「真咲くん、誰と話してたの?」
風呂上がりの一花がいきなり詰め寄ってきた。
少しだけたじろいでしまうが、やましいことはしていないので、俺は素直に答えることにする。
「らいはだよ」
「らいはって上杉くんの妹の?」
「そう」
「……そっか、楽しそうに話してたから誰かと思ったよー」
一花にはよく上杉のことを話しており、らいはや父親とも交流があることを知っている。
「唯一の友人の妹だからな。仲良くしないと」
「そうだね。真咲くんは友達少ないもんね」
「彼女なら少しはフォローしてくれよ」
そんな心配性の一花だが、恰好が凄いことになっている。
「俺が用意した短パンは?」
「着てないよ」
一花は俺のTシャツ一枚しか着ていない。
「なんで?」
「前に言わなかったっけ? 寝るときショーツしか穿かないから」
「そのショーツは穿いてるの?」
「穿いてないよ。替えのショーツ持ってきてないし」
つまり一花は下に何に穿いてないことになる。
上半身もよく見ると、ブラを着けてないようで、乳首がくっきりと浮き出てしまっている。
「コンビニで買ってこようか?」
「大丈夫。今日の洗濯してるから、明日の朝まで乾くでしょ」
乾燥機能がある洗濯機なので確かに乾くけど……。
「それに男の子ってこういうのが好きなんだよね?」
妖艶な笑みを浮かべ、一花が抱きついてきた。
男の夢が詰まった二つの果実が胸板に押し付けられる。
「……好きです」
「知ってる。真咲くん、私のおっぱいよく見てたもんね」
「ば、ばれてたのか……」
「女の子ってエッチな視線に敏感なんだよ?」
うろ覚えだけどバストは90近くあったはずだ。そんな巨乳をガン見しない男なんて上杉くらいだろう。
「ねえ、真咲くんの部屋に行こっか?」
「俺の部屋に?」
「うん。それともここでする?」
一花が耳元で呟く。
まるで悪魔のような囁きに心が乱れる。
「……部屋に行こう」
「わかった」
腕に抱き着かれながら自室に移動する。
これから俺は童貞を捨てることになる。
相手は転生前から好きだった中野一花。
極度の緊張と興奮で、心臓が破裂しそうになる。
「ここが真咲くんの部屋かー」
心臓をバクバクさせながら部屋に着いた俺は一花と並んでベッドに腰を下ろす。
一花は物珍しそうに、俺の部屋を見渡している。
「男の子の部屋に入るの初めてなんだよね」
「そうなのか?」
「うん。やっぱり漫画が多いね」
「まぁな」
趣味がアニメと漫画なので、必然と漫画が多くなる。
一花に趣味を打ち明けた時は引かれるかと思ったが、好感度がカンストしていたようで、引かれるどころかおすすめの漫画などを訊かれた。
「またおすすめの貸してね」
「もちろん」
「ありがとう。……それじゃしよっか?」
「……いいのか?」
「いいよ。私は真咲くんの彼女だから――――好きにしていいんだよ?」
一花はそう囁くと、ゆったりこちらに身体をもたせかけてきた。
ここまでお膳立てをされて、手を出さないのは男じゃない。
俺は覚悟を決めると、一花の前髪を撫でながら、無防備に差し出された唇にキスをした。
ふんわりと柔らかい感触が、一瞬だけ唇に伝わる。
「ふふ、キスしちゃったね」
「あ、ああ……」
「もっとしよ?」
再び一花の唇を奪った。
「……んっ、あっ……」
今度は唇を離さず、くっつけた口の中に舌を入れる。
「ふぁっ、あっ、んっ……」
あたたかい吐息と、ぬめっとした舌の感触が全身に伝わってくる。
頭が蕩けそうになっていると、一花からも舌を絡めてきた。
「ん、ちゅっ、れろっ……」
積極的に迎えにきて、絡められる舌。
「んっ、ちゅっ、んはぁっ……ぢゅるっ……」
本能が求めるまま貪るようなキスをして、それからすっと顔を離した。
