---藤丸立香---
ようやく、冬木市へ向かう道に入った。幾重にも張られた結界により、冬木市は選ばれた者だけが行ける場所らしい。
「ここから見える町が冬木市だ」
ロードの道案内により、漸く辿り付けた。
「ここまで来たのか?」
アイツが現れ、俺達は身構えた。
「立ち話では無粋だな」
次の瞬間、どこかの屋敷の中にいた。
「藤丸君、君は勘違いをしているようだ。それを説明してやる」
「勘違い?疑似聖杯とは言え、聖杯なんだろ?」
「冬木市における聖杯戦争の聖杯は、あらゆる願いを叶えると言われる万能の願望器と呼ばれる魔具だよ。聖遺物では無い」
魔具?そんなはずは…
「ここにあった聖杯は、江戸時代に魔術師達によって作成されたんだ。聖遺物である聖杯とは別物だよ」
「だけど…この世界には聖杯があるはず…」
「あるよ。僕が持っているヤツがね。そもそも、冬木市の聖杯戦争は、聖杯を巡る戦いでは無くて、その願望器に願いを届ける魔術儀式を模して作られた儀式に過ぎないんだ」
「なんだって?」
ロードが声を上げた。
「ただ、叶えられる願いは一人だけだった。だから、その所有権を巡って戦争に発展したんだよ。一度の儀式で降臨させることの出来る願望器は1つだけだったからだ」
「そんなことの為に…」
「そう、そんなことの為に、多くの命が旅立ったんだ」
「歴史の転換点…特異点を探るなら、今では無い。1930年頃に開催された第三次聖杯戦争を探れ。その時、魔術協会と聖堂教会が参入し、聖遺物の聖杯としたんだ」
「そんな…」
聞いていた歴史と違う。
「その時、ここの聖杯は汚され、歪な結果しか生み出さなくなった」
「どうして、そんなことがわかるんだ?」
「僕は、星の歴史を刻んだアカシックレコードを見ることが出来る。その時、この星では多数の分岐点を生み出していた」
アカシックレコード?実在するのか…
「実在するよ。まぁ、人間が触れれば、燃え上がるがな」
コイツ、何者だ…
「ここの聖杯…疑似聖杯は、杯の形をしていない。それは、ロードも知っているはずだ」
「あぁ…そうだ。だが、彼女の身体の中にあるんだろ?」
彼女?
「ここの疑似聖杯はホムンクルスなんだよ」
人型の疑似聖杯…聞いていないぞ。
「ロードはここに来たかっただけなんだろ?想い出に浸る為に。問題は、君だよ、藤丸君」
「俺は…聖杯は渡して貰う。それが俺の仕事だ」
「なら、聖杯戦争の幕開けか?」
「藤丸、止めろ。彼の言う事は本当だ」
ロードが俺の肩に手を乗せた。
「衛宮美遊…それが、ここにある疑似聖杯の名前だ」
その子を連れ帰れば、任務は終わるのか?
「そう単純じゃない。連れ帰れないよ。彼女は、冬木市とリンクしているんだ。君の取れる行動は3つだ。このまま、帰還する。強引に拉致して、彼女を殺す。僕と敵対し、帰還は出来ない、だ。どうする?」
「マシュ!」
「はい、先輩!」
マシュが俺をガードするように立った。
「しょうが無いなぁ…『脱衣』『催淫』」
マシュが全裸にされ、悶え始めた。グレイもだ…コイツ…
「どういうのが見たい?百合プレイなんか、どうだ?」
マシュとグレイが絡み合う。お互いがお互いの秘部に顔を埋め合っている。
「刺激が強すぎたか?」
「貴様!」
「決断は早いほうがいいよ。二人を悶絶死にはしたくないだろ?」
「いやぁぁぁぁぁ~!」
何…アイツは全裸のレオナルドさんを弄んでいた。どうやって、ここに引き寄せたんだ?
「女性のレオナルドか。中々良い身体じゃないか。ふ~ん、サーヴァントでも濡れるんだねぇ」
「貴様!」
足が動かない。一歩も前に出られない。恍惚な表情になっていくレオナルドさんは、アイツの股間に顔を自ら埋めていく。
「ロード…君の教え子を依り代にしたサーヴァントでも呼ぶか?」
「なんだと…イシュタルも手の内にいるのか?」
全裸のイシュタルとエレシュキガルが、アイツの両隣に現れ、アイルに身を預けている。コイツ…女の敵か?
「そうだよ。何を今更なことを。次は誰を召喚するかな?ロードの義妹とか?」
「止めてくれ…藤丸…すまない」
ロードが俺に抱きついた。腹部に激痛が走り、内臓をかき回されていく…
---代羽周太郎---
悪役を演じすぎたかな?まぁ、これくらいすれば、諦めてくれるかな?瀕死状態の藤丸君だけ、カルデアに返却した。残りは飽きたら返すことにする。家に戻ると、美琴が操祈で遊んでいた。
「おかえり。なんか、いっぱい玩具を持って来たわね」
マシュ、グレイ、レオナルド、イシュタル、エレシュキガル…
「まぁ、大漁だな」
「どこで漁したの?」
「敵対組織から奪った戦力だよ。飽きたら返す予定だよ」
「ふ~ん…」
デスクに向かい、溜まっている書類に目を通していく。冬木市の案件はこれで終わりでいいかな?学園都市と魔法科高校とアナザーワールド、さて、次はどれに着手するかな?新一の件があるから、アナザーワールドは後、問題は学園都市が絡んでいるか、どうかだな。
「学園都市に行くの?」
「まぁな。何か用でもあるか?」
「佐天さん辺りが欲しいかな。お友達要員として、新春さんはダメでしょ?」
「飾利はダメだ。手伝って貰っているからな。わかった、佐天涙子だな」
佐天涙子って、どんな子だっけ?
