心配だけが募り、気付けば一週間の時が流れていた。秋水は今日も学校を休んだ。
「・・・・・・うっ♡」
体調不良にしてはあまりにも深刻過ぎる。しかも、その間は面会謝絶。
体調不良が本当かどうかは置いといて、その一端を自身が担っていると思うと凛子の胸の内にどうしようも無い焦燥感が湧いて来る。
「・・・・・・無い、か」
普段は整頓している自室が、今は見る影も無く散らかっている。目的は無くし物の捜索であるが、結局それは見付からなかった。
「腹を括るしか・・・」
彼女の捜索物、それは・・・エロ本であった。
秋水が学校を休み、自身の内から滾る性欲をどうにか発散しようと久しぶりにコレクションを覗いて見た。最初は特に違和感を感じなかったが物色していく内にそれに気が付く。
弟の達郎ですら知らない本棚の奥の収納スペースに仕舞っていたコレクションの内、幾つかが全く別の物に刷り変わっている事に。
物が物なだけに凛子は大いに焦った。そして、部屋中を探し回り、途中でエロ本を全て読破して、漸く現実を受け入れた。
あぁ・・・終わった、と。
仕立て人の特定は容易だった。
何せ、家に呼ぶ程に親しい友人なんて数えるくらいしか居ないからだ。皆、何処か一歩引いた感じで接して来て、彼女自身それが楽なのでいいのだが・・・。
そうして記憶を遡り、一番可能性の高い人物が秋水だった。
自惚れでなければ、秋と私はそれなりに・・・その、想い合っていると・・・思う・・・。明確に恋人同士とか、そんなんじゃないが。いや、でも私が秋の膝で微睡んでいた時にあんな事を言いながら、あんな事をされたのでもう実質恋人でいいんじゃないだろうか?・・・怖くて、告白なんて出来ないが。そんな、私の事を大好きな秋が私の自室で、如何にも自身を投影したようなエロ本を見付けたら・・・・・・。
完璧超人であろうとも思春期の女子高校生である事に変わりは無い。拗らせに拗らせた脳内では割と現実味を帯びたモノと所詮は妄想でしかないモノがごちゃ混ぜになり、大変愉快なストーリーが繰り広げられていた。
現実逃避とも言う。
「はぁ、やばい・・・」
最初は嫉妬なんて思い上がっていたが、流石に洒落にならない事に気が付いた彼女は思いの外溜まっていたが故にノーハンドで抜いた後な事も相俟って気分が急降下していく。
ああ見えて、結構打たれ弱い所のある秋だ。私でさえ、秋が他の女の事を考えているだけでどうしようも無い怒りと悲しみが湧いて来るのだ。それが性的な対象であってみろ。もう泣くぞ。
ゆきかぜが何故か自分にだけ、念を押して『来るな』と言われた事が余計に現実味を帯びさせて来る。
それがゆきかぜの意思ではなく、秋水から伝言を貰った爺やに念を押すように言われたらしいので、今までの夢のような関係との落差に「やらかした」と後悔の念が募っていく。
相手が昔馴染みで大切な近所の年下美男子であれば、尚の事。
そういう訳で達郎にもゆきかぜにも黙って、秋水が住んでいる水城邸へと赴いた。
因みに達郎達は遊びに行く、という名のゆきかぜとのデート中であり、本来なら二人っきりにさせないよう邪魔を・・・・・・じゃなくて、淫らな行為に及ばないように監視しに行くのだが、この日は涙を呑んで断念した。
「はい、どちら様でしょうか?」
「あ・・・秋山凛子です」
大きな館のインターホンを押して暫く。扉越しに・・・いや、自身を囲むかのように全方位から寒気がするような
生者でない特有の薄気味悪さに常人であれば震え上がるであろうその声は、幼い頃から慣れ親しんだ凛子にとって聞き慣れたもの。
しかし、今回は後ろめたさから、どうにも緊張で力んでしまう。
「凛子様でしたが。失礼ですがお嬢様に・・・」
