※この作品はR-18です。

優しき日輪と鬼殺隊の美蝶   作:蓮紅

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※キャプション必読・リクエストに関しての説明あり
・前話も改訂しているので、そちらも併せてお読み下さい。
・鬼滅の刃原作に関するネタバレあり。原作未読の方は閲覧注意。
・鬼滅の刃二次創作小説です。
・原作・キャラクターの性格・設定等改変の可能性大。一部キャラ崩壊注意。
・思い付き次第で何度も編集を繰り返す可能性大。お時間がある時で良いので、良ければ読み返してみて下さい。
・誤字脱字等のミス・内容の矛盾等の指摘は大歓迎。理不尽なクレームは受け付けません。
・コメント・メッセージ大歓迎。創作意欲の燃料になります。コメント・メッセージの返信は必ずさせて頂きますのでどしどし御投稿下さい。
・SS内容に関してはネタパクリと言う名の盗作を間違えてしないよう気を付けてますが、もし私が投稿した作品が既に別の作者様と内容が酷似していた場合、メッセージにて御連絡下さい。

※リクエストに関して
メッセージにてリクエスト内容を御連絡下さい。
以下規約参照
・100%受け付けられると保証された訳では御座いません。
・炭治郎×鬼滅女子のみ。
・作者は遅筆で怠惰癖あり。またリアルの都合や他SSの執筆で投稿が遅くなる可能性大。
・CP、全年齢かR作品か、ネタの内容を御記入下さい。ネタの内容が詳細で有れば有る程、筆が進むので御協力をお願い致します。


第弐拾肆話 桃蝶は日輪の秘事を凝視する ❤

「ええっ!?……アオイちゃん、もう炭治郎君の下へ行ったのっ!?」

 

蜜璃は飛び出したアオイが炭治郎の部屋に向かって行った事が分かって驚いた様だ。

アオイが激昂している様子を見て、蜜璃は嫌な予感を感じる。誰が見ても分かる。これから修羅場が起きるのだと。

 

「え、えーと……止めに行かないと……駄目よね?」

 

誰かに同意を求める様に呟いた蜜璃だが、自身以外誰も居ないのだから、返答など有る筈が無い。

 

『フッ――! フッ――! フッ――!』

 

『あ、アオイ……とりあえず落ち着きなさい。あ、あの事なら謝るから、ね?』

 

アオイは猫の如く威嚇する様な声を出してしのぶを牽制する。しのぶはアオイに打ち込んだ薬が思ったより早く切れた事に動揺して要らぬ単語を口にした。

 

『あの事? 謝る??』

 

『うっ……。』

 

炭治郎が呟く様に言った言葉に、しのぶは動揺して口籠る。そんなしのぶの様子を見て、炭治郎が質問した。

 

『しのぶさん。貴女が此処に来る前に何が遭ったのか、教えて頂けますね?』

 

『……はいっ。』

 

しのぶは観念した様に、炭治郎の事の経緯を説明した。

 

「……成程っ。だからアオイちゃんは廊下でお眠りしていたのね……ってしのぶちゃんそれやり過ぎっ!?」

 

蜜璃はアオイが廊下で眠っていた経緯を聞いて、納得したが即座に過剰とも言えるしのぶの行動にツッコミを入れた。

 

『……はぁ。』

 

経緯の一部始終を聞いた炭治郎は、困った様子で溜息を吐いた。

 

『……しのぶさんっ。』

 

『はい……っ!?』

 

『っ?!』

 

「あれ?」

 

炭治郎はしのぶの名前を呼ぶと、しのぶを優しく抱き締めた。

思わぬ抱擁に、しのぶとアオイ、そして蜜璃は驚きを隠せない。

 

『しのぶさん。俺は貴女の寛大なご厚意のお蔭で、今のこの幸せな状況を噛み締める事が出来ています……ですがそのためにしのぶさんやアオイさん、カナヲが傷付いたりするのは悲しいです。不満も怒りも苛立ちも、俺が全て受け止めます。なので今後はその様な事が無い様に、止めて頂けますね?』

 

『……ええっ。私もやり過ぎました。』

 

炭治郎の説得を、しのぶは真摯に受け止める。しのぶは炭治郎の抱擁を解かれた後、アオイに面と向かう。

 

『アオイ。やり過ぎたわ。先刻(さっき)はごめんなさいっ。』

 

『いえ、油断した私が悪いので。もし私がしのぶ様のお立場だったなら、きっと似た様な事をしていたでしょう。』

 

アオイがそう言い終わると、右手を差し出した。しのぶは差し出されたアオイの右手を見て、笑みを浮かべて同様に右手を差し出し、和解の握手をした。

炭治郎はしのぶとアオイが和解出来た事に安堵した。蜜璃もまた、一触即発の事態が無くなった事を喜んでいた。

 

『炭治郎君。私は此処でアオイと交代します……アオイっ。私は仮眠を取ってからきよ達の朝食作りを手伝うから、貴女は炭治郎君に可愛がって貰いなさい。』

 

『分かりました。しのぶさん、お疲れ様。』

 

『はいっ! お疲れ様でした、しのぶ様っ!』

 

「えっ?……普通に聞き流すところだったけど、炭治郎君、まだ犯るのっ!?」

 

炭治郎としのぶが情交(セックス)を始めて二時間以上経過し、丑三つ時(午前三時)になろうとしていた。

 

それでもまだ情交(セックス)を続けようと言うのだ。もう何度、驚愕したか分からない蜜璃だったが、炭治郎の精力絶倫に驚かずにはいられなかった。

しかし、蜜璃は情交(セックス)の光景が引き続き見れるであろう事に内心歓喜し、期待の色で瞳を染め切っていた。

 

『えーと……アオイさん、俺は構わないけれど……この部屋で犯るの?』

 

『はいっ?……っ!』

 

「うんっ?……あっ!?」

 

炭治郎の質問に、アオイと蜜璃は首を傾げた。しかし直ぐに蜜璃がその質問の意図に気付いた。

アオイが部屋の(ドア)を蹴破ったため、部屋は誰もが常に覗ける無防備な状態を晒しているのだ。

 

