新一に連絡を取り、待ち合わせをした。待ち合わせ場所は新一の自宅である。そこへ転移した僕。僕の『転移術』は一度行った場所であれば、どこへでも転移出来る上、行ったことが無くても座標点が分かれば転移出来る優れものである。新一の家は行ったことあるしな。
「相変わらず、お前、チートだよな」
転移した先には、小学生姿の新一がいた。あれ?タイムリープして過去へ飛んだのかな?
「あぁ、この姿に戸惑っているんだろ?謎の薬を投与されて、子供の姿になっちまったんだよ」
若返りの薬か?いや、細胞が小さくなったのか?骨年輪は17歳を示しているしなぁ。
「で、相談って、元に戻せばいいのか?」
それなら簡単である。
「いや、戻すだけではダメだ。俺を狙っている組織を潰さないとなぁ」
ヤマトが言っていた組織か。まだ、全容の把握には至ってはいない。
「どういうことだ?」
新一から、経緯を聞いた。毒薬として飲まされた薬物が、若返り薬だったらしい。なので、工藤新一が生きていることがバレると、周囲の者を含め消される恐れがあるらしい。
「そうなると、その組織を殲滅すればいいのか?」
「出来るか?」
「やれるだけやってみるけど…その組織の目的は何だ?」
「分からない」
目的の分からない組織は、面倒である。一過性のテロ組織の可能性もあるし。その場合、解散しても分からないと言うか。
「で、蘭ちゃんも知っているのか?」
「知らせていない。俺は今、江戸川コナンとして、蘭の家に居候しているんだ」
子供姿で潜入か?
「それは子供特権を使う為か?女湯に入ってもセーフとか」
「バーロー!」
顔が真っ赤な新一。ビンゴのようだ。だけど、見るだけは地獄だよなぁ。出来無いし。
「で、その事実を知っているのは?」
「父さん、母さん、怪盗キッドこと黒羽快斗、服部平次って言う高校生探偵…あと、組織サイドのコードネームベルモットっていう、シャロン・ヴィンヤードっていう女優だ」
両親に怪盗、探偵、女優…相変わらず顔を広いなぁ。
「わかった。そのベルモットっていう女優から切り込んでみる。なぁ、蘭ちゃんを喰っていいか?」
「ダメだ!お前なぁ~」
相変わらず、一途なのか?
「まぁ、連絡をするよ。じゃ、なぁ」
新一の元を去る僕。
◇
帝丹高校に向かう。行ったことが無いので、歩いていく。座標点で飛ぶのは危険である。転移した先が女子更衣室だと、問題が生じるし。で、校内を歩き回ると、知った顔を見つけた。
「お前、鈴木園子か?」
「えっ?そうだけど…アンタ、誰?」
ビッチぽい雰囲気であるが、見せかけポイかな。まだ、処女ぽい香りがする。
「僕だよ。代羽周太郎だよ」
「えl?えぇぇぇぇ~、あのバトルジャンキー?」
バトルジャンキーって言われる程、ケンカ早くないし。新一達と一緒に過ごしたのは、小学校の高学年辺りだけである。その頃、蘭の組手によく付き合っていたと言うか…
「蘭は、どこ?」
「空手部の部活中だけど…蘭と組手をしに来たの?って、アンタ、どこの高校?」
「今度、国立の高校を受けるんだよ。今まで、英国の高校に留学していたから」
「留学?そんなにオツムは良かったっけ?」
失礼なヤツだな。って、確かに推薦留学だったけど…イタズラ心が芽生えたので、園子の下着を『強奪』した。このスキルは、念じた物や人を強制的に奪う取るスキルである。
「えっ!お前かぁぁぁぁ~!このチートヤロー!」
が、直ぐにバレた。僕のチートスキルは新一、園子、蘭が知っているからだ。
「返してよ~!」
スカートの裾を両手で押さえる園子。
「今、強風が吹いたら、どうなるかな?」
「止めて…お願い…」
「じゃ、蘭の場所に案内してくれるかな?」
園子の肩を抱き、耳元で囁いた。片手はブラウスの出っ張り、乳首を捏ねながら。
「お願い。止めて…意地悪しないで…」
「あれ?固く立ってきているよ。大人になったなぁ、園子」
再度、耳元で囁いた。囁きついでに、耳タブを甘噛みし、耳の中を舐めた。
「ひゃ…ダメ…本当にダメ…」
太ももに液体が流れていく筋が見えた。濡れたのか?これだけで…溜まりすぎか?
