アイシャちゃんの冒険 作:楓理
次の日――いや時間を確認する術がないこの場所では分からないが、次にウェインが目覚めた時。
しばらく経てばまた男たちが牢へとやってきて、ウェインの身体を貪り続けた。最終的に何人の相手をしたかなど記憶にないが、少なくとも10人以上だろう。
次に目を覚ました時には、しばらくの間男たちはやってこなかった。
そのうちに3人ほどやってきたが、それだけだった。どうやら狩りに行っているらしい。
また次に目を覚ますと、既に自分は犯されていた。男が覆いかぶさり、秘裂に肉棒を突き立て腰を振っていた。目覚めたばかりの頭ではその状況についていけず、ただ混乱しているうちに膣内に精を吐き出された。
どうやら狩りに行っていた男たちが戻ってきたようだ。その後も次々と男たちはやってきて、溜まったモノを処理するように犯され続けた。
そんなふうに毎日、白濁にまみれ、汚されていく。体も心も疲弊しながら、ただ小さな希望を胸に耐え続けていた――そんなある日。
「おかしいわね…。」
ここ数日、男たちがウェインの牢に来ることがなくなったのだ。
いやこれまでも獲物を狩りに出ているときなど、その頻度が少なくなる時はあった。しかしそれでも丸1日誰も来ないということはなかったのだ。
「一体なにが…あの子が何かしたのかしら。」
そんなつぶやきは何もない空間へと消えていく。思い出すのはあの女の子―アイシャのことであった。もしかしたら彼女が何かしているのか。その影響で砂族達が対応に追われているのか。
普通に考えれば絶好の脱出チャンスであるが、魔法を封じられ、鎖につながれたウェインには自力でこの牢を抜け出す術がなかった。
「ただ待つだけっていうのも、歯がゆいわね……ん?」
そんな中、牢に近づく気配を感じた。どうやら1人のような気配にウェインは緊張する。もしかしたらアイシャが助けに来てくれた―そんな期待を胸に、牢の入り口に注意する。
「よぉ、ウェインちゃん。ご無沙汰だな」
しかしそんな期待を壊すように、入り口に現れたのは砂族の男だった。
「最近来れなくて悪かったなぁ。ちょいと
「別に…一生来なくても良かったぐらいよ。」
「はっはっは。そんなこと言うなよぉ。」
笑いながら話を続ける男の言葉に引っかかりを覚える。
そんなウェインの心を知ってか、男は話し続ける。
「そんな訳で久々にウェインちゃんを犯したいところだがよ…その前にちょっとついて来いや」
「ど、どこへ行こうって言うのよ。」
「来れば分かるよ。ほれ。」
男はウェインの手から伸びる鎖を牢から外し、手に持つ。そしてそのまま引っ張る様にして歩き始めた。
つながれたウェインはただ着いて行くことしかできず、何処に連れて行かれるのか分からない不安の中、歩みを進める。
「ほれ着いたぞ。ここだ。」
「ココは…?」
男に引っ張られしばらく歩き、階段を下りた先へと連れて行かれた。目の前には鉄格子があり、その先には机と椅子が見えた。
「ココに来たことはなかったっけか。ココはな、地下牢だ。」
「ち、地下牢…」
「そう。ウェインちゃんが護衛してた奴らいたろ。あそこにいた奴らはコッチに来てたのさ。…まぁもう居ないがな。」
その言葉に体が強張る。自分が護衛に失敗したために、あの人たちはこんな場所に―そして
「………ぁ……ゃっ………」
しかしそんなウェインの気を引いたのは、かすれ聞こえてくる声であった。どうやら女性らしいその声に、嫌な予感が広がっていく。
「へっへっへ…。今日見せたかったのはよ、一番奥に居る奴なんだよな」
「一番……奥…」
男に後ろから押され、無理やりに地下牢を進んでいく。進む度に聞こえてくる声は大きさを増し、ウェインに確信させるには十分になった。
「んぁっ!!…やぁっ!!あぁぁっ!!!」
「おらっ!もっと腰ふれっ!」
「は、はいっ…!…んんっ!はぁんっ!!」
そこには複数の砂族達に囲まれるアイシャが居た。どれだけの時間男たちの相手をしていたのか、すでに服は破られ全裸となった彼女は男達に犯されている。
そんなアイシャから目が離せないウェインに、後ろの男が言葉をかけてくる。
「最近砦内で色々とおかしなことが続いててな…。総動員して警戒してたら捕まえたって訳さ。」
「だからって…あんな…」
「んひゃぅっ!!やっ、胸っ…乳首いじらないでぇ!!」
聞こえてくるアイシャの媚声に言葉が途切れる。
アイシャは下から男に突き上げられ、揺れる胸を別な男に揉まれていた。アイシャの声を愉しむように胸を揉む男の手は激しく動き、更によがらせていく。
それに負けじと下の男もアイシャの腰を掴み持ち上げるようにして突き上げる。
「そんっ…なにっ!突き上げられたらっ!!やぁっ……おくっ届いてっ…!!」