◇
一応、学校へ通学しておく。九校戦から黙って帰宅してしまったし。あの後、問題は起きていないよな?気配を消して、教室に入り、自分の席に座った。
「おかえりなさい。今回はどこに行かれていたんですか?」
深雪に見つかってしまった。なんでだろう?
「今回は、国内だよ。問題が山積みでね」
「なんで、先に帰ったんだよ!」
エリカが詰め寄って来た。
「一緒に寝たかったんか?」
「な、訳あるかぁぁぁ~!お前、蘭っていう彼女がいるだろう!」
そうだった。蘭がいたんだ。呼び出されそうだな。バレ無いようにしよう。
でも、バレた。
『エリカから聞いたけど、帰って来たそうですね。今日会えるよね』
って、蘭からメールが届いた。エリカのヤツ…放課後、生徒会から呼び出し。事情聴取か?面倒だな。
生徒会室に行くと、真由美がプンプンしている。
「何か、用ですか?」
「なんで、先に帰ったのよ!」
「帰りたいから…」
「反省会に何で出ないのよ!」
「反省することは無いよね?」
「無い?出場停止の件は?」
「なんだっけ?忙しくて、覚えてません」
「一条君への落とし穴よ。汚水を入れる必要はあったの?」
「ダメージを入れる為に必要ですよ。例えば…」
真由美に精神的ダメージを入れて見た。
「うっ…」
真っ赤な顔で俯く真由美。
「また、達也君の部屋?」
「正解です」
真由美の下着を『強奪』して、達也の部屋へ『転移』させた。
「返して…」
真由美が小さな声で何かを訴えた。
「うん?帰っていいの?じゃ、帰るね」
蘭の元へと転移した。
◇
蘭に会うと、いつものホテルへと連れて行かれた。
「ねぇ、どうして、置いて帰ったの?!」
「いや、急ぎの用があって…」
お怒りモードの蘭。大人しくして貰うか。『脱衣』『催淫』を施し、エリカを『強奪』した。
「な、なんで…えっ…」
蘭の状況を見て怯むエリカ。蘭同様に『脱衣』『催淫』を施した。
「止めて…ごめんなさい…」
許さない。蘭にチクりやがって…達する寸前での寸止めの刑にした。
「お願い…最後までして…」
しない。蘭にも同様の刑を執行した。
「シュウ…お願い…」
二人の両手を背中の後ろで拘束した。一人エッチで達することを防ぐ為だ。
「鬼…」
「そうだよ。僕を満足させたら…」
二人は競うようにして、お口と舌で、僕を満足させようと頑張っている。今日の処はカンベンしてあげて、それぞれの部屋へ強制転移させた。着衣と共に。さて、学園都市にでも行くかな。
学園都市に着くと、夜だった。美琴の描いた地図で、佐天涙子の部屋へと向かう。アパートで一人暮らしとある。こっそりと部屋に侵入して、意識を刈り取り、お持ち帰りした。
家に帰ると、美琴が涙子を全裸にしていく。かわいいと言えばかわいいが、美琴よりも胸が無い。まぁ、中1だし、そんなものだろう。
「佐天さんは、いつ目覚めるの?」
「明日の朝には醒めると思う」
さて、今夜は誰と遊ぼうかな?エレシュキガル、イシュタルの姉妹にするかな。二柱を調教部屋へ運び込んで、女神でもドロドロになる媚薬を滴下させて、乱れる様子を見ながら眠りについた。
---エレシュキガル---
悶々としているに放置って…あり得ない。美人姉妹が悶えているのに…
「ソイツ、札付きのド変態よ」
イシュタルが私と合わせている。グチャグチャといやらしい音が漏れる。恥ずかしいよ。まだ、冥界に一人でいた方が良かったかな。腿の内側が痙攣している。身体の芯が熱い…なんかして欲しい。匍匐前進をして、アイツの傍に近寄る。
「何?」
「っ…」
感じた事の無い刺激。体内を揉みくしゃにされていく。乳房が張り、乳首が張っていく。苦しい…
「お願い…起きて…何かして…」
目の前で寝ている男に声を掛ける。
「うん?何をすれば良い?」
わからない。何をして貰えば良いのだろうか?
「入れてください」
イシュタルは具体的なお願いをした。すると、何かのアイテムを私とイシュタルに入れて、スイッチをオンにした。
「寸止めしてくれるから、意識は飛ばないと思う。朝まで愉しめよ」
「そんな…ダメ…寸止めなんて…ダメよ!」
イシュタルが抗議するが、
「「あぁぁぁぁぁぁぁ~」」
言葉なんか出ない。声を出すだけしか出来無い。思考力を奪われて、刺激を全身で受け止めているだけだ。