「はい、それを承知の上で勝手ながら、訪問させていただきました。どうか、秋と会わせてくれないでしょうか?」
扉が一人出に開き、中から骨の執事が現れる。骨なので表情は変わらないがどうにも怪訝そうな様子から、凛子の返答を聞いて申し訳無さそうに骨の中の炎が揺らめく。
「申し訳ありません。他ならぬ、秋水様のお申し付け故に、それは聞き入れ兼ねます」
「そ、そこをなんとか・・・」
分かり切っていた回答に凛子は食い下がる。だがそれでも首を縦に振らない執事に、自身が想定した以上に秋水は怒っているのではないか、と徐々に恐怖が湧き始める。
「ど、どうか!一目だけでもいいのでっ・・・!」
「再三申し上げます。駄目なものは駄目です」
意志を曲げる気は無いのか、聞き分けの無い子供を諭す様に執事の語調がやや強くなる。
元々、怒らせる気は無かった凛子はそれで勢いが弱まり、今日は諦めようと意識が傾いて来た。そんな時、屋敷の奥から人の気配がした。
見なくとも分かる。一週間ぶりの秋水だった。
「・・・爺や、どうかしたの?」
「しゅ、秋水様!?お部屋からお呼び頂ければ、行きましたのに」
「水を頼んで待っても来なかったから、こうして居るんだけど・・・。それより、誰か来たの?」
「あっ・・・えっと・・・」
現状が中々にマズイ状況だと認識した執事が玄関の外に居る凛子をチラチラと見て、どう誤魔化そうかと考える。
自身の存在がやはり都合の悪いモノだと感じた凛子だったが、それよりも久しぶりの秋水との再会にテンションが上がっていた。
結果、あれだけ会うな、と釘を刺されていた凛子はやや身を乗り出して自身の存在を秋水に教えた。
「秋!わ、私だ!ひ、久しぶりだな。調子は・・・」
「は?なんでその人が居るの?」
その人・・・その人・・・・・・その人・・・・・・。
一週間ぶりの邂逅に、凛子自身浮かれていたのか、どうにもテンションが爆上がりしていた。だが、直後の冷た過ぎる声色と自分を呼んだ呼称に凛子の動作は完全に停止する。
そんな時が止まった彼女の瞳に映し出されていたモノは、階段から見下ろす、心底不機嫌そうな顔をした想い人だった。
「え、えっと・・・それが・・・どうしても、と・・・」
「・・・早く帰って」
「しゅ、秋!ま、待ってくれ!あれは誤解なんだ!!と、取り敢えず、話を・・・!」
「・・・ちっ」
大体の事情を把握したのか、もう用は無い、と踵を返す秋水に我に返った凛子は慌てて呼び止める。・・・だが、その返答は館内にやたらと響く舌打ちだった。
それを聞いただけで、凛子の勢いは瞬く間に喪失する。
伸ばした手は力無く宙を彷徨い、表情からは感情が何処までも抜け落ち・・・。
まるで、何処かの誰かが大切な幼馴染みを寝取られた時の様に、その顔からは絶望が伝わって来た。
◇
「・・・・・・・・・うっ」
ビクンっ♡と震える身体。
カーテンを締め切った自室のベッドで凛子はオナニーに耽っていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・うっ」
再び、身体が震える。
しかし、その身体に快楽はあらず、ただ手に持った写真を凝視していた。
「・・・・・・・・・」
瞬きすらせず、空いた片手は貞操帯が外れたおまんこに、帰り際に貞操帯の鍵と共に爺やから渡された秋水のちんぽを模したディルドをずっと同じテンポで出し挿入れしていた。
「・・・・・・・・・・・・うっ」
薄暗くなっていく部屋の中で、涙混じりの情けない声だけが虚しく響いた。
◇
「・・・・・・何だよ」
「今すぐ姉さんに謝れ」
「・・・・・・なんかあったのか?」
病み上がりに学校に姿を出した瞬間、達郎に凄い形相でそう言われた。
