オークたちの攻勢は二日目以降にも続いたが、初日で全力を使い果たしたのか勢いは落ち込み、加勢するほどではなかった。
それでもパラディン様らエルフコンビは支援に赴いたが、私は何より大事な
この
しかしながら“
故に私はこれを手に入れるまで初めてを捨てるのを遠慮していたが、ようやく今こそまごうことなき我が伝家の宝刀を抜き放つ時だ!
「また今度」
「なんでー!」
「今のリリンを相手すると壊されそう」
魔法のペニスだけに子馬並みのごん
流石に無理やり付き合わせるわけにもいかず、私は相手を探すのだがここは規律厳しいドワーフの王国、娼館どころか娼婦すらいるわけがない。
エロといえば、
では呪文で、と言いたいが私の力量で生み出せるお相手はオナホ同然の無機物がやっと。初のお相手が半分オナニーというのはご遠慮したい。
しかしここで思い出す。
以前はウィザード呪文にアクセスする手段がなかったため忘れたが、
一日我慢した翌日。物質要素である「ティッシュ一枚」の代用品の調達に手間取ったが、なんとか狙いの呪文の発動に成功した。
“
呪文のレベルがより高いほど高レベルの
さておき、この呪文で現状呼び出せる相手のうち、欲情できる対象は少ない。
大型であるケンタウロスは身長、ペニスともに私のサイズが足らず、グリッグやニクシーなどの
残るまともな人型種族は、どれも肌触りに問題のある種族。
『ここは地下? 息苦しいところね、誰が私を招いたのかしら』
『私です、綺麗なお方』
そうして消去法で残り、お呼びしたのは
まるで一流の彫刻のように滑らかな木目の肌を持ち、エルフのようにすらりと伸びた背の高い姿の女性の
誰が召喚主かと
「あなたが? どうやら私は
「ご安心を。私は女性ではありますが、あなたを満足させるに足るモノを持ち合わせています」
私が素肌の上に一枚だけ纏っていた外套を脱ぎ落とせば、びろんと我が
地下のぬるい空気に触れ、ふるふると揺れる私のワタシを見て、ドライアドさんはちょっとだけ驚いた様子を見せた。
「まあ、なんて似合わない おちんちん。わざわざ用意したというの?」
「はい。私は女性の体を持ちながら、男性と同じ欲情を抱いております。
この度、ようやく男性の
私のこの欲望は、受け入れてくれる相手を望んでいます。どうかあなたの懐で鎮めていただけませんか」
「可愛らしいことを言うのね。女の子なのに、まるで男の子みたいな……」
私は女の子風の中にショタっ気のある微笑みを浮かべたつもりで、精一杯口説きかける。
呪文の効果で無理やり性行為に持ち込むことは可能だが、私に
その甲斐あって、驚きの後からドライアドさんの表情は少しだけ和らいだように見える。
「いいわ。その可愛さに免じて、相手をしてあげましょう」
「お姉さん……ありがとうございます」
「お礼は身体で払ってもらうわ」
彼女はそう言って私の手を取り、自らベッドに腰掛けた。
男性というより、子供として見られているが、なんとか合意は得られた。
ニヤつきかけるのを呪文と自制心で隠し、おずおずと自分より背の高い彼女を覆いかぶさるように押し倒す。
木で出来た肌とはいえ、その触れ心地はワックスか油をかけたように見た目通りの滑らかさであり、また押せばゴムのように弾りのある様はまるで人間の皮膚と変わらないようだ。
女性らしい木の体は触ってみれば見た目ほどの異質さは感じられない。流石はフェイ、男を誑す伝承の持ち主ということか。
「お姉さんの肌、とっても柔らかいです……」
「私たちも、人間や獣、草木や花と同じように生き物と交わって子供を生むの。
不快にさせるような体をしていたら、男の人が逃げてしまうじゃない」
もとより服など着ていない、露わになったままの彼女の胸の谷間に顔を埋めれば、ドライアドさんは私の頭を抱くように腕を回す。
体温を持たない、
