※この作品はR-18です。

恋姫異天記~曹操伝~   作:KKS

163 / 183
閑話 真実の絆(愛紗、鈴々)

 飛び込んでくる兵を打ち払う。絶影を駆けさせ、曹操は冷静に状況を見つめていた。

 前方は開けた原野。そこに敵軍は展開していて、一気呵成の攻撃を仕掛けてきている。自軍は兵数からして劣勢で、守りをかためるので精一杯だった。

 騎馬隊が突出してくる。明らかに、とどめを目論む一手だった。

 

「ここまでよく守った。敵騎馬隊を引きつけ、隘路まで後退する。敗走することは許さぬ。曹旗に相応しい戦ぶりを、最後まで俺に見せてみよ」

 

 麾下の間に緊張が走る。それすら上回るように、曹操は号令の叫びをあげた。

 到来する敵の騎馬隊。練度はかなりのもので、迂闊に突撃をかけてくるようなことはなかった。それでも、自分たちの退却に離れずについてくる。曹操の狙いは、その一点だけにあると言ってよかった。

 隘路に入る寸前。しびれを切らしたのか、騎馬隊の動きに変化があらわれた。

 『張』の旗が荒々しく揺れている。兵士の間を縫って、巨大な武器を担いだ敵将が姿を見せた。

 

「きたか、張飛。ここまでの采配、さすがのものだと褒めてやろう」

「覚悟するのだ、おにぃ……あっ、曹操! ここであったがなんとやら。その首、張飛翼徳がねじ切ってやる、のだ!」

「いい威勢をしている。しかし、俺の首をそう簡単に奪れると思わないことだ」

 

 張飛の蛇矛が唸る。数人の旗本が瞬時に吹き飛ばされ、地面に叩きつけられた。

 絶体絶命の状況。普通に戦闘を続けたのでは、間違いなく死が待ち受けているのだ。

 

「余裕ぶって、痛い目みたって知らないよ。鈴々、手加減は得意じゃないんだもん」

「そのくらい、承知しているさ。だが、忘れていることがあるのではないか、おまえも。この戦場にあって然るべき旗が、ここにないことをな」

「にゃっ!? 左右からの挟撃、これってまさか」

 

 こちらを押し込むために伸びた張飛の騎馬隊。その横腹を、猛烈に殴りつける部隊があった。

 敵兵をなぎ倒し、黒い旋風がやってくる。迎え撃つ蛇矛。鍔迫り合う得物には、印象的な青龍の意匠が施されている。

 

「げえっ、関羽」

「おい。義姉の顔を見てする反応か、それが」

「やっ……。だって、あぅ」

 

 出現した関羽の迫力に押され、張飛の勢いが減衰している。それは率いている軍勢にまで伝わり、逆に自軍は士気を盛り返していた。

 

「騎馬隊を押し包む。将を奪ってしまえば、流れはこちらのものだ。いくぞ、関羽」

「御意。調練とはいえ、兄上に勝利をもたらすのがわれらの使命にございましょう。この青龍偃月刀の冴え、とくとご覧あれ」

 

 一度覆った形勢が、再び変化することはなかった。

 関羽の騎馬隊を筆頭に、麾下が敵部隊の掃討をはじめる。

 孫堅との決戦を前に、部隊にはこの動きを叩き込むつもりだった。

 討たれたことを示す白い布を、張飛が渋々腕に巻いている。小さな身体。馬上に拾い上げ、曹操は砂塵の中をさらに駆けた。

 

 

 逗留先の宿営で、曹操は身体を休めていた。

 寝台の軋み。腕の中で、鈴々が大きな欠伸をしている。部隊の調練は副次的なもので、地方の巡察が今回の主な目的だった。

 

「愛紗ってば、ずるいよね。お兄ちゃんの方になったんだから、そんなの強いに決まってるのだ」

「ははっ。だったら、今度は鈴々が俺に勝ちを届けてくれるか」

「へへっ。合点なのだ、お兄ちゃん。ついでに愛紗の泣きっ面も、たっぷり拝んでやるもんね」

 

 副官の候補はいくらでもいたが、兗州を見て回りたいという鈴々の希望もあり、愛紗共々こうして連日引き回している。

 民政に対しても、ひねくれていないだけ、時々はっとさせられるような意見が出てくることもあった。鈴々には、このまま真っ直ぐ大人になってもらいたい。自分のように屈折するばかりが成長の道ではないと、丸い頭を撫でていると思えてくる。

