---代羽周太郎---
新一の件が先のようだ。真由美と真純ががアナザーワールドに取り込まれてしまった。まさか、学校単位で転送する装置を作っていたとは…蘭と真純、深雪達を探す為、バックアップを含めてデータを盗みだし、ファントムに丸投げした。
先に、アナザーワールドだな。
---神崎火織---
アナザーワールドの件で、鈴木財閥と話し合いが持たれた。鈴木財閥は、この国の未来をアイリーンに売ったらしい。日本各地の学校で、生徒消失事件が続発中である。
「もう走り出したんだよ。もう止められない」
相談役が開口一番で、そんな台詞を吐いた。
「この国を皮切りに、人間という種族がこの星から消えるんですよ」
「あくまで、この星から消えるだけで、メンテナンス要員は宇宙ステーションや別の星で生きられる」
たぶん、並行線だろうな。この話し合いは…シュウによると、取り込まれたら、もう人間には戻れないそうだ。本当の聖杯でも無理らしい。ホムンクルスという人工物のアイテムを生物には変更できないってことだ。
私達は油断していた。まさか話し合いで仕掛けてくるとは…
--アイリーン---
会議場に、あの薬のガスを撒いた。聖人の女は意識を飛ばしている。それ以外の人間達もだ。性欲に塗れた聖職者達が、神崎火織達メスだけを裸にし、運び出していく。男は全員、アナザーワールド行きである。
この世界のメスを知る為に、コイツらで実験をしていく。学校という若いメスの囲いの場から、人間メス牧場に徐々にさらってきている少女達。これらを調教する為のデータを取らないとな。
スキャナーで全身を内部を含めて取り込んでいく。なるほど、体内でしごく器官があるのか。コレ使えば、オスから種を取り出せるのだろう。
科学学園都市で開発した薬を全身に塗りたくる。性欲と食欲と睡眠欲を満たすスーパーフードである。これを与えておけば、死ぬ事はない筈だ。
---催淫与三郎---
実験体で生み出した薬剤をテストする。良い身体である。見ているだけで3回程イッテしまったし。黒髪のポニーテールの女。穴の具合を入れてチェックだ。今日も絞り出す感覚がある。これが名器の特性か?
新型のアイアンメイデンをテストする。薬剤だけで、性欲塗れにするのは難しい。堕ちているヤツなら問題はないが、こういう高潔な女では時間がかかってしまう。装置の真ん中にある棒をアナルに差し込む。股間を開脚し、股関節に電極をセット。大ダコの足を膣に挿入し、細い管を尿管へ挿入。これだけで、既に実験体は蕩けていた。大ダコの足は蠢いている。吸盤が内部に吸い付いているのだろう。吸盤の中心にははりがあり、一定のリズムで、内部から催淫剤を注入している。
次は上半身だな。催淫効果のある首輪を装着して、脇には血流をコントロールするデバイスを装着。胸には搾乳機の様な装置をはめ…
舌を引き出し、固定する。唾液を飲み込めずに、口から溢れている。胸をの谷間を通り、臍を経由し、クリトリスを濡らしていく。そして、そこに電極を設置し、メイデンの蓋を閉め、性欲を刺激するツボに針をさす。で、電源をオンだな。
この装置を使い、実験体からコイツの体液の香りを抽出し、オスどもを魅了させる催淫剤を造り出していく。
---神崎火織---
身体がだるい。頭はのぼせている。ここはどこだ?今何時だ?状況を整理する。一つ分かるのは、罠に嵌まったことだ。身体の中でナニカが迂愚めいている。胸を溜めなく刺激され、乳首を吸われている。唾液が飲み込めない。舌に何かされているのだろう。ウデが動かない。固定はされていないが、これは麻痺かな?
腰は自由に動かない。アナルに何かが入れられているのか?固定されているようだ。体内で蠢く物が何かをいているようd。一定間隔で痙攣している感じである。
助けが来ないのは、死ぬ危険がないのだろう。だが、殺して欲しい。何かのアイテムになっても、シュウは抱いてくれるだろうか?
---佐藤美和子---
「いや!」
捜一の男性陣に、襲われている。高木君も白鳥君も千葉君も、目暮警部までもが、目付きがおかしい。
「やめて!」
口にハンカチ…これって、薬物だよね。しまった、吸い込んじゃったよ~
身体が動かない。全裸にされ手錠で手首と足首を拘束された。股間に何かの液体を注ぎ込まれ、何かの錠剤を入れられた。身体の芯が熱くなり、頭がぼぉ~っとしてきた。
トラックの荷台に積み込まれて、手錠でフックにつり下がられた。周囲には、私同様に全裸で、吊り下げられている女性達。由美もいるようだ。
トラックでどこかに運び込まれた。倉庫のようだ。足首の手錠は外され、股間に何かの装置を入れられ、何かのメモを背中に貼られた。これって、マグロの取引か?男達は、メモを見ながら、選別をしているみたいだ。袋にいれられた。どこかに配送されるのか?
◇
「美和子…」
耳元から聞こえる声。
肉を叩く音が幾重にも聞こえる。私の股間からも…
「気をしっかり持って」
私を喰っている男にいわれてもなぁ~
「今は、救い出せませんが、近いうちにね」
助けてくれるらしい。
「ここは?」
おとこは前屈して、胸を攻めて来た。
「ここは立川の学園都市の研究所だよ」
耳元で声が…そうか、耳に近づくために、胸を…
「あっ…」
達した…男は私か抜けて、立ち去っていく。待って!助けて…
男の姿が消えた。
---代羽周太郎---
蘭を助ける為、潜入した先で、佐藤刑事を見つけた。いや、女刑事の集団というか。学校だけでなく、警察署でも浚っているようだ。浚った後、何かの基準で選別しているようだが。この研究所には蘭、佐藤刑事、深雪、摩利、そして火織がいた。火織は罠に嵌まるのが好きなのか?真由美や真純はここにはいない。どこにいるんだ?で、この研究所には聖杯戦争のルーラーがいた。捕らえられて、拷問を受けているようだ。異世界のAIにとって、サーヴァントも人間と同じ種別なんだろう。
好みなので、ジャンヌをお持ち帰り…ジャンヌのマスターはヨーロッパにいて、無事のようだよ。
火織と一緒に、鈴木財閥の会議に出席して女性陣は見つからない。まさか、既にアナザーワールドへ連れ浚われたかな?
アナザーワールドを飲み込んだアルフガン2号へ転移した。
◇
アナザーワールドのサーバーを積んだ宇宙ステーションは、解体し、アルフガン2号のシステムに接続している。アイリーンは滅多にステーションに来ないらしい。来れば、即拘束であるが。なので、乗っ取ったことに気づかれていない。
システムログを見ると、研究所に居なかったメンバーはアナザーワールド送りにされていた。もう人間には戻せない。相談役もアナザーワールド送りされているし、メンテナンス要員はどうするんだ?って、メンテナンスするサーバーは解体中だけど…
モニターに新一とアイリーンが映し出されている。アイリーンはデータセクションにしか存在できないのかな。アイリーンのデータをこっそりコピーしておく。あれ?なんで新一がいるんだ?サルベージしてホムンクルスに入魂したんだが…データ化されると、削除しないとそこに有り続けるのか、新一をデリートしてみた。目の前の新一が消えてアイリーンが慌てている。
「団長、アイリーンを分離、隔離できました」
オペレーターからの声。捕まえた。どうするかな~