「はぁっ、ふぁっ、あっ……」
一花の頬はすっかり紅潮していた。
俺はたまらず豊満な乳房に手を置いて、まさぐるように愛撫する。
「ぁ、んっ……」
衣服越しでもその柔らかさは手にしっかりと伝わってきた。
「一花のおっぱい、すごい柔らかい」
「んっ、あっ……よかったぁ。もっと触っていいからね……」
指が沈み込む柔らかな感触がたまらない。
ひたすらに揉み心地に魅了され、夢中になって手を動かす。
「あっ、あんっ、んぁっ……」
一花の甘い嬌声が理性を徐々に崩壊させていく。
「ね、キス……しよ?」
一花の甘いおねだりに、俺は返事をせずそのまま唇を塞いだ。
「あむっ……んちゅ……んはぁっ……」
口内に舌を侵入させると、一花も必死に吸い付いてくる。
息をするのも、もどかしくて苦しくなり、息継ぎのために唇を離した瞬間、一花が囁いた。
「ね、もっと……直接触ってほしいな……?」
「わ、わかった……」
一花が唯一身に着けているシャツを脱がす。
すると白い肌が露わになった。
生まれて初めて見る女子の裸は、とても美しかった。
「なんだか私だけこんな姿で、恥ずかしいよ……」
「俺もそのうち脱ぐから」
脱ぐ時間も勿体ない。
「あっ、んっ、はぁんっ!?」
手のひらに吸い付く生のおっぱいに眩暈がしそうになる。
「んっ、あっ……ああんっ……」
「やっぱり生は全然違うな……。ずっとこうして揉んでいたいくらいだ……」
「あっ、あんっ……そう言ってもらえるのは嬉しんだけど、ほかの場所も弄ってほしいな……んはぁっ……」
「それじゃ」
「ひゃんっ!?」
首筋にねっとりと吸い付いた。
「一花の喘ぎ声、可愛いな」
「やん、だってぇ……そんないきなり吸われたらぁ……」
舌を這わせると、一花がビクンと身体を震わせた。
「やっ、んんっ……真咲くん、くすぐったいよぉ……」
「悪い。それじゃここは?」
おっぱいを揉んでいる手の位置をずらし、勃起している乳首に触れた。
「あっ、ひゃん……そこ……乳首、は……」
「一花の乳首、すごい硬くなってる」
「う、うん……。だって、それだけ……興奮してるから……」
指の腹で転がすように撫でる。
「はぁぁっ、あっ……んっ……」
一花は甘い吐息を漏らし、声をあげる。
「気持ちいい?」
「き、気持ちいいよ……。ねえ、私も触っていいかな……?」
「どこを?」
「ここ」
一花が俺の股間に手を置き、勃起したあそこを擦ってくる。
「はぁっ……凄いね。パンパンになってる……」
「そりゃ一花とこんなことしてたらなるだろ」
「うん……。あ、あのさ……」
「なに?」
「わ、私の……あそこも……そろそろ……ね……?」
「……わかった」
割れ目の中に指を埋めてゆく。
「んっ、あっ……はぁぁ……」
触れたのは指の先っぽだけだが、それでも十分に濡れているのがわかった。
「一花、すごい濡れてる」
「や、やだぁっ……恥ずかしいよ……」
愛液が付着した指を見せつけると、一花はあまりの恥ずかしさに目を背けてしまう。
これだけ濡れていれば大丈夫だろう。
そう判断した俺はおもむろにズボンをトランクスと一緒に脱いだ。
「っ……!」
現れた勃起ペニスに一花が息をのむ。
「もう
「うん、いいよ……。こっちいつでも……オッケーだから」
一花の了承を得た俺は、彼女を仰向けに横たえさせる。
俺は膝を立てた姿勢で近づいて一花の足を広げた。
ゴムを装着した肉棒を一花の濡れそぼった割れ目にそっと宛がう。
「んっ、あっ……あっ……!」
俺は肉棒を手を添えて、腰を前の方にゆっくりと押し出す。
「痛くて止めてほしかったら言ってくれよ」
「う、うん……。でもたぶん、それはないかな……だって途中で止めてほしくないから……」
痛みからか眉を顰めたまま一花が笑った。