これでは愈史郎の『紙眼』の隠密性も意味をなさない。アオイもその事に気付いた様で、自身の軽率な行動に今更ながら後悔していた。

しかし、アオイは直ぐに思考を切り替えて、意を決した様に炭治郎の両手を掴んで提案した。

 

『炭治郎さんっ! こっ、此処じゃなくて、私の部屋に移りましょう!』

 

「っ!?」

 

『アオイさんの部屋に……分かったっ……ちょっと着替えるね?』

 

『はいっ!』

 

炭治郎はアオイから解放されると、身体を拭いてから紫色の寝間着を着用してからアオイをお姫様抱っこで抱き抱えた。

 

『きゃっ!?』

 

『ご案内させて頂きます。俺の愛しいお姫様。』

 

『……はいっ❤』

 

アオイはうっとりとしながら、炭治郎に全身を委ねて凭れ掛かる。それを見て炭治郎はアオイの部屋へ向かって歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

大正二年(一九一三年) 三月十四日(金)

時間帯:深夜

天気:晴れ

 

 

「……えっ?……えっ!?……アオイちゃん達、こっちに戻ってくるのっ!?」

 

蜜璃は焦燥感を隠せない様子で狼狽していた。冷や汗を流しながら、蜜璃は一考する。

 

「と、とりあえず、服を着てこの部屋を出ないと……っ!」

 

アオイ達が戻ってきたら今度こそバレる。蜜璃はそう思って立ち上がり、アオイの部屋にある姿見鏡の前に立った。

 

「ええっ!? な、何でっ!?」

 

姿見鏡の前に立った蜜璃は先程よりも大声を出して驚愕した。その理由は姿見鏡にあった。

 

「私の……私の姿が消えてるっ!?」

 

姿見鏡を見て、寝間着を整える筈だった蜜璃。しかし、姿見鏡に映っていたのは半裸の自身ではなく、反射で映る室内だった。

絶句した蜜璃だったが、姿が消えている原因を考えると、それは一つしか思い当たらなかった。

 

「……やっぱりっ!!」

 

それは額に付けている『紙眼』であった。蜜璃は『紙眼』を外すと、ゆっくりと自身の肉体が姿見鏡に映った。

蜜璃は確信を得ると、何度も着脱を繰り返してから考察を始め、そしてある考えに至った。

 

――後でしのぶちゃんに『紙眼(これ)』が何なのか聞くとして、『紙眼(これ)』を付けると姿も見えなくなるんだ……と言う事はっ!

 

「『紙眼(これ)』を着けていれば……これから行われる炭治郎君とアオイちゃんの情交がバレずに見れる?」

 

蜜璃は無意識にその考えを口にしてから、ゴクッと唾を飲み込んだ。その瞳は興奮と期待で彩られていた。

 

「い、急がないと……っ!」

 

蜜璃はそう言うと、寝間着を脱いで折り畳み、室内の隅に隠した。その途中で両手の寝間着を持ったまま、鏡の前を通る。

 

「身に着けている物や持っている物もちゃんと消えるなんて本当に凄い……でも足音は消えなかったから音まで隠せないみたい……其処だけ気を付ければ良いわね。」

 

恐ろしい速さで『紙眼』の使い方を覚えながら、蜜璃は寝台(ベッド)の真横の木床に座り込んだ。途中でアオイの部屋に有った、綺麗な布巾を持っている。

 

甘露寺蜜璃は鬼への怨恨ではなく、婿探しを目的として鬼殺隊に入った一際変わった経緯の持ち主だ。車内でその話を聞かされた炭治郎も、一瞬その理由を聞いて絶句した程である。

将来の夫との出会いを夢見る蜜璃だが、その将来の夫のためと称して性知識の勉学も貪欲だった。

 

書物や又聞きだけではない、本物の情交(セックス)が間近で見られる好機(チャンス)なのだ。むざむざその好機(チャンス)を自分から手放す気は無かった。

丁度その時、部屋の(ドア)が開いた。

 

「っ!!」

 

蜜璃は咄嗟に気配を殺して片手で口を押さえた。すると炭治郎がお姫様抱っこのまま、アオイを連れて部屋に入って来た。

炭治郎は足で(ドア)を閉めてから鍵を掛けると、寝台(ベッド)まで移動してからアオイを降ろす。

炭治郎とアオイは黙ったまま互いを見詰めると、静かに口付け(キス)をした。

 

――っ!!……わぁ……私の前で早速口付け(キス)しちゃってるっ……凄い。

 

「っ……ちゅっ……ちゅっ……っ。」

 

「っ!……ちゅっ❤……んちゅっ❤……っ❤」

 

蜜璃は眼前で口付け(キス)をする二人に熱い視線を送る。炭治郎達は蜜璃に気付く事無く、更に舌を絡めて激しく口付け(キス)をする。

口付け(キス)をしながら、二人は互いの寝間着に手を掛けて脱がして行く。

二人が唇を離すと、唾液で出来た銀色の橋が現れて崩れていき、ポタッと木床に落下した。二人は全裸になり、そのまま寝台(ベッド)に倒れ込んだ。

 

「炭治郎さん……お願いします……私もカナヲみたいに……っ❤」

 

「分かった……行くねっ。」

 

「はいっ!❤……ああっ!!❤」

 

アオイに覆い被さる様に上になっていた炭治郎が、仰向けに寝ても強く主張する乳房を鷲掴みにした。

 

「はあああん❤……ああっ!❤……ああっ!!❤」

 

――わぁ……炭治郎君……餅を捏ねるみたいにアオイちゃんの乳房(おっぱい)を揉んでる……気持ち良さそう……。

 

蜜璃は口に布巾を咥えて声が漏れないようにしてから、自身の乳房を揉み始める。

 

「あんっ❤……ああんっ❤……あっ!❤」

 

暫く揉まれて落ち着いて来た嬌声が、再び大きく奏でられた。炭治郎が乳首を摘まんだからだ。

炭治郎はその反応に満足すると、乳房と乳首を交互に愛撫して行く。

 

「ああっ❤……たん……じろぉ……さぁん❤……これも、良いんですけどぉ❤……っ。」

 

「これも……何だい? 言ってくれなきゃ分かんないよっ?」

 

