※この作品はR-18です。

恋姫異天記~曹操伝~   作:KKS

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作成コスト的に突発的な投稿はイチャコラするだけの話になりがち。


閑話 遅いご褒美(猪々子)

 妙な重みにまどろみを遮られ、曹操は眼を醒ました。

 暗い居室。力を入れてみたが、手足が動かない。なにかが乗っている。あるいは、束縛でもされているのか。

 普通ならば、命の危険を感じるような場面だった。それでも余裕を崩さずにいられたのは、闇の中に一縷、見知った特徴的な髪が見えたからだった。

 

「もういいだろう、猪々子。そろそろ、おまえの顔を見せてくれないか」

「ちぇー。しばらく怖がらせてやろうと思ったのに、つまんねえの」

 

 暗がりに慣れてきた視界に、猪々子の肢体が浮かびあがる。

 性格からして、忍び込むような真似はしないはずだった。閨に侵入するのなら、堂々と正面から。もし制止されようものなら、ひと悶着起こしてでも突破しようとするはずだ。

 

「ははっ。宿直の者に、無理など言っていないだろうな」

「ややっ、そんなことあたいだってしないっての。曹操のアニキにご褒美もらうんだー、って話したらあっさり通してもらえたからさ。なんというか、肩透かしでも食らったような気分だな」

 

 言いながら、猪々子が胸もとに顔を擦りつけてくる。

 ふわりと拡がる髪の香り。その仕草は気分が乗った仔猫のようで、つい乱雑にかわいがってやりたくなってしまう。

 

「それにしても褒美、か」

「あっ、本題はそれだよそれ。アニキってば、この前の戦でがんばったご褒美、全然くれないんだからさあ。下手したら忘れられてるんじゃないかと思って、こうして自分から取りに来たって算段なんだよ」

 

 軽く抓られでもしたのか、右腕に小さな痛みが走る。

 自分の背丈よりも大きな剣を、振り回せるような女なのである。もし猪々子が本気でも出そうものなら、この程度の被害で済むはずがなかった。

 

「そう言われては、俺の立つ瀬がなくなる。今回だけは見逃してくれないか、猪々子?」

「まっ、別にいいんだけどさ。そりゃあアニキの周りにはかわいい子がわんさかいるんだし、目移りだってして当然だよな」

「はははっ。珍しいな、おまえがそう不貞腐れるなんて」

 

 へそを曲げたままの猪々子の抱き寄せ、口づけを交わした。

 嫌がるような素振りはない。むしろ、絡ませてくる舌は積極的なくらいで、絶えず唾液を交換しようとしてきている。

 

「んっ、あむっ、ふちゅる……。わ、ずるいやり方するなあ、アニキは。こんなにされたら、許してやるしかなくなるじゃんか」

「どうとられようと、俺は少しも構わない。おまえが機嫌を直してくれることが、今はすべてなのだからな」

「んーっ。ずるい。ほんとずるいよなあ、アニキは」

 

 甘いだけの口づけを、ひたすらに続けた。

 猪々子は動きも手慣れていて、わざわざ導いてやる必要はなかった。段々と互いに身体をまさぐり、着衣を乱していく。

 手に余るほどの乳房があるわけではないが、引き締まった肉体は男を興奮させるだけの魅力を秘めている。

 下腹部を引き寄せ、猛りかけている男根と擦り合わせた。猪々子の方も気分が盛り上がってきたらしく、顔にふりかかる吐息がかなり熱を帯びている。

 

「はあっ、んあっ……。もし男で一緒になるなら、絶対アニキだって決めてたんだ、あたい。へへっ、だから、なっ?」

「んっ、猪々子……」

 

 昔から、真っ直ぐな子であることは知っている。それでも、いざ口にされてみると悦びはあるものなのだ。

 隙を突いて体勢を入れ替え、猪々子を組み伏せた。ふたつの眼。暗がりでもわかるくらい情熱的な色をしていて、思わず夢中にさせられてしまう。

 

「あははっ。アニキのちんこ、ガッチガチじゃんか。そんなに挿れたいんだ、あたいの中」

「ああ。見ての通り、馬鹿正直な男なのだよ、俺はな」

「ええー? だったら姫とも、もう少し早く……。んっ、ふあっ……! そ、そんな、いきなりっ♡」

「馬鹿正直なここに、そんな堪え性があるものか。最後までいくぞ、猪々子」

「ま、待ってぇ……♡ あぐっ、んっ、んはぁっ♡」

 

