生温かい粘液に指が包まれている。河の見える木の根元に腰をおろし、曹操は遊びに興じていた。指を意地悪く動かしてやると、時折香風がひりつくような嬌声を洩らす。それが広々とした空間に吸い込まれていく感覚が、なんともいえない開放感をもたらしている。
子供の領域を出ない体躯の小ささ。それでも、雌の穴から発せられる淫靡な臭気が、香風が女であることを強く感じさせるのだ。
「んっ、おっ……♡ お、おにい、ちゃあん……♡」
普段から薄着を好む香風といえども、外で全裸になることに対しては恥ずかしさがあるらしい。
腟内をほぐすのをやめないまま、甘い香りの漂う小ぶりな胸に食らいついた。興奮を誘う声。ぬかるみから分泌される粘り気を含む汁。香風の瞳はすでにとろけきっていて、なにを欲しているかなど曹操には手にとるように理解できていた。
「ねっ……。あっ、ひゃうっ、お兄ちゃん、お願いだから」
「悪い子なのだな、香風は。抜け駆けをするだけでは飽き足らず、その先までいやらしく求めてしまうとは。ははっ。そうまでして、俺のチンポを味わいたかったのか?」
「だ、だってぇ……。ああっ、んんっ、はーっ♡」
泡立つ涎が着物に落ちてくる。
香風の下肢は我慢の限界だと言わんばかりにふるえていて、その視線は大きくふくらんだ男根に注がれている。仕方がない、という感じを装いつつ、曹操はぬかるみから指を抜いていく。幼い秘裂。口を開けていて、隙間を埋められたがっているのか。両腋に手をやり、軽い身体を支える。香風のほほえみ。おのれで膣口を拡げ、男根を挿入することなどほとんどお手の物という感じになっている。
「……ごめんね、鈴々、蒲公英。き、きてるっ。お兄ちゃんのおちんちん、頭変になるくらい気持ちいい。あっ、はあっ、んふぅ……」
膣奥まで、亀頭が瞬時に到達してしまう。感触はいくらか硬質で、狭い穴経と相まって男根を容赦なく責め立てようとしてくるのだ。
軽い絶頂を味わっている身体。交わりのある女の中でも、香風はかなり敏感な部類に入っている。幼さの裏に秘められた隠しきれないほどの情欲。そうした歪さのようなものに、男は簡単に狂わされてしまうのだろう。
「無理を言ってすまないな、紅波。とはいえ、このような頼み事、できるのはおまえくらいのものなのだよ。ははっ。女を抱いている状態で感謝など述べられても、馬鹿馬鹿しくなるだけかもしれないが」
見張りに立ってくれている紅波に声をかける。川風に吹かれる赤い髪。そよぐ小枝のように、美しく揺れている。
「なんでもありませんよ、このくらい。香風殿とて、年相応に甘えたくなる時があって然るべきではありませんか。そして、その願いを叶えて差し上げられるのは、殿だけなのです」
「助かる、紅波。向こうにもどったら、おまえも少し休め。ここから先、まだまだ長くなるぞ」
「御意。むっ……。でしたら、拙者も皆様方にならい、たまには殿に甘えてみようかと存じます。お許し、くださいますか?」
「そのようなこと、許すもなにもないではないか。付き合うぞ、一日中でも」
「はっ。ありがたきお言葉です、殿」
紅波が静かによろこびを表現してくれる。
強烈に締め上げてくる膣肉。今くらい、もっと自分ことを見ていてほしい。香風の小刻みな喘ぎが、そう言っているように思えてくる。
「ン……。ひとり遊びをさせてすまなかったな、シャン」
「へ、平気……っ。お兄ちゃんには、たくさんわがままを聞いてもらっているから。あんっ、んぅ」
男根を伝って垂れ落ちる愛液。かなりの量であり、紅波との会話の最中にも、香風が独自に快楽を貪っていたことがはっきりとわかってしまうのだ。
