監禁されてから30分。一花は上着を脱ぎ、豊満な乳房を俺の胸板に押し付けていた。
「あはっ♡ 真咲君のあそこ大きくなってるよ。こんな状態にされてるのに興奮しちゃってるの?」
一花のたわわに実ったおっぱいと性器を直に擦り付けられているから息子が反応しているだけだ。
「とりあえず五月ちゃんもここに呼ぼうか。私の真咲くんに手を出したんだから……お仕置きしないといけないよねぇ?」
「むぐぅ~!」
このままだと五月のお腹が物理的に開かれちゃう!
一花は少年院に、五月はあの世に行ってしまう!
それは何としてでも阻止しなければならない。
「なにか言いたいことあるのかな?」
「んぐっ!」
可哀そうなくらい首を縦に振る俺。
「……いいよ。喋らせてあげる」
一花は猟奇的な笑みを浮かべ、俺の口から下着を取り出した。
「ぷはっ! はぁ、はぁ……んぶっ!?」
「んちゅっ♡ ちゅっ♡ ぢゅるるっ♡」
ようやく口内が自由になったと思った瞬間、一花が濃厚な口づけを交わしてきた。
「えへへ、真咲くんの唇見てたらキスしちゃいたくなっちゃった♡」
「けほっ、ごほっ……そ、そうか……」
「それで私に言いたいことってなにかな?」
一花の襲撃に戸惑いつつも、何とか冷静さを取り戻す。
「一花、お前は勘違いをしている」
「勘違いって?」
「俺と五月さんは付き合ってない。ただ一緒に食事をしただけだ」
「カップル限定のパフェ食べてたのに?」
「あれは五月に頼まれただけだ」
「……でも五月ちゃんとは知り合いだったんだよね? 私に黙って会ってたんじゃないの?」
「それはだな」
俺と末っ子の出会いは一花には言わないよう、五月と約束をしていたが、人命を優先させてもらい、全て一花に打ち明けた。
「――――なるほどね。五月ちゃんが恥ずかしいから黙っていてあげたわけだ」
「そうだ。……それに五月とは仲良くする必要があった」
「……は? なんでかな?」
視線だけで人を殺せそうなくらい睨みつけてくる一花。
ここで答えを誤れば、再び命の危険を晒すことになるが、俺の気持ちを伝えれば許してくれるはずだ。
「五月さんは一花の妹だ」
「うん、そうだね」
「つまり近い将来俺の義妹になるわけだ」
「………………え?」
「俺と一花が結婚すれば五月さんは妹になるってこと」
「っ……!?」
刹那。一花の顔がトマトのように真っ赤になった。
「け、結婚っ……!?」
「そうだ」
「真咲くん、私との結婚を考えてくれてたの!?」
「当たり前だろ」
嘘である。一花と付き合えてエッチできればいいとは思っていたが、結婚までは真剣に考えていなかった。
だがここで二人の将来を真剣に考えていると言えば、一花は歓喜して、俺を解放してくれるはずだ。
「嬉しいっ!」
予想通り一花が抱きしめてきた。
生のおっぱいが胸板に潰れて、息子が反応してしまっているが、今の一花からスルーしてくれるだろう。
「私との将来を考えてくれてたんだね!」
「そうだよ。一花」
「なに?」
「一花を抱きしめたいから、手錠を外してくれないか?」
「……うん!」
ようやく俺は四肢の自由を取り戻した。
それから俺たちはしばらくの間抱きしめあった。
「真咲くん、私と結婚してくれるんだよね?」
10分ほどして、一花が確認するよう言ってきた。
「そうだけど」
「なら赤ちゃん作ろうよ!」
「え…………?」
「今から子作りセックスしよう♡」
一花が笑顔でとんでもないことを言ってきた。
「まてまて! いきなりなにを言ってるんだよ!?」
「だって結婚するなら子供を作っても問題ないよね?」
「俺たちはまだ高校二年生だぞ?」
「うん。でもお金ならあるよ」
「まだ早いだろ?」
「そんなことないよ。私たちは結婚するんだから」
「うっ……。そうだ、一花は女優になりたいんだろ? 子供が出来たら芸能活動は難しいぞ!」
「うん、女優は諦めるよ」
「いっ……!?」
そんな簡単に夢を諦めちゃ駄目だろ!