「気持ちいいんだろっ!だったらちゃんと言葉にしろっ!」
「はいっ…!奥も、…乳首も気持ちイイですっ!!」
アイシャは男の言われるがままに声を上げ、その声に呼応するかのように男達も笑い出す。そしてそのまま腰を密着させると、動きが止まる。
「あぅっ…!なか…一杯
「あー気持ちいいぜ。中に出されて締め付けてやがる。」
「は、はぁっ…ん…熱い…」
「俺達もぶっ掛けさせてもらうぜぇ!」
顔や胸、肌を白く染めながら耐えるアイシャを余所に、胸を揉んでいた男がアイシャを持ち上げ肉棒を引き抜くと、そのまま地面へと押し倒し四つん這いにさせると、後ろから挿入していく。
「んやぁっ!…少し休ませ…あぁんっ!!」
「休めると思うなよっ…おらっ!」
「はぁんっ!あぁ…っっ…んぅっっ!!」
アイシャの身体が壊れるかという勢いで男はピストンを始める。なすがままの彼女は倒れることも許されずに身体を揺らしていた。
そんなアイシャに男は近づき、無理やりに肉棒を咥えさせると顔を押さえ吐き出さないように固定した。
「うぐぅっ!…んぅぅ…んっ!?…ぐ…っ…ンンッ!!」
「へへっ、イイぞぉ…もっと吸い付くようにしゃぶれ…」
「んくっ!…じゅるっ…じゅぷっっ!ちゅうっ!!」
突然口を塞がれたアイシャは苦しそうな息を漏らすが、そんなことに構わない男は、彼女へ奉仕を要求しながら頭を無理やりに動かしていた。
そんなアイシャの身体からは男の動きに合わせ大きな水音が聞こえる。離れているはずのウェインの耳に、なぜかその音がはっきりと聞こえ、自分の経験からどれだけ長時間犯されているのかを想像してしまったウェインは震えていた。
「口塞がれて、コッチの締まりも良くなったぜ?こういうのが好きなんだなっ」
「むぅっ!?…んんっ!んむぅっっ!!」
「なんか言いたそうだなぁ?聞こえないけどよ!」
男の言葉に反応するアイシャだが、口を塞がれているためしゃべることはできない。そんな彼女をみて男達は愉快そうに笑っていた。そのうちに2人の男は動きを速め、比例して聞こえてくる水音とアイシャのくぐもった声も大きくなる。
「ほれっ!しっかり中で受け止めろっ!」
「こっちも飲み込めよっ!」
「ぅぅっ!んンッッッ!!ンゥゥゥッッッ!!!」
秘部に挿入していた男の動きが震え、体重をかけるように密着させている。口内を犯していた男はアイシャの頭を押さえ、コチラも根元まで押し込んで動きを止めていた。
「んぐ…こくっ…ごくっ…」
「よしよし。飲んでるな。」
「はー…良かったぜ、アイシャちゃん。」
「……ぷあっ!…はぁっ…はぁっ…」
精を飲み込む音と、男達の満足そうな声。いくつもの音がウェインの耳を犯し、思考力を奪っていく。そのまま肉棒を抜かれたアイシャは地面へと倒れこむ。肩で息をしているだけで動かない様子に、
これ以上アイシャを見ることが怖くなったウェインは、男に向き直った。
「もう良いでしょ…何のためにここに連れてきたのよ…」
「ん?なに。ウェインちゃんのお仲間になったあの子を見せておこうと思ってな。」
「仲間って……!?まさか……!?」
しかし男の言葉は無情にも続く。
「そうだよ。お頭があの子にもウェインちゃんと同じ呪いを施したのよ。」
「そんなっ……」
自分にも施されている奴隷の刻印。魔法的に一切を縛るアレがアイシャにも施された―それはウェインにとっても死刑宣告と同等、いやそれ以上の現実を叩き付ける言葉だった。
助けとなる最後の希望だったアイシャも、これから先砂族達に逆らうことは一切できない。こんな辺鄙な場所に、また助けが来る可能性など万に一つもない。
そんな絶望を味わっていることなど知らない男はウェインの背中を押しながら続けた。
「これであの子も奴隷のお仲間って訳だ。ほらっ、挨拶ぐらいしてこいよ。」
押された勢いのまま、生気のない足取りでウェインはアイシャの犯されている牢屋へと近づく。
そんなウェインを、倒れているアイシャを起こし、後ろから抱えるようにして自らの上に座らせた男が気づいた。
「よぉウェインちゃん。お仲間に挨拶かい?」
「あ、あっ…ウェ、インさん……んぅ!」
「なんだ?アイシャちゃん。ウェインちゃんと知り合いかい?」
「大方捕まってるのを見たって所だろ。」
男はアイシャの胸を弄りながらウェインに話しかけてきた。その言葉で初めて気づいたのか、アイシャはウェインの名前を呼ぶ。
そんな様子に周囲の男達は好き勝手に話し始めてた。
「アイシャ……!」
「はっ!だったら今度は2人まとめて犯してやろうや。お互いに知り合いの目の前ってのも興奮するだろうしな!」
「そりゃ良いな。ただ今日はこのままアイシャちゃんに遊んでもらうかね。」
「ひぃっ!?アァッツ!そんなっ…にっ!強くぅっ!?」