跳ね返る自分の熱い吐息と、その匂いに当てられて私の頭は勝手に茹だっていく。思わず、すりすりとドライアドさんの腰に肉棒を擦り付ける。
女性の体で気持ちよくなっているという気持ちが勝手に刺激を増幅して、じんわりと尿道が熱くなる。
「あらあら……お姉さんを放っておいて、自分だけ気持ちよくなるなんてイケない子ねぇ」
声をかけられると共に、添えられていた手が私の頭の頭を上げる。ドライアドさんは目に不機嫌な色を浮かべている。
「ご、ごめんなさい」
「悪い子はおしおきしなきゃ、ね」
そう告げて、ドライアドさんは私を横に押しのけて、逆に体を覆いかぶせてきた。体格の差から私の下半身はドライアドさんに押さえつけられている。
跳ね除けることは簡単だが、それより早くドライアドさんの唇が私の口に当てられる。
「んっ、ぷ……れろ」
反撃を許さないとばかりに舌を入れ込まれ、唾液を交換する。
ドライアドさんの唾液はまるでシロップのように本当に甘く、柔らかな香りもあって私の食欲をそそり、もっと味わいたくなった私の方からも積極的に絡める。
ちゅっちゅ、れろれろと呼吸も忘れるような長く激しく甘いディープキスは私の体を弛緩させる。
やがて ぷはぁ とドライアドさんの口が離れた時、男性側であるはずの私はすっかり美味しく味わわれるメインディッシュにされてしまった。本当にクソ雑魚である。
「立派なものを持っていても、やっぱり女の子ね。
お姉さんを気持ちよくしてみせるんじゃなかったの?」
「あっ、や、やぁ……やぁなの」
棒がついている下から愛液を垂れ流す私に、ドライアドさんは少しだけ指を膣に沈める。
私はハッとなって身を
童貞を捨てるつもりだったのに味わわれる立場になるのは、男としてとても情けない。
「やぁ、や
「ふふ、しないわ。ちゃんとあなたの男の子のところ、美味しく食べてあげましょう」
やめてくださいと、ろれつの回らない舌で必死に懇願する私にドライアドさんは笑い、私の棒にそっと手を添え直立させた。
彼女は私の上に跨ったまま少しだけ腰を浮かし、その股のつけ目に開き、樹液の
「んんっ……!」
「あ、ふわ、ふっ、ふうう、ふぁぁ!」
ずぷり、と見た目以上の衝撃をもって その腰が降ろされた。勢いよく貫いた私の肉棒が双方に衝撃的な刺激をもたらす。
ぬるい、窮屈なスペースの中に私のモノが入り込んだ。すべすべとした液体が潤滑液となり、つっかえることなく入り込んだ穴はまるでゴムホールだったんじゃないかと錯覚させるも、目を下に向けると私の童貞おちんちんが彼女の股、木の間に食い込んでいた。そしてその腰が揺さぶられると、私のちんちんは共にシェイクされる。
締め上げられるような、絞られるような彼女の腰の動きで、ようやく私は童貞を失ったと実感した。
「ふっ、んっ、どう? 初めて女の子に入れてもらった感想は」
「き、気持ちいいです……」
ドライアドさんは私の腰の上に足を広げて跨った、騎乗位の姿勢から尻に手を当てて、刻むように上下に体を振る。
短く肉棒を擦る動きは、私の尿道を流れる液体を上へ上へと導入する仕草となっており、彼女が体を動かすごとに先っぽへ搾られる感触がする。
幾ら童貞でもこのまま一方的にやられてはダメだと、自尊心から私も腰を揺らそうとするが騎乗位の体勢では全く動かすことも出来ず。
腹筋に力を込めて少しでも上下に動かそうとしようにも、ディープキスでとろとろになった私の体は力が入らないどころか、肉棒から出てくる液体をより漏らすこととなる。
少しずつ先走りが漏れていた私のちんちんは、じんわりと棒の根本に温かい塊が溜まり始める。
もう出そうだ、と感じた私は少しでも遅らせるべく我慢しようとするが、それが却って腰振りの動きを意識させ、搾り出すような刺激が強まる。
「だ、だめです、出ちゃいます!」
「ふふ、もう我慢できないのね。情けなく出してしまいなさい」
「ふああっ!」