「でもなるべく優しくしてね?」
「わかった」
「ありがとう」
一花は微笑み、少しだけ身体の力を抜く。
俺は一花の呼吸に合わせて、じりじりと肉棒をねじ込んでいく。
「んっ、あぐっ、あっ……、すごい、奥のほう、入ってきてっ……!」
「きつっ……!」
「んあっ、ああっ、あぎぃっ……!」
やがてペニスはすっぽり彼女の膣内にすべて呑み込まれた。
結合部からは純潔の証である赤い液体が見えている。
「んぁっ、あぁっ……はいっ、入っちゃったぁ……」
一花の息遣いはとても苦しそうだった。
やっぱり処女膜が破れるのって相当痛いんだろうか。
「ど、どうかな……? 私の膣内……」
「え、あ……そりゃもちろん……気持ちいいぞ」
「ほんと? 嬉しい……」
「とりあえずこのままでいる?」
「ちょっとずつなら、動いてもいいよ……?」
「いや、それはさすがに……」
「だって、真咲くんにもっと気持ちよくなってもらいたいし……私もそう、なりたい……」
その一言が決め手となり、俺はゆっくりと腰を引き、ゆっくりと抽送を開始した。
「あぁっ、んっ……、くぅっ、んぁっ……」
「うお、やばい……。一花の膣内、最高に気持ちいいっ……!」
動くたび、幾層もの柔らかな襞が肉棒をぎゅっと締め付ける。
つい声を上げて快楽に浸りそうになるが、一花はまだそんな余裕はなさそうだ。
「んっ、あっ……あぁんっ、ひぃぁっ……!」
「大丈夫か?」
「ん、大丈夫っ……。だから、続けて……んくっ、んはぁっ……」
「……わかった」
正直、このままだとすぐに
俺はイきそうになったらスピードを緩めて、波が引いたら元のリズムに戻すことにした。
「あんっ、あっ、あっ、んぁっ、あぁぁっ……!」
抽送を繰り返していると、徐々に一花の声に艶めいたものが混じりだした。
「一花、気持ちよさそうだな」
「き、気持ちいいよ……。真咲くん、もっと激しくしても、いいよ……?」
「っ……」
「もっと激しくして……もっと気持ちよくなろ……?」
一花の蠱惑的な笑みに
「あっ、ああぁぁんっ、凄いっ! 激しいよぉっ! ひぃぁぁっ!」
腰を動かすたび、ぎゅっと締め付けてくる一花の膣内。
ぐっと下半身に力を入れて堪えていた射精感を、むしろ追い詰めるみたいに柔肉へと気持ちいいところを擦りつけていく。
「あ、あぁぁっ! なかのほうで、凄い擦れてっ! 頭、おかしく……なりそうっ……! ひぁぁぁぁぁ!」
「くっ、やばっ……」
今まで我慢していたものが、放出しろと訴えてくる。
「う、うんっ……きてぇっ! 真咲くん、出してぇっ……!」
「
「イクっ! イっちゃう! んぁぁぁぁぁぁっ!!」
一花の激しい嬌声を聴きながら、俺は昂ぶる衝動のまま精液を放出した。
「あっ、んっ……、出てる……ゴム越しでもわかるよ……。真咲くんの熱いのが、たくさん……」
「熱いのわかるんだ?」
「うん、わかるよ……。だって、私で気持ちよくなってくれた証だもん……」
一花はそう言うと、俺の首に手を回してきた。
「ね、キスしよ? もっと真咲くんを感じていたいな」
「ああ」
下半身を繋げたまま、俺たちは唇を貪り合った。
こうして初めてのエッチはぎこちないながらも無事に終えることができた。
転生してから一年と三ヶ月。
憧れだった中野一花と恋人になれたどころか、エッチまでしてしまった。
なんだか夢の中での出来事のようだ。
だがこれは現実だ。
俺は五等分の花嫁の世界に転生して、中野一花の彼氏になったのだ。
上杉に多少の罪悪感を抱きながらも、俺は幸福感に包まれていた。
この幸福感を失わぬよう、俺は一花をぎゅっと抱きしめた。
これから一花のヤンデレが加速してきますがスクイズや未来日記のヒロインよりは病まないのでご安心ください!