超人高校生たちは催眠術には屈してしまうそうです 作:ざくろねこ
りんごはふわふわとした頭でずっと葵と桂音にいじめられるアカツキの様子を見つめていた。
(3人とも……何してるんだろう)
「こらこら、逃げないでくださいよ」
「日本男児たるものもっと男らしくでござる」
アカツキは蛇ににらまれた蛙そのものだった。
彼のズボンははぎとられ下半身をさらしている。
虚ろな目をした葵と桂音が一歩ずつ迫る。
「無茶言わないでー、あっ」
桂音が彼の出した白い液体を舐めとり葵は太ももで彼の顔を埋めている。
「アカツキ殿への練習メニューはまだありますよ。次は大胸筋締め!」
アカツキの顔に豊満な胸が押し付けられる。
(いい匂いと気持ちいい柔らかな感覚の同時攻撃…… けど、息ができない)
アカツキは手をじたばたして訴えかけた。
「おふっ、うー、うー(これダメなやつ、助けて)」
「こらこら、アカツキがこれでは息ができませんよ」
アカツキの身体状況の危機をいち早く察知した桂音が気絶する寸前のところで止める。
葵が離れると、頬を紅潮させて横たわるアカツキの姿が確認された。
「あらあら、ここは人工呼吸が必要かしら」
桂音はアカツキの唇を重ね合わせる。
さらに舌と舌をからませる。すると互いに快感が高まってくる。
舌がクロスして唾液が絡む音が響く。
そしてその快楽は頭から全身へと波及していく。
これではいけないとアカツキは最後の理性で脱出しようと試みるが非力な少年が二人も相手にかなうはずはなかった。むしろ、理性のタガを外してこようとする。
「あれ、アカツキ殿、また下半身が元気になってるでござる」
葵の口がアカツキの下半身へと口づけられる。
桂音も葵も性的行為にはほぼ関心がなく。前者は医療行為として知識がある程度。後者にいたっては全く興味がない。しかしながら彼女たちは興奮してアカツキへ奉仕している。魔力によって操られ、意思のない瞳でアカツキをとらえ続ける。
そんな彼女達でも、いや、そんな彼女達だからだろうか。アカツキは人生で味わったことのない興奮を味わっていた。
この異世界に来てからというもの護衛するという名目の元、風呂やトイレ全て二人と一緒だったのだ。女性二人の前で自分のそれを慰める行為などできるはずがない。それが今発散されていることにとてつもない喜びを覚えていた。
桂音に接吻して、葵にも別の場所を接吻されている。
女性としてとても魅力的な二人だ。そんな彼女達と時を共に過ごしていれば限界がこないほうがおかしい。アカツキは今その限界が来たのだとこの異常な状況を考えるのを捨てて快楽に浸った。
りんごの目の前に映るのは三人が性に溺れる様子。絶頂を繰り返し続ける三人はとても羨ましく、視線が好きな人へと移る。
リルルが彼に手を誘うとしている。咄嗟に止めにかかる。
「ダメです! リルルさんには負けませんから」
彼女の帽子は床に転がっていて瞳も虚ろですでに正気は失っている。
しかし、彼に対する想いはどこまでも真っすぐだった。
そこで、リルルは提案した。
「じゃあ、司さんは私たち2人の共有物にいたしましょう」
その提案にりんごは戸惑う。りんごは彼を独占したいがリルルに取られたくない。
「え、ええと」
戸惑うりんごに対してリルルは魔法を唱える。
(だって、あの三人みたいに人数は多いほうがいいもの)
「『いい』ですわよね」
リルルの目が光って、りんごの精神へと干渉する。
「え……はい。いいです?」
何が良かったのか、何を承諾したのかわからないままりんごはうなずいた。
彼の下半身を露出させて先ほど見たように接吻を行った。
出てきた白い液体をリルルは口に含み、粘性のあるそれはしゃべるたびに糸が張る様子を口の中から覗くことができた。
「さあ、共有物にするための儀式です。んん」
「え、あ、はい。はむ」
リルルとりんごの間で接吻が交わされる。
くちゅくちゅ、ちゅぱちゅぱ。
粘液特有の音と感覚が両者を共有し、それが白い液体なのだと理解する。
愛しい人の体液を共有することで新たな暗示が仕組まれ、両者の感覚が共有された。
そして快感が倫理観よりも優先して脳を両者支配していた。
唇を離すと白い唾液がリルルの開けた胸と床へしたたり落ちる。
(あっ、リルルさんの胸に…… もったいない)
りんごはできる限り彼のものを粗末にしないようリルルの胸を舐めた。
(しょっぱい…… 汗かな)
胸の谷間にも入り込んだため、そこへも舌を滑り込ませた。
「やだ……あん」
唐突に訪れる快感からリルルは変な吐息を漏らして背をのけぞらせる。すると、りんごが寄りかかる態勢になり、バランスを崩して床に倒れた。
まるで子猫のようにリルルの谷間を攻め続けるりんご。
それに伴ってりんご自身へも快感がやってくる。
(もっと気持ちよくなりたい……)
りんごはさらなる快感のためリルルの胸を揉む。
「あっ、あっ、あっ」
リルルの喘ぎ声が響く。
「ん、あ、あん」
感覚を共有しているりんごも快感で声が出る。
すると唾液がリルルの胸へしたたり落ちて、それを回収しようと舌で舐める。
しかし、次から次へ唾液が落ちて来てそれを回収しようとりんごは躍起になる。
その度にリルルは快感で喘ぎ、その感覚がりんごへ伝わる。
それが絶頂する寸前まで繰り返された。
絶頂するときリルルは1人では得られなかった快感を心から渇望した。
「あ、イク、あ、あっ、あーーーー」
りんごも共有した快感に目をむいて絶頂した。
(あ、ナニコレ、すごく、きもちいいーーー)
「あ、あーーーー」
そしてそのまま絶頂してリルルの胸に顔をうずめた状態で気を失った。
(ああ、これが妖精さんの言う快感…… 最高……です……)
リルルもりんごの後を追うように、意識を失った。
お久しぶりです。毎週土曜日週間投稿復活します。
更新を首をながーく待ってくださっていた方には大変申し訳ございません。
色々とありまして転職活動中だったり、アイカツカーニバルに参加するなどしてました。
ここで超人高校生シリーズは一区切りつけます。
1月から長らくありがとうございました。
書きたい自分のシチュエーションとかあったり、要望とか感想と一緒に書いておいてくだされば超人高校生シリーズをそのシチュエーションで書くかもしれません。
次週からはアイカツ!にて11月28日(土曜日)22時更新です。
『アイカツ!』シリーズですが、別の人が漫画にて催眠モノで書いている先行作品があるので紹介しておきます。
『サイミンカツドウ』という作品です。BOOTHのURLがあるので興味があるかたはぜひ。
https://tyranu.booth.pm/