「あうぅっ……意地悪ぅ……っ。」

 

アオイは炭治郎に抗議する様に、涙目で睨み付ける。それに炭治郎は愛らしさしか感じない。

 

「あははっ。ごめんごめん……これで許してよ。」

 

「んっ❤……。」

 

炭治郎は詫びも兼ねてアオイに口付け(キス)すると、アオイの機嫌は一転して良くなった。

口付け(キス)を止めて唇を離すと、次にピンと屹立している乳首を狙いを定めて吸い付いた。

 

「あああんっ!❤……良い……良いですっ❤……もっとぉ……っ❤」

 

「ちゅばちゅば……れろれろっ……ちゅうぅぅ……。」

 

「ああううぅっ!❤……あんあああんっ!❤……好きっ❤……乳房(おっぱい)弄られるの好きぃ❤」

 

炭治郎は左右の乳房を交互に吸って愛撫する。

炭治郎の愛撫を感じて、アオイは頭を左右に振りながら嬌声を上げる。

 

――はぁ……はぁ……んんっ!……炭治郎君……赤ちゃんみたい……可愛いかもっ❤……。

 

蜜璃も自身の屹立している乳首を摘まんで愛撫する。その刺激を感じて身体を動かすと、くちゃっと水音が鳴ったため音源に視線を向けた。

自身の秘部から流れた愛液が溜まって水溜りならぬ愛液溜まりが出来ていた。

 

「んあああああっ!!❤❤」

 

――っ!!

 

一際大きな嬌声を耳にして、顔を上げた。視線の先では、炭治郎が左右両方の乳首を纏めて吸っていた。

アオイはその刺激を受けて絶頂した様だ。

 

「アオイさんっ。良かった?」

 

「はぁ❤……はぁ❤……はいっ❤」

 

「みたいだね……挿れる前にさ、一回お願いしても良いかな?」

 

「っ!❤……勿論ですっ、喜んでっ❤」

 

アオイはそう言って早速、炭治郎の逸物に顔を近付けた。すると炭治郎がアオイに一声掛ける。

 

「あっ……その前にアオイさんも俺の方にお尻を向けてくれる?」

 

――っ!?

 

「えっ……ええっ!?」

 

「一緒に気持ち良くなろうよっ。」

 

「ううっ……はいっ……恥ずかしいですけどっ……。」

 

アオイは顔を赤面しつつ、身体を動かして臀部を炭治郎の顔に乗せる。

 

――凄い格好してる……て言うか炭治郎君のデカっ……直接見ると全然違うっ!!

 

蜜璃は熱り勃つ炭治郎の逸物を見て、ゴクリと唾液の塊を呑み込んだ。

 

「れろれろ……じゅるる……じゅるるるるるっ。」

 

「んんっ!❤……れろっ❤……ふぁああ❤……んっ~!❤……くちゅくちゃ❤」

 

――ふぁああ……凄い……先刻(さっき)から凄いとかしか言ってないけど凄いっ……っ!

 

蜜璃は布巾を噛む力と自慰する手を強めながら、更に目を釘付けにして二人を見詰める。

 

――はぁ……はぁ……もっと……もっと近くで見たい……見てみたい。

 

蜜璃は二人が夢中になって互いの性器を愛撫するのを見て、発覚の危険性は低いと判断して四つん這いになってゆっくりと接近する。

 

三尺三寸(一m)まで距離を詰めると、それは起こった。

 

 

ビュルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥ! ドピュドピュドピュドピュッ!!

 

 

――っ!!!

 

「~~~~っ!!!❤❤❤」

 

「くちゃ……うわっ!?」

 

どちらを先に絶頂させられるか競う様に愛撫していた二人だったが、炭治郎が先に絶頂して射精した。

しかしアオイも精液を受け止めて、その歓喜と達成感で絶頂して秘部から潮を吹いた。

アオイは一滴も零すものかとゴクゴクと飲み干して行く。蜜璃は興奮しながらその様子を脳内に焼け付ける。

 

「んっ~~❤……くちゃ……ご、ご馳走様でしたぁ❤」

 

「ありがとう、アオイさん。気持ち良かったよ。」

 

炭治郎はアオイに礼を言うと、身体を滑らせるようにアオイの後ろに移る。アオイも移動しようとしたが、炭治郎がアオイの括れた腰を掴んで阻止した。

 

「あっ!❤……炭治郎さんっ!❤」

 

「アオイさんはそのままで……このまま挿入(いれ)たいっ。」

 

「……はいっ❤……どうぞっ❤」

 

アオイは壁に両手を着いてから臀部を炭治郎に向ける。その際に愛液が垂れる秘部を、臀部ごとフリフリと振って炭治郎を誘ってみせた。

そんな扇情的なアオイを見て、射精した逸物は一瞬で硬さを取り戻す。

 

――ああっ❤……とうとう……あんな大きいのをアオイちゃんの膣内(なか)挿入(いれ)ちゃうんだ……ねじ込んじゃうんだっ……んんっ❤……(ゴクッ)。

 

ますます愛液溢れる秘部を弄りながら、蜜璃は視線を更に集中させる。鬼狩りの時ですら、これ程に集中した事は無い。

 

「ああっ❤……ああああああっ!!❤」

 

「うぐっ……アオイさんも凄いっ……っ!!」

 

――は……入っちゃった❤……あんな大きいのを……アオイちゃんの膣内(なか)挿入(いれ)ちゃった……。

 

蜜璃は眼前の光景が信じられず、目を見開いてその様子を凝視する。

一方の炭治郎はそんな蜜璃に未だ気付く事無く、アオイを夢中で貪る。

 

 

 

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

 

 

 

「ああぁぁっ!❤ あああんっ!❤ ああああんっ!❤」

 

「はぁっ! アオイさんっ! はぁっ! はぁっ! アオイさんっ! アオイさんっ!」

 

――ふぅ……ふぅっ!……あんなに……激しく……獣の交尾みたいな……ふぅ……ふぅっ……アオイちゃんも炭治郎君も気持ち良さそう……っ。

 

炭治郎は叩き付ける様な挿入を繰り返しながら、大きく跳ねるアオイの乳房に狙いを定める。腰を掴んでいた両手を離して思い切り乳房を揉み始めた。

 

「ああんっ! お、乳房(おっぱい)までぇ……っ❤!」

 

「アオイさんの乳房(おっぱい)……気持ち良いよっ……っ。」

 

炭治郎は乳牛の乳を搾る様に揉んでいくと、快感が増してアオイの嬌声が大きくなる。

蜜璃もまた、興奮が増していく。既に何回も絶頂していた。

 

――はぁ……はぁ……ふぅ……ふぅっ……っっ。

 

蜜璃はトロンとした目で二人を見詰める。その目には羨望の色が見て取れた。

 

「ああっ! 射精《だ》すっ! 膣内(なか)射精()すよっ!! アオイさんっ!」

 

射精()してぇ! 全部、全部下さいぃぃぃっ!!❤」

 

――炭治郎君……アオイちゃんも……イキそうなのね……ああっ、私もイキそう……イクッ!