ちょっと意地悪をするように、尻穴に指を突き立てた。潤滑液は前からいくらでも湧いてくるから、困ることはない。こちらをいじられるのも香風は好きで、気が向いた時には男根を挿入することもある。
「んぎっ……♡ ひ、ひろげちゃだめっ。お尻の穴、変になるから」
「ほう? その割には、いい声で鳴くのだな、香風は。むしろ、鈴々たちにも見てもらいたいのではないか。気持ちよくなれるぞ、きっと」
「や、やだぁ……♡ んぐっ、ひゃわっ。おっ、お゛おっ……♡ くるっ、またくるっ……」
何度目かの絶頂を香風が味わう。きつかった膣穴はすっかりやわらかくなっていて、ぴったり張り付くような感覚がかなり気持ちよくなっている。
ふるえる身体。力がいい具合に抜けているからか、尻穴に指がするりと入っていく。そのまま遠慮なくかき回してやると、両方の穴による締め上げが強くなった。
「あーっ。ずるいのだ、香風。ちょっとくらい、遊ぶの待っててくれたらよかったのに」
「やっ、意外と冷静なんだね、鈴々って。この状況、ほかにツッコむべきところいくらでもあると思うんだけど……」
「はにゃ? けど香風、お尻にまでお兄ちゃんのお指突っ込まれちゃってるし、あとはどこにナニを突っ込めばいいのだ?」
「ううっ。わ、私がおかしいだけなのかな、これって。と、とにかくお義兄さま」
到着した二人の反応にも、個性がよくあらわれている。
鈴々は友人のしていることに興味津々。蒲公英はやはり緊張があるようで、遠慮がちに自分たちの交わりに視線を向けている。
「んはっ、はあっ……。ん、ごめんね、鈴々。お兄ちゃんと二人でいたら、どうしても我慢できなかった」
つながっている香風の全身がぞくりとふるえる。
鈴々と蒲公英にも見えるように、尻穴を手で拡げてやったことが影響しているのだろう。少し惜しいが、この体勢でいたのでは三人で遊ぶことはままならない。ゆっくりと抜かれていく男根。どろりと流れ落ちる愛液を眼にして、蒲公英が固唾を飲んでいる。
「みんなで遊ぶのなら、やっぱりこれがいい。きて、鈴々。お兄ちゃんのおちんちん、気持ちよくしてあげよう?」
「う、うん、わかったのだ。ん、んしょ……」
自分もそうするべきだと考えたのか、鈴々が服を脱いで青空の下肌を晒す。見事にならんだ小さなふくらみ。言いようのない情景に、男根がびくりとふるえた。
「わっ。すごい匂いだね、香風。おちんちんどろどろで、前よりもすごいことになっているのだ」
「うん。これが本気のお兄ちゃんだよ、鈴々。シャンや鈴々みたいな小ささだと、お股すぐにいっぱいにされちゃう。だから、してもらう時には覚悟しておいたほうがいいのかも」
「ん、ごくっ……。お母さんになるって、すごいことなんだね。でも、たくさんお勉強することがありそうで、ちょっとわくわくする」
「お兄ちゃんが優しく教えてくれるから、きっと平気。今日は予行演習みたいなものだね、それの」
香風に促されて、複雑な匂いを放つ亀頭を鈴々が咥える。
高い体温。それが反映された口内の居心地は抜群によかった。慣れない鈴々による口淫を支えようと、香風が男根全体に舌を這わせてくれている。わがままをしてしまった分、ここからは脇役に徹しようというのか。少し汗ばんだ香風の髪をかき回す。少し息を洩らし、曹操は木の幹に背中を預けている。
「おいで、蒲公英。ああ、二人のように無理をして脱ぐ必要はないのだぞ」
「は、はいっ、お義兄さま。そ、それでは、失礼して」
隣に座る蒲公英を抱き寄せる。
意外と豊かな起伏を備えていて、抱き心地はかなりよかった。緊張をほぐすように手を握り、唇のまわりに何度か口づけた。
「んっ、はふっ……。お、お口にしてほしいな、お義兄さま。蒲公英は、全然平気だから」