 男根に膣肉を抉られ、猪々子の細い腰が浮き上がる。

 中はさすがの締りで、細かい襞がしっかりまとわりついてきていた。

 なだらかな胸を手のひらで味わい、腰を押し進める。女同士の戯れでは届かない場所まで、自分を刻みつけてやるつもりだった。

 

「き、きてるっ。アニキのちんこが、一番深くまでぇ♡」

 

 猪々子の洩らす喘ぎが、耳に心地よく響く。

 痛みはさっぱり感じていないらしく、あるのは真新しい感覚による快楽だけのようだった。

 ざわめいていた膣襞が、段々と落ち着いてきているのか。子宮口に先端を押し当て、曹操は一度大きく息を吐いた。

 

「不思議だな、これって。突っ込まれてるだけなのに、頭がぼーっとしてきてる。あはっ。アニキのこと、こんなの益々好きになっちゃうなぁ♡ あーっ、これほんとやばい……♡」

「ははっ。俺にとっては好都合なことでしかないな、それは。もっとよく感じてみろ、猪々子。今夜は、おまえが褒美を独り占めできるのだぞ」

「んっ、あぁあっ……! いいっ♡ アニキのぶっといちんこで中かき回されるの、さいっこぉ……♡」

 

 反応の変化を確かめながら、抽送を続けた。

 感度は良好。つんと勃った乳首を指で捻ってやると、猪々子はさらにいい声で鳴いてみせる。

 

「あっ、んぅっ、んぉ、ああっ♡ ぎゅってされるのも、好きぃ♡ アニキ、もってしてっ、アニキ」

「真っ赤になっているというのに、まだして欲しいのか。おまえも大概、欲望に忠実な女だな」

「そ、そんなのっ、当然だろっ……? 今まで散々、おあずけされてきたんだ。その分、思いっきり愉しまないと損じゃんか」

 

 猪々子が跳ねるように身体を起こし、不意に抱きついてくる。

 瞬時に塞がれる口。交わった状態ですする唾液はもはや媚薬同然で、全身の感度を極限まで高める効果があるようにすら思えてくる。

 

「いっ、これいいっ……♡ ちんこの当たり方変わって、んはあっ。もっと、もっと色んなことしてほしくなるっ♡」

 

 離してやるものか、と身体を抱く腕に力を込めた。

 ほぐれた膣内。精液を強く欲していて、それは猪々子の表情にもあらわれているのだ。

 普段は元気闊達を絵に描いたような子なだけに、情欲の色が濃くなるとこうも印象が変わるのか、と曹操は笑みを洩らす。

 両手で握り合い、結合部を起点に腰を揺さぶる。最奥を徹底的に責められ、猪々子は感じに感じているようだった。

 尿道を精液がせり上がる。堪えて追加の突きを見舞った後、それは大いに爆ぜた。

 

「む、無理だって、こんなのっ♡ 絶対いくっ、奥で射精キメられながら、いくっ、うぅうぅうう……♡」

 

 搾り取られる、という感覚がかなり強い。

 猪々子は薄い胸を反らした状態で、びくびくと身体をふるわせている。

 

「あっ、ああっ……! まだくるっ。熱々の精液、あたいの中で暴れてる♡」

 

 萎える気配のない男根を突き入れ、請われるがまま子種を渇望する袋に濃厚な汁を注いだ。

 

「ひゃわっ……。だめ、もうだめ……。あたい、腹いっぱいだぁ……♡」

 

 唐突に倒れてくる猪々子の身体。愛おしさすら感じる重みを受け止め、曹操は気をよくしていた。

 

「むっ、あむっ、ちゅっ、ちゅぱっ……」

「ン……。いいのか、このまま続けてしまっても。今ので、満腹になってしまったのだろう?」

「いいからいいから。なんとかは別腹、って言ったりもするだろ? それにさ、アニキのちんこ、ちっとも小さくなってくれないし。だったら、する以外の選択肢なんてあり得ないでしょ」

 

 腹はふくれていても、喰い足りているわけではない。

 そんな矛盾を抱えた猪々子をかわいらしく思いながら、曹操は再戦へ闘志を燃やしている。

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