 

 

ビュルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥ! ドピュドピュドピュドピュドピュドピュッ!!

 

 

「あああああああぁぁぁぁぁぁっ~~~~!!!❤❤」

 

――~~~っ!!!

 

大量の精液を受けて、アオイは絶頂して嬌声を上げた。炭治郎も涎を口から垂らしながら射精の快感に震える。

そしても蜜璃もまた共鳴したかの様に絶頂したが、噛んだ布巾のお蔭で声を漏らす事は無かった。

 

「はぁ……はぁ……まだまだ行くよ……アオイさんっ。」

 

「は、はいぃ❤……もっと……もっと私を炭治郎さんで染めて下さい……っ❤❤」

 

蕩け切った様子で、アオイが炭治郎に嘆願した。炭治郎はアオイの同意を得ると、ニヤッと笑って行動に出た。

 

「ふぅっ。」

 

「あぁっ……えっ?……えぇっ!?」

 

炭治郎は一息着くと、何と逸物を秘部から抜いてしまった。唐突の喪失感に襲われて、アオイは動揺する。

 

「きゃっ!?」

 

動揺するアオイを余所に、炭治郎は足を掴んでアオイの身体をクルッと回す様に動かした。

 

「ひゃぁんっ!!?」

 

炭治郎と正面から向き合ったアオイだが、再び当惑した様子で悲鳴を上げる。炭治郎が抜いた逸物を、秘部の上にピタッとのし上げたからだ。その長大な逸物は、秘部ばかりか臍まで覆った。

 

その光景が、蜜璃の視線を釘付けにする。

 

――や、やっぱり大きい……あんな大きいのに、しのぶちゃんやアオイちゃんの膣内に挿入(はい)る事が出来るなんて……っ。

 

蜜璃は我ながら、女体の神秘に感心していた。しかし、アオイはそれどころでは無かった。

 

「な、なんでぇ?……何で、抜いたんですか?……挿入(いれ)て……挿入(いれ)て下さいっ……お願いしますっっ。」

 

アオイは腹部から逸物の熱を感じながら、炭治郎に再び挿入してくれる様に嘆願した。そんなアオイに、炭治郎は笑みを浮かべて応える。

 

「ごめんごめん、意地悪がしたい訳じゃないんだ……ただ、アオイさんの顔を見ながら、愛し合いたかったから。」

 

「っ!!❤❤」

 

炭治郎からの告白に、アオイは胸を射抜かれる様なときめきを覚えた。先刻まで抱いていた不満など、当に消滅してしまっている。

 

「あっ❤……あぅっ❤❤……わ、私も……炭治郎さんのお顔が見たいですっ❤……っ❤❤」

 

アオイが顔を赤く紅潮させながら、恥ずかしそうにそう言って炭治郎に想いを伝える。炭治郎はそんなアオイに、口付け(キス)をして応えた。

 

――あわわ……すんごいイチャイチャしてる……二人共、幸せそう……。

 

蜜璃は口付け(キス)を交わす炭治郎とアオイを見て、二人が如何に幸せな状況に居るかを観察する。

 

「「ちゅっ……んちゅっ……ちゅううぅぅっ。」」

 

唇を触れ合うだけの口付け(キス)を続けながら、炭治郎は器用に身体を動かした。

 

「ちゅうぅっ❤……~~~~っ!?❤」

 

炭治郎との口付け(キス)を堪能していたアオイだったが、唐突に瞑っていた両眼を見開いた。

 

不意打ち気味で挿入された逸物の感触に、アオイが強く反応したからだ。

そんな自身の予想よりも良い反応をしたアオイを、炭治郎は嬉しそうにしながら更に子宮口まで逸物を深く挿入した。

 

「~~~~ぁぁっ❤……もうぅ❤、いきなりぃ❤……っ❤❤」

 

唇が自由になったアオイは、歓喜しつつも抗議する様に炭治郎を睨み付けた。そんなアオイの視線を真正面から受けても、炭治郎はただ苦笑するだけだったが。

 

――うおっ!?……あ、あの炭治郎君がアオイちゃんに意地悪な真似を……普段の彼からは、とても考えられないわぁ……。

 

炭治郎と蜜璃が本格的な交流を果たしたのは、昨日が初めてだ。はっきり言って付き合いなど、まだ無いに状況である。

 

しかしそれでもあの優しさの塊とも言える炭治郎が意地悪な真似を、それも異性に対して行うなど普段の炭治郎のならば絶対にしないだろうと言う事は現状、付き合いが短い蜜璃でも分かる事であった。

 

炭治郎の新たな一面を見て、蜜璃は思わずドキッと胸が高鳴った。

 

「っ!!」

 

そんな蜜璃の事など知る由も無いアオイは、炭治郎を見てある事に気付いた。その時には、炭治郎も行動に移ろうとしていた。

 

「アオイさん、行くよっ……。」

 

「あっ! 炭治郎さんっ、待ってっ!」

 

「っ!」

 

――!?