要望に従い、唇同士をぴたりと合わせる。
やわらかく、繊細な部分がある。脇腹のあたりから、徐々に乳房に手で触れていった。
「はあっ、お義兄さまぁ……。んっ、ちゅっ」
拙いついばみ。知識としては色々と蓄えているのかもしれないが、いざ本番となると勝手が違ってくるのだろう。しかも、下では二人による奉仕が行われていて、男根を吸い上げる音がいくらでも聞こえてくるような状況なのである。
「んっ、んあっ……。お義兄さまの手、あったかくて気持ちい……」
反応を窺いながら、蒲公英の着衣を乱していく。
乳房は手のひらからこぼれるくらいで、申し分のない揉み心地をしているのである。
「ちゅっ、ちゅぅうう。お兄ちゃん、鈴々のお口も気持ちいい? ご奉仕、上手にできているのだ?」
「上手にできているぞ、鈴々。そうでなければ、ここまで大きくなるはずがないだろう? そう思うだろう、蒲公英も」
「う、うん。お義兄さまのおちんちん、とっても雄々しくなってるのに、鈴々ってすごいんだね。小さいお口でがんばって咥えて、たくさんじゅるじゅるってしてるんだもん……」
「えへへー、でしょでしょ? そうだ、蒲公英も鈴々としてみるのだ? おちんちんの先、半分こしよっ」
「よ、よーしっ。私もやってみるね、お義兄さま」
すべてを包み込むような鈴々の明朗さ。
湿っぽい感じはどこにもなく、それで蒲公英も臆することなく参加することができているのだろう。亀頭が二枚の舌に挟まれている。男根を間に置き、鈴々と蒲公英は口づけでもするかのように唇を動かしているのだ。
ちょっと寂しさを感じたのか、香風が立ち上がり表情で強請ってくる。しとどにとろけた膣穴。まだ絶頂し足りないのか、指を添わせてやると上手く腰を使って内部に迎え入れようとしてくるのだ。
「ちゅぽちゅぽ、きもひぃい……♡ んっ、あっ、お兄ちゃぁん」
「すっごくやらしい匂いするね、鈴々。ふふっ。お義兄さまのおちんちん、またびくってふるえてるよ」
「この匂い、どんどん強くなってきているのだ。あっ、んんっ、うあぁあ!?」
鈴々の嬌声が耳に響く。
むき出しになった幼裂。そこを割って、指を侵入させているのである。想像どおりのきつさだった。締め上げられる指。強靭な部分が柔軟さを凌駕していて、開発のしがいがあると思わせる膣内だった。やがてはここに男根を突き立て、鈴々に子種を注いでやらねばならないのだ。そのための準備は、いくらでも早いほうがいい。指で中をいじるかたわら、丸い尻を撫でる。十分なやわらかさをしていて、ついこぼれる笑みを抑えられなかった。
「あっ……。いいな、二人とも。んっ、れろぅ……。あ、あのぅ、お義兄さま?」
「いいだろう、蒲公英。ちょっと風通しはよくなるが、我慢できるな」
「あう……。それは、なんとか」
蒲公英が全裸に近い格好になっている。残っているのは靴くらいのもので、乳房も割れ目もなにもかも丸見えになってしまっていた。
どう足掻いたって腕は二本しかないのだから、必然的に指では香風の相手をしてやることができなくなる。交差する視線。この状況でどうすればいいのかなど、香風にはわざわざ言葉で伝える必要などなかった。
「舌、いいっ……♡ もっと、もっと舐めてぇ、お兄ちゃん」
「き、きてるっ。お義兄さまの指が、蒲公英の中にぃ……♡」
どれだけ舐め取ろうが、香風の分泌する愛液は途切れることがない。
口、指、そして男根の三点が艶めかしいあたたかさに包まれている。全身の感覚。それが、余すところなく快楽で染め上げられていく。
濃厚な雌の匂い。鼻と舌で味わいながら、鈴々と蒲公英の未開発な膣を自分だけのものにしていく。湧き上がる昂揚。精液は男根の奥で煮えたぎっていて、放出される時をじっと待っている。耳を打つ嬌声。三人による音の競演は、どこまでも激しさを増していく。