温かい塊が肉棒を駆け上り、尿道を通ってついに肉棒の先へびゅるると吹き出した。
彼女の狭い膣内に亀頭から吹き出たなにかがじんわりと広がり、神経がその温かさを伝える。
出してしまった、と呆然とする私をおいて、ドライアドさんが腰を上げる。
垂直にあげた腰の割れ目からは、私自身が出した白濁とした液体がツツーッと溢れた。
「初めてはそんなに気持ちよかった? 気持ちいい、気持ちいいって喘ぐ姿はまるで女の子だったわ」
「そ、そんなぁ……」
初体験を終えてしまった余韻に浸る私に、声をかけるドライアドさん。
それで快楽を与えられるばかりで、全く与えられなかったことに情けなさを覚え、少し目から涙が溢れる。
こういうとこが女っぽいんだろう、と後から気づいてももう溢れたものは隠せない。
「それでも、可愛いから私のペットにしてあげてもいいわ。
もし、また可愛がってほしかったら……私を探して白銀の森に来なさい」
「あっ……、うう」
情けなさにホロホロと涙を流し続けるうちに、束縛の解除条件を果たしたドライアドさんは身体が薄れ、呪文が終わり元の場所へ帰ろうとしていた。
せめて一言だけでも声をかけようと思ったものの、逆に口説かれてしまった。
それで私はかける言葉を失い、最後の声をかけることも出来ないままドライアドさんは帰っていった。
おかげでこの後、情けなさから小一時間ほどそのまま寝込んだ。
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「………」
「な、なに、オウレン」
気を取り直し、身だしなみを整えた私は部屋の外に出て、そこでオウレンと会ったのだが……そのオウレンは私を見るなり無言のまま、ズイズイッと密着してきた。
「花の匂いがする」
「う、うん。どしたの……?」
「どうもこうもない。私以外としたな……!」
私の胸元に顔を寄せ、すんすんと鼻をひくつかせる彼女は目ざとくドライアドさんの香りを嗅ぎつけたようだ。
それで何故か怒り出すオウレン。そう言われても、彼女が応じてくれなかったから私は他を当たったのだが……。
「許さない」
「なんで!?」
彼女はそれがお気に召さなかったようで、嫉妬を隠していない。
今まで裸の付き合いをしていながら別の相手と付き合ったのは確かに若干申し訳ないと思うが、果たして彼女はこんな嫉妬するキャラだったか?
オウレンはぎろりと冷たい目つきを光らせている。
何か大きな読み違いをしでかしてしまったようで、私は冷や汗を垂らした。
・『Nymphlogy』。Mangoose Publishing社が出版した『Encyclopaedia Arcane』シリーズのうち、ニンフ学……青魔法とも呼ばれる、要するにエロと魔法の関係、もしくはエロ魔法を取り扱った非公式サプリメント。青魔法本とも。
エロはエロでもファンタジー世界におけるエロの立ち位置を取り扱った、割と真面目な『Book of Erotic Fantasy』と比べて こちらはド直球のエロに関係するデータを多数掲載している。ページ数そのものは少ないが、バストをA~Dサイズへ任意に変化させる“
・“
呪文レベルは1レベルから“
ちなみに呪文レベルに比例して呼び出せる対象は代わり、最低レベルではドライアドやサテュロス、マーフォークにオーガ程度、最高レベルにもなると強力な大天使の来訪者たちを性行為相手として呼ぶことが出来る。……しかし、普通“
・ドライアド。樹の精。気の所為ではありません。
木製の彫刻の女性のような姿をしており、実際 植物が人型に具現化した
彼女たちは己の本体であり対の木を守るため、動物や人を魅了して木の守護者に仕立てたりする。人を愛することもあるが、その向けられる愛はとても深く、強いものなためその相手は愛を受け止められないのがほとんど。
ゆえに彼女たちは愛の相手を遠くから見つめるだけだったり、束縛同然に愛したりする。