「何も知らないとは言わせないぞ!姉さんが・・・忠告を無視してゆきかぜの家に行って以来、一度も部屋から出て来ないんだ!」
「・・・は?」
マジか、来ちゃってたのか・・・。あ、うん。そう言えば、来てた・・・ような・・・。
うーん、と・・・ダメだ。記憶が曖昧で殆ど覚えていない。
「・・・分かった。取り敢えず、今日お前の家に寄るぞ」
てな訳で、秋山邸にやって来た訳ですが。
早速、凛子さんの部屋の前に立った俺を変わらぬ様子で睨み付ける達郎に、少し居心地の悪さを覚えてしまう。
「変な事をするなよ」
「はぁ、相変わらず信用が無いな。昔はあんだけヒヨコみたいだったのに」
「だ、誰がヒヨコだ!大体、元はと言えばお前がッ・・・!」
横でギャーギャー喧しいのはホッといて、鍵が掛かっている部屋の扉に手を当て、深海魚からヒントを得た索敵方法で様子を探る。
部屋はまた散らかっている。しかも、当たり散らしたかの如く、家具が一部破壊されている。
凛子さんは普通に居るみたいでベッドの上で横になっている。瞼は開いているから、起きてはいるけど・・・これは・・・。
手を離し、ドアノブに手を掛けるとガチャり、と鍵が開く。そして、達郎に釘を刺してさっさと中へと入る。
「・・・あの人は俺がなんとかするから、お前はゆきかぜとデートでもして来な。ここからはお前にはまだ早い」
「へ?な、何を・・・あ、おい!」
また子供扱いを、なんて断末魔のように聞こえるが無視をして鍵を閉める。
部屋は暗く、輪郭がボンヤリと見える程度。おまけに、呼吸をする度に卵が腐ったような酷い悪臭がする。
間違いない、卵子の臭いだ。
「・・・ッ♡♡」
血が燃え滾るのをなんとか抑えて、この酷い悪臭に漸く少し慣れた頃には視界も慣れて来た。
俺の存在に気付いていないのか、ベッドの上で寝そべる凛子さんは無心で何かを眺め、ディルドをヌコヌコしていた。
未だに俺に気付かない事や、先程から何度も絶頂しているのだろうがその手を止める気配が無い事から、相当ヤバい事が窺える。本当、何があったんだ?
「・・・凛子さん」
「・・・・・・うっ」
ふむ、反応無し。
仕方無く、スルスルと服を脱ぎながら、凛子さんの元へと歩み寄る。
「・・・っ!?しゅ、秋ぅむぅ・・・!?」
「んっ♡・・・はむっ♡・・・ちゅ♡」
取り敢えず、俺の存在を知らせる為に馬乗りになり、口の中へと舌を捩じ込む。
俺の股の下で更にディルドの出し挿入れが激しくなった、節操の無い凛子さんの手を重ねる様に持ち、優しく引き抜く。長時間挿入していたのか、相当粘り気が凄くかなり卑猥な音を立ててソレが抜ける。
そして、ディルドの形にぐっぱり開いた割れ目に手を被せ、疲労が激しいであろうおまんこを水遁で治療と保護を同時に行う。
「
「目を見ろ」
接吻は凛子さんが窒息しそうになるまで行い、両手で顔を固定して数センチの距離で目を合わせる。
その間、凛子さんは俺の頭から生える角、ピッチリ対魔忍スーツの背から生える翼と尻尾に気付く事無く、妖しく光る瞳に吸い寄せられる様に動かなくなる。
「・・・・・・」
「・・・ふぅ」
暫くすると、度重なる自慰でただでさえ、力が入っていなかった身体から、完全に力が抜ける。
その目に生気は・・・元から無かったか。
「幾つか質問するから、正確に答えて」
「・・・・・・はい」
抑揚無く答えが返される。
良かった。目の輪郭が俺の瞳と同じく妖しく光っているので、しっかりと催眠に掛かったみたいだ。
「こうなって、何日が経った?」
「・・・三日」
「食事、水分補給は?」
「・・・行ってない」
その答えを聞き、水遁で水分補給も行わせる。対魔忍と言えど、流石にこれは身体に相当の負荷が掛かっているだろうから。
「・・・ゆきかぜの家に行って、何があった?」