 無性に愛おしくなって、幼い身体を強く抱きしめる。

 多少日が空いてしまったが、約束を果たすいい機会ではあったのだ。その感覚をなんとなく理解しているのか、鈴々が恥ずかしそうに手足を縮めている。

 安心できるように触れ、顔をこちらに向けさせる。少し甘い香りのする肌。擦り合わせると、くすぐったそうに鈴々が笑った。

 

「あの、お待たせいたしました、兄上。水を浴びていて、乾かすのに時間がかかってしまい……」

「いや、ちょうどいい頃合いだ。おまえもここにあがれ、愛紗。桃香は不在だが、これで鈴々も安心できるだろう」

 

 水に濡れたせいか、愛紗の黒髪がいつもより艶めいている。

 見方によっては、どちらも戦場以上に表情を強ばらせているのではないか。ちょっとおかしく思いながら、曹操は愛紗を抱き寄せた。

 

「んっ……。よかったな、鈴々。今より、兄上に愛していただけるのだぞ。義姉として、私も誇らしく思う」

「そ、そう、かな? えへへっ……。なんだか、変な気分。愛紗とお兄ちゃんと、前みたいにするんだよね。どうしてかな、すっごくドキドキするのだ」

 

 愛紗の見ている前で、鈴々と口づけを交わした。

 束の間の触れ合い。なのに、心にあたたかな感情が溢れかえっている。

 

「兄上。よろしければ、こちらに。以前のお返しを、少しでもできればと思いまして」

 

 正座した膝の上を、愛紗が指差している。

 鈴々と交わるまでに、自分を癒やしてくれようとしているのか。断る理由もなく、頭を寝かせた。弾力のある感触。気恥ずかしく微笑する愛紗の顔が、ここからならよく見える。

 

「前に兄上のここをお借りしたこと、よく覚えています。ひどく安心できて、あれ以上などないと思ったものです」

 

 言いながら、愛紗が着物の前をゆるめている。以前とは比べものにならない程、大胆なことをするようになっている。

 これが、心に素直になるということなのか。桃香の爛漫な表情を脳裏に思い浮かべ、曹操は笑った。

 丸くて大きな乳房が、頭の上にあらわれる。甘い香り。徐々に強くなって、男の弱い部分に訴えかけるのだ。

 恥ずかしくなってきたのか、愛紗が小さく声を洩らしている。

 

「どうぞ、兄上。こんなものでよろこんでいただけるのか、私にはわかりかねますが」

「あたたかいな、愛紗の胸は。ン……。赤子ができたら、嫉妬心をおさえるのに苦労することになりそうだ。誰の眼をはばかることなく、この乳を吸えるのだぞ」

「お、お戯れを。それに、ですね……」

 

 軽くだが、顔に乳房を押し付けられている。ついで、頭に添えられる手のひら。動かされると、心地よさからふと思考がぼんやりとしてしまう。

 

「兄上がこうされたいと仰せなら、私はいつでも。姉上ほどの癒やしは、差し上げられないかもしれませんが」

「桃香には、桃香のよさがある。それぞれが同じでないから、特別だと感じるのではないかな。なあ、鈴々」

「はにゃっ!? う、うーん。詳しく言うのは難しいけど、きっとそういうことなのだ。お姉ちゃんも姉者も、鈴々の大切な人なんだもん。もちろん、お兄ちゃんも、ねっ?」

 

 言語化の有無など、大した問題ではないと思った。

 鈴々はことの本質を理解していて、それを体現できているのだ。

 黙り込んだ愛紗の表情。顔いっぱいに感じる乳房のせいでよく見えないのが、残念なくらいだった。

 

「鈴々。私と一緒に、兄上に気持ちよくなっていただこう」

「わわっ。ちんちん、出てきたのだ。お兄ちゃんの、愛紗はそんなふうに触ってあげるんだね」

「う、うむ。相手を思いやることがなによりだと、兄上を見ていてよくわかってな。手練手管を磨くよりも、よほどそれが重要なのだろう」

 

 鈴々の指。愛紗に導かれて、太い幹に絡みついた。

 少しぷっくりとした乳輪に舌を這わせてから、勃起した突起を吸い上げる。優しく、ねっとりと、実際に乳を出させることを意識した動きだった。

 

「やっ、んっ……。はあっ、あっ……。こ、こちらの加減はいかがですか、兄上」

「いい具合だ。扱いがうまくなったな、鈴々も」

「えへへっ、お兄ちゃんに褒められちゃったのだ。あっ、ぬるぬる、先っちょからこんなにたくさん」

「掬って、塗り広げて差し上げようか。ほら、鈴々」

「うん。わかったのだ、愛紗」

 