ウェインは思わず駆け寄るが、閉じられた鉄格子が阻む。男たちはウェインとアイシャを見ながら口々に野次を飛ばす。
そんな中アイシャを抱える男は彼女の乳首を摘まみ、秘部へも手を伸ばしていた。そんな男の手にアイシャはヨガリ、媚声を上げる。
そんなアイシャをウェインはただ見ているしかできなかった。
「じゃあ俺はウェインちゃんをまた繋いでくるからよ。」
「おう。すぐ戻って来いよ?アイシャちゃんも負けず劣らずの極上品だからよっ」
「アァッ!ンゥッ!ひっ…ンァァァッ!」
後ろにいた男が、手から伸びる鎖を引く。その力に誘われるままにウェインは鉄格子から離れていく。そんなウェインは下から挿入され、胸や陰核を弄られながらも手での奉仕を強要されるアイシャの姿から目が離せなかった。
そのままどんどんと離れていくにつれ、岩陰にその姿は隠れ声だけが聞こえてくる。上階への階段を上り、砦に入る頃にはその声も聞こえなくなっていた。
「んじゃ、ウェインちゃん。また後でな。」
男はウェイン元居た牢に繋げると、手を振りながら出ていく。これからあの地下に戻り、アイシャを犯す輪に加わるのだろう。
だが希望を絶たれた今のウェインには男を止める気力も、ましてや自分の身体で気を引くようなことも出来ず、ただ見送るのみであった。
牢の中でうなだれるウェインの耳に、聞こえるはずのないアイシャの悲鳴が聞こえる。幻聴であると理解しながらも、ただ耳を塞ぎ一人牢で泣くしかなかった。
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その後も数日間、男達はウェインを犯すことはなかった。
「今日のアイシャちゃんは、ひたすら口での奉仕をさせたなぁ」
「今日は自分から懇願するまで、徹底的にイかせ続けてやったよ。まぁその後は俺らが満足するまで相手してもらったがな。」
そんな風に、時折食料を持ってきてはアイシャを犯す様子を聞かされるが、それでも自分に手を出してくることはなかった。
だが今のウェインには何の救いでもない。これまでだったら犯されない、男達が来ないというのは安息であったが、今は代わりにアイシャが相手をしていることになる。
自分の所為であんな子をそんな目に合わせてしまった負い目と、脱出が不可能になったという絶望感。
いっそ自害できれば―しかしそれすら呪いによって阻まれている自分には出来ない。すべてがウェインを押しつぶそうとしていた。
そんな日が続いたある日。
「よぉ、ウェインちゃん。元気かい」
「………」
「返事ぐらいしろやっ!」
「…元気なんか…あるわけないでしょ…」
食事を届けに来た男達は、今日は中々帰ろうとしなかった。何よりもウェインとの会話をしてきたのだった。
「すっかりしょげちゃって。可愛いねぇ。そんなことより喜べよ。久しぶりに犯しに来たぜ?」
「まさか…アイシャは…」
「アイシャちゃん?まだちゃんと俺たちの奴隷をやってるよ」
「そう…なのね。」
「そうかい。まぁ今日は特別仕様だ。この前言ってたこと覚えてるかい?」
「この前…?」
「そう。ウェインちゃんが犯されてるアイシャちゃんを見た時さ。」
あの子はまだ生きている―その部分には安堵しつつも、続く男達の言葉に疑問が残る。
「何を言ってたかしら?」
「『今度は2人まとめて犯してやろう』ってさ。覚えてない?」
「っっっ…そんなことっ!」
「そういうわけで今日は2人一緒に楽しんでもらうぜ?」
「好きにしなさいよ…どうせ拒否権はないんだから」
確かにあの時にそんなことを言っていた男はいた。しかし実際に事に及ぶとなるとその屈辱感はすさまじかった。
しかし今のウェインには断ることも、ましてや反逆することもできない。ただただ事が終わるのを望むだけだった。
「んー。なんか無気力なウェインちゃんを犯しても味気ないなぁ…」
そんな無気力にも見える様子に、男達は不服そうな声を上げる。そしてとんでもないことを言い出した。
「そうだ。ウェインちゃんが俺達を悦ばせるようにしないなら、その分アイシャちゃんに頑張ってもらおうか。」
「なっ…」
「それが良い。…それが嫌ならウェインちゃんが頑張ればいいだけだよ?」
「このっ…外道っ…」
これまでと違い、
少しでも彼女に楽をさせるのであれば、この提案を受けるしかなかった。
そんな葛藤の先にウェインは決断する。
「分かった…」
「ん?何が?」
「…分かりました。皆さん、今日は私の身体を…一杯に犯して…ください。」
ウェインの言葉に男達はニヤニヤと笑いながら頷いていた。そして鎖を掴み、牢から出ていく。
男達に連れられながらウェインは心に決める。少しでも自分が気を引こう。少しでもアイシャの助けになろう。
そして恥辱の夜が始まる――
まだ続きます。