「・・・・・・」
その問いに対する解答が返って来ない。催眠が切れたか、と慌てたがどうやら違うらしい。
俺の催眠程度では抑え切れない程の感情が凛子さんの中で渦巻いていた。
「・・・秋に・・・嫌われた・・・」
「・・・は?俺に?」
そうして語られた、
それを聞き、どうしてこうも間が悪いのか、と頭を抱えてしまった。
「・・・嫌だ・・・・・・嫌・・・だ・・・。嫌われたく・・・ない・・・。嫌だ・・・よぉ・・・」
本来、そんな事は有り得ないが・・・催眠を解いてしまう程に泣きじゃくるその姿にどれだけ強い想いがあるのか、嫌でも伝わって来る。
同時に凛子さんの部屋での自身の軽率な行動でこんなにも追い詰めてしまっていた事に罪悪感が湧き上がった。
それにあの期間は24時間毎日襲って来る腹痛や吐き気、頭痛、それに睡眠不足も重なり、相当なストレスが溜まっていた。本来なら、もう少し軽めである程度慣れてはいたのだが・・・。
凛子さんとの関係が始まって、自慰の回数が毎日三回から五回まで増えた。
それに何の関わりがあるのか、と言うとそれだけ男の中にあるキンタマ*1に精子が吐き出される訳で。
それを排出する日が重くなるのは当然の事だった。
そんな訳でその日が来るとストレスで凄く性格が悪くなると言うか、隙あらば周囲に当たり散らしてしまうので基本的に誰とも、特に凛子さんとは逢いたくなかったのだ。
少なからず、
よく見ると、部屋の壊れた部分の大半はあのエロ本が収容されていた二重壁の所だった。先程、外で何かを燃やした跡があったので・・・つまりはそういう事だろう。
別にエロ本とか、AVで怒ったりはしないのだがな。イラ付きはするけど。
「嫌いになりませんよ。だから、もう泣き止んで下さい」
俺の催眠はかなりの制約があるから、こうなったら大して効果は期待出来ない。
なので、俺からしたら何がいいのか全く分からないが、胸板に凛子さんの頭を抱き込むように抱え、ギュッと
そして優しく頭を撫でてやれば、弱々しくだがギュッと抱き着いてきた。
取り敢えず、効果はありそうだったので満足するまで好きなだけ甘えさせてあげようか。
◇
この世界でも変わらず、女性の胸が膨らんでいる理由。それは前世と同じく、赤子に乳を与える為だ。
前世通りなら、赤子を産んだ男の役目である筈のその仕事は残念ながら、生殖率を取った代償に出産後の男の死亡率が極端に増加した為、女の仕事となった。
無論、中には生き残る男も居るのでそれなりに乳を出す事は可能なのだが、殆どが機能低下しており、女性と比べるとその量は雀の涙程で女性程、膨らむ事も無い。
「はむぅ・・・♡ちうちう♡」
「んっ♡・・・ふぅ♡」
そう、本来なら赤子に対してのみ機能する筈のその行為。どうして、それを年上のスタイル抜群の美女にしなければならないのか。俺は甚だ疑問だった。
「・・・んっ♡んんぅ♡パパぁ♡♡」
「か、完全に寝惚けてる。どんな夢を見てんだか・・・」
そろそろ眠ったか、と。ずっと覆い被さる体勢がキツかったので人間の姿に戻って凛子さんの横に寝転がり、体を休めていたのだが・・・。
なんか、今度は急に覆い被さられて、ピッチリスーツ越しの乳首をまるで赤子の様に一生懸命吸い出した。
確かに俺はもう出るのだが、だからと言ってそんなガッツク程だろうか。
これでしっかり眠ってるのだから、なんと言うか。大したモノだ・・・。
「んむぅ♡ちゅるるる♡♡レロレロ♡」
「くっ♡・・・うぅ♡・・・ひぅっ♡♡」
しかも、凛子さんの今の格好は全裸。つまり、この薄い布切れしか、俺達を隔てる物は無く。
そんな中で甘える様にその我儘ボディを押し付けられると・・・うう、本当に眠ってるんだよな?