「案内します。だから…」
涙目になっていく園子。その涙を舐めて拭う。
「まだ、なんだろう?今夜どう?」
「ゴメン…付き合っている人が居るの…」
太ももをモジモジさせて、股を閉じる様にしているようだ。その姿が妙にかわいい。高飛車の園子とは思えない。
「そうか、彼氏がいるのか。寝取るのも悪くないなぁ」
ビクッとした園子が、涙目で俺を見つめた。
「ウソだよ。幼なじみには幸せになって欲しいって」
奪った物を返却した。俺の興味は空手着姿で練習をする蘭に移った。
「アレが蘭か?」
「そうよ」
一人で黙々と型を演じている。その蘭の懐へ、一気に瞬動術で詰め寄り、抱きついた。部活程度でサラシは巻いていないようで、胸の弾力を愉しむ。
「お前、誰だ?!」
もがく蘭。だけど、少しずつ攻略する。耳タブを舐めて、甘噛みをして、唇同士を重ねた。その間、手でお尻をなで回し、股間に指を這わしていく。道着の下は薄い生地である。布地を通して、蘭のブツの感触を感じとった。
「止めて…何をするの。うっ…うぅぅぅ」
唇で唇を塞いで、声を出せないようにする。『透過』スキルで、僕の主砲の先端を、蘭の柔らかな箇所へ押しつけた。その瞬間、蘭のもがきが止まった。諦めたようだ。抵抗すれば、どうなるかを知ったのだろう。
「素直な蘭が好きだよ」
耳元で囁く僕に対し、蘭は僕を見つめた。
「シュウ…」
やっと、僕を思い出してくれたようだ。
「私は…新一のことが…」
今も一途のようだ。僕の付けいる隙は無いようだな。蘭から距離を取り、構えた
「組手しよう」
だけど、蘭はその場で棒立ち状態だった。『透過』スキルはやりすぎだったかな。少し反省だな。
「新一と仲良くしてやれよ、蘭」
その場から消え去る僕。
◇
魔法科高校へ編入することになった。入学試験は既に終わっていたらしい。しまった…編入試験の結果と、ホグワーツ魔法魔術学校への留学、ダンブルドア、四葉真夜からの推薦により、1年A組に編入が決まった。入学式後1週間してからの編入、きな臭さが一杯であろう。国立高校だしなぁ。クラスではうさん臭いヤツ思われているようだ。さて、どうするかな。
で、司波家の子供、司波深雪なのだが、取り巻きが多く、近づけない。どうしたものかな?放課後に、拉致して、友好を暖めるかな。
「おい、編入生!お前のCADはなんだ?」
彼女の取り巻きの一人が、訊いて来た。
「無いよ。そんなデバイスに頼らなくても大丈夫だからね」
「なんだと、テメェ~!」
腰からガンタイプのCADを取り出した男子。校内では自衛目的以外、魔法の使用は禁止されているはずだが…
バーン!
透過スキルにより、僕の後ろの壁が崩壊していく。
「何?当たらないだと?」
その後も打ち込んでくるが、総て透過していく。
「おい!お前らも撃てよ!」
クラスメイト達が僕へと撃ってくるが、すべて透過していく。
「あなた達!何をしているの!」
僕の後ろから声がした。上級生の女性が二人いる。
「これはどういう状況?」
「気に食わないらしく、クラスメイト達に、撃たれてました」
僕の背後にあった壁は、既に無くなっていた。外の景色が見える。
「君の能力は?」
「透過ですが…」
「透過だと…あり得ないだろ」
クラスメイト達がざわめいている。ただ一人、司波深雪だけ、僕をガン見していたが。
「そうか、君がイギリス帰りの生徒ね」
黒髪で太めの上級生に訊かれた。
「そうです。帰国後のゴタゴタで、試験に間に合いませんでした」
ゴタゴタとは、新一の件と、インデックスである。新一の件はヤマト中心であったが、インデックスの巨大胃袋の件は、僕が担当であった。五和一人では調理速度が間に合わないというか。僕と九重まで、キッチンに閉じ込められていたと言うか。最終的に、冷凍食品に辿り着くまで、時間を要してしまったのだ。日本の冷凍食品は美味である。インデックスが文句を言わなかったし。英国の冷凍食品は、お口に合わなかったけどな。
「一人ずつ、事情徴収をする」
撃ったヤツラが連行されていく。そんな中、こっそり深雪の隣に転移して、肩を抱き締めてみた。
「えっ!いつの間に?」
肩を抱いた手を脇の下へ移動させ、胸に手を伸ばし、揉んでみた。う~、気持ち良い弾力だな。
「え…あの…」
僕を睨む深雪。こっそり、『催淫』スキルを掛けてみた。術に掛かったと思わせないことがポイントである。徐々に太ももをモジモジさせていく深雪。
「はい、そこ!当事者なんだから、一緒に来なさい。ナンパしている場合では無いでしょ」
上級生に連行される僕。そんな僕を見つめている深雪。徐々にテイムしていくか。
◇
僕を連行した上級生は、生徒会長の七草真由美と、風紀委員長の渡辺摩利だった。会議室に連行された僕。
「そこに座って。ちょっと訊きたいことがあるの」
抵抗せずに従う。
「何をですか?」
「君の能力についてよ。『透過』以外に何があるの?」
まさか、転移したのを見られたか?