 粘つく先走りが、亀頭から根元にまで塗布されている。

 艶かしく動く二人の指。愛紗が雁首を丹念に刺激し、それを押し流すかのように鈴々が幹を上下させているのだ。

 しばしば口喧嘩をすることのある義姉妹だったが、心の底にあるつながりはやはり深い。その仲の良さを奉仕というかたちで味わえているのだから、自分は幸運にめぐまれているのだろう。

 

「ちんちん、まだかたくなるのだ? んっ、んしょっ。愛紗のおっぱいちゅうってしながらシコシコされるの、お兄ちゃんは気持ちいい?」

 

 鈴々の声に、あどけなさ以外の響きが乗っている。

 少女を飛び越え、女としての覚醒を迎えようとしているのか。

 

「あっ、んくっ……♡ 舌遣いが段々といやらしくなっていますよ、兄上。珠もすっかり張り詰めて、そんなに溜め込まれていたのですね。はあっ、あんっ。命じてくだされば、私はいつでも……、あっ♡」

 

 亀頭を磨く愛紗の手のひらが、絶え間なく快楽を送り込んでくる。

 巡察にでていると、なにを勘違いしたのか、地方に根ざしている豪族から娘を差し出されることがある。女官として採用することはあっても、関係を結んだことは一度もなかった。

 番う女くらい、すべて自分で決める。夏侯の二人を生涯の友、そして伴侶とした時から、それはずっと貫き通していることだった。

 

「射精なされたいのですか、兄上? ああっ、ふあっ……♡ そんなに強く吸われたって、お乳はまだ出ませんからぁ♡」

「先っちょのぬるぬる、ちっとも止まってくれないのだ。はあっ、んんっ。お兄ちゃんのちんちん、びくびくってすごいの」

 

 最高の射精を迎えることだけに、全神経を集中させる。

 精液を搾り取ろうとする指の動き。左右の乳首を口に含んだまま、腰を軽く突き出した。ふくらんだ亀頭。より強調された引っかかりに、愛紗と鈴々が痛撃を加えてくる。

 

「出して。出してください、兄上。私と鈴々の手に、白いのたくさん射精して……っ♡」

「びゅるって、きそうなの? きてっ、お兄ちゃん。姉者と一緒に、いっぱいべとべとにされてみたいのだ。ねっ、びゅーって♡ びゅうっ、びゅーっ♡」

 

 吐精を促す言葉に背中を押され、男根を大きくふるわせた。

 溢れ出す。一度堰を切ったからには、そう簡単に止まることはなかった。

 

「やっ、兄上のすごっ……♡ 鈴々と私の手が、一瞬でこんなにも白く」

「ほんとに、すごいのだ。お兄ちゃんの匂いで、鈴々頭くらくらしちゃう♡ お手てぬるぬる、とっても気持ちいいね、愛紗」

 

 驚いたような二人の声が聞こえる。

 乳房のほんのりとした甘さを堪能しながら、曹操は白濁を撃ち出し続けた。

 

 

 粘液に塗れた手で、愛紗が抱きしめた鈴々の胸を愛撫している。

 どちらも今は裸で、隠すべき部分を覆っているものはなにもなかった。

 艶めかしい愛紗の陰毛。指で中を探るのと同時に、鈴々の幼い秘裂を舌で拡げていく。何者にも染められていない、無垢な縦筋。わずかに姿を見せる中身は鮮烈な色をしていて、これからの行為に強い期待を抱かせる。

 

「はあっ、ふうっ……。赤ちゃんつくるのって、すごいんだね。毎回こんなに頭ぽわぽわってしてたら、さすがの鈴々も保たないかもしれないのだ」

「ふふっ。なにを言い出すかと思えば、痴れ者め。兄上との交合は、こんなものではないのだぞ? だが、安心するといい。今夜は、私がずっと側で見守っていてやる」

「ほ、ほんとぉ、愛紗? あっ、あんっ♡ 鈴々のおっぱい、お兄ちゃんのねとねとですごいことになっているのだぁ……♡」

 

 姉妹の美しい愛情だった。

 鈴々の中に入りたくて、男根は限界まで大きくなっている。加減してやらねばと思うほど、劣情は激しく燃え盛る。男の性と言えば聞こえはいいが、下劣なことには少しの変わりもない。