「ジュルルルルゥ!!♡♡ちぅぅぅ♡♡んぅ〜ぱぁ♡♡れろぉ♡♡」
「っ゛〜〜♡♡ッッ゛♡♡くっ♡・・・ふぅ♡♡」
・・・白状するとこうなって、もう三十分以上経つので・・・その、何度もイッているのだ。
しかも、この身体は数回胸でイッただけで収まる程、甘くはない。
凛子さんが眠っているであろう事を願うのは、先程から勃起してビクンビクン♡と情けなく痙攣している敏感ちんぽが凛子さんの身体にしっかりと密着して、その存在を主張しているからだ。
程良く鍛えられ、それでいて包み込む様な柔らかさのお腹に押し付けられるこの現状は。ハッキリ言って、隠しようが無い程にバレバレな状態なのだ。
「ふぅーっ・・・♡ふーっ・・・♡あ、ちょ、馬鹿っ♡」
「・・・〜〜っ♡♡んぅ〜♡♡」
グショグショに濡らしたおまんこをヘコヘコと擦り付けて来るものだから、脚を閉じていたのだが・・・。
一瞬の隙を突かれて、股の間に入り込まれてしまった♡
しかも、イッた反動でこちらが背を仰け反らせていたのをいい事に、そこに手を滑り込ませてガッチリと抱き締められた。
もう逃げ場が・・・♡♡
「ジュルルッ♡ジュゾゾゾゾ♡♡んちゅ♡れろれろぉ♡♡はむぅ・・・♡」
「はぁ゛あっ♡ぁ゛・・・や、やめっ・・・ふぅっっ゛〜〜〜・・・ん゛ん゛っ♡♡」
あぁ・・・ダメだな。
イキ過ぎたのと慣れない魔の力で、もう押し退ける事すら出来ない。
寧ろ、魔の力の副作用で声を抑える気力も、尿道姦への恐怖も消えて行く。残るのはただ、目の前の発情したメスの子を孕みたいという卑しい淫売精神のみ。
対魔忍スーツにクッキリ浮かんだ俺のちんぽに、孕ませたいと直接おまんこを擦り付けられる。
俺の身体も、もう言う事を聞かずに開脚させられた脚が凛子さんの身体をロックした。絶対に逃がさないとばかりに、それはもうガッシリと。
もう逃げるのは止めよう。凛子さんだって、絶対に起きてる。・・・と言うか、これで寝てるとか無理があり過ぎるだろ。
いつかは、と思っていたが。案外、早かったな。
この人も相当我慢していたろうし・・・もう、楽になっていいだろう。
その夜、調教されておまんこを自ら求めるような、唾棄すべき存在だと見下していた奴らと同じように。
俺は、数えるのも億劫な程に喘ぎ、イカされまくった。
◇
「・・・んぅ?・・・秋ぅ?・・・・・・へ?なんで・・・え?どういう・・・」
「〜〜〜〜っ!!?・・・馬鹿!阿呆!俺の決意を返せ!!この性欲猿が!!」
「え、え?秋?なんで怒って・・・・・・。え、秋どうしてそんなエッチな格好を・・・」
「アンタがこんなんにしたんだろうがっっ!!」
「わ、私が?・・・・・・はっ!?秋の乱れたエッチな姿に・・・私は全裸・・・気が付けば、朝で・・・。これって・・・も、もしかして・・・何も起きない筈が・・・」
「『もしか』しねぇよ!!何も起き無かったわ!!何も無かったんだよ!ホント、信っじらんないっっ!!マジで寝てやがったよ!!・・・〜〜〜っ!あぁ、もう!帰る!!」
「え、ちょ、秋!ま、待って!嫌だ!嫌いにならないで!!」
「知るか!一生、一人寂しくオナッてろ!!」
その後、仮面越しにでも分かる程に怒気を放つ美男子と、それをオロオロと珍しく狼狽しながらも謝り倒して追い掛ける斬鬼の対魔忍の目撃情報が多発した。
「むぅ、姉さんがあんなに謝ってるのにぃ・・・秋の奴!」
「いや、あれもう放っといていいんじゃない?今回は見るからに凛子さんの方が悪いみたいだし・・・・・・そ、それより達郎?その・・・今日の放課後にまた二人っきりで街に出掛けたりとか・・・」
「え、どうして?姉さんも元気になったし、秋と引き剥がす為に誘って行こうよ?」
「へ?・・・え、ぁ・・・えーっ・・・とぉ・・・そ、そうねぇ・・・・・・あ、あはは」
死んだ目でまだ許さないでくれ、と仮面の美男子に懇願する雷撃の対魔忍も目撃されたとか・・・されないとか。
ちょっとした裏設定
水無瀬秋水
・父は対魔忍、母は淫魔のハーフ。幼い頃に魔の力に目覚めたが、以降はその力を嫌って殆ど使わない。大体7:3の割合で受け継ぎ、淫魔としての姿はそれなりだが、その力はかなり弱い。性欲が強いのもここに起因する。
・催眠
今回、凛子に使用した技。母親はチラ見しただけで完全に虜に出来るが、秋水は『相手が精神的に弱り』『至近距離で目を合わせ続け』『尚且つ、相手が自分に夢中である』必要がある。また、拘束力もあまり強くなく、催眠中に精神を回復されるなどしたら、簡単に解ける。
・変態
おっパイセンの様に常に角が生えていたりはせず、人間の姿と淫魔の姿を自在に切り替えられる。この姿を知っているのは爺やに水城不知火、そして母親のみ。凛子さんはそれ所では無かったので気付いていない。
普通に空を飛んだり出来るが、その性能はあまり高く無く、移動速度は普通に走ったり、ビルを飛び移った方が早い。