※この作品はR-18です。

超人高校生たちは催眠術には屈してしまうそうです   作:ざくろねこ

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大変長らくお待たせいたしました。どうぞ。


(番外編)催眠パーティはみんな参加したほうが楽しいようです。

「ふふっ」

 リルルは両手にコインを持ち、キィン、キィンと金属音を響かせる。

 それは金貨の音。

 本能ゆえか、否応なしにルーの目がそちらに引き付けられる。

「あっ、お金……」

「コインによる催眠術を試してみましょうか」

 左右の手へ交互にコインを弾く。

 左右に揺れるコインは規則的にルーの視線を誘導する。

(なんだか、ぼーっとする)

---キィン

 唐突に上空に投げられるコイン。

 ルーの規則的に揺れていた瞳は急激な変化が訪れる。

 コインが下に落下し―――

「あっ、」

 リルルの手にコインが落ちると同時に瞼が落ちた。

「これであなたは私の手のひらの上」

 リルルは自分の体へルーの頭をもたれかけさせると瞳を手のひらで覆い隠す。

「ふかーい、ふかーいところへ落ちていきましょう」

「ふ……かいところ」

 ルーの体の筋肉が弛緩する。

 リルルはルーの頭を胸で挟み込む。

 その柔らかい感覚にルーは母親に抱かれているよう安心感を覚える。

「ふわふわあ」

「そうです。ふわふわですよー。頭もふわふわするでしょう」

「うん、ふわふわ」

「じゃあ、もっと気持ちいいことしようか」

 リルルは瞳を覆い隠していた手をルーの下着へ手を伸ばした。

 そしていじりはじめる。

―――クチュクチュ。

「ふああああああ」

「気持ちいいですか」

 ルーのあえぎ声が響く。

「気持ちいい!」

 快感による刺激でルーの瞳が開く。

 虚ろな目で口を開けて快感の声がリルルの胸の下で響いた。

「自分でもいじってみようか」

 ルーは自分自身でいじり始めた。

「ふふっ」

 リルルはルーの頭を胸で包み込むと左右の手で胸を揉み、ルーへ柔らかい胸を押し付けた。

「ふわああああ」

 ルーは初めての快感に身を任せて尻尾をうねらせ、快感で気絶するまで喘いでいた。

 

 

                ※

 

 

(ここはどこですか。何しているんですか私は……)

 リルルが目を覚ますと、目の前にはルーがいて

 リルルの意識は確かにそこにあった。

 ただ、体が言うことを聞いてくれない。

(どうなっているんですか! 動いて!)

「うう、もっと、欲しい」

 虚ろな目で床に倒れこむルーをリルルは立ち上がって見下ろしている。

(え……)

 自分の体なのに自由に動かない。

 自分の口が自分に向かって語りかける。

「あら、起きていたのね。私。準備は整いました。始めましょう、最高の快楽を」

 無遠慮にリルルの腕は自身の胸へ伸びる。

(ひゃ!)

 その乱暴な手はあの日思い出したくもない光景をフラッシュバックさせるには十分だった。

 しかし、なぜか快感を感じていることに驚いていた。

(なんで、気持ちがいいの)

 その疑問に対してリルルではない『何か』は答える。

「あなたの感覚をいじるのは簡単ですよ。今私はあなた自身なんですから。一緒に同調して。そうすればもっと気持ちいいから」

(だれがそんなこと!)

「フフフ」

 『何か』は不敵に微笑むとリルル自身の目は別の方向へ向けられる。

 そこではアカツキが桂音と葵に迫られていた。

「ねえ、ちょっと、やめようよ。ね。」

「アカツキ殿、覚悟」

「ふふっ、これも護衛の一環なのですよ」

「やめて! メスまで取り出さないで! いやあ」

 女の子のような声を出してアカツキは倒れこんだ。

 形容しがたい乱交がリルルの前で繰り広げられる。

(え…… なんで……)

 しかし、それにリルルは興奮していた。

 『何か』が興奮しているからか?

 その可能性はあった。しかし、その興奮は本物で抑えられるものではなかった。

「う、かはっ!」

 アカツキの白い液体が飛び上がる。

 リルルの興奮がさらに高まった。

(私も、あれが欲しい…… って、私何言ってるの!)

 リルルは失言に抑えられない口を抑える。

「じゃあ、この手ごろなこれで済ましてしまいましょう」

(えっ、やめてください)

 『何か』は手ごろな棒を髪をたくし上げながら咥えこむ。

「はむっ」

 棒は長くなり、硬くなり、液体が飛び出る。

(きゃっ!)

 生暖かい感覚がリルルに伝わる。

「美味しいね。もっと欲しいかも。 ……ん? あなたも?」

 もっと搾り取ろうとして手を握りなおしたリルルにもう一つの重なる手があった。

「……渡さない」

 大星 林檎。既に彼女にはパーティのための暗示はもうかけてある。

「もう少し楽しんでからみんなでやろうと思ったけど……。まっ、いっか」

「私が……やるから……!」

 真っすぐで虚ろな瞳がリルルを捉えていた。




次回最終回予定です。更新は7月11日です。

なんやかんやで半周年です(パチパチ)
これからも頑張っていきます。
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