「学校はお腹が大きくなったら退学すればいいかな。さすがにマタニティJKは恥ずかしいよね」
「あ、いや……」
「大丈夫だよ♡ 真咲くんに高校中退して働けって言ったりしないから♡」
「……卒業したら働けと?」
「もし進学したいならすればいいよ。真咲くんが就職するまではお金はこっちで工面するから」
「……」
「だからエッチしよ♡ 子作りセックス♡」
欲望の化身となった一花を俺は止められなかった。
「ああぁぁんっ♡ 凄い、凄いよこれっ♡ 子宮がぱんぱんだよぉっ♡」
俺は深夜になっても一花と交わり続けていた。
もう何度彼女の膣内に射精したか覚えていない。
一花のお腹は大量の精液により妊婦のように膨らんでいた。
「んはぁあああっ♡ これ絶対妊娠しちゃうっ♡ 真咲くんに孕まされちゃうっ♡」
俺に跨る一花が乳房を揺らしながら歓喜の声をあげる。
理性は完全に崩壊しているようで、白目を剥き、俺の胸板に涎を垂らし続け、受精を繰り返している。
「あひいいぃぃぃんっ♡ 孕ませてぇっ♡ 私をお母さんにさせてええぇぇぇっ♡」
ここで逆らえば一花は再び病んでしまう。
俺は言われるがままに、何度も何度も彼女の膣内に性を吐き出し続けた。
☆☆☆
8月下旬。もうすぐ2学期が始まり、原作が始まろうとしていた。
五月との関係を疑われたが、あれから俺、一花、五月の三人で食事をして誤解は完全に溶けた。食後に一花たちが住むマンションに案内され、ほかの三人に紹介されることとなった。
予想通り次女である二乃は敵意剥き出しで、交流を深めるのは一苦労しそうだ。
三女の三玖は歴史が趣味であることを話したら懐かれ、こっそり三国無〇のゲームをプレゼントしたら、満面の笑みを見せてくれた。
四女の四葉は初めからウェルカムムードで、すぐに仲良くなった。
「やっぱり二乃さんは難しいな」
「二乃はガードが高いからね。でも真咲くんなら大丈夫だよ」
「その根拠は?」
「だって私の旦那さんになる人だもん♡」
二乃を手懐けるため俺と一花はファミレスで会議をしている。
テーブル席に座っているのだが、一花は向かい側ではなく隣に座っている。
おっぱいが腕に当たっていてリトル真咲がやばいことになっている。
「一花、おっぱい当たってる」
「当ててるんだよ♡」
耳元で囁かれ、背中がゾクゾクしてしまう。
「もしかしてあそこが反応しちゃってる?」
「……そうだ」
「そっか。……よかったらここでしゃぶってあげようか?」
「うぇっ!?」
「あはは、冗談だよ。さすがの私でも店内では無理だって」
「だ、だよな……」
一瞬本気にしちゃったじゃねえか……。
「でもトイレならいけるかも」
「トイレもまずいだろ」
「大丈夫だよ。真咲くんが声を我慢すればいいんだもん」
「いや、スリルありすぎて勃たなくなっちゃうから……。それよりそろそろ帰ろう」
「うん」
帰宅すると一花は鞄から俺を物理的に束縛するものを取り出した。
「真咲くん、手を出して♪」
「はい」
ガシャンと嫌な音が鳴り響く。
「えへへ、これで物理的に私と離れられなくなったね♡」
一花が取り出したのは――――手錠だ。
あれから一花は、手錠で自分と俺を繋ぐようになった。もちろん自宅限定だが。
それ以外にもスマホにGPSをインストールされたり、一花と中野姉妹以外の女子の連絡先を削除されたり、お揃いのピアスをつけるため耳に穴を空けられたり、一花の名前が入ったタトゥーを彫られそうになった。
「それじゃ今日も子作りしよっか♡」
ごめん上杉。
俺が一花と付き合ったせいで原作が崩壊するかもしれない。
一花たちは9月から俺たちが通う学校に転入することになっているが、一花は本気で妊娠したら女優を辞めて、学校も退学するつもりだ。
だめもとで避妊しなければ別れると言ってみたが、無理心中させられそうになったので諦めた。
「昨日は10発出してもらったから、今日は11発だね♡」
なんでこうなってしまったんだろう。
一花と付き合って、いちゃいちゃしたり、たまにエッチできればよかったのに。
俺のせいで一花はヤンデレになってしまったのか?
もともと一花はヤンデレ属性だったのか?
もしそうなら喜びと悲しみと同じように、姉妹で五等分にならないだろうか。
そうすれば一花も束縛が激しい女の子くらいになると思うんだ。
お願いします神様。
彼女のヤンデレ成分を五等分にしてください。
「……あれ? なんで私に黙って三玖とライ〇してるの?」
じゃないと俺の精神が持ちません。
「しかも三玖が♡マークの絵文字なんか使ってるし」
「真咲くん、妹たちとライ〇するときは報告するように言ってるよね?」
「なんで報告しないのかな?」
「もしかして三玖と妖しい関係だったりする?」
「あ、わかった。三玖が真咲くんに惚れちゃったんだね」
「三玖は惚れやすい性格してるもんね~」
「うんうん、真咲くんは悪くないよ」
「真咲くんの優しさに付け込んだ三玖が悪いんだよね」
「お仕置きしないと」
「私の旦那に手を出した妹にしっかりと」
「でもお仕置きは明日でいっかな」
「それより……」
「今日も愛しあおうね、真咲くん」
とりあえずこれで終わりです!