 

「愛紗」

「はい、兄上」

「挿れるぞ。まずは、おまえからだ」

「えっ? んっ、はうっ、あっ、んーっ♡」

 

 返答を聞く前に、男根を突き入れた。

 よく馴染んだ膣内だから、なんの抵抗もなく奥の奥にまで入り込むことができる。驚きでざわめく肉の壁。軽く腰を動かし、なだめることに曹操は努めた。

 

「はあっ、あふっ……♡ ど、どうして鈴々でなく、私にっ♡ んあっ、んうぅ。いきなりのことで、身体がびっくりしているのかもしれません。くふぅ、あっ♡ ぞわぞわ、お腹の奥からあがってぇ、あっ♡」

「鈴々に手本を見せてやるのも、いいかと思ってな。それに、本当はおまえも欲しかったのだろう、これが」

「ひっ、はあっ、あっ。そ、それは、そうかもしれませんがぁ♡ あ、兄上、あにうえっ♡」

 

 快楽に揺れる愛紗の肉体。敏感に感じ取っているのか、鈴々は切なそうに腰をよじらせる。

 お預けをしている代わりに、可憐な唇に口づけた。愛紗と自分とで挟んでいるせいか、間にいる鈴々を犯しているような気分になってくる。未開発な膣は、普段相手をしている香風や朱里よりもきつく狭いのだろう。

 その点愛紗であれば、少々乱暴な動きをしても許容されるという信頼が、すでに出来上がっている。

 

「んれっ、ちゅ、ちゅむっ……。んっ、すごいのだ、愛紗。お兄ちゃんにちんちん挿れてもらって、さっきからあんあんって……。鈴々も、おんなじようになるの?」

「どうかな。だが、大好きな鈴々が気持ちよくなってくれると、俺もうれしく思う」

「にゃっ……。鈴々も、お兄ちゃんのこと大好きだよ。だから、たくさんちゅってするの」

 

 愛紗の洩らす快楽に染まる声。耳にしながら、鈴々と深く舌を絡ませあった。

 そろそろ、頃合いなのかもしれなかった。心の準備は、姉の痴態を五感で味わいできている。幼裂から滲み出る愛液。粘り気は薄いが、つながるためは十分だと曹操は思った。

 

「んっ、あっ、あんっ。はひっ、はーっ、はーっ♡ きゅ、休憩ですか、兄上」

「ああ。今度こそ、鈴々の番なのでな。義妹が女になる瞬間だ。見届けてやれ、愛紗」

「は、はい。承知いたしました、兄上♡」

 

 何度か深く息を吸い、愛紗が乱れた気持ちを落ち着ける。

 閉じた入口に、粘液塗れの先を押しつけた。鈴々の視線。その一点だけに集中していて、緊張感が強く伝わってくるのだ。

 

「身体、私が撫でていてやる。だから平気だ、鈴々」

「う、うん、愛紗。んっ、はふっ……。き、きてっ、お兄ちゃん……?」

 

 鈴々は腕を伸ばし、精一杯の覚悟を見せている。

 指を結び、躊躇なく腰を進めた。結合部から滲む血液。鈴々の初めてを奪った証拠で、これ以上の達成感はなかった。

 

「すべて兄上にお任せしろ、鈴々。そうすれば、次第によくなる」

「あうっ、あっ……! ぐりって……。お兄ちゃんのが、鈴々のお腹の中にぐりってぇ……!」

「かわいいな、わが妹ながら。んっ……。ほら、舌を伸ばせ、鈴々」

「ひゃわっ、愛紗ぁ……。んれっ、んっ、れちょ、んむっ」

 

 義姉妹の絆を垣間見つつ、曹操は膣肉に自分のかたちを覚え込ませることに専念していた。

 異物を押し返そうとする動き。抗い、快楽を与えることで征服していった。幼かろうと、女であることに変わりはない。それに、自分とのより強いつながりを、鈴々自身が求めてもいる。

 

「はあっ、ふっ、んーっ♡ じんじんしてたのが、ぴりぴりくらいになったのかも? お兄ちゃん。おちんちん、まだ入ってるんだよね?」

「ずっとここにいるぞ、俺は。ははっ。鈴々の締め付けが気持ちよくて、油断は少しもできないのだがな」

 

 居場所を知らせようと、男根を軽く抽送させた。

 気持ちよさそうに蕩ける表情。きついことに変わりはないが、膣肉の締め上げに少し甘さのようなものが出てきている。どうすれば、男を愛することができるのか。それを、鈴々の身体は本能で感じ取っているのかもしれなかった。