「いや、特に…」
「さっき、空間転移をして、深雪さんの隣に行ったわよね?」
見られていた。
「気のせいでは…」
この世界の魔法師、魔法使いで転移出来る者はいないはずである。
「あぁ、瞬動術ですよ、あれは…」
「瞬動術?」
「そうです。武術系スキルです。魔法師とは関係ないので、申請はしてませんでした」
入学願書に、所有する能力を書く欄があり、そこには『透過』と『古式魔法』と書いたのだ。
「なるほど…」
「摩利、納得した?」
「したわ。瞬動術かぁ。確かに願書に書けるスキルでは無いなぁ」
そして、無罪放免された。
◇
翌日、学校はお休みである。が、溜まった書類に目を通していく。これが結構重労働である。新一の件の他、各勢力のレポートとか、きな臭い組織のレポートとか、様々な書類がある。僕達の表向きの身分は、僕が魔法師高校の生徒、ヤマトは学園都市にある高校の生徒、九重は駒王町にある駒王学園の生徒であり、裏の身分は、全員イギリス清教の『必要悪の教会』と呼ばれる組織のメンバーである。その組織には火織がいる。いや、その組織に召喚されたと言って
いいかもしれない。
「火織は?」
「今日と明日は礼拝だにゃ」
にゃ言葉の男子、土御門元春が答えた。こいつも同じく組織のメンバーである。表向きは、ヤマトのクラスメイトであるが、陰陽師の家系の者であり、学園都市、教会とは縁の無いダブルフェースだったりする。因みに、メイド萌えのシスコンで、妹はメイドの専門学校へ通っているそうだ。
「じゃ、ツッチーの妹は?」
「巨大胃袋と格闘中にゃ。五和がいないからにゃ~」
そうだ。五和は火織と共に教会へお仕事に行ったんだ。
「溜まっているんですけど…」
「まずは溜まったお仕事をしてくれ」
いや、女体が恋しいんですが…
「なぁ、冬木市の件は、大丈夫なのか?」
にゃ言葉で無いツッチーは真面目な時である。
「大丈夫と言えば、大丈夫だ。地殻変動級の何かが起きた時は、介入する」
疑似聖杯にそこまでの威力は無い。それに疑似聖杯を本当の聖杯と思わせるのも手であるし。
「本物の聖杯は、奪われない場所にあるんだろうな?」
「それは問題無い」
この世界の聖杯は、既に僕の身体に吸収してある。反則な隠し場所ではあるが、僕以外には取り出せない上、僕にしか使えない物だし。
「一体、お前は何者なんだ?ねーちんは一体何を呼び出したんだ?」
つっちーは火織をねーちんと呼んでいる。姉ちゃんという意味らしい。
「僕は僕であり、僕以外の何者でも無いよ」
「う~ん…エロ好きなド変態なのは判るが…」
えぇ、性癖が破綻していると、よく言われているし。
「って、ことで女体欠乏症です」
「午後からハントして来いや。今は、書類に目を通せ!」
お仕事はサボれないらしい。
◇
午後…夕方であるが、ようやく書類から解放された。さて、どうするかな。土日は火織と五和、朱乃はNGだし。そうなると、深雪か?蘭か?園子か?個人的には深雪かな。あのクールビューティーはどう乱れるのか、想像出来ないし。
ヤマトに魔法師高校のデータベースに侵入してもらい、司波深雪の住処の住所を手に入れた。そして、早速、深雪の元へと向かった。彼女の家は、学校の近くにある閑静な住宅街にあった。空気に同化して、家に侵入していく。家の中には深雪以外に男がいた。深雪の兄の司波達也かな?家族構成は、彼らの叔母に当たる真夜から聞いてある。
こっそり、深雪の部屋に侵入すると、机に向かって座り、勉強している最中だった。深雪の背後に立ち、少しずつ、『催淫』を施していく。程なくして、深雪の左手は、彼女の胸を弄り始めた。術中に嵌まってきている。『透過』をして、背後から抱きつき、ベッドへと誘導していく。ベッドへ横たえると、『脱衣』で、着ている物を総て剥ぎ取った。目の前には、白魚のように白いが、少し赤らめている裸体が置いて有る。
深雪の手は胸と下腹部を攻めていた。彼女の両手を優しく掴み、頭の上に固定し、上からのしかかってみた。僕の主砲はスルリと、深雪の中に入っていく。これは不可抗力だろうな。一応、防音結界を張り、声や音が部屋から漏れないようにしておく。
しばらくの間、深雪の身体を堪能していると、ドアがノックされた。
「深雪…今、いいか?」
兄が様子を見に来たようだ。気配察知系か?僕はその場から、消えた。