ちょっとした行為が大きな相乗効果を生み出し、快感を塗り拡げる。開放的な場所で情事をしていることすら忘れ、曹操たちは互いを気持ちよくすることだけに没頭していた。
「はーっ、ああっ……。お兄ちゃん、そろそろきちゃうかも。おちんちん挿れてもらってた感覚が、お股にずっと残ってるせいで、ああっ♡」
「いつでもいいのだぞ。シャンの気持ちよくなれる時を選んで、いくといい」
「う、うんっ♡ はふっ、はあっ……。ん、んうぅ……!」
自分の言葉に安心したのか、香風はきゅっと口を結んだかと思うと、全身を愛らしく痙攣させはじめる。
薄い液体のようなものがほとばしる。口を押し付け、さらに快楽を刻み込んでやると、その反応はより顕著なものになっていく。
「くるっ、きちゃうぅ……! お兄ちゃん、シャン、シャンもう……っ♡」
口内が愛液とは全く別のあたたかさで満たされていく。
声の響きから、それがなんであるのかはなんとなく察しがついていたのだ。陰核を舌で弄んでやると、その勢いはさらに強くなった。ちょっと酸味のある小水の味が、澱みきった脳髄を心地よく刺激する。
「んっ、ひゃわっ!? ちょ、ちょっと、お義兄さま!? わぷっ、んっ、んふぅう……♡」
「びゅるびゅる、すごいのだっ。お兄ちゃんのおちんちん、お顔の間で暴れまわって、んあぁあっ♡」
無計画に射精してしまったのは、そのせいだったのかもしれない。
一度堰を切ったからには、精液は止まらない。鈴々と蒲公英。二人の無垢な肌を徹底的に汚し、白く染めていく。
「すごっ……!? お義兄さまの精液、全然止まらないっ。へへっ、気持ちよくして差し上げられたんだね、私と鈴々で……♡」
「苦くて、とってもとろとろなのにもっと欲しくなる。これが大好きってことなのかな、蒲公英?」
「わかんない。けど、私も嫌いじゃないかな、これ。んふふっ。お義兄さまのものにしてもらったって感じがして、ちょっと嬉しいくらいなのかも」
香風の放出する液体を飲み干しながら、射精を続けた。
なんとなく催してくる衝動。普段ではあまり湧いてこない感覚なだけに、どうしたものか少し考えてしまう。
「はふぅ……♡ ごめんね、お兄ちゃん。でも、たくさん出せて気持ちよかったかも」
すべてを出し切り、香風がすっきりしたような顔で話しかけてくる。
試してみたいという気持ち。どうにも、抑えることなどできそうになかった。精液で顔をどろどろにした二人の間に香風を跪づかせる。いい光景だと思った。三人ともに不思議そうな表情を浮かべていて、これから起こることに対しての備えなど少しもできていない。
「顔を洗いたいのではないか、二人とも。湯ではないが、存分に使うといい」
「えっ、お義兄さま? へぷっ、んあうっ……♡」
三人の前に立ち、男根を手で支える。そうして、せり上がる尿意を奇襲気味に顔に向けてぶつけていった。
戸惑いの声。それでも受け止めてくれようとしている態度が、健気で心に響くものがある。香風などは口を開けて降り注ぐ液体を享受しており、それでまた快楽を得ているようだった。
「えへへ。お兄ちゃんの匂い、まだまだ濃くなるね。んっ、あったかくって、意外と気持ちいいのだ、これぇ……♡」
「うん。なんだか、私もわけわかんなくなってきてるよぉ♡ せーえきもおしっこも、お義兄さまのだから少しも嫌じゃない。むしろ、もっとお便所にしてもらいたいっていうか♡ あははっ、なに言ってるんだろ、私……♡」
笑顔で感想を洩らす蒲公英。
倒錯的な快感だった。その情欲の火は、河の水で身体を冷やすまで、ひたすらに燃え続けたのである。