 

「もう少し動くぞ。辛ければ、殴り飛ばしてくれたっていい」

「あはは……。まったく、兄上はそうやってご冗談を」

「冗談などではない。そのくらいの覚悟をもって、俺は鈴々を愛しているつもりだ」

「あっ、へへっ。ありがとうなのだ、お兄ちゃん。けど、きっと大丈夫。お兄ちゃんも、愛紗のことも大好きだから、鈴々がんばれるよ」

「えらいな、鈴々は。ならば、いくぞ」

 

 頷く姿を眼にしただけなのに、ちょっと胸が熱くなった。

 なにかの足しにでもなればと思ったのか、愛紗が乳房で鈴々の顔を挟んでいる。そこに頬ずりし、鈴々はうれしそうに笑っていた。

 

「はうっ、あっ、んあっ。へへっ、愛紗のばいんばいん、とってもやわらかいのだ。お兄ちゃんが夢中になっちゃうのも、当然だね」

「あっ、んんっ。鈴々、そんなに強く吸うやつがいるかぁ」

「だってぇ、お兄ちゃんがちゅうってしてるの、なんだか羨ましかったのだ。あむっ、んっ……。愛紗のおっぱい、おいしいね」

「んあっ、んっ。こっ、こらぁ……♡ そ、そんなに調子に乗って、ぇ……!」

「許してやれ、愛紗。今日は、鈴々にとって特別な日になるのだからな」

「は、はひっ……♡ んぐっ、あふぅ。あ、兄上まで、そんなぁ♡」

 

 寂しそうにしている愛紗の膣内に、指を二本挿し入れた。

 呼吸でもするかのように、愛液が奥から溢れ出してくる。鈴々がかわいく感じている姿。ひくついた肉襞への愛撫。そのどちらもが、愛紗の理性を狂わせる。

 浮屠の信者の反感を買いそうだが、これこそが極楽そのものだと曹操は思った。

 恥ずかしげもなく股を開き、鈴々は太い剛直に身体の中心を穿たれている。

 丹田のあたり。かすかにひくついていて、快楽が着実に浸透していることを物語っていた。

 

「あ、兄上。私のことは、どうかお気になさらず。まずは鈴々に、たっぷりと子種を与えてやってくだされば」

「ははっ。優しいお姉さんがいてよかったな、鈴々。どうだ、身体の感じは」

「う、うんっ。おちんちんで突かれてると、お腹の奥のほうがきゅうってするの。お兄ちゃんのとろとろ、欲しいってことなのかな。これなら鈴々、お母さんにだってなれる?」

「なれるさ、きっと。ン……、鈴々」

 

 射精に向けて、腰の動きを速くする。

 鈴々の顔に苦しさは見られず、むしろもっとされたいという感じすらしてくるのだ。

 幼い子の成長というのは、これほどまでに急速なものなのか。自然と強く亀頭を撃ちつけ、曹操は喜悦にふるえた。

 

「きてっ。きてっ、お兄ちゃん。せーえき、びゅくびゅくってしてほしい。鈴々のお腹、大好きなお兄ちゃんので、満腹にしてぇ♡」

「上手なおねだりだ。よくできたな、鈴々」

「私が、抱きしめておいてやる。だから、しっかり中出ししていただくのだぞ、鈴々」

 

 赤い短髪をあやすように撫でる。

 限界まで張り詰めた亀頭を、子宮の口に押しあてた。ほほえみを覗かせる鈴々。ここだと直感し、なにもかもを解き放つ。

 

「あっ、くはっ……♡ お、お兄、ちゃん」

 

 精液の奔流を感じたのか、鈴々の反応が変わった。

 薄い胸を突き出し、腰が浮き上がる。愛紗が抱きとめていなければ、もっとがくがくと快感にふるえる姿を見せていたに違いない。

 

「いいぞ、鈴々。兄上の濃厚な子種、たっぷり中で咀嚼するといい」

「うっ、うんっ。桂花も月も、それに風もこうやって……♡ お兄ちゃんのおちんちんで、お母さんにしてもらったんだね」

 

 鈴々の声が弾んでいる。

 気持ちよさだけでなく、やけに充足感のある交合だと思った。

 純粋な快楽は、これからいくらでも教えてやることができる。ただ今だけは、鈴々の真っ直ぐな気持ちに心を猛らせていればいいのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。