 

炭治郎が一言だけ事前にアオイに伝えた瞬間、アオイが炭治郎を静止する為に抱き着いて抱擁した。

 

これが言葉だけなら構わず反復動作(ピストン)を行う所だが、流石に抱き着かれては炭治郎も静止せざるを得なかった。

 

蜜璃もまた、情交(セックス)を再開させるのだろうと言う予想が外れた事に驚きつつも、アオイが何をするのか気になって静かに状況を見守る。

 

「えっと……どうかしたの? アオイさん。」

 

炭治郎は少々戸惑いつつも、アオイに自身を静止した理由を尋ねた。炭治郎に尋ねられたアオイは、少し抱擁を緩めて炭治郎と向き合った。

 

「炭治郎さん……お疲れですよね?」

 

「えっ!?」

 

――っ!?

 

アオイが心配する様に疲労感を指摘されて、炭治郎は少々動揺する。

 

「……」

 

動揺している炭治郎を見て、アオイは確信を得る。自身の豊満な乳房を炭治郎の逞しい胸板に押し付けながら、アオイは炭治郎に抱き着いて耳元に囁い始めた。

 

「無理はしないで下さい。カナヲにしのぶ様、最後に私を続けて抱いているんですから。鬼じゃあるまいし、炭治郎さんが疲れているのも当然です。」

 

「……ごめんね、アオイさん。」

 

アオイが囁く様に口にした指摘を耳にして、炭治郎は観念した様子でアオイに謝罪した。

 

――あ、そうか。そうだよね……カナヲちゃんと何回したかは知らないけど……しのぶちゃんとは何回もしたのは私も見てるし。それに見てるだけの私でさえ、こんなに体力を使うんだもん。当事者の炭治郎君が疲れない訳無いわよね。

 

炭治郎の精力絶倫振りを見て、限界が無いのではと思っていた蜜璃。それがアオイの指摘を聞いて、思わず納得してしまった。

 

一方で炭治郎に謝罪されたアオイは、苦笑しながら頬に口付け(キス)を落とした。

 

「ちゅっ❤……謝らなくて良いんですよ。こうして炭治郎さんと一つで居るだけでも、私は幸せですから……っ❤」

 

「っ……ちょっと休めば調子が戻ると思うから、少しの間だけ待って欲しい。その代わり……。」

 

アオイの言葉に炭治郎は嬉しく思いながらも、詫びる様にそう口にした。そして直ぐに、炭治郎は行動に移る。

 

「ああんっ!?❤」

 

「はぁっ……やっぱり、柔らかくて気持ち良いなぁ。」

 

炭治郎は恍惚な表情を浮かべながら、両手でアオイの乳房を堪能する。しかし餅を捏ねるが如く揉み下す訳でも無く、ただ両手に置いているだけである。

 

「はぁんっ!❤……くふぅっ❤……あぁっ!❤」

 

「……ふふっ。」

 

乳房を触れられて身悶えるアオイを見て、炭治郎は嬉しそうに笑った。しかしその笑みには、意地悪な色が見て取れた。

 

「アオイさん。俺は乳房(おっぱい)に手を置いているだけなんだけど、気持ち良いの?」

 

「あああっ❤……だ、だってぇっ……炭治郎さんの手だと思うとっ!……ああっ❤」

 

炭治郎の言葉を聞いて、アオイは勝手押し寄せてくる快楽の波に身悶えながら抗議する。

 

「あふうぅんっ!❤……炭治郎さんの、意地悪っ!!」

 

アオイは羞恥心から赤面しつつ、抵抗する様に顔を擦り付けた。擦り付けるだけでなく時折、炭治郎の頬に軽く口付け(キス)も落として行く。

 

――アオイちゃんの仕草……うちで飼っている愛猫(ねこ)ちゃん達みたいね……ああやって良く甘えに来てくれてたなぁ。

 

蜜璃は実家で飼っている四匹の愛猫を、懐かしそうに思い出した。脳裏に飼っている愛猫を思い出すと何故かその愛猫達が全員、全裸のアオイに摩り替ったので蜜璃は慌てて頭を振り払い始めた。

 

――いやいやいやいや、何で何でっ!? 変な目で見る様になっちゃうから止めてっ!?

 

蜜璃は何度か頭を左右に大きく振ってから、漸く脳裏の幻影を振り払った。

 

そんな間抜けに見える蜜璃の存在など炭治郎とアオイは知る由も無く、触れ合うだけの状態から移ろうとしていた。

 

「……あむっ。」

 

「んあぁんっ!❤❤」

 

炭治郎がアオイの左乳房に吸い付いた瞬間、アオイは電流の如く流れた快楽を受けて反射的に頭を仰け反らせた。

 

「んむっ、ちゅちゅううぅっ、ちゅるちゅちゅうううぅぅぅっ!」

 

「あああっ!❤……ふうぅぅっ!❤……んああぁぁんんっ!!❤❤」

 

アオイは唇から涎を一筋垂らしながら、勃起している乳首から襲って来る快楽に身体を震わせる。そんな快楽に悶えるアオイの歓喜を匂いで察した炭治郎は、自身も嬉しく思って、もう片方の手で乳首を弄りながら更に乳房を攻める。

 

――はぁ❤……はぁ❤……はぁっ❤

 

蜜璃はそんな二人を、息を荒くしながら熱い視線を向けている。先刻と変わらない光景だというのに、蜜璃の興奮度が増しているのは、明確な理由があった。

 

――あぁっ❤……遠目から見ているだけじゃ、絶対に分からなかった。こ、これが情交(セックス)の空気なんだっ……感じる熱もっ……鼻に入って来る匂いもっ……こんなっ……っっ❤

 

蜜璃は炭治郎としのぶの情交(セックス)を偸視しているだけでは理解出来なかったであろう、情交(セックス)での熱量や空気、匂いに当てられて酔い痴れていた。自然と、自慰する手に力が入る。

 

――はぁっ❤……はぁっ❤……(ゴクッ!)

 

炭治郎とアオイに聞こえるのでは無いかと心配になる位、大きく音を立てて唾を呑み込んだ。尤も、炭治郎はアオイの豊満な乳房を吸うのに夢中で、アオイもまたその快楽に酔い痴れていて気付く事は無かった。

 

「ちゅうううちゅううううっ!……ぷはぁっ……おやぁ?」

 

溢れた涎で口元を汚しながら、乳房から口を離した炭治郎が意地悪な笑みを浮かべた。

 

「アオイさん、顔……蕩け切ってるよ?」

 

「あぁん❤……だって、すっごく気持ち良いからぁ❤」

 

意地悪な炭治郎に対して、アオイは開き直ってそう言った。

 

「そっか……俺も気持ち良いよ、アオイさん。」

 

「っ!❤……あぁ❤……嬉しいぃ❤……ちゅっ!❤……ちゅううぅぅっっ!❤❤」

 

アオイは炭治郎の言葉が嬉しくて、自分から炭治郎に口付け(キス)をした。吸い付く様に、炭治郎の唇をアオイは吸って行く。

 

「ちゅちゅっ!……ちゅるちゅちゅっ!……じゅるちゅううぅぅっ!!」

 

炭治郎もアオイに応える様に、呂の字(ディープキス)に切り替えてアオイの口内に舌を入れ唾液を吸い始める。呂の字(ディープキス)に夢中になりつつも、アオイの乳房を両手で揉んだり、指で乳首を摘まんだりして炭治郎は愛撫の手を緩める様な事はしない。

 

「んちゅうぅっ!?❤……はぁんちゅるっ!❤……んぁあ❤……ちゅうっ!❤……ちゅううっ!❤❤」

 

乳房から感じる快楽に身悶えつつも、アオイは負けじと両手で炭治郎の側頭部を掴み、顔を押し付ける。更に激しく舌を炭治郎の口内に入れ互いの舌を絡ませた為、呂の字(ディープキス)は更に大きな水音を立て始めた。

 

――わぁっ❤……アオイちゃん、自分からだなんて……っ❤

 

今まで炭治郎に攻められるか、頼まれてやっていたアオイが何も言われずとも自分から積極的に動いている。しのぶも自分からしていたのだが、やはり眼前でその光景を見ると新鮮さが強かった。

 

しかし、此処から蜜璃の予想を超える展開が繰り広げられる事となる。

 

「ぢゅずずずっ!!❤❤……じゅちゅううぅぅぅっ!❤……ぷはぁっ!❤……た、炭治郎さんっ! 私もう、我慢出来ませんっ!!」

 

「えっ?……わぁっ!?」

 

――っ!?

 

炭治郎と呂の字(ディープキス)を交わしていたアオイであったが、そのアオイがもっと快楽を欲して炭治郎を突如押し倒した。

 

アオイの不意打ち気味な行動に反応し切れず、炭治郎は寝台(ベッド)の上で仰向けの姿勢で倒れた。このアオイの行動に、蜜璃は驚きを隠せない。

 

「私がっ……私が動きますからっ!……炭治郎さんはじっとしてて下さいっ!!……ふぅ――っ!……ふぅ――っ!」

 

アオイは飢えた獣のように興奮しつつも、呼吸を整え始めた。呼吸を安定させたアオイは、炭治郎の鍛えられた胸板に両手を置いてから、両膝を曲げてゆっくりと腰を上げ始めた。

 

「ふぅ――っ!……行きますっ!」

 

――えっ?

 

アオイは自身を鼓舞して気合を入れる様にそう言うと、逸物が秘部から抜ける限り限りまで腰を上げてから一気に腰を下ろした。

 

蜜璃はただ、その様子は呆然と眺めるしか出来ない。

 

「っ……んあぁあっ!!❤」

 

――っ!!?

 

アオイが衝撃から甘い嬌声を上げると、蜜璃は驚愕から両眼を見開いてアオイの様子を見詰めた。

 

「あぁんっ!❤……ああっ!❤……くぅっ!❤……あああっ!❤」

 

――っ……っ……っ。

 

アオイは腰を上下に動かしながら時雨茶臼(騎乗位)の体位で、炭治郎を攻め立てる。その際にアオイの豊満な乳房が、艶めかしく上下に跳ねていた。

 

――これっ、これが女の子が主導権を握るやり方なのねっ……本の中でしか見た事が無かったけど、実際に初めて見たわ。

 

初めて見る時雨茶臼(騎乗位)の光景を、蜜璃は食い入る様に凝視していた。

 

両親の情交(セックス)を偸視した際に見た事がある体位は、正常位か後背位の二種類しか見た事が無い。

 

艶本を読んで初めて知った体位であったが、艶本で内容を知るだけと、実際に見るのとでは月とスッポン程の違いがあった。

 

「あぁ!❤……良いぃっ❤……ああぁぅっ!❤……今っ❤……グリグリってぇっ……ぁああんっ!❤❤」

 

――っ!……(ゴクッ!)

 

アオイの艶めかしい嬌声を聞き、更にその動きを見て蜜璃は同姓にも関わらず生唾を飲み込んだ。

 

――や、やっぱり何回見ても信じられないわぁ……しのぶちゃんも勿論なんだけど、あの生真面目なアオイちゃんが……こんなに乱れた姿を見せるなんて……っ。

 

蜜璃がアオイと付き合いがあるのは、柱に就任して初めて出席する柱合会議でしのぶと初対面を果たした後だ。其処でしのぶと出会って初めて、自身の隊服は特殊なのだと言う事実に気付いたのである。

 

アオイと会った回数で言えば、今日まで通して二桁を超えるかどうか程度しか無い。それでも何時も心中で抱いた印象は、生真面目でお固いというものだった。

 

アオイは過去の経緯から鬼と戦えなくなった事実も知っており、出会った時は必ず声を掛けたものでもっと気安く接して欲しいと頼んでも態度を変える事も無かった。

 

――それが……それが今じゃあ、私以上に恋する乙女の表情になってるっ……本当に気持ち良くて幸せそう……っ❤

 

もしこの場面を普段のアオイを知る者達に見せたら、間違いなく自分の目を疑うに違いない。アオイが同一人物か、必ず疑うだろう。眼前で目の当たりにしている自身でさえ、これは性質の悪い淫夢では無いかと疑いそうになるくらいだ。

 

――はうぅぅっ!❤……はぁはぁっ❤……流石に私も……ちょっと声を抑えるのが辛くなって来たかもっ……くぅっ!❤

 

蜜璃は食い入る様に炭治郎とアオイの情交(セックス)を見詰めながら、片時も自慰する手を止めていない。大小の規模はあれど、既に何度も絶頂しているのだ。その度に声を押し殺して来たのだが、それも辛くなってきた。

 

「ひゃぁあっ!❤ あああっ!❤ 炭治郎さんのがっ!❤ 大きくなってっ!❤ ああんっ!❤」

 

「うぅっ!……アオイさんっ!……俺っ……もうっ!……っっあぁっ!」

 

「く、下さいっ!❤……炭治郎さんの子種っ!!❤……全部っ!❤……ぁあああああああんっ!!❤❤❤」

 

――っ!!?……~~~っっ!!!

 

室外まで響かねない程の大声量を上げて、アオイは身体を大きく仰け反らしながら絶頂した。アオイに釣られて、蜜璃もまた絶頂する。しかし声を出して炭治郎とアオイにバレない様に、歯を食い縛り必死で声を押し殺した。

 

――~~~~っ!……ああぁっ❤……アオイちゃん、良いなぁ……っ❤

 

羨望の混じった視線を、蜜璃はアオイに向ける。それは炭治郎に抱かれているからでは無く、他人を気にせず快楽を素直に受けられる環境に対しての羨望である。尤も、蜜璃が室内に居る事を知ればアオイは嬌声では無く悲鳴を上げかねないが。

 

「はぁっ❤……はぁっ❤……はぁっ❤」

 

そんな蜜璃の事など知る由も無いアオイは、炭治郎と繋がったまま絶頂の余韻から仰向けに倒れて荒く呼吸を繰り返していた。

 

「はぁ……はぁ……ふうぅっ。」

 

対して炭治郎はアオイより先に呼吸を整えると、起き上がって逸物を秘部から抜き去った。それから炭治郎はアオイに近付いてその身体を持ち上げると、アオイの背中と自身の胸板をくっつける様に背面抱きを行った。

 

「炭治郎さん……っ❤」

 

「お疲れ様。とっても気持ち良かったよ。」

 

「……っ❤」

 

炭治郎に労いの言葉を掛けられたアオイは、嬉しそうに頬を赤く染める。凭れ掛かる様に、アオイは炭治郎に背中を預けて両眼を閉じる。炭治郎もアオイに釣られて、両眼を閉眼させながら優しく抱き締めた。

 

――お、終わったのかな?

 

炭治郎とアオイの動きが止まったのを見て、蜜璃は情交(セックス)が終わったのかと考えた。しかしそれは大きな勘違いであると、蜜璃は知る事になる。

 

「きゃっ!?❤」

 

――っ!

 

アオイが突如、閉じていた両眼を見開いて小さく悲鳴を上げた。その悲鳴を聞いて、一瞬だけ身を起こしそうになる程に蜜璃は驚いた。直ぐにアオイに視線を移して見れば、何故かアオイはジト目で炭治郎を睨み付けていた。

 

「もう……炭治郎さんの助平っ❤」

 

「あ、あはははははっ……。」

 

炭治郎はアオイからそんな視線と悪態を受けて、誤魔化す様に笑声を上げて言い訳を口にした。

 

「アオイさんも悪いんだよ? アオイさんが、とても魅力的な女の子だから……。」

 

「っ!?❤……そ、そんな言葉で誤魔化されると思って、ひゃああんっ!!?❤❤」

 

炭治郎の唐突な誉め言葉を聞いて、アオイは思わず抗議しようとしたが失敗に終わる。

 

アオイを抱き締めていた両腕を動かして、両手でアオイの乳房を鷲掴みにしたからだ。何度も絶頂して敏感になっているアオイは、それだけで大きな嬌声を上げた。其処へ炭治郎がアオイの耳元へ、小さく囁いた。

 

「後一回だけ、良いかな?……今度は俺が動くから……。」

 

「はぁああんっ❤…………ど、どうぞ……好きにして、下さい。私はもう、炭治郎さんのモノですからぁ❤」

 

「ありがとう。アオイさん。」

 

炭治郎はアオイから承諾を得ると、感謝する様に首筋に口付け(キス)を落とした。

 

――えっ?……うっ……うそぉっ!?

 

この会話を聞いて驚いたのが、蜜璃である。しかし、蜜璃が驚いたのはそれだけでは無かった。

 

――た、炭治郎君のあれが……もう勃起してる……っっ!!

 

先刻まで萎えていた筈の炭治郎の逸物が、再び血が集結して大きく硬く勃起していたのである。蜜璃は改めて、炭治郎の精力絶倫振りに驚愕した。

 

そんな蜜璃を他所に、炭治郎は行動に移っていた。アオイを宙に抱き抱えながら、寝台(ベッド)の端まで移動する。

 

「ふぅ~~っ……それじゃ、次は……こうしようか?」

 

「あぁっ……えっ……えっ?」

 

 

 

ズブゥッッ!!!

 

 

 

「あああっ!!❤」

 

アオイを抱き抱えていた炭治郎は、自身の逸物に狙いを定めてアオイを降ろした。秘部へ一気に逸物を挿入されて、アオイは嬌声を上げる。

 

炭治郎は座った様な姿勢になり、アオイもまた逸物に貫かれたまま炭治郎に背を向けて座り込んだ様な体勢になる。炭治郎は手懸かり(後背面座位)の体位でアオイと情交(セックス)を始める心算だっだ。

 

――ちょっ!? ええぇっ!!?

 

これに一番驚いたのは蜜璃だ。何故なら炭治郎とアオイが移動したために、より眼前に来てしまったのだから。

蜜璃の視線には、パンパンに精液が詰まったアオイの秘部に栓をするが如く挿っている逸物が見えた。量が多過ぎてその精液も秘部から零れ落ちており、それが一層淫靡な妖気を醸し出す。

 

「そぉ……れっ!」

 

 

 

バチュッ! バチュッ! バチュッ! バチュッ!

 

 

 

「あああぁぁぁぁっっ!!❤❤ ああんっ!❤ あんっ!❤ あんっ!❤ あんっ!❤」

 

――ああっ……あああっ!❤ こんな……もうカナヲちゃんやしのぶちゃんと合わせてたら何十回も射精してるのに……炭治郎君凄い……っ。それとも若い殿方って皆そうなのっ?……。

 

アオイは突き上げて来る逸物の衝撃に、大きく嬌声を上げる。蜜璃は水音が混じった挿入音を出す逸物から目が離せない。油断すると更に近付いて息が掛かりそうである。

この時、蜜璃の中で炭治郎の評価は変わっていた。「妹想いの誰にも優しい年下の男の子」では無くなり、こう思ったのだ。

 

『雄』であると。

 

彼に少しでも好意を持つ雌は一瞬にして手籠めにされ、彼無くして生きていけなくされるのだと。

 

――私が此処に居るって気付かれたら……こ、今度は私が犯されちゃうのかな……ゴクッ。

 

優しい炭治郎が同意も無くそんな事をする筈が無いのだが、蜜璃の印象は昼までの出来事が頭の片隅に追いやられ、この獣欲に支配された炭治郎一色で染まっていた。

 

そもそも、単純な力量では蜜璃の方が格上なのだ。そんな『もしも』は起こり得ない。

そんな事実を忘れて、蜜璃の脳内では蜜璃自身が想像された炭治郎に犯され始める。

 

『甘露寺さん、貴女はいけない人ですね。覗き見なんて、俺がお仕置きしてあげますよ!』

 

乳房(おっぱい)柔らかいなぁ……それに美味しそうです。』

 

『こんなにジュクジュクに濡らしちゃって、今から舐めてあげますね。』

 

『俺に任せて……優しくしますから。絶対に痛い思いはさせませんよ。蜜璃さん。』

 

『蜜璃さんっ! 蜜璃さんっ! 蜜璃さんっ!』

 

――~~~~っ!!❤❤

 

蜜璃は脳内の炭治郎に犯されて絶頂した。最後に至っては苗字では無く名前で呼ぶ始末である。

 

「じゅるぅっ! んちゅっ! ずちゅるっ! ぢゅるっ! ぢゅちゅっ! じゅるぅっ!」

 

しかし、炭治郎は未だに気付かない。アオイの首を振り向かせて口付け(キス)をする。アオイもそれを受け入れて舌を伸ばして絡ませ、獣欲のままに唾液を交換する。

そして間も無く十回目の膣内射精が行われた。

 

 

ビュルルビュルルビュルルルルゥゥゥゥゥゥゥッッッッ!!! ビュルルルルルウウウウゥゥゥゥ!!!!

 

 

「~~っ❤!……~~~~っ❤❤!!!」

 

アオイは口付け(キス)をしたまま、白濁の溶岩を下から叩き付けられ絶頂する。今までで一番大きかった絶頂だったため、それは起こった。

プシャっと水音が鳴った瞬間、秘部から大きく潮を吹いたのだ。

 

そしてその潮は、眼前に居た蜜璃に直撃してしまう。

 

――っ!?!?!?!?

 

潮が掛かった蜜璃は驚愕して、思わず後ろに下がり尻餅を付いた。そして事態は起こってしまう。

 

「ああっ……気持ち良かっ……っんんん!?」

 

炭治郎は余韻に浸る間も無く、有る筈の無い匂いを嗅いで狼狽する。そして匂いの下を辿り前を見た。

 

「か……甘露寺さんっ……っ!?」

 

其処には全裸で座り込む蜜璃がいた。額に着けていた『紙眼』は潮で濡れて効力を失っていた。

 

「あっ……えっと……お、おはよう! アオイちゃんっ! た、炭治郎君!」

 

蜜璃は咄嗟に朝の挨拶をしたのだが、その姿は滑稽極まりなく、鬼殺隊が誇る柱が一人、恋柱の威厳は皆無だった。

 

「あぅ……えへへへっ❤……っ❤」

 

快楽のあまりアオイが失神した事だけが、この場における唯一の救いであった。

 

 

 

 

 

 

大正二年(一九一三年) 三月十四日(金)

時間帯:早朝

天気:晴れ

 

 

後三十分もしない内に太陽が姿を現さんとする時に、蝶屋敷の門前に二台の車が到着した。

運転席と助手席から三人の『(カクシ)』と一人の隊士が現れた。村田隊士と言う、炭治郎とも比較的多く付き合いのある隊士だ。鬼の禰豆子にも理解がある。

本人は後部座席に座る者達を降ろすために、(ドア)を開けながらこう思った。

 

――まさか、禰豆子以外にこんな鬼がいるとはなぁ……っ。

 

車から降りて来たのは紫苑を基調とした多様な花の絵柄が描かれた着物を着ている美女だ。千人に「美女か醜女か」と質問すれば間違い無く即答で全員が美女と答えるだろう。

 

そんな美女の隣にいたのは水色の髪をした書生の恰好をした少年だった。何故か少年の額には青筋が立っている。

 

二台の車から降りて来たのは禰豆子と同様の竹製の口枷を口に咥えた二十代後半の男性だ。その目は虚ろで非常に大人しい。

 

その男性の隣に駆け寄る様に回って来たのは一人の女性だ。先の女性には及ばないが十分、美人と言える部類に入るだろう。

 

因みに車内には日の出に備えて、身体を覆える様に黒の外套(マント)が用意されていたが、杞憂で済んだ様だ。

 

村田隊士と『(カクシ)』達に案内され、蝶屋敷に入って行く。すると玄関にはこの蝶屋敷の主たる蟲柱・胡蝶しのぶが立っていた。しのぶは鎹烏の急報を受けて、急ぎ準備をしていたのだ。

 

「初めまして、私は鬼殺隊・蟲柱の胡蝶しのぶと申します。蝶屋敷へようこそ。珠世さん、愈史郎さん。」

 

しのぶはそう言って、珠世達に優雅にそう一礼した。




お待たせ致しました。7/14(水)更新と予告してますが、サプライズ更新と言う事で。

更新と言っても、大改訂の残骸みたいなものです。当初はしないと宣言していましたが、やはりやらないと心残りが出来ると思って書き直して死蔵していたのを手直しして引っ張り出して来ました。

7/14(水)の更新ですが、予告通りしたいと思います。もし無理なら事前に連絡致します。もう暫くお待ち下さいませ。

登場人物の性器発言ってどう思います?

  • 有り(エロくなるからばっちこい)
  • 無し(日輪刀、鞘とオブラートに揶揄って)
  